JP2007053751A - マイクロ波フィルタバンク及びuwbタイプのトランシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】出力ポートの各々において渡される電力が入力ポートにおける電力に比較してそれほど大幅に減衰しないような構造であるマイクロ波フィルタバンクを提供する。
【解決手段】少なくとも1つの相互接続ネットワーク及びフィルタを含むタイプのマイクロ波フィルタバンクであって、上記少なくとも1つの相互接続ネットワークの各々は、入力ラインと、入力ラインに接続される少なくとも2つの出力ラインとを備え、上記相互接続ネットワークの各出力ラインにはフィルタが接続され、上記相互接続ネットワーク又は所与の相互接続ネットワークに接続されるフィルタは、カットオフ周波数が異なり且つ帯域幅がオーバラップしない、マイクロ波フィルタバンクに関する。それらは、上記相互接続ネットワーク又は少なくとも1つの相互接続ネットワークの出力ラインが、異なる特性インピーダンスを示すことを特徴とする。
【選択図】図2b

Description

本発明は、入力信号の周波数に応じて電磁エネルギーを入力ポートから複数の出力ポートに向かって送り出し、逆に電磁エネルギーを複数の出力ポートから入力ポートに向かって併合するように意図されたマイクロ波フィルタバンクに関する。本発明はまた、エネルギースプリッタとして又はマルチプレクサ/デマルチプレクサとして作用するこうした少なくとも1つのフィルタバンクを使用するUWB(超広帯域)のトランシーバに関する。
本発明のフィルタバンクは、或る周波数帯域の信号が入力ポートから出力ポートに伝播し、サブバンドのみが渡される場合、エネルギースプリッタとして使用することができ、又は異なるサブバンドの信号が出力ポートから入力ポートまで伝播する場合、エネルギーコンバイナ(energy combiner)として使用することができる。このため、こうしたフィルタバンクは相互的(reciprocal)であると言う。さらに、上記信号が情報を伝達するか又はデータを表す場合、本発明のフィルタバンクは、信号の伝播方向に応じて、マルチプレクサとして又はデマルチプレクサとして作用することができる。
本発明の分野では、種々の技術、すなわちストリップライン技術、マイクロストリップ技術又はコプラナ(coplanar)技術が採用される場合がある。ストリップラインのラインは、背面及び上面が接地面によって回復される(recovered)誘電基板及び/又は磁気基板に埋め込まれる導線である。マイクロストリップラインもまた導線であるが、誘電基板及び/又は磁気基板の上面に堆積され、基板の背面のみが接地面によって回復される。コプラナ技術では、接地面はラインを包囲し、基板の背面もまた接地に接続された面によって回復される場合もある。本発明は主にマイクロストリップ技術に関連して説明するが、本発明はそれに限定されず、ストリップライン技術及びコプラナ技術を用いて実行される任意の実施形態も含む、ということが理解され得る。
本発明のフィルタバンクは、概して、フィルタが接続される相互接続ネットワークを備える。当該技術分野では、種々のタイプのマイクロ波相互接続ネットワークが知られている。1つは、方向性結合器であり、本質的に2つのラインから構成され、それらは結合されるために小さい間隔で互いに平行に位置する。2つずつ連結される3つ以上のラインを結合することも可能であり、それによりいわゆるLange構成となる。こうした相互接続ネットワークの実施形態の例は、特許文献1に記載されている。
別のタイプのマイクロ波相互接続ネットワークは、2つの1/4波長線路部分から構成され、その各々の一端はネットワークの入力ポートに接続され他端はそれぞれの出力ポートに接続され、2つの出力ポートは集中抵抗器に接続される、ウィルキンソン型電力分配器に見ることができる。こうした電力分配器は、たとえば、特許文献2に記載されている。
他のタイプのマイクロ波相互接続ネットワークもまた当該技術分野において既知であるが、ここではそれらについて説明しない。たとえば、マサシ・ナカツガワによって著され、「A novel configuration for 1/N multiport power dividers using series/parallel transmission line division and a polyimide/alumina ceramic structure for HPA module implementation」と題され、IEEE transactions on microwave theory and techniques, col 49, No 6, June 2001において発表された文書において、1/Nマルチポート電力分配器が記載されている。
