JP2007046935A - 時計ケース - Google Patents

時計ケース Download PDF

Info

Publication number
JP2007046935A
JP2007046935A JP2005229301A JP2005229301A JP2007046935A JP 2007046935 A JP2007046935 A JP 2007046935A JP 2005229301 A JP2005229301 A JP 2005229301A JP 2005229301 A JP2005229301 A JP 2005229301A JP 2007046935 A JP2007046935 A JP 2007046935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
case
unit
watch
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005229301A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyasu Kojima
嘉恭 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2005229301A priority Critical patent/JP2007046935A/ja
Publication of JP2007046935A publication Critical patent/JP2007046935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

【課題】従来の時計では、デザインの異なる文字板ユニットのみをワンタッチ操作で動力ユニットと分離し、別のデザインの文字板ユニットと再度結合することはできなかった。【解決手段】時計表面のデザイン部分となる文字板ユニットと時計ムーブメントを搭載した動力ユニットが独立した時計部品を構成し、それぞれが組み換え自由に分離結合できる構造を有している。
【選択図】図8

Description

本発明は時計ケースの構造に係り、デザインを主とした文字板ユニットと、時計ムーブメントを搭載した動力ユニットが分離結合可能な構造を有した時計ケースに関する。
従来の時計ケースの構造は、外ケースと内ケースに分離する特開2001−264461や、ケース本体とケース台に分離する特開2001−281359、駆動部ケースと可動部ケースに分離し磁力で指針を回す実公昭43−31161や実開平1−66093が開示されているが、デザインを主とした文字板ユニットと時計ムーブメントを搭載した動力ユニットが、指針の動力伝達部で着脱できる構造ではなかった。また、デザインの一部、または、時計ケースの色等を交換するタイプはあったが、文字板や指針を好みに合わせて、容易に交換できる構造ではなかった。とくに腕時計の場合、腕に装着したまま片手操作でできるものはなかった。また、従来では、時計全体の厚みも厚くなり実用的ではなく、文字板ユニットと動力ユニットのデザインを異にして、自在に組み換えて使用することもできなかった。
とくに腕時計は服装や使用目的および場所に合わせてデザインの異なるタイプのものを着用する趣があり、多くの場合、これをデザインの異なる複数の腕時計を保有することで対応している。
一方で、ニーズの多様化からデザインの異なる時計を複数保有するよりも、一つの時計を基本にデザインを着せ替え人形の如く組み換えて使いたいという新しいニーズも高まってきている。特にムーブメントにデザイン性がある場合などは文字板を透明にして、ケース本体と指針のみを好みのデザインのものに組み換えて使用するニーズがあり、従来構造の場合、時計全体を分解して組み換える必要があった。しかし、一旦外した指針は再度取付けての使用ができない欠点があり実用上不可能であった。そこで、本発明のようなケース本体と文字板や指針を一つのデザインユニットとして構成し、これをデザイン毎に複数用意しておき、目的に応じて組み換えができる時計の登場が望まれていた。しかも腕時計の場合は、ケース全体の厚みを通常の構造のものと同等に抑える必要があった。
本発明では、上記問題点を解消し服装や使用目的、場所に応じて、一つの時計で複数のデザインに対応できる腕時計のみならず、置き時計や掛け時計ケースの構造を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために、ケースや文字板や指針の時計のデザイン部分となる文字板ユニットと、時計ムーブメントを搭載した動力ユニットが独立した時計部品として構成され、それぞれが分離し自由に組み換えて着用できる構造を有している。
