JP2007049835A - 回転電機制御装置、及び回転電機の制御方法 - Google Patents

回転電機制御装置、及び回転電機の制御方法 Download PDF

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真司 白川
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政光 稲葉
Tatsumi Yamauchi
辰美 山内
Masahiro Iwamura
将弘 岩村
Akihiro Saito
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Abstract

【課題】回転電機制御において力行制御から発電制御、発電制御から力行制御に直ちに移行しても制御動作が不安定になるのを防止することのできる回転電機制御装置、及び回転電機の制御方法を提供する。
【解決手段】力行または発電を行うために、回転電機の複数の固定子巻線端子とバッテリの低電位との間に接続された主回路と、主回路をON/OFFすることにより、力行または発電を制御する制御部とを備え、力行制御と発電を切り替えて制御する回転電機制御装置において,回転電機の制御指令を、力行命令から発電命令に切り替える場合、あるいは発電命令から力行命令に切り替える場合に、力行命令と発電命令の間に待機命令を入れ、発電制御と力行制御が急速に切換るのを回避し、制御切替動作矛盾が発生しないように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の走行停止状態でエンジンの動作を停止し、車両の走行開始時にモータによりエンジンを再起動するアイドルストップ車に搭載される回転電機制御装置、及び回転電機の制御方法に関する。
最近、自動車の燃費向上や排ガス削減等の地球環境への配慮の観点から、交差点などでの走行停車状態でエンジンを停止し、自動車の発進時にモータでエンジンを再始動するエンジン駆動システム(アイドリングストップシステム)を採用する車両が増加しつつある。このシステムは、例えば、ブレーキの踏み込みにより車両の走行が停止するとエンジンを停止し、ブレーキの踏み込みを緩めるとモータによりエンジンを再起動する構成になっている。
このような自動車においては、エンジンが作動しているときは、車両用回転電機によって発電を行ってバッテリが上がるのを防止している。特に、アイドルストップ車では、発進時に車両用回転電機をモーターとして作用させ、バッテリ電源だけで車両を走行させながらエンジンを再始動させるため、バッテリの消耗が大きい。この車両用回転電機の制御は、回転電機制御装置によって行われている。
このように回転電機制御装置によって車両用回転電機は、発電制御と力行制御が行われている。発電制御については、三相全波整流装置を構成するMOSFETのON/OFFタイミングを相電圧で作る制御方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、力行制御については、ホールIC出力信号を用いて制御する方法が一般的である。そして、この回転電機の制御は、MPUと制御回路の組み合わせで行われている。このMPUと制御回路の間で制御データのやり取りを行う場合については、アドレス信号とデータ信号とリード/ライト信号からなるMPUの内部バスに、制御用のレジスタを接続してアクセスする方法が知られている。この方法によると、MPUから多様な制御データを制御回路に伝達することが可能である。このMPUから制御回路に伝達する制御データには、発電制御と力行制御を行わせる命令コードがある。
さらに、制御回路側からMPUに返送する制御データとしては、制御回路の動作状態や制御回路側で測定及び検知した種々の情報(データ)がある。制御回路側で測定する情報(データ)の1つに回転電機の回転数があり、回転電機の制御に使用されている。この回転電機の回転数を測定する手段としては、ホールICを用いて測定する方法があり、このホールICを用いて測定する方法には、パルス周期をカウンタで測定する方法(例えば、特許文献2参照)と、単位時間におけるホールICのパルスを測定する方法(例えば、特許文献3参照)とがある。
特開平4−138030号公報 特開平7−151775号公報 特開平9−222433号公報
