JP2007044937A - 電動丸鋸加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、電動丸鋸を使用して、長尺加工材料の墨線を見ながら長尺加工材料を精度良く且つきわめて安全に切断することができる電動丸鋸加工装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aを長手方向に沿って案内摺動させ、加工材料Wを墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイド1と、該丸鋸ガイド1のスライド金具10を長手方向に沿って案内する誘導定規2を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイド1と共働して挟持することができる台盤3とから構成されてなる。下向きコ字状のスライド金具10を前記誘導定規2に跨るように摺動自在に支持し、前記丸鋸ガイド1を前記台盤3に重ねるように閉じることにより、前記丸鋸ガイド1と前記台盤3と協働して加工材料Wを挟持加工することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aを長手方向に沿って案内摺動させ、加工材料Wを墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイド1と、該丸鋸ガイド1のスライド金具10を長手方向に沿って案内する誘導定規2を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイド1と共働して挟持することができる台盤3とから構成されてなる。下向きコ字状のスライド金具10を前記誘導定規2に跨るように摺動自在に支持し、前記丸鋸ガイド1を前記台盤3に重ねるように閉じることにより、前記丸鋸ガイド1と前記台盤3と協働して加工材料Wを挟持加工することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電動丸鋸を使用して、長尺加工材料を精度良く且つ安全に切断することができる電動丸鋸加工装置に関する。
従来、電動丸鋸は加工材料の切断に広く使用されていて、加工材料に墨線を入れて使用することが一般的である。
例えば、加工材料の墨線に沿って丸鋸を移動するか(特許文献1を参照)或いは加工部分に定規を当てて丸鋸を使用していた(特許文献2を参照)。
しかし、加工材料の墨線に沿って電動丸鋸を使用するには相当の熟練を要しているし、加工中のトラブルは尽きない。
すなわち、引き曲がりによる材料、時間の無駄、丸鋸刃による事故である。
又、加工材料を電動丸鋸で加工する時、加工材料の表面性重視する場合は加工材料を裏面にして傷、汚れが出ないようにしている。
そのため、加工材料を裏面から加工する場合には、墨線が見えないため誤作業が多い。
実用新案登録第2562431号公報
実公平1−14401号公報
例えば、加工材料の墨線に沿って丸鋸を移動するか(特許文献1を参照)或いは加工部分に定規を当てて丸鋸を使用していた(特許文献2を参照)。
しかし、加工材料の墨線に沿って電動丸鋸を使用するには相当の熟練を要しているし、加工中のトラブルは尽きない。
すなわち、引き曲がりによる材料、時間の無駄、丸鋸刃による事故である。
又、加工材料を電動丸鋸で加工する時、加工材料の表面性重視する場合は加工材料を裏面にして傷、汚れが出ないようにしている。
そのため、加工材料を裏面から加工する場合には、墨線が見えないため誤作業が多い。
本発明は、電動丸鋸を使用して、長尺加工材料の墨線を見ながら長尺加工材料を精度良く且つきわめて安全に切断することができる電動丸鋸加工装置を得ることを目的とする。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された案内枠と、該案内枠の開口部分を下方側から塞ぐ透明板から構成され、前記透明板には電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが摺動する区間に沿って平行に所定の長さの貫通溝を形成し、電動丸鋸Aを案内枠に沿って案内摺動させ、加工材料を墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイドと、該丸鋸ガイドの長手方向両端から丁番を介して奥行き方向に向って可撓性の金属製帯状連結板を延出し、さらに帯状連結板先端に丁番を介して連結したスライド金具と、該スライド金具を長手方向に沿って案内する誘導定規を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイドと共働して挟持することができる台盤とを設けたものである。