上述したもののような既知のマイクロ波相互接続ネットワークを使用するフィルタバンクの欠点は、入力ポートにおける入力電力が、一般に、フィルタバンクの出力ポートの各々において大幅に減衰する、たとえば2出力ポート相互接続ネットワークの場合に3dB減衰する、という事実である。こうした減衰から、増幅回路が必要になる。しかしながら、これらの増幅器は、外部バイアスが必要であるため受動回路とすることができない。本発明の目的は受動回路を提供することであることに留意されたい。
図1aは、2重フィルタバンク(dual filter bank)であり得る一実施形態を示す。これは、全体的にTの形状を有する相互接続ネットワーク10を備え、図1aにおける左側の水平ライン11は入力ラインであり、したがって入力ポートPiを有し、右側の他方の水平ライン12は第1の出力ラインであり、したがって第1のフィルタF1の入力ポートに接続されるように意図された第1の出力ポートPo1を有し、垂直ライン13は第2の出力ラインであり、したがって第2のフィルタF2の入力に接続されるように意図された第2の出力ポートPo2を有する。フィルタF1及びF2は、たとえばバンドパスフィルタであり、それらのカットオフ周波数は異なり、それらの帯域幅はオーバラップしない。ライン12及び13のインピーダンスをフィルタF1及びF2のそれぞれのインピーダンス(一般に50Ω)と一致させるために、ライン12及び13のサイズは同一である。ライン11のインピーダンスも同じであって、一般に50Ωであり、それによりライン11のサイズもまたライン12及び13のサイズと同一である。
図1bは、入力信号の周波数に対する、フィルタF1及びF2のそれぞれの出力における送信電力をそれぞれグラフにしたものである。フィルタF1の出力ポートFop1における電力が大幅な損失なしに送信されるのに対し、フィルタF2の出力ポートFop2における電力は、主にフィルタF2の周波数サブバンドの最下部分において不都合な損失により影響を受ける、ということが分かる。
JIANYI ZHOU ET AL: "Design of compact microstrip duplexers for 3G mobile communication systems" ANTENNAS AND PROPAGATION SOCIETY INTERNATIONAL SYMPOSIUM, 2000. IEEE JULY 16-21, 2000, PISCATAWAY, NJ, USA, IEEE, Vol. 2, 16 July 2000 (2000-07-16), pages 816-819, XP010514664 ISBN: 0-7803-6369-8 米国特許出願公開第2004/0113716号公報 米国特許第4367445号公報 米国特許出願公開第2005/0141602号公報(段落0007、0008、図1)
本発明は、上述した欠点を示さないマイクロ波フィルタバンクであって、それらの出力ポートの各々において渡される電力が入力ポートにおける電力に比較してそれほど大幅に減衰しないような構造であるマイクロ波フィルタバンクを提供することにより、上述した問題を解決することを目的とする。
実際、本発明によるマイクロ波フィルタバンクは、少なくとも1つの相互接続ネットワーク及びフィルタを含み、上記少なくとも1つの相互接続ネットワークの各々は、入力ラインと、入力ラインに接続される少なくとも2つの出力ラインとを備え、上記相互接続ネットワークの各出力ラインにフィルタが接続され、上記相互接続ネットワーク又は所与の相互接続ネットワークに接続されるフィルタは、カットオフ周波数が異なり且つ帯域幅がオーバラップしないタイプの、マイクロ波フィルタバンクである。このマイクロ波フィルタバンクは、上記相互接続ネットワーク又は少なくとも1つの相互接続ネットワークの出力ラインが、異なる特性インピーダンスを示すことを特徴とする。
有利には、相互接続ネットワークに接続されるフィルタのカットオフ周波数が高いほど、上記フィルタが接続される出力ラインの幅が広い。同様に、相互接続ネットワークに接続されるフィルタのカットオフ周波数が低いほど、上記フィルタが接続される出力ラインが長い。
本発明の一実施の形態によれば、同じ相互接続ネットワークに接続されるフィルタの中で、他より低い周波数カットオフを有するもの及び他より高い周波数カットオフを有するものはそれぞれ、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタである。
