JP2007053789A - エッジルータ装置、コアルータ装置、及びネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ルータ装置において、入側フォワーディング処理部1321は、ネットワーク外部から受信したパケットの宛先アドレスに基づき、受信したパケットのネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報を求める。また、求めたスイッチング情報を転送経路順に並べて、受信したパケットに付加し、当該スイッチング情報が付加された受信したパケットを転送先のルータ装置に送信する。
【選択図】図12
Description
このMPLSに対応したルータ装置で構成されたネットワークでは、エッジルータ装置(MPLSに対応していないネットワークや端末や他のMPLSネットワークなど(ネットワークの外部)と接続しているルータ装置)において、IPパケットに該IPパケットの宛先アドレスに対応したラベルを付加し、また、コアルータ装置(MPLSネットワーク内でパケットの転送を行うルータ装置)において受信したIPパケットのラベル(入力ラベル)値から送信するIPパケットに付加するラベル(出力ラベル)を検索し、ラベルを付け替えて次のルータ装置に送信し、ラベルによるパスを形成している。
ルータ装置内で宛先アドレスより探索し、スイッチングするためにスイッチングタグを付加することは、通常のIPパケットの転送においても同様である。
この構成により、上流データ転送装置からの互いに異なる通信プロトコルに準拠したパケットに含まれる含有情報に応じて、互いに異なる通信プロトコルに準拠した通信回線を選択し、選択された通信回線と接続された前記下流データ転送装置にデータを転送するため、互いに異なる通信プロトコル毎にそれぞれ対応した通信機器を1つの局舎に設置するためのコストを低減することができる。また、回線選択情報に基づいてパケットを転送するため、ネットワーク管理者が行う網設計などに応じてパケットが転送される転送経路を選択することができる。
この構成により、パケットに含まれる宛先情報に基づいた転送経路が複数存在するようなネットワーク構成であっても、回線選択情報に基づいてパケットを転送するため、ネットワーク管理者が行う網設計などに応じてパケットの転送経路を選択することができる。
この構成により、例えば、サーバや利用者の端末から送信した所定のパケットに応じて回線選択情報が更新されるため、サーバや利用者の端末からの要求に応じて自動でパケットの転送経路を選択することができる。
この構成により、回線選択情報が管理端末などから入力されるため、管理端末からの入力に応じて回線選択情報を変更することができる。
この構成により、仮想専用ネットワークを表す仮想専用ネットワーク情報に応じてパケットを転送するため、仮想専用ネットワークを利用者に提供するサービスなどに応じてパケットが転送される転送経路を選択することができる。
この構成により、論理回線を表す論理回線情報に応じてパケットを転送するため、論理回線を利用者に提供するサービスなどに応じてパケットが転送される転送経路を選択することができる。
この構成により、高価な従来のデータ転送装置だけを用いずにネットワーク構築が可能となるため、ネットワークを構築するためのコストを低減できる。
この構成により、エッジルータ装置において、受信したパケットのネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報が、転送経路順に受信したパケットに付加される。
したがって、各ルータ装置では、パケットに付加されたスイッチング情報によりスイッチングを行うことができるので、コアルータ装置において、スイッチング情報の検索を行う必要が無く、処理負荷を削減することができ、転送効率を上げることができる。
この構成により、受信したパケットのネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置において、パケットをスイッチングするためのスイッチング情報がルーティングテーブルとして記憶され、ルーティングテーブルに設定された経路でパケットが転送される。したがって、簡単にスイッチング情報を求めることができ、処理負荷を軽減することが可能となる。その結果、ルータ装置を含めたネットワークのコストを削減することができる。
この構成により、パケットに付加されたスイッチング情報に基づいてパケットがスイッチングされ、使用されたスイッチング情報は削除されて転送される。