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された案内枠と、該案内枠の開口部分を下方側から塞ぐ透明板から構成され、前記透明板には電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが摺動する区間に沿って平行に所定の長さの貫通溝を形成し、電動丸鋸Aを案内枠に沿って案内摺動させ、加工材料を墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイドと、該丸鋸ガイドの長手方向両端から丁番を介して奥行き方向に向って可撓性の金属製帯状連結板を延出し、さらに帯状連結板先端に丁番を介して連結したスライド金具と、該スライド金具を長手方向に沿って案内する誘導定規を一側辺に備え、誘導定規の両端に水平回動できる金属製のコ字金具の開放側を前記誘導定規の下面及び支持板の上面に枢軸により枢動自在に軸支することができる台盤とを設けたものである。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された案内枠と、該案内枠の開口部分を下方側から塞ぐ透明板から構成され、前記透明板には電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが摺動する区間に沿って平行に所定の長さの貫通溝を形成し、電動丸鋸Aを案内枠に沿って案内摺動させ、加工材料を墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイドと、該丸鋸ガイドの長手方向両端から丁番を介して奥行き方向に向って可撓性の金属製帯状連結板を延出し、さらに帯状連結板先端に丁番を介して連結したスライド金具と、該スライド金具を長手方向に沿って案内する誘導定規を一側辺に備え、誘導定規の両端に水平回動できる金属製のコ字金具の開放側を前記誘導定規の下面及び支持板の上面に枢軸により枢動自在に軸支することができる台盤とを設けたものである。
本発明の電動丸鋸加工装置は、丸鋸ガイドに案内枠(フレーム構造)と透明板を組み合わせたことにより、電動丸鋸が外れない安定した軌道を作ることができた。
本発明の電動丸鋸加工装置は、丸鋸刃が丸鋸ガイドの透明板内部において回転しているので、飛散物の防止及び丸鋸刃が隔離されていることの安心感が高い安全性を確保できた。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸の移動個所に透明板を取り付けたことにより、加工中の状態が良く見えるようになり、加工墨線の確認し易くなった。
本発明の電動丸鋸加工装置は、透明板の取り付けにより、加工する材料と丸鋸ベース(固定盤)が接触しないので、加工中の傷、汚れが出なくなったし、又表面側から加工できるので作業性が向上する。
本発明の電動丸鋸加工装置は、誘導定規に沿ってスライド金具を移動させることにより丸鋸ガイドを移動させることが出来るので、長い加工材料を精度良く且つ安全に墨線に沿って切断することができる。
本発明の電動丸鋸加工装置は、加工材料の形状が極小から大きいものまで広範囲にできるようになった。
本発明の電動丸鋸加工装置は、加工材料の材質、木材から金属、表面性粗から精密品まで対応できる。
本発明の電動丸鋸加工装置は、丸鋸ガイドに透明板を組み合わせたことにより、加工材料は通常手で押さえた力で充分な保持力が得られる。
コ字金具を用いることにより、加工材料の置きスペースが大きく広がることにより台盤寸法を小さくできる。
コ字金具位置は、作業目的により水平移動し、本形式は狭い作業環境、少量、多用途の加工に特に効果大である。
本発明の電動丸鋸加工装置は、丸鋸刃が丸鋸ガイドの透明板内部において回転しているので、飛散物の防止及び丸鋸刃が隔離されていることの安心感が高い安全性を確保できた。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸の移動個所に透明板を取り付けたことにより、加工中の状態が良く見えるようになり、加工墨線の確認し易くなった。
