JP2007048663A - 面光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】組立作業の容易化を実現する。
【解決手段】本発明に係る面光源装置は、光源3から入光した光を両面発光する面光源装置であって、前記光源から入光した光を互いに対向する第1及び第2の出光面2A,2Bに導く板状の導光部材2と、前記導光部材における前記第1及び第2の出光面にそれぞれ配置されるシート状の光学部材12,13A,13B,22,23A,23Bと、前記光源、前記導光部材、前記光学部材、並びに第1の表示パネル11を保持するメインフレーム5と、前記メインフレームに着脱可能に設けられ、前記第2の表示パネル21を保持すると共に当該第2の表示パネル用の照明光を通す開口部6bが形成されたサブフレーム6と、を具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る面光源装置は、光源3から入光した光を両面発光する面光源装置であって、前記光源から入光した光を互いに対向する第1及び第2の出光面2A,2Bに導く板状の導光部材2と、前記導光部材における前記第1及び第2の出光面にそれぞれ配置されるシート状の光学部材12,13A,13B,22,23A,23Bと、前記光源、前記導光部材、前記光学部材、並びに第1の表示パネル11を保持するメインフレーム5と、前記メインフレームに着脱可能に設けられ、前記第2の表示パネル21を保持すると共に当該第2の表示パネル用の照明光を通す開口部6bが形成されたサブフレーム6と、を具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、透過型又は半透過型の液晶表示パネルにバックライトとして搭載される両面発光型の面光源装置に関する。
近年、表示部が本体に対して折り畳めるタイプや回転スライドするタイプの携帯電話などでは、大きい画面サイズの液晶表示パネル(メインパネル)の裏側に小さい画面サイズの液晶表示パネル(サブパネル)が搭載されており、これらメインパネルとサブパネルの双方を、複数の発光素子を光源として両面発光する単一のバックライト装置を用いて照明する構造を有する(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特開2004−070189公報
特開2004−078047公報
特開2002−287144公報
上述のような両面発光型バックライト装置は、概ね図4に示すように組立てられる。即ち、
一方にメインパネル照明用の開口部55a、他方にサブパネル照明用の開口部55bがそれぞれ形成されたバックライトフレーム55を準備し、このバックライトフレーム55に対して、サブパネル側から順番に2枚のプリズムシート58A,58B(プリズム面をサブパネル側に向ける)、拡散シート57(拡散面をサブパネル側に向ける)、導光板56及び光源ユニット54を組み付ける(図4(a)〜(d))。
一方にメインパネル照明用の開口部55a、他方にサブパネル照明用の開口部55bがそれぞれ形成されたバックライトフレーム55を準備し、このバックライトフレーム55に対して、サブパネル側から順番に2枚のプリズムシート58A,58B(プリズム面をサブパネル側に向ける)、拡散シート57(拡散面をサブパネル側に向ける)、導光板56及び光源ユニット54を組み付ける(図4(a)〜(d))。
更に、同様の手順で、バックライトフレーム55おけるメインパネル側に順番に拡散シート59(拡散面をメインパネル側に向ける)、2枚のプリズムシート60A,60B(プリズム面をメインパネル側に向ける)を組み付ける(図4(e))。
上記のような構成では、サブパネル(開口部55b)のみの大きさを変更した多数のバリエーションを展開する際に、バックライトフレーム全体を再度設計及び作製し直す必要がある。