従来の回転電機制御においては、発電制御の指令と、力行制御の指令とがMPUから出力されている。このMPUから出力される発電制御の指令、力行制御の指令に基づいて制御回路は、回転電機の細かな制御を行っている。しかしながら、回転電機制御において、力行制御から発電制御、発電制御から力行制御に直ちに移行しようとすると制御動作が不安定になることが判明した。これは、力行制御がホールICによる制御、発電制御が相電圧による制御であって、制御対象のMOSのON/OFFタイミングが異なることに基づいており、力行制御から発電制御、発電制御から力行制御に直ちに制御の切り換えを行うと、動作不安定になるからである。この動作不安定には、例えば、発電制御における同期整流制御が行えない場合、上下アームMOSの同時ONが発生し、過電流による発熱で装置が壊れるといった傷害がある。
また、従来の回転電機の制御においては、異常発生検知(フラグセット)と異常復帰検知(フラグクリア)した結果を異常状態フラグレジスタに反映し、MPUがそのレジスタをリードすることで、異常に対応する回転電機の制御を行っている。しかしながら、MPUが異常状態フラグレジスタのリードを行う周期の間に異常発生と異常復帰が発生した場合には、MPUは、この短い時間に発生した異常を検知することができず対応できないという問題がある。
さらに、従来の力行制御にあっては、力行動作中に回転電機の回転数が所定回転数に到達していない条件でモータロック異常の検知を行っている。回転数の測定は、ホールICを用いて行っているが、パルス周期を測定する方式においては、測定時間にばらつきが生じてしまい、また、単位時間当たりのホールICのパルス数を単純に測定する方法にあっては、1回転で1パルスしか発生しないので測定精度が十分でないという課題がある。また、力行制御の開始直後は、回転電機の回転数が少ないので、モータロックの誤検知が発生するという問題がある。
本発明の目的は、回転電機制御において力行制御から発電制御、発電制御から力行制御に直ちに移行しても制御動作が不安定になるのを防止することのできる回転電機制御装置、及び回転電機の制御方法を提供することにある。
本発明に係る回転電気制御装置は、力行または発電を行うために、回転電機の複数の固定子巻線端子とバッテリの低電位との間に接続された主回路と、前記主回路をON/OFFすることにより、前記力行または前記発電を制御する制御部とを備えた回転電機制御装置であって,
上位装置ECUからの指令に基づいて力行または発電の指令を出力するシーケンサと,前記回転電機の回転数を測定する回転数測定回路と,前記回転電機の回転数が予め設定した回転数で回転しているか否かを判定する回転数判定回路と,前記シーケンサの指令に基づいて、主回路のON/OFF制御を行い、回転電機の力行制御を行う力行制御部と,前記シーケンサの指令に基づいて、主回路のON/OFF制御を行い、回転電機の発電制御を行う発電制御部と,前記シーケンサの指令に基づいて、界磁電流の制御を行う界磁電流制御部と,前記回転電機の回転制御指令を行うMPUと,前記上位装置ECUと前記MPUと通信を行うための信号送受信装置であるシリアル通信回路と,前記回転電機の異常を検知する異常検知回路と,を設け、前記シーケンサから出力する発電制御から力行制御への切換の際に、前記発電制御と前記力行制御の切換の間に待機制御を挿入するようにしたものである。
本発明に係る回転電機制御装置によると、回転電機制御において力行制御から発電制御、発電制御から力行制御に直ちに移行した場合であっても回転電機の制御動作が不安定になるのを防止することができる。
本発明は、力行または発電を行うために、回転電機の複数の固定子巻線端子とバッテリの低電位との間に接続された主回路と、主回路をON/OFFすることにより、力行または発電を制御する制御部とを備え、力行制御と発電を切り替えて制御する回転電機の制御方法において,回転電機の制御指令を、力行命令から発電命令に切り替える場合、あるいは発電命令から力行命令に切り替える場合に、力行命令と発電命令の間に待機命令を入れ、発電制御と力行制御が急速に切換るのを回避し、制御切替動作矛盾が発生しないように制御することによって実現される。
図1には、本発明に係る回転電機制御システムが示されており、この回転電機制御システムは、回転電機制御装置1000と、主回路2000と、回転電機3000と、上位ECU4000と、バッテリ5000とによって構成されている。
図1において、回転電機制御装置1000は、ICチップで構成されており、回転電機(M/G)3000を制御するものである。この回転電機3000は、三相交流モータ/ジェネレータで構成され、自動車がアイドルストップでエンジン停止後のエンジンの始動時に、力行、即ちモータ(電動機)として作用し、自動車が回生時にジェネレータ(発電機)として作用するものである。
