JP2007043405A - アナログ放送受信装置 - Google Patents

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JP2007043405A
JP2007043405A JP2005224371A JP2005224371A JP2007043405A JP 2007043405 A JP2007043405 A JP 2007043405A JP 2005224371 A JP2005224371 A JP 2005224371A JP 2005224371 A JP2005224371 A JP 2005224371A JP 2007043405 A JP2007043405 A JP 2007043405A
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Ryusuke Noda
龍介 野田
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 ワンタッチ選局ボタンを押下するだけで、ユーザの要望する番組を即座にデ
ィスプレイ装置に表示できるようにする機能を有するアナログ放送受信装置を提供する。
【解決手段】 ワンタッチ選局ボタンが押下されると、テレビ受像機の電源がオフして
いる場合には、電源をオンさせるが、既に電源がオンされている場合には、現在設定され
ているチャンネルをメモリに保存させる。次に、リモコンから送信されてきたキーワード
がメモリに登録済みでないと判定した場合には、そのキーワードをメモリに登録させる。
キーワード登録済みと判定された場合、あるいはキーワード登録処理が行われた後、電子
番組表から前記特定のキーワードに該当するキーワードが検索され、検索されたキーワー
ドに対応し優先度の高い番組が即座にディスプレイ装置に表示される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、テレビ受像機に備えられ、アナログ放送で放送される番組の中から所望の番
組を抽出するアナログ放送受信装置に関する。
アナログ放送を受信する既存のテレビ受像機には、アナログ放送で放送される番組の中
から所望の番組を抽出するアナログ放送受信装置が搭載されている。このようなテレビ受
像機に備えられる従来のアナログ放送受信装置は、アナログテレビ放送局からのアナログ
放送電波を受信して所望のチャンネルの高周波信号を増幅して中間周波数信号に変換して
中間周波数の映像音声信号を出力するチューナと、このチューナからの中間周波数の映像
信号を増幅して検波して映像信号を生成する処理を行うと共に同じくチューナからの中間
周波数の音声信号を増幅して検波して音声信号を生成する処理を行って映像インターフェ
イスを介して映像信号を出力すると共に音声インターフェイスを介して音声信号を出力す
る映像音声処理回路とを備えている。
映像インターフェイスからの映像信号は、テレビ受像機のディスプレイ装置が表示動作
できるように増幅され出力される映像出力回路に供給される。音声インターフェイスから
の音声信号は、テレビ受像機のスピーカが音声出力動作できるように増幅され出力される
音声出力回路に供給される。
また、このアナログ放送受信装置は、テレビ受像機の各構成要素を制御する制御部と、
この制御部の動作に必要な情報を記憶するメモリと、リモコンからの赤外線信号を受信し
て電気信号に変換して制御部に供給するリモコンレシーバと、特定の放送局から送られて
きた電子番組表の番組情報データを入力して番組情報を解析する番組情報解析手段と備え
ている。なお、番組情報解析手段に入力される電子番組表の番組情報データは、インター
ネットからの電子番組表の番組情報データでも良い。
特開2002−112132号公報 特開2003−179829号公報
以上説明したように、従来のアナログ放送受信装置は、リモコンの操作によって選局さ
れた番組を抽出するように構成されているが、ユーザが特定の番組を視聴したい場合、電
子番組表や、テレビ番組の雑誌、あるいは新聞の番組表などを調べて、特定の番組を視聴
できるようにリモコンを操作しなければならないので、ユーザにとっては手間がかかり、
即座には特定の番組を視聴することができないという課題が生じる。
なお、特許文献1の従来技術では、ジャンル、放送時間、料金などの番組の複数の属性
についてはユーザが設定した優先度をメモリに記憶し、アンテナによって受信された電子
番組情報に含まれる各番組について、CPUにより、メモリに記憶された優先度に基づい
てユーザの複数の要望に沿っているか否かを総合的に判断し、よりユーザの要望に近い番
