JP2007047911A - 通信端末装置及び情報表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティが高められたオリジナルメールの転送文を用いて、ユーザ登録やアンケート入力、市場調査などに必要な各種情報を端末ベースで入力することにより、WEBページにアクセス不要な通信端末装置及び情報表示方法を提供することにある。
【解決手段】携帯端末1は、山田花子からの紹介メールを受信すると、暗号化された本文のみをデコードして正常に表示する一方、ヘッダ部及び制御コード部を非表示とする。そして、山本洋子が表示部109の最下部にあるEメールユーザ登録ボタン109kをクリックすると、携帯端末1はSL本店のWEBページにアクセスすることなく電子メールでユーザ登録を実行する。
【選択図】図37

Description

本発明は、通信端末装置及び情報表示方法に係り、更に詳しくは、受信した電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに前記電子メールを転送することが可能な通信端末装置及び情報表示方法に関する。
また、本発明は上記の方法(ステップ又は手順)を半導体メモリー、LD(レーザーディスク)、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、MD(ミニディスク)、CD(コンパクトディスク)又はDVD(デジタルバーサタイルディスク又はデジタルビデオディスク)などの情報記憶媒体に記録したプログラムそのものにも関係している。
近年、インターネットの普及は目覚しく、老若男女を問わず非常に多くの人々が情報通信端末(携帯電話やPDA、パーソナルコンピュータ)を用いてインターネットにアクセスし、種々多様な情報を得る為に利用しており、既に人々の生活に無くてはならない情報源となっている。
また、インターネットは電子商取引のツールとして利用され、インターネット上に設置されたバーチャルショップで各種商品が幅広く売買されている。この従来のバーチャルショップは、例えば、商品を販売する企業がそのホームページ上で、販売しようとする商品情報(販売価格や写真など)を掲載すると共に、商品の購入用の注文欄を掲載する。
そして、顧客が情報通信端末を使用して、インターネット上のバーチャルショップ(ホームページ)にアクセスし、購入したい商品が見つかったとき、注文欄に顧客の住所、氏名、メールアドレスなどの顧客情報を入力して、当該顧客情報をバーチャルショップのサーバにインターネットを通して送信する。
その後、商品販売企業のサーバに注文情報が受信されると、サーバは当該顧客のメールアドレスに受注確認メールを自動的に送信すると共に、その企業の担当者は、注文のあった商品を代金請求書と共に顧客に発送し、注文に応じて商品を販売している。
本願出願人は、既に特願2004−331502を出願しており、この電子商取引システムによれば、電子商取引制御装置は、顧客から発注情報が入力されると、データベースが記憶する顧客情報及び商品情報に基づいて、顧客が発注した商品を掲載する顧客ホームページを自動的に作成すると共に、顧客ホームページのアドレスを記載した受注確認の電子メールを顧客のメールアドレスに送信するようになっている。
また、当該受注確認の電子メール中には、受注内容の他に、顧客のホームページを友人等に紹介する為の転送文(広告文書)が含まれており、一般に顧客が友人等に転送文を電子メールで送信しても迷惑メールとならないので、無料又は格安で顧客を有能な営業マンとして雇ったことと同じ効果が得られる。
ところで、携帯電話やPDAなどの通信端末装置では、一般に受信メールの転送機能があり、入力した所望の転送先メールアドレスに受信メールの全てを送信することが可能である。また、この転送の際には、基本的に受信者が受信メールそのものを自由に編集することができる。
つまり、通信端末装置のユーザが受信メールの転送操作を行うと、通信端末装置は受信メールの全てを選択して編集可能状態とし、顧客により受信メールが如何に編集されたとしても、指定された転送先に恰もオリジナルの受信メールであるかのように送信することが可能である。例えば、友人の間で待ち合わせ時間を知らせる為の受信メールを転送する際に、夕方5時であるものを、遅刻の常習者に対しては夕方4時30分というように30分早めて知らせることは、通常問題とはならない。
しかしながら、バーチャルショップが提供する商品の価格や割引率に関する情報(広告文書)や官公庁が業者に送信する一般入札情報などの重要なオリジナルメールを送信し、顧客や業者によって転送される場合、オリジナルメールの内容が改竄されると大きな問題が生じることになる。例えば、顧客が商品価格を下げ割引率を上げたり、業者が入札の行われる期日や物件情報を悪意を持って変更すると、それを見て信じた者からバーチャルショップや官公庁に苦情が殺到することは明白であり、最悪の場合、損害賠償を請求されることにもなる。
本願出願人は、この問題点を解決する為に特願2005−014968を出願し、早期審査の結果、既に特許査定(平成17年5月12日起案)を受けており、この通信端末装置及び電子メール転送方法によれば、オリジナルメールの最重要部である転送文(指定転送メッセージ部)のセキュリティを高めることにより、繰り返して送信される転送メールの同一性を確保することが可能という特有の作用効果がある。
本発明は、上記特許発明の更なる改良技術であり、セキュリティが高められたオリジナルメールの転送文を用いて、ユーザ登録やアンケート入力、市場調査などに必要な各種情報を端末ベースで入力することにより、WEBページにアクセス不要な通信端末装置及び情報表示方法を提供することを目的とする。
なお、本願発明に比較的近いと思われる第1従来技術(特許文献1)としては、「クライアント側のセキュリティ機能の実装の有無に依存することなく、インターネットにおける電子メールのセキュリティ確保可能とするシステム及び方法の提供。」を課題とし、「LAN1上のメールサーバ2とインターネット5との間にプロキシ4を配置し、メールクライアント3からの平文メールを受け取ったメールサーバ2はLAN外宛メールは平文のままプロキシ4へ送り、プロキシ4は平文メールを暗号化し、メール発信者の署名を付けてインターネット5へ署名済み暗号化メールを送出し、インターネットから署名済み暗号化メールの改竄の有無をチェックし、メールが改竄されていない場合、暗号化メールを復号化し平文メールとしてメールサーバ2へ配送し、メールが改竄されている場合にはメールの受信を拒否し、改竄されたメールがLAN1内に入ることを防止する。」というセキュアメールプロキシシステム及び方法並びに記録媒体が出願公開されている。
しかしながら、本願発明の重要な構成である「前記電子メールの指定転送の指示操作を行うと、前記電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、前記電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択する指定転送メッセージ選択手段と、前記指定転送メッセージ選択手段が選択した指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、前記電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを前記転送先メールアドレスに転送する制御を行う制御手段」については一切開示していないので、第1従来技術によって進歩性は否定されない。
第2従来技術(特許文献2)としては、「本発明は署名を含む文書の改竄を防止し、原本性を保証する原本性保証装置に関し、特に署名等をビジュアルに表示しつつ、文書及び署名の改竄を防止し、原本性を保証する原本作成装置及び原本性保証装置を提供する」ことを課題とし、「本発明はドキュメント(開発計画書3)のデータと作成者の押印欄のデータに時刻データ(t1)を付加し、電子署名を行ってチェックサム(CS1)を生成する。そして、このチェックサム(CS1)を含めた原本ファイルを作成し、決済者に送信し、決済者側で上記チェックサム(CS1)の検証を行い、検証結果得られるチェックサム(CS1)とファイルに記録されたチェックサム(CS1)を比較し、一致を判断して原本性を確認する。このように構成することにより、改竄の有無が確認でき、文書データの原本性を保証しつつ、書類の転送をビジュアルに行うことができる。」という原本作成装置及び原本性保証装置が出願公開されている。
第3従来技術(特許文献3)としては、「情報が配信される登録ユーザ数の増加を促すことで、効果的な情報配信を可能にする」ことを課題とし、「ネットワークを介して複数の利用者に情報を送信する方法であって、登録ユーザの送信先アドレスにユーザIDを含む告知情報を送信するステップ(S1)と、登録ユーザからのアクセスに応じて所定のウェブページを送信するステップ(S2)と、ウェブページを介して行われた登録ユーザによる告知情報の転送依頼に応じて登録ユーザが指定する未登録ユーザの転送先アドレスに告知情報を送信するステップ(S3)と、未登録ユーザからのアクセスに応じてウェブページを送信するステップ(S4)と、ウェブページを介して行われた未登録ユーザによるユーザ登録依頼に応じて新たなユーザIDを発行するステップ(S5)と、新たなユーザID及び転送先アドレスを含むユーザ情報を格納するステップ(S6)とを備える。」という情報配信方法、サーバ及びプログラムが出願公開されている。
なお、特願2005−014968の審査では、特に関連する先行技術が指摘されておらず、また本願は当該特許発明の下位概念(下位クレーム)であるから、特許査定されてしかるべきものである。
特開2002−024147 特開2003−244138 特開2003−281444(特許第3371208号)
請求項1に係る本発明の通信端末装置は、上記の目的を達成するために、受信した電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに前記電子メールを転送することが可能な通信端末装置において、前記電子メールの指定転送の指示操作を行うと、前記電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、前記電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択する指定転送メッセージ選択手段と、前記指定転送メッセージ選択手段が選択した指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、前記電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを前記転送先メールアドレスに転送する制御を行う制御手段とを具備し、前記制御手段は、他が送信した指定転送メッセージ部を含む転送メールを受信した場合、前記指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、前記転送メール中の制御コードに基づいて、必要とする入力情報を前記表示装置に表示することを特徴とする。
請求項2に係る本発明の通信端末装置は、請求項1に記載の通信端末装置において、前記制御手段は、前記必要とする入力情報が入力された後に送信操作が行われると、前記入力情報を含む電子メールを前記制御コード中の送信先メールアドレスに送信することを特徴とする。
請求項3に係る本発明の通信端末装置は、請求項2に記載の通信端末装置において、前記制御手段は、配信APサーバから前記電子メールの返信メールを受信し、前記返信メール中のホームページアドレスが指定されると、前記表示装置にホームページを表示することを特徴とする。
請求項4に係る本発明の情報表示方法は、受信した電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに前記電子メールを転送することが可能な通信端末装置の情報表示方法において、前記電子メールの指定転送の指示操作を行うと、前記電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、前記電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択する指定転送メッセージ選択ステップと、前記指定転送メッセージ選択ステップが選択した指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、前記電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを前記転送先メールアドレスに転送する制御を行う制御ステップとを含み、前記制御ステップは、他が送信した指定転送メッセージ部を含む転送メールを受信した場合、前記指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、前記転送メール中の制御コードに基づいて、必要とする入力情報を前記表示装置に表示することを特徴とする。
