JP2007058255A - 鑑賞データ表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
鑑賞対象物の展示会場から離れた場合でも、該展示会場での閲覧順序および撮影順序に応じて再度鑑賞データおよびデジタルスチルカメラなどで撮影した画像を表示可能なシステムの提供にある。
【解決手段】
鑑賞データ表示装置10000は、鑑賞ID送信装置20000から送信される鑑賞IDを受信する鑑賞ID受信プログラム12000、受信した鑑賞IDに対応した鑑賞データを表示装置10100に表示する鑑賞データ表示プログラム11000、操作者の要求に応じて、鑑賞ID送信装置20000に対応して鑑賞データを表示した順に鑑賞データを再表示する鑑賞データ再表示プログラム13000を有する。
【選択図】 図1
鑑賞対象物の展示会場から離れた場合でも、該展示会場での閲覧順序および撮影順序に応じて再度鑑賞データおよびデジタルスチルカメラなどで撮影した画像を表示可能なシステムの提供にある。
【解決手段】
鑑賞データ表示装置10000は、鑑賞ID送信装置20000から送信される鑑賞IDを受信する鑑賞ID受信プログラム12000、受信した鑑賞IDに対応した鑑賞データを表示装置10100に表示する鑑賞データ表示プログラム11000、操作者の要求に応じて、鑑賞ID送信装置20000に対応して鑑賞データを表示した順に鑑賞データを再表示する鑑賞データ再表示プログラム13000を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、利用者に対して、絵画等の鑑賞対象物に関する鑑賞データを表示する技術に関する。この中でも特に、鑑賞対象物を鑑賞した後、再度本鑑賞物の鑑賞データを表示する技術に関する。なお、鑑賞データの表示には、鑑賞対象物の展示会場の案内も含まれる。
従来、絵画などの鑑賞物の鑑賞データを表示するものとして、特許文献1がある。特許文献1においては、利用者が携帯する携帯可能媒体に、鑑賞データと識別データを対応付けて記憶しておき、被鑑賞対象の毎に設置された記憶媒体から送信される識別データに対応する鑑賞データを選択して表示する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1においては、鑑賞対象物の展示会場において鑑賞データを表示することは可能であるものの、展示会場から離れた場合(帰宅した場合など)再度鑑賞データを見たい場合に対応することはできなかった。通常、旅行などに出かけた場合、写真等を撮り、帰宅後それを見ることが行われている。このことを考慮すると、鑑賞データを再度見たい要求はあるものの、この要求を満たす技術は存在しなかった。
そこで、本発明では、帰宅後などに一旦出力した鑑賞データを再表示するために、出力状況を示すログ情報を記録しておき、このログ情報に基づいて鑑賞データを表示する構成とした。より具体的には、本発明には以下の態様が含まれる。
鑑賞対象に関する鑑賞データを表示する鑑賞データ表示装置において、鑑賞対象物毎に設置された記憶媒体から当該記憶媒体もしくは前記鑑賞対象物を識別する識別情報を受信し、受信された前記識別情報に対応付けて記憶された前記鑑賞対象物に関する鑑賞データを出力し、前記鑑賞データの出力を検知し、検知された前記鑑賞データの出力に対応する識別情報と出力された時間を示す時間情報をログ情報として対応付けて記憶し、利用者からの表示要求の入力に応じて、前記ログ情報に含まれる時間情報の順序に従って対応する識別情報に対応する鑑賞データを表示するものである。
また、この鑑賞データ表示装置において、本鑑賞データ表示装置は、ネットワークを介して、前記識別情報と前記鑑賞データを対応付けて記憶するサーバ装置と接続可能であり、前記記憶媒体から識別情報を受信した場合、当該識別情報を含む鑑賞データ要求情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から前記鑑賞データ要求情報に対応する鑑賞データを受信し、受信された前記鑑賞データを出力することも本発明に含まれる。
また、この鑑賞データ表示装置において、前記サーバ装置から受信された鑑賞データを、対応する識別情報と対応付けて記憶することも含まれる。
さらに、これらの鑑賞データ表示装置において、当該表示装置で表示可能なデータであって、撮影時間を含む画像データを記憶しておき、前記時間情報および前記撮影時間の示す時間の順序で、前記鑑賞データおよび前記画像データを表示することも本発明に含まれる。
また、これらの鑑賞データ表示装置において、前記表示要求の入力に応じて、前記時間情報と前記鑑賞データを対応付けた表示データを生成して、記憶しておき、記憶された前記表示データに従って鑑賞データを表示することも含まれる。
