JP2007059713A - 光結合装置及びそれを備える電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】多種多様な構造を容易に実現することができ、コストの低減を図ることが可能な光結合装置を提供する。
【解決手段】発光センサー部11及び受光センサー部12別に、透光性樹脂23、27の1次モールドと非透光性樹脂24、28の2次モールドを行い、その上で結合部13の3次モールドを行っている。従って、1次モールドの成形金型及び2次モールドの成形金型ばかりではなく、3次モールドの成形金型をも必要とするが、それぞれの成形金型を用いて、透光性樹脂23、27、非透光性樹脂24、28、結合部13を形成するだけなので、成形金型の構造を簡単化することができ、成形金型のコストを低減することができる。また、1次乃至3次モールド別に、複数種の成形金型を作製しておけば、それらの成形金型を組み合わせることにより多種多様な光結合装置を安価に提供することが可能なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子と受光素子を備える光結合装置、及びそれを備える電子機器に関する。
周知の様に、この種の光結合装置は、発光素子と受光素子とを備えており、電気信号を発光素子により光信号に変換して、この光信号を発光素子から受光素子へと送受し、この光信号を受光素子により電気信号に変換し、これにより入力側と出力側を電気的に絶縁した状態で信号伝達を行なう。
この様な光結合装置は、高信頼性と光変換効率の安定化のために透光性樹脂と非透光性樹脂の2重モールドにより封止されたものが多い。例えば、発光素子及び受光素子別に、素子を覆う透光性樹脂を1次モールドし、更にそれぞれの透光性樹脂を共に覆う非透光性樹脂を2次モールドして、該各素子を一体化している(特許文献1を参照)。また、発光素子及び受光素子別に、素子を2重モールドしてから、該各素子を一体化している(特許文献2を参照)。
透光性樹脂は、発光素子や受光素子を直接覆うために用いられる。また、非透光性樹脂は、透光性樹脂を覆って、外乱光の侵入を防ぐ役目を果たすために用いられる。あるいは、非透光性樹脂は、発光素子と受光素子を位置決めして、該各素子間の離間距離を設定するために用いられたり、光結合装置そのものを位置決めもしくは固定するための取り付け部材になることもある。
特開平5−315639号公報 特開平11−261103号公報
ところで、光結合装置は、その用途や目的に応じて種々のものが提供されている。従って、発光素子と受光素子間の離間距離や光結合装置の取り付け部材も多種多様であって、これらの変更の度に、非透光性樹脂のモールド成形金型を新規に作製する必要あり、不経済であった。
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、多種多様な構造を容易に実現することができ、コストの低減を図ることが可能な光結合装置、及びそれを備える電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光結合装置は、発光素子及び該発光素子に接続されたリードの一部を覆う透光性樹脂を1次モールドし、この透光性樹脂を覆う非透光性樹脂を2次モールドしてなる発光センサー部と、受光素子及び該受光素子に接続されたリードの一部を覆う透光性樹脂を1次モールドし、この透光性樹脂を覆う非透光性樹脂を2次モールドしてなる受光センサー部と、前記非透光性樹脂と融着し得る材質の非透光性樹脂を3次モールドしてなり、前記発光センサー部及び前記受光センサー部を結合する結合部とを備えている。
この様な本発明によれば、発光センサー部及び受光センサー部別に、透光性樹脂の1次モールドと非透光性樹脂の2次モールドを行い、その上で発光センサー部及び受光センサー部を結合するための3次モールドを行っている。従って、1次モールドの成形金型及び2次モールドの成形金型ばかりではなく、3次モールドの成形金型をも必要とするが、それぞれの成形金型を用いて、素子を覆う透光性樹脂、透光性樹脂を覆う非透光性樹脂、2つのセンサー部を結合する結合部を形成するだけなので、成形金型の構造を簡単化することができ、成形金型のコストを低減することができる。また、1次乃至3次モールド別に、複数種の成形金型を作製しておけば、新たな成形金型を逐一作製する必要がなくなり、それらの成形金型を組み合わせることにより多種多様な光結合装置を安価に提供することが可能なる。
また、結合部となる非透光性樹脂として、発光センサー部及び受光センサー部の非透光性樹脂と融着し得る材質のものを適用しているので、発光センサー部及び前記受光センサー部を結合部を介して強固に結合することができる。
また、本発明においては、前記結合部は、光結合装置の位置決めもしくは固定部材、光結合装置の転倒防止部材、光結合装置の横方向への固定部材及び該固定部材の補強部材、前記発光センサー部もしくは前記受光センサー部のスリット用遮光部材等を有しており、3次モールドにより前記位置決めもしくは固定部材、前記転倒防止部材、前記固定部材及び補強部材、前記スリット用遮光部材等が該結合部と共に同時形成される。従って、3次モールドの成形金型として、これらの部材を結合部に付加し得るそれぞれのものを作製しておくことになる。
また、本発明においては、前記発光センサー部の非透光性樹脂もしくは前記受光センサー部の非透光性樹脂は、3次モールドに際し、前記結合部材となる非透光性樹脂の一部が侵入する孔を有している。あるいは、前記発光センサー部もしくは前記受光センサー部はリードフレームを有しており、このリードフレームの一部が前記結合部内に侵入している。これにより、発光センサー部もしくは受光センサー部と結合部間の結合強度を高くすることができる。