本発明の通信端末装置によれば、前記制御手段は、他が送信した指定転送メッセージ部を含む転送メールを受信した場合、前記指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、前記転送メール中の制御コードに基づいて、必要とする入力情報を前記表示装置に表示する。従って、ユーザ登録に必要な各種情報を端末ベースで入力を促すことができるという効果がある。
本発明の通信端末装置によれば、前記制御手段は、前記必要とする入力情報が入力された後に送信操作が行われると、前記入力情報を含む電子メールを配信APサーバに送信する。従って、ユーザ登録に必要な各種情報を端末ベースで入力できるという効果がある。
本発明の通信端末装置によれば、前記配信APサーバから前記電子メールの返信メールを受信し、前記返信メール中のホームページアドレスが指定されると、前記表示装置にホームページを表示する。従って、ユーザ登録に必要な各種情報を端末ベースで入力し、容易に個人ホームページにアクセスできるという効果がある。
本発明の情報表示方法によれば、上述した本発明の通信端末装置と同様の効果を発揮することができる。
まず、特許請求の範囲及び明細書中で使用する語句および用語の意味を定義する。
「指定転送メッセージ部」とは、受信した電子メールの全メッセージ部の内、制御コードによって指定された改竄不能なメッセージ部(転送文)であり、例えば、バーチャルショップが提供する商品情報や官公庁の一般入札情報などである。
「チェックコード」とは、例えば、データを送受信する際の誤り検出方法の一つであるチェックサム(check sum)であり、送信前にデータを分割し、それぞれのブロック内のデータを数値とみなして合計を取ったものである。また、求めたチェックサムはデータと一緒に送信し、受信側では送られてきたデータ列から同様にチェックサムを計算し、送信側から送られてきたチェックサムと一致するかどうかを検査する。両者が異なれば、通信系路上でデータに誤りが生じていることになるので、再送などの誤り訂正手続きをとることもできる。なお、実際には、与えられた入力に対して128ビットのハッシュ値を出力するメッセージダイジェストアルゴリズムであるMD5(Message Digest Algorithm 5)を使用する予定である。このMD5は、電子署名を必要とするアプリケーション向けに開発されており、現在では、主にフリーソフトウェアの世界に於いて、ファイルをダウンロードする際にそのファイルが改変されていないことを証明するために用いられる。また、配布する側は、ファイル配布時にそのファイルのMD5チェックサムも同時に配布し、ダウンロードしたユーザは手元でファイルのMD5チェックサムを計算して、配布者の提示したチェックサムと一致することを確認すれば良い。
「バーチャルショップ」とは、一般にネットショップ又はオンラインショップとも称されており、同意語として使用している。
第一実施例:
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。なお、オンラインショップにおける電子メールの転送方法を一例にして説明するが、官公庁や公共団体及び広告業界や大型モールなどメール配信の情報保護に重点をおいている団体・業界で利用できることは言うまでもない。
図1は、電子商取引システムの基本構成図であり、本願出願人がインターネットを用いて実際に提供している生活関連商品等の情報提供サービス・システムの概要を示している。なお、本システムで用いる携帯端末(本発明に係る通信端末装置に該当)は、PDCやPHS通信システムだけではなく、IS−95規格や第三世代のIMT−2000規格(International Mobile Telecommunications-2000通信規格:Wide Band CDMA規格又はCDMA-2000規格)によるCDMA(符号分割多元接続)通信方式に適している。
1は、電子商取引システムの利用者(顧客及びその友人等)が用いる無線通信端末装置としての携帯端末であり、基本的な音声通信機能だけではなく、テキストデータや写真ファイルを送受信する電子メール機能や映像通信機能(即ち、テレビ電話機能)およびGPS(Global Positioning System)による位置検出機能を備えている。特に、携帯端末1には、Webページを閲覧するためのアプリケーションソフトであるブラウザ(別名、Webブラウザ)が搭載されており、インターネットのWebサーバからHTMLファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、ポータルサイトやバーチャルショップのホームページのレイアウトを解析して表示及び再生することが可能である。また、バーチャルショップで提供するフォームを用いて、利用者が入力した各種データ(顧客情報、商品情報及び発注情報など)をWebサーバに送信して所望の商品を発注したり、Java(登録商標)やFlashなどで記述されたアプリケーション・ソフトを動作させることも可能である。
特に、携帯端末1は、後述する制御部の制御により、受信した電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに前記電子メールを転送することが可能である。また、電子メールの指定転送の指示操作を行うと、電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択して表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、前記電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを転送先メールアドレスに転送する。
携帯端末1は、電子メールの指定転送の指示操作が行われると、指定転送メッセージ部の第1チェックコードを生成し、転送メールに第1チェックコードを付加して転送先メールアドレスに転送する。
携帯端末1は、転送先メールアドレスが入力された後に転送メールの送信操作が行われると、転送メールの第2チェックコードを生成し、転送メールに第2チェックコードを付加して転送先メールアドレスに転送する。
携帯端末1は、指定転送メッセージ部を表示装置に表示する場合、編集不能状態にして表示する。
携帯端末1は、転送メールを受信した場合、指定転送メッセージ部のチェックコードを生成し、付加されている第1チェックコードと一致したとき、指定転送メッセージ部を表示装置に表示する。
携帯端末1は、転送メールを受信した場合、転送メールのチェックコードを生成し、付加されている第2チェックコードと一致したとき、転送メールを表示装置に表示する。
なお又、GPSを用いて位置検出を行う携帯端末の従来技術としては、特開平9−247730、特開平10−103992、特開平10−257555、特開平11−27736および特開平11−27729などがあり、実験段階ではあるが位置精度として数メートルの範囲で正確に計測できるようになっている。また、基地局を利用して位置測定する従来技術としては、特開平4−229729、特開平7−38951、特開平8−191266、特開平9−159746および特開平9−161177などがあり、これらの位置計測技術をそのまま利用できることは言うまでもなく、このGPS機能を用いて顧客が通常何処からホームページを見たり商品発注するのかを把握できる。
2は、電子商取引システムのサービスエリアをカバーする基地局であり、位置登録された複数の携帯端末1と必要な信号を送受信して、上記音声通信機能、電子メール機能や映像通信機能及びインターネット接続機能などを実現する。なお、基地局2は、携帯端末1に付与されている固有のシリアル番号(携帯固体識別コード)を用いて認証を行って、携帯端末1が正規のものか否かを確認した後、無線通信サービスを利用可能にする。また、この端末固有のシリアル番号は、後述するように、バーチャルショップにアクセスし顧客情報を入力する際や、顧客ホームページに自動ログインする際に有効利用される。
3は、電子商取引システムの利用者が用いる通信端末装置としてのPC(パーソナルコンピュータ)であり、携帯端末1と同様に、Webブラウザであるネットスケープナビゲータ(Netscape Navigator)やインターネット・エクスプローラ(Internet Explorer)を搭載しており、バーチャルショップのホームページを閲覧して電子商取引を行うことが可能である。なお、PC3に付与されているIPアドレスが、携帯端末1固有の携帯固体識別コード(シリアル番号)に対応し、バーチャルショップの管理に活用される。
4は、インターネット接続業者が運営するISP(インターネット・サービス・プロバイダ)であり、電話回線(ADSL回線、ISDN回線)やデータ通信専用回線などの通信ネットワーク5を通じて、PC3をインターネットに接続する。
6は、ネットショップ制御装置であり、電子商取引システムに必要とする情報管理(顧客情報、商品情報及び発注情報管理やホームページ管理)に関する全ての制御を行う。特に、ネットショップ制御装置6は、顧客がバーチャルショップのホームページから商品を発注すると、直ちに当該商品を掲載する為の顧客ホームページを自動的に作成するとともに、作成した顧客ホームページのアドレスを記載した商品受注確認の電子メールを顧客が指定したメールアドレスに送信する。この商品受注確認の電子メールには、広告文書などの指定転送範囲を示す制御コードが付加されており、携帯端末1は、電子メールの指定転送の指示を受けると、この制御コードに基づいて、電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択して表示部に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、指定転送メッセージ部を含む転送メールを転送先メールアドレスに転送する。
また、ネットショップ制御装置6は、顧客ホームページを経由してバーチャルショップが販売する商品が購入された場合、購入された商品に応じて規定された成功報酬(商品の割引、現金やポイントの還元)を顧客に支払うようになっている。なお、この成功報酬の決め方は、バーチャルショップが任意に決めるものであり、当該顧客だけではなく、紹介された友人にも商品割引やポイント・バックするようにしてもよい。さらに、ネットショップ制御装置6は、携帯端末1が指定転送メッセージ部を含む転送メールを転送先メールアドレスに転送すると、ほぼ同時に携帯端末1から転送情報を受信して転送履歴を常に把握しているので、転送状況に応じて成果報酬(商品の割引、現金やポイントの還元)を顧客(転送者)に支払うようになっている。例えば、オリジナルメールの第1転送メールには1ポイント、第2転送には0.5ポイント及び第3転送には0.2ポイントというように、成果ポイントが減額されつつ転送者に自動的に加算されるようになっている。また、オリジナルメールの制御コード部には、転送回数の上限を規定する転送回数コードが付与されており、転送回数に達すると転送不能となる。
このネットショップ制御装置6は、機能的に大きく分けて2つのAPサーバ(アプリケーション・サーバ)と、それらに接続された2つのデータベースとで構成されている。なお、APサーバは、顧客からの各種要求を受け付けて、必要な情報を記憶するデータベースを用いた電子商取引管理システム処理との橋渡しをする機能を持ったサーバソフトウェアであり、現時点においてバーチャルショップの受発注システムや、企業間の電子商取引などに幅広く利用されている。
6aは、WEB・APサーバであり、電子商取引管理機能、成果報酬管理機能、ホームページ管理機能、プログラムの実行環境やデータベースへの接続機能及び複数の処理を連結するトランザクション管理機能などを持ち、電子商取引業務処理の基本的な流れを制御するビジネス・ロジック処理部である。
6bは、配信APサーバ(メールサーバ)であり、インターネット上に常に接続され、顧客からの電子メールや商品受注確認の電子メールなどの送受信を行う。また、配信APサーバ6bは、バーチャルショップが送信する電子メールの暗号化を行ったり、商品紹介メールの履歴管理や改竄防止・検証機能を有している。なお、バーチャルショップで使用する受注確認や商品紹介等の電子メールは、基本的に全て暗号化されており、配信APサーバ6bに接続されたMAILデータベースが格納する専用メーラ(電子メール用アプリケーション・ソフトウェア)をダウンロードし、利用者が用いる携帯端末1(PDAなどの無線通信装置を含む)やPC3にインストールすることにより、当該電子メールはデコードされ、利用者に認識可能となる。
ここで、専用メーラが有する機能の暗号化(エンコード)及び復号化(デコード)について説明する。
エンコード(encode)とは、データを一定の規則に基づいて符号化することであり、データの圧縮や暗号化などがこれにあたる。一方、デコード(decode)とは、一定の規則に基づいて符号化されたデータを復号し、もとのデータを取り出すことであり、圧縮されたデータの復元や、暗号の解読などがこれにあたる。従って、専用メーラは、エンコード及びデコードを行なうソフトウェアである。
