JP2007054592A - 遠隔操作椅子及びその操作方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 学生席の椅子を着席可否の構造椅子に作り、それを遠隔操作して、前部より着席可能にする。
【解決手段】 座跳上げ式の椅子において、跳ね上がった座に遠隔にて作動するストッパ−を設け、このストッパ−を掛け又は外す事により、座の使用を可能又は不可能にする。椅子座15の裏面に支点16を固着し、この支点16にストッパ−17の上端が回動自在に取り付けられている。ストッパ17の下端は、ソレノイド19のピストン20にて下降を阻止されている。ピストン20はソレノイド19に印加される電力により出入作動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 座跳上げ式の椅子において、跳ね上がった座に遠隔にて作動するストッパ−を設け、このストッパ−を掛け又は外す事により、座の使用を可能又は不可能にする。椅子座15の裏面に支点16を固着し、この支点16にストッパ−17の上端が回動自在に取り付けられている。ストッパ17の下端は、ソレノイド19のピストン20にて下降を阻止されている。ピストン20はソレノイド19に印加される電力により出入作動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主として大学校の講義室に設置される受講者用椅子及び、その椅子を多数配置したものを、遠隔より操作する方法に関するものである。
大学校の講義室の学生用机及び椅子は、社会の進歩と共に、形状も近代的に洗練されたものになっているが、機能的な面における進歩は見受けられず旧態通りである。
本発明の学生用椅子は遠隔操作機能の椅子であって、このような構成の椅子は、従来全く存在して居らず、そのためこの椅子を遠隔より操作する方法も勿論、従来にては全く存在しない。
該当する類似文献は見当たらない。 該当する類似文献は見当たらない。
本発明の学生用椅子は遠隔操作機能の椅子であって、このような構成の椅子は、従来全く存在して居らず、そのためこの椅子を遠隔より操作する方法も勿論、従来にては全く存在しない。
大学校の授業講義には、奥行きの深い広大な講義室が使用されているが、学生が全席を満たす事は極めて少なく、通常は一部の席を使用する場合が多い、この場合において大学では学生の着席位置を定めて居らず、学生各自は自己の好む席に着席する。
授業時の学生の着席位置は、その時の授業科目及び教師の人望、実力を、学生が評価し、評価点の芳しくない教師の授業には、学生の着席位置は後部に集結する。
指導力不足の教師が講義すれば、学生は後部に着席し、学生と教師は、精神的、物理的に離反し授業の雰囲気を喪失し、その授業は益々空虚なものになる。
学生は、教師から離れた位置に着席すると、遅刻、早退が容易にでき、居眠りも容易にでき、学生としての本来目的から全く逸脱したものになる。
授業時の学生の着席位置は、その時の授業科目及び教師の人望、実力を、学生が評価し、評価点の芳しくない教師の授業には、学生の着席位置は後部に集結する。
指導力不足の教師が講義すれば、学生は後部に着席し、学生と教師は、精神的、物理的に離反し授業の雰囲気を喪失し、その授業は益々空虚なものになる。
学生は、教師から離れた位置に着席すると、遅刻、早退が容易にでき、居眠りも容易にでき、学生としての本来目的から全く逸脱したものになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、講義室内における学生の着席位置を装置的手段にて、前席より順次に着席させるものである、即ち学生席の椅子を着席可否の構造椅子に作り、それを遠隔操作して、前部より着席可能にする。
このように制御装置にて、学生を前席に着席させる手段は、教師側にとって処置が容易であり、感情問題も発生せず理想的である。
遠隔操作椅子は従来において全く存在しなかったが、構造としては簡単なもので、学生の着席を不能にできれぱよい、例えば現今多用されている座跳ね上げ式の椅子の場合であれば跳ね上がった座に遠隔にて作動するストッパーを設け、このストッパーを掛け又は外す事により、座の使用を可能又は不可能にする。
ストッパーの作動方式は電気モーター式、ソレノイド式、エァーシリンダー式、油圧シリンダー式等、種々なる方式のいずれにても使用可能なことは勿論である、又ストッパーの形状も種々なる方式にても使用可能な事は勿論である。
本発明の遠隔操作椅子は、広い講義室に設置されるものであるため、数多く設置されるその配列を制御部の操作ボタンを押すことにより、任意の席の椅子を、使用可、或いは使用不可にし、学生の着席位置を正常化する、この事は学生の授業姿勢を正常化するものであるが、教師側にとっても学生と近接しているため、従来のような空虚な講義が、できなくなり授業を正常化することができる。
このように制御装置にて、学生を前席に着席させる手段は、教師側にとって処置が容易であり、感情問題も発生せず理想的である。
遠隔操作椅子は従来において全く存在しなかったが、構造としては簡単なもので、学生の着席を不能にできれぱよい、例えば現今多用されている座跳ね上げ式の椅子の場合であれば跳ね上がった座に遠隔にて作動するストッパーを設け、このストッパーを掛け又は外す事により、座の使用を可能又は不可能にする。
ストッパーの作動方式は電気モーター式、ソレノイド式、エァーシリンダー式、油圧シリンダー式等、種々なる方式のいずれにても使用可能なことは勿論である、又ストッパーの形状も種々なる方式にても使用可能な事は勿論である。
本発明の遠隔操作椅子は、広い講義室に設置されるものであるため、数多く設置されるその配列を制御部の操作ボタンを押すことにより、任意の席の椅子を、使用可、或いは使用不可にし、学生の着席位置を正常化する、この事は学生の授業姿勢を正常化するものであるが、教師側にとっても学生と近接しているため、従来のような空虚な講義が、できなくなり授業を正常化することができる。