本発明はまた、上述したような複数のフィルタバンクを、後続フィルタバンクの入力ポートが先行フィルタバンクの出力ポートのうちの1つに接続されるように、且つ、後続フィルタバンクのフィルタの帯域幅が、その後続フィルタバンクが接続される先行フィルタバンクの出力ポートのフィルタの帯域幅に含まれるように結合する、マイクロ波フィルタバンクに関連する。
本発明はまた、入力データをそれぞれのサブバンドにおいて所定数の周波数パルスで変調する変調器と、送信データを回復するために上記サブバンドで受信された信号を復調する復調器と、上記それぞれのサブバンドにおける周波数パルスのすべてを、送信するために受け取って併合するように意図されるか、又は、上記サブバンドで受信された信号を、上記復調器に渡すために受け取って分割するように意図された、少なくとも1つのフィルタバンクとを備えるUWBタイプのトランシーバに関連する。このトランシーバは、上記フィルタバンクが、上述したようなフィルタバンクであることを特徴とする。
本発明によるトランシーバは、上記変調器が、それぞれのサブバンドで上記所定数の周波数パルスを生成するために、パルス発生器及び上述したようなフィルタバンクを有することを特徴とすることができる。
上述した本発明の特徴は、他の特徴と同様に、添付図面に関連して提供する以下の説明を読むことによってより明らかとなろう。
図2aは、全体的にTの形状を有する相互接続ネットワーク20を備える2重フィルタバンクを示し、図2aにおける左側の水平ライン21は入力ラインであり、したがって入力ポートPiを有し、右側の他方の水平ライン22は第1の出力ラインであって、したがって第1の出力ポートPo1を有し、垂直ライン23は第2の出力ラインであって、したがって第2の出力ポートPo2を有する。第1の出力ポートPo1は、出力ポートFop1が設けられるフィルタF1の入力に接続されるように意図されている。同様に、第1の出力ポートPo2は、出力ポートFop2が設けられるフィルタF2の入力に接続されるように意図されている。フィルタF1及びF2は、カットオフ周波数が異なり、帯域幅がオーバラップしない。
「入力」及び「出力」という用語は、エネルギースプリッタとしてのフィルタバンクの使用を指すが、それをエネルギーコンバイナとして使用することができないことを意味するものではない。それは、その要素のすべて(フィルタF1及びF2さえも)が相互的であるためである。
図2bは、本発明による同じ2重フィルタバンクの相互接続ネットワーク20を示し、それは、基板25の上面にプリントされたライン21、22及び23によって構成され、背面が接地面26によって構成される。ライン21〜23を構成するプリントされた導電層の厚さをtとする。フィルタF1及びF2は、この図2bを明確にする目的で、表されていない。
第1のライン21は、ラインであって、長さ及び幅が、そのラインが入力ポートPiに接続されるデバイスのインピーダンスに適合する特性インピーダンスを示すように意図されている、ラインから形成される。通常、ライン1の特性インピーダンスは50Ωである。
さらに、本発明の特徴によれば、出力ライン22及び23は非対称であり、それは、それらが2つの異なる特性インピーダンスを示すことを意味する。図2a及び図2bにおいて、出力ライン22及び23はサイズが異なり、主にそれらの長さ及び幅が異なる。
フィルタF1のカットオフ周波数はフィルタF2のカットオフ周波数より低いため、送信ライン22の特性インピーダンスは、送信ライン23の特性インピーダンスより高い。さらに、それらライン22及び23の特性インピーダンスは、ライン21の特性インピーダンスより低い。
誘電基板にプリントされた単一のマイクロストリップラインの特性インピーダンスを、E. Hammerstad及びφ. Jensenによって著され、「Accurate models for microstrip computer aided design」と題された文書に示されている式に基づいて確定してもよい。この文書において、優れた精度で、所与の比誘電率の誘電基板にプリントされたマイクロストリップラインの所与の厚さに対し、特性インピーダンスは本質的にラインの幅によって決まる、ということが分かる。こうした原理を適用することにより、ライン23及びライン22が同じ幅を呈することはなく、たとえばライン23はライン22より幅が広くなる。
