JP2007052674A - 商品データ呼び出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品データ呼び出し装置において、プリセットキーに対応する商品の種別の判別性を維持しつつ、プリセットキーに対応する商品の識別情報の可読性を高めることにより、操作者がプリセットキーを選択する際の誤操作を低減する。
【解決手段】HDD40は、複数の商品の商品データを記憶する。制御部30は、複数の商品のいずれかに対応する複数の商品選択キーをカラーディスプレイ11b,21b上に表示させ、複数の商品選択キーのいずれかが操作者により選択されると、選択された商品選択キーに対応する商品の商品データをHDD40から呼び出す。商品選択キーは、背景領域、識別情報表示領域及び種別表示領域を含む。背景領域は、第1色を発色する。識別情報表示領域は、第1色と異なる第2色を発色し、商品の識別情報を表示する。種別表示領域は、第1色と異なる第3色を発色し、第3色により商品の種別を表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、商品データ呼び出し装置に関し、特に、商品に対応する複数のプリセットキーを表示するカラーディスプレイを備えた商品データ呼び出し装置に関する。
商品を取り扱うスーパーマーケットや百貨店におけるレジ精算、対面販売、計量値付け作業や、食品加工工場の計量作業等においては、種々の商品データ呼び出し装置が活躍している。この種の商品データ呼び出し装置として、例えば、スーパーマーケット等のレジ精算で使用されている電子キャッシュレジスタ、対面販売用のハカリ、スーパーマーケット等のバックヤードや食品加工工場で計量及び値付けに使われる計量値付け装置等が挙げられる。
このような商品データ呼び出し装置は、通常、複数の商品の商品データを記憶する記憶部と、複数のプリセットキーを表示するディスプレイとを有しており、ディスプレイ上に表示されるプリセットキーが、記憶部に記憶される商品データに対応付けられている。そして、操作者が、ディスプレイ上に表示される複数のプリセットキーのいずれかを選択すると、選択されたプリセットキーに対応する商品の商品データが記憶部から呼び出される。このとき、例えば、電子キャッシュレジスタであれば、呼び出された商品データに含まれる売価データ等を用いて商品の精算処理がなされ、計量値付け装置であれば、呼び出された商品データに含まれる単価データと計量値とからラベルに印字する売価が計算される。
ところで、こうした複数のプリセットキーは、ディスプレイ上に同じような表示形態で並べて配置されることが多い。この場合、プリセットキーに商品番号や商品名が付されているだけでは、操作者がディスプレイ上に表示される複数のプリセットキーの中からすばやく所望のプリセットキーを見つけだすことは容易ではなく、操作者がプリセットキーを選択する際に確認に要する時間が長くなってしまったり、選択を誤ってしまったりすることも少なくない。
そこで、カラーディスプレイを利用して複数のプリセットキーをカラー表示し、操作者が目的のプリセットキーを選択することをサポートする商品データ呼び出し装置が提案されている。例えば、特許文献1に開示される対面販売用ハカリでは、各プリセットキーに各プリセットキーに対応する商品の商品名を表示する文字を付するとともに、こうした文字の背景色を各プリセットキーに対応する商品の種別を表示する色にしている(特許文献1の図6〜図8参照)。こうした場合、操作者は、プリセットキーを選択する際には、プリセットキーに付されている文字の背景色により商品の種別を判別して対象を絞り込み、さらに、その中からプリセットキーに付されている文字により個々の商品を識別することができる。
特開2000−304601号公報
しかしながら、特許文献1のように、従来の商品データ呼び出し装置のカラーディスプレイ上に表示されるプリセットキーの場合、文字の背景の全面が文字の色と異なる一色でベタ塗りされていることが多い。こうした場合、文字が見にくくなったり、長時間にわたりカラーディスプレイを眺めながら操作する操作者の目が疲れやすくなったりし、その結果、依然として操作者の誤操作を誘発する虞が残る。
本発明の課題は、商品データ呼び出し装置において、プリセットキーに対応する商品の種別の判別性を維持しつつ、プリセットキーに対応する商品の識別情報の可読性を高めることにより、操作者がプリセットキーを選択する際の誤操作を低減することにある。
第1発明に係る商品データ呼び出し装置は、カラーディスプレイと、記憶部と、制御部とを備える。記憶部は、複数の商品の商品データを記憶する。制御部は、複数の商品のいずれかに対応する複数のプリセットキーをカラーディスプレイ上に表示させ、複数のプリセットキーのいずれかが操作者により選択されると、選択されたプリセットキーに対応する商品の商品データを記憶部から呼び出す。プリセットキーは、背景領域、識別情報表示領域及び種別表示領域を含む。背景領域は、第1色を発色する。識別情報表示領域は、第1色と異なる第2色を発色し、商品の識別情報を表示する。種別表示領域は、第1色と異なる第3色を発色し、第3色により商品の種別を表示する。なお、商品の識別情報とは、商品番号や商品名のような、商品を識別する情報であって、文字、記号若しくは模様又はそれらの結合(以下、文字等)で表示される。