この回転電機制御装置1000は、シーケンサ1100と、回転数測定回路1200と、回転数判定回路1300と、力行制御部1400と、発電制御部1500と、界磁電流制御部1600と、MPU1700と、MPUインタフェース回路1800と、シリアル通信回路1900と、異常検知回路1950とによって構成されている。
この回転電機制御装置1000には、バッテリ5000が接続され、6〜40Vの電圧が供給されている(例えば、14V)。また、このバッテリ5000には、回転電機3000に直列に図示されていないが、フィールドMOS(P型MOSFET)とQFC−MOS(N型MOSFET)が挿入接続されている。この回転電機3000は界磁コイルに流す電流量により、力行時にはトルクを、回生時に発電量を制御している。何らかの原因で、この界磁コイルに流す電流が制御出来なくなると、場合によっては重大な事故を引き起こす恐れがあため、界磁コイルに流れる電流が制御できなくなった場合には、安全措置として直ちに電流を遮断してやる必要がある。界磁コイルに直列に挿入接続されているフィールドMOS(P型MOSFET)とQFC−MOS(N型MOSFET)は、界磁コイルに流れる電流量を制御したり回路を遮断するためのものである。
また、このバッテリ5000には、回転電機3000の各相U,V,Wの各コイルにそれぞれ直列に主回路2000(具体的には、上側アームPMOSと下側アームNMOS)が挿入接続されている。この主回路2000(具体的には、上側アームPMOSと下側アームNMOS)は、インバータを構成し、発電制御部1500からの出力制御信号によって交互にON・OFFして回転電機3000に三相交流電流を供給し、電動機として作用させるようになっている。また、この主回路2000(具体的には、上側アームPMOS)の各ゲート端子は、力行制御部1400からの出力制御信号によって、力行制御されるようになっている。
次に、この回転電機3000における力行制御時と発電制御時の制御動作について説明する。
回転電機制御装置1000に設けられたシリアル通信回路1900は、通信を行うための信号送受信装置(LINインターフェース)で、このシリアル通信回路1900は、上位装置ECU(エンジン制御装置)4000からLIN(Local Interconnect Network)の通信信号(指令信号)を受信したり、上位装置ECU4000にLIN(Local Interconnect Network)の通信信号を送信する中継を行うものである。このシリアル通信回路1900で受信したLINの信号は、MPUインタフェース回路1800を介してMPU1700に入力され処理される。
上位装置ECU4000から回転電機制御装置1000に送信される発電制御と力行制御の指令信号及び発電電圧要求値等の信号は、シリアル通信で送られ、シリアル通信回路1900で受信され、このシリアル通信回路1900で受信した発電制御と力行制御及び発電電圧要求値等のLINの信号は、MPUインタフェース回路1800を介してMPU1700に入力され、各制御を行う動作処理が行われる。このMPU1700においては、MPUインタフェース回路1800を介して上位装置ECU4000から送信されてきた情報(データ)に対応した命令コード及び制御データを各制御ブロック(シーケンサ1100、回転数測定回路1200、回転数判定回路1300、力行制御部1400、発電制御部1500、界磁電流制御部1600)にMPUインタフェース回路1800を介して出力する。そして、力行制御部1400は、力行制御時に、発電制御部1500は、発電制御時に。それぞれ主回路2000(具体的には、上側アームPMOSと下側アームNMOS)の各MOSのON/OFF制御を行い、回転電機3000の力行制御又は発電制御を行う。
また、異常検知回路1950においては、ICチップで構成される回転電機制御装置1000内の温度を検出する温度センサよる異常温度の検出、過電流異常を検出する過電流センサによる過電流の検出、力行動作中に回転電機3000の回転数が所定値まで上昇しないモータロックを検出するモータロックセンサによるモータロックの検出等を行い、異常検知した内容をMPUインタフェース回路1800を介してシリアル通信回路1900から上位装置ECU4000にLIN(Local Interconnect Network)の通信信号を送信するようになっている。