また、本発明においては、前記結合部は、前記発光センサー部のリードの一部もしくは前記受光センサー部のリードの一部を覆っている。この様に結合部によりリードを覆えば、半田付けに対する耐熱性を向上させることができる。この場合は、結合部の非透光性樹脂として耐熱性に優れた材質を適用するのが好ましい。
更に、本発明においては、前記結合部は、前記発光センサー部もしくは前記受光センサー部を囲って保持している。これにより、発光センサー部もしくは受光センサー部と結合部間の結合強度を向上させることができる。
また、本発明の電子機器は、上記本発明の光結合装置を備えているので、光結合装置の設計の自由度が高くなり、コストの増大を抑えることができる。この様な電子機器としては、プリンター、複写機、ファクトリーオートメーション等がある。
この様に本発明の光結合装置によれば、成形金型の構造を簡単化することができ、成形金型のコストを低減することができる。また、1次乃至3次モールド別に、複数種の成形金型を作製しておけば、新たな成形金型を逐一作製する必要がなくなり、それらの成形金型を組み合わせることにより多種多様な光結合装置を安価に提供することが可能なる。
また、本発明の電子機器によれば、光結合装置の設計の自由度が高く、コストの増大を抑えることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<実施形態1>
図1(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態1を示す平面図、(a)の一点鎖線Aに沿う縦断面図、底面図、及び(b)の一点鎖線Bに沿う縦断面図である。本実施例の光結合装置10は、発光センサー部11と、受光センサー部12と、発光センサー部11及び受光センサー部12を結合する結合部13とを備えている。
発光センサー部11は、発光素子21及び該発光素子21に接続されたリード22の一部を覆う透光性樹脂23を1次モールドし、この透光性樹脂23を覆う非透光性樹脂24を2次モールドしたものである。
受光センサー部12は、受光素子25及び該受光素子25に接続されたリード26の一部を覆う透光性樹脂27を1次モールドし、この透光性樹脂27を覆う非透光性樹脂28を2次モールドしたものである。
結合部13は、非透光性樹脂24、28と同様の材質の非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
この結合部13の3次モールドに際しては、成形金型において発光センサー部11及び受光センサー部12を位置決めして、結合部13となる非透光性樹脂を成形する。ここで、結合部13となる非透光性樹脂が非透光性樹脂24、28と同様の材質であるので、該各樹脂の融点が一致する。このため、結合部13となる加熱溶融された非透光性樹脂が非透光性樹脂24、28に接触すると、それぞれの接触面で非透光性樹脂24、28も加熱溶融され、結合部13がそれぞれの接触面で非透光性樹脂24、28に融着する。これにより、結合部13を介して、発光センサー部11と受光センサー部12が連結されて一体化する。
この様な構成の光結合装置10においては、発光センサー部11の発光素子21と受光センサー部12の受光素子25が規定の離間距離を置いて対向配置されており、電気信号が発光素子21により光信号に変換されて、この光信号が発光素子21から発光センサー部11の光出射口11aを介して出射され、この光信号が受光センサー部12の光入射口12aを介して受光素子25で受光され、この光信号が受光素子25により電気信号に変換される。これにより、入力側と出力側を電気的に絶縁した状態で信号伝達が行なわれる。
この様な本実施例の光結合装置10では、発光センサー部11及び受光センサー部12別に、透光性樹脂23、27の1次モールドと非透光性樹脂24、28の2次モールドを行い、その上で結合部13の3次モールドを行っている。従って、1次モールドの成形金型及び2次モールドの成形金型ばかりではなく、3次モールドの成形金型をも必要とするが、それぞれの成形金型を用いて、透光性樹脂23、27、非透光性樹脂24、28、結合部13を形成するだけなので、成形金型の構造を簡単化することができ、成形金型のコストを低減することができる。また、1次乃至3次モールド別に、複数種の成形金型を作製しておけば、新たな成形金型を逐一作製する必要がなくなり、それらの成形金型を組み合わせることにより多種多様な光結合装置を安価に提供することが可能なる。
<実施形態2>
図2(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態2を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。尚、図2において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置30では、図1の結合部13の代わりに、結合部31を設けている。この結合部31は、結合部13と同様に、非透光性樹脂24、28と同様の材質の非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
また、3次モールドに際しては、成形金型により結合部31の底面から突出するボスピン31aが形成される。このボスピン31aは、プリント基板等の孔に挿入されて、プリント基板等の上で光結合装置30を位置決めするために用いられる。
図3(a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2の光結合装置30の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。この変形例の光結合装置30Aでは、図2の結合部31の代わりに、結合部32を設けている。この結合部32の底面には、3次モールドにより位置決め用穴32aが形成されている。この位置決め用穴32aは、プリント基板等に突設されたピンが挿入されて、プリント基板等の上で光結合装置30Aを位置決めするために用いられる。
