JP2007049450A - 可変tdd制御方法 - Google Patents

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雅之 石崎
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Abstract

【課題】送信するデータ量を正確に測定し、可変TDD方式における伝送遅延を低減する。
【解決手段】可変TDD方式により無線通信を行う無線局の各々において、LANから入力されたデータとその有効データ長をデータ保持手段に保持し、各無線フレーム区間において、この保持手段に保持されたデータすべての有効データ長の合計を送信データ量として測定するとともに相手局へ通知し、この測定されたデータ量の比に応じて無線フレーム区間の送受時間比を決定する。これによりTDD比が実際のデータ量に応じた値となり、伝送容量が有効に利用されて伝送遅延を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変TDD制御方法に関するものであり、特に送受信区間の比を決定するデータ量の測定を正確に行えるようにした可変TDD制御方法に関するものである。
ネットワークのブロードバンド化が進み、河川、離島など地理的に有線で布設することが困難な地域においても、無線回線を用いたネットワークのブロードバンド化が図られている。
このような無線回線を構築する装置として、上り/下りの回線を別の周波数チャネルで構成する周波数多重(FDD:Frequency Division Duplex)方式と、同一周波数チャネルを時分割多重して上り/下り回線を構成する時分割多重(TDD:Time Division Duplex)方式を用いたものがある。一般にTDD方式の方が周波数有効利用の観点から優れており、本発明はこのTDD方式を用いたシステムに関連したものである。
図2は、TDD方式を用いた無線回線のフレーム構成例を示したもので、無線局1の送受信タイミングと無線局2の送受信タイミングは、対向する無線局同士で同期を取りながら、1つの無線フレーム区間Tごとに送信と受信を交互に行うことで双方向通信を実現している。1つの無線フレーム区間T内は、図2下部に示したように、送信区間と受信区間からなっていて、そのそれぞれがガードタイムとユーザデータ情報から構成される。
ガードタイムは、送受信を交互に切替えながら通信を行う際に送信信号と受信信号が衝突しないように設定されている時間であり、無線局間距離によって異なる無線伝搬遅延を吸収するためにも使用される。一方、ユーザデータエリアは、無線局で送受されるデータエリアである。黒塗りの矢印で示した無線フレームタイミングFTは、無線局内部の各装置間の同期を取るために使用するタイミングであり、無線フレームの先頭を表している。また、このタイミングの使用方法については後述する。
図3は、TDD方式を用いた通信システムの構成例で、LAN3とLAN4の間が無線局1と無線局2によって無線接続されている。この図では無線局1についてのみ内部の装置構成を詳細に記載しており、無線局2の内部構成は無線局1のそれと同様である。
LAN3からのユーザデータは、例えばイーサネット(登録商標)コントローラ3−4を介してLAN受信データ保持回路3−6へ保持される。無線フレーム生成回路3−5は無線送受信装置3−1から入力される無線フレームタイミングFTをトリガにして、LAN受信データ保持回路3−6に保持されたからLAN受信データを参照し、図2に示した無線フレームの生成処理を行う。その生成された無線フレームデータは無線送受信装置3−1へ入力され、対向の無線局2へ無線送信される。
一方、LAN4から上記と同様にして無線局2経由で送信されてきた信号は、無線送受信装置3−1で受信・復号され、無線フレームタイミングFTと同期してLAN送信データ生成回路3−2へ入力される。LAN送信データ生成回路3−2では入力された無線フレームタイミングをトリガとして復調された無線フレームデータからユーザデータを抽出し、その抽出したユーザデータはLANへの送信データとしてLAN送信データ保持回路3−3へ保持される。イーサネットコントローラ3−4はLAN送信データ保持回路3−3にLAN送信データが保持される毎に、そのデータをLAN3へ送信する。
上記のような動作を無線フレーム周期ごとに対向する無線局同士で行うことにより、LAN3、LAN4間でユーザデータが伝送される。このようなTDD方式の公知例は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2004−72666