本発明に係る回転電機制御装置1000においては、MPU1700からの命令コードを受けて力行制御部1400、発電制御部1500、界磁電流制御部1600に制御信号を出力するシーケンサ1100に特徴を有している。ここで、図2〜5を用いて、MPU1700が誤動作して発電制御と力行制御の切換制御指令が出力された場合であっても、発電制御と力行制御を急速に切換えないシーケンサ1100の制御方法について説明する。図において、図2にはシーケンサ1100の構成が、図3にはMPU1700からシーケンサ1100に出力される命令コードフォーマットが、図4には回転電機制御装置1000の動作状態を示す動作状態レジスタの構成が、図5にはMPU1700からシーケンサ1100に出力される命令が誤命令時の動作を示したタイミングチャートがそれぞれ示されている。
図2に示されるシーケンサ1100は、ステートマシン1110を備え、このステートマシン1110には、動作状態レジスタ1111が内蔵されている。この動作状態レジスタ1111は、誤命令マスク回路1120に接続されており、この誤命令マスク回路1120には、アービタ回路1130が接続されている。このアービタ回路1130には、異常状態フラグレジスタ1140が接続されており、アービタ回路1130には、MPU判定異常フラグレジスタ1160から出力される信号が入力されるように構成されている。図中、異常履歴フラグレジスタ1150は、過電流、過回転、温度異常等の異常状態が発生したときに異常履歴フラグをたてるレジスタである。また、1170は、力行オーバタイム時間レジスタで、この力行オーバタイム時間レジスタ1170は、力行制御を行う時間がオーバタイムになったときにフラグをたてるレジスタである。1180は、力行オーバタイム時間レジスタ1170の時間を計測するためのタイマである。
図1に示される回転電機制御装置1000のMPU1700からシーケンサ1100に出力される指令信号(命令コード)は、図3に図示される命令コードフォーマットの下位4ビットに割り当てられ、この下位4ビットに割り当てられた命令コードは、ビットコード(「0001」、「0010」、「0100」、「これ以外」)により発電命令、待機命令、力行命令の区別を行っている。
図2に示されるシーケンサ1100を構成するステートマシン1110に内蔵される動作状態レジスタ1111は、回転電機制御装置1000の動作状態(発電、待機、力行)を示したものである。すなわち、この動作状態レジスタ1111には、MPU1700からシーケンサ1100に出力される指令信号(命令コード)に基づいて状態信号(状態コード)が入力される。この動作状態レジスタ1111には、入力される状態信号(状態コード)、図4に図示される情報コードフォーマットの下位4ビットに割り当てられ、この下位4ビットに割り当てられた状態コードは、ビットコード(「0000」、「0001」、「0010」、「0100」)により動作状態 始動シーケンサ、発電状態、力行状態、各種保護の状態の区別を行っている。
また、図1に示される回転電機制御装置1000のMPU1700からシーケンサ1100に指令信号(命令コード)を出力する場合、「力行命令→発電命令」、「発電命令→力行命令」の切り替えを命令するに当たって、力行命令と発電命令の間に待機命令を入れるように制御している。すなわち、力行命令から発電命令に切り替える場合は、「力行命令→待機命令→発電命令」と命令を出力し、発電命令から力行命令に切り替える場合は、「発電命令→待機命令→力行命令」と命令を出力する。このように制御指令を、力行命令から発電命令に切り替える場合、あるいは発電命令から力行命令に切り替える場合は、力行命令と発電命令の間に待機命令を入れるように制御することにより、発電制御と力行制御が急速に切換るのを回避することができる。しかし、回転電機制御装置1000のMPU1700が誤動作した場合、すなわち、発電制御中に力行命令を出力したり、力行制御中の発電命令を出力する場合がある。
そこで、本実施例においては、図1に図示の回転電機制御装置1000のMPU1700から出力される指令信号(命令コード)をシーケンサ1100の誤命令マスク回路1120に一旦入力する。この誤命令マスク回路1120は、図2に示されるシーケンサ1100を構成するステートマシン1110に内蔵される動作状態レジスタ1111に記憶されている動作コードと回転電機制御装置1000のMPU1700から出力されてくる指令信号(命令コード)を分析して誤命令か否かの検出を行う。この検出結果、回転電機制御装置1000のMPU1700から出力されてくる指令信号(命令コード)が、誤命令であると検出すると、MPU1700から出力されてくる指令信号(命令コード)を無視するマスク処理を行い、このマスク処理した指令信号(命令コード)を、シーケンサ1100のアービタ回路1130を介してステートマシン1110に出力する。そして、この誤命令マスク回路1120でMPU1700から出力されてくる指令信号(命令コード)を無視するマスク処理を行った指令信号(命令コード)に基づいて、「発電動作→待機動作→力行動作」と動作状態を切り換え、また異常状態フラグレジスタ1140によって保護に動作状態を切り換える処理を行う。
