JP2007042511A - 面光源装置及びそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出射光の偏光異方性を可及的に増大させて、出射光の光量を有効に利用する。
【解決手段】面光源装置10は、偏光板33に対向して配置され、偏光板33へ向かって光を出射する複数の光源16を備えている。複数の光源16は、それぞれ偏光した光を出射するように構成されている。各光源16の光の偏光方向と、偏光板33における透過軸の方向Aとの成す角度は、−10°以上且つ+10°以下になっている。
【選択図】図1
【解決手段】面光源装置10は、偏光板33に対向して配置され、偏光板33へ向かって光を出射する複数の光源16を備えている。複数の光源16は、それぞれ偏光した光を出射するように構成されている。各光源16の光の偏光方向と、偏光板33における透過軸の方向Aとの成す角度は、−10°以上且つ+10°以下になっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、出射面から均一な光を出射する面光源装置、及びそれを備えた表示装置に関するものである。
表示装置の一つである液晶表示装置(Liquid Crystal Display)は、近年、薄型で低消費電力であるという特徴を生かして、例えば、パーソナルコンピュータ等のOA機器、携帯情報機器、及びカメラー体型VTR等に広く用いられている。
このような液晶表示装置としては、例えば、視認性に優れた透過型の液晶表示装置が知られている。透過型の液晶表示装置は、液晶表示素子(液晶表示パネル)の背面側に設けられた面光源装置(以降、バックライトとも称する)を備え、このバックライトの光を液晶表示素子で変調することにより、表示を行うようになっている。また、バックライトの光による透過表示に加え、周囲の外光を利用して反射表示を行う透過反射両用型の液晶表示装置も一般に知られている。
透過表示を行う液晶表示装置には、エッジライト型のバックライトの他に、いわゆる直下型のバックライトが適用される(例えば、特許文献1等参照)。ここで、断面図である図13を参照して、直下型のバックライトについて説明する。
バックライト101は、液晶パネル105と共にケーシング106の内部に収納されることにより、液晶表示装置100を構成している。ケーシング106の上部には開口部が形成され、その開口部の下方に液晶パネル105が配置されている。一方、ケーシング106の開口部は外側から前面保護板108により覆われている。また、ケーシング106の側壁には、複数の放熱孔121,122が貫通形成されている。
液晶パネル105の下方には、光学シート104及び拡散シート103が重ねて配置されている。さらに、拡散シート103の下方には、上記バックライト101が配置されている。また、バックライト101の下方には、回路基板131,132が設けられている。
バックライト101は、凹形状の反射板110と、その内部に所定の間隔で互いに平行に配置された光源である蛍光管109とを有している。そして、蛍光管109から出射された光を反射板110で反射させ、拡散板103及び光学シート104を介して液晶パネル105側へ一様に出射するようになっている。
特許文献1では、反射板110の表面に設けた高熱放射成膜111,112、キャビネット106の表面に設けた高熱放射成膜11113,114、及び光学シート104の表面に設けた低熱放射成膜102によって、下方への熱放射を増大させ、液晶表示装置自体の温度上昇を低減するようにしている。
特開2005−17414号公報
ところで、一対の偏光板により挟み込まれた表示パネルを有する液晶表示装置等の表示装置は、それらの各偏光板によって所定の透過軸性を有している。したがって、表示パネルを照射する面光源装置からの光が十分な偏光性を有しない場合には、その偏光板において偏光ロスが生じることになり、バックライトから出射される光を有効に利用できなくなってしまう。
一般に、バックライトの出射光は光学シートによって偏光されるが、実際には、光学シートのみにより光の偏光成分を増大させるには限度がある。すなわち、現状のところ、バックライトの出射光は、その光量を有効に利用されていないという問題がある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、面光源装置の出射光の偏光性を高めて、その光量を有効に利用しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、偏光板に光を入射させる光源自体が偏光を出射するようにした。