本発明の電動丸鋸加工装置は、透明板の取り付けにより、加工する材料と丸鋸ベース(固定盤)が接触しないので、加工中の傷、汚れが出なくなったし、又表面側から加工できるので作業性が向上する。
本発明の電動丸鋸加工装置は、誘導定規に沿ってスライド金具を移動させることにより丸鋸ガイドを移動させることが出来るので、長い加工材料を精度良く且つ安全に墨線に沿って切断することができる。
本発明の電動丸鋸加工装置は、加工材料の形状が極小から大きいものまで広範囲にできるようになった。
本発明の電動丸鋸加工装置は、加工材料の材質、木材から金属、表面性粗から精密品まで対応できる。
本発明の電動丸鋸加工装置は、丸鋸ガイドに透明板を組み合わせたことにより、加工材料は通常手で押さえた力で充分な保持力が得られる。
コ字金具を用いることにより、加工材料の置きスペースが大きく広がることにより台盤寸法を小さくできる。
コ字金具位置は、作業目的により水平移動し、本形式は狭い作業環境、少量、多用途の加工に特に効果大である。
本発明の電動丸鋸加工装置の一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図1は本発明の電動丸鋸加工装置と電動丸鋸の全体斜視図、図2は図1の矢視X−X線方向の横断面図、図3は本発明の電動丸鋸加工装置の使用状態を示す側面図である。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aを長手方向に沿って案内摺動させ、加工材料Wを墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイド1と、該丸鋸ガイド1のスライド金具10を長手方向に沿って案内する誘導定規2を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイド1と共働して挟持することができる台盤3とから構成されてなる。
図1は本発明の電動丸鋸加工装置と電動丸鋸の全体斜視図、図2は図1の矢視X−X線方向の横断面図、図3は本発明の電動丸鋸加工装置の使用状態を示す側面図である。
本発明の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aを長手方向に沿って案内摺動させ、加工材料Wを墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイド1と、該丸鋸ガイド1のスライド金具10を長手方向に沿って案内する誘導定規2を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイド1と共働して挟持することができる台盤3とから構成されてなる。
前記丸鋸ガイド1は、前記電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された金属製の案内枠4と、該案内枠4の開口部分を下方側から塞ぐアクリル製の透明板5からなる。
前記案内枠4内の透明板5の上面には、長手方向に沿った縁側に滑りを良くする滑材6を貼着し、該滑材6の上に前記電動丸鋸Aが載置され、電動丸鋸Aの固定盤Bが前記案内枠4内に嵌合され、長方形状の透明板5上面を長手方向に案内されて前記滑材6上を滑動する。
前記案内枠4内の透明板5の上面には、長手方向に沿った縁側に滑りを良くする滑材6を貼着し、該滑材6の上に前記電動丸鋸Aが載置され、電動丸鋸Aの固定盤Bが前記案内枠4内に嵌合され、長方形状の透明板5上面を長手方向に案内されて前記滑材6上を滑動する。
また、前記透明板5の前記電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが回転する位置には、前記丸鋸刃Cが貫通する貫通溝7を形成し、図1に示すように前記電動丸鋸Aが摺動する区間の長手方向に沿って平行に所定の長さの貫通溝7が形成される。
なお、前記丸鋸ガイド1の透明板5は刃物線からの戻し墨線を記してある。
さらに、前記透明板5の裏面には弾力性のある滑り止めとして小突起物(図示せず)が等間隔で設けられ、前記小突起物(図示せず)が台盤3と協働して加工材料を挟着保持する役目をする。
滑り止めの前記小突起物(図示せず)は、星型、十字型、円盤型等の適宜の形状にすることができる。
なお、前記丸鋸ガイド1の透明板5は刃物線からの戻し墨線を記してある。
さらに、前記透明板5の裏面には弾力性のある滑り止めとして小突起物(図示せず)が等間隔で設けられ、前記小突起物(図示せず)が台盤3と協働して加工材料を挟着保持する役目をする。
