JP2007051620A - 液体機械の検査方法及び液体機械の検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】査中に液体機械に付着した検査用流体の除去をより効率的に行うことのできる液体機械の検査装置及び検査装置を提供する。
【解決手段】燃料フィードポンプ30の流量計測装置は、ポンプ保持部材10及びカバー部材40を備えて構成されている。このカバー部材40により密閉された空間S2における同カバー部材40の内周と燃料フィードポンプ30の外周と間隙Cは、0.5mmとされている。また、上記カバー部材40には、空間S2内にエアを噴射するエア供給管44及びこのエア供給管44から噴射されたエアを回収するエア回収管45が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】燃料フィードポンプ30の流量計測装置は、ポンプ保持部材10及びカバー部材40を備えて構成されている。このカバー部材40により密閉された空間S2における同カバー部材40の内周と燃料フィードポンプ30の外周と間隙Cは、0.5mmとされている。また、上記カバー部材40には、空間S2内にエアを噴射するエア供給管44及びこのエア供給管44から噴射されたエアを回収するエア回収管45が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、液体機械の検査方法及び液体機械の検査装置に関するものである。
周知のように、駆動に応じて液体にエネルギを与えたり、液体のエネルギを機械的仕事に変換したりする液体機械の製造にあたっては、その液体機械が定格の性能を満たしているか否かの検査が行われることがある。そしてそうした検査を、検査用の液体を供給しながら液体機械を実際に駆動して、そのときの吐出能力、発生出力、流動抵抗などの液体機械の駆動特性を計測することで行うことがある。
ここで、従来における液体機械の検査態様の一例を説明する。この検査は、車載等の燃料タンクから燃料を汲み上げる燃料フィードポンプの燃料吐出能力が定格を満たしているか否かを確認するために行われる。
図2は、そうした燃料フィードポンプ30の検査に用いられる従来の検査装置の構成を示している。同図に示すように、検査対象となる燃料フィードポンプ30は、略円筒形状をなしており、その下端には燃料タンクから燃料を吸入するための吸入口31と余剰燃料をリリーフするリリーフ口33とが、その上端にはその吸入した燃料を吐出する吐出口32と給電用のターミナル34とが、それぞれ設けられている。
検査に際して、こうした燃料フィードポンプ30の下端部には、上記吸入口31及びリリーフ口33の周囲を覆うように、略有底円筒形状のポンプ保持部材10が取り付けられる。なお、ポンプ保持部材10の上端部の内周には、これと対向する燃料フィードポンプ30の外周との当接面間をシールするシール材14が設けられている。
また、このポンプ保持部材10には、燃料フィードポンプ30がセットされた際に、先端がそれぞれ上記吸入口31及びリリーフ口33に密接されるように、供給管11及びリリーフ管12が同ポンプ保持部材10の底面を貫通して取り付けられている。これら供給管11及びリリーフ管12は、検査用液体が貯蔵された液体タンク13にそれぞれ接続されている。ちなみに、検査用液体としては、不燃性でありながら、当該燃料フィードポンプ30の汲み出す燃料に、粘度等の物理的性質の近い液体が使用される。
一方、検査に際して燃料フィードポンプ30の上端部には、その吐出口32の周囲を覆うように、略有蓋円筒形状のカバー部材20が嵌合される。このカバー部材20の下端部の内周には、これと対向する燃料フィードポンプ30の外周との当接面間をシールするシール部材27が設けられている。
また、このカバー部材20には、燃料フィードポンプ30に取り付けられた際に、その端部が上記吐出口32内に挿入されるように取込管21が同カバー部材20の頂面を貫通して取り付けられている。取込管21は、その内部を流れる検査用液体の流量を計測する流量計26を経由して上記液体タンク13に接続されている。更にカバー部材20の頂面には、燃料フィードポンプ30の上記ターミナル34に接続されるコネクタ23が設けられてもいる。