また、バックライト組立時に、サブパネル側とメインパネル側におけるプリズムシート及び拡散シートの配置順序及び向きが互いに反対になるため、片面発光型バックライト装置の組立時に比べて作業者の混乱を招きやすく、また、ごみや異物が混入したことの確認も難しい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、サブパネルのみの大きさを変更する場合にもフレーム全体を再度設計及び作製し直す必要がなく、組立作業の容易化を実現することである。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る面光源装置は、光源3から入光した光を両面発光する面光源装置であって、前記光源から入光した光を互いに対向する第1及び第2の出光面2A,2Bに導く板状の導光部材2と、前記導光部材における前記第1及び第2の出光面にそれぞれ配置されるシート状の光学部材12,13A,13B,22,23A,23Bと、前記光源、前記導光部材、前記光学部材、並びに第1の表示パネル11を保持するメインフレーム5と、前記メインフレームに着脱可能に設けられ、前記第2の表示パネル21を保持すると共に当該第2の表示パネル用の照明光を通す開口部6bが形成されたサブフレーム6と、を具備する。
また、上記構成において、前記第1の表示パネルのサイズは、前記第2の表示パネルより小さい。
また、上記構成において、前記第1の出光面側の光は前記第1の表示パネルを裏面から照明し、前記第2の出光面側の光は前記第2の表示パネルを裏面から照明する。
また、上記構成において、前記光学部材は、前記第1及び第2の出光面から出光する光を拡散する拡散シート12,22と、前記拡散シートにより拡散した光を方向付けする一対のプリズムシート13A,13B,23A,23Bとを有する。
また、上記構成において、前記光学部材は、前記第1及び第2の出光面から出光する光を方向付けする1枚のプリズムシートを有する。
以上説明したように、本発明によれば、メインフレームに対してサブフレームを着脱可能に分割して構成し、このサブフレームにサブパネル照明用の光を通す開口部を形成したことにより、サブパネルのみの大きさを変更する場合であってもフレーム全体を再度設計及び作製し直して組立を行う必要がなくなる。
また、サブパネルの大きさが異なるサブフレームを多数用意する一方、サブフレームを除いた他の部材をメインフレームに予め組み付けて在庫しておくことができるので、バリエーションが多岐にわたる場合でっても組立時間を短縮し、生産調整なども可能となる。
サブパネル側の組立作業が、片面発光型バックライト装置と同じ工程、つまりメインパネル側とサブパネル側とが同一の作業手順となるため、作業者の混乱をなくし、確認作業の難しさを改善することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態という。以下同じ。)につき、添付の図面を参照して説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
[装置構成の説明]
図1は本発明に係る実施形態の面発光装置を分解して示す斜視図である。図2は図1に示す面発光装置を組み立てた状態の側断面図である。
図1は本発明に係る実施形態の面発光装置を分解して示す斜視図である。図2は図1に示す面発光装置を組み立てた状態の側断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る面光源装置として例示する両面発光型バックライト装置(以下、バックライト装置)は、互いに相反する面に発光面を持ち、その一方の第1の発光面で第1の表示パネル(以下、メインパネル)11を照明すると共に、他方の第2の発光面で第2の表示パネル(以下、サブパネル)21を照明する。メインパネル11及びサブパネル21の各々は、例えば、複数の画素がマトリクス状に形成された透過型又は半透過型の電気光学式(液晶)カラーパネルであり、サブパネル21の表示面積(画面サイズ)は、メインパネル11の表示面積(画面サイズ)より1/3程度小さい。
上記バックライト装置は、平板状の透明樹脂からなる導光部材2と、この導光部材2の第1の出光面2Aに積層して配置されたシート状の第1の光学部材12,13A,13B及びテープ状の遮光部材14と、導光部材2の第2の出光面2Bに積層して配置されたシート状の第2の光学部材22,23A,23B及びテープ状の遮光部材24と、複数のLEDなどの発光素子4を有する光源ユニット3とが両端が開口した方形状のメインフレーム5に保持される。メインフレーム5は弾性変形可能な白色樹脂材料で構成されており、導光部材2の厚さ方向の4つの端面から出光する光を反射して導光部材2内部に戻すことにより外部に漏れる光による輝度の減少を防止している。