具体的に、本発明に係る面光源装置は、偏光板に対向して配置されると共に上記偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を備えた面光源装置であって、上記複数の光源は、それぞれ偏光した光を出射するように構成され、上記各光源の光の偏光方向と、上記偏光板における透過軸の方向との成す角度は、−10°以上且つ+10°以下である。
また、本発明に係る面光源装置は、偏光板に対向して配置されると共に上記偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を備えた面光源装置であって、上記複数の光源は、上記偏光板の透過軸と同じ方向に偏光した光をそれぞれ出射するように構成されている。
上記光源と上記偏光板との間に配置され、上記光源の光を拡散させる拡散部材を備えていてもよい。
上記偏光板に対向して配置された基板を備え、上記複数の光源は、上記基板の表面に所定の間隔で配置されていてもよい。
上記光源は、発光ダイオードにより構成されていることが好ましい。
上記発光ダイオードの半導体チップは、発光に寄与する活性層を備え、上記活性層は、量子細線構造又は量子ドット構造を有していてもよい。
また、本発明に係る表示装置は、互いに対向して設けられた第1偏光板及び第2偏光板を有する表示素子と、上記第1偏光板に対向して配置されると共に上記第1偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を有する面状光源装置とを備えた表示装置であって、上記複数の光源は、それぞれ偏光した光を出射するように構成され、上記各光源の光の偏光方向と、上記第1偏光板における透過軸の方向との成す角度は、−10°以上且つ+10°以下である。
また、本発明に係る表示装置は、互いに対向して設けられた第1偏光板及び第2偏光板を有する表示素子と、上記第1偏光板に対向して配置されると共に上記第1偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を有する面状光源装置とを備えた表示装置であって、上記複数の光源は、上記第1偏光板の透過軸と同じ方向に偏光した光をそれぞれ出射するように構成されている。
上記表示素子は、液晶表示素子であってもよい。
−作用−
次に、本発明の作用について説明する。
次に、本発明の作用について説明する。
面状光源装置は、複数の光源からそれぞれ光を出射することにより、全体として、面状光を出射する。このとき、複数の光源から出射された光は、偏光板における透過軸の方向との成す角度が−10°以上且つ+10°以下となる方向に偏光しているので、効率よく偏光板を透過する。すなわち、偏光ロスが少なく、各光源の光量が有効に利用される。光源から出射された光の偏光方向は、偏光板の透過軸と同じ方向であることが好ましい。そのことにより、光源の光はさらに効率よく偏光板を透過する。ここで、仮に、光源の出射光の偏光方向と偏光板の透過軸の方向との成す角度が−10°未満である場合、及び+10°よりも大きい場合には、偏光板を透過できない光の量が多くなりすぎるため、光源の光を有効に利用することができない。したがって、上記角度の範囲は、−10°以上且つ+10°以下であることが好ましい。
光源と偏光板との間に拡散部材を設けることにより、面状光を出射するために上記各光源を隙間無く配置する必要がなく、分散して配置させること可能となる。すなわち、分散して配置された各光源から出射された光は、拡散部材を透過することにより拡散され、拡散部材から面状光として出射される。
複数の光源は、偏光板に対向して配置された基板に所定の間隔に配置することで、各光源を容易且つ適切に固定配置することが可能となる。
ところで、発光ダイオードは、発光する半導体チップと蛍光体等とを備えている。上記半導体チップは、発光に寄与する活性層を有し、一般的には、上記活性層は、発光層が量子効果を奏しない厚みを有するバルク構造や、1次元方向にのみ量子閉じ込め効果を奏する量子井戸構造を備えている。これらバルク構造や量子井戸構造の活性層を有する発光ダイオードの出射光は、偏光性を示し難い。
これに対し、活性層の構造を、2次元方向の量子閉じ込め効果を奏して発光効率が高い量子細線構造や、形状異方性を有する量子ドット構造とすることにより、半導体チップの平面方向へ出射する光に対し、偏光性を増大させることが可能となる。この場合、半導体チップを発光ダイオードとしてパッケージングするときに、その偏光方向を調整することが可能である。
したがって、本発明のように、上記光源を点状光源である発光ダイオードにより構成し、その発光ダイオードの活性層の構造を、量子細線構造又は量子ドット構造とすることにより、所望の方向に偏光した光を出射させることが可能となる。
その結果、面状光源装置の出射光自体が十分な偏光性を有するため、その出射光の偏光異方性を増大できると共に、偏光板(第1偏光板)における偏光ロスを低減して、面状光源装置の光を有効に利用することが可能となる。したがって、上記面状光源装置を備えた表示装置は、表示される画像の輝度が効率よく高められる。