このマスク処理動作を行った際に、誤命令マスク回路1120においてマスク処理された指令信号(命令コード)と異常状態フラグレジスタ1140に記憶されている動作状態の切り換えが競合する場合がある。この場合は、アービタ回路1130の処理において、異常状態フラグレジスタ1140に記憶されている動作状態による保護への状態切り換えを優先させる。この誤命令マスク回路1120における動作例は、図5のタイミングチャートで示してある。この図5に図示のタイミングチャートは、動作状態レジスタ1111が発電動作を示している時に、MPU1700から出力されてくる指令信号(命令コード)が力行命令という誤命令が出力されて、指令信号(命令コード)がマスクされる動作を示した例である。
このように、本願発明に係る回転電機制御装置の実施例は、指令信号(命令コード)に力行命令と発電命令に加えて待機命令を新設し、図1に図示の回転電機制御装置1000のMPU1700から一旦待機命令を出力し、力行命令及び発電命令を出力するようにしたこと、及び回転電機制御装置1000のMPU1170が誤動作して発電中の力行命令や力行中の発電命令の誤命令を出力しても、誤命令マスク回路1120により誤命令をマスクすることで、発電と力行制御間の不正な切換が起こらないようにしてある。
また、回転電機制御装置1000のMPU1170が回転電機制御システム内部での異常発生を確実に検知するために、本実施例においては、図2に図示のシーケンサ1100の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される図6に図示の異常発生と異常復帰の検知結果を反映する異常状態フラグフォーマットに加えて、図7に示すように異常発生を専用回路で検知(フラグセット)し、マイコン側でフラグクリアさせる異常発生フラグフォーマットを記憶する異常履歴フラグレジスタ1150を設けている。この図6に図示の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される異常状態フラグフォーマットのビット構成と図7に図示の異常履歴フラグレジスタ1150に記憶される異常発生フラグフォーマットのビット構成は同じで、異常の種類毎にフラグビットが割り付けられている。
いま、過電流異常が発生した場合を例に採ると、図2に図示のシーケンサ1100の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される図6に図示の異常状態フラグフォーマットの7ビット目と、図2に図示のシーケンサ1100の異常履歴フラグレジスタ1150に記憶される図7に図示の異常発生フラグフォーマットの7ビット目に1がセットされる。そして、いま、過電流異常が復帰して正常な電流値に戻ったとすると、図2に図示のシーケンサ1100の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される図6に図示の異常状態フラグフォーマットだけ7ビット目が「0」に自動的にリセットされる。
一方、図2に図示のシーケンサ1100の異常履歴フラグレジスタ1150に記憶される図7に図示の異常発生フラグフォーマットの7ビット目のリセットは、過電流異常が復帰して正常な電流値に戻ったときに行われるのではなく、回転電機制御装置1000のMPU1170で図2に図示のシーケンサ1100の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される図6に図示の異常状態フラグフォーマットの状態を読んで、異常状態フラグレジスタ1140に記憶される異常状態フラグフォーマットの7ビット目が「0」、つまり過電流異常が復帰していることを確認してから行う。
ここで、過電流異常が発生した場合の回転電機制御装置1000のMPU1170から上位装置ECU4000に、過電流の異常が発生したことを通知する動作を図8を用いて説明する。すなわち、回転電機制御装置1000のMPU1170が図2に図示のシーケンサ1100の異常履歴フラグレジスタ1150に記憶される図7に図示の異常発生フラグフォーマットの過電流の異常履歴フラグをリードして、過電流の異常履歴フラグに「1」が立っていれば過電流の異常があったと判断し、回転電機制御装置1000のMPU1170は、上位装置ECU4000に過電流の異常があったことを通知する処理を行う。