滑り止めの前記小突起物(図示せず)は、星型、十字型、円盤型等の適宜の形状にすることができる。
そして、前記丸鋸ガイド1の長手方向両端から丁番8を介して図1の奥行き方向に向って可撓性の金属製帯状連結板9を延出し、さらに帯状連結板9先端に丁番8を介して下向きコ字状のスライド金具10を連結し、該スライド金具10同士を連結金具11により連結する。
そして、前記下向きコ字状のスライド金具10を前記誘導定規2に跨るように摺動自在に支持し、前記丸鋸ガイド1を前記台盤3に重ねるように閉じることにより、前記丸鋸ガイド1と前記台盤3と協働して加工材料Wを挟持することができるようにする。
そして、前記下向きコ字状のスライド金具10を前記誘導定規2に跨るように摺動自在に支持し、前記丸鋸ガイド1を前記台盤3に重ねるように閉じることにより、前記丸鋸ガイド1と前記台盤3と協働して加工材料Wを挟持することができるようにする。
前記台盤3は、前記丸鋸ガイド1より長くし、長尺に形成された長方形状の多数の支持板12と、該支持板12を並列に並べ、少なくとも長手方向両端に短手方向に沿って固定された支持台13とからなる。
なお、図1では一部の支持台13のみを示している。
前記支持台13には、前記電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが回転する位置に、図2の図1矢視X−X線方向断面図に示すように前記丸鋸刃Cが通過する隙間14を形成し、前記支持板12は前記電動丸鋸Aが摺動する区間の長手方向に沿って平行に且つ所定の幅及び長さの前記隙間14が形成されるように前記支持台13に固定される。
また、前記台盤3の両端、すなわち誘導定規2の両端には、図1に示すように誘導定規2の高さ調節を行わせる高さ調節ボルト15を設け、加工材料Wの厚さに合わせて前記台盤3と誘導定規2との高さ位置を調節できるようにする。
なお、図1では一部の支持台13のみを示している。
前記支持台13には、前記電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが回転する位置に、図2の図1矢視X−X線方向断面図に示すように前記丸鋸刃Cが通過する隙間14を形成し、前記支持板12は前記電動丸鋸Aが摺動する区間の長手方向に沿って平行に且つ所定の幅及び長さの前記隙間14が形成されるように前記支持台13に固定される。
また、前記台盤3の両端、すなわち誘導定規2の両端には、図1に示すように誘導定規2の高さ調節を行わせる高さ調節ボルト15を設け、加工材料Wの厚さに合わせて前記台盤3と誘導定規2との高さ位置を調節できるようにする。
次に、本発明の電動丸鋸加工装置の動作を図面に基づいて以下に説明する。
加工材料Wを切断する場合には、図2に示すように、丁番8を支点にして丸鋸ガイド1を一点鎖線で示すように持ち上げ、前記台盤3と丸鋸ガイド1との間に加工材料Wを挿入できる空間を形成する。
加工材料Wを切断する場合には、図2に示すように、丁番8を支点にして丸鋸ガイド1を一点鎖線で示すように持ち上げ、前記台盤3と丸鋸ガイド1との間に加工材料Wを挿入できる空間を形成する。
そして、図2の一点鎖線で示すように丸鋸ガイド1を開いたら、加工材料Wを支持板12上に載せ、加工材料Wを挟むようにして前記丸鋸ガイド1を閉じる。
前記丸鋸ガイド1を閉じると、図3に示すように透明板5の裏側に設けてある滑り止め7が加工材料Wに当接し、加工材料Wが移動しないように押さえられる。
なお、切断する加工材料Wの厚さが変化しても、前記丸鋸ガイド1は帯状連結板9を介して丁番8に連結されているので、加工材料Wの厚さに応じて前記帯状連結板9が撓み、前記丸鋸ガイド1は平行に押さえられる。
そして、前記丸鋸ガイド1の透明板5を透して加工材料Wの墨線を確認しながら、墨線と透明板5の貫通溝7とを一致させるように丸鋸ガイド1を少し浮かせながら加工材料Wの調整を行う。
前記丸鋸ガイド1を閉じると、図3に示すように透明板5の裏側に設けてある滑り止め7が加工材料Wに当接し、加工材料Wが移動しないように押さえられる。
なお、切断する加工材料Wの厚さが変化しても、前記丸鋸ガイド1は帯状連結板9を介して丁番8に連結されているので、加工材料Wの厚さに応じて前記帯状連結板9が撓み、前記丸鋸ガイド1は平行に押さえられる。
そして、前記丸鋸ガイド1の透明板5を透して加工材料Wの墨線を確認しながら、墨線と透明板5の貫通溝7とを一致させるように丸鋸ガイド1を少し浮かせながら加工材料Wの調整を行う。