本発明によると、偏光板に対向配置された複数の光源自体がそれぞれ偏光を出射するようにしたので、面光源装置の出射光の偏光異方性を可及的に増大させることができ、光源の光量を有効に利用することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図4は、本発明に係るバックライト及びそれを備えた表示装置の実施形態を示している。以下の実施形態では、図1における上側を「前面側」と称し、下側を「背面側」と称する。すなわち、観察者は、表示装置の前面側で表示を観察する。
図1〜図4は、本発明に係るバックライト及びそれを備えた表示装置の実施形態を示している。以下の実施形態では、図1における上側を「前面側」と称し、下側を「背面側」と称する。すなわち、観察者は、表示装置の前面側で表示を観察する。
斜視図である図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置Sは、面状光源装置であるバックライト10と、上記バックライト10の前面側に対向して配置された表示素子である液晶表示素子30とを備えている。液晶表示装置Sは、透過型の液晶表示装置であり、バックライト10から出射された光を液晶表示素子30によって変調することにより、表示を行うようになっている。
上記液晶表示素子30は、典型的には、一対の基板31とこれらの各基板31の間に設けられた液晶層(図示省略)とを備えている。詳細な図示は省略するが、一対の基板31は、例えば、複数のTFT(Thin-Film Transistor)が形成されたTFT基板と、共通電極やカラーフィルタ等が形成された対向基板とにより構成されている。
また、液晶表示素子30は、上記一対の基板31を上下に挟んだ状態で設けられた一対の偏光板32,33を有している。一対の偏光板32,33は、上記一対の基板31の背面側に配置された第1偏光板33と、基板31の前面側に設けられた第2偏光板32とにより構成されている。上記各偏光板32,33の透過軸は互いに略直交するようになっている。
上記バックライト10は、上記第1偏光板33に対向して配置されている。すなわち、バックライト10は、第1偏光板33に対向して配置された光源ユニット12と、光源ユニット12と第1偏光板33との間に設けられた拡散部材13と、拡散部材13と第1偏光板33との間に配置された光学部材14とを有している。
上記光源ユニット12は、第1偏光板33に対向して配置された基板15と、基板15の前面側の表面に所定の間隔で設けられ、第1偏光板33へ向かって光を出射する複数の光源16とを有している。
光源16は、点状光源である発光ダイオード(以下、LED光源16と称する)を有している。本実施形態のLED光源16は、平面図である図2に示すように、蛍光体を用いて白色光を出射する白色LED17を有している。白色LEDは、InGaN等からなり青色発光する半導体チップと、YAG等に代表される黄色の蛍光体とを有し、このことにより、白色光を発するようになっている。
上記拡散部材13は、例えば、拡散板18と拡散シート19とにより構成されている。拡散板18は、拡散シート19と光源ユニット12との間に配置されている。拡散板18及び拡散シート19は、各LED光源16から出射された光を拡散させることにより、バックライト10の光を全体として面状光にするようになっている。尚、LED光源16の光は、主に拡散板18によって拡散され、さらに拡散シート19によって拡散度合いが微調整される。
上記光学部材14は、例えば、第1の光学シート20と、この第1の光学シート20の前面側に設けられた第2の光学シート21とにより構成されている。第1の光学シート20は、プリズムシートとも称され、例えばポリエステルフィルム層の表面にアクリル系樹脂からなる断面三角形状のプリズム構造を有している。そのことにより、拡散シート19を透過して拡散された光を前面方向に集光し輝度を増大させるようになっている。
第2の光学シート21は、多層膜構造を有しており、例えば、入射光のうちS波だけを透過させる一方、入射光のP波を反射することによって、光をS波とP波とに分解するような構成を有する。第2の光学シート21により反射された光は、その背面側の光源12や拡散部材13等において反射・屈折が繰り返された後に、再び第2の光学シート21へ入射する。その際に、またS波だけが第2の光学シート21を透過する。このような構成により、第2の光学シート21は、入射光の偏光性を高めるようになっている。
そして、本発明の特徴として、上記各LED光源16は、それぞれ偏光した光を出射するように構成され、各LED光源16の光の偏光方向と、第1偏光板33における透過軸の方向Aとの成す角度が、−10°以上且つ+10°以下になっている。さらに、上記角度は−5°以上且つ+5°以下であることが好ましい。また、各LED光源16の出射光は、図3に示すように、第1偏光板33の透過軸Aと同じ方向に偏光していることがさらに望ましい。
