JP2007044266A - 開創器 - Google Patents

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浩喜 佐藤
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Abstract

【課題】 バネ指の手術のような、細かい箇所の手術について一人の施術者で簡単に操作でき、且つ補助者を必要とせずに、施術視野を狭くしない開創器を提供する。
【解決手段】 所定の弾性を備えさせたU状細杆で形成し、材質・太さ等の選択によって所望の弾性力を有せしめ、適宜位置に操作摘み部13を付設し、対向する左右アーム部11a,11bの先端の下方に、垂下部21及び垂下部に連続して対向側に張り出して形成したブレード部22を備えた開創ブレード2を設けてなり、特にブレード部22を中央部分が対向外側に張り出す湾曲状凹部に形成し、更にブレード部22の下縁を上方側に湾曲する凹部221に形成すると共に、凹部の端部となる垂下辺を対向外側に折曲して係止部222としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、手術のために切開した切開部位を広げた状態に保持する開創器に関するものである。
開創器は、切開対象部位の構成に対応して種々の構造のものが提案されている。例えば特開2005−28001号公報(特許文献1)には、一般的な挟持工具構造に採用されている交差部ヒンジ構造(鋏構造)の器具で、ヒンジ部を挟んで操作部(ハンドル部)と開閉作用をなすアーム部を備え、アーム部の先端に、切開部位を押し広げる際に当該切開部位を係止保持するためのブレードを設けている器具が開示されている。
また特開2002−153476号公報(特許文献2)には、所定の枠上フレームに先部を折曲して開創するブレードをスライド移動自在に設けている器具が開示されている。
また特開平9−234204号公報(特許文献3)には、開放先端が開閉自在としたU状本体の先部の開閉方向に切開部位への係止部(ブレード)を設け、U状本体のアーム間に位置規制部を敷設した器具が開示されている。
特開2005−28001号公報。 特開2002−153476号公報。 特開平9−234204号公報。
前記した特許文献1,2のような構成を採用した器具は、開創部位に比較して器具自体が大きく、開創部位に対して器具が不安定になる状態が生じ易く、特に一人で手術するような場合には操作性に問題がある。
即ち特許文献1記載の鋏型器具の場合には、ブレードが開創部位に係止した時には、アーム部及び操作部が浮いた状態となり、操作部を離すとアーム部及び操作部の重量が開創係止箇所に負担が掛かってしまう。そうすると手術の状態によっては、当該開創器を保持する補助者が必要になってしまう。
また特許文献2記載の器具は、枠状フレームで開創部位全体を囲繞し、ブレード毎に位置決め操作を行わなければならない煩雑さがある。
特許文献3記載の器具においては、指先での器具開閉操作で開創が可能であり、操作性の問題はないが、ブレード構造がU状本体(アーム)の先部の開閉方向に折曲したものであるから、開創範囲より施術範囲が狭くなるという問題があり、また器具本体(アーム部)が施術視界を狭くするという大きな問題がある。
そこで本発明は、例えばバネ指の手術のような、細かい箇所の手術について一人の施術者で簡単に操作でき、且つ補助者を必要とせずに、施術視野を狭くしない新規な開創器を提案したものである。
本発明に係る開創器は、先端部を近接した際に適宜な反発力を生じさせる対向するアームと、アーム先端の下方に、垂下部及び垂下部に連続して対向側に張り出して形成したブレード部を備えた開創ブレードを設けてなることを特徴とするものである。
而してアームを狭小状態となるように指で挟圧し、開創ブレードを接近状態として開創部位にブレードを差し入れ、アームの挟圧を解除すると、アームの反発弾性力で、開創部位が拡げられ、施術可能な状態とする。特に開創時に開創箇所の垂下部及びアーム部がブレード部より対向外側に位置し、開創範囲の施術視野が広く確保されると共に、前記の開創操作・施術は、単一人の施術者で充分に出来る。
また本発明に係る開創器(請求項2)は、アームを所定の弾性を備えさせたU状細杆で形成したもので、材質・太さ等の選択によって所望の弾性力を有する器具を容易に製造することができる。