文字板ユニットには着脱用のボタンが摺動可能に組み込まれており、該着脱ボタンとケース本体の文字板見返し裏部との間には、挟圧を得る隙間があり、該隙間に文字板が挟持固定される構造になっている。着脱ボタンの押し込みにより、着脱ボタンの上面側が文字板の下面に当接するとともに、文字板の上面はケース本体の文字板見返し裏部に当接する。これにより文字板はケース本体に固定され、動力ユニットとの分離後も文字板ユニットとして一体化されている。また、アナログ式の時計における文字板ユニットは、文字板に針軸穴を有している。該針軸穴には、時計正面側の一端に指針を、文字板をはさんでムーブメント側の他端には動力受け部として歯車を有した針軸を回転可能に嵌挿している。この動力受け部は時計ムーブメントの動力軸と着脱が可能になっている。本発明は上述の構造を有しているため、ケース本体と文字板と指針が一体化された文字ユニットとして構成される。そして、時計ムーブメントを搭載した動力ユニットとは独立した時計部品として成立する。
つぎに、文字板ユニットと動力ユニットの分離に際し、各部の構造について説明する。本発明の実施例として、ケース本体の着脱ボタンの押し込みにより、前述のように、文字板とケース本体の固定を確実にする。さらに時計ムーブメントは中枠を介してケース裏蓋体に搭載され動力ユニットを構成している。ケース裏蓋体には内側に変形可能な係合片を有しており、前記着脱ボタンの押し込みにより、着脱ボタンの先端または一部がケース裏蓋体の係合片に当接し、係合突起を内側に撓ませ、ケース本体の係合溝との嵌合いを解く構造となっている。本発明の腕時計への実施例によれば、文字板ユニットと動力ユニットとの分離は、腕に装着したまま片手でワンタッチ操作により可能になる。
つぎに、文字板ユニットと動力ユニットの再結合を確実に行うための構造について説明する。前述のように腕時計への実施例では、腕に装着した状態で片手操作での分離結合を可能にする構造を有しているが、文字板ユニットと動力ユニットの結合に際して、針軸と時計ムーブメントの動力軸との軸心の連結を確実にするために、文字板の裏面や中枠の上面に位置合わせ用の凹凸部を設け、それらの凹凸が互いに嵌まり合う構造を有している。さらに、動力伝達を確実かつ安定して継続するために、合成樹脂等からなる中枠の下部には突起を有しており、時計ムーブメントを文字板側へ押しつける作用を担っている。これにより、時計ムーブメントの動力軸と文字板ユニットの針軸はスラスト力を受けて連結している。
本発明によれば、ケース本体と文字板と指針を一体のデザインユニットとして構成し、動力ユニットに対して容易に交換することが可能となり、全く新しい別の時計として使用目的に応じた腕時計ファッションを味わうことができる。また、動力ユニットを共有することにより、文字板ユニットのみの製造販売が可能になり、腕時計ケースの製造コストを安価に抑えることが可能である。
前述のように、本発明は、ユーザーのみならず製造者にとっても有益である。従来構造の時計を数多く製造・販売するよりも、低コストにてデザインのバラエティーを出す事が可能となる。また、時計ムーブメントに関わる制限を受けないため、文字板ユニットはデザインのみに特化して製造可能となる。
さらに針軸の穴径や動力受け部の寸法規格を統一することにより、動力ユニットの時計ムーブメント部と文字板ユニットのデザイン部が同じメーカーで製造する必要もなく、従来には無かった文字板ユニットのみのデザイン専門のメーカーの参入も可能となる。
以下に、本発明の時計ケースの構造を構成した実施例を用いて説明する。
図1に本実施例として腕時計の構造の構成を示す。
本発明は、ケース本体11のガラス見切り部12に合成樹脂などからなるパッキン23を介してガラス24を圧入固定している。ケース本体の文字板見返し裏部13と着脱ボタンの上面側21とで形成された隙間15には、文字板50に挟圧を得る構造であり、その上面をケース本体11の文字板見返し部裏面13に当接し、かつ、文字板50の下面はケース本体11に摺動可能に設けた着脱ボタン20の上面側21と接し、ケース本体11と一体化されて文字板ユニット10を構成する。時計ムーブメント80は合成樹脂等からなる中枠25を介してケース裏蓋体70に搭載され動力ユニット60を構成する。前記文字板ユニット10と前記動力ユニット60は、ケース本体11に設けた着脱ボタン20の押し込み操作により、ケース本体11の係合溝14とケース裏蓋体70の係合突起72の係合が外れるとともに、針軸40の下端43に嵌合された動力受け部として歯車44と時計ムーブメントの動力軸81との結合が外れる。これにより文字板ユニット10と動力ユニット60が分離可能になる。時計ムーブメント80の上部には前記針軸の動力受け歯車44とかみ合う動力軸81があり、文字板ユニットと動力ユニットの結合時には、前記時計ムーブメントを支える中枠25に設けた位置合わせ凹凸部27と文字板の位置合わせ部52により針軸40と動力軸81の軸心を合わせる作用をし、さらに突起部26の弾力により時計ムーブメントは上方に浮き上がり、針軸40の下端43の動力受け部の歯車44に当接し安定して駆動力を伝える構造となっている。