そして、回転電機制御装置1000のMPU1170が、上位装置ECU4000に過電流の異常通知した後に、図2に図示のシーケンサ1100の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される図6に図示の異常状態フラグフォーマットの異常状態フラグをリードして、過電流の異常履歴フラグが「0」になっていれば、過電流異常は復帰していると判断し、図2に図示のシーケンサ1100の異常履歴フラグレジスタ1150に記憶される図7に図示の異常発生フラグフォーマットの過電流の異常履歴フラグに「0」を書き込む。
また、回転電機制御装置1000のMPU1170が、上位装置ECU4000に過電流の異常通知した後に、図2に図示のシーケンサ1100の異常状態フラグレジスタ1140に記憶される図6に図示の異常状態フラグフォーマットの異常状態フラグをリードして、過電流の異常履歴フラグが「1」になっていれば、過電流異常は継続していると判断し、回転電機制御装置1000のMPU1170は、上位装置ECU4000に過電流異常であることの通知処理を継続して行わせる。このようにして、過電流異常(ここでは、過電流異常を例に採っているが、温度異常等、他の異常であってもよい)発生を確実に回転電機制御装置1000のMPU1170が検知し、上位装置ECU4000に通知することができる。
次に、他の異常状態、力行動作中に回転電機3000の回転数が所定値まで上昇しないモータロックを例に採って説明する。このモータロックの異常を検知するには、回転電機3000の回転数を回転電機3000に設けられているホールICの信号を用いて測定する必要がある。このホールICによって検出される信号は、図1に図示の回転電機制御装置1000の回転数測定回路1200に取り込まれる。
この図1に図示の回転電機制御装置1000の回転数測定回路1200は、図9に示す如き構成を有している。図9において、回転数測定回路1200は、エッジ検出回路1210と、パルス合成回路1220と、タイマ1230と、カウンタ1240と、サンプリング期間レジスタ1250と、回転数レジスタ1260とによって構成されている。そして、この回転数測定回路1200は、図10のようなタイミングで動作させて回転電機3000の回転数を測定している。
このエッジ検出回路1210は、U相、V相、W相のホールIC入力信号の両エッジを検出してパルス出力するものである。また、パルス合成回路1220は、エッジ検出回路1210において両エッジを検出したU相、V相、W相のパルス信号を合成するものである。そして、タイマ1230は、サンプリング期間を指定するためのもので、カウンタ1240は、サンプリング期間中の合成パルス数をカウントするものである。さらに、サンプリング期間レジスタ1250は、回転電機制御装置1000のMPU1170からサンプリング期間を設定するためのものである。また、回転数レジスタ1260は、カウンタ1240のカウント結果をサンプリング期間で更新して記憶するものである。
図1に図示の回転電機制御装置1000の回転数測定回路1200に入力されるホールICから出力される信号は、パルスDUTYが約50%であるので、ホールIC出力信号の立上りエッジと立下りエッジを使用することができ、また、U相、V相、W相の位相が120度ずつずれているので、各相で両エッジを検出してパルスを合成したものを回転数測定に用いることができる。したがって、単純にホールIC出力信号の1相分のパルス数をカウントするよりも6倍のパルス数を得ることができ、測定精度を6倍に向上することができる。
この回転電機制御装置1000の回転数測定回路1200には、回転電機制御装置1000のMPU1700からサンプリング期間を設定できるように、サンプリング期間レジスタ1250が設けられている。このサンプリング期間レジスタ1250を設けることによって、回転数の測定レンジと測定時間を回転電機制御装置1000のMPU1700で自在に変更することができる。すなわち、例えば、測定レンジを倍にしたい場合は、サンプリング期間を半分に設定することで、測定可能な最大回転数を倍にすることができる。
この所定の回転数以下を検出するモータロック検知と所定の回転数以上を検出する過回転検知は、図11に示される回転数判定回路1300によって行われる。この回転数判定回路1300は、判定遅延レジスタ1310と、過回転判定レジスタ1320と、モータロック判定レジスタ1330と、タイマ1340と、比較器1350と、比較器1360と、マスク回路1370とによって構成されている。そして、モータロックと過回転の所定値は、予め回転電機制御装置1000のMPU1700によって、モータロック判定レジスタ1330と過回転判定レジスタ1320に設定されている。