各ライン22、23の長さに関しては、これらを、入力信号の周波数に対する変動、又は2つのライン22及び23の交差部分における透過係数の動作周波数における導波長(guided wavelength)に対する変動を考慮する場合に確定することができる。フィルタF1のカットオフ周波数はフィルタF2のカットオフ周波数より低いため、ライン22はライン23より長い、ということを証明することができる。
3つのライン21、22及び23の交差部分において、たとえば矩形形状のパッチ24が設けられ、その幅はライン21〜23の幅より大きく、そのためライン21〜23の交差部分の付近においてライン21〜23の幅が段状に変化する。パッチ4の特性インピーダンスは、ライン21の特性インピーダンスに等しいか、それより低いように選択される。パッチ24の特性インピーダンスは、ライン21の特性インピーダンスより低いように選択されることが有利であり、それにより相互接続ネットワーク20の反射パラメータレベル(reflection parameters level)が最適になる。
図2cは、入力ポートPiにおける入力信号の周波数に対する、図2a及び図2bに表される2重フィルタバンクのそれぞれのフィルタF1及びF2の出力ポートにおける正規化送信電力をグラフにしたものである。図2cのグラフを作成するために使用された2重フィルタバンクは、セラミック基板上に作製され、その誘電定数は複素数(10.5−10−3j)に等しく、その比透磁率は1である(基板は誘電材料であった)。基板の厚さは0.635mmであった。プリントされたラインの厚さは17μmであった。
ライン22の長さは7.5mmであり、その幅は0.75mmであり、一方、ライン23の長さは5mmであり、その幅は0.87mmであった。ライン21の長さは3mmであり、その幅は0.576mmであった。パッチ24に関しては、その長さは2mmであり、その幅は1.67mmであった。
それぞれのフィルタF1及びF2の2つの出力にわたる3.1GHz〜4.1GHzの周波数範囲に対する正規化送信電力は、5%未満の誤差で1に等しいことが分かる。
図2a及び図2bに示す2重フィルタバンクの代替の一実施形態によれば、そのサイズを低減するために、ライン21、22、23のうちの少なくとも1つは、図2dに示すようにメアンダライン(meander line)である(たとえば、ライン21、22及び23はメアンダラインである)。各ライン21、22及び23の幅及び全長は、図2a及び図2bに示す実施形態の各対応するライン21、22及び23の幅及び全長に等しい。
本発明はマイクロストリップ技術の使用に限定されない、ということに留意されたい。ストリップライン技術を、この使用が暗示する必要な適応をもって使用することができる。図2eに、コプラナ技術を使用する実施形態を示し、そこでは、図1cに比較して、背面接地面6がなくなり、代りに相互接続ネットワークを包囲する上面接地面26’が使用されている。
図3は、本発明の原理に従う別のフィルタバンクを示す。これは、1つの入力ライン41と3つの出力ライン42、43及び44とを有する相互接続ネットワーク40を備える。入力ライン41は、フィルタバンクの入力ポートPiを形成する。相互接続ネットワーク30の出力ポートは、3つのフィルタF1、F2及びF3の入力にそれぞれ接続され、それらのカットオフ周波数は異なり(フィルタF1のカットオフ周波数が他より低く、その次がフィルタF2であり、フィルタF3のカットオフ周波数が他より高い)、それらの帯域幅はオーバラップしない。
第1のライン41は、それが入力ポートPiに接続されるデバイスのインピーダンスと適合する特性インピーダンスを示すように意図された、長さ及び幅を有する。通常、ライン1の特性インピーダンスは50Ωである。
本発明によれば、フィルタF1、F2及びF3に接続されるように意図された出力ライン42、43及び44の特性インピーダンスは、異なる特性インピーダンスを示す。さらに、それぞれのフィルタF1〜F3のカットオフ周波数は上述したようなものであるため、ライン42のインピーダンス特性はライン43のインピーダンス特性より高く、ライン43のインピーダンス特性はまたライン44のインピーダンス特性より高い。そうするために、ライン44はライン43より幅が広く、ライン43はライン42より幅が広い。さらに、ライン42はライン43より長く、ライン43はライン44より長い。
3つのライン42、43及び44の間の望ましくない結合を回避するために、ライン42、43及び44の交差部分にパッチ45が設けられる。