なお、暗号化(encryption)とは、インターネットなどのネットワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやり取りする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざんされたりしないように、決まった規則に従ってデータを変換することである。暗号化と復号化に同じ鍵を用いる暗号方式の秘密鍵暗号(secret key cryptosystem)と、対になる2つの鍵を使ってデータの暗号化・復号化を行なう暗号方式の公開鍵暗号(public key cryptosystem)とがあり、専用メーラも暗号化にいずれかを適宜採用しているが、既に広く知られているので詳細な説明を省略する。
6cは、ECデータベース(エレクトリックコマース・データベース)であり、バーチャルショップによる電子商取引に必要なデータを記憶する。
6dは、MAILデータベース(メール・データベース)であり、送信した受注確認や商品紹介等の電子メールや、バーチャルショップの自社ネットワーク内の従業員や管理者等に宛てられた電子メール及び顧客ホームページや電子メールに関する管理情報を記憶する。特に、MAILデータベース6dは、携帯端末1が指定転送メッセージ部を含む転送メールを転送先メールアドレスに転送した場合、携帯端末1から転送情報を受信してメール転送履歴情報として記憶する。
図2は、ECデータベースが記憶している電子商取引に必要な管理データを示す概念図である。
ECデータベース6cは、大きく分けて5種類の情報を記憶しており、それらはECサイトのショップデータであるショップ情報、ECサイトで販売する商品のデータである商品情報、ECサイトの注文データである注文情報、ECサイトで買い物をした顧客のデータである顧客管理情報及びECサイトを管理・分析するためのデータであるサイト管理情報で構成される。
ショップ情報は、ショップ基本情報、ショップカテゴリ情報、ショップ決済情報、ショップ管理者情報及びショップ管理履歴情報で構成される。
商品情報は、商品基本情報、ポイント情報、商品分類情報、カラーサイズ情報及びメーカー情報で構成される。
注文情報は、注文ヘッダー情報及び注文明細情報で構成される。
顧客管理情報は、顧客情報、ポイント情報、問い合わせ対応情報及び顧客ブラックリスト情報で構成される。
サイト管理情報は、クリックカウント情報、商品検索キーワード情報、セール情報及びアド情報で構成される。
図3は、MAILデータベースが記憶している顧客ホームページや電子メールに関する管理データを示す概念図である。
MAILデータベース6dは、大きく分けて8種類の情報を記憶しており、それらは店舗から送信するメールの内容であるメール情報、店舗から送信するメールの宛先情報であるメール送信情報、ユーザが転送したメールの履歴であるメール転送履歴情報、店舗からメールを送信する顧客名簿である顧客情報、自動作成される個人ページのレイアウト等である個人ページ情報、自動作成される個人ページで紹介する商品情報である個人紹介商品情報、メールを送信する店舗に関する情報である店舗(送信者)情報及び転送されたメールからのWEBアクセスに関する情報であるWEBアクセス管理情報で構成される。
メール情報は、メール番号、題名、内容、送信者及び転送条件で構成される。
メール送信情報は、管理コード、メール番号、顧客コード及び宛先で構成される。
メール転送履歴情報は、顧客コード、転送回、転送日時及び転送者と受信者のメールアドレスで構成される。
顧客情報は、顧客コード、顧客名、メールアドレス、URL、携帯固体識別コード(なお、以下「シリアル番号」ともいう)及びアクセスコードで構成される。
個人ページ情報は、顧客コード、URL、カラー、ヘッダ、フッタ及びコメントで構成される。
個人紹介商品情報は、顧客コード、発注日時、商品コード及び紹介コメントで構成される。
店舗(送信者)情報は、店舗コード及びメールアドレスで構成される。
WEBアクセス管理情報は、管理コード、転送回及びアクセス先URLで構成される。
図4は、電子商取引システムで用いる本発明に係る通信端末装置の構成ブロック図である。
101は、送受信部であり、アンテナ115で受信した音声や映像及び各種制御信号が含まれる電波信号を中間周波数帯に変換したり、中間周波数帯の送信信号を無線周波数帯に変換して送受信する。
102は、モデム部であり、送受信信号を変復調する。なお、モデム(MOdulator-DEModulator)とは、「変復調装置」の略であり、コンピュータから送られてくるデジタルデータを音声信号に変換して電話回線に流したり、電話回線を通じて聞こえてくる音声信号をデジタルデータに変換する装置である。
103は、音声コーデック部であり、音声信号の符号化や復号化を行う。なお、コーデック(COder DECoder)とは、アナログ信号をデジタルデータに変換したり、その逆をおこなう電子回路である。また、信号やデータを一定の規則に従って符号化/復号化する回路や装置及びソフトウェアのことであり、音声や画像の記録や伝達に用いられる。
104は、アナログフロントエンド部であり、符号化された音声信号をデジタル/アナログ変換してレシーバ106を駆動したり、マイク105より入力された音声信号をアナログ/デジタル変換して音声コーデック部103に出力する。
107は、制御部であり、通話に必要な制御(例えば、位置登録、待受け、認証、リンク確立、ハンドオーバなどの制御)や表示制御、電子メール制御及びインターネット接続制御など無線通信装置に関する全ての制御を行う。
特に、制御部107は、ブラウザを起動させてインターネットに接続し、WEB・APサーバ6aから得られたデータに基づいて、バーチャルショップのホームページを表示する。また、制御部107は、配信APサーバ6bから専用メーラを後述する記憶部10のRAMにダウンロード及びインストールして電子メールを送受信すると共に、エンコード(暗号化)された受注確認や商品紹介等の電子メールをデコード(復号化)して、利用者に認識できるようにする。
さらに、制御部107は、電子メールの転送制御として、受信した電子メール一覧や選択された受電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに電子メールを転送する。特に、ユーザが電子メールの指定転送の指示操作を行うと、制御部107は、電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択して表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力され、送信操作が行われると、電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを転送先メールアドレスに転送する。
制御部107は、ユーザにより電子メールの指定転送の指示操作が行われると、指定転送メッセージ部の第1チェックコードを生成し、転送メールに第1チェックコードを付加して転送先メールアドレスに転送する。
制御部107は、ユーザにより転送先メールアドレスが入力された、転送メールの送信操作が行われると、送信動作の前に転送メールの第2チェックコードを生成し、転送メールに第2チェックコードを付加して転送先メールアドレスに転送する。
制御部107は、指定転送メッセージ部を表示装置に表示する場合、編集不能状態にして表示する。つまり、ユーザが編集用カーソルを操作しても指定転送メッセージ部に行かないようになっており、また編集不能であることをユーザに示すために指定転送メッセージ部はグレー又は薄い文字で表示される。
制御部107は、転送メールを受信した場合、指定転送メッセージ部のチェックコードを生成し、付加されている第1チェックコードと一致したとき、指定転送メッセージ部を表示装置に表示する。
制御部107は、転送メールを受信した場合、転送メールのチェックコードを生成し、付加されている第2チェックコードと一致したとき、転送メールを表示装置に表示する。
108は、キー入力部であり、記憶部10のROMに記憶する制御プログラムで規定された操作手順に従って、必要なデータを制御部107などに入力する。
109は、表示部であり、カラー液晶表示装置(カラーLCD)や有機EL(有機エレクトロ・ルミネッセンス)、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)などから成り、発呼者データ、着信履歴、画像データ、電子メール及びホームページなど必要な情報を適宜表示する。
110は、ROM及びRAMからなる記憶部であり、制御プログラム、発呼や電子メールの送受信に使用する電話帳データ、写真や動画などの画像データ、着信メロディの楽曲データ、電子メール及びホームページアドレス(URL)などを記憶する。特に、記憶部110の所定エリアは、インターネットからダウンロードしたり、後述する外部接続端子から入力される各種アプリケーションソフトを格納できるようになっており、必要に応じてRAMにインストールし動作させることが可能である。
111は、メロディ発生部であり、記憶部110が記憶する着信メロディの楽曲データや受信した楽曲データに基づいて、着信メロディを発生させる。また、通話中においてキー入力部8の保留キーが操作されると、通話相手に対応する着信メロディをモデム部102、送受信部101およびアンテナ115を経由して送信する。ただし、音声コーデック部103を経由する場合もある。
112は、外部接続端子であり、DSC(デジタル・スチル・カメラ)やDVC(デジタル・ビデオ・カメラ)などの画像データ入力装置やMIDI対応音楽装置などから画像データや楽曲データが入力される。また、上述したとおり、外部接続端子112に接続された外部入出力装置113から各種アプリケーションソフトを入力し、記憶部110に格納させることが可能である。
114は、位置検出部であり、現時点においてカーナビゲーションなどで周知のGPS技術を用いた三角測量にて位置検出を行う。なお、基地局2を用いて携帯端末1の位置を検出する機能を有する場合、このGPSによる位置検出部114は必ずしも必要ではないが、GPSアンテナ14Aを内蔵し、GPS衛星からの電波を受信する位置検出部14を備える携帯端末1は、例えば、AUの携帯電話などでは既に一般的なものになっている。但し、「AU」は登録商標である。
つぎに、上述のように構成された本発明に係る通信端末装置としての携帯端末の動作について詳細に説明する。なお、本願出願人はインターネットショップのSL本店で電子商取引システムを構築・運営しているので、このSL本店と通信端末装置との電子メール転送における通信手順を実施例として説明する。但し、本願発明は出願時点においてシステム開発中であり、一切公開はされておらず、新規性・進歩性が否定されることはない。また、本発明の大前提となる無線通信装置として携帯端末を用いて説明するが、PC(パーソナルコンピュータ)にも同様に適用できるので、PCに関する説明を省略する場合もある。また、本願明細書において、通信端末装置と携帯端末は同義であるので、特にそれらを区別して用いない。
図5は、電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図であり、図5(A)は正面図及び図5(B)はその表示部である。
まず、携帯端末1のユーザ(山田花子)が、初めてSL本店にアクセスして、希望する商品を購入しようとしていると仮定する。即ち、ユーザは会員登録をしていない顧客ということである。なお、携帯端末1の携帯固体識別コードは、8桁のコード「ABCD1234」と仮定する。
前記ユーザが、携帯端末1を用いてSL本店への接続に必要な所定の操作を行うと、制御部107はWeb接続画面に移行し、携帯端末1の表示部109にSL本店のモバイル用URL(アドレス:http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/shop_index.cgi)を表示する。
図6は、携帯端末を用いる電子商取引システムの商品購入及び会員登録手順の概要を示すシーケンス図である。
図5(B)の状態で、前記ユーザがSL本店への接続操作を行うと、Webブラウザ機能を有する携帯端末1(但し、制御部107が実際の制御を行っている)は、インターネット(通信ネットワーク5)を経由してネットショップ制御装置6のWEB・APサーバ6aにアクセスし、SL本店のモバイル用URL及びシリアル番号(即ち、携帯固体識別コード)を提供して、SL本店HP(ホームページ)の表示要求を行う(ステップS100)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURL及びシリアル番号を一旦バッファメモリに格納し、CGI(Common Gateway Interface)プログラムを実行する(ステップS101)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果であるSL本店HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS102)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aからSL本店HPデータを受け取ると、表示部109にSL本店HPを表示する(ステップS103)。