組を抽出してテレビ受像機のディスプレイ装置に一覧表示するようにしているが、リモコ
ンを操作してユーザの要望する番組を即座に表示できるようにしているわけではないので
、上記のような課題を解決することができない。また、この従来技術は、アナログ放送受
信装置ではなく、デジタル放送受信装置に関するものである。
また、特許文献2の従来技術は、記憶手段に記憶された放送番組情報を、検索条件に対
応して検索するようにし、所定の検索条件を入力することで、所望の放送番組情報の録画
予約を可能にしているものであり、リモコンを操作してユーザの要望する番組を即座に表
示できるようにしているわけではないので、上記のような課題を解決することができない
。また、この従来技術は、衛星を介して伝送される放送番組情報を検索する番組情報検索
システムであり、アナログの地上波を受信するアナログ放送受信装置に関するものではな
い。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ワンタッチ選局ボタン
を押下するだけで、ユーザの要望する番組を即座にディスプレイ装置に表示できるように
する機能を有するアナログ放送受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、テレビ受像機に備えられ、アナログ放
送で放送される番組の中から所望の番組を抽出するアナログ放送受信装置において、ユー
ザが即座に視聴したい番組を検索するために、少なくとも当該番組のジャンルを指定する
と共に当該番組が放送されるチャンネルのうちの優先チャンネルを指定するための特定の
キーワードをメモリに登録しておくキーワード登録手段と、新たに設けられたワンタッチ
選局ボタンを押下した時に前記テレビ受像機の電源がオフしている場合には電源をオンさ
せる電源オン手段と、前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時に前記テレビ受像機の電
源が既にオンされている場合には現在設定されているチャンネルをメモリに保存させるチ
ャンネル保存手段と、前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時に電子番組表から前記特
定のキーワードに該当するキーワードを検索するキーワード検索手段と、前記検索したキ
ーワードに対応し優先度の高い番組を即座にディスプレイ装置に表示させる番組表示手段
と、新たに設けられたリターンボタンを押下した場合、または前記ワンタッチ選局ボタン
をリターンボタンとして機能したときの前記ワンタッチ選局ボタンを押下した場合は、表
示される番組を前記メモリに保存されている元のチャンネルの番組に戻すチャンネル戻し
手段と、前記ワンタッチ選局ボタンの押下により複数のチャンネルが検出された場合に条
件にあった番組を前記ディスプレイ装置にリスト表示させる番組リスト表示手段と、前記
複数のチャンネルが検出された場合に前記ワンタッチ選局ボタンを押下すると押下回数に
応じて複数のチャンネルの番組を前記ディスプレイ装置に順次表示させていく順次表示手
段と、前記複数のチャンネルが検出された場合に、前記ワンタッチ選局ボタンを押下して
表示されたチャンネルの番組を元のチャンネルの番組に戻すために新たに設けられた前記
リターンボタンが押下された時に元のチャンネルの番組に戻すリターンボタン戻し手段と
を有する制御部を備えたことを特徴とするアナログ放送受信装置を提供する。
この構成において、ワンタッチ選局ボタンが押下されると、制御部の電源オン手段は、
テレビ受像機の電源がオフしている場合には、電源をオンさせるが、既に電源がオンされ
ている場合には、制御部のチャンネル保存手段は、現在設定されているチャンネルをメモ
リに保存させる。次に、制御部は、リモコンから送信されてきたキーワードがメモリに登
録済みでないと判定した場合には、キーワード登録手段により、そのキーワードをメモリ
に登録させる。キーワード登録済みと判定された場合、あるいはキーワード登録処理が行
われた後、制御部は、キーワード検索手段により、電子番組表から前記特定のキーワード
に該当するキーワードを検索する。
次に、制御部は、前記検索したキーワードに対応し優先度の高い番組を即座に番組表示
手段によりディスプレイ装置に表示させる。ここで、リターンボタンが押下されると、制
御部のチャンネル戻し手段は、表示する番組をメモリに保存していたチャンネルの番組に
戻す。また、ワンタッチ選局ボタンの押下により複数のチャンネルが検出された場合には
、条件にあった番組が番組リスト表示手段によりディスプレイ装置にリスト表示される。
このリスト表示された番組の中から視聴したい番組を選択すると、その番組が即座にディ