図4は、本発明の原理に従うさらに別のフィルタバンクを示す。これは、4重フィルタバンクである。これは相互接続ネットワーク50を含む。相互接続ネットワーク50は、1つの入力ライン51と4つの出力ライン52〜55とを含み、同様に、出力ライン52及び53の間と、出力ライン53及び54の間にそれぞれ連結ライン56及び57を含む。ライン51はフィルタバンクの入力ポートPiを形成する。相互接続ネットワーク50の出力ポートは、4つのフィルタF1、F2、F3及びF4の入力にそれぞれ接続され、それらのカットオフ周波数は異なり(F1のカットオフ周波数が他より低く、その次にフィルタF2、次いでF3であり、フィルタF4のカットオフ周波数が他より高い)、それらの帯域幅はオーバラップしない。
第1のライン51は、それが入力ポートPiに接続されるデバイスのインピーダンスと適合する特性インピーダンスを示すように意図された、長さ及び幅を有する。通常、ライン1の特性インピーダンスは50Ωである。
本発明によれば、フィルタF1〜F4に接続されるように意図された相互接続ネットワーク50の出力ライン52、53、54及び55の特性インピーダンスは、異なる特性インピーダンスを示す。さらに、フィルタF1〜F4のそれぞれのカットオフ周波数は上述したようなものであるため、ライン52のインピーダンス特性はライン53のインピーダンス特性より高く、ライン53のインピーダンス特性はまたライン54のインピーダンス特性より高く、ライン54のインピーダンス特性はまたライン55のインピーダンス特性より高い。そうするために、フィルタF1〜F4の周波数特性を考慮すると、ライン55はライン54より幅が広く、ライン54はライン53より幅が広く、ライン53はライン52より幅が広い。さらに、ライン52はライン53より長く、ライン53はライン54より長く、ライン54はライン55より長い。
ライン52と連結ライン56との交差部分、ライン53と連結ライン57との交差部分、及びライン54と55との交差部分それぞれにおいて、パッチ58a、58b及び58cが設けられる。
図2a、図2b、図2d、図2e、図3及び図4に関連して説明したもののうちの少なくとも1つに類似する2つ以上のフィルタバンクを結合することにより、最大次数(greatest order)の別のフィルタバンクを構成することができる。結合は、後続フィルタバンクの入力ポートが先行フィルタバンクの出力ポートのうちの1つに接続されるように、且つ、後続フィルタバンクのフィルタの帯域幅が、その後続フィルタバンクが接続される先行フィルタバンクの出力ポートのフィルタの帯域幅に含まれるようになされる。
このように、図2a及び図2bに関連して先に説明した2重フィルタバンクに類似する3つの2重フィルタバンク110、120及び130を結合することにより、図5に示す4重フィルタバンク100を得ることができる。それは、入力100iと4つの出力100o1〜100o4とを有する。第1の2重フィルタバンク110は、フィルタバンク100の入力ポートを構成する、その入力ポート100iを有する。第2の2重フィルタバンク120の入力ポートは、2重フィルタバンク110のフィルタF1の出力に接続され、第3の2重フィルタバンク130の入力ポートは、第1の2重フィルタバンク110のフィルタF2の出力に接続される。第2の2重フィルタバンク120の2つのフィルタF3及びF4の帯域幅は、第1のフィルタバンク110のフィルタF1の帯域幅に含まれ、第3の2重フィルタバンク130の2つのフィルタF5及びF6の帯域幅は、第1のフィルタバンク110のフィルタF2の帯域幅に含まれる。
2重フィルタバンク110、120及び130の相互接続ネットワークの次元は、概して同一ではないが、フィルタF1及びF2、F3及びF4並びにF5及びF6の各対の電磁特性によって決まる、ということが理解されなければならない。
たとえば、各フィルタは楕円形の応答(elliptic response)を示す。フィルタF1及びF2の次数(order)は5に等しく、他のフィルタF3〜F6の次数は3である。
たとえば、3.1〜4.1GHz4重フィルタバンクの一実施形態によれば、フィルタF1の帯域幅は3.1〜3.6GHzであり、フィルタF2の帯域幅は3.6〜4.1GHzであり、フィルタF3〜F6の帯域幅は、それぞれ3.1〜3.35GHz、3.35〜3.6GHz、3.6〜3.85GHz及び3.85〜4.1GHzである。
なお、それぞれ2重フィルタバンク110、120及び130のフィルタの対F1及びF2、F3及びF4並びにF5及びF6のうちの少なくとも1対を、一方がローパスフィルタであり、他方がハイパスフィルタであり、2つのフィルタが相補的であるようにしてもよい、ということに留意されたい。