遮光部材14,24は両面テープとして形成されていて、メインパネル11及びサブパネル21の各々の表示領域サイズに合わせてメインフレーム5に貼り付けて形成される。メインフレーム5は、遮光部材14によりメインパネル11の表示領域に対応した開口部14aを形成し、この開口部14a以外の周辺部分から出光する光を遮蔽する。メインパネル11は、この遮光部材14の開口部14aの周辺部位である保持部5aに両面テープなどで固定される。遮光部材14,24は製造工程の簡略化や厚さを考慮して遮光性を持った両面テープとしているが、遮光材を粘着テープを用いて貼り付けるようにしても構わないし、これらを組み合わせても構わない。
メインフレーム5には、方形状のサブフレーム6が着脱可能に分離して設けられている。サブフレーム6も、メインフレーム5と同様に弾性変形可能な樹脂材料で構成されており、例えば、メインフレーム5に設けたつめ部5bを(又は係合孔に)サブフレーム6の係合孔6cに(又はつめ部を)係合させることで固定される。
サブフレーム6には、サブパネル側の最終段にある第2の光学部材23Aから出光する光を通す開口部6aが形成されている。サブフレーム6は、遮光部材24によりサブパネル21の表示領域に対応した開口部24aを有し、この開口部24a以外の周辺部分から光が出光するのを遮断する。サブパネル21は、この遮光部材24の開口部24aの周辺部位である保持部6bに両面テープなどで固定される。
メインパネル側の最終段にある第1の光学部材13Aから出光する光は上記開口部14aを通過してメインパネル11を裏面から照明する。また、第2の光学部材23Aから出光する光は上記開口部24aを通過してサブパネル21を裏面から照明する。
上記第1の光学部材12,13A,13Bは、導光部材2の第1の出光面2Aに近接して設けられ当該出光面から出光する光を拡散するシート状の拡散部材12と、当該拡散部材12により拡散した光を集光し表示パネルに向けて方向付けする一対のシート状のプリズム部材13A,13Bとを有する。
本実施形態のバックライト装置は、1つの導光部材2の第1の出光面2A側に配置された第1の光学部材12,13A,13B(及び遮光部材14の開口部14a)からなる第1の発光面によってメインパネル11を照明し、上記導光部材2の第2の出光面2B側に配置された第2の光学部材22,23A,23B(及び遮光部材24の開口部24a)からなる第2の発光面によってサブパネル21を照明する。
光源ユニット3は、所定の配線パターンがプリントされた基板3a上に複数(例えば、4個)のLEDなどの発光素子4が一列に配置されており、基板3aの端部に結線用のコネクタ3bを有する。
導光部材2は、略均一の厚さを有する方形状の板材により構成され、その厚さ方向の4つの側端面の1つを入射面2aとして光源ユニット3が近接して配置され、この入射面2aから入射した光を拡散・散乱させながら第1及び第2の出光面2A,2Bから出光させる。
[装置の組立工程の説明]
次に、本発明に係る実施形態のバックライト装置の組立工程について説明する。
次に、本発明に係る実施形態のバックライト装置の組立工程について説明する。
図3は、本実施形態のバックライト装置の組立工程を示す側断面図である。
本実施形態の両面発光型バックライト装置は、図3に示すように組立てられる。即ち、
先ず、メインフレーム5に対して導光部材2及び光源ユニット3を組み付ける。
先ず、メインフレーム5に対して導光部材2及び光源ユニット3を組み付ける。
次に、メインフレーム5のメインパネル側を上方に向け、メインフレーム5のメインパネル11側から拡散シート12(拡散面を上方(メインパネル側)に向ける)、2枚のプリズムシート13A,13B(プリズム面を上方(メインパネル側)に向ける)を順番に組み付け、最後にメインパネルの表示領域に合わせて遮光部材14を貼り付けて開口部14aを形成する(図3(a))。
次に、メインフレーム5を反転させてメインフレーム5のサブパネル側を上方に向け、上記と同様の手順で、メインフレーム5のサブパネル21側から拡散シート22(拡散面を上方(サブパネル側)に向ける)、2枚のプリズムシート23A,23B(プリズム面を上方(サブパネル側)に向ける)を順番に組み付け、最後にサブパネルの表示領域に合わせて遮光部材24を貼り付けて開口部24aを形成する(図3(b))。
最後に、サブフレーム6をメインフレーム5に取り付ける(図2参照)。