スプレイ装置に表示される。
この構成によれば、ある番組を視聴している際中でも、ワンタッチ選局ボタンを押下す
るだけで、ユーザの要望する番組を即座にディスプレイ装置に表示できるようになり、ま
た、リターンボタンを押下、あるいは場合によってはワンタッチ選局ボタンをもう一回押
下することにより、即座に元の番組に切り換わり、元の番組の続きを視聴でき、ユーザに
とっては、便利で使い勝手が非常に良いものとなる。
請求項2の発明は、テレビ受像機に備えられ、アナログ放送で放送される番組の中から
所望の番組を抽出するアナログ放送受信装置において、ユーザが即座に視聴したい番組を
検索するために、少なくとも当該番組のジャンルを指定すると共に当該番組が放送される
チャンネルのうちの優先チャンネルを指定するための特定のキーワードをメモリに登録し
ておくキーワード登録手段と、新たに設けたれたワンタッチ選局ボタンが押下された時に
、電子番組表から前記特定のキーワードに該当するキーワードを検索するキーワード検索
手段と、前記検索したキーワードに対応し優先度の高い番組を即座にディスプレイ装置に
表示させる番組表示手段とを有する制御部を備えたことを特徴とするアナログ放送受信装
置を提供する。
この構成において、ワンタッチ選局ボタンが押下されると、メモリに登録された特定の
キーワードに該当するキーワードが電子番組表から検索され、この検索されたキーワード
に対応し優先度の高い番組が即座にディスプレイ装置に表示される。
この構成によれば、ある番組を視聴している際中でも、ワンタッチ選局ボタンを押下す
るだけで、ユーザの要望する番組を即座にディスプレイ装置に表示できるようになり、ユ
ーザにとっては、便利で使い勝手が良いものとなる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記制御部は、新たに設けられたワン
タッチ選局ボタンを押下した時にテレビ受像機の電源がオフしている場合には電源をオン
させる電源オン手段と、前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時にテレビ受像機の電源
が既にオンされている場合には現在設定されているチャンネルをメモリに保存させるチャ
ンネル保存手段と、新たに設けられたリターンボタンを押下した場合、または前記ワンタ
ッチ選局ボタンをリターンボタンとして機能したときの前記ワンタッチ選局ボタンを押下
した場合は、表示される番組を前記メモリに保存されている元のチャンネルの番組に戻す
チャンネル戻し手段と有する。
したがって、前記制御部は、新たに設けられたワンタッチ選局ボタンを押下した時、テ
レビ受像機の電源がオフしている場合には電源をオンさせることにより、直ぐにテレビ受
像機を駆動でき、前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時にテレビ受像機の電源が既に
オンされている場合には、現在設定されているチャンネルをメモリに保存させ、新たに設
けられたリターンボタンを押下した場合、または前記ワンタッチ選局ボタンをリターンボ
タンとして機能したときの前記ワンタッチ選局ボタンを押下した場合は、表示される番組
をメモリに保存されている元のチャンネルの番組に戻すことができる。
請求項4の発明では、請求項2または3の発明において、前記制御部は、ワンタッチ選
局ボタンの押下により複数のチャンネルが検出された場合に条件にあった番組をディスプ
レイ装置にリスト表示させる番組リスト表示手段と、前記複数のチャンネルが検出された
場合に前記ワンタッチ選局ボタンを押下すると押下回数に応じて複数のチャンネルの番組
を前記ディスプレイ装置に順次表示させていく順次表示手段と、前記複数のチャンネルが
検出された場合に、前記ワンタッチ選局ボタンを押下して表示されたチャンネルの番組を
元のチャンネルの番組に戻すために新たに設けられたリターンボタンが押下された時に元
のチャンネルの番組に戻すリターンボタン戻し手段とを有する。
したがって、前記制御部は、ワンタッチ選局ボタンの押下により複数のチャンネルが検
出された場合に、条件にあった番組をディスプレイ装置にリスト表示さることができ、ま
た、前記ワンタッチ選局ボタンを押下すると押下回数に応じて複数のチャンネルの番組を
ディスプレイ装置に順次表示させることができ、また、リターンボタンが押下された時に
、元のチャンネルの番組に戻すことができる。
以上のように本発明によれば、テレビ受像機に備えられ、アナログ放送で放送される番
組の中から所望の番組を抽出するアナログ放送受信装置において、ユーザが即座に視聴し