また本発明に係る開創器(請求項3)は、特にアームにおける対向部分適宜位置に、操作摘み部を付設してなるもので、アームの操作性を向上させるものである。
また本発明に係る開創器(請求項4)は、ブレード部を中央部分が対向外側に張り出す湾曲状凹部に形成してなるものであるから、開創部位を広くすることができる。
更に本発明に係る開創器(請求項5)は、ブレード部の下縁を上方側に湾曲する凹部に形成すると共に、凹部の端部となる垂下辺を対向外側に折曲してなるもので、垂下辺が開創内部における係止部となって、開創が容易に行える。
本発明は、上記構成を採用したものであるから、補助者なしに単一人での開創・施術が容易に行うことができ、しかも開創状態における広い施術視野を確保できたもので、特にバネ指などの皮膚直下局所の外科手術に最適な開創具となるものである。
また弾性力での開創保持を行うものであるから、器具に開創維持機構を付設する必要が無く、器具自体が単純化すると共に、特に安価な材質を選択することで、衛生上安全性が高められる使い捨て器具とすることも容易である。
次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態に示した開創器は、金属製としたもので、アーム1と開創ブレード2とで構成される。
アーム1は、所定の弾性を備えたU状細杆で形成して左右のアーム部11a,11bと基部12を備えると共に、アーム部11a,11bに、リング状の操作摘み部13を付設してなるものである。
開創ブレード2は、アーム部11a,11bの先端に垂設したもので、上方部分が細幅の垂下部21で下方部が幅広のブレード部22で、垂下部21は、前記アーム部11a,11bの直下に連続するものであり、ブレード部22は、全体が前記垂下部21よりも対向側内方に張り出し、且つ中央部分が対向外側に張り出す湾曲状凹部に形成してなり、更に下縁を上方側に湾曲する凹部221に形成すると共に、凹部の端部となる垂下辺を対向外側に折曲して係止部222としたものである。
次に前記器具をバネ指の手術に使用する例で説明すると、手の指関節下方の表皮部分を切開し、器具の操作摘み部13を施術者が指で挟圧してブレード部22を当接状態とし、創部にブレード部22の下方を差し入れ、充分な深さまで差し入れると操作摘み部13の挟圧を解除する。
アーム1の挟圧が解除されると、アーム1の反発弾性力で、アーム部11a,11bの先端が離れる方向に移動し、同時に創部を開創する。特に前記の開創に際して、係止部222が創部の内底箇所に係止することになり、確実な開創が実現する。
開創器による開創がなされた状態で所定の手術(外科的処置)を施すもので、垂下部21及びアーム部11a,11bの先端箇所が、開創部位より外方に位置することになり、開創範囲の施術視野が広く確保されることになる。また垂下部21を細幅に形成することで、開創部位の外側の状態の視認も容易になし得る。
従って開創処置、開創維持、手術が単一人の施術者で充分に実施でき、補助者を必要とせずに、且つ前記の開創処置、開創維持が容易に行えるものである。
尚前記実施形態は、全体を金属製としたが、一部樹脂製としたり、全部を樹脂製としてもよい。
本発明の実施形態の全体斜視図。 同正面図。 同平面図。
符号の説明
1 アーム
11a,11b アーム部
12 基部
13 操作摘み部
2 開創ブレード
21 垂下部
22 ブレード部
221 凹部
222 係止部

Claims (5)

  1. 先端部を近接した際に適宜な反発力を生じさせる対向するアームと、アーム先端の下方に、垂下部及び垂下部に連続して対向側に張り出して形成したブレード部を備えた開創ブレードを設けてなることを特徴とする開創器。
  2. アームを、所定の弾性を備えさせたU状細杆で形成した請求項1記載の開創器。
  3. アームにおける対向部分適宜位置に、操作摘み部を付設してなる請求項1または2記載の開創器。
  4. ブレード部を中央部分が対向外側に張り出す湾曲状凹部に形成してなる請求項1乃至3記載のいずれかの開創器。
  5. ブレード部の下縁を上方側に湾曲する凹部に形成すると共に、凹部の端部となる垂下辺を対向外側に折曲してなる請求項1乃至4記載のいずれかの開創器。
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