モータロック検知の場合は、比較器1360においてモータロック判定レジスタ1330の値よりも回転数レジスタの値が小さいか否かを判定し、その結果をマスク回路1370に出力する。一方、過回転検知の場合は、比較器1370において過回転判定レジスタ1320の値よりも回転数レジスタの値が大きいか否か判定し、その結果をマスク回路1370に出力する。
そして、モータロックの検知は、図12に図示のタイミングチャートに示すように、力行制御を開始してから一定時間経過してから行うようにしている。それは、力行制御開始直後は、回転電機3000の回転数が少ないので、モータロックの誤検知を防ぐ目的がある。回転電機制御装置1000のMPU1700から判定遅延レジスタ1310に所定時間を設定し、タイマ1340は力行開始からの所定時間を測定し、力行制御でかつ力行開始から所定時間経過した場合のみマスク回路1370に判定許可信号を出力する。マスク回路1370は、タイマ1340からの判定許可信号を受けた時のみ、比較器1360、1350それぞれの比較結果をモータロック検知信号、過回転検知信号として出力する。以上の手段により、力行動作開始直後の誤検知を防止することができる。
このように構成される本実施例は、MPUから発行する発電命令と力行命令の間に、何も行わない待機命令を発行するようにして、発電と力行の制御が急速に切り換ることがないようにしてある。また、本実施例は、MPUが誤動作して、発電中の力行命令や力行中の発電命令が発行されても、誤動作による命令を無視する誤命令マスク機能を設けることで、安全で確実な発電と力行制御を行えるようにしてある。
また、本実施例は、システム内の異常発生と異常復帰の検知結果を反映する異常状態フラグレジスタに加えて、制御回路で異常発生を検知(フラグセット)し、MPU側でフラグクリアさせる異常履歴フラグレジスタを新たに設けてある。これにより、MPUは、システム内の異常発生を確実に検知できる。
さらに、本実施例は、ホールICを用いた回転数測定の精度向上のため、ホールICから入力されるU相、V相、W相の各パルスの両エッジを検出してエッジ検出パルス出力する。U相、V相、W相の各エッジ検出パルスをOR回路で合成することにより、1回転で6パルスの合成パルスを発生させて測定精度を向上させることができる。本実施例は、MPUで指定された所定期間内の合成パルス数をカウントすることにより、回転数測定時間のばらつきを削減している。
さらにまた、本実施例においては、力行制御の開始時から一定期間モータロックを検知しないようにすることで、力行直後のモータロックの誤検知を回避できる。本実施例においては、モータロックを検知しない一定期間は、制御回路内部のタイマで作られ、MPUから設定された判定遅延レジスタの値によって決めることができる。
回転電機制御システムの構成図。 図1に図示のシーケンサの構成図。 図1に図示のMPUからシーケンサに出力される命令コード・フォーマットを示す図。 図1に図示の回転電機制御装置の動作状態を示す動作状態レジスタの構成図。 図1に図示のMPUからシーケンサに出力される命令が誤命令時の動作を示すタイミングチャート。 図2に図示のシーケンサの異常状態フラグレジスタに記憶される異常発生と異常復帰の検知結果を反映する異常状態フラグフォーマットの構成図。 図2に図示のシーケンサの異常履歴フラグレジスタに記憶される異常発生フラグフォーマットの構成図。 過電流異常が発生した場合の回転電機制御装置のMPUから上位装置ECUに過電流の異常が発生したことを通知する動作を示す図。 図1に図示の回転電機制御装置の回転数測定回路の構成図。 図9に図示の回転数測定回路の回転電機の回転数の測定するタイミングチャート。 図1に図示の回転電機制御装置の回転数判定回路の構成図。 図11に図示の回転数判定回路によるモータロック判定のタイミングチャート。
符号の説明
1000…回転電機制御装置、2000…主回路、3000…回転電機、4000…上位ECU(エンジンコントロールユニット)、4000…バッテリ
1100…シーケンサ、1200…回転数測定回路、1300…回転数判定回路、1400…力行制御部、1500…発電制御部、1600…界磁制御部、1700…MPU(マイクロプロセッサユニット)、1800…MPUインタフェース回路、1900…シリアル通信回路、1950…異常検知回路、
1110…ステートマシン、1111…動作状態レジスタ、1120…誤命令マスク回路、1130…アービタ回路、1140…異常状態フラグレジスタ、1150…異常履歴フラグレジスタ、1160…MPU判定異常フラグレジスタ、1170…力行オーバタイム時間レジスタ、1180…タイマ、