調整が終了したら、電動丸鋸Aの丸鋸刃Cを貫通溝7に嵌合させて電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1に載せ、電動丸鋸Aのスイッチを入れて丸鋸刃Cを回転させて丸鋸ガイド1に沿って電動丸鋸Aを滑動させると、加工材料Wを位置決めさせているので墨線に沿って加工材料Wを切断することができる。
前記電動丸鋸Aが丸鋸ガイド1の他端に到達したら、電動丸鋸Aのスイッチを切り、電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1から取り外し、図2に示すように丁番8を支点にして丸鋸ガイド1を一点鎖線で示すように持ち上げ、持ち上げた状態で前記丸鋸ガイド1のスライド金具10を前記誘導定規2に沿って未切断残部の加工材料Wの位置に移動する。
未切断残部の加工材料Wの位置に前記丸鋸ガイド1を移動させたら、加工材料Wを挟むようにして前記丸鋸ガイド1を閉じ、同様にして電動丸鋸Aの丸鋸刃Cを貫通溝7に嵌合させて電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1に載せ、電動丸鋸Aのスイッチを入れて丸鋸刃Cを回転させて丸鋸ガイド1に沿って電動丸鋸Aを滑動させると、加工材料Wは位置決めされているので墨線に沿って未切断残部の加工材料Wを切断することができる。
このようにして、長尺の加工材料Wを墨線に沿って精度良く且つ安全に切断することができる。
材料加工範囲は高さ調節ボルト15に制限される移動範囲寸法により決まるが、本形式の場合加工材料は基本的にはそのままで丸鋸ガイド1を移動して加工して行く。
したがって、台盤3が大きくなるが、移動範囲範囲内であれば作業性が良い。
前記電動丸鋸Aが丸鋸ガイド1の他端に到達したら、電動丸鋸Aのスイッチを切り、電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1から取り外し、図2に示すように丁番8を支点にして丸鋸ガイド1を一点鎖線で示すように持ち上げ、持ち上げた状態で前記丸鋸ガイド1のスライド金具10を前記誘導定規2に沿って未切断残部の加工材料Wの位置に移動する。
未切断残部の加工材料Wの位置に前記丸鋸ガイド1を移動させたら、加工材料Wを挟むようにして前記丸鋸ガイド1を閉じ、同様にして電動丸鋸Aの丸鋸刃Cを貫通溝7に嵌合させて電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1に載せ、電動丸鋸Aのスイッチを入れて丸鋸刃Cを回転させて丸鋸ガイド1に沿って電動丸鋸Aを滑動させると、加工材料Wは位置決めされているので墨線に沿って未切断残部の加工材料Wを切断することができる。
このようにして、長尺の加工材料Wを墨線に沿って精度良く且つ安全に切断することができる。
材料加工範囲は高さ調節ボルト15に制限される移動範囲寸法により決まるが、本形式の場合加工材料は基本的にはそのままで丸鋸ガイド1を移動して加工して行く。
したがって、台盤3が大きくなるが、移動範囲範囲内であれば作業性が良い。
次に、本発明の電動丸鋸加工装置の他の実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図4は本発明のその他の電動丸鋸加工装置の使用状態を示す全体平面図、図5は本発明のコ字金具16を示す要部斜視図である。
図4に示すように、本発明の他の電動丸鋸加工装置は、前記電動丸鋸加工装置の高さ調節ボルト15に代えて誘導定規2の両端に水平回動できる金属製のコ字金具16を設けたものである。
なお、図5に図示していないが前記コ字金具16の垂直部分を重合状に、例えば長孔とボルトナットによる高さ調節機構を設けて誘導定規2の高さを調節できるようにしてもよい。
前記コ字金具16の開放側を前記誘導定規2の下面及び支持板12の上面に枢軸17により枢動自在に軸支したものであって、その他の構成は前記電動丸鋸加工装置と同一である。
すなわち、本発明の他の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aを長手方向に沿って案内摺動させ、加工材料を墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイド1と、該丸鋸ガイド1のスライド金具10を長手方向に沿って案内する誘導定規2を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイド1と共働して挟持することができる台盤3とから構成されてなる。
