JP2007056652A - 木製建具の框材 - Google Patents

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誠市 荻野
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Abstract

【課題】芯材に間伐材の集成材を使用しても、見栄えがよく、時間が経過しても歪みが出にくい框材を提供する。
【解決手段】数枚の間伐材を張り合わせた集成材を芯材2とし、芯材2の見付面G1の両面に下貼4としてラワン合板を貼り付け、芯材2の見込み面G2の横方向の寸法と、芯材2の見付面G1の両面に貼り付けたラワン合板2枚分の厚さを合わせた寸法と同じ寸法の木口材3を、芯材2の見込み面G2の両側に貼り付ける。芯材2の見付面G1の横方向の寸法と、芯材の見込み面G2の両側に貼り付けた木口材3の2枚分の厚さを合わせた寸法と同じ寸法で、木口材3と同じ材質の仕上材4を、芯材2の見付面G1の両面に貼り付けた下貼4に貼り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家具などの木製建具に使用される框材に関するものである。
近年、木材生産が制約される傾向にあり、木製建具などを製作する場合、框材を1本の原木から取り出すことは、木材生産地からの供給が制限され、コスト面などで非常に困難な状況になっている。そのため、間伐材の集成材を芯材にして、その周りに1mm程度の仕上げ材を貼り付け、一見しただけでは集成材であることが分からないように、見栄えをよくした框材が利用されていた。
しかしながら、上記のように形成された框材を利用して作成された木製建具は、芯材の集成材が小径木の間伐材であるためそりが出やすく、集成材と貼り付けた仕上げ材との伸縮率が異なるため、時間が経過すると共に、木製建具に歪みが出て来るなどの問題があった。本発明は、見栄えがよく、時間が経過しても木製建具に歪みが出にくい框材を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明では、数枚の間伐材を張り合わせた集成材を芯材とし、芯材の見付面の両面に下貼としてラワン合板を貼り付け、芯材の見込み面の横方向の寸法と、芯材の見付面の両面に貼り付けたラワン合板2枚分の厚さを合わせた寸法と同じ寸法の木口材を、芯材の見込み面の両側に貼り付ける。芯材の見付面の横方向の寸法と、芯材の見込み面の両側に貼り付けた木口材2枚分の厚さを合わせた寸法と同じ寸法で、木口材と同じ材質の仕上材を、芯材の見付面の両面に貼り付けたラワン合板に貼り付ける。本発明は以上のような構成になっているので、框材の外観上1本の原木から構成されているように見えるため、木製建具の高級感を損なわず、また時間が経過しても木製建具に歪みが出にくい框材を提供することが出来る。
本発明の框材は以上のような構成になっているため、時間を経過しても本発明の框材を使用して作成した木製建具に歪みが出にくく、また、表面から見ただけでは、芯材に間伐材を張り合わせた集成材を使用していることが判明できず、見栄えの良い木製建具を提供することが出来る。
本発明の框材を図面に従って説明すると、図1は框材1の分解斜視図で、框材1は、間伐材を集成材として数本貼り合わせた芯材2と、ラワン合板の下貼5と、杉やヒノキなどの木口材3と、木口材3と同一材質の仕上材4とから形成されている。
芯材2の見付面G1側の面には、芯材の幅W2と同寸法の幅で、芯材の長さL2と同寸法の長さの下貼5を貼り付ける。芯材2の見付面G1の反対側面にも、上記と同じ寸法の下貼5を貼り付ける。
次に、芯材2の見込み面G2側の面には、芯材の厚さT2に加え下貼の厚さT5が2枚分と同寸法の幅で、芯材の長さL2と同寸法の長さの木口材3を貼り付ける。芯材2の見込み面G2の反対側面にも、上記と同じ寸法の木口材3を貼り付ける。
次に、下貼5を貼り付けた見付面G1側の面には、芯材の幅W2に加え木口材の厚さT3が2枚分と同寸法の幅で、芯材の長さL2と同寸法の長さで、木口材3と同一材質の仕上材4を、下貼5の表面に貼り付ける。下貼5を貼り付けた見付面G1側の反対側面にも、上記と同じ寸法で木口材3と同一材質の仕上材4を貼り付ける。
また、芯材2の見付面G1側の面は柾目となるように形成し、木口材3の見込み面G2側の面は板目となるように形成し、仕上材4の見付面G1側の面は柾目となるように形成する。
このように形成された框材1は、表面上は木口材3と仕上材4が現れているため、芯材2に間伐材を使用した集合材で形成されていることが分からず、この框材1を使用して作成された建具は、框材1全体を杉やヒノキで作成するよりも単価を安く作成することが出来、見栄え上は杉やヒノキで作成されているような高級感を保つことができる。
また、芯材2に使用されている間伐材は小径木であるため、そのままでは時間の経過とともに間伐材のそりが現れ、ひいては框材1にもそりの影響が出やすいが、本発明の框材1は芯材2と仕上材4の間に下貼4が貼り付けられているため、芯材2のそりを押さえることが出来、この框材で作成された建具の耐用年数を伸ばすことが出来る。
框材の分解斜視図である。 框材の平面断面図である。
符号の説明
1 框材
2 芯材
3 木口材
4 仕上材
5 下貼
L1 框材の長さ
W1 框材の幅
T1 框材の厚さ
L2 芯材の長さ
W2 芯材の幅
T2 芯材の厚さ
L3 木口材の長さ
W3 木口材の幅
T3 木口材の厚さ
L4 仕上材の長さ
W4 仕上材の幅
T4 仕上材の厚さ
L5 下貼の長さ
W5 下貼の幅
T5 下貼の厚さ
G1 框材の見付面
G2 框材の見込み面

Claims (2)

  1. 数枚の間伐材を張り合わせた集成材を芯材とし、芯材の見付面の両面に下貼としてラワン合板を貼り付け、芯材の見込み面の横方向の寸法と、芯材の見付面の両面に貼り付けたラワン合板2枚分の厚さを合わせた寸法と同じ寸法の木口材を、芯材の見込み面の両側に貼り付け、芯材の見付面の横方向の寸法と、芯材の見込み面の両側に貼り付けた木口材2枚分の厚さを合わせた寸法と同じ寸法で、木口材と同じ材質の仕上材を、芯材の見付面の両面に貼り付けたラワン合板に貼り付けた框材。
  2. 仕上材の見付面を柾目とし、木口材の見込み面を板面となるように構成した請求項1に記載の框材。
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