通常、TDD方式では通信中の送信時間と受信時間の比率は1:1が用いられるが、トラフィック量に応じて送受の時間比を可変する、可変TDDシステムが周波数有効利用の観点より注目されている。すなわち、ネットワーク間で授受されるデータ量は時間と共に変動し、かつ、上り下り方向によってデータ量が偏る。そのような偏りに対して可変TDDシステムでは、対向するそれぞれの無線局の送信データ量をオンラインで測定し、その結果に応じて最適な送受信時間比となるよう制御するため、無駄なく周波数の有効利用が図られる。
この可変TDD方式を用いたシステムに関する技術が、本件と同一出願人により関連先行技術(特願2004−353563)として出願されている。この関連先行技術で用いられているデータ量測定方法を説明するが、この方法は、一般的なイーサネットインタフェースを装備する装置を用いての送信データ量測定方法である。
図4は、LANからの受信データを測定するときのイーサネットインタフェース装置構成を示したもので、LANからのユーザデータは、イーサネットフレーム形式でイーサネットコントローラ4−3へ入力され、LAN受信データ保持回路4−1へコピーされる。そのコピーされたデータは、イーサネットフレーム解析回路4−2によってデータの中身が解析される。以降、LAN受信データ保持回路4−1にコピーされていながら、まだイーサネットフレーム解析回路4−2が解析していないデータをLAN受信データと呼ぶものとする。LAN受信データ量測定回路4−5は、LAN受信データ保持回路4−1を参照してLAN受信データ量を測定し、その測定結果をイーサネットフレーム解析回路4−2へ通知する。このLAN受信データ量測定方法の詳細については後述する。イーサネットフレーム解析回路4−2は、通知されたLAN受信データ量を使用してフレーム解析を行い、その結果を上位レイヤアプリケーション処理回路4−6へ送る。
図5は、LAN受信データ保持回路4−1のメモリマップ例で、Data領域、Length領域、OWN領域に区切られ、さらに各領域がそれぞれN個のエリアに区切られている。これら各領域をData(j)、Length(j)、OWN(j)、j=1〜Nと表すと、各jに対してData(j)、Length(j)、OWN(j)は1組の情報として関連付けられ、1つのLAN受信データの情報がその1組のエリアに格納される。以降、この関連付けられた組をLAN受信データブロックと呼ぶものとする。
任意のjに対して、領域Data(j)にはLAN受信データ(イーサネットフレームデータ)1つのみが格納され、その有効データ長(実際のデータ長)がLength(j)に格納される。ここで各Data(j)の大きさは固定長(以降、この固定長をLとする)であり、かつ、1つのデータしか格納されない。すなわち、Data(j)内に格納されているLAN受信データの有効データ長がLに対して非常に小さい場合でも、残っているData(j)エリアに別のLAN受信データは格納されない。逆に有効データ長がLよりも大きく1つのData(j)領域内に収まらない場合には、次のData(j+1)領域に続きのデータが格納される。OWN(j)領域には、Data(j)領域にLAN受信データが格納されているとき「1」が、格納されていないとき「0」が格納される。
図6は、図5に示したLAN受信データ保持回路に格納されたデータ量を測定するための、LAN受信データ量測定回路4−5の処理を示すフローチャートである。同図において、まずLAN受信データ量の積算値aを「0」に初期化し(ステップ6−1)、LAN受信データブロックを示すポインタb(以降、メモリポインタと呼ぶものとする)を「1」に初期化する(ステップ6−2)。次いで、OWN(b)が「1」であるかどうかを判定し(ステップ6−3)、「1」であればData(b)に有効LAN受信データが格納されているので積算値aにL(領域Data(b)の長さ)を加算する(ステップ6−4)。OWN(b)が[0]のときは、ステップ6−4をスキップする。
次に、ポインタbを+1更新し(ステップ6−5)、ポインタbがNを超えたかどうかを判定する(ステップ6−6)。bがNを超えない場合は全てのOWN領域の判定処理を行っていないので、ステップ6−3に戻って同様の処理を行うが、ポインタbがNを超えた場合は、全てのOWN領域の判定処理を終了したことになるため、ステップ6−7へすすみ、積算値aをLAN受信データ量としてイーサネットフレーム解析回路4−2へ送る(ステップ6−7)。この積算値aは、LAN受信データ保持回路4−1に保存されているLAN受信データ数にLを掛け合わせた値となっている。