図4は本発明のその他の電動丸鋸加工装置の使用状態を示す全体平面図、図5は本発明のコ字金具16を示す要部斜視図である。
図4に示すように、本発明の他の電動丸鋸加工装置は、前記電動丸鋸加工装置の高さ調節ボルト15に代えて誘導定規2の両端に水平回動できる金属製のコ字金具16を設けたものである。
なお、図5に図示していないが前記コ字金具16の垂直部分を重合状に、例えば長孔とボルトナットによる高さ調節機構を設けて誘導定規2の高さを調節できるようにしてもよい。
前記コ字金具16の開放側を前記誘導定規2の下面及び支持板12の上面に枢軸17により枢動自在に軸支したものであって、その他の構成は前記電動丸鋸加工装置と同一である。
すなわち、本発明の他の電動丸鋸加工装置は、電動丸鋸Aを長手方向に沿って案内摺動させ、加工材料を墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイド1と、該丸鋸ガイド1のスライド金具10を長手方向に沿って案内する誘導定規2を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイド1と共働して挟持することができる台盤3とから構成されてなる。
前記丸鋸ガイド1は、電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された金属製の案内枠4と、該案内枠4の開口部分を下方側から塞ぐアクリル製の透明板5からなる。
前記案内枠4内部の透明板5の上面には、長手方向に沿った縁側に滑りを良くする滑材6を貼着し、該滑材6の上に前記電動丸鋸Aが載置され、電動丸鋸Aの固定盤Bは前記案内枠4内部に嵌合され、長方形状の透明板5上面を長手方向に案内されて前記滑材6上を摺動する。
そして、前記丸鋸ガイド1の長手方向両端から丁番8を介して図1の奥行き方向に向って金属製の帯状連結板9を延出し、さらに帯状連結板9先端に丁番8を介して下向きコ字状のスライド金具10を連結し、該スライド金具10同士を連結金具11により連結する。
そして、前記下向きコ字状のスライド金具10を前記誘導定規2に沿って摺動自在に支持し、前記丸鋸ガイド1と前記台盤3と協働して加工材料Wを挟持することができるようにする。
前記案内枠4内部の透明板5の上面には、長手方向に沿った縁側に滑りを良くする滑材6を貼着し、該滑材6の上に前記電動丸鋸Aが載置され、電動丸鋸Aの固定盤Bは前記案内枠4内部に嵌合され、長方形状の透明板5上面を長手方向に案内されて前記滑材6上を摺動する。
そして、前記丸鋸ガイド1の長手方向両端から丁番8を介して図1の奥行き方向に向って金属製の帯状連結板9を延出し、さらに帯状連結板9先端に丁番8を介して下向きコ字状のスライド金具10を連結し、該スライド金具10同士を連結金具11により連結する。
そして、前記下向きコ字状のスライド金具10を前記誘導定規2に沿って摺動自在に支持し、前記丸鋸ガイド1と前記台盤3と協働して加工材料Wを挟持することができるようにする。
前記台盤3は、前記丸鋸ガイド1より長尺に形成された長方形状の多数の支持板12と、該支持板12を並列に並べ、少なくとも長手方向両端に短手方向に沿って固定された支持台13とからなる。
前記電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが回転する位置の前記支持台13には、図2の図1矢視X−X線方向断面図に示すように前記丸鋸刃Cが貫通する隙間14を形成し、前記支持板12は前記電動丸鋸Aが摺動する区間の長手方向に沿って平行に所定の幅及び長さの隙間14が形成されるように前記支持台13に固定される。
また、前記台盤3の両端、すなわち誘導定規2の両端には、図5に示すように前記コ字金具16の開放側を前記誘導定規2の下面及び支持板12の上面に枢軸17により枢動自在に軸支し、加工材料Wの長さに合わせて前記コ字金具16を水平回動できるようにする。
前記電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが回転する位置の前記支持台13には、図2の図1矢視X−X線方向断面図に示すように前記丸鋸刃Cが貫通する隙間14を形成し、前記支持板12は前記電動丸鋸Aが摺動する区間の長手方向に沿って平行に所定の幅及び長さの隙間14が形成されるように前記支持台13に固定される。