たい番組を検索するために、少なくとも当該番組のジャンルを指定すると共に当該番組が
放送されるチャンネルのうちの優先チャンネルを指定するための特定のキーワードをメモ
リに登録しておくキーワード登録手段と、新たに設けられたワンタッチ選局ボタンを押下
した時に前記テレビ受像機の電源がオフしている場合には電源をオンさせる電源オン手段
と、前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時に前記テレビ受像機の電源が既にオンされ
ている場合には現在設定されているチャンネルをメモリに保存させるチャンネル保存手段
と、前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時に電子番組表から前記特定のキーワードに
該当するキーワードを検索するキーワード検索手段と、前記検索したキーワードに対応し
優先度の高い番組を即座にディスプレイ装置に表示させる番組表示手段と、新たに設けら
れたリターンボタンを押下した場合、または前記ワンタッチ選局ボタンをリターンボタン
として機能したときの前記ワンタッチ選局ボタンを押下した場合は、表示される番組を前
記メモリに保存されている元のチャンネルの番組に戻すチャンネル戻し手段と、前記ワン
タッチ選局ボタンの押下により複数のチャンネルが検出された場合に条件にあった番組を
前記ディスプレイ装置にリスト表示させる番組リスト表示手段と、前記複数のチャンネル
が検出された場合に前記ワンタッチ選局ボタンを押下すると押下回数に応じて複数のチャ
ンネルの番組を前記ディスプレイ装置に順次表示させていく順次表示手段と、前記複数の
チャンネルが検出された場合に、前記ワンタッチ選局ボタンを押下して表示されたチャン
ネルの番組を元のチャンネルの番組に戻すために新たに設けられた前記リターンボタンが
押下された時に元のチャンネルの番組に戻すリターンボタン戻し手段とを有する制御部を
備えたので、ある番組を視聴している際中でも、ワンタッチ選局ボタンを押下するだけで
、ユーザの要望する番組を即座にディスプレイ装置に表示できるようになり、また、リタ
ーンボタンを押下、あるいは場合によってはワンタッチ選局ボタンをもう一回押下するこ
とにより、即座に元の番組に切り換わり、元の番組の続きを視聴でき、ユーザにとっては
、便利で使い勝手が非常に良いものとなる。
また、本発明によれば、テレビ受像機に備えられ、アナログ放送で放送される番組の中
から所望の番組を抽出するアナログ放送受信装置において、ユーザが即座に視聴したい番
組を検索するために、少なくとも当該番組のジャンルを指定すると共に当該番組が放送さ
れるチャンネルのうちの優先チャンネルを指定するための特定のキーワードをメモリに登
録しておくキーワード登録手段と、新たに設けたれたワンタッチ選局ボタンが押下された
時に、電子番組表から前記特定のキーワードに該当するキーワードを検索するキーワード
検索手段と、前記検索したキーワードに対応し優先度の高い番組を即座にディスプレイ装
置に表示させる番組表示手段とを有する制御部を備えたので、ある番組を視聴している際
中でも、ワンタッチ選局ボタンを押下するだけで、ユーザの要望する番組を即座にディス
プレイ装置に表示できるようになり、ユーザにとっては、便利で使い勝手が良いものとな
る。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係るアナログ放送受信装置の構成を示すブロック図である。
図1において、このアナログ放送受信装置1は、テレビ受像機100に搭載されている
。このアナログ放送受信装置1は、アナログテレビ放送局からのアナログ放送電波を受信
して所望のチャンネルの高周波信号を増幅して中間周波数信号に変換して中間周波数の映
像音声信号を出力するチューナ2と、このチューナ2からの中間周波数の映像信号を増幅
して検波して映像信号を生成する処理を行うと共に同じくチューナ2からの中間周波数の
音声信号を増幅して検波して音声信号を生成する処理を行って映像インターフェイス31
を介して映像信号を出力すると共に音声インターフェイス32を介して音声信号を出力す
る映像音声処理回路3とを備えている。
映像インターフェイス31からの映像信号は、テレビ受像機100のディスプレイ装置
11が表示動作できるように増幅され出力される映像出力回路9に供給される。音声イン
ターフェイス32からの音声信号は、テレビ受像機100のスピーカ12が音声出力動作
できるように増幅され出力される音声出力回路10に供給される。
また、このアナログ放送受信装置1は、テレビ受像機100の各構成要素を制御する制
御部4と、この制御部4の動作に必要な情報を記憶するメモリ5と、リモコン8からの赤