この商品データ呼び出し装置では、カラーディスプレイ上に表示される複数のプリセットキーのいずれかが操作者により選択されると、選択されたプリセットキーに対応する商品の商品データが記憶部から呼び出される。カラーディスプレイ上に表示されるプリセットキーは、背景領域と、そのプリセットキーに対応する商品の識別情報を表示する識別情報表示領域と、そのプリセットキーに対応する商品の種別を表示する種別表示領域とを含む。プリセットキーの種別表示領域は、そのプリセットキーの背景領域と異なる色を有しており、その色によりそのプリセットキーに対応する商品の種別を表示する。
このように、この商品データ呼び出し装置では、種別表示領域の色により商品の種別が表示されるため、商品の識別情報を表示する文字等の可読性を高めることを優先して背景領域の色が決定されたとしても、商品の種別を判別することが可能になる。そのため、この商品データ呼び出し装置では、プリセットキーに対応する商品の種別の判別性を維持しつつ、プリセットキーに対応する商品の識別情報の可読性を高めることが可能となり、その結果、操作者がプリセットキーを選択する際の誤操作を低減することができる。
第2発明に係る商品データ呼び出し装置は、第1発明に係る商品データ呼び出し装置であって、識別情報表示領域は、種別表示領域と重ならない。
この商品データ呼び出し装置では、プリセットキーにおいて商品の識別情報を表示する文字等が種別表示領域と重ならない。これにより、種別表示領域の色が原因で商品の識別情報を表示する文字等が見にくくなるといった状況が生じにくくなり、商品の識別情報の可読性をさらに高めることができる。
第3発明に係る商品データ呼び出し装置は、第2発明に係る商品データ呼び出し装置であって、種別表示領域は、カラーディスプレイ上に表示されたプリセットキーの下部に引かれたライン状の領域である。
この商品データ呼び出し装置では、プリセットキーの下部にラインが引かれ、そのラインの色により、そのプリセットキーに対応する商品の種別が表示される。このように、種別表示領域がライン状の領域として描かれる場合、商品の識別情報を表示する文字等が見にくくなったり、長時間にわたりカラーディスプレイを眺めながら操作することになる操作者の目が疲れやすくなったりするといった状況が生じにくくなり、商品の識別情報の可読性をさらに高めることができる。
また、この商品データ呼び出し装置では、プリセットキーの下部に引かれたラインは、カラーディスプレイ上において上下方向に隣接するプリセットキーの境界の視認性を高め、操作者が別のプリセットキーを押してしまうといった誤操作がさらに低減される。
第4発明に係る商品データ呼び出し装置は、第1発明から第3発明のいずれかに係る商品データ呼び出し装置であって、第2色は、第3色と異なる。
この商品データ呼び出し装置では、プリセットキーにおいて商品の識別情報を表示する文字等の色と種別表示領域の色とが異なる。これにより、種別表示領域の色と無関係に、商品の識別情報の可読性を高めることを優先して商品の識別情報を表示する文字等の色を決定することが可能になり、商品の識別情報の可読性を高めることができる。
第5発明に係る商品データ呼び出し装置は、第1発明から第4発明に係る商品データ呼び出し装置であって、背景領域は、略白を発色する。識別情報表示領域は、略黒色を発色する。
この商品データ呼び出し装置では、カラーディスプレイ上に表示されるプリセットキーにおいて、商品の識別情報を表示する文字等が略黒色となり、文字等の背景が略白となる。これにより、商品の識別情報の可読性をさらに高めることができる。
第6発明に係る商品データ呼び出し装置は、第1発明から第5発明に係る商品データ呼び出し装置であって、制御部は、操作者によりプリセットキーが新規登録されると、新規登録後に、商品の種別に応じて、カラーディスプレイ上に表示される際のプリセットキーの配置が決定される。
この商品データ呼び出し装置では、カラーディスプレイ上に表示されるプリセットキーの配置は、そのプリセットキーが新規登録された後に、そのプリセットキーに対応する商品の種別を参照して自動的に決定される。これにより、操作者は、プリセットキーを新規登録する際に、カラーディスプレイ上におけるそのプリセットキーの表示位置を考慮しながら新規登録の作業を行う必要がなく、プリセットキーの新規登録の操作が簡便になる。
本発明に係る商品データ呼び出し装置では、カラーディスプレイ上に表示されるプリセットキーは、背景領域と、そのプリセットキーに対応する商品の識別情報を表示する識別情報表示領域と、そのプリセットキーに対応する商品の種別を表示する種別表示領域とを含む。プリセットキーの種別表示領域は、そのプリセットキーの背景領域と異なる色を有しており、その色によりそのプリセットキーに対応する商品の種別を表示する。このように、種別表示領域の色により商品の種別が表示されるため、商品の識別情報を表示する文字等の可読性を高めることを優先して背景領域の色が決定されたとしても、商品の種別を判別することが可能になる。そのため、この商品データ呼び出し装置では、プリセットキーに対応する商品の種別の判別性を維持しつつ、プリセットキーに対応する商品の識別情報の可読性を高めることが可能となり、その結果、操作者がプリセットキーを選択する際の誤操作を低減することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る商品データ呼び出し装置を説明する。なお、別々の図面において、同じ参照符号は、同じ構成要素を示すものとする。