また、前記台盤3の両端、すなわち誘導定規2の両端には、図5に示すように前記コ字金具16の開放側を前記誘導定規2の下面及び支持板12の上面に枢軸17により枢動自在に軸支し、加工材料Wの長さに合わせて前記コ字金具16を水平回動できるようにする。
次に、本発明の他の電動丸鋸加工装置の動作を図面に基づいて以下に説明する。
図4に示すように、通常時、加工材料Wを切断する場合には、コ字金具16を実線に示す位置でスライド金具10及び丸鋸ガイド1を移動させて長尺の加工材料Wを切断する。
しかし、誘導定規2より長い加工材料Wの場合は、前記コ字金具16を一点鎖線で示す位置に90水平回転させ、この状態で長尺の加工材料Wを切断するが、この場合には丸鋸ガイド1及びスライド金具10を移動させず、加工材料Wのみを移動させる。
すなわち、図5に示すように加工材料Wが移動できる空間が誘導定規2の両端に形成されるので、加工材料Wの一部切断が終了したら、未切断残部の加工材料Wを前記丸鋸ガイド1の位置に移動させる。
なお、加工材料Wに角度が必要な場合は、コ字金具を手で押して都合のよい位置とする。
そして、加工材料Wを挟むようにして前記丸鋸ガイド1を閉じ、電動丸鋸Aの丸鋸刃Cを貫通溝7に嵌合させて電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1に載せ、電動丸鋸Aのスイッチを入れて丸鋸刃Cを回転させて丸鋸ガイド1に沿って電動丸鋸Aを滑動させる。
電動丸鋸Aを丸鋸ガイドの終端まで移動させたら、電動丸鋸Aのスイッチを切り、電動丸鋸Aを取り外し、丸鋸ガイド1を開き、同様にして加工材料Wを位置決めさせてから前述と同様にして墨線に沿って未切断残部の加工材料Wを切断する。
このようにして、誘導定規2より長い長尺の加工材料Wを墨線に沿って精度良く且つ安全に切断することができる。
コ字金具を用いた場合、誘導定規の長さに比べ移動範囲が大きく広げられ、このことは台盤3を小型に出来ることにつながる。
しかし、台盤3を最小限に小さくした場合場所は取らないが加工材料Wの方を移動して長尺、大板寸法を加工する。
これら実施例は、用途と目的により選択をする。
図4に示すように、通常時、加工材料Wを切断する場合には、コ字金具16を実線に示す位置でスライド金具10及び丸鋸ガイド1を移動させて長尺の加工材料Wを切断する。
しかし、誘導定規2より長い加工材料Wの場合は、前記コ字金具16を一点鎖線で示す位置に90水平回転させ、この状態で長尺の加工材料Wを切断するが、この場合には丸鋸ガイド1及びスライド金具10を移動させず、加工材料Wのみを移動させる。
すなわち、図5に示すように加工材料Wが移動できる空間が誘導定規2の両端に形成されるので、加工材料Wの一部切断が終了したら、未切断残部の加工材料Wを前記丸鋸ガイド1の位置に移動させる。
なお、加工材料Wに角度が必要な場合は、コ字金具を手で押して都合のよい位置とする。
そして、加工材料Wを挟むようにして前記丸鋸ガイド1を閉じ、電動丸鋸Aの丸鋸刃Cを貫通溝7に嵌合させて電動丸鋸Aを丸鋸ガイド1に載せ、電動丸鋸Aのスイッチを入れて丸鋸刃Cを回転させて丸鋸ガイド1に沿って電動丸鋸Aを滑動させる。
電動丸鋸Aを丸鋸ガイドの終端まで移動させたら、電動丸鋸Aのスイッチを切り、電動丸鋸Aを取り外し、丸鋸ガイド1を開き、同様にして加工材料Wを位置決めさせてから前述と同様にして墨線に沿って未切断残部の加工材料Wを切断する。
このようにして、誘導定規2より長い長尺の加工材料Wを墨線に沿って精度良く且つ安全に切断することができる。
コ字金具を用いた場合、誘導定規の長さに比べ移動範囲が大きく広げられ、このことは台盤3を小型に出来ることにつながる。
しかし、台盤3を最小限に小さくした場合場所は取らないが加工材料Wの方を移動して長尺、大板寸法を加工する。
これら実施例は、用途と目的により選択をする。
1 丸鋸ガイド
2 誘導定規
3 台盤
4 案内枠
5 透明板
6 滑材
7 貫通溝
8 丁番
9 帯状連結板
10 スライド金具
11 連結金具
12 支持板
13 支持台
14 隙間
15 高さ調節ボルト
16 コ字金具
17 枢軸
2 誘導定規
3 台盤
4 案内枠
5 透明板
6 滑材
7 貫通溝
8 丁番
9 帯状連結板
10 スライド金具
11 連結金具
12 支持板
13 支持台
14 隙間
15 高さ調節ボルト
16 コ字金具
17 枢軸
Claims (3)