しかし上記方法で求めたLAN受信データ量は、個々のLAN受信データ長を一律Lとして積算しているので、実際の有効データ長の合計値とは異なっている。実際の有効データ長との差を低減させるには、Lを小さくすれば良いが、そうするとLength領域およびOWN領域の個数が増えることになり、LAN受信データ保持回路容量の利用効率が下がる。LAN受信データ保持回路容量の利用効率が低下すると、LAN受信データ保持回路のオーバーフローを引き起こし易くなり、データ破棄の発生頻度が高くなる等の問題があり、Data領域の長さLをあまり小さくすることはできない。
従って、図6に示したような受信データ量の測定方法では、測定したLAN受信データ量が実際のデータ量の合計値と異なってしまう可能性があり、このことは可変TDD比制御方式で通信する無線局の動作に以下に述べるような問題を生じる。
図7は、可変TDD比制御方式を用いたシステムの、無線局間で使用される無線フレームの説明図で、1フレーム区間のみを示している。可変でないTDD方式の、図2で説明した構成と同様に、1フレーム区間は送信区間と受信区間からなっている。しかし可変TDD方式の場合は、 ユーザデータ情報の長さが可変であり、その長さを示すLAN受信データ量情報がユーザデータ情報に付加されている。
図8は、TDD比可変方式で1無線フレーム区間内の送信、受信両区間のユーザデータ情報を合わせた長さを12個のタイムスロットに分割し、このタイムスロット単位でデータ長を可変制御する場合を示している。この図で、1タイムスロットの長さは100バイトであり、図中の数字はユーザデータの送信に使える伝送容量をバイト数で表している。タイムスロットが12個ということから、TDD比種別は1:11〜11:1の11種類である。
ここで、図8に示した可変TDD制御を行う無線システムで、ある無線フレーム区間(フレーム#1)に無線局1へ900バイトのLANデータが1パケット入力され、無線局2には前記無線フレーム区間(フレーム#1)から以降に続く無線フレーム区間(フレーム#2,#3)に対して継続的に100バイトのLANデータが3パケットずつ入力された場合を考える。図6で説明した従来のデータ量測定方法を用いると、検出されるデータ量は、データが格納されているブロック数に比例した値となる。今の場合、まずフレーム#1では、無線局1において1パケット(900バイト)のデータが1つのブロックに入力され、無線局2においては100バイトずつの3パケットが3つのブロックにそれぞれ入力されるので、検出されるデータ量の比は無線局1:無線局2=1:3の割合になる。可変TDD方式ではこのデータ量の比によってTDD比が決定されるので、図8の場合にはTDD比は3:9となる。
図9は、無線局1,2間のデータ通信の動作状態を示したもので、上記のフレーム#1においてはTDD比が3:9となるから、無線局1では300バイトの伝送容量が与えられて
900バイト中の300バイトのみが送信され、無線局2では900バイトの伝送容量が与えられて100バイトのデータ3個が送信される。次のフレーム#2では、無線局1には新たな入力パケットはないが、まだ先に入力されていたデータが1つのブロックに600バイト残っている。一方、無線局2へは新たに100バイトのパケット3個が3ブロックへ入力されるので、このフレームでもデータ量の測定結果は1:3で、TDD比は3:9とされる。従って無線局1では残り600バイト中の300バイトが送信され、無線局2では入力された100バイト×3パケットのデータすべてが送信される。次のフレーム#3でも同様であって、このフレームでの送信が終わって初めて無線局1へ入力された900バイトデータの送信が完了することになる。
以上に示したように、従来のデータ量測定方法によると、測定されるLAN受信データ量が実際のデータ量とは異なるため、最適なTDD比が設定されなかった。その結果、トラフィック量が多いのにも関わらず、狭い伝送容量しか与えられず、伝搬遅延が増加するという現象が発生していた。