より一般的には、同じ相互接続ネットワークに接続されるフィルタの中で、他より低い周波数カットオフを有するもの及び他より高い周波数カットオフを有するものがそれぞれ、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタであってもよい。
なお、図5の4重フィルタバンク100は、直列として示されていることに留意されたい。それは、フィルタF3及びF4はフィルタF1と直列であり、フィルタF5及びF6はフィルタF2と直列であるためである。
同様に、4重フィルタバンク210、たとえば図4に示す実施形態による4重フィルタバンク(ただし、図5に関連して説明した実施形態によるものであってもよい)と、4つの2重フィルタバンク220、230、240及び250(図2a及び図2bに関連して先に説明した2重フィルタバンクと同様のもの)とを結合することにより、図6に示すもののような8重フィルタバンク200を得ることができる。これは、1つの入力200iと8つの出力200o1〜200o8とを有する。4重フィルタバンク210のフィルタF1の出力は、フィルタF5及びF6を備える2重フィルタバンク220の入力ラインに接続される。同様に、4重フィルタバンク210のフィルタF2の出力は、2つのフィルタF7及びF8を備える2重フィルタバンク230の入力ラインに接続され、フィルタF3の出力は、フィルタF9及びF10を備える2重フィルタバンク240の入力ラインに接続され、フィルタF4の出力は、フィルタF11及びF12を備える2重フィルタバンク250の入力ラインに接続される。
上に示す構成のすべてにおいて、フィルタはさまざまなタイプのものであってもよい。たとえば、K. M. Lakin他によって記述されIEEE2002において発表された「Bulk acoustic resonators and filters for applications above 2 GHz」と題する文書に記載されているバルク音響共振器(Bulk Acoustic Resonator)を使用するタイプのものであってもよい。それらは、IEEE2002におけるE.Rius他による「3D integrated narrowband filters for millimeter-wave wireless applications」と題する文書、又はIEEE1991におけるFrederick Winter他による「High-dielectric constant stripline band-pass filters」と題する文書、又はChing-Luh Hsu、Fu-Chieh Hsu及びJen-Tsai Kuoによって著されIEEE2005において発表された「Microstrip Bandpass Filters for Ultra-Wideband (UWB) Wireless communications」と題する文書において述べられているようなマイクロストリップ技術又はコプラナ技術を使用するタイプのものであってもよい。それらは、IEEE2002におけるT. Paillotによる「A novel compact coplanar filter」と題する文書で述べられているもののようなコプラナ技術を使用するタイプのものであってもよい。それらはまた、Proceedings of the European Microwave Association Vol.1; June 2005で発表されEmmanuel Pistono他によって著された「Hybrid tunable microwave devices based on schottky-diode varactors」と題する文書に述べられているタイプのものであってもよい。
図7は、本発明によるトランシーバ500を示す。これは、ここでは信号の伝播方向に応じてマルチプレクサとして又はデマルチプレクサとして作用するフィルタバンク510を備え(簡単にするためにマルチプレクサとする)、このフィルタバンク510は、図2a、図2b、図2d、図2e、図3、図4、図5及び図6のうちの1つに表される実施形態のうちの1つに従うか、又は、これらの実施形態のうちの1つから導出される一実施形態に従う。マルチプレクサ510は、制御スイッチ520の共通接点に接続されるポート511を有し、制御スイッチ520の他の2つの接点は、増幅器521の出力と別の増幅器522の入力とにそれぞれ接続される。増幅器521の入力は別のスイッチ530の接点に接続され、増幅器522の出力はスイッチ530の別の接点に接続される。スイッチ530の共通接点は、アンテナ540に接続される。