この構成により、エッジルータ装置において、受信したパケットのネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置でパケットをスイッチングするための情報がパケットに転送経路順に付加され、コアルータ装置において、パケットに付加されたスイッチング情報によりパケットのスイッチングが行われ、使用されたスイッチング情報が順次削除されて転送される。
したがって、エッジルータ装置において、付加されたスイッチング情報に従ってパケットがスイッチングされて転送される。
この構成により、エッジルータ装置において、ルーティングテーブルにより、受信したパケットのネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報が、受信したパケットに付加され、コアルータ装置において、パケットに付加されたスイッチング情報によりパケットのスイッチングが行われ、使用されたスイッチング情報が順次削除されて転送される。したがって、エッジルータ装置で記憶されているルーティングテーブルのスイッチング情報に従ってパケットがスイッチングされて転送される。
この構成により、スイッチング情報がエッジルータ装置から経路を逆に辿って順次付加されてエッジルータ装置まで通知され、ルーティングテーブルが生成される。このように、ルーティングテーブルをルータ装置間で情報を通知して生成することで、ルーティングテーブルの設定を自動で行うことが可能となる。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態1のデータ転送システムのシステム構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のデータ転送システム41は、複数のデータ転送装置100を含むように構成されるが、1つのデータ転送装置100によって構成されてもよい。また、データ転送システム41は、基幹ネットワークを構成するようにしてもよく、基幹ネットワークは、レイヤ1ネットワーク10、レイヤ2ネットワーク20、およびレイヤ3ネットワーク30からなる外部ネットワークに接続される。
レイヤ1ネットワーク10は、上流データ転送装置51および下流データ転送装置61を含むように構成される。
また、上流データ転送装置52および下流データ転送装置62は、MPLS(MultiProtocol Label Switching)などの公知の通信プロトコルに準拠したパケットに基づいてデータを転送するようにしてもよく、上流データ転送装置52および下流データ転送装置62は、これらの通信プロトコルが混在して、それぞれの通信プロトコルに準拠したパケットに基づいてデータを転送するようにしてもよい。
図2に示すように、本実施の形態のデータ転送装置100は、データ受信手段110、含有情報抽出手段120、回線選択情報格納手段130、回線選択手段140、光空間スイッチ141、データ転送手段150、および回線選択情報入力手段160を備える。
なお、含有情報には、仮想専用ネットワーク情報が含まれ、図10(A)〜図10(C)は、仮想専用ネットワーク情報を示すパケット構成図である。
なお、図10(C)に示しているPDUは、IEEE802.3に規定されているデータまたはIEEE802.1Qに規定されているデータなどを含み、トンネル用ヘッダは、シムヘッダなどを含む。
ここで、論理回線情報と回線インタフェースの識別子との対応関係を示した回線選択情報の一例を表2に示す。
また、回線インタフェース151は、光空間スイッチ141によって送信された光信号を下流データ転送装置61に送信する。なお、図2では、回線インタフェースを4つ図示しているが、回線インタフェースの個数は、4つに限定されるものではない。
図3は、本発明の実施の形態1のデータ転送装置の動作を示すフローチャートである。
まず、回線選択情報は、管理端末70から管理ネットワークを経由して回線選択情報入力手段160に入力され、回線選択情報格納手段130に格納される(ステップS101)。
一方、回線インタフェース111、回線インタフェース112、回線インタフェース113、および回線インタフェース114を介して互いに異なる通信プロトコルに準拠したデータによって構成されるパケットは、データ受信手段110によって受信される(ステップS102)。
以降、データ転送装置100にデータが受信されたときには、ステップS102からステップS105までを繰返す。