なお、これらの鑑賞データ表示装置として、携帯電話、パーソナルコンピュータ等が含まれる。さらに、本発明には、鑑賞データ装置にネットワークを介して接続する鑑賞データサーバ装置や鑑賞データの識別情報(鑑賞ID)を送信(提示)する鑑賞ID送信装置も含まれる。また、これらの装置を用いた情報処理方法も本発明に含まれる。
本発明よれば、鑑賞対象物から離れた位置でも容易に鑑賞データの再表示が可能になる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。本実施の形態は、ソフトウエア製品の仲介を例に説明するが、本発明はそれに限定されるものではない。
まず、本実施の概要を図1に示す。
鑑賞データ表示装置10000は、鑑賞ID送信装置20000から送信される鑑賞IDを受信する鑑賞ID受信プログラム12000、受信した鑑賞IDに対応した鑑賞データを表示装置10100に表示する鑑賞データ表示プログラム11000、操作者の要求に応じて、鑑賞ID送信装置20000に対応して鑑賞データを表示した順に鑑賞データを再表示する鑑賞データ再表示プログラム13000を有する。
鑑賞データ表示装置10000は、鑑賞ID送信装置20000から送信される鑑賞IDを受信する鑑賞ID受信プログラム12000、受信した鑑賞IDに対応した鑑賞データを表示装置10100に表示する鑑賞データ表示プログラム11000、操作者の要求に応じて、鑑賞ID送信装置20000に対応して鑑賞データを表示した順に鑑賞データを再表示する鑑賞データ再表示プログラム13000を有する。
鑑賞データ表示装置10000はさらに、鑑賞データ18000、鑑賞IDと鑑賞データの対応表である鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000、受信した鑑賞IDのログを記録する鑑賞イベントログ14000、鑑賞イベントログ14000に基づき再表示した鑑賞データを表示順に応じて記録する鑑賞プレイリストを有する。
鑑賞データ表示装置10000はさらに、鑑賞データサーバ30000から鑑賞データをダウンロードする鑑賞データダウンロードプログラム16000、撮影時間を含む画像データを記憶する撮影画像データ19000からなる。
鑑賞データ表示装置10000と鑑賞データサーバ30000は、有線または無線のネットワークによって接続されている。
鑑賞データサーバ30000は、鑑賞データ表示装置10000から受信した鑑賞IDに対応する鑑賞データを決定するための鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル32000、鑑賞IDに対応するデータを鑑賞データ31000から取得し、鑑賞データ表示装置10000に配信する鑑賞データ配信プログラム33000からなる。
次に、鑑賞データ表示装置10000の構成要素について説明する。
鑑賞ID受信プログラム12000は、鑑賞ID送信装置20000から鑑賞IDを受信すると、鑑賞データ表示プログラム11000を起動する。鑑賞データ表示プログラム11000のPAD(Problem Analysis Diagram)図を図5に示す。
鑑賞ID受信プログラム12000は、鑑賞ID送信装置20000から鑑賞IDを受信すると、鑑賞データ表示プログラム11000を起動する。鑑賞データ表示プログラム11000のPAD(Problem Analysis Diagram)図を図5に示す。
ステップ11100では、鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000に基づき、受信した鑑賞IDに対応する鑑賞データを決定する。鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000の例を図2に示す。鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000は鑑賞IDとその鑑賞IDに対応する鑑賞データを指定する文字列のレコードからなる。図7の例では、URI(Uniform Resource Identifier)によって鑑賞データの電子ファイルの格納場所が示されている。本ステップでは、鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000から送信された鑑賞IDに関連するレコードを検索することで、該鑑賞IDに対応する鑑賞データのURIを決定する。なお、いわゆるURL(Uniform Resource Locator)をURIとして用いてもよい。