マルチプレクサ510のマルチポート512の各ポート512j(j=1〜n)は、マルチスイッチ550のスイッチすべての中で制御スイッチ550jの共通接点に接続され、制御スイッチ550jの他の2つの接点は、変調器560のマルチポートの出力ポートと、復調器570のマルチポートの入力ポートとにそれぞれ接続される。
変調器560は、トランシーバの周波数帯域に一様の周波数スペクトルを有する基本パルス系列を生成するパルス発生器561を有し、このパルス発生器561は、上記周波数帯域の複数のサブバンドに含まれるパルスのエネルギーをエネルギースプリッタ562に渡し、エネルギースプリッタ562は、これらをそれぞれの出力において送り出す。エネルギースプリッタ562は、図2a、図2b、図2d、図2e、図3、図4、図5及び図6のうちの1つにおいて表される実施形態のうちの1つによるか、又はこれらの実施形態のうちの1つから導出される一実施形態によるフィルタバンクによって形成される。上記エネルギースプリッタの各出力は、符号器563のスイッチのうちの1つに接続され、このスイッチは、入力データの各ビットによって制御され、対応する周波数サブバンドで変調されたパルス系列を引き渡す。符号器563の出力はすべて、変調器560の出力マルチポートを形成する。
このように、入力データをそれぞれのサブバンドにおいて所定数の周波数パルスを用いて変調する変調器560が提供される。
復調器570は、そのマルチポートの各入力ポートにわたって渡されるエネルギーを回復するように意図された回復手段571と、複数の制御スイッチによって構成される同期化手段572と、積分手段573と、上記積分手段573によって渡される信号を所定閾値と比較し、複数のビットの形式下で出力データを渡すように意図された比較器手段574と、を有する。同期化手段572及び積分手段573は、比較器手段574の各入力にわたり、チャネル遅延中に各サブバンドで搬送される電力を表す信号を渡すように意図されている。
このように、送信データを回復するために上記サブバンドで受信される信号を復調する復調器570が提供される。
スイッチ520及び530、マルチスイッチ550、並びに変調器560及び復調器570を制御するためにコントローラ580が設けられる。トランシーバ500がデータを送信するように意図される時、マルチスイッチ550は、変調器560がフィルタバンク510に接続され、それによりフィルタバンク510がマルチプレクサとして作用する位置にあり、スイッチ520は、フィルタバンク510が増幅器522に接続される位置にあり、スイッチ530は、増幅器522がアンテナ540にデータを供給する位置にある。トランシーバ500がデータを受信するように意図される場合、スイッチ530は、アンテナ540が増幅器521にデータを供給する位置にあり、スイッチ520は、増幅器521がフィルタバンク510に接続され、それによりフィルタバンク510がデマルチプレクサとして作用する位置にあり、マルチスイッチ550は、フィルタバンク510が復調器570に接続される位置にある。
そして、フィルタバンク510は、上記それぞれのサブバンドで変調器560によって生成された周波数パルスすべてを、増幅器522及びアンテナ540によって送信するために受け取って併合するように意図されるか、又は、上記サブバンドでアンテナ540及び増幅器521によって受信された信号を、上記復調器570に引き渡すために受け取って分割するように意図される。
従来技術による2重フィルタバンクを示す図である。 フィルタバンクの入力ポートにおける入力信号の周波数に対する、図1aの2重フィルタバンクの2つのフィルタの出力ポートの各々において渡される電力をグラフにした図である。 マイクロストリップ技術を使用する本発明の一実施形態による2重フィルタバンクの平面図である。 マイクロストリップ技術を使用する本発明の一実施形態による2重フィルタバンクの斜視図である。 フィルタバンクの入力ポートにおける入力信号の周波数に対する、図2a及び図2bの2重フィルタバンクの2つのフィルタの出力ポートの各々において渡される電力をグラフにした図である。 図2a及び図2bに示すものによる2重フィルタバンクの他の実施形態を示す図である。 図2a及び図2bに示すものによる2重フィルタバンクの他の実施形態を示す図である。 本発明による3重フィルタバンクの平面図である。 本発明による4重フィルタバンクの平面図である。 図2a及び図2に関連して示すものによる3つの2重フィルタバンクを結合することによって得られる本発明による4重フィルタバンクの平面図である。 図4に関連して説明するものによる4重フィルタバンクと、図2a及び図2bに関連して説明するものによる4つの2重フィルタバンクとを結合することによって得られる本発明による8重フィルタバンクの平面図である。 少なくとも1つの本明細書で上述したフィルタバンクを使用するUWB(超広帯域)タイプの送信システムのトランシーバの概略図である。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの相互接続ネットワーク及びフィルタを含むマイクロ波フィルタバンクであって、