本発明は、上記の問題を解決し、簡易でかつ高精度なLAN受信データ量測定方法を実現することによって、より合理的にTDD比を決定できるようにした可変TDD制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、可変TDD方式を用いて双方向無線回線を構成している無線局の各々が、LANから入力され自局の保持回路に保持しているデータの合計量を処理手段により測定するとともにその測定したデータの合計量を互いに相手局へ通知し、各局は自局で測定したデータの合計量と相手局から通知されたデータの合計量の比に応じて無線フレーム区間の分割比を自局の制御手段により決定するようにした可変TDD制御方法であって、
各無線局では、LANからのイーサネットパケットに含まれる各データのデータ長を当該データとともに前記保持手段に格納し、前記処理手段は、前記保持手段に格納された各データのデータ長の積算値を算出して前記データの合計量とするとともに互いに相手局へ通知し、このようにして計測されたデータの合計量を用いて前記制御手段は前記分割比の決定を行うようにしたことを特徴とする可変TDD制御方法を開示する。
本発明によれば、LAN受信データ量に各LAN受信データのデータ長が反映されるため、処理量を増加させることなく、より精度の高いLAN受信データ量測定が可能となり、TDD比を実際のデータ量の比に近い値に決定できるので、データ伝送の遅延を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図10は、可変TDD方式を用いた無線局の装置構成を示すブロック図で、イーサネットコントローラ10−4、無線送受信装置10−1、LAN受信データ保持回路10−6、無線フレーム生成回路10−5、LAN送信データ生成回路10−2及びLAN送信データ保持回路10−3は、データ送受信の主経路を構成する部分で、その構成及び動作は無線送受信装置におけるTDD比制御の機能を除けば、可変でないTDD方式の場合の図3と同様である。
図10の無線局10におけるTDD比制御の動作は次のようである。LAN受信データ量測定回路10−7は、無線送受信装置10−1から入力される無線フレームタイミングFTをトリガに、LAN受信データ保持回路10−6を参照してLAN受信データ量αの測定を行う。そして測定されたLAN受信データ量を無線送受信装置10−1及びTDD比決定回路10−8へ通知して、その無線フレーム区間内の処理を終了する。無線送受信装置10−1は、通知されたLAN受信データ量αを無線フレーム構成中のLAN受信データ情報として、対向する無線局へ無線送信する。このときの無線フレームを#nとすると、フレーム#nで送信されるLAN受信データ量αは、次のフレーム#n+1で送信されるデータの長さである。
対向する無線局からも同様にして無線局10が次のフレーム#n+1で受信するデータの量を#nフレームのLAN受信デー量情報として送ってくるから無線局10ではこれを受信・復調後、無線フレーム構成内のLAN受信データ量情報βを抽出し、TDD比決定回路10−8へ入力する。
TDD比決定回路10−8では、図8で説明したTDD比を用いるものとして、各無線局が測定したLAN受信データ量の比率α:βに最も近いTDD比を前述のTDD比種別(1:11〜11:1)の中から選択し、設定する。これにより上り/下り回線の伝送容量がトラフィック量に応じた値に制御される。しかし、LAN受信データ量の測定精度が高くないと、前述したような問題が発生する。
そこで本発明では、LAN受信データ測定回路10−7におけるデータ量の測定方法として、高精度のものを用いる。図1は、その測定法の例を示すフローチャートである。ここでLAN受信データ保持回路のメモリマップは、図5で説明したのと同じであるとする。図1において、まずLAN受信データ量積算値aを「0」に初期化し(ステップ1−1)、メモリポインタbを「1」に初期化する(ステップ1−2)。
次に、OWN(b)が「1」であるかどうか、すなわちData(b)にLAN受信データが格納されているかどうかを判定し(ステップ1−3)、LAN受信データが格納されていると判定した場合は、LAN受信データ保持回路に保存されているLAN受信データの有効データ長Length(b)を積算値aに加算する(ステップ1−4)。OWN(b)が「0」のときはステップ1−4はスキップする。次にメモリポインタbを+1更新し(ステップ1−5)、メモリポインタbがNを超えたかどうかを判定する(ステップ1−6)。Nを超えない場合は全てのOWN領域の判定処理を行っていないので、ステップ1−3に戻って同様の処理を繰り返し、メモリポインタbがNを超えた場合は、全てのOWN領域の判定処理を終了したことになるので、そのときの積算値aをユーザデータ量の測定値として出力する(ステップ1−7)。