外線信号を受信して電気信号に変換して制御部4に供給するリモコンレシーバ6と、特定
の放送局から送られてきた電子番組表の番組情報データを入力して番組情報を解析する番
組情報解析手段7と備えている。なお、番組情報解析手段7に入力される番組情報データ
は、インターネットからの電子番組表の番組情報データでも良い。
制御部4は、本実施形態の特徴として、ユーザが即座に視聴したい番組を検索するため
に、少なくとも当該番組のジャンルを指定すると共に当該番組が放送されるチャンネルの
うちの優先チャンネルを指定するための特定のキーワードをメモリ5に登録しておくキー
ワード登録手段41と、例えばリモコン8に新たに設けられたワンタッチ選局ボタン93
(図2参照)を押下した時にテレビ受像機100の電源13がオフしている場合には電源
14をオンさせる電源オン手段42と、前記ワンタッチ選局ボタン93が押下された時に
テレビ受像機100の電源13が既にオンされている場合には現在設定されているチャン
ネルをメモリ5に保存させるチャンネル保存手段43と、前記ワンタッチ選局ボタン93
が押下された時に電子番組表から前記特定のキーワードに該当するキーワードを検索する
キーワード検索手段44とを有する。
また、制御部4は、前記検索したキーワードに対応し優先度の高い番組を即座にディス
プレイ装置11に表示させる番組表示手段45と、例えばリモコン8に新たに設けられた
リターンボタン94(図2参照)を押下した場合、または前記ワンタッチ選局ボタン93
をリターンボタンとして機能したときの前記ワンタッチ選局ボタン93を押下した場合は
、表示される番組をメモリ5に保存されている元のチャンネルの番組に戻すチャンネル戻
し手段46とを有する。
更に、制御部4は、前記ワンタッチ選局ボタン93の押下により複数のチャンネルが検
出された場合に、条件にあった番組をディスプレイ装置11にリスト表示させる番組リス
ト表示手段47と、前記複数のチャンネルが検出された場合に前記ワンタッチ選局ボタン
93を押下すると押下回数に応じて複数のチャンネルの番組をディスプレイ装置11に順
次表示させていく順次表示手段48と、前記複数のチャンネルが検出された場合に、前記
ワンタッチ選局ボタン93を押下して表示されたチャンネルの番組を元のチャンネルの番
組に戻すために新たに設けられたリターンボタン94が押下された時に元のチャンネルの
番組に戻すリターンボタン戻し手段49とを有する。
図2は本実施形態においてリモコンの操作ボタンの配置の一例を簡略化して示した構成
図である。図2において、リモコン8は、電源ボタン81、数字ボタン82、上方向ボタ
ン83、下方向ボタン84、左方向ボタン85、右方向ボタン86、決定ボタン87、音
声切換ボタン88、消音ボタン89、音量小ボタン90、音量大ボタン91、番組表表示
ボタン92、ワンタッチ選局ボタン93、リターンボタン94、その他複数の操作ボタン
を有する。ここで、特に、ワンタッチ選局ボタン93およびリターンボタン94は、本実
施形態において新たに設けられた操作ボタンである。
図3は本実施形態においてワンタッチ選局ボタンを押下した時に番組(番組ジャンルが
野球)が表示される優先順位の一例を説明するための図である。図3において、優先度1
の番組はテレビ局Aで放送される野球a戦であり、優先度2の番組はテレビ局Bで放送さ
れる同じく野球戦aである。優先度3の番組はテレビ局Cで放送される野球b戦であり、
優先度4の番組はテレビ局Dで放送される野球f戦である。これらの優先度と番組名とテ
レビ局名との対応関係を示すテーブル31の内容は、ユーザがリモコン8を操作すること
により設定され、そのテーブル31はメモリ5に記憶されるようになっている。
図4は本実施形態においてワンタッチ選局ボタンを押下した時に番組(番組ジャンルが
サッカー)が表示される優先順位の一例を説明するための図である。図4において、優先
度1の番組はテレビ局Eで放送されるサッカーd戦であり、優先度2の番組はテレビ局F
で放送される同じくサッカーd戦である。優先度3の番組はテレビ局Gで放送されるサッ
カーe戦であり、優先度4の番組はテレビ局Hで放送されるサッカー戦gである。これら
の優先度と番組名とテレビ局名との対応関係を示すテーブル41の内容も、ユーザがリモ
コン8を操作することにより設定され、そのテーブル41もメモリ5に記憶されるように
なっている。
なお、図3および図4に示すように、各ジャンルにおいて優先度を決めた例を説明した
が、複数のジャンルからユーザが即座に視聴したいジャンル自体に優先度を設定しても良
い。例えば、野球放送の番組を優先度1に設定し、サッカー放送の番組を優先度2に設定