図4は、本発明の実施の形態2のデータ転送システムのシステム構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態のデータ転送システム42は、複数のデータ転送装置100とデータ転送装置200とを含むように構成されるが、1つのデータ転送装置200によって構成されてもよく、データ転送装置200と他のデータ転送装置とによって構成されてもよい。また、データ転送システム42は、基幹ネットワークを構成するようにしてもよく、基幹ネットワークは、レイヤ1ネットワーク10、レイヤ2ネットワーク20、およびレイヤ3ネットワーク30からなる外部ネットワークに接続される。
図5に示すように、本実施の形態のデータ転送装置200は、データ受信手段110、含有情報抽出手段120、回線選択情報格納手段130、回線選択手段240、光空間スイッチ141、データ転送手段150、回線選択情報入力手段160、宛先情報抽出手段270、宛先選択情報格納手段271、および宛先回線選択手段280を備える。
なお、本発明の実施の形態2のデータ転送装置200を構成する各手段のうち、前述の実施の形態1のデータ転送装置100を構成する手段と同一の手段には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
表3は、宛先を表す宛先IPアドレス(Internet Protocol Address)と対応する回線インタフェースの識別子を表したものである。なお、回線インタフェースは、通信回線を構成するものである。
複数の回線インタフェースが選択された場合、宛先回線選択手段280は、入力されたパケットを含有情報抽出手段120に出力する。
複数の回線インタフェースが選択されない場合、宛先回線選択手段280は、選択された回線インタフェースを示す選択回線識別子および入力されたパケットを回線選択手段240に出力する。
図6は、本発明の実施の形態2のデータ転送装置の動作を示すフローチャートである。なお、本発明の実施の形態2のデータ転送装置200の動作のうち、前述の実施の形態1のデータ転送装置の動作と同一のものについては、同一の符号を付しそれぞれの説明を省略する。
一方、宛先情報抽出手段270にパケットが入力されたとき、パケットに含まれる宛先情報は、宛先情報抽出手段270によって抽出される(ステップS202)。
図7は、本発明の実施の形態3のデータ転送システムのシステム構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施の形態のデータ転送システム43は、複数のデータ転送装置100とデータ転送装置300とを含むように構成されるが、1つのデータ転送装置300によって構成されてもよく、データ転送装置300と他のデータ転送装置とによって構成されてもよい。また、データ転送システム43は、基幹ネットワークを構成するようにしてもよく、基幹ネットワークは、レイヤ1ネットワーク10、レイヤ2ネットワーク20、およびレイヤ3ネットワーク30からなる外部ネットワークに接続される。
図8に示すように、本実施の形態のデータ転送装置300は、データ受信手段110、含有情報抽出手段120、回線選択情報格納手段130、回線選択手段240、光空間スイッチ141、データ転送手段150、回線選択情報入力手段160、宛先情報抽出手段370、宛先選択情報格納手段271、宛先回線選択手段280、パケット解析手段390、および回線選択情報更新手段391を備える。
なお、本発明の実施の形態3のデータ転送装置300を構成する手段のうち、前述の実施の形態2のデータ転送装置200を構成する手段と同一の手段には同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
また、宛先情報抽出手段370は、抽出された宛先情報が自己の宛先を示していたとき、宛先情報抽出手段370は、パケットをパケット解析手段390に出力する。
例えば、データ転送装置300の自己の宛先が「100」であり、宛先情報が「100」であったとき、宛先情報抽出手段370は、パケットをパケット解析手段390に出力する。
このとき、パケットに含まれる含有情報は、シムヘッダを構成するラベルであり、シムヘッダが「ラベル:6から9まで」を示していた場合、パケットは、回線インタフェース151を介して転送される。
図9は、本発明の実施の形態3のデータ転送装置の動作を示すフローチャートである。なお、本発明の実施の形態3のデータ転送装置300の動作のうち、前述の実施の形態2のデータ転送装置の動作と同一のものについては、同一の符号を付しそれぞれの説明を省略する。
本実施の形態4は、上述した実施の形態1ないし実施の形態3と同様にネットワークコストの削減に関するものであって、処理負荷の軽減によりパケットの転送効率を上げることでネットワークコストを削減するものである。以下では本実施の形態4の特徴に絞って説明を行うが、実施の形態1ないし実施の形態3に本実施の形態を適用することでネットワークコストのさらなる削減を実現することも可能である。