以上のように本発明の遠隔操作椅子及びその操作方法は、授業時に学生の着席を、前部の正位置に着席させることができる、そのため教師側と学生側の離反が解消でき、両者の授業に対する観念が改善される、勉強の効果が上がる。
学生は教師から近距離に着席すれば、従来のように遅刻、早退、居眠り等が、簡単にできない、又教師側も学生と接近して講義すると、従来のような時間消化的な無意味な講義ができなくなり、熱意のある講義をせざるを得なくなる。
学生を口頭にて前席に着かせる事は困難であるが、余分の席を遠隔操作にて着席不能にすることは極めて簡単容易であり確実に実施でき学校本来の正しい授業ができる。
学生は教師から近距離に着席すれば、従来のように遅刻、早退、居眠り等が、簡単にできない、又教師側も学生と接近して講義すると、従来のような時間消化的な無意味な講義ができなくなり、熱意のある講義をせざるを得なくなる。
学生を口頭にて前席に着かせる事は困難であるが、余分の席を遠隔操作にて着席不能にすることは極めて簡単容易であり確実に実施でき学校本来の正しい授業ができる。
本発明の遠隔操作椅子及びその操作方法は、従来の座跳ね上げ式椅子の座にストッパーを設け、このストッパーの作動を遠隔より操作するものであるため、発明の形態としては従来椅子と殆ど相違はない。
ストッパーを作動させる、動力源としては、多種多様なものがあるが、簡便で安価なものとしては、小形電気モーター式、或いはソレノイド式、が保守、管理も容易である。
本発明装置は、多数の椅子を制御装置にて操作するため、全椅子と制御装置とを連絡する制御用の配線を施設する。
ストッパーを作動させる、動力源としては、多種多様なものがあるが、簡便で安価なものとしては、小形電気モーター式、或いはソレノイド式、が保守、管理も容易である。
本発明装置は、多数の椅子を制御装置にて操作するため、全椅子と制御装置とを連絡する制御用の配線を施設する。
以下本発明の遠隔操作椅子及びその操作方法を図面に基づき詳細に説明する、図1は本発明の遠隔操作椅子及びその操作方法における、遠隔操作椅子の一部切截側面図であって、14は椅子本体である、15は跳ね上げ式の椅子座にして、このような座を跳ね上げる方式の椅子は、劇場、公会堂、大学校等にて従来より多用されており、手動にて座を上げる方式とスプリングにて座を上げる方式があるが、本発明の椅子座15はスプリング方式であって人間が座席を立つと、椅子座15は自動的に跳ね上がる。
ここまでの方式は従来より採用されているが、本発明方式は、椅子座15の裏面に支点16を固着し、この支点16にストッパー17の上端が回動自在に取り付けられている。
ストッパー17の下端は、ソレノイド19のピストン20にて下降を阻止されている。
ビストン20はソレノイド19に印加される電力により出入作動するものであるため、ピストン20が突出している場合はストッパー17の下端は阻止され下降できない、ピストン20が、引き入れられるとストッパー17は下降可能、即ち着席可能の状態になる、ストッパー17が下降不能の状態時は、着席を拒否する場合である、18は座受板にして椅子座15が下降した場合に椅子座15を受け止めるものである。
ここまでの方式は従来より採用されているが、本発明方式は、椅子座15の裏面に支点16を固着し、この支点16にストッパー17の上端が回動自在に取り付けられている。
ストッパー17の下端は、ソレノイド19のピストン20にて下降を阻止されている。
ビストン20はソレノイド19に印加される電力により出入作動するものであるため、ピストン20が突出している場合はストッパー17の下端は阻止され下降できない、ピストン20が、引き入れられるとストッパー17は下降可能、即ち着席可能の状態になる、ストッパー17が下降不能の状態時は、着席を拒否する場合である、18は座受板にして椅子座15が下降した場合に椅子座15を受け止めるものである。
ストッパー17の阻止装置として上記例ではソレノイド19を用いているが、ソレノイド19に限定されたものでなく、電動シリンダー、空圧シリンダー、油圧シリンダー等、どのよようなものを使用しても可能なことは勿論であって、保守、管理が容易であり、製作費が安価にて使い便利なものであれば、どのようなものを利用して良いことは勿論である。
ストッパー17は常時はロック状態にして置き、必要の都度ロックを解き使用可能にするものである、即ち本発明は使用を拒否する機能を持った従来に無い特異な椅子である。
ストッパー17は常時はロック状態にして置き、必要の都度ロックを解き使用可能にするものである、即ち本発明は使用を拒否する機能を持った従来に無い特異な椅子である。
図2は、本発明の遠隔操作椅子及びその操作方法における、操作方法配線図であって、1は室の一番前に横列になった第1列席椅子である、2は前より2番目に横列になった第2列席椅子にして、第1列席椅子1及び第2列席椅子2は、室の前部に設置されているため着席可否操作の必要が無く、そのため操作機能を具備しない普通の椅子を使用する。
3は前より3番目の、第3列席椅子であって、この第3列席椅子3より、後部の席に、図1記載の遠隔操作椅子が使用される,このため第3列席椅子3の各椅子には第3列操作配線9が接続され、その第3列操作配線9の端末は操作盤8に接続される、4は第4列席椅子であって、その各椅子には第4列操作配線10が接続され、その端末は操作盤8に接続される。5は第5列席椅子であって、その各椅子には第5列操作配線11が接続され、その端末は操作盤8に接続される、6は第6列席椅子であって、その各椅子には第6列操作配線12が接続され、その端末は操作盤8に接続される、7は第7列席椅子であって、その各椅子には第7列操作配線13が接続され、その端末は操作盤8に接続される。