図7は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、SL本店HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用SL本店HPを表示する。なお、この表示概要図はPC用SL本店HPであり、現在開発中のモバイル用のHPとは多少異なっている。但し、本発明を説明する上で全く支障がないので、PC用のHPを用いて説明を続ける。
ここで図6に戻り、ユーザが表示部109の左上にある商品一覧ボタン109a(図7参照)をクリックすると(ステップS104)、リンク先の商品一覧URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/category_list.cgi)を提供して、商品一覧HPの表示要求を行う(ステップS105)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS106)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である商品カテゴリー一覧HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS107)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから商品カテゴリー一覧HPデータを受け取ると、表示部109に商品カテゴリー一覧HPを表示する(ステップS108)。
図8は、本発明に係る携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、商品カテゴリー一覧HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用商品カテゴリー一覧HPを表示する。
ここで図6に戻り、ユーザが表示部109の左上にある写真のおすすめ商品ボタン109b(図8参照)をクリックすると(ステップS109)、リンク先の商品一覧URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/goods_list.cgi-CategoryID-000010)を提供して、おすすめ商品一覧HPの表示要求を行う(ステップS110)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS111)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果であるおすすめ商品HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS112)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aからおすすめ商品HPデータを受け取ると、表示部109におすすめ商品HPを表示する(ステップS113)。
図9は、本発明に係る携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、おすすめ商品HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用おすすめ商品HPを表示する。
ここで図6に戻り、ユーザが表示部109の左中央の買い物かごへ入れるボタン109c(図9参照)をクリックすると(ステップS114)、リンク先の商品一覧URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/basket.cgi)を提供して、買い物かごHPの表示要求を行う(ステップS115)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS116)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である買い物かごHPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS117)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから買い物かごHPデータを受け取ると、表示部109に買い物かごHPを表示する(ステップS118)。
図10は、本発明に係る携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、買い物かごHPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用買い物かごHPを表示する。
図11は、携帯端末を用いる電子商取引システムの商品購入及び会員登録手順の概要を示すシーケンス図である。
図10の状態で、ユーザが表示部109の右下にある注文するボタン109dをクリックすると(ステップS200a)、リンク先の注文情報入力URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/order1.cgi-)を提供して、注文情報入力HPの表示要求を行う(ステップS200b)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS201)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である注文情報入力HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS202)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから注文情報入力HPデータを受け取ると、表示部109に注文情報入力HPを表示する(ステップS203)。
図12は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、注文情報入力HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用注文情報入力HPを表示する。なお、この図は、最低入力が必要な情報である、名前、ふりがな、郵便番号、住所、電話番号、e−mailアドレスを入力した状態を示している。また、ユーザIDは入力されたe−mailアドレスのアットマークより前の文字が自動的に付与されるようになっている(この場合、アットマークより前の「h-yamada」がユーザIDとなる)。ただし、e−mailアドレスを用いると、他のユーザと同一となることがあるので、その場合には、アットマークより後の文字を適宜追加するようになっており、同一のユーザIDが重複して付与されることはない。例えば、「h-yamada」が既に登録されている場合には、IDが重複しないように、「h-yamadax」、「h-yamadaxx」…「h-yamadaxxxcojp」を順次付与する。
また、ユーザが8桁の所望のアクセスコードを入力可能となっており、黒の四角で表示したカーソルが移動して入力を促す。但し、アクセスコードをユーザが入力しなかった場合には、システム側で自動的に付与し、電子メールで通知するようになっている。
ここで図11に戻り、ユーザが商品の注文に必要な情報を入力し、表示部109を下方へスクロールすると画面最下段に表示される確認画面へボタン109e(破線で表示)をクリックすると(ステップS204)、リンク先の注文情報確認URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/order2.cgi)を提供して、注文情報確認HPの表示要求を行う(ステップS205)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS206)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である注文情報確認HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS207)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから注文情報確認HPデータを受け取ると、表示部109に注文情報確認HPを表示する(ステップS208)。
図13は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、注文情報確認HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用注文情報確認HPを表示する。
ここで図11に戻り、ユーザが表示部109の下段中央のこの内容で注文ボタン109f(図13参照)をクリックすると(ステップS209)、セキュリィティ強化の為にSSL(Secure Socket Layer)にて、ユーザのプライバシーに関わる情報やクレジットカード番号などのデータを暗号化しインターネット上に送信する(ステップS210)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から暗号化データを受信すると、提供された暗号化データを一旦バッファメモリに格納し、デコードした後にCGIプログラムを実行して受注内容を確認する(ステップS211)。
次に、WEB・APサーバ6aは、ユーザからの入力情報をチェックし、受注内容に問題がなければ、CGIプログラムの実行結果である受注完了HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS212)。なお、図示していないが、問題が発生すればエラー情報を送信し、再度ユーザに入力を促す。
そして、携帯端末1は、受注内容に問題がない場合、WEB・APサーバ6aから受注完了HPデータを受け取ると、表示部109に受注完了HPを表示する(ステップS213)。当該ユーザは、この受注完了HPを見る事により、希望する商品が発注できたことを確認し、その後所定の操作によりインターネット接続を解除すると、携帯端末1は通常の待ち受け状態に戻る。
なお、WEB・APサーバ6aは、受注内容に問題がなければ、ステップS214で当該ユーザの顧客データ登録を行って個人モバイルHPを作成するとともに、ステップS215で配信APサーバ6bに受注確認メールの送信指示を出す。
図14は、2つのデータベースに登録されている管理データの記憶状態を示す概念図であり、図14(A)は顧客管理情報、図14(B)は個人紹介商品情報及び図14(C)は商品情報の要部抜粋を示している。なお、本願発明の説明に必要なデータのみをピックアップして表示している。
図14(A)の顧客管理情報は、顧客コード、ユーザID、顧客名、メールアドレス、URL、携帯固体識別コード、アクセスコード、購入ポイント、紹介ポイント及び使用済ポイントで構成される。
図14(B)の個人紹介商品情報は、顧客コード、購入商品コード1、購入商品コード2…購入商品コードNで構成される。
図14(C)の商品情報は、商品コード、商品名、販売価格、購入付与ポイント、紹介購入ポイント及び紹介ポイント・バックで構成され、SL本店が取り扱っている全ての商品情報が登録されている。
携帯端末1のユーザ(山田花子)が、上述の様にして、SL本店に初めてアクセスし、希望する商品(商品コード:20020001)を購入すると、WEB・APサーバ6aは、まず顧客データ登録を行った後に、個人モバイルHPを作成する。
図14(A)において、顧客管理情報の顧客コード1には、ユーザID「h-yamada」、顧客名「山田花子」、メールアドレス「h-yamada@xxx.co.jp」、URL「http://m.yw.co.jp/hp/login.html-user-abc」、携帯固体識別コード「ABCD1234」、アクセスコード「EFGH5678」、購入ポイント「0」、紹介ポイント「0」及び使用済ポイント「0」が登録されている。また、WEB・APサーバ6aは、登録順に従って顧客コードを付与するとともに、個人モバイルHPのURL及びアクセスコード(別名:パスワード)を自動的に生成する。ただし、アクセスコードはユーザが事前に入力可能である。なお、購入ポイント、紹介ポイント及び使用済ポイントが「0」であるのは、この段階で個人モバイルHPを経由して商品が購入されておらず、山田花子によってポイントも使用されていないからである。例えば、これらのポイントは、1ポイントが1円の価値に相当する。
顧客管理情報の顧客コード2〜Nには、顧客が登録されていないので、データは全て「NULL」である。
図14(B)において、個人紹介商品情報の顧客コード1には、購入商品コード1「20020001:01:01」、購入商品コード2「NULL」…購入商品コードN「NULL」が登録されている。この購入商品コード1のデータ「20020001:01:01」が意味するのは、顧客コード1の「山田花子」が、商品コード「20020001」の商品を1度購入し、その数が合計1個ということである。従って、山田花子が次回同じ物を2個購入すると、購入商品コード1のデータは「20020001:02:03」に更新される。また、他の商品を購入すると、購入商品コード2、購入商品コード3…というようにして順に追加・更新される。