図11において、本実施の形態のルータ装置は、回線に接続され、回線から受信したパケットの転送を制御するとともに、当該回線へのパケットの送信を制御する第1および第2の回線インターフェース部(1300,1400)と、第1および第2の回線インターフェース部(1300,1400)から入力されたパケットをスイッチして所定の出力側の回線インターフェース部に出力するスイッチ部1200と、第1および第2の回線インターフェース部(1300,1400)及びスイッチ部1200を制御する制御部1100と、ルータ装置に各種のデータを入力するためのデータ入力装置1500を備える。
図13に示すように、第2の回線インターフェース部1400は、入側回線終端部1410と、入側パケット処理部1420と、出側パケット処理部1440と、出側回線終端部1450とを備える。
入側フォワーディング処理部1421は、入力されたパケットの先頭のシム・ヘッダのラベルの値を自装置のスイッチングタグとしてパケットに付加するとともに、先頭のシム・ヘッダを削除して次のシム・ヘッダが先頭に来るようにする。
このようなエッジルータ装置とコアルータ装置で構成されたネットワークのエッジルータ装置の第1の回線インターフェース部1300の入側回線終端部1310で他のネットワークからのデータを受信すると、入側物理レイヤ処理部1312は受信したデータからパケットを抽出し、入側パケット処理部1320に入力する。
この場合に、エッジルータ装置が、自装置に接続されたコアルータ装置またはエッジルータ装置に対して、経路情報として、自装置が接続されている他のネットワークのネットワークアドレスと、当該他のネットワークヘのスイッチング情報(スイッチングタグ)とを通知し、各ルータ装置は、隣接のルータ装置から通知された経路情報に、自装置で当該ルータ装置にスイッチングするためのスイッチング情報(スイッチングタグ)を付加し他の隣接ルータ装置に通知する。
また、ルーティングテーブルをルータ装置間で情報を通知して生成するようにしたので、ルーティングテーブルの設定を自動で行うことが可能となる。
1321 入側フォワーディング処理部
1340 出側パケット処理部
1341 出側フォワーディング処理部
Claims (8)
- ネットワークとネットワーク外部との接続部に配置され、前記ネットワーク外部からのパケットを受信して前記ネットワーク内のルータ装置に転送し、あるいは、前記ネットワーク内のルータ装置からのパケットを前記ネットワーク外部に送信するエッジルータ装置であって、
前記ネットワーク外部から受信したパケットの宛先アドレスに基づき、前記受信したパケットの前記ネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、前記受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報を求めるスイッチング情報算出手段と、
前記スイッチング情報算出手段で求めたスイッチング情報を前記転送経路順に並べて、前記受信したパケットに付加し、当該スイッチング情報が付加された前記受信したパケットを転送先のルータ装置に送信する送信手段とを備えるエッジルータ装置。 - ネットワークと他のネットワークとの接続部に配置され、前記他のネットワークからのパケットを受信して前記ネットワーク内のルータ装置に転送するとともに、前記ネットワーク内のルータ装置からのパケットを前記他のネットワークに送信するエッジルータ装置であって、
前記他のネットワークのネットワークアドレス毎に、前記他のネットワークまでの、前記パケットの前記ネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、前記パケットをスイッチングするためのスイッチング情報を記憶したルーティングテーブルと、
前記他のネットワークから受信したパケットの宛先アドレスを用いて、前記ルーティングテーブルを検索し、前記受信したパケットの前記ネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、前記受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報を求めるスイッチング情報算出手段と、
前記スイッチング情報算出手段で求めたスイッチング情報を、前記転送経路順に並べて、前記受信したパケットに付加し、当該スイッチング情報が付加された前記受信したパケットを送信先のルータ装置に送信する送信手段とを備えるエッジルータ装置。 - 前記ルーティングテーブルに前記スイッチング情報を設定するためのデータ入力装置を備える請求項2に記載のエッジルータ装置。