図1に、本発明に係る商品データ呼び出し装置が、スーパーマーケットや百貨店等の店舗における精算コーナーのレジカウンターに設置される電子キャッシュレジスタ1として実現された様子を示す。
(電子キャッシュレジスタの構成)
(全体構成)
図1に示されるように、電子キャッシュレジスタ1は、第1ブロック10と第2ブロック20とを含む。第1ブロック10と第2ブロック20とは、図示されない通信線により互いに接続されており、信号を送受信しながら連動している。第1ブロック10及び第2ブロック20は、精算コーナーの物理的構造上分離されているが、電子キャッシュレジスタ1の情報処理の機能上は分離されていない。第1ブロック10は、主に、レジ担当者により、商品を電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリするために利用される。第2ブロック20は、主に、レジ担当者により、第1ブロック10において電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされた商品の精算をするために利用される。しかしながら、第1ブロック10を商品の精算に利用することも可能であれば、第2ブロックを商品のエントリに利用することも可能である。
図2は、電子キャッシュレジスタ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
電子キャッシュレジスタ1は、制御部30、HDD40、第1タッチパネル11a、第2タッチパネル21a、第1カラーディスプレイ11b、第2カラーディスプレイ21b、第1補助ディスプレイ12、第2補助ディスプレイ22、カスタマーディスプレイ14、バーコードリーダ13、カードリーダ25、レシート発行部23、機械キー26及びドロワ24を含む。
制御部30は、CPU31、ROM32及びRAM33を含む。ROM32には、電子キャッシュレジスタ1を制御するための制御プログラムが格納されている。CPU31は、ROM32に格納された制御プログラムに基づいて、電子キャッシュレジスタ1を制御する。RAM33は、CPU31がROM32に格納された制御プログラムを実行する際に利用される作業領域である。
HDD40は、商品データテーブル41、グループ選択キーテーブル42、商品選択キーテーブル43及びファンクションキーテーブル44を記憶している。商品データテーブル41は、店舗で取り扱う商品に関する商品データを格納している。グループ選択キーテーブル42、商品選択キーテーブル43及びファンクションキーテーブル44は、それぞれ後述するグループ選択キー、商品選択キー及びファンクションキーを第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に表示する際に必要となる情報を格納している。
第1カラーディスプレイ11bは、第1タッチパネル11aと組み合わされて、第1タッチスクリーン11を形成する。第1カラーディスプレイ11bは、精算対象の候補となる商品に1対1で対応する商品選択キーや精算対象となる全商品の合計金額等を表示する。第1タッチパネル11aは、第1カラーディスプレイ11bを覆うように設置されている。レジ担当者が、第1カラーディスプレイ11b上の商品選択キーの表示位置に対応する第1タッチパネル11a上の領域を触ると、その商品選択キーが選択され、その商品選択キーに対応する商品が電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされる。
第2カラーディスプレイ21bは、第2タッチパネル21aと組み合わされて、第2タッチスクリーン21を形成する。第2タッチスクリーン21は、第1タッチスクリーン11と同様の構成を有する。
第1補助ディスプレイ12は、レジ担当者が商品を精算対象としてエントリする際にリアルタイムで商品の商品名及び単価を表示し、精算対象となる全商品のエントリ完了後その合計金額をレジ担当者に対して表示する。
第2補助ディスプレイ22は、第1補助ディスプレイ12と同様の構成を有する。
カスタマーディスプレイ14は、第1タッチスクリーン11と背中合わせになるように配置されている。カスタマーディスプレイ14は、第1補助ディスプレイ12と同様の内容を買い物客に対して表示する。
バーコードリーダ13は、商品に付されているバーコードを読み取る。レジ担当者が、バーコードをバーコードリーダ13にかざすと、そのバーコードがバーコードリーダ13に読み取られ、そのバーコードに対応する商品が電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされる。
カードリーダ25は、買い物客がレジ精算時において提示したクレジットカードや会員カード等の各種カードを読み取る。これにより、料金のクレジットカード払いやサービスポイントの管理が実現される。
レシート発行部23は、電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされた商品の商品名及び単価の一覧や精算対象となる全商品の合計金額が記載されたレシートを発行する。
機械キー26は、電子キャッシュレジスタ1に数字情報を入力するための数字キーやドロワ24を開くための開キーを含む。
ドロワ24は、紙幣や硬貨の保存場所として機能する。ドロワ24は、レジ担当者が機械キー26に含まれる開キーを押すと図1の矢印Aの方向に開き、レジ担当者が図1の矢印Aと逆の方向に物理的に押すと閉まるようになっている。
(レジ精算用画面)