図14(C)において、商品情報の商品コード「20020001」には、商品名「U商品2点セット」、販売価格「2835」(円)、購入付与ポイント「100」、紹介購入ポイント「50」及び紹介ポイント・バック「75」が登録されている。
この購入付与ポイントは、個人モバイルHPの所有者である山田花子がSL本店のリピート客として、商品を購入した場合に付与されるものである。
紹介購入ポイントは、山田花子がSL本店を紹介した友人などが個人モバイルHPを経由して商品を購入した場合に、その友人などに付与されるものである。
紹介ポイント・バックは、山田花子の個人モバイルHPを経由して、友人などの被紹介者が商品を購入した場合に、紹介の成功報酬として山田花子に付与されるものである。なお、これらのポイントは、ショップの意思で変更でき、経営方針に従って自由に決定・運用される。また、図には示していないが、購入された商品に応じて購入代金から差し引く割引金額データも規定されているが、ポイント付与と購入金額割引きは実質的に同様であるので説明を割愛する。即ち、ポイント付与は、割引き金額を蓄積していることに等しいのである。
また、図14(C)において、商品情報の商品コード「01020001」には、商品名「U商品リキッドボトル」、販売価格「1449」(円)、購入付与ポイント「50」、紹介購入ポイント「25」及び紹介ポイント・バック「35」が登録されている。
商品情報の商品コード「01020002」には、商品名「U商品ソルトボトル」、販売価格「1449」(円)、購入付与ポイント「40」、紹介購入ポイント「20」及び紹介ポイント・バック「25」が登録されている。
商品情報の商品コード「03020016」には、商品名「C茶」、販売価格「1995」(円)、購入付与ポイント「60」、紹介購入ポイント「40」及び紹介ポイント・バック「50」が登録されている。なお、当然ながら、商品情報としては、SL本店が取り扱う全ての商品登録が可能である。
次に、WEB・APサーバ6aは、引き続きステップS214で個人モバイルHPを作成する。
例えば、WEB・APサーバ6aは、MAILデータベース6dの個人ページ情報の中の山田花子の顧客コード、URL、カラー、ヘッダ、フッタ及びコメント等に所定の情報を登録することにより個人モバイルHPを作成する。また、他の方法としては、WEB・APサーバ6aは、MAILデータベース6dの山田花子のディレクトリを作成し、その中に更に「cgi-data」というディレクトリを設け、山田花子の商品情報テンプレートファイル(設定ファイル)を設置することにより、個人モバイルHPを作成する。この商品情報テンプレートファイルは、携帯端末1のWebブラウザによりCGIスクリプトが呼び出された際に、WEB・APサーバ6aにより読み込まれ動作する。また、WEB・APサーバ6aがCGIの実行結果をWebブラウザに送信すると、携帯端末1の表示部109に個人モバイルHPが表示される。なお、山田花子自身が、この商品情報テンプレートファイルをカスタマイズすることにより、ページのデザインや表示内容などを自由に変更することができる。
次に、配信APサーバ6bは、ステップS215でWEB・APサーバ6aから受注確認メールの送信指示を受けると、山田花子の受注データに基づいて、受注確認メールを作成すると共に、プライバシー保護及び機密保持の為に、制御コードを付加して受注確認メールを暗号化して指定されたメールアドレス「h-yamada@xxx.co.jp」に送信する。
図15は、受注確認メールの構成概要図である。
図15(A)は、受注確認メール10の基本構造を示しており、ヘッダ部10a、暗号化された本文10b及び制御コード部10cで構成されている。この本文10bは、受注部と広告部とで構成され、特に受注確認メール10の転送指示を行うと、広告部のみが転送されるので友人へ購入商品を紹介することが容易にできる。つまり、この広告部が指定転送メッセージ部に該当する。
図15(B)は、受注確認メール10を携帯電話で用いられている一般的なメーラで表示させた状態を示しており、ヘッダ部10aのみが正常に読み取ることができる一方、本文10b及び制御コード部10cは表示されるものの、ユーザにとって全く意味をなさない文字化けと同じ状態となる。
この受注確認メール10を受け取ったユーザは、最初に表示されているURLにアクセスし、専用メーラを携帯端末1にダウンロードして、自動的にインストールすることにより、暗号化された本文10bを表示部109に正しく表示させることが可能となる。
図15(C)は、携帯端末1の記憶部110にインストールした専用メーラで受注確認メール10を表示させた状態を示しており、暗号化された本文10bのみがデコードされて正常に読み取ることができる一方、ヘッダ部10a及び制御コード部10cは非表示となるのでユーザにとって読み易く好都合である。即ち、専用メーラを一旦インストールすれば、専用メーラはヘッダ部10aを表示しないので、ユーザは再び専用メーラのインストール用URLにアクセスすることはない。
この専用メーラは、ユーザの操作により、受注確認メール10を表示装置(表示部109)に表示させる場合、配信APサーバ6bが計算した受注確認メール10全体又は一部のチェックコードであって、制御コード部10cに付加されているオリジナル・チェックコードを読み取ると共に、自ら受注確認メール10のチェックコードを計算し、一致したときには表示する一方、一致しないときには受注確認メール10の制御コード部10cに「チェックコード・エラー」を付加して上書き保存する。そして、専用メーラは、制御コード部10cに付加されている受注確認メール10の管理コードを記載した再送要求メールを自動的に作成し、配信APサーバ6bに送信する。そして、専用メーラは、配信APサーバ6bから再度同じ受注確認メール10を受信し、オリジナル・チェックコードと一致するまで繰り返すことにより、最終的に受注確認メール10を正しく表示装置に表示させることが可能となる。なお、「チェックコード・エラー」を付加して上書き保存された受注確認メール10は、一覧表示の際に「!」や「×」等の記号やアイコンで警告表示され、その後専用メーラは、チェックコード・エラーがある受注確認メール10を選択しないようになっている。また、制御部107と専用メーラとは別個独立のではなく、専用メーラを起動させた状態とは、専用メーラの機能を制御部107が持った状態であり、どちらを主語として表現したとしてもOS(オペレーティング・システム)機能を持つ制御部107が制御していることに違いは無い。
図32は、受注確認メール10などの電子メールを表示する手順を示すフローチャートである。
制御部107は、ユーザの操作により「メールを開く」指示を受けると、まず電子メールを正しくデコードできるか否かを判断し、できない場合(NOの場合)、エラー処理を行う一方、できる場合(YESの場合)、電子メール本文に対しMD5チェックサムを作成し、電子メールの制御コード部10cに付加されているオリジナル・チェックサム(コードともいう)と比較する。
制御部107は、作成したMD5チェックサムとオリジナル・チェックサムとを比較して、一致する場合(同じ場合)、電子メールを表示する一方、一致しない場合(違う場合)、電子メールを表示することなくエラー処理を行う。
図16は、専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。なお、表示される受注確認メール10は、上述したとおりチェックコード・エラーが無く(つまり、オリジナル・チェックコードと一致)、その本文10bは、受注部10b1と破線内で示した広告部10b2とで構成される。
山田花子は、表示部109に表示された受注部10b1の内容から、自己の発注商品を確認すると共に、山田花子自身や知人・友人が今回新規に作成された山田花子の無料ホームページ(http://m.yw.co.jp/hp/login.html-user-abc)を経由して商品を購入した場合、成果報酬としてサービスポイントが付与されることを認識する。
山田花子は、当該無料ホームページを利用するために、所定の操作を行って携帯端末1のブックマーク(お気に入り又はホットリスト)に登録すると共に、友人の山本洋子の携帯電話に受注確認メール10の広告部10b2を転送したと仮定して説明を続ける。
なお、この広告部10b2や改竄不可メッセ−ジ部の指定転送(特許請求の範囲で使用する文言)は、通常の転送とは全く異なるものであるから、本願出願人は「メル転」と称しており、後日商標登録出願する予定である。また、専用メーラには「メル転」を行うためのメル転ボタン又はメル転キーを設けている。
図17は、電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図であり、図17(A)は正面図及び図17(B)はその表示部である。
携帯端末1のユーザ(山田花子)が、携帯端末1を用いてブックマークを呼び出し、登録した個人モバイル用URL(アドレス:http://m.yw.co.jp/hp/login.html-user-abc)を表示する。
図18は、電子商取引システムにおける会員登録後の商品購入手順の概要を示すシーケンス図である。
図17(B)の状態で、前記ユーザがSL本店への接続操作を行うと、Webブラウザ機能を有する携帯端末1は、インターネット(通信ネットワーク5)を経由してネットショップ制御装置6のWEB・APサーバ6aにアクセスし、山田花子の個人モバイル用URL及びシリアル番号(即ち、携帯固体識別コード「ABCD1234」)を提供して、山田花子の個人HPの表示要求を行う(ステップS300)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURL及びシリアル番号を一旦バッファメモリに格納し、当該URL及びシリアル番号がMAILデータベース6dに記憶している顧客情報中のURL及び携帯固体識別コードと一致するので、山田花子が所有する携帯端末1を用いて自己の個人モバイルHPにアクセスしたことを認識すると共に、CGIプログラムを実行する(ステップS301)。このCGIプログラムは、個人HPテンプレートにMAILデータベース6dに記憶する山田花子の個人管理情報を挿入することにより個人HPデータを作成する。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である山田花子の個人HPデータ(例えば、図14の顧客名、購入商品コード1及び商品名)を受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS302)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから山田花子の個人HPデータを受け取ると、表示部109に山田花子の個人HPを表示する(ステップS303)。
図19は、電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図であり、図19(A)は正面図及び図19(B)はその表示部である。
携帯端末1は、山田花子の個人HPデータを受け取ると、表示部109に山田花子のモバイル用個人HPを表示する。なお、このモバイル用HPは現在開発中であり、実際に提供するHPとは多少異なっているが、開発段階のHPサンプルを図20に示す。図20(A)はHP所有者の山田花子が自己の携帯電話からアクセスした場合に表示され、その一方、図20(B)は友人などが他の携帯電話からアクセスした場合に表示されるモバイル用個人HPである。
山田花子のモバイル用個人HPには、個人HPテンプレートのデータに顧客名から「山田花子」、購入商品コード1及び商品名から「U商品2点セット」、「1回」及び「1個」が挿入及び表示される。また、携帯端末1を操作して購入商品リンク109g又は店舗リンク109hをクリックすると、関連づけられたリンク先にジャンプ(それぞれ対応する図9又は図7にジャンプ)するようになっており、山田花子はジャンプ先で所望の商品を購入できる。
ここで図18に戻り、ユーザが表示部109の上部左にある購入商品リンク109g(図19参照)をクリックすると(ステップS304)、リンク先の商品一覧URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/goods_list.cgi-CategoryID-000010)を提供して、おすすめ商品一覧HPの表示要求を行う(ステップS305)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS306)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果であるおすすめ商品HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS307)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aからおすすめ商品HPデータを受け取ると、ステップS308で表示部109におすすめ商品HPを表示する(図9参照)。