なお、こうしたカバー部材20が取り付けられた際に、燃料フィードポンプ30の上端部の外周には、カバー部材20の内周との間に、密閉された空間S1が区画形成されるようになっている。そしてその空間S1には、コンプレッサ等により加圧されたエアを供給するためのエア供給管24と、エアを回収するためのエア回収管25とがそれぞれ接続されている。
さて検査にあたっては、まず、上記燃料フィードポンプ30を上記ポンプ保持部材10にセットするとともに、この燃料フィードポンプ30に上記カバー部材20を取り付ける。
続いて、上記コネクタ23を通じて燃料フィードポンプ30のターミナル34に給電を行うことで、同燃料フィードポンプ30を駆動させる。これにより、上記液体タンク13の検査用流体が供給管11を通じて燃料フィードポンプ30に吸入されるとともに、吐出口32から上記取込管21に吐出される。そして取込管21の内部を流れる検査用液体の流量が、流量計26にて計測され、その計測結果に基づき、燃料フィードポンプ30が定格の燃料吐出能力を有しているか否かの確認が行われる。またこのとき、燃料フィードポンプ30に吸入されたものの、吐出口32から吐出し切れずに余剰した検査用液体は、リリーフ管12を通じて液体タンク13に戻される。
なお、燃料フィードポンプ30は、燃料タンク内に設置されることから、燃料の漏れを完全に防止するようには設計されておらず、そのため、上記計測中に吐出口32の付近から若干の検査用液体が漏れ出すことがある。そこで、検査に際して燃料フィードポンプ30の吐出口32付近を上記カバー部材20で覆うことで、漏れ出した検査用液体の周囲への飛散を防止するようにしている。
こうした漏れ出した検査用液体は、計測の終了後にも、カバー部材20に覆われた燃料フィードポンプ30の上端部に付着した状態で残留している。そこで、計測の終了後、上記エア供給管24を通じて上記空間S1の内部にエアを噴射し、このエアとともに付着した検査用液体を上記エア回収管25を通じて回収するようにしている。
このように、燃料フィードポンプ30の外周に付着した検査用液体をエアブローを用いて回収することで、その検査用液体の揮発や除去に要する時間や手間は確かに大きく縮小されるようになる。しかしながら、燃料フィードポンプ30の外周に設けられた凹凸のため、エアの流れが滞る部位ができてしまうため、付着した検査用液体の一部についてはその除去が困難となっている。また、こうした燃料フィードポンプ30の形状に起因したエアの滞留に拘わらず、付着した検査用液体を除去しようとすれば、エアの噴射速度、噴射量を増大しなければならず、大容量のコンプレッサが必要となってしまう。このように上記従来の検査態様でも、付着した検査用液体の除去は未だ十分に効率化されておらず、生産性向上のための検査時間の更なる短縮が要望されるなか、更なる改善が求められている。
なお、こうした態様の検査は、燃料フィードポンプ以外の液体機械においても同様に行われることがあり、その駆動特性の計測中に付着した検査用液体の除去に要する時間の短縮に係る上記課題は共通したものとなっている。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、その目的は、検査中に液体機械に付着した検査用流体の除去をより効率的に行うことのできる液体機械の検査装置及び検査装置を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、液体機械の検査方法において、検査対象となる液体機械の外周に密閉された空間を形成しつつ、同液体機械の液漏れ部分を覆うカバー部材を同液体機械に取り付ける工程と、前記カバー部材の取り付けられた前記液体機械に検査用液体を供給しつつ、該液体機械を駆動する工程と、その駆動中の前記液体機械の駆動特性を計測する工程と、前記駆動特性の計測後に、前記検査用液体の供給及び前記液体機械の駆動を停止する工程と、前記検査用液体の供給及び前記駆動機械の駆動の停止後に、前記空間にエアを噴射し、その噴射されたエアとともに前記液漏れ部分の外周に付着した前記検査用液体を回収する工程と、を備えるとともに、前記空間における前記液体機械の外周と前記カバー部材の内周との間隙を1mm以下とすることとした。
また、請求項3に記載の発明では、液体機械の検査装置において、検査対象となる液体機械に接続されて、該液体機械に検査用液体を供給する管路と、該管路を通じた検査用液体の供給下での駆動時における該液体機械の駆動特性を計測する計測手段と、前記液体機械の外周に密閉された空間を形成しつつ、該液体機械の液漏れ部分の周囲を覆うカバー部材と、前記空間にエアを噴射する噴射手段と、前記噴射手段によって前記空間に噴射されたエアを回収する回収手段と、を備えるとともに、前記空間における前記液体機械の外周と前記カバー部材の内周との間隙を1mm以下とすることとした。