図3は、第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に表示されるレジ精算用の画面70である。
制御プログラムは、レジ担当者から所定の入力を受け取ると、計算結果等表示領域71、グループ選択キー表示領域72、商品選択キー表示領域73及びファンクションキー表示領域74を含むレジ精算用の画面70を第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に表示させる。
計算結果等表示領域71内には、レジ担当者が商品を精算対象としてエントリする際にリアルタイムで商品の商品名及び単価が表示され、精算対象となる全商品のエントリ完了後レジ担当者に対してその合計金額が表示される。
グループ選択キー表示領域72内には、6個のグループ選択キーが表示される。グループ選択キーは、商品のグループに1対1で対応している。商品のグループは、ユーザにより任意に設定可能であり、本実施形態では、「野菜」「精肉」「鮮魚」「果物」「惣菜」「その他」の6つのグループが設定されている。レジ担当者が、グループ選択キー表示領域72内に表示されるグループ選択キーのいずれかを選択すると、選択されたグループ選択キーに対応するグループに属する商品に対応する商品選択キーが、商品選択キー表示領域73内に表示される。
各グループ選択キーには、レジ担当者がそのグループ選択キーに対応するグループを識別可能となるような文字が黒色で付される。この文字は、ユーザにより任意に設定可能であり、本実施形態では、グループのグループ名が設定されている。また、各グループ選択キーの背景色も、ユーザにより任意に設定可能であり、本実施形態では、商品のグループを表示する色が設定されている。具体的には、「野菜」「精肉」「鮮魚」「果物」「惣菜」「その他」を表示する色として、それぞれ緑、赤色、青、オレンジ、茶、ピンクが設定されている。
商品選択キー表示領域73内には、同時に最大6×6個(36個)の商品選択キーが表示される。商品選択キーは、精算対象の候補となる商品に1対1で対応する。レジ担当者が、商品選択キー表示領域73内に表示される商品選択キーのいずれかを選択すると、選択された商品選択キーに対応する商品が、電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされる。
各商品選択キーには、レジ担当者がその商品選択キーに対応する商品を識別可能となるような文字が黒色で付される。この文字は、ユーザにより任意に設定可能であり、本実施形態では、商品の商品名が設定されている。また、各商品選択キーの下部にはラインが引かれている。このラインの色も、ユーザにより任意に設定可能であり、本実施形態では、商品の種別を表示する色が設定されている。これにより、レジ担当者は、商品選択キーに対応する商品の種別を認識し易くなっている。なお、本実施形態では、商品の種別として、「野菜」「精肉」「鮮魚」「果物」「惣菜」「菓子」「日用品」が設定されており、これらの種別を表示する色として、それぞれ緑、赤色、青、オレンジ、茶、シルバー、黄が設定されている。さらに、各商品選択キーの背景色も、ユーザにより任意に設定可能であり、本実施形態では、白が設定されている。このように、本実施形態では、商品選択キーに白地に黒で文字が付されているため、文字の視認性が高くなっている。
なお、本実施形態では、「その他」以外のグループは、種別と1対1で対応しており、「その他」グループは、「菓子」「日用品」の2つの種別に対応している。そのため、「その他」以外のグループに対応するグループ選択キーの背景色は、そのグループに属する商品に対応する全ての商品選択キーのライン色と等しくなっている。
ファンクションキー表示領域74内には、6個のファンクションキーが表示される。ファンクションキーには、そのファンクションキーが選択された場合に実行される機能が対応付けられている。例えば、商品が電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされる際にレジ担当者により「タイムサービス」キーが選択されたとすると、制御プログラムは、合計金額を計算する際にその商品の単価をタイムサービス価格で計上する。なお、タイムサービス価格は、予めHDD40に記憶されているものとする。また、「次へ」キーは、商品選択キー表示領域73内に表示されるべきプリセットキーが36個を超えた場合に有効となるプリセットキーである。「次へ」キーが選択されると、商品選択キー表示領域73内に37番目以降の商品選択キーが表示される。「前へ」キーは、「次へ」キーが選択された場合に有効となるプリセットキーであり、商品選択キー表示領域73内に表示される商品選択キーを「次へ」キーが選択される前の状態に戻す。
各ファンクションキーには、レジ担当者がそのファンクションキーに対応する機能を識別可能となるような文字が黒色で付される。この文字は、ユーザにより任意に設定可能である。また、各ファンクションキーの背景色も、ユーザにより任意に設定可能であるが、本実施形態では、全てのファンクションキーの色が黄緑に統一されている。これにより、そのプリセットキーがファンクションキーであることが、レジ担当者に一目で分かるようになっている。