ここで図18に戻り、ユーザが表示部109の左下の買い物かごへ入れるボタン109i(図9参照)をクリックすると(ステップS309)、リンク先の商品一覧URL(http://www.yw.co.jp/cgi-bin/shop/basket.cgi)を提供して、買い物かごHPの表示要求を行う(ステップS310)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS311)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である買い物かごHPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS312)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから買い物かごHPデータを受け取ると、表示部109に買い物かごHPを表示する(ステップS313)。
図21は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、買い物かごHPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用買い物かごHPを表示する。
図22は、電子商取引システムにおける会員登録後の商品購入手順の概要を示すシーケンス図である。
図21の状態で、ユーザが表示部109の右下にある注文するボタン109dをクリックすると(ステップS400a)、リンク先の注文情報入力URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/order1.cgi-)を提供して、注文情報入力HPの表示要求を行う(ステップS400b)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納すると共に、山田花子自身がその所有する携帯端末1を用いて自己の個人モバイルHPにアクセスしたことを認識しているので、ユーザ自身がユーザIDとアクセスコードを入力した状態にして、CGIプログラムを実行する(ステップS401)。逆に、ユーザ登録後において山田花子が個人ホームページを経由することなく、図5に示すようにして直接SL本店にアクセスした場合は、ユーザIDとアクセスコードの入力が必要となるので、操作の利便性を考慮しても自己の個人モバイルHPからアクセスした方がよいのである。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である注文情報入力HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS402)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから注文情報入力HPデータを受け取ると、表示部109に注文情報入力HPを表示する(ステップS403)。
図23は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、注文情報入力HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用注文情報入力HPを表示する。なお、この図は、登録済のユーザがそのユーザIDとアクセスコードを入力した場合の表示状態を示しているが、山田花子の入力操作は不要であり、WEB・APサーバ6aの判断で自動的に最低入力が必要な情報を2つのデータベースから呼び出している。
ここで図22に戻り、商品の注文に必要な情報が自動入力され、ユーザが表示部109を下方へスクロールすると画面最下段に表示される確認画面へボタン109e(破線で表示)をクリックすると(ステップS404)、リンク先の注文情報確認URL(http://m.yw.co.jp/cgi-bin/shop/order2.cgi)を提供して、注文情報確認HPの表示要求を行う(ステップS405)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURLを一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する(ステップS406)。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である注文情報確認HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS407)。
そして、携帯端末1は、WEB・APサーバ6aから注文情報確認HPデータを受け取ると、表示部109に注文情報確認HPを表示する(ステップS408)。
図24は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、注文情報確認HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用注文情報確認HPを表示する。
ここで図22に戻り、ユーザが表示部109の下段中央のこの内容で注文ボタン109f(図24参照)をクリックすると(ステップS409)、セキュリィティ強化の為にSSL(Secure Socket Layer)にて、ユーザのプライバシーに関わる情報やクレジットカード番号などのデータを暗号化しインターネット上に送信する(ステップS410)。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から暗号化データを受信すると、提供された暗号化データを一旦バッファメモリに格納し、デコードした後にCGIプログラムを実行して受注内容を確認する(ステップS411)。
次に、WEB・APサーバ6aは、ユーザからの入力情報をチェックし、受注内容に問題がなければ、CGIプログラムの実行結果である受注完了HPデータを受け取って、携帯端末1に送信する(ステップS412)。なお、図示していないが、問題が発生すればエラー情報を送信し、再度ユーザに入力を促す。
そして、携帯端末1は、受注内容に問題がない場合、WEB・APサーバ6aから受注完了HPデータを受け取ると、表示部109に受注完了HPを表示する(ステップS413)。当該ユーザは、この受注完了HPを見る事により、希望する商品が発注できたことを確認し、その後所定の操作によりインターネット接続を解除すると、携帯端末1は通常の待ち受け状態に戻る。
なお、WEB・APサーバ6aは、受注内容に問題がなければ、ステップS414で当該ユーザの顧客データ登録を行って個人モバイルHPを更新するとともに、ステップS415で配信APサーバ6bに受注確認メールの送信指示を出す。
図25は、2つのデータベースに登録されている管理データの記憶状態を示す概念図である。
携帯端末1のユーザ(山田花子)が、上述の様にして、ユーザ登録後に自己の個人モバイルHPを経由してSL本店にアクセスし、希望する商品(商品コード:01020002)を購入すると、WEB・APサーバ6aは、山田花子の個人モバイルHPを更新するが、図14との相違点について説明する。ただし、図25(C)は図14(C)から変更はない。
図25(A)において、購入ポイントが「40」に更新されているが、これは商品コード「01020002」、商品名「U商品ソルトボトル」を1つ購入し、購入付与ポイント「40」×1が成果報酬として加算されたからである。なお、次回以降に商品を購入する際にこのポイントを使用して、購入金額からポイント相当額の値引きを受けることが可能である。
図25(B)において、購入商品コード2が「01020002:01:01」に更新されているが、これは今回はじめて商品コード「01020002」、商品名「U商品ソルトボトル」を1つ購入したからである。なお、次回同じ物を3つ購入したと仮定すると、購入ポイントが「160」、購入商品コード2が「01020002:02:04」に更新されることになる。
図26は、専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。なお、表示される受注確認メール10の本文10bは、受注部10b1と破線内で示した広告部10b2とで構成される。
山田花子は、配信APサーバ6bから受注確認メールを受信すると、携帯端末1を操作して受信メール一覧画面で、受注確認メール10を選択し表示指示を出す。
制御部107は、表示指示を受けると受注確認メール10のファイルフォーマットを確認し、対応付けられているJava(登録商標)アプリケーション・ソフトである専用メーラを自動的に起動する。
制御部107は、専用メーラを起動すると、まず受注確認メール10に付加されているオリジナル・チェックコードを読み取ると共に、自ら受注確認メール10のチェックコードを計算し、それが一致したときには利用者に認識できるように受注確認メール10をデコード(復号化)して、表示部109に表示する。
山田花子は、表示部109に表示された受注部10b1の内容から、自己の発注商品を確認すると共に、山田花子自身や知人・友人が更新された山田花子の無料ホームページ(http://m.yw.co.jp/hp/login.html-user-abc)を経由して商品を購入した場合、成果報酬としてサービスポイントが付与されることを再度認識する。なお、山田花子は、自己のポイントが幾らあるのかを、この無料ホームページから確認可能である。
次に、山田花子は、友人の山本洋子の携帯電話メールアドレス(y-yamamoto@yyy.com)に受注確認メール10の広告部10b2(指定転送メッセージ部)を転送するために、転送ボタン(図示せず。なお、メル転ボタン又はメル転キーと称する。)をクリックする。
図27は、専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
制御部107は、メル転ボタンがクリックされ転送指示(メル転の指示)を受けると、制御コード部11cに記録されている転送回数コード(例えば、3回と仮定する。)を読み取るとともに、転送履歴から転送回数を計算する。この場合、オリジナルメールであるから転送回数は0回であり、転送回数コードの3回に達していないから、転送可能と判断する。なお、転送回数コードが0回であれば、転送不能を意味する。
制御部107は、転送可能であるから、指定転送範囲を示す制御コード部10cに基づいて、受注確認メール10から広告部10b2を選択して表示部109に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、広告部10b2を含む転送メールを転送先メールアドレスに転送する。つまり、図27の状態で送信操作が行われると、選択した広告部10b2を含む転送メールを転送する。
なお、制御部107は、広告部10b2を表示する以前に、選択した広告部10b2のチェックコード(第1チェックコード)を生成し、記憶部110のバッファメモリに一旦記憶する。
また、制御部107は、この転送メールに重複することがなく且つ本電子商取引システムで特定可能な管理コード(例えば、abcdefg・・・や受注確認メール10に付与された管理コード123456に枝番を付けて123456−1とした管理コード。)を自動的に付与し、転送先のメールアドレスの入力を促す。なお、ハッチングで示した部分(管理コード、送信者、題名や本文など)は表示されるものの、制御部107が編集できないようにプロテクトしているので、転送者の山田花子はこの転送メールを改竄できないようになっている。これにより、転送者にとって都合のいいように修正又は捏造した広告情報を他人に送信したり、その広告メールを受け取った友人などからバーチャルショップにクレームが寄せられることもない。
山田花子が電話帳を呼び出して、転送先のメールアドレスとして「y-yamamoto@yyy.com」を選択入力し、送信ボタン(図示せず)をクリックすると、制御部107は、通信規格に従った手順で、この転送メールを山本洋子の携帯電話に送信する。なお、ユーザがメールアドレスを直接文字入力することも可能である。
図33は、専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図であり、図27との相違点は、入力可能部として転送先のメールアドレスに加え、題名がプロテクトから解除され編集可能となった点である。
ユーザが図33の状態から表示画面を下にスクロールさせていくと、転送先の入力部が表示画面から消えるが、それと同時に表示画面の下部に転送先の入力部を呼び出すためのメル転先ボタンが表示される(図34参照)。この状態で、メル転先ボタンをユーザが操作すると、図33の状態へ戻り、転送先の入力部が表示され、カーソルが転送先の入力部に移動して入力待ち状態となる。