すれば、ワンタッチ選局ボタン93を押下すれば、野球放送が、この時点で放送中であれ
ば、野球放送の番組を即座にテレビ受像機100のディスプレイ装置11に表示させるこ
とができる。
図5は本実施形態においてワンタッチ選局ボタンを押下した場合の処理を説明するため
のフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図4を参照してワンタッチ選
局ボタンを押下した場合の処理について説明する。
ユーザが希望する番組を直ぐに視聴したい場合、例えばリモコン8のワンタッチ選局ボ
タン93を押下すれば良い。なお、図示しない本体操作部に同様な機能を有するワンタッ
チ選局ボタンが設けられている場合は、このワンタッチ選局ボタンを押下しても良い。
例えば、リモコン8のワンタッチ選局ボタン93が押下されると(ステップS1)、リ
モコン8からは特定のキーワードを示す赤外線信号が出力され、その赤外線信号を受信し
たリモコンレシーバ6は、その赤外線信号を電気信号に変換し、制御部4に入力する。こ
れに応答して、制御部4の電源オン手段42は、テレビ受像機100の電源13がオフし
ている場合には(ステップS2)、電源13をオンさせるが(ステップS3)、既に電源
13がオンされている場合には(ステップS2)、制御部4のチャンネル保存手段43は
、チューナ2で現在設定されているチャンネル(例えばドラマを放送しているチャンネル
)をメモリ5に保存させる(ステップS4)。
次に、制御部4は、リモコン8から送信されてきたキーワードがメモリ5に登録済みで
あるか否かを判定し(ステップS5)、登録済みでないと判定した場合には、キーワード
登録手段41により、そのキーワードをメモリ5に登録させる(ステップS6)。このキ
ーワードとは、ユーザがリモコン8のワンタッチ選局ボタン93の操作で直ぐに視聴した
い番組のジャンルを指定すると共に、その番組が放送されるチャンネルのうちの優先チャ
ンネルなどを指定するための特定のキーワードのことを言う。
キーワード登録済みと判定された場合(ステップS5)、あるいはキーワード登録処理
(ステップS6)が行われた後、制御部4は、電子番組表(番組情報データ)を取得済み
であるか否かを判定し(ステップS7)、電子番組表を取得済みでないと判定した場合に
は、アンテナを介して特定のテレビ放送局やインターネットなどから電子番組表を取得す
る(ステップS8)。電子番組表を取得済みと判定された場合(ステップS7)、あるい
は電子番組表を取得した(ステップS8)後、制御部4は、キーワード検索手段44によ
り、前記電子番組表から前記特定のキーワードに該当するキーワードを検索する(ステッ
プS9)。なお、ここで複数のキーワードが検索され、複数のチャンネルが検出された場
合は、制御部4の番組リスト表示手段47は、複数のチャンネルの番組リストをディスプ
レイ装置11に表示させる。
次に、制御部4は、チューナ2からの情報により、現在、前記登録されたキーワードの
番組を放送中であるか否かを判定し(ステップS10)、放送中でなければ、関連番組を
検索する(ステップS11)。例えば、図3に示すように、メモリ5に優先度1で登録さ
れたキーワードの番組がテレビ局Aの野球a戦であり、この番組が現在放送中でなければ
、制御部4は、優先度2のテレビ局Bの野球a戦などを検索する。
登録されたキーワードの番組を放送中であると判定された場合(ステップS10)、あ
るいは関連番組が検索された(ステップS11)後、制御部4は、前記検索したキーワー
ドに対応し優先度の高い番組を即座に番組表示手段45によりディスプレイ装置11に表
示させる。即ち、制御部4は、登録されたキーワードの番組が放送中であれば(例えば、
図3に示すように、優先度1の野球a戦がテレビ局Aで放送中であれば)、番組表示手段
45は、優先度の高い番組、この場合、テレビ局Aの野球a戦を即座にディスプレイ装置
11に表示させる(ステップS12)。
一方、野球a戦がテレビ局Aで放送中でなければ(ステップS10)、関連番組を検索
するが、その関連番組が、例えば、図3に示すように、優先度2の野球a戦、優先度3の
野球b戦、優先度4の野球f戦などがあり、優先度3の野球b戦と優先度4の野球f戦と
が放送中であった場合には、制御部4は、優先度の高い方の番組であるテレビ局Cの野球
b戦を即座にディスプレイ装置11に表示させる(ステップS12)。
ここで、リターンボタン94が押下されると(ステップS13)、制御部4は、ディス
プレイ装置11に表示する番組を、メモリ5に保存していたチャンネルの番組に戻す(ス
テップS14)。一方、リターンボタン94が押下されず(ステップS13)、ワンタッ