グループ選択キー表示領域72、商品選択キー表示領域73及びファンクションキー表示領域74内に表示される各プリセットキーは、それぞれ後述するグループ選択キーテーブル42、商品選択キーテーブル43及びファンクションキーテーブル44に格納される各レコードに1対1で対応している。また、テーブル42〜44に格納される各レコードは、領域72〜74内に各プリセットキーを表示する際に必要となる情報を含んでいる。これにより、制御プログラムは、テーブル42〜44を参照することにより、表示領域72〜74内に各プリセットキーを表示することが可能になっている。
(商品データテーブル)
図4に、商品データテーブル41の構造を示す。商品データテーブル41は、1つの商品の商品データを1つのレコードとして格納する表形式のデータベースである。
商品データテーブル41は、商品ID、商品名、単価、ポイント、会員割引率及びグループNoフィールドを有する。
商品IDフィールドには、商品を特定する商品IDが格納される。商品名フィールドには、商品の商品名が格納される。単価フィールドには、商品の単価が円単位で格納される。ポイントフィールドには、商品のポイントが格納される。会員割引率フィールドには、会員割引率がパーセント単位で格納される。グループNoフィールドには、商品のグループを特定するグループNoが格納される。
(グループ選択キーテーブル)
図5に、グループ選択キーテーブル42の構造を示す。グループ選択キーテーブル42は、1つのグループ選択キーを定義するための情報を1つのレコードとして格納する表形式のデータベースである。
グループ選択キーテーブル42は、グループNo、グループ名、横ポジション番号、縦ポジション番号、背景色及び文字フィールドを有する。
グループNoフィールドには、グループ選択キーに対応するグループを特定するグループNoが格納される。グループ名フィールドには、グループ選択キーに対応するグループのグループ名が格納される。横ポジション番号、縦ポジション番号フィールドには、それぞれグループ選択キー表示領域72内におけるグループ選択キーの横ポジション番号、縦ポジション番号が格納される。背景色フィールドには、グループ選択キーの背景色が格納される。文字フィールドには、グループ選択キーに付される文字が格納される。
(商品選択キーテーブル)
図6に、商品選択キーテーブル43の構造を示す。商品選択キーテーブル43は、1つの商品選択キーを定義するための情報を1つのレコードとして格納する表形式のデータベースである。
商品選択キーテーブル43は、グループNo、頁番号、横ポジション番号、縦ポジション番号、商品ID、背景色、ライン色、文字及び文字サイズフィールドを有する。
グループNoフィールドには、商品選択キーに対応する商品のグループを特定するグループNoが格納される。頁番号、横ポジション番号、縦ポジション番号フィールドには、それぞれ商品選択キー表示領域73内における商品選択キーの頁番号、横ポジション番号、縦ポジション番号が格納される。商品IDフィールドには、商品選択キーに対応する商品を特定する商品IDが格納される。背景色フィールドには、商品選択キーの背景色が格納される。ライン色フィールドには、商品選択キーの下部に引かれるラインの色が格納される。文字フィールドには、商品選択キーに付される文字が格納される。文字サイズフィールドには、商品選択キーに付される文字のサイズが格納される。
(ファンクションキーテーブル)
図7に、ファンクションキーテーブル44の構造を示す。ファンクションキーテーブル44は、1つのファンクションキーを定義するための情報を1つのレコードとして格納する表形式のデータベースである。
ファンクションキーテーブル44は、縦ポジション番号、機能コード、背景色及び文字フィールドを有する。
縦ポジション番号フィールドには、ファンクションキー表示領域74内におけるファンクションキーの縦ポジション番号が格納される。機能コードフィールドには、レジ担当者によりファンクションキーが選択された場合に制御プログラムが実行すべき機能を実装するサブルーチンへのリンク情報が格納される。背景色フィールドには、ファンクションキーの背景色が格納される。文字フィールドには、ファンクションキーに付される文字が格納される。
<電子キャッシュレジスタの動作>
(レジ精算時の動作)
精算コーナーにおいて、買い物客が購入したい商品をレジ担当者に渡すと、レジ担当者は渡された商品を電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリする。
このとき、バーコードが付されている商品については、レジ担当者がそのバーコードをバーコードリーダ13にかざすことにより、そのバーコードがバーコードリーダ13に読み取られ、そのバーコードに対応する商品が電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされる。一方、電子キャッシュレジスタ1に商品選択キーが登録されている商品については、レジ担当者が第1タッチスクリーン11上に表示される図3のレジ精算用の画面を介してその商品を選択することにより、その商品が電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリされる。電子キャッシュレジスタ1上で実行される制御プログラムは、商品が精算対象としてエントリされると、HDD40に格納された商品データテーブル41を参照することにより、精算対象としてエントリされた商品の単価の情報等を呼び出して、合計金額等を計算する。また、バーコードが付されておらず、さらに、電子キャッシュレジスタ1に商品選択キーが登録されていない商品については、レジ担当者は、その商品を電子キャッシュレジスタ1に精算対象としてエントリする作業に代えて、機械キー26を介して電子キャッシュレジスタ1にその商品の単価を入力する。これにより、制御プログラムは、バーコードが付されておらず、さらに、電子キャッシュレジスタ1に商品選択キーが登録されていない商品についても、商品の単価を合計金額の計算に計上することができる。