ユーザが図34の状態から表示画面を更に下にスクロールさせていくと、題名の入力部が表示画面から消えるが、それと同時に表示画面の下部でメル転先ボタンの横に題名の入力部を呼び出すための題名ボタンが表示される(図35参照)。この状態で、題名ボタンをユーザが操作すると、図33又は図34のいずれかの状態へ戻り、少なくとも題名の入力部が表示され、カーソルが題名の入力部に移動して入力待ち状態となる。なお、制御部107は、できるだけ多くの入力部を表示できるように表示画面を選択するようになっている。
図28は、転送メールの構成概要図である。
図28(A)は、転送メール11の基本構造を示しており、ヘッダ部11a、暗号化された本文11b及び制御コード部11cで構成されている。この本文11bは図26の広告部102bである。
ユーザが転送先のメールアドレスや題名等の必要なデータを入力し、メル転操作(転送メールの送信操作)を行うと、制御部107は、転送メールのチェックコードを計算(第2チェックコードを生成)するとともに、記憶部110のバッファメモリに記憶している広告部10b2のチェックコード(第1チェックコード)と第2チェックコードを制御コード部11cに書き込み、転送メールを暗号化(エンコード)する。なお、制御コード部11cには、メール転送履歴情報として、第1チェックコードと第2チェックコードに加え、管理コード、転送日時及び転送者と受信者のメールアドレスが転送回数に応じて、次々に追加記録されるようになっている。
つぎに、制御部107は、転送先のメールアドレスに転送メールを送信するとともに、転送メールの制御コード部11c中のメール転送履歴情報を抽出した転送管理メールを配信APサーバ6bに送信する。
配信APサーバ6bは、転送管理メールを受信すると、紹介の報酬として転送者にポイントを付与するようになっており、例えば、第1転送者には1ポイント、第2転送者には0.5ポイント及び第3転送者には0.2ポイントと言うように、送信段階に分けてポイントに差を待たせることもできる。また、何らかの理由により、重要な広告部102bが改竄され、顧客からクレームがきた時には、メール転送履歴情報を解析することによりどの段階で改竄されたかが判明するので、クレーム対策が容易にできる。
図36は、受注確認メール10などの電子メールを転送(メル転)する手順を示すフローチャートである。
制御部107は、ユーザの操作により「メール転送メニュー選択」指示を受けると、まず電子メールを転送できるか否かを判断し、できない場合(NOの場合)、エラー処理を行う一方、できる場合(YESの場合)、電子メールが変更可能か否かを判断する。
制御部107は、できない場合(NOの場合)、宛名指定処理を行う一方、できる場合(YESの場合)、表示部に変更可能個所を表示し、メール変更処理と変更箇所を保存する。
そして、制御部107は、メール本文に対しMD5チェックサムを作成及び付加して、宛名指定処理を行って、メールをエンコードして、転送先に送信する。
ここで、図28(B)に戻って、説明を続ける。
図28(B)は、転送メール11を携帯電話で用いられている一般的なメーラで表示させた状態を示しており、ヘッダ部11aのみが正常に読み取ることができる一方、本文11b及び制御コード部11cは表示されるものの、ユーザにとって全く意味をなさない文字化けと同じ状態となる。
この転送メール11を受け取った友人の山本洋子は、最初に表示されているURLにアクセスし、専用メーラを携帯端末1にダウンロードして、自動的にインストールすることにより、暗号化された本文11bを表示部109に正しく表示させることが可能となる。なお、被紹介者が転送メールによって専用メーラをダウンロードする場合、URL中に暗号化されている紹介者のIDにより紹介者(山田花子)を特定できるので、紹介の報酬として転送者にポイントを付与してもよい。
図28(B)の状態で、友人の山本洋子が専用メーラ・インストール用URLへの接続操作を行うと、Webブラウザ機能を有する携帯端末1は、インターネット(通信ネットワーク5)を経由してネットショップ制御装置6の配信APサーバ6bにアクセスし、専用メーラ・インストール用URL及びシリアル番号(即ち、携帯固体識別コード)を提供して、専用メーラ・ダウンロードHP(ホームページ)の表示要求を行う。
配信APサーバ6bは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURL及びシリアル番号を一旦バッファメモリに格納し、CGIプログラムを実行する。
次に、配信APサーバ6bは、CGIプログラムの実行結果である専用メーラ・ダウンロードHPデータを受け取って携帯端末1に送信するとともに、携帯端末1から専用メーラのダウンロード要求を受けると、Java(登録商標)アプリケーション・ソフトである専用メーラを送信する。
そして、携帯端末1は、配信APサーバ6bから専用メーラ・ソフトをダウンロードしてインストールすると、上述したように本文11bを正しく表示させることができるようになる。
なお、配信APサーバ6bは、携帯端末1から専用メーラ・インストール用URLを提供された場合、当該URL中に暗号化されている山田花子の顧客コード又はユーザIDにより、この携帯端末1が山田花子の転送広告メールによってアクセスしたことを認識できるので、この時点で成果報酬(紹介報酬)として、山田花子の紹介ポイントを所定数だけ加算するようにしてもよい。その結果、山田花子は多くの知人に広告メールを転送すると予想される。また、知人や友人への広告メール転送であるから、規制されようとしている迷惑メールの対象とはならない。
図28(C)は、携帯端末1にインストールした専用メーラで転送メール11を表示させた状態を示しており、暗号化された本文11bのみがデコードされて正常に読み取ることができる一方、ヘッダ部11a及び制御コード部11cは非表示となるので被紹介者にとって好都合である。即ち、専用メーラを一旦インストールすれば、専用メーラはヘッダ部11aを表示しないので、被紹介者は再び専用メーラ・インストール用URLにアクセスすることはない。なお、この状態で再度転送することもできるが、オリジナルメールの転送動作と同様であるので、重複する説明を省略する。
この専用メーラを起動させた制御部107は、転送メール11を表示装置(表示部109)に表示させる場合、まず制御コード部10cに付加されている第1チェックコードと第2チェックコードを読み取り、記憶部110のバッファメモリに一旦記憶する。
そして、制御部107は、転送メール11のチェックコードを計算し、記憶した第2チェックコードと一致するか否かを判断する。制御部107は、一致しない場合、「チェックコード・エラー」を付加して上書き保存する。なお、「チェックコード・エラー」を付加して上書き保存された転送メール11は、一覧表示の際に「!」や「×」等の記号やアイコンで警告表示され、その後専用メーラは、チェックコード・エラーがある転送メール11を選択しないようになっている。
その一方、制御部107は、一致する場合、制御コード部10cに基づいて指定転送メッセージ部のチェックコードを生成して、記憶した第1チェックコードと一致するか否かを判断する。制御部107は、一致したときには、転送メール11を表示する一方、一致しない場合には、転送メール11全体を表示するが指定転送メッセージ部のみを全て×印に変換して表示したり、警告文(例えば、広告文にはエラーがありますので、表示できません。)を挿入するようになっている。
つまり、制御部107は、転送メールを受信した場合、指定転送メッセージ部のチェックコードを生成し、付加されている第1チェックコードと一致したとき、指定転送メッセージ部を表示装置に表示する。また、制御部107は、転送メールを受信した場合、転送メールのチェックコードを生成し、付加されている第2チェックコードと一致したとき、転送メールを表示装置に表示するようになっている。
図28(C)の状態で、最下段に表示されている山田花子の個人モバイル用URLへの接続操作を行うと、携帯端末1は、インターネットを経由してネットショップ制御装置6のWEB・APサーバ6aにアクセスし、山田花子の個人モバイル用URL及びシリアル番号(即ち、携帯固体識別コード「BCDE2345」)を提供して、山田花子の個人HPの表示要求を行う。
WEB・APサーバ6aは、携帯端末1から表示要求を受けると、提供されたURL及びシリアル番号を一旦バッファメモリに格納し、当該URL及びシリアル番号がMAILデータベース6dに記憶している顧客情報中のURL及び携帯固体識別コードと一致しないので、非登録の携帯端末1を用いて友人などが山田花子の個人モバイルHPにアクセスしたことを認識すると共に、CGIプログラムを実行する。このCGIプログラムは、個人HPテンプレートにMAILデータベース6dに記憶する山田花子の個人管理情報を挿入することにより個人HPデータを作成する。
次に、WEB・APサーバ6aは、CGIプログラムの実行結果である山田花子の個人HPデータ(例えば、図25の顧客名、購入商品コード1、購入商品コード2及びそれらの商品名)を受け取って、携帯端末1に送信する。
図29は、本発明に係る電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図であり、図29(A)は正面図及び図29(B)はその表示部である。
携帯端末1(又は「制御部107」。以下同様なので省略。)は、WEB・APサーバ6aから山田花子の個人HPデータを受け取ると、表示部109に山田花子のモバイル用個人HPを表示する。
山田花子のモバイル用個人HPには、個人HPテンプレートのデータに顧客名から「山田花子」、購入商品コード1及び商品名から「海の物語2点セット」、「1回」及び「1個」、並びに、購入商品コード2及び商品名から「U商品ソルトボトル」、「1回」及び「1個」が挿入及び表示される。この状態で、山本洋子が携帯端末1を操作して購入商品リンク109g、購入商品リンク109j又は店舗リンク109hをクリックすると、関連づけられたリンク先にジャンプ(それぞれ対応する図9又は図7にジャンプ)するようになっており、山本洋子はジャンプ先で所望の商品を購入可能である。
ここで、山本洋子が表示部109の上部左にある購入商品リンク109gをクリックして、山田花子が行った購入手順に従って、「U商品2点セット」を1個だけ購入指定して、注文情報入力HPデータを受け取ったと仮定する。
図30は、携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1は、注文情報入力HPデータを受け取ると、表示部109にモバイル用注文情報入力HPを表示する。なお、この図は、最低入力が必要な情報である、名前、ふりがな、郵便番号、住所、電話番号、e−mailアドレスなどが入力されていない状態を示している。これは図23で説明した通り、山田花子の場合には各種発注情報の入力操作は不要であって、WEB・APサーバ6aの判断で自動的に最低入力が必要な情報を2つのデータベースから呼び出している状態と対照的であるが、非登録の携帯端末1(山田花子以外の携帯端末)を用いて山田花子の個人モバイルHPにアクセスしたことをWEB・APサーバ6aが認識しているからである。
図30の状態で、山本洋子が最低入力を必要とする情報である名前、ふりがな、郵便番号、住所、電話番号、e−mailアドレスを入力すると共に、表示部109を下方へスクロールさせ画面最下段に表示される確認画面へボタン109e(破線で表示)をクリックして、無事に受注完了HPデータを受け取った後、通常の待ち受け状態に戻ったと仮定する。また、前述した通り、WEB・APサーバ6aは、受注内容に問題がなければ、当該ユーザの顧客データ登録を新規に行って個人モバイルHPを作成するとともに、配信APサーバ6bに受注確認メールの送信指示を出す。
図31は、2つのデータベースに登録されている管理データの記憶状態を示す概念図であり、図25から更新登録された状態を示している。
携帯端末1のユーザ(山本洋子)が、上述の様にして、ユーザ登録前に山田花子の個人モバイルHPを経由してSL本店に初めてアクセスし、希望する商品(商品コード:20020001)を購入すると、WEB・APサーバ6aは、まず顧客データ登録を行った後に、山本洋子の個人モバイルHPを作成する。
図31(A)において、顧客管理情報の顧客コード2には、ユーザID「y-yamamoto」、顧客名「山本洋子」、メールアドレス「y-yamamoto@yyy.com」、URL「http://m.yw.co.jp/hp/login.html-user-bcd」、携帯固体識別コード「BCDE2345」、アクセスコード「FGHI6789」、購入ポイント「50」、紹介ポイント「0」及び使用済ポイント「0」が登録されている。また、WEB・APサーバ6aは、登録順に従って顧客コードを付与するとともに、個人モバイルHPのURL及びアクセスコード(別名:パスワード)を自動的に生成する。ただし、アクセスコードはユーザが事前に入力可能である。なお、購入ポイントが「50」であるのは、商品コード:20020001の紹介購入ポイントが「50」であって、山田花子の個人モバイルHPを経由して1個購入したからである。その一方、紹介ポイント及び使用済ポイントが「0」であるのは、この段階で山本洋子の個人モバイルHPを経由して商品が購入されておらず、山本洋子によってポイントも使用されていないからである。