上記検査方法及び検査装置では、噴射から回収に至るまでのエアの通路の幅が1mm以下と狭く形成されることから、エアの噴射速度及び噴射量が比較的小さい場合にも、上記空間でのエアの流速は十分に高まるようになり、その滞留が抑制されるようになる。そのため、比較的容量の小さいコンプレッサを用いた場合にも、検査中に液体機械に付着した検査用流体の除去をより効率的に行うことができる。
もっとも、上記空間におけるエアの通路の幅を過剰に小さくすると、エアの流れが滞り、液体機械に付着した検査用液体の除去の効率が悪化することから、上記間隙は、例えば請求項2または請求項4に記載の発明によるように、0.5mm以上は確保することが望ましい。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について、図1を参照して説明する。なお、本実施の形態は、上述の[背景技術]における説明で例示した吐出量計測に基づく燃料フィードポンプの検査に対する本発明の適用例であり、上記例示の検査装置のものと同じ要素については同一の符号を付すとともに、その説明は割愛する。
図1に、そうした本実施の形態の検査装置の構成を示す。この図1に示すように、本実施の形態においても、検査対象となる燃料フィードポンプ30及び検査装置のポンプ保持部材10等は、上述した従来の検査装置のものと同一の構成とされており、カバー部材40の構成のみが変更されている。
本実施の形態にあっても、検査に際して、燃料フィードポンプ30の上端部には、吐出口32の周囲を覆うように、略有蓋円筒形状のカバー部材40が取り付けられる。このカバー部材40にも、その頂面を貫通するように取込管41が取り付けられており、この取込管41は、燃料フィードポンプ30に嵌合された際に、上記吐出口32に挿入されるようになっている。この取込管41は、流量計26を介して液体タンク13に接続されている。更にカバー部材40には、燃料フィードポンプ30のターミナル34に接続されるコネクタ43が取り付けられている。
なお、カバー部材40の下端における内径は、燃料フィードポンプ30の外径とほぼ同じとされており、同カバー部材40の下端部40aに設けられたシール部材47によって、完全に密接されている。一方、そうした下端部40aよりも上方の部分40bでは、カバー部材40の内径が拡大されており、燃料フィードポンプ30の外周とカバー部材40の内周と間に間隙Cが形成されるようになっている。ただしそうした部分40bのカバー部材40の内周には、間隙調整用のスペーサ46が内嵌されており、それにより、同部分40bの内径は、燃料フィードポンプ30の外径よりも1.0mmだけ大きくされている。そのため、本実施の形態の検査装置にあっては、カバー部材40と燃料フィードポンプ30とによって区画形成される、密閉された空間S2におけるカバー部材40の内周と燃料フィードポンプ30の外周と間隙Cは、0.5mmとされている。
なおこうした空間S2にはやはり、コンプレッサ等により加圧されたエアを供給するためのエア供給管44と、エアを回収するためのエア回収管45とがそれぞれ接続されている。
以上のように構成された本実施の形態の検査装置においても、燃料フィードポンプ30の検査は、上述した従来の検査装置と同様に、下記の工程(イ)〜(ホ)の順に行われる。
(イ)燃料フィードポンプ30を上記ポンプ保持部材10にセットするとともに、この燃料フィードポンプ30に上記カバー部材40を取り付ける。
(ロ)コネクタ23を通じて燃料フィードポンプ30のターミナル34に給電を行って、同燃料フィードポンプ30を駆動させる。またこの駆動を通じては、液体タンク13の検査用液体が供給管11を通じて吸入されて、燃料フィードポンプ30に供給されることになる。
(ハ)燃料フィードポンプ30の駆動により、吐出口32から上記取込管21に吐出された検査用液体の流量を流量計26で計測し、その計測結果に基づき、燃料フィードポンプ30が定格の燃料吐出能力を有しているか否かの確認を行う。
(ニ)計測の終了後に、上記給電を停止し、燃料フィードポンプ30の駆動を停止する。これにより、燃料フィードポンプ30への検査用液体の供給も自ずと停止することになる。