3は前より3番目の、第3列席椅子であって、この第3列席椅子3より、後部の席に、図1記載の遠隔操作椅子が使用される,このため第3列席椅子3の各椅子には第3列操作配線9が接続され、その第3列操作配線9の端末は操作盤8に接続される、4は第4列席椅子であって、その各椅子には第4列操作配線10が接続され、その端末は操作盤8に接続される。5は第5列席椅子であって、その各椅子には第5列操作配線11が接続され、その端末は操作盤8に接続される、6は第6列席椅子であって、その各椅子には第6列操作配線12が接続され、その端末は操作盤8に接続される、7は第7列席椅子であって、その各椅子には第7列操作配線13が接続され、その端末は操作盤8に接続される。
本発明の遠隔操作椅子及びその操作方法の目的、趣旨は学校の授業に際し、学生を前の席に着席させることにより、遅刻、早退、居眠りを減少、防止すると共に、教師と学生との距離を接近させることににより、従来の怠惰な授業を改革し、両者の授業姿勢を改善せしめる。
従来においては、学生を前席に着席させる事は極めて困難であったが、本発明にて、余分の席を着席不能にして、強制的に学生を前席に着席させ、目的を達成する。
本発明は、このような実施例に何等限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施できることは勿論である。
従来においては、学生を前席に着席させる事は極めて困難であったが、本発明にて、余分の席を着席不能にして、強制的に学生を前席に着席させ、目的を達成する。
本発明は、このような実施例に何等限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施できることは勿論である。
本発明は、学校のみでなく、社会のあらゆる分野の会場に利用し有益な効果を発揮するものである。
1 第1列席椅子
2 第2列席椅子
3 第3列席椅子
4 第4列席椅子
5 第5列席椅子
6 第6列席椅子
7 第7列席椅子
8 操作盤
9 第3列操作配線
10 第4列操作配線
11 第5列操作配線
12 第6列操作配線
13 第7列操作配線
14 椅子本体
15 椅子座
16 支点
17 ストッパー
18 座受板
19 ソレノイド
20 ピストン
2 第2列席椅子
3 第3列席椅子
4 第4列席椅子
5 第5列席椅子
6 第6列席椅子
7 第7列席椅子
8 操作盤
9 第3列操作配線
10 第4列操作配線
11 第5列操作配線
12 第6列操作配線
13 第7列操作配線
14 椅子本体
15 椅子座
16 支点
17 ストッパー
18 座受板
19 ソレノイド
20 ピストン
Claims (4)
- 遠隔操作椅子及びその操作方法において、椅子座に遠隔操作の着席可能機構と着席不能機構を設けてなることを特徴とする、遠隔操作椅子及びその操作方法。
- 請求項1記載の遠隔操作椅子及びその操作方法において、椅子座のストッパー装置に、ソレノイドを設けてなりたることを特徴とする遠隔操作椅子及びその操作方法。
- 請求項1記載の遠隔操作椅子及びその操作方法において、椅子座のストッパー装置に、電動シリンダーを設けてなりたることを特徴とする遠隔操作椅子及びその操作方法。
- 請求項1記載の遠隔操作椅子を縦横に多数配列したるものを、各椅子に接続されたる操作配線を介して操作盤にて遠隔操作する操作方法を特徴とする遠隔操作椅子及びその操作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005278718A JP2007054592A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 遠隔操作椅子及びその操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005278718A JP2007054592A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 遠隔操作椅子及びその操作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007054592A true JP2007054592A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37918566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005278718A Pending JP2007054592A (ja) | 2005-08-25 | 2005-08-25 | 遠隔操作椅子及びその操作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007054592A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4457368B1 (ja) * | 2009-04-06 | 2010-04-28 | 邦定 磯 | トレーカバー付き食品用トレー |
-
2005
- 2005-08-25 JP JP2005278718A patent/JP2007054592A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4457368B1 (ja) * | 2009-04-06 | 2010-04-28 | 邦定 磯 | トレーカバー付き食品用トレー |
JP2010240361A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Kunisada Iso | トレーカバー付き食品用トレー |
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