また、図31(A)の顧客管理情報の顧客コード1において、紹介ポイントが「75」に更新されているが、これは商品コード:20020001の紹介ポイント・バックが「75」であって、紹介された山本洋子が山田花子の個人モバイルHPを経由して1個購入し、「75」×1が成果報酬として加算されたからである。
図31(B)において、個人紹介商品情報の顧客コード2には、購入商品コード1「20020001:01:01」、購入商品コード2「NULL」…購入商品コードN「NULL」が登録されている。この購入商品コード2のデータ「20020001:01:01」が意味するのは、顧客コード2の「山本洋子」が、商品コード「20020001」の商品を1度購入し、その数が合計1個ということである。従って、山本洋子が次回同じ物を2個購入すると、購入商品コード1のデータは「20020001:02:03」に更新される。また、他の商品を購入すると、購入商品コード2、購入商品コード3…というようにして順に追加・更新される。
図31(C)は、図14(C)及び図25(C)と同様なので、説明を省略する。
次に、WEB・APサーバ6aは、引き続き山本洋子の個人モバイルHPを作成して、受注確認メールを送信するが、その後の動作は図14及び図15で説明した山田花子の場合と同様なので、重複する説明を省略する。
以下、山本洋子も山田花子が行ったようにして友人や知人に自己の個人モバイルHPを紹介することにより、商品割り引きやポイント・バックなどの成果報酬を受けることができる。
第二実施例:
次に、本願出願人により新たに改良された本願発明の特徴的な構成及び動作について詳細に説明する。なお、特願2005−014968(特許査定)の下位概念(下位クレーム)であり、実質同一でもないので、当然に特許性は認められるべきである。
図37は、本発明に係る電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図であり、図37(A)は正面図及び図37(B)はその表示部である。但し、図37(B)は、携帯端末1にインストールした専用メーラで転送メール11を表示させた状態を示しており、図28(C)を詳細に表示させたものである。
携帯端末1は、図28(C)で説明したとおり、暗号化された本文11bのみをデコードして正常に表示する一方、ヘッダ部11a及び制御コード部11cを非表示とする。
そして、山本洋子が表示部109の最下部にあるEメールユーザ登録ボタン109kをクリックしたと仮定する。これはSL本店のWEBページにアクセスすることなく電子メールでユーザ登録するためであり、SL本店のホームページが混んでいる場合に大変有効である。
図38は、携帯端末1の表示部109の表示概念図である。
携帯端末1は、Eメールユーザ登録ボタン109kがクリックされると、転送メール11中の制御コードに基づいて、ユーザ登録に必要とする入力情報を表示部109に表示して入力を促す(図38(A)参照)。
山本洋子がキー入力部108を操作して、全ての情報を入力し(図38(B)参照)、キー入力部108中のOKボタンを操作すると、携帯端末1は入力内容の確認画面を表示し、更にOKボタンが操作されるとユーザ登録をするための所定形式のデータを含む送信メールを作成する。
図39は、所定形式のデータを含む送信メールの概念図である。
携帯端末1は、確認画面の表示後にOKボタンが操作されると、ユーザ登録をするために山本洋子が入力した全てのデータ(DATA1〜DATA9)と携帯端末1に付与されている固有のシリアル番号(携帯固体識別コード)を記憶部110から読み出しDATA10として、所定形式のデータを含む送信メールを作成すると共に、当該送信メール(電子メール)を配信APサーバ6bに送信する。なお、この図は送信メールの一部を抜き出して表示したものであり、当然に電子メールを送受信するために必要な情報(例えば、送信先アドレスや日時等のヘッダ情報)は付与されている。
配信APサーバ6bは、所定形式のデータを含む送信メールを受信すると、DATA1〜DATA10に基づいて山本洋子の個人ホームページを作成する。なお、配信APサーバ6bが個人ホームページを作成する方法は、山田花子の個人ホームページ作成と同様であるので、その説明を省略する。
そして配信APサーバ6bは、作成した山本洋子の個人ホームページアドレスを所定形式の返信メールフォームに挿入して、山本洋子のメールアドレス(y−yamamoto@yyy.com)に送信する。
図40は、専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
携帯端末1の制御部107は、配信APサーバ6bから返信メールを受信すると、チェックサムを確認した後、正常であれば返信メールを表示する。
山本洋子は、表示部109に表示された返信メールの内容から、自己の無料ホームページ(http://m.yw.co.jp/hp/login.html-user-def)が作成され、山本洋子自身や知人・友人が今回新規に作成された山本洋子の無料ホームページを経由して商品を購入した場合、成果報酬としてサービスポイントが付与されることを認識する。
そして、携帯端末1の制御部107は、返信メール中の山本洋子のホームページアドレスが指定されると、図19で説明したとおり、WEB・APサーバ6aから山本洋子の個人HPデータを受け取って、表示部109に山本洋子の個人HPを表示する。
なお、第二実施例として、携帯端末からユーザ登録する場合を説明したが、市場調査やアンケート入力に利用できる。
電子商取引システムの基本構成図である。 ECデータベースが記憶している電子商取引に必要な管理データを示す概念図である。 MAILデータベースが記憶している顧客ホームページや電子メールに関する管理データを示す概念図である。 電子商取引システムで用いる本発明に係る通信端末装置の構成ブロック図である。 電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図である。 携帯端末を用いる電子商取引システムの商品購入及び会員登録手順の概要を示すシーケンス図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 電子商取引システムの商品購入及び会員登録手順の概要を示すシーケンス図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 2つのデータベースに登録されている管理データの記憶状態を示す概念図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図である。 電子商取引システムにおける会員登録後の商品購入手順の概要を示すシーケンス図である。 電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図である。 開発段階のHPサンプルである。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 電子商取引システムにおける会員登録後の商品購入手順の概要を示すシーケンス図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 2つのデータベースに登録されている管理データの記憶状態を示す概念図である。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 転送メールの構成概要図である。 電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図である。 携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 2つのデータベースに登録されている管理データの記憶状態を示す概念図である。 受注確認メール10などの電子メールを表示する手順を示すフローチャートである。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。 受注確認メール10などの電子メールを転送(メル転)する手順を示すフローチャートである。 本発明に係る電子商取引システムで使用する携帯端末の概観図である。 携帯端末1の表示部109の表示概念図である。 所定形式のデータを含む送信メールの概念図である。 専用メーラをインストールした携帯端末1の表示部109の表示概要図である。
符号の説明
1 携帯端末
2 基地局
3 パーソナルコンピュータ
4 インターネット・サービス・プロバイダ
5 通信ネットワーク
6 ネットショップ制御装置
6a WEB・APサーバ
6b 配信APサーバ
6c ECデータベース
6d MAILデータベース
10 受注確認メール
10a ヘッダ部
10b 本文
10b1 受注部
10b2 広告部
10c 制御コード部
11 転送メール
11a ヘッダ部
11b 暗号化された本文
11c 制御コード部
101 送受信部
102 モデム部
103 音声コーデック部
104 アナログフロントエンド
105 マイク
106 レシーバ
107 制御部
108 キー入力部
109 表示部
109a 商品一覧ボタン
109b 商品ボタン
109c 買い物かごへ入れるボタン
109d 注文するボタン
109e 確認画面へボタン
109fこの内容で注文ボタン
109g 購入商品リンク
109h 店舗リンク
109i 買い物かごへ入れるボタン
109j 購入商品リンク
109k Eメールユーザ登録ボタン
110 記憶部
111 メロディ発生部
112 外部接続端子
113 外部入出力装置
114 位置検出部
114A GPSアンテナ
115 アンテナ

Claims (4)

  1. 受信した電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに前記電子メールを転送することが可能な通信端末装置において、
    前記電子メールの指定転送の指示操作を行うと、前記電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、前記電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択する指定転送メッセージ選択手段と、
    前記指定転送メッセージ選択手段が選択した指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、前記電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを前記転送先メールアドレスに転送する制御を行う制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、他が送信した指定転送メッセージ部を含む転送メールを受信した場合、前記指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、前記転送メール中の制御コードに基づいて、必要とする入力情報を前記表示装置に表示すること、
    を特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    前記制御手段は、前記必要とする入力情報が入力された後に送信操作が行われると、前記入力情報を含む電子メールを前記制御コード中の送信先メールアドレスに送信すること、
    を特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項2に記載の通信端末装置において、
    前記制御手段は、配信APサーバから前記電子メールの返信メールを受信し、前記返信メール中のホームページアドレスが指定されると、前記表示装置にホームページを表示すること、
    を特徴とする通信端末装置。
  4. 受信した電子メールのメッセージ部を表示装置に表示するとともに、入力された転送先メールアドレスに前記電子メールを転送することが可能な通信端末装置の情報表示方法において、
    前記電子メールの指定転送の指示操作を行うと、前記電子メールに付加された指定転送範囲を示す制御コードに基づいて、前記電子メールのメッセージ部から指定転送メッセージ部を選択する指定転送メッセージ選択ステップと、
    前記指定転送メッセージ選択ステップが選択した指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、転送先メールアドレスが入力された後に送信操作が行われると、前記電子メールの指定転送メッセージ部を含む転送メールを前記転送先メールアドレスに転送する制御を行う制御ステップとを含み、
    前記制御ステップは、他が送信した指定転送メッセージ部を含む転送メールを受信した場合、前記指定転送メッセージ部を前記表示装置に表示するとともに、前記転送メール中の制御コードに基づいて、必要とする入力情報を前記表示装置に表示すること、
    を特徴とする情報表示方法。
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