つぎに、文字板と指針との関係を図2において示す。
針軸40の時計正面側の一端41には指針30の袴部31を嵌め合わせ、時計ムーブメント側の他端43には時計ムーブメントの動力軸の受け歯車81からの動力を伝える歯車44を嵌合している。前記針軸40の中央部42は文字板50に設けた針軸穴51に回転可能に嵌挿している。図3は、ケース本体の側面より内側へ向けて摺動可能な着脱ボタンを示す。図1の実施例は、着脱ボタン20のスライド方向は時計の指針軸と直角方向であるが、指針軸方向へのスライドも可能であり、本発明は図1の実施例に限定されるものではない。
図4は、文字板の上に指針のないデザインの時計ケースへ適用を示す。
本発明の時計ケースの文字板ユニット10は、ガラス24とケース本体11のガラス見切り部12の間に合成樹脂などからなるパッキン23を装着してガラス24を圧入固定した文字板ユニット10と、中枠25を固定する合成樹脂などからなるパッキン23を介して前記文字板50がケース本体11に固定される。時計ムーブメント80は中枠25を介してケース裏蓋体70に搭載される。前記文字板ユニット10と前記動力ユニット60は、ケース本体11の胴部に設けた着脱ボタン20の操作により、ケース本体の係合溝14の着脱ボタンがスライドし、文字板ユニットと動力ユニットが分離可能になる。図5は、本発明の第三実施例で、動力ユニットが文字板ユニットを抱き込む構造である。
図6は、様々なデザインの文字板ユニットをしめしているが、本発明はこれに限定されるものではない。
図7は、ケース本体と文字板と時計ムーブメント、およびケース裏蓋体を分解した状態を示したものである。
図8は、文字板ユニットと動力ユニットが分離した状態を示す。本発明は、腕時計に限定されるものではなく、置き時計、掛け時計ケースへも適用されるものである。
本発明によれば、複数の時計を所有して維持管理する必要もなく、デザイン部分の文字板ユニットのみを自在に組み換えて、使用目的に応じた時計ファッションを味わうことができる。本発明による腕時計は腕に装着した状態においても、片手操作で容易にデザインユニットを交換可能な特徴を持つ為、たとえば、カードケース状の専用のホルダーを用意し、その中に各種の上部デザインユニットを収納し携帯すれば、一眼レフカメラのレンズを選択交換するように、TPOに合わせて自在にデザイン交換が可能となる。具体的には、1日のシーンに合わせて、ビジネス、接客、アフター5、パーティー等々、カードケースより状況にあったデザインユニットを選択し、片手でワンタッチ交換可能となる。
文字板ユニットはバンドやムーブメント部を含まない為、おのずと薄型、コンパクトとなり、専用ホルダー収納時は携帯に便利であり、人前で交換する行為自体もファッションとなりうる。製造者にとっても従来構造の時計を数多く製造・販売するよりも、文字板ユニットのみを低コストにてデザインのバラエティーを出す事が可能となる。また、時計ムーブメントに関わる制限を受けない為、文字板ユニットはデザインのみに特化して製造可能となる。さらに針軸の形状寸法の規格を統一することにより、動力ユニットのムーブメント部と文字板ユニットのデザイン部が同じメーカーである必要もなく、従来は無かった文字板ユニットのみのデザイン専門のメーカーの参入も可能となる。
本発明における時計ケースの主要構造部分の断面図である 本発明における指針、針軸の部分断面図である 本発明における文字板ユニットと着脱ボタンの部分の断面図である 本発明における時計ケースの第二実施例の主要構造部分の断面図である 本発明における時計ケースの第三実施例の主要構造部分の断面図である 本発明における文字板ユニットの実施例である 本発明における時計ケースの分解状態を示し 本発明の腕時計を腕に装着し、着脱時の状況図である
符号の説明
10 文字板ユニット
11 ケース本体
12 ケース本体ガラス見切り部
13 ケース本体文字板見返し部裏面
14 係合溝
15 隙間
20 着脱ボタン
21 着脱ボタン上面側
22 着脱ボタン先端
23 パッキン
24 ガラス
25 中枠
26 中枠突起部
27 中枠位置合わせ突起
30 指針
31 袴部
40 針軸
41 針軸上端
42 針軸中間部
43 針軸下端
44 動力受け部
50 文字板
51 文字板針軸穴
52 文字板位置合わせ突起
60 動力ユニット
70 ケース裏蓋体
71 係合片
72 係合突起
80 時計ムーブメント
81 動力軸
90 時計バンド

