JP2007047719A - ドラムヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】サイズの異なるドラムでもドラムに自然な音を発音させ、ドラムセットの音に統一性をもたせ、調律の時間を短縮させる。
【解決手段】ドラムの皮の直径に比例してドラムの皮自体の重さ、あるいはドラムの皮全体の重さ、又は、ドラムの皮の質量を変え、ドラムの直径に見合った適正な厚さの皮をはることによりドラムの皮の自然な動きを促し、ドラムの音をより自然に発音させる。
【選択図】図4
【解決手段】ドラムの皮の直径に比例してドラムの皮自体の重さ、あるいはドラムの皮全体の重さ、又は、ドラムの皮の質量を変え、ドラムの直径に見合った適正な厚さの皮をはることによりドラムの皮の自然な動きを促し、ドラムの音をより自然に発音させる。
【選択図】図4
Description
楽器用ドラムの皮の製造法に関する。
従来のドラムの皮は、ドラムの皮を取り付ける為のドラムの直径が変わっても同じ厚さの皮を使用している。
ドラムセットのドラムは、一般的にトムトム、フロアトム、バスドラム、スネアドラムから構成される。これらのドラムに皮を張る場合、トムトムとフロアトム、バスドラム、スネアドラムと用途によって3種類の違った厚さの皮を張ることが近年一般的となっている。
しかし、バスドラムやスネアドラムが1台で使われる場合が多いのに比べ、トムトム、フロアトムは複数で演奏に使われる場合が一般的であり、その音色や鳴り方には統一性が要求される。
にもかかわらず、サイズの違ったドラムに同じ厚さの皮を張っているため、(図3)上記の用件を満たすことが難しく、ドラムの調律には時間がかかるのが一般的である。
にもかかわらず、サイズの違ったドラムに同じ厚さの皮を張っているため、(図3)上記の用件を満たすことが難しく、ドラムの調律には時間がかかるのが一般的である。
例えば一般的には市販されているトムトムの最小直径6インチのドラムに音楽の演奏で最も頻繁に使われる12インチのドラムに張られているものと同じ厚さのドラムの皮を張った場合、ドラムの皮はドラムの皮の全長(直径)に対して厚すぎる為、ドラムの皮をドラムスティックでたたいた場合、ドラムヘッドが振動しにくく、ドラム本来の自然ななりを発生させることが出来ず、ドラムセット全体の音の統一性を計ることが出来ないばかりか、当該ドラムの鳴る能力を十分に引き出すことができず、ドラムの調律に時間がかかった。
逆に一般的に市販されているトムトムの最も大きいと思われる18インチのドラムにも12インチのドラムに張られているものと同じ厚さのドラムの皮が張られている。この場合ドラムの皮はドラムの皮の全長(直径)に対して薄すぎる為、ドラムの皮をドラムスティックでたたいた場合、ドラムの皮が不必要に振動し暴れてしまう為、ドラムが鳴り過ぎて不必要な倍音や雑音を生じることになり、ドラムセット全体の音の統一性をはかることは困難となるばかりか、調律に時間がかかった。
ドラムの皮の直径に比例してドラムの皮自体の重さ、あるいはドラムの皮全体の重さ、又は、ドラムの皮の質量を変え、ドラムの直径に見合った適正な厚さの皮をはることによりドラムの皮の自然な動きを促し、ドラムの音をより自然に発音させることが出来るようにさせ、不必要な倍音や雑音の発生を抑えることが出来るようになる。結果としてドラムセット全体の音の統一を図り、調律の時間を短縮することが出来るようになる。
ギターの弦を例として考えてみると、1オクターブの音を一つの弦で発音した場合と6弦全てを使って発音した場合とでは複数弦を使って発音した場合の方がより自然できれいな音を発音することができる。
この例から分かるように、ドラムの音をより自然に発音させる為には、ギターが音階によって弦の太さを変えるのと同じようにドラムもドラムの直径に合わせて(ドラムは、ドラムの胴の直径によって音階をつけている。)ドラムヘッドの厚さ或はドラムヘッド自体の重さ、或はドラムの皮の質量を変えることにより自然な音階をドラムに発音させることが出来る。その結果ドラムセットの音の統一性を計り、調理の時間を短縮することが出来る。
本発明は、皮の直径が大きくなるにつれてドラムの皮の厚さを厚く或は質量或は重量を重くして、ドラムの皮がより自然に振動しドラムから自然な音を発音させ、ドラムセット全体の音の統一性をはかり、ドラムの調律の時間を短縮するものである。
本発明は図4のように例えば10インチのドラムの皮には1ミリの厚さのドラムの皮を張り、12インチのドラムの皮には皮の直径の1.2倍の厚さのドラムの皮を張り、13インチのドラムの皮には皮の直径の1.3倍の1.3ミリの厚さの皮を張りドラムの皮の自然な動きを実現することを狙っている。
尚、図4は単に参考例であってドラムの皮の厚みは必ずしも皮の直径に正比例するものとは限らず、本発明は、あくまでもドラムの直径によってドラム自体の自然ななりを実現することが出来る最適なドラムの皮の厚さを採用することを目的とする。
尚、図4は単に参考例であってドラムの皮の厚みは必ずしも皮の直径に正比例するものとは限らず、本発明は、あくまでもドラムの直径によってドラム自体の自然ななりを実現することが出来る最適なドラムの皮の厚さを採用することを目的とする。
1、ドラムの皮を固定する為のリング
2、ドラムの皮
2、ドラムの皮
Claims (3)
- ドラムの発音に統一性をもたせ、ドラムに自然な発音をさせる為にドラムの皮の直径が大きくなるにつれてドラムの皮の厚さを厚くするようにしたドラムの革。
- ドラムの発音に統一性をもたせ、ドラムに自然な発音をさせる為にドラムの皮の直径が大きくなるにつれてドラムの皮自体の重量が重くなるようにしたドラムの革。
- ドラムの発音に統一性をもたせ、ドラムに自然な発音をさせる為にドラムの皮の直径が大きくなるにつれてドラムの皮の質量が大きくなるようにしたドラムの革。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005261292A JP2007047719A (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | ドラムヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005261292A JP2007047719A (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | ドラムヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007047719A true JP2007047719A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37850567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005261292A Pending JP2007047719A (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | ドラムヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007047719A (ja) |
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2005
- 2005-08-05 JP JP2005261292A patent/JP2007047719A/ja active Pending
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