    前記少なくとも1つの相互接続ネットワークの各々は、入力ラインと、前記入力ラインに接続される少なくとも2つの出力ラインとを備え、
    前記相互接続ネットワークの各出力ラインにフィルタが接続され、
    前記相互接続ネットワーク又は所与の相互接続ネットワークに接続される前記フィルタは、カットオフ周波数が異なり且つ帯域幅がオーバラップしない
    マイクロ波フィルタバンクにおいて、
    前記相互接続ネットワーク又は少なくとも1つの相互接続ネットワークの前記出力ラインは、異なる特性インピーダンスを示し、
    これらの特性インピーダンスはまた、接続されるデバイスのインピーダンスに適合するように意図される前記入力ラインの特性インピーダンスとも異なることを特徴とする、マイクロ波フィルタバンク。
  2. 相互接続ネットワークに接続されるフィルタの前記カットオフ周波数が高いほど、前記フィルタが接続される前記出力ラインの幅が広いことを特徴とする、請求項1に記載のマイクロ波フィルタバンク。
  3. 相互接続ネットワークに接続されるフィルタの前記カットオフ周波数が低いほど、前記フィルタが接続される前記出力ラインが長いことを特徴とする、請求項1又は2に記載のマイクロ波フィルタバンク。
  4. 少なくとも1つのラインはメアンダラインであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマイクロ波フィルタバンク。
  5. 前記少なくとも1つの相互接続ネットワークの前記ラインは、マイクロストリップ技術におけるラインであるか、又はストリップライン技術におけるラインであるか、又はコプラナ技術におけるラインであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のマイクロ波フィルタバンク。
  6. 前記フィルタはバンドパスフィルタであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のマイクロ波フィルタバンク。
  7. 同じ相互接続ネットワークに接続される前記フィルタの中で、他より低い周波数カットオフを有するもの及び他より高い周波数カットオフを有するものはそれぞれ、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のマイクロ波フィルタバンク。
  8. マイクロ波フィルタバンクであって、
    複数のフィルタバンクであって、それぞれが請求項1〜7のいずれか一項に記載される、複数のフィルタバンクを、
    後続フィルタバンクの入力ポートが、先行フィルタバンクの出力ポートのうちの1つに接続されるように、且つ、
    前記後続フィルタバンクの前記フィルタの前記帯域幅が、前記後続フィルタバンクが接続される前記先行フィルタバンクの出力ポートの前記フィルタの前記帯域幅に含まれるように
    結合することを特徴とするマイクロ波フィルタバンク。
  9. UWBタイプのトランシーバであって、
    入力データを、それぞれのサブバンドにおいて所定数の周波数パルスで変調する、変調器と、
    送信データを回復するために、前記サブバンドで受信された信号を復調する、復調器と、
    前記それぞれのサブバンドにおける前記周波数パルスのすべてを、送信するために受け取って併合するように意図されるか、又は、前記サブバンドで受信された信号を、前記復調器に渡すために受け取って分割するように意図された、少なくとも1つのフィルタバンクと
    を備え、前記フィルタバンクは、請求項1〜8のいずれか一項に記載のマイクロ波フィルタバンクによることを特徴とする、UWBタイプのトランシーバ。
  10. 前記変調器は、前記それぞれのサブバンドで前記所定数の周波数パルスを生成するために、パルス発生器及び請求項1〜8のいずれか一項に記載のフィルタバンクを有することを特徴とする、請求項9に記載のUWBタイプのトランシーバ。
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