図4(a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2の光結合装置30の他の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。この変形例の光結合装置30Bでは、図2の結合部31の代わりに、結合部33を設けている。この結合部33の両側壁には、3次モールドにより横方向に突出する突出片33aとその孔33bが形成されている。各突出片33aの孔33bにはそれぞれのビスがプリント基板等の孔を介して挿入され、これらのビスにナットが捩じ込まれ、これによりプリント基板等の上で光結合装置30Bが位置決めされる。
尚、突出片33aの孔33bの内周面に雌ネジをタッピングしたり、ビスの代わりに、タッピングネジを用いて、ナットを省略しても構わない。
図5(a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2の光結合装置30の別の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。この変形例の光結合装置30Cでは、図2の結合部31の代わりに、結合部34を設けている。この結合部34の両側壁には、3次モールドにより下方に突出するフック片34aが形成されている。各フック片34aは、プリント基板等の孔に挿入され、該各フック片34aのカギ状先端部34bがプリント基板等の裏側で孔の縁に引っ掛かり、これによりプリント基板等の上で光結合装置30Cが位置決めされる。
従って、3次モールドにより結合部31、32、33、34等を形成するためのそれぞれの成形金型を予め作製しておけば、同一の発光センサー部11及び受光センサー部12を用いても、それらの成形金型を使い分けることにより多様な光結合装置を提供することができる。
<実施形態3>
図6(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態3を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。尚、図6において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置40では、図1の結合部13の代わりに、結合部41を設けている。この結合部41は、結合部13と同様に、非透光性樹脂24、28と同様の材質の非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
また、3次モールドに際しては、成形金型により結合部41の両側壁から横方向に突出する突出片42が形成されている。光結合装置40をプリント基板等に搭載した状態では、結合部41の両側壁の各突出片42がプリント基板等に当接し、光結合装置40の横倒れを防止して、光結合装置40を安定的に支える。
<実施形態4>
図7(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態4を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。尚、図7において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置50では、図1の結合部13の代わりに、結合部51を設けている。この結合部51は、結合部13と同様に、非透光性樹脂24、28と同様の材質の非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
また、該結合部51から発光センサー部11までの範囲には、結合部51の両側に補強板51aが形成されている。そして、各補強板51aの一端近傍から横方向に突出する突出片52が形成され、各突出片52に孔52aが形成されている。各補強板51aも、非透光性樹脂の3次モールドにより形成されたものであるから、発光センサー部11の非透光性樹脂24の側壁面に融着している。これにより、各突出片52と光結合装置50本体との結合強度が増大され、各突出片52の強度そのものも増大されている。
各突出片52の孔52aにはそれぞれのビスがプリント基板等の孔を介して挿入され、これらのビスにナットが捩じ込まれ、これによりプリント基板等の上で光結合装置50が位置決めされる。従って、プリント基板等に対しては、光結合装置50が横倒しの状態で搭載される。
<実施形態5>
図8(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態5を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。尚、図8において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置60では、図1の結合部13の代わりに、結合部61を設けている。この結合部61は、結合部13と同様に、非透光性樹脂24、28と同様の材質の非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
また、結合部61の上面には、該上面から発光センサー部11の光出射口11aに至る遮光部材62が形成され、また該上面から受光センサー部12の光入射口12aに至る遮光部材63が形成されている。各遮光部材62、63は、光出射口11a及び光入射口12aをそれぞれ部分的に遮蔽するスリットとしての役目を果たす。これにより、発光センサー部11と受光センサー部12間での被検出物体の検知分解能が向上する。
<実施形態6>