1210…エッジ検出回路、1220…パルス合成回路、1230…タイマ、1240…カウンタ、1250…サンプリング期間レジスタ、1260…回転数レジスタ、
1310…判定遅延レジスタ、1320…過回転判定レジスタ、1330…モータロック判定レジスタ、1340…タイマ、1350…比較器、1360…比較器、1370…マスク回路

Claims (7)

  1. 力行または発電を行うために、回転電機の複数の固定子巻線端子とバッテリの低電位との間に接続された主回路と、
    前記主回路をON/OFFすることにより、前記力行または前記発電を制御する制御部とを備えた回転電機制御装置であって,
    上位装置ECUからの指令に基づいて力行または発電の指令を出力するシーケンサと,
    前記回転電機の回転数を測定する回転数測定回路と,
    前記回転電機の回転数が予め設定した回転数で回転しているか否かを判定する回転数判定回路と,
    前記シーケンサの指令に基づいて、主回路のON/OFF制御を行い、回転電機の力行制御を行う力行制御部と,
    前記シーケンサの指令に基づいて、主回路のON/OFF制御を行い、回転電機の発電制御を行う発電制御部と,
    前記シーケンサの指令に基づいて、界磁電流の制御を行う界磁電流制御部と,
    前記回転電機の回転制御指令を行うMPUと,
    前記上位装置ECUと前記MPUと通信を行うための信号送受信装置であるシリアル通信回路と,
    前記回転電機の異常を検知する異常検知回路と,
    を設け、前記シーケンサから出力する発電制御から力行制御への切換の際に、前記発電制御と前記力行制御の切換の間に待機制御を挿入するようにしたことを特徴とする回転電機制御装置。
  2. 前記シーケンサは,
    前記回転電機の現在の動作状態を示す動作状態レジスタを備えたステートマシンと,
    前記発電制御と前記力行制御の切換の間に挿入する前記待機制御を生成する誤命令マスク回路と,
    過電流、過回転、温度異常等の異常状態が発生しているときにフラグをたてる異常状態フラグレジスタと,
    過電流、過回転、温度異常等の異常状態が発生したときに異常履歴フラグをたてる異常履歴フラグレジスタと,
    を設けたものである請求項1に記載の回転電機制御装置。
  3. 前記上位装置ECUから、発電制御中に力行制御を行う指令信号が、又は力行制御中に発電制御を行う指令信号が出力された場合、その変更命令を無効とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機制御装置。
  4. 前記回転電機内に該回転電機の回転数を測定するホールICを設け,
    前記ホールICから出力される前記回転電機の複数相の出力信号の立上りエッジと立下りエッジを検出して合成パルス信号を生成し、該合成パルス信号を所定のサンプリング期間カウントして回転数を計測することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の回転電機制御装置。
  5. 前記回転数測定回路によって前記回転電機の回転数が予め設定した回転数を下回るモータロックの検出は、前記力行制御動作開始から一定期間停止することを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の回転電機制御装置。
  6. 前記シーケンサと、回転数測定回路と、回転数判定回路と、力行制御部と、発電制御部と、界磁電流制御部と、MPUと、シリアル通信回路と、異常検知回路を半導体基板又は多層絶縁基板上に集積して1つのパッケージに封止して形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の回転電機制御装置。
  7. 力行または発電を行うために、回転電機の複数の固定子巻線端子とバッテリの低電位との間に接続された主回路と、
    前記主回路をON/OFFすることにより、前記力行または前記発電を制御する制御部とを備え、力行制御と発電を切り替えて制御する回転電機の制御方法において,
    前記回転電機の制御指令を、力行命令から発電命令に切り替える場合、あるいは発電命令から力行命令に切り替える場合に、力行命令と発電命令の間に待機命令を入れ、発電制御と力行制御が急速に切換るのを回避し、制御切替動作矛盾が発生しないように制御することを特徴とする回転電機の制御方法。
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