ステップ11200では、ステップ11100で決定した鑑賞データのURIに基づき、鑑賞データ18000から対応する鑑賞データを取得する。ここで鑑賞データ18000は鑑賞データ表示装置10000内に存在する必然性はなく、鑑賞データサーバ30000に格納されていても良い。鑑賞データのURIに鑑賞データサーバ30000内の鑑賞データが設定されている場合、鑑賞データダウンロードプログラム16000を起動する。鑑賞データダウンロードプログラム16000は、該URIに基づき、鑑賞データサーバ30000から鑑賞データをダウンロードし、鑑賞データ表示装置10000内の鑑賞データ18000に格納する。さらに鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000の対応する鑑賞データのURIを、該鑑賞データ18000内の鑑賞データを格納したURIに更新する。また鑑賞データ表示装置10000内の鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000に鑑賞ID送信装置20000から受信した鑑賞IDが記載されていない場合、鑑賞データサーバ30000にその鑑賞IDを送信する。鑑賞データサーバ30000は受信した鑑賞IDに関して、鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル32000を検索し、対応するレコードが存在する場合は、鑑賞IDに対応する鑑賞データを取得し、鑑賞データ配信プログラム33000により鑑賞データ表示装置10000に送信する。ここで鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル32000および鑑賞データサーバで鑑賞データを決定する処理は、鑑賞データ再生装置10000内の処理と同様の処理で実現することが出来る。
ステップ113000では、ステップ11200で取得した鑑賞データを表示装置10100に表示する。ここで本発明においては、鑑賞データは画像データに限らず、動画データ、テキストデータ、CGデータ、音声データなどでも良く、その各々に適した出力装置に出力される。
ステップ11400では、受信した鑑賞IDと受信時刻からなるレコードを鑑賞イベントログ14000に追加する。鑑賞イベントログ14000の例を図3に示す。
次に鑑賞データ表示装置10000は、操作者からの鑑賞データ再表示要求を受信した場合、鑑賞データ再表示プログラム13000を起動する。鑑賞データ再表示プログラム13000の処理PAD図を図6に示す。
ステップ13100では、鑑賞イベントログ14000の各レコードについて、ステップ13200以降の処理を実行する。
ステップ13200では、鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブル17000に基づき、処理対象レコードの鑑賞IDに対応する鑑賞データのURIを決定する。ステップ13300では、ステップ13200で決定した鑑賞データのURIに基づき、鑑賞データを取得する。ステップ13400では、ステップ13300で取得した鑑賞データを表示装置10100に表示する。
また、鑑賞データ再表示プログラム16000の別の実施例として、初回の鑑賞データ再表示時に鑑賞イベントログ14000の各レコードの鑑賞IDとその受信時刻、該鑑賞IDから決定した鑑賞データのURIからなるレコードを含む鑑賞プレイリスト15000を作成することにより、再度の鑑賞データ再表示時に、鑑賞ID−鑑賞データ対応テーブルに基づく鑑賞データ決定処理を省略可能な処理PAD図を図7に示す。さらに図7で示した鑑賞データ再表示プログラム16000では、鑑賞データ表示装置10000で表示した鑑賞データの他に、デジタルスチルカメラなどで撮影した画像データも時系列で表示することが出来る。
ステップ13500では、鑑賞プレイリスト15000の有無を判定し、鑑賞プレイリスト15000が存在しない場合は、ステップ13510以降の処理を行う。
ステップ13510では、一つもレコードを有しない鑑賞プレイリスト15000を作成する。鑑賞プレイリスト15000の例を図4に示す。
ステップ13520では、鑑賞イベントログ14000の各レコードおよび撮影画像データ19000の中で未処理のものが無くなるまで、ステップ13530以降の処理を実行する。ここで撮影画像データは画像データおよび撮影時刻が取得可能な形式とする。
ステップ13530では、未処理の鑑賞イベントログのレコードで、最も鑑賞ID受信時刻が早いものと、未処理の撮影画像データのなかで撮影時刻が最も早いものを比較し、時刻の早いデータを表示すべき鑑賞データとして決定する。