以下、買い物客が「長野県産トマト」を含むいくつかの商品を購入する場合を例として、電子キャッシュレジスタ1の動作の詳細を説明する。なお、「長野県産トマト」の商品データは、商品データテーブルに格納されており(図4)、「長野県産トマト」に対応する商品選択キーは、電子キャッシュレジスタ1に登録されているものとする(図6)。また、簡単のために、以下の例において精算される商品については、商品に対応する商品選択キーが登録されているものとする。
まず、レジ担当者は、「長野県産トマト」のグループを判断する。商品のグループは、商品の種別に概ね1対1で対応しているため、商品の種別から類推することができる。レジ担当者は、「長野県産トマト」が「野菜」グループに属すると判断すると、第1カラーディスプレイ11b上の「野菜」キー選択する。このとき、「野菜」キーの背景色が野菜を表示する緑となっているため、レジ担当者は、容易に「野菜」キーの位置を認識することができる。
続いて、「野菜」キーが選択されたことに応答して、制御プログラムは、商品選択キーテーブル43を参照して、第1カラーディスプレイ11b上の商品選択キー表示領域73内に商品選択キーを表示する。具体的には、商品選択キーテーブル43のグループNoフィールドに「野菜」グループを特定する「1」が格納され、かつ、頁番号フィールドに「1」が格納されたレコードに対応する商品選択キーが表示される。このとき、表示された商品選択キーの下部に引かれたラインの色が「野菜」キーの背景色と同じ緑になっていることにより、レジ担当者は、確かに「野菜」キーが選択されたことを瞬時に認識することができる。
「長野県産トマト」に対応するレコードの頁番号フィールドには「2」が格納されているため(図6)、この段階では、商品選択キー表示領域73内には、「長野県産トマト」に対応する商品選択キーは表示されない。そこで、レジ担当者は、ファンクションキー表示領域74内に表示される「次へ」キーを選択する。これに応答して、制御プログラムは、ファンクションキーテーブル44の機能コードフィールドに格納されたリンク情報に基づいてサブルーチンを呼び出し、商品選択キー表示領域73内に表示される商品選択キーを更新する。具体的には、商品選択キーテーブル43のグループNoフィールドに「野菜」グループを特定する「1」が格納され、かつ、頁番号フィールドに「2」が格納されたレコードに対応する商品選択キーが表示される。
このとき、「長野県産トマト」に対応するレコードの横ポジション番号及び縦ポジション番号フィールドにはそれぞれ「1」及び「2」が格納されているため、商品選択キー表示領域73内において左から1番目、上から2番目の位置に「長野県産トマト」キーが表示される。ここで、レジ担当者が、商品選択キー表示領域73内の「長野県産トマト」キーを選択すると、「長野県産トマト」が精算対象としてエントリされる。
続いて、制御プログラムは、商品選択キーテーブル43を参照して、「長野県産トマト」に対応するレコードの商品IDフィールドに格納された商品ID「VE0038」を読み出す。次に、制御プログラムは、商品データテーブル41を参照して、商品IDフィールドに「VE0038」が格納されたレコードの単価フィールドに格納された単価「198(円)」を読み出し、「長野県産トマト」の単価を「198(円)」とする。
同様にして、制御プログラムは、精算対象としてエントリされた全商品について単価を決定し、それらの単価を合計することにより、精算対象となる全商品の合計金額を計算する。合計金額が計算終了後、制御プログラムは、その合計金額を出力装置11b,12,14,21b,22,23を介してレジ担当者又は買い物客に対して表示する。
(商品選択キーの新規登録時の動作)
第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上の画面左上には、常にメニューキーが表示される。ユーザがこのメニューキーから「商品選択キーの新規登録」を選択することにより、商品選択キーの新規登録が可能になる。
「商品選択キーの新規登録」が選択されると、制御プログラムは、図8に示される商品選択キーの新規登録用の画面80を第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に表示させる。画面80内には、新規登録する商品選択キー(以下、新規商品選択キー)に対応する商品の商品名、単価、ポイント及び会員割引率、グループ、並びに、商品選択キーに付される文字及びそのサイズ、商品選択キーの下部に引かれるラインの色、商品選択キーの背景色についての設定欄が表示される。
商品の商品名、単価、ポイント及び会員割引率については、「商品データベースを参照する」キーを選択することにより、商品データテーブル41を参照して選択することができるようになっている。
商品のグループについては、デフォルト値として、「商品データベースを参照する」キーを選択することにより商品が選択された際にその選択された商品のグループが設定されるが、そのデフォルト値を上書きして「野菜」「精肉」「鮮魚」「果物」「惣菜」「その他」の6つから自由に選択できるようになっている。