- 電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された案内枠と、該案内枠の開口部分を下方側から塞ぐ透明板から構成され、前記透明板には電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが摺動する区間に沿って平行に所定の長さの貫通溝を形成し、電動丸鋸Aを案内枠に沿って案内摺動させ、加工材料Wを墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイドと、該丸鋸ガイドの長手方向両端から丁番を介して奥行き方向に向って可撓性の帯状連結板を延出し、さらに帯状連結板先端に丁番を介して連結したスライド金具と、該スライド金具を長手方向に沿って案内する誘導定規を一側辺に備え、加工材料Wを前記丸鋸ガイドと共働して挟持することができる台盤とを設けたことを特徴とする電動丸鋸加工装置。
- 電動丸鋸Aが長手方向に案内されて摺動する長方形状に開口形成された案内枠と、該案内枠の開口部分を下方側から塞ぐ透明板から構成され、前記透明板には電動丸鋸Aの丸鋸刃Cが摺動する区間に沿って平行に所定の長さの貫通溝を形成し、電動丸鋸Aを案内枠に沿って案内摺動させ、加工材料Wを墨線に沿って切断することができる丸鋸ガイドと、該丸鋸ガイドの長手方向両端から丁番を介して奥行き方向に向って可撓性の帯状連結板を延出し、さらに帯状連結板先端に丁番を介して連結したスライド金具と、該スライド金具を長手方向に沿って案内する誘導定規を一側辺に備え、誘導定規の両端に水平回動できる金属製のコ字金具の開放側を前記誘導定規の下面及び支持板の上面に枢軸により枢動自在に軸支することができる台盤とを設けたことを特徴とする電動丸鋸加工装置。
- 前記透明板の下面に滑り止めとして弾力性のある小突起物を多数配列固着したことを特徴とする請求項1又は2記載の電動丸鋸加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005230357A JP2007044937A (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | 電動丸鋸加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005230357A JP2007044937A (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | 電動丸鋸加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007044937A true JP2007044937A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37848194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005230357A Pending JP2007044937A (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | 電動丸鋸加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007044937A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101283691B1 (ko) | 2012-06-15 | 2013-07-05 | 강석열 | 휴대용 각도절단장치 |
US20170001328A1 (en) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | Gary Fiala | Circular Saw Guide |
-
2005
- 2005-08-09 JP JP2005230357A patent/JP2007044937A/ja active Pending
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KR101283691B1 (ko) | 2012-06-15 | 2013-07-05 | 강석열 | 휴대용 각도절단장치 |
US20170001328A1 (en) * | 2015-06-30 | 2017-01-05 | Gary Fiala | Circular Saw Guide |
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