- パケットをスイッチングするためのスイッチング情報が付加されたパケットを受信し、転送するコアルータ装置であって、
前記受信したパケットに付加された前記スイッチング情報に基づいて、前記受信したパケットを自装置でスイッチングするとともに、自装置で使用した前記スイッチング情報を削除したパケットを送信する送信手段を備えるコアルータ装置。 - ネットワークとネットワーク外部との接続部に配置され、前記ネットワーク外部からのパケットを受信して前記ネットワーク内のルータ装置に転送し、あるいは、前記ネットワーク内のルータ装置からのパケットを前記ネットワーク外部に送信するエッジルータ装置と、
パケットをスイッチングするためのスイッチング情報が付加されたパケットを受信し、転送するコアルータ装置とを備え、
前記エッジルータ装置は、
前記ネットワーク外部から受信したパケットの宛先アドレスに基づき、前記受信したパケットの前記ネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、前記受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報を求めるスイッチング情報算出手段と、
前記スイッチング情報算出手段で求めたスイッチング情報を前記転送経路順に並べて、前記受信したパケットに付加し、当該スイッチング情報が付加された前記受信したパケットを転送先のルータ装置に送信する第1の送信手段と
を備え、
前記コアルータ装置は、
前記受信したパケットに付加された前記スイッチング情報に基づいて、前記受信したパケットを自装置でスイッチングするとともに、自装置で使用した前記スイッチング情報を削除したパケットを送信する第2の送信手段を備えるネットワークシステム。 - ネットワークと他のネットワークとの接続部に配置され、前記他のネットワークからのパケットを受信して前記ネットワーク内のルータ装置に転送するとともに、前記ネットワーク内のルータ装置からのパケットを前記他のネットワークに送信するエッジルータ装置と、
パケットをスイッチングするためのスイッチング情報が付加されたパケットを受信し、転送するコアルータ装置とを備え、
前記エッジルータ装置は、
前記他のネットワークのネットワークアドレス毎に、前記他のネットワークまでの、前記パケットの前記ネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、前記パケットをスイッチングするためのスイッチング情報を記憶したルーティングテーブルと、
前記他のネットワークから受信したパケットの宛先アドレスを用いて、前記ルーティングテーブルを検索し、前記受信したパケットの前記ネットワーク内の転送経路に位置する各ルータ装置で、前記受信したパケットをスイッチングするためのスイッチング情報を求めるスイッチング情報算出手段と、
前記スイッチング情報算出手段で求めたスイッチング情報を、前記転送経路順に並べて、前記受信したパケットに付加し、当該スイッチング情報が付加された前記受信したパケットを送信先のルータ装置に送信する第1の送信手段とを備え、
前記コアルータ装置は、
前記受信したパケットに付加された前記スイッチング情報に基づいて、前記受信したパケットを自装置でスイッチングするとともに、自装置で使用した前記スイッチング情報を削除したパケットを送信する第2の送信手段を備える
ネットワークシステム。 - 前記エッジルータ装置は、前記ルーティングテーブルに前記スイッチング情報を設定するためのデータ入力装置を備える請求項6に記載のネットワークシステム。
- 前記エッジルータ装置は、自装置に接続される前記コアルータ装置またはエッジルータ装置に対して、経路情報として、自装置が接続されている他のネットワークのネットワークアドレスと、当該他のネットワークヘのスイッチング情報とを通知する第1の通知手段と、
自装置に接続された前記コアルータ装置またはエッジルータ装置から通知された経路情報を受信し、当該受信した経路情報に基づき、前記ルーティングテーブルを生成する生成手段とを備え、
前記コアルータ装置は、受信した前記経路情報に、前記経路情報を送信したエッジルータ装置あるいはコアルータ装置へのスイッチング情報を付加し、当該スイッチング情報を付加した経路情報を、自装置に接続されるコアルータ装置またはエッジルータ装置で、前記経路情報を送信したエッジルータ装置あるいはコアルータ装置以外のコアルータ装置またはエッジルータ装置に対して通知する第2の通知手段を備える請求項6に記載のネットワークシステム。
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