図9は、本発明の光結合装置の実施形態6を示す図であって、(a)が(d)の一点鎖線Bに沿う横断面図、(b)が側面図、(c)が底面図、及び(d)が(b)の一点鎖線Aに沿う縦断面図である。尚、図9において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置70では、発光センサー部11の底部に貫通孔11bを形成すると共に、受光センサー部12の底部に貫通孔12bを形成している。各貫通孔11b、12bの一端には、孔径が広がった係止部11c、12cを形成している。結合部71は、結合部13と同様に、非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
3次モールドに際しては、結合部71となる加熱溶融された非透光性樹脂が非透光性樹脂24、28に接触して、結合部71がそれぞれの接触面で非透光性樹脂24、28に融着するだけではなく、該加熱溶融された非透光性樹脂が発光センサー部11の貫通孔11b及び受光センサー部12の貫通孔12bに侵入し、更に各貫通孔11b、12bの一端の係止部11c、12cに至る。そして、この状態で、該加熱溶融された非透光性樹脂が冷却されて硬化すると、結合部71から突出して発光センサー部11の貫通孔11bを貫通する棒体71a及び結合部71から突出して受光センサー部12の貫通孔12bを貫通する棒体71bが形成され、その上各棒体71a、71bの一端が各貫通孔11b、12bの一端の係止部11c、12cで広がって該各係止部11c、12cに係止する。これにより、結合部71と発光センサー部11並びに受光センサー部12と間の結合強度が増大する。
<実施形態7>
図10は、本発明の光結合装置の実施形態7を示す図であって、(a)が(d)の一点鎖線に沿う横断面図、(b)が(a)の一点鎖線に沿う縦断面図、(c)が底面図、及び(d)が(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。尚、図10において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置80では、発光センサー部11のリードフレームの一部を折り曲げて、連結用リード81とし、また受光センサー部12のリードフレームの一部を折り曲げて、連結用リード82としている。各連結用リード81、82の先端には、カギ状部81a、82aが形成されている。結合部83は、結合部13と同様に、非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。
3次モールドに際しては、結合部81となる加熱溶融された非透光性樹脂が非透光性樹脂24、28に接触して、結合部81がそれぞれの接触面で非透光性樹脂24、28に融着するだけではなく、該加熱溶融された非透光性樹脂に発光センサー部11の連結用リード81及び受光センサー部12の連結用リード82が侵入する。そして、この状態で、該加熱溶融された非透光性樹脂が冷却されて硬化すると、発光センサー部11の連結用リード81及び受光センサー部12の連結用リード82が結合部81内で保持されることになり、しかも各連結用リード81、82の先端のカギ状部81a、82aが結合部81内で引っ掛かる。これにより、結合部71と発光センサー部11並びに受光センサー部12との間の結合強度が増大する。
<実施形態8>
図11(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態8を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。尚、図11において、図1と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
本実施例の光結合装置90では、図1の結合部13の代わりに、結合部91を設けている。この結合部91は、結合部13と同様に、非透光性樹脂を3次モールドしたものであり、発光センサー部11及び受光センサー部12を規定の間隔で対向させて結合する。また、この結合部91は、発光センサー部11及び受光センサー部12の側壁面ではなく、該各センサー部11、12の底面に接触して融着され、該各センサー部11、12の底面を覆っている。従って、結合部91は、発光センサー部11のリード22の一部及び受光センサー部12のリード26の一部を覆って保持している。
この結合部91となる非透光性樹脂の材質は、発光センサー部11の非透光性樹脂24及び受光センサー部12の非透光性樹脂28に加熱融着し得るものであるが、耐熱性の点でより優れている。このため、半田付けに対する光結合装置90の耐熱性を向上させることができる。
尚、結合部91となる非透光性樹脂の材質が非透光性樹脂24、28と同様であっても、結合部91により発光センサー部11及び受光センサー部12の底面が覆われるので、半田付けに対する耐熱性の向上を期待することができる。
図12(a)、(b)、(c)、及び(d)は、図11の光結合装置90の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。この変形例の光結合装置90Aでは、図11の結合部91の代わりに、結合部92を設けている。この結合部92は、その縦幅及び横幅が図11の結合部91よりも広く、発光センサー部11及び受光センサー部12の底面ではなく、該各センサー部11、12の底面近傍の側壁を囲って保持し、この底面近傍の側壁面に接触している。この様に結合部91により発光センサー部11及び受光センサー部12の側壁を囲って保持すれば、結合部92と発光センサー部11並びに受光センサー部12との間の結合強度が増大する。
尚、本発明は、上記各実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、上記各実施形態及び各変形例を適宜に組合わせても良い。また、光結合装置全体の構成を適宜に変更しても構わない。
また、本発明は、光結合装置に限定されるものではなく、本発明の光結合装置を備える電子機器も包含する。電子機器としては、プリンター、複写機、ファクトリーオートメーション等がある。