Claims (2)

  1. 時計ケース本体と文字板を固定した文字板ユニットと、ケース裏蓋体に中枠を介して時計ムーブメントを搭載した動力ユニットとからなり、前記文字板ユニットのケース本体に設けた着脱ボタンとケース本体の文字板見返し裏部との間に挟圧を得る隙間を設け、該隙間に文字板を挟持固定することを特徴とする時計ケースの構造。
  2. 時計ケース本体と文字板を固定した文字板ユニットと、ケース裏蓋体に中枠を介して時計ムーブメントを搭載した動力ユニットとからなる時計ケースにおいて、文字板ユニットが、ケース本体と文字板と該文字板の針軸穴を嵌挿する針軸と、該針軸の上端に固定された指針と、該針軸の下端に固定された動力受け部とからなり、該動力受け部と時計ムーブメントの動力軸の連結が分離することを特徴とする時計ケースの構造。
JP2005229301A 2005-08-08 2005-08-08 時計ケース Pending JP2007046935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229301A JP2007046935A (ja) 2005-08-08 2005-08-08 時計ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229301A JP2007046935A (ja) 2005-08-08 2005-08-08 時計ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007046935A true JP2007046935A (ja) 2007-02-22

Family

ID=37849877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229301A Pending JP2007046935A (ja) 2005-08-08 2005-08-08 時計ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007046935A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112305895A (zh) * 2019-07-25 2021-02-02 卡西欧计算机株式会社 文字板、模块、电子装置及钟表

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112305895A (zh) * 2019-07-25 2021-02-02 卡西欧计算机株式会社 文字板、模块、电子装置及钟表
CN112305895B (zh) * 2019-07-25 2022-07-05 卡西欧计算机株式会社 文字板、模块、电子装置及钟表

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4742503A (en) Watch assembly having interchangeable bezels and coordinated interchangeable bands
JP6407403B2 (ja) コンバーチブルスマートウォッチ
US9436163B2 (en) Locking pins for a wearable device
CN107390860B (zh) 一种可穿戴设备
US9081212B1 (en) Componentized eyewear systems and methods of using the same
US20080310260A1 (en) Modular watch and device for securing a watch strap to a watch casing
CN109643084B (zh) 可转换智能手表
WO2017032267A1 (zh) 手表
CN209980028U (zh) 一种可diy的手表
JP2007046935A (ja) 時計ケース
KR101133307B1 (ko) 시계용 조절 장치
CN101095369A (zh) 带有耳机功能的腕表
EP0389441A2 (en) Modular construction watch
EP3571552B1 (fr) Pièce d'horlogerie modulaire dotée de moyens de communication avec un appareil électronique tiers
KR101782025B1 (ko) 컨버터블 스마트 워치
US20070241148A1 (en) Interchangeable wrist or ankle band arrangements
CN215006268U (zh) 手表
CN219843629U (zh) 一种可穿戴智能设备的便拆结构及电话手表
CN218886417U (zh) 一种便于模块化组装的手表组件以及手表
JP3079088U (ja) 時 計
KR200363061Y1 (ko) 소형 물체를 내삽할 수 있는 휴대용 전자기기 손잡이줄이탈부착되는 펜던트 목걸이
JPH06281753A (ja) 交換可能な装飾部材を備えたアラーム時計、壁時計またはナップザック等に装着される時計
KR20170110252A (ko) 스마트 주얼리
CN209086682U (zh) 一种表耳及表圈可更换的手表
KR200402055Y1 (ko) 장식용 벽걸이 시계