(ハ)検査用液体の供給及び燃料フィードポンプ30の駆動の停止後、上記エア供給管44から上記空間S2の内部にエアを噴射し、このエアとともに付着した検査用液体を上記エア回収管45を通じて回収する。
(ホ)付着した検査用液体の除去に必要な時間、エア噴射を継続した後、上記カバー部材40及び上記ポンプ保持部材10から上記燃料フィードポンプ30を取り外す。
(イ)燃料フィードポンプ30を上記ポンプ保持部材10にセットするとともに、この燃料フィードポンプ30に上記カバー部材40を取り付ける。
(ロ)コネクタ23を通じて燃料フィードポンプ30のターミナル34に給電を行って、同燃料フィードポンプ30を駆動させる。またこの駆動を通じては、液体タンク13の検査用液体が供給管11を通じて吸入されて、燃料フィードポンプ30に供給されることになる。
(ハ)燃料フィードポンプ30の駆動により、吐出口32から上記取込管21に吐出された検査用液体の流量を流量計26で計測し、その計測結果に基づき、燃料フィードポンプ30が定格の燃料吐出能力を有しているか否かの確認を行う。
(ニ)計測の終了後に、上記給電を停止し、燃料フィードポンプ30の駆動を停止する。これにより、燃料フィードポンプ30への検査用液体の供給も自ずと停止することになる。
(ハ)検査用液体の供給及び燃料フィードポンプ30の駆動の停止後、上記エア供給管44から上記空間S2の内部にエアを噴射し、このエアとともに付着した検査用液体を上記エア回収管45を通じて回収する。
(ホ)付着した検査用液体の除去に必要な時間、エア噴射を継続した後、上記カバー部材40及び上記ポンプ保持部材10から上記燃料フィードポンプ30を取り外す。
以上説明した実施の形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
・液漏れ部分である燃料フィードポンプ30の吐出口32周辺部を、その外周に密閉された空間S2が区画形成されるようにカバー部材40によって覆うとともに、その空間S2におけるカバー部材40内周と燃料フィードポンプ30外周との間隙Cを0.5mmとした。このように、エアブロー時の上記空間S2内部のエアの通路幅を狭くしたことで、空間S2内のエアの流速が高められるようになり、その滞留が抑制されるようになる。そのため、比較的容量の小さいコンプレッサを用いた場合にも、検査中に付着した検査用流体の除去を効率的に行うことができる。
・液漏れ部分である燃料フィードポンプ30の吐出口32周辺部を、その外周に密閉された空間S2が区画形成されるようにカバー部材40によって覆うとともに、その空間S2におけるカバー部材40内周と燃料フィードポンプ30外周との間隙Cを0.5mmとした。このように、エアブロー時の上記空間S2内部のエアの通路幅を狭くしたことで、空間S2内のエアの流速が高められるようになり、その滞留が抑制されるようになる。そのため、比較的容量の小さいコンプレッサを用いた場合にも、検査中に付着した検査用流体の除去を効率的に行うことができる。
なお、上記実施の形態は以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施の形態では、空間S2におけるカバー部材40内周と燃料フィードポンプ30外周との間隙Cを0.5mmとしたが、同間隙Cが1.0mm以下であれば、付着した検査用液体の除去を効率的に行うことは十分可能である。なお、間隙Cが0.5mmよりも小さいと、空間S2内のエアの流動抵抗が増大してしまうため、間隙Cは0.5mm以上とすることが望ましい。但し、カバー部材40により覆われる液体機械の外周に凹凸等があまりなく、空間S2内におけるエアの通路が単純な形状となる場合には、上記間隙Cが0.5mm未満でも、付着した検査用液体の効率的な除去を行える場合がある。
・上記実施の形態では、空間S2におけるカバー部材40内周と燃料フィードポンプ30外周との間隙Cを0.5mmとしたが、同間隙Cが1.0mm以下であれば、付着した検査用液体の除去を効率的に行うことは十分可能である。なお、間隙Cが0.5mmよりも小さいと、空間S2内のエアの流動抵抗が増大してしまうため、間隙Cは0.5mm以上とすることが望ましい。但し、カバー部材40により覆われる液体機械の外周に凹凸等があまりなく、空間S2内におけるエアの通路が単純な形状となる場合には、上記間隙Cが0.5mm未満でも、付着した検査用液体の効率的な除去を行える場合がある。
・スペーサ46を別体として設けることなく、そのスペーサ46を含めた形状にカバー部材40を一体形成するようにしてもよい。