チ選局ボタン93が押下されると(ステップS15)、メモリ5に登録されている別のジ
ャンルの番組が表示される。
例えば、野球放送の番組がジャンルの優先度1に設定され、サッカー放送の番組がジャ
ンルの優先度2に設定されていれば、ステップS15においてワンタッチ選局ボタン93
が押下されると、サッカー放送が、この時点で放送中であれば、野球番組に代わってサッ
カー番組が即座にテレビ受像機100のディスプレイ装置11に表示されることになる。
ワンタッチ選局ボタン93で即座に表示したい番組が、例えば、図3および図4に示す
ように、野球戦とサッカー戦のように複数個あり、これらの番組名がメモリ5に登録され
ていた場合には、ワンタッチ選局ボタン93は、押下回数に応じて表示したい番組をシフ
トさせていく。例えば、1回ワンタッチ選局ボタン93を押下すると、ジャンルの優先度
1の野球番組が表示され、続いて1回押下すると、ジャンルの優先度2のサッカー番組が
表示される。
なお、ステップS13の処理において、リターンボタン94を押下する代わりにワンタ
ッチ選局ボタン93を押下すると、ステップS14の処理に移る場合がある。それは、ユ
ーザが即座に視聴したい番組が一つの場合で、この一つの番組を特定するためのキーワー
ドが一つだけメモリ5に登録されていると、ワンタッチ選局ボタン93を一回押下したと
きは、その一つの番組がディスプレイ装置11に即座に表示され、引き続きワンタッチ選
局ボタン93を押下すると、ワンタッチ選局ボタン93が押下される前の元の番組(例え
ばドラマの続き)が表示されることになる。
以上のような処理は、テレビ受像機100の電源13がオフされるまで実行され(ステ
ップS16)、電源13がオフされると本処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、ユーザが、例えば、あるドラマを視聴してい
る際中に、ある野球の試合状況が気になった時に、その野球を放送しているチャンネルを
探し出すことなくリモコン8のワンタッチ選局ボタン93を押下することにより、即座に
野球放送の番組に切り換わるので、野球の試合状況を直ぐに知ることができ、また、リモ
コン8のリターンボタン94を押下、あるいは場合によってはワンタッチ選局ボタン93
をもう一回押下することにより、即座に元のドラマの番組に切り換わり、ドラマの続きを
視聴でき、ユーザにとっては、便利で使い勝手が非常に良いものとなる。
本発明の一実施形態に係るアナログ放送受信装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてリモコンの操作ボタンの配置の一例を簡略化して示した構成図である。 前記実施形態においてワンタッチ選局ボタンを押下した時に番組(番組ジャンルが野球)が表示される優先順位の一例を説明するための図である。 前記実施形態においてワンタッチ選局ボタンを押下した時に番組(番組ジャンルがサッカー)が表示される優先順位の一例を説明するための図である。 前記実施形態においてワンタッチ選局ボタンを押下した場合の処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 アナログ放送受信装置
4 制御部
5 メモリ
7 番組情報解析手段
11 ディスプレイ装置
13 電源
41 キーワード登録手段
42 電源オン手段
43 チャンネル保存手段
44 キーワード検索手段
45 番組表示手段
46 チャンネル戻し手段
47 番組リスト表示手段
48 順次表示手段
49 リターンボタン戻し手段
93 ワンタッチ選局ボタン
94 リターンボタン
100 テレビ受像機

Claims (4)

  1. テレビ受像機に備えられ、アナログ放送で放送される番組の中から所望の番組を抽出す
    るアナログ放送受信装置において、
    ユーザが即座に視聴したい番組を検索するために、少なくとも当該番組のジャンルを指
    定すると共に当該番組が放送されるチャンネルのうちの優先チャンネルを指定するための
    特定のキーワードをメモリに登録しておくキーワード登録手段と、
    新たに設けられたワンタッチ選局ボタンを押下した時に前記テレビ受像機の電源がオフ
    している場合には電源をオンさせる電源オン手段と、
    前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時に前記テレビ受像機の電源が既にオンされて
    いる場合には現在設定されているチャンネルをメモリに保存させるチャンネル保存手段と

    前記ワンタッチ選局ボタンが押下された時に電子番組表から前記特定のキーワードに該
    当するキーワードを検索するキーワード検索手段と、