文字については、デフォルト値として、商品の商品名が選択された際にその商品名が設定されるが、そのデフォルト値を上書きして自由に設定できるようになっている。文字のサイズについては、デフォルト値として「10」が設定されるが、そのデフォルト値を上書きして自由に選択できるようになっている。背景色については、デフォルト値として「白」が設定されるが、そのデフォルト値を上書きして所定の色の中から自由に選択できるようになっている。ラインの色については、デフォルト値として、商品のグループが選択された際にその選択されたグループに対応する色が設定されるが、そのデフォルト値を上書きして所定の色の中から自由に選択できるようになっている。ここで、グループに対応する色とは、グループ選択キーテーブル42に格納されたそのグループに対応するレコードの背景色フィールドに格納された背景色を意味する。
ユーザが上記設定項目の設定を終了して、画面80の右下に表示される「OK」キーを選択すると、制御プログラムは、ユーザにより設定された上記設定項目についての設定内容に基づいて、商品選択キーテーブル43にレコードを1つ追加する。このレコードは、新規商品選択キーに対応する。
次に、制御プログラムは、商品選択キー表示領域73内における新規商品選択キーの表示位置を決定する。このとき、新規商品選択キーと同じグループに属する他の商品選択キーの表示位置も更新対象となる。具体的には、制御プログラムは、商品選択キーテーブル43に格納される全てのレコードのうち、追加されたレコードとグループNoフィールドに格納されるグループNoが等しいレコードを全て選別する。次に、制御プログラムは、ライン色フィールドの値を第1に、文字フィールドの値を第2に優先して、この選別された全てのレコードを五十音順にソートする。続いて、制御プログラムは、商品選択キー表示領域73内において商品選択キーがソート順に表示されるように、ソートされたレコードの頁番号、横ポジション番号及び縦ポジション番号フィールドに適切な値を格納する。なお、「その他」以外のグループについては、そのグループに属するレコードのライン色フィールドの値が全て同じであるため、実質的に文字フィールドの値のみを優先してソートされることになる。
これ以降、レジ精算用の画面70を表示すると、商品選択キー表示領域73内に新規商品選択キーが表示される。
(商品選択キーの削除時の動作)
ユーザが、第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上の画面左上に表示されるメニューキーから「商品選択キーの削除」を選択することにより、商品選択キーの削除が可能になる。
「商品選択キーの削除」が選択されると、制御プログラムは、図9に示される商品選択キーの削除用の画面90を第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に表示させる。ユーザは、画面90内に表示される文字により、削除する商品選択キーを選択することを促される。画面90内の領域100内には、レジ精算時用の画面70と同様の画面が埋め込まれるように表示されており、ユーザが削除する商品選択キーを視覚的に選択できるようになっている。
ユーザが削除する商品選択キーを選択すると、制御プログラムは、確認画面を表示してユーザの意思を確認する。ユーザが確認画面を介して再度削除することを選択すると、制御プログラムは、商品選択キーテーブル43にアクセスして、削除する商品選択キーに対応するレコードを削除する。
次に、制御プログラムは、削除された商品選択キーと同じグループに属する他の商品選択キーの商品選択キー表示領域73内における表示位置を更新する。制御プログラムによる具体的な処理は、商品選択キーの新規登録時において新規商品選択キーの表示位置を決定する処理と同様であるため、説明を省略する。
(商品選択キーの変更時の動作)
ユーザが、第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上の画面左上に表示されるメニューキーから「商品選択キーの変更」を選択することにより、商品選択キーの変更が可能になる。
「商品選択キーの変更」が選択されると、制御プログラムは、所定の画面を第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に表示させる。この画面は、画面内に表示される文字を除き、画面90と同様である。ユーザは、この画面内に表示される文字により、変更する商品選択キーを選択することを促される。
ユーザにより変更する商品選択キーが選択されると、制御プログラムは、第1カラーディスプレイ11b及び第2カラーディスプレイ21b上に所定の画面を表示させる。ユーザは、この画面を介して、変更する商品選択キーの設定項目のうち変更すべき項目について更新する。この画面は、各設定欄のデフォルト値が変更前の値になる点を除き、画面80と同様である。
これ以降、商品選択キーの変更が完了するまでの処理は、商品選択キーの新規登録時の処理と同様であるため、説明を省略する。
<特徴>
(1)
上記実施形態では、商品選択キーの中央に文字が付され、商品選択キーの下部にラインが引かれており、ラインにはその商品選択キーに対応する商品の種別を表示する色が付されている。このため、レジ担当者は、ラインの色からその商品選択キーに対応する商品の種別を瞬時に判断することができるとともに、このラインと文字とが重なっていないため、商品選択キーの文字を容易に読むことができる。これにより、レジ担当者によるプリセットキー選択の誤操作が低減される。