ステップ13540では、処理対象レコードから取得した鑑賞IDおよびその取得時刻、ステップ13530で決定した鑑賞データのURIからなるレコードを鑑賞プレイリスト15000に追加する。
ステップ13700では、鑑賞プレイリスト15000の各レコードについて、ステップ13710以降の処理を行う。
ステップ13710では、処理対象レコードから鑑賞データのURIを取得する。ステップ13720では、ステップ13710で取得した鑑賞データを表示装置10100に表示する。なお、この表示処理は、取得時刻の順序で時系列に表示してもよい。また、鑑賞データ以外の画像データを保存しておき(もしくは他の情報処理装置から取り込み)、これも含めた形で時系列に表示してもよい。この場合、この画像データには、撮影日時や保存日時など時間を示す情報が含まれているものであって、これを用いて表示順序を特定する。
本発明は、鑑賞データの表示および再表示を、コンピュータを用いて実現することが可能になる。
10000…鑑賞データ表示装置
20000…鑑賞ID送信装置
30000…鑑賞データサーバ
20000…鑑賞ID送信装置
30000…鑑賞データサーバ
Claims (5)
- 鑑賞対象に関する鑑賞データを表示する鑑賞データ表示装置において、
鑑賞対象物毎に設置された記憶媒体から当該記憶媒体もしくは前記鑑賞対象物を識別する識別情報を受信する手段と、
受信された前記識別情報に対応付けて記憶された前記鑑賞対象物に関する鑑賞データを出力する手段と、
前記鑑賞データの出力を検知し、検知された前記鑑賞データの出力に対応する識別情報と出力された時間を示す時間情報をログ情報として対応付けて記憶する手段と、
利用者からの表示要求の入力に応じて、前記ログ情報に含まれる時間情報の順序に従って、対応する識別情報に対応する鑑賞データを表示する手段とを有することを特徴とする鑑賞データ表示装置。 - 請求項1に記載の鑑賞データ表示装置において、
ネットワークを介して、前記識別情報と前記鑑賞データを対応付けて記憶するサーバ装置と接続しており、
前記記憶媒体から識別情報を受信した場合、当該識別情報を含む鑑賞データ要求情報を前記サーバ装置に送信する手段と、
前記サーバ装置から前記鑑賞データ要求情報に対応する鑑賞データを受信する手段とをさらに有し、
前記鑑賞データを出力する手段は、受信された前記鑑賞データを出力することを特徴とする鑑賞データ表示装置。 - 請求項2に記載の鑑賞データ表示装置において、
前記サーバ装置から受信された鑑賞データを、対応する識別情報と対応付けて記憶する手段をさらに有することを特徴とする鑑賞データ表示装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の鑑賞データ表示装置において、
前記表示する手段に表示可能なデータであって、撮影時間を含む画像データを記憶する手段を有し、
前記表示する手段は、前記時間情報および前記撮影時間の示す時間の順序で、前記鑑賞データおよび前記画像データを表示することを特徴とする鑑賞データ表示装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の鑑賞データ表示装置において、
前記表示要求の入力に応じて、前記時間情報と前記鑑賞データを対応付けた表示データを生成して、記憶する手段とを有し、
前記表示する手段は、記憶された前記表示データに従って鑑賞データの表示を実行することを特徴とする鑑賞データ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005239270A JP2007058255A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 鑑賞データ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005239270A JP2007058255A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 鑑賞データ表示装置 |
Publications (1)
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JP2005239270A Pending JP2007058255A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 鑑賞データ表示装置 |
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