    前記検索したキーワードに対応し優先度の高い番組を即座にディスプレイ装置に表示さ
    せる番組表示手段と、
    新たに設けられたリターンボタンを押下した場合、または前記ワンタッチ選局ボタンを
    リターンボタンとして機能したときの前記ワンタッチ選局ボタンを押下した場合は、表示
    される番組を前記メモリに保存されている元のチャンネルの番組に戻すチャンネル戻し手
    段と、
    前記ワンタッチ選局ボタンの押下により複数のチャンネルが検出された場合に条件にあ
    った番組を前記ディスプレイ装置にリスト表示させる番組リスト表示手段と、
    前記複数のチャンネルが検出された場合に前記ワンタッチ選局ボタンを押下すると押下
    回数に応じて複数のチャンネルの番組を前記ディスプレイ装置に順次表示させていく順次
    表示手段と、
    前記複数のチャンネルが検出された場合に、前記ワンタッチ選局ボタンを押下して表示
    されたチャンネルの番組を元のチャンネルの番組に戻すために新たに設けられた前記リタ
    ーンボタンが押下された時に元のチャンネルの番組に戻すリターンボタン戻し手段とを有
    する制御部を備えたことを特徴とするアナログ放送受信装置。
  2. テレビ受像機に備えられ、アナログ放送で放送される番組の中から所望の番組を抽出す
    るアナログ放送受信装置において、
    ユーザが即座に視聴したい番組を検索するために、少なくとも当該番組のジャンルを指
    定すると共に当該番組が放送されるチャンネルのうちの優先チャンネルを指定するための
    特定のキーワードをメモリに登録しておくキーワード登録手段と、
    新たに設けたれたワンタッチ選局ボタンが押下された時に、電子番組表から前記特定の
    キーワードに該当するキーワードを検索するキーワード検索手段と、
    前記検索したキーワードに対応し優先度の高い番組を即座にディスプレイ装置に表示さ
    せる番組表示手段とを有する制御部を備えたことを特徴とするアナログ放送受信装置。
  3. 前記制御部は、新たに設けられたワンタッチ選局ボタンを押下した時に前記テレビ受像
    機の電源がオフしている場合には電源をオンさせる電源オン手段と、前記ワンタッチ選局
    ボタンが押下された時に前記テレビ受像機の電源が既にオンされている場合には現在設定
    されているチャンネルをメモリに保存させるチャンネル保存手段と、新たに設けられたリ
    ターンボタンを押下した場合、または前記ワンタッチ選局ボタンをリターンボタンとして
    機能したときの前記ワンタッチ選局ボタンを押下した場合は、表示される番組を前記メモ
    リに保存されている元のチャンネルの番組に戻すチャンネル戻し手段と有することを特徴
    とする請求項2に記載のアナログ放送受信装置。
  4. 前記制御部は、ワンタッチ選局ボタンの押下により複数のチャンネルが検出された場合
    に条件にあった番組を前記ディスプレイ装置にリスト表示させる番組リスト表示手段と、
    前記複数のチャンネルが検出された場合に前記ワンタッチ選局ボタンを押下すると押下回
    数に応じて複数のチャンネルの番組を前記ディスプレイ装置に順次表示させていく順次表
    示手段と、前記複数のチャンネルが検出された場合に、前記ワンタッチ選局ボタンを押下
    して表示されたチャンネルの番組を元のチャンネルの番組に戻すために新たに設けられた
    リターンボタンが押下された時に元のチャンネルの番組に戻すリターンボタン戻し手段と
    を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のアナログ放送受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017259A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Sony Corp 電子機器、コンテンツ再生方法及びプログラム
JP2010239269A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Fujitsu Ltd 放送受信装置、放送受信方法、放送受信プログラム及び携帯端末装置
KR20160029626A (ko) * 2014-09-05 2016-03-15 주식회사 알티캐스트 셋탑 박스, 그를 이용한 서비스 제공 방법 및 컴퓨터 프로그램

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