JP2007050246A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 関心エリア内に超音波信号を送信するための送信器（１２）と、
   前記送信された超音波信号からのエコー信号を受信するための受信器（１４）と、
   前記エコー信号を含む少なくとも１つの画像フレームを保存するためのメモリ（４４）と、
   同期目的で患者の心臓サイクルに関連する情報を収集する心電計ゲート制御（ＥＣＧ）波形／同期ユニット（６８）と、
   超音波造影剤を含む多層血管（３００）の一部分の超音波画像を収集する第１制御手順と、コントラスト強調した前記超音波画像の内膜−中膜厚（ＩＭＴ厚）（３０８）を自動的に決定するためのアルゴリズムを含む第２制御手順と、を実行するプロセッサ（１１６）と、
   前記プロセッサによって決定されたＩＭＴ厚を送信するための出力部と、を具備し、
   前記第２制御手順の前記アルゴリズムが、ｘ軸の上昇方向で評価される平均化パターン（ＡＰ）と前記ｘ軸の下降方向で評価される逆平均化パターン（ＩＡＰ）とを、近傍ベクトル同士のシフトを考慮に入れながら、関心領域（ＲＯＩ）についてのすべての強度ベクトルに関するｘ軸に沿った平均値を用いて決定する工程（６１４）
   を有することを特徴とする一体型超音波デバイス（１０）。
2. 前記プロセッサはさらに、前記心電計ゲート制御（ＥＣＧ）波形／同期ユニット（６８）からの前記心臓サイクル関連情報の選択可能部分を画像フレーム選択と自動的に同期させるように構成されていることを特徴とする請求項１に記載の一体型超音波デバイス。
3. 前記プロセッサはさらに、内腔−内膜境界面（３０９）と中膜−外側膜境界面（３１１）のうちの少なくとも一方をハイライトするように構成されていることを特徴とする請求項１または２に記載の一体型超音波デバイス。
4. 前記プロセッサはさらに、
   少なくとも１つの画像の関心領域（３１８）に関する、デカルト座標系を基準とする強度ヒストグラムを計算すること、
   前記強度ヒストグラムを用いて、外膜中心線を決定し、前記強度ヒストグラムを用いて計算された前記外膜の平均強度を決定すること、
   前記決定された前記外膜の境界に基づいて、中膜−外側膜境界面（３１１）をハイライトすること、
   前記外側膜の第１軸値に対応する、前記内腔−内膜境界面の第２軸値を決定すること、
   前記内腔−内膜境界面をハイライトすること、
   を行うように構成されていることを特徴とする請求項３に記載の一体型超音波デバイス。
5. 前記出力部は、前記少なくとも１つの画像フレームを前記ＩＭＴ計測と同時に表示するように構成されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の一体型超音波デバイス。
6. 前記プロセッサはさらに、
   前記出力部からの前記ＩＭＴ厚の出力に対する承認または不承認を示す信号の入力をユーザに促すこと、並びに
   前記承認／不承認信号が承認を示す場合に、該プロセッサの出力を一体型超音波デバイスのアーカイブユニット（７４）に保存すること、
   を行うように構成されている、請求項１乃至５のいずれかに記載の一体型超音波デバイス。
7. 前記プロセッサは、さらに、単一のフレームと、複数のフレームにわたって平均化した１つのフレームと、心臓サイクルの選択指定したある点と同期した複数のフレームにわたって平均化した１つのフレームのうちの少なくとも１つフレームに基づいて、前記内腔−内膜境界面（３０９）と中膜外側膜境界面（３１１）のうちの少なくとも一方を識別するように構成されている、請求項１に記載の一体型超音波デバイス。