上記実施形態によれば、メインフレーム5に対してサブフレーム6を着脱可能に分割して構成し、このサブフレーム6にサブパネル照明用の光を通す開口部を形成したことにより、サブパネル21のみの大きさを変更する場合、メインフレーム5におけるサブパネル側の遮光部材(開口部のサイズ)と変更後のパネルサイズに対応したサブフレーム6とを変更すればよく、メインフレーム全体を再度設計及び作製し直したり、組立をし直す必要がなくなる。
また、サブパネルの大きさが異なるサブフレームを多数用意する一方、サブフレームを除いた他の部材をメインフレームに予め組み付けて在庫しておくことができるので、パネルサイズのバリエーションが多岐にわたる場合であっても組立時間を短縮し、生産調整なども可能となる。
また、サブパネル側の組立作業が、片面発光型バックライト装置と同じ工程、つまりメインパネル側と同一の作業手順となるため、各部材の組付位置や方向などに関する作業者の混乱をなくし、確認作業の難しさを改善することができる。
なお、プリズムシートを一対として用いているが、1枚で用いても構わない。この場合、出光する光を方向付けるプリズム面を下方(反メインパネル側)に向けるように配することがより好ましい。
2 導光部材
2a 入射面
2A 第1の出光面
2B 第2の出光面
3 光源ユニット(光源)
4 発光素子
5 メインフレーム
6 サブフレーム
11 メインパネル(第1の表示パネル)
12 拡散シート(光学部材)
13A,13B プリズムシート(光学部材)
14,24 遮光部材
21 サブパネル(第2の表示パネル)
22 拡散シート(光学部材)
23A,23B プリズムシート(光学部材)
2a 入射面
2A 第1の出光面
2B 第2の出光面
3 光源ユニット(光源)
4 発光素子
5 メインフレーム
6 サブフレーム
11 メインパネル(第1の表示パネル)
12 拡散シート(光学部材)
13A,13B プリズムシート(光学部材)
14,24 遮光部材
21 サブパネル(第2の表示パネル)
22 拡散シート(光学部材)
23A,23B プリズムシート(光学部材)
Claims (5)
- 光源から入光した光を両面発光する面光源装置であって、
前記光源から入光した光を互いに対向する第1及び第2の出光面に導く板状の導光部材と、
前記導光部材における前記第1及び第2の出光面にそれぞれ配置されるシート状の光学部材と、
前記光源、前記導光部材、前記光学部材、並びに第1の表示パネルを保持するメインフレームと、
前記メインフレームに着脱可能に設けられ、前記第2の表示パネルを保持すると共に当該第2の表示パネル用の照明光を通す開口部が形成されたサブフレームと、を具備することを特徴とする面光源装置。 - 前記第1の表示パネルのサイズは、前記第1の表示パネルより小さいことを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。
- 前記第1の出光面側の光は前記第1の表示パネルを裏面から照明し、前記第2の出光面側の光は前記第2の表示パネルを裏面から照明することを特徴とする請求項2に記載の面光源装置。
- 前記光学部材は、前記第1及び第2の出光面から出光する光を拡散する拡散シートと、前記拡散シートにより拡散した光を方向付けする一対のプリズムシートとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の面光源装置。
- 前記光学部材は、前記第1及び第2の出光面から出光する光を方向付けする1枚のプリズムシートを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の面光源装置。
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JP2005233453A JP2007048663A (ja) | 2005-08-11 | 2005-08-11 | 面光源装置 |
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2005
- 2005-08-11 JP JP2005233453A patent/JP2007048663A/ja active Pending
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