(2)
上記実施形態では、商品選択キーの下部にラインが引かれている。これにより、レジ担当者が、上下方向に隣接する商品選択キーの境界を判別し易くなっている。このことは、上記実施形態のように上下方向に複数のプリセットキーが配置されるディスプレイにあっては、特に有用となる。
(3)
上記実施形態では、電子キャッシュレジスタ1に商品選択キーを新規登録する際、ユーザは、電子キャッシュレジスタ1から商品選択キーの表示位置に関する情報の入力を求められない。制御プログラムは、ユーザによるその他の情報の入力後、自動的に商品選択キーの表示位置を決定している。これにより、ユーザは、商品選択キーを新規登録する際に、商品選択キー表示領域73内における表示位置を考慮しながら作業を行う必要がなく、新規登録の操作が簡便になる。
<変形例>
(1)
電子キャッシュレジスタ1は、POSシステムであってもよい。また、上記実施形態では、本発明に係る商品データ呼び出し装置が電子キャッシュレジスタとして実現されているが、ハカリや計量値付け装置等、商品データを呼び出すことができる任意の商品データ呼び出し装置として実現され得る。
(2)
上記実施形態では、商品選択キーについてのみその下部にラインが引かれるように設計されているが、グループ選択キーやファンクションキーの下部にもラインが引かれるように設計されてもよい。
(3)
上記実施形態では、商品選択キーの下部にラインが引かれ、そのラインの色によりその商品選択キーに対応する商品の種別が表示されるが、本発明に係る商品選択キーの商品の種別を表示する領域の形状は、このライン形状に限定されない。上記実施形態におけるラインに代えて、文字の横に描かれる円形の領域(図10(a))、商品選択キーの外枠線に平行するように描かれる領域(図10(b),10(c))、文字を囲むように描かれる領域(図10(d))、L字型(図10(e))の領域、又は、逆L字型(図10(f))の領域が設けられてもよい。特に、商品の種別を表示する領域の形状がL字型(図10(e))、逆L字型(図10(f))となる場合には、商品選択キーが上下左右に並ぶようにディスプレイ上に表示される場合にも、隣接する商品選択キーの境界を判別し易くなっている。
(4)
上記実施形態では、商品選択キーの背景色、文字色がそれぞれ白、黒となっているが、背景色に薄い色かつ文字色に濃い色を設定する等、背景色及び文字色として、文字の視認性を高めることができる任意の色の組み合わせが設定され得る。
(5)
上記実施形態では、商品選択キーを新規登録する際に、その商品選択キーに対応する商品のグループ名及びその商品選択キーの下部に引かれるラインの色は、操作者が所定のデフォルト値を上書きして自由に選択できるように設計されているが、上述のデフォルト値で固定され操作者が自由に選択できないように設計されていてもよい。
本発明は、操作者がプリセットキーを選択する際の誤操作を低減することができるという効果を有し、商品データ呼び出し装置として有用である。
本発明に係る電子キャッシュレジスタの外観図。 本発明に係る電子キャッシュレジスタのハードウェア構成を示すブロック図。 レジ精算用の画面。 商品データテーブルの構造を示す図。 グループ選択キーテーブルの構造を示す図。 商品選択キーテーブルの構造を示す図。 ファンクションキーテーブルの構造を示す図。 商品選択キーの新規登録用の画面。 商品選択キーの削除用の画面。 (a)〜(f)商品選択キーの外観の変形例。
符号の説明
11b 第1カラーディスプレイ
21b 第2カラーディスプレイ
70 レジ精算時の画面
71 計算結果表示領域
72 グループ選択キー表示領域
73 商品選択キー表示領域
74 ファンクションキー表示領域

Claims (6)

  1. カラーディスプレイと、
    複数の商品の商品データを記憶する記憶部と、
    前記複数の商品のいずれかに対応する複数のプリセットキーを前記カラーディスプレイ上に表示させ、前記複数のプリセットキーのいずれかが操作者により選択されると、選択されたプリセットキーに対応する前記商品の前記商品データを前記記憶部から呼び出す制御部と、
    を備え、
    前記プリセットキーは、第1色を発色する背景領域、前記第1色と異なる第2色を発色し前記商品の識別情報を表示する識別情報表示領域、及び前記第1色と異なる第3色を発色し前記第3色により前記商品の種別を表示する種別表示領域を含む、
    商品データ呼び出し装置。
  2. 前記識別情報表示領域は、前記種別表示領域と重ならない、
    請求項1に記載の商品データ呼び出し装置。
  3. 前記種別表示領域は、前記カラーディスプレイ上に表示された前記プリセットキーの下部に引かれたライン状の領域である、
    請求項2に記載の商品データ呼び出し装置。
  4. 前記第2色は、前記第3色と異なる、
    請求項1〜3のいずれかに記載の商品データ呼び出し装置。
  5. 前記背景領域は、略白色を発色し、前記識別情報表示領域は、略黒色を発色する、
    請求項1〜4に記載の商品データ呼び出し装置。
  6. 前記制御部は、操作者により前記プリセットキーが新規登録されると、新規登録後に、前記商品の前記種別に応じて、前記カラーディスプレイ上に表示される際の前記プリセットキーの配置が決定される、
    請求項1〜5に記載の商品データ呼び出し装置。
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