(a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態1を示す平面図、(a)の一点鎖線Aに沿う縦断面図、底面図、及び(b)の一点鎖線Bに沿う縦断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態2を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。 図2の光結合装置の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿った断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2の光結合装置の他の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿った断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、図2の光結合装置の別の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態3を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿った断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態4を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態5を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。 本発明の光結合装置の実施形態6を示す図であって、(a)が(d)の一点鎖線Bに沿う横断面図、(b)が側面図、(c)が底面図、及び(d)が(b)の一点鎖線Aに沿う縦断面図である。 本発明の光結合装置の実施形態7を示す図であって、(a)が(d)の一点鎖線Cに沿う横断面図、(b)が(a)の一点鎖線Aに沿う縦断面図、(c)が底面図、及び(d)が(b)の一点鎖線Bに沿う縦断面図である。 (a)、(b)、(c)、及び(d)は、本発明の光結合装置の実施形態8を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。 図11の光結合装置の変形例を示す平面図、側面図、底面図、及び(b)の一点鎖線に沿う縦断面図である。
符号の説明
10、30、40、50、60、70、80 光結合装置
11 発光センサー部
12 受光センサー部
13、31、41、51、61、71、83 結合部
21 発光素子
22、26 リード
23、27 透光性樹脂
24、28 非透光性樹脂
25 受光素子

Claims (10)

  1. 発光素子及び該発光素子に接続されたリードの一部を覆う透光性樹脂を1次モールドし、この透光性樹脂を覆う非透光性樹脂を2次モールドしてなる発光センサー部と、
    受光素子及び該受光素子に接続されたリードの一部を覆う透光性樹脂を1次モールドし、この透光性樹脂を覆う非透光性樹脂を2次モールドしてなる受光センサー部と、
    前記非透光性樹脂と融着し得る材質の非透光性樹脂を3次モールドしてなり、前記発光センサー部及び前記受光センサー部を結合する結合部とを備えることを特徴とする光結合装置。
  2. 前記結合部は、光結合装置の位置決めもしくは固定部材を有しており、3次モールドにより前記位置決めもしくは固定部材が該結合部と共に同時形成されることを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  3. 前記結合部は、光結合装置の転倒防止部材を有しており、3次モールドにより前記転倒防止部材が該結合部と共に同時形成されることを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  4. 前記結合部は、光結合装置の横方向への固定部材及び該固定部材の補強部材を有しており、3次モールドにより前記固定部材及び補強部材が該結合部と共に同時形成されることを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  5. 前記結合部は、前記発光センサー部もしくは前記受光センサー部のスリット用遮光部材を有しており、3次モールドにより前記スリット用遮光部材が該結合部と共に同時形成されることを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  6. 前記発光センサー部の非透光性樹脂もしくは前記受光センサー部の非透光性樹脂は、3次モールドに際し、前記結合部材となる非透光性樹脂の一部が侵入する孔を有することを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  7. 前記発光センサー部もしくは前記受光センサー部はリードフレームを有しており、このリードフレームの一部が前記結合部内に侵入していることを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  8. 前記結合部は、前記発光センサー部のリードの一部もしくは前記受光センサー部のリードの一部を覆うことを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  9. 前記結合部は、前記発光センサー部もしくは前記受光センサー部を囲って保持することを特徴とする請求項1に記載の光結合装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の光結合装置を備えることを特徴とする電子機器。
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