以上の説明から分かるように、図1のデータ量測定方法によると、LAN受信データ保持回路に保存されている各LAN受信データ長Length(b),b=1〜Nの加算値がデータ量として測定されるから、実際のデータ量が正確に求められる。
ここで、図1の測定方法でデータ量を測定した時のTDD比決定動作の例を、図9と同じ条件の場合について、図11を用いて説明する。すなわち、無線局1へある無線フレーム区間(フレーム#1)に900バイトのLANデータが1パケット入力され、無線局2には前記無線フレーム区間(フレーム#1)から以降に続く無線フレーム区間(フレーム#2、#3)に対して継続的に100バイトのLANデータが3パケットずつ入力された場合を考える。
この場合、本発明による図1のデータ量測定方法では、測定されるLAN受信データ量には各LAN受信データの有効データ長が反映されるため、フレーム#1に対して無線局1ではデータ量α=900バイト、無線局2ではデータ量β=300バイトとなり、従ってこのときのTDD比は、図11に示したようにα:β=3:1となり、無線局1の送信に900バイト、無線局2の送信に300バイトの伝送容量が与えられる。こうしてフレーム#1で無線局1のデータの送信は終わってしまい、無線局2にもデータは残らない。続くフレーム#2、#3では、無線局1には送信するデータがなく、従ってTDD比は図8の1:11に決定される。こうして無線局2から各フレームごとに300バイトずつのデータが無線局1へ送信される。こうして両無線局のLAN受信データはすべて1無線フレーム区間で送信でき、無線局1から無線局2への伝搬遅延は1無線フレーム分のみとなる。
なお、以上の説明では、TDD比は図8の11種類のひとつを選択するものとしているが、これが別の選択方法であっても、データ量を正確に測定することで伝送遅延を低減できることは明らかである。
LAN受信データ量測定処理のフローチャート(本発明)である。 無線フレーム構成図(TDD方式)である。 TDD方式の無線通信システム構成例である。 LAN受信データ量測定時のイーサネットインタフェース装置構成図である。 LAN受信データ保持回路のメモリマップ例である。 LAN受信データ量測定処理のフローチャート(従来技術)である。 無線フレーム構成図(可変TDD方式)である。 可変TDD方式のTDD比選択パターンの例 LAN受信データの送信動作例(従来技術) 可変TDD方式無線局の装置構成例 LAN受信データの送信動作例(本発明)
符号の説明
10−1 無線送受信装置
10−2 LAN送信データ生成回路
10−3 LAN送信データ保持回路
10−4 イーサネットコントローラ
10−5 無線フレーム生成回路
10−6 LAN受信データ保持回路
10−7 LAN受信データ量測定回路
10−8 TDD比決定回路

Claims (1)

  1. 可変TDD方式を用いて双方向無線回線を構成している無線局の各々が、LANから入力され自局の保持回路に保持しているデータの合計量を処理手段により測定するとともにその測定したデータの合計量を互いに相手局へ通知し、各局は自局で測定したデータの合計量と相手局から通知されたデータの合計量の比に応じて無線フレーム区間の分割比を自局の制御手段により決定するようにした可変TDD制御方法であって、
    各無線局では、LANからのイーサネットパケットに含まれる各データのデータ長を当該データとともに前記保持手段に格納し、前記処理手段は、前記保持手段に格納された各データのデータ長の積算値を算出して前記データの合計量とするとともに互いに相手局へ通知し、このようにして計測されたデータの合計量を用いて前記制御手段は前記分割比の決定を行うようにしたことを特徴とする可変TDD制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194807A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信方法、無線通信システムおよび無線局装置
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JP2017506841A (ja) * 2014-02-16 2017-03-09 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド Fdr伝送を支援する無線接続システムにおけるリソース割当て方法及び装置

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