・駆動に応じて液体にエネルギを与えたり、液体のエネルギを機械的仕事に変換したりする液体機械であれば、燃料フィードポンプ以外の液体機械にも、その駆動特性の計測に基づく検査について、本発明を同様に適用することができる。また、吐出圧以外の液体機械の駆動特性を計測してその検査を行う場合にも、本発明を同様に適用することができる。例えば、油圧モータ等の液体のエネルギを機械的仕事に変換する液体機械において、検査用液体の供給に応じた同液体機械の出力を計測してその検査を行う場合、液体機械の内部に強制的に検査用液体を流過させて、その内部の液体の流動抵抗を計測してその検査を行う場合などにも本発明は適用可能である。
・駆動に応じて液体にエネルギを与えたり、液体のエネルギを機械的仕事に変換したりする液体機械であれば、燃料フィードポンプ以外の液体機械にも、その駆動特性の計測に基づく検査について、本発明を同様に適用することができる。また、吐出圧以外の液体機械の駆動特性を計測してその検査を行う場合にも、本発明を同様に適用することができる。例えば、油圧モータ等の液体のエネルギを機械的仕事に変換する液体機械において、検査用液体の供給に応じた同液体機械の出力を計測してその検査を行う場合、液体機械の内部に強制的に検査用液体を流過させて、その内部の液体の流動抵抗を計測してその検査を行う場合などにも本発明は適用可能である。
・カバー部材を取り付けて覆う部分は必ずしも吐出口周辺だけに限らない。例えば、供給管11など、上記吐出口以外の部分で液漏れがある場合、その液漏れ部分の周辺部を、密閉された空間が区画形成されるようにカバー部材によって覆うとともに、その密閉された空間におけるカバー部材内周と液体機械の外周との間隙Cを例えば0.5mmとする。この場合も上記実施の形態と同様、検査中に付着した検査用流体の除去を効率的に行うことができる。
10…ポンプ保持部材、11…供給管、12…リリーフ管、13…液体タンク、14…シール材、20…カバー部材、21…取込管、23…コネクタ、24…エア供給管、25…エア回収管、26…流量計、27…シール部材、30…燃料フィードポンプ、31…吸入口、32…吐出口、33…リリーフ口、34…ターミナル、40…カバー部材、40a…下端部、41…取込管、43…コネクタ、44…エア供給管、45…エア回収管、46…スペーサ、47…シール部材。
Claims (4)
- 検査対象となる液体機械の外周に密閉された空間を形成しつつ、同液体機械の液漏れ部分を覆うカバー部材を同液体機械に取り付ける工程と、
前記カバー部材の取り付けられた前記液体機械に検査用液体を供給しつつ、該液体機械を駆動する工程と、
その駆動中の前記液体機械の駆動特性を計測する工程と、
前記駆動特性の計測後に、前記検査用液体の供給及び前記液体機械の駆動を停止する工程と、
前記検査用液体の供給及び前記液体機械の駆動の停止後に、前記空間にエアを噴射し、その噴射されたエアとともに前記液漏れ部分の外周に付着した前記検査用液体を回収する工程と、
を備えるとともに、前記空間における前記液体機械の外周と前記カバー部材の内周との間隙を1mm以下とした
ことを特徴とする液体機械の検査方法。 - 前記間隙を0.5mm以上とした請求項1に記載の検査方法。
- 検査対象となる液体機械に接続されて、該液体機械に検査用液体を供給する管路と、
該管路を通じた検査用液体の供給下での駆動時における該液体機械の駆動特性を計測する計測手段と、
前記液体機械の外周に密閉された空間を形成しつつ、該液体機械の液漏れ部分の周囲を覆うカバー部材と、
前記空間にエアを噴射する噴射手段と、
前記噴射手段によって前記空間に噴射されたエアを回収する回収手段と、
を備えるとともに、
前記空間における前記液体機械の外周と前記カバー部材の内周との間隙を1mm以下とされてなる
ことを特徴とする液体機械の検査装置。 - 前記間隙が0.5mm以上とされてなる請求項3に記載の液体機械の検査装置。
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JP2005238922A JP2007051620A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 液体機械の検査方法及び液体機械の検査装置 |
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