上記LED光源16の半導体チップは、発光に寄与する活性層を備え、上記活性層は、量子細線構造(2次元方向の量子閉じ込め効果を奏し、発光効率が高い構造)又は形状異方性を有する量子ドット構造(3次元方向の量子閉じこめ効果を奏し、発光効率が高い構造)を有している。このことにより、各LED光源16は、偏光を出射するように構成されている。出射光の偏光異方性は、上記半導体チップをLEDとして組み込む際に調整することが可能である。
各LED光源16は、図1及び平面図である図4に示すように、例えば、基板15の表面にマトリクス状に配置されている。各LED光源16は、同じ方向に並んで配置されると共に、所定の間隔で均等に配置されている。
以上の構成により、光源ユニット12の各LED光源16から出射されて偏光した光は、その偏光方向と第1偏光板33の透過軸の方向Aとの成す角度が−10°以上且つ+10°以下である状態で、拡散部材13に入射する。拡散部材13に入射した光は、偏光した状態で、拡散板18及び拡散シート19によって拡散される。そのことにより、光は拡散シート19の表面の全面に亘って均一に出射される。
拡散シート19から出射した光は、偏光した状態で、光学部材14の第1の光学シート20を透過することにより、光の進行方向が液晶表示素子30における表示面の法線方向に近付けられる。その後、第1の光学シート20を透過した偏光状態の光は、第2の光学シート21を透過することにより、その偏光性がさらに高められる。
その後、第2の光学シート21から出射した光は、液晶表示素子30の第1偏光板33に入射する。このとき、光は第1偏光板33の透過軸と略同じ方向Aに偏光しているので、そのほとんど全てが第1偏光板33を透過する。第1偏光板33を透過した光は、一対の基板31において変調され、第2偏光板32を選択的に透過する。こうして、所望の光が液晶表示素子30を透過して、輝度の高い表示が行われる。
ここで、仮に、LED光源16の出射光の偏光方向と第1偏光板33の透過軸の方向Aとの成す角度が−10°未満である場合、及び+10°よりも大きい場合には、第1偏光板33を透過できない光の量が多くなりすぎるため、LED光源16の光を有効に利用することができない。これに対し、本実施形態によると、第1偏光板33に対向して配置させた複数のLED光源16自体がそれぞれ偏光を出射し、且つその偏光方向を第1偏光板33の透過軸の方向Aとの成す角度が−10°以上且つ+10°以下であるようにしたので、第1偏光板33における偏光ロスを効果的に低減することができる。その結果、バックライト10の光の光量を有効に利用できるため、表示光の輝度を効率よく高めることができる。すなわち、バックライト10の消費電力の低減を図りつつ、表示光の輝度を高めることができる。
さらに、LED光源16を発光ダイオードにより構成し、その発光ダイオードの活性層の構造を、量子細線構造又は量子ドット構造とすることにより、半導体チップを発光ダイオードとしてパッケージングするときにその偏光方向を調整できるため、所望の方向に偏光した光を出射させることができる。
尚、各LED光源16を基板15に隙間なく敷き詰めるように配置すれば、拡散部材13を省略することも可能となる。本実施形態では、拡散部材13を設けているので、各LED光源16同士を所定の間隔をおいて配置させても面状光を出射することができる。また、光源ユニット12を設けるようにしたので、バックライト10においていわゆる導光板を省略することができる。また、各LED光源16自体が偏光した光を出射するようにしたので、偏光性を高める上記第2の光学シート21を省略することも可能となり得る。
《その他の実施形態》
次に、本発明の他の実施形態について説明する。尚、以降の各実施形態では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。尚、以降の各実施形態では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1では、複数のLED光源16をマトリクス状に配置したが、本発明はこれに限らず、その他の配置にしてもよい。例えば、平面図である図5に示すように、図4のようにマトリクス状に配置した各LED光源16を、基板15の端辺に対して所定の角度だけ傾けるようにしてもよい。
すなわち、LED光源16を、光の偏光方向を所定方向に規定して一括して製造しておく。そして、第1偏光板33の透過軸の方向Aに応じて、LED光源16自体を傾けることにより、LED光源16の光の偏光方向を調節することができる。このことにより、LED光源16を容易に製造できる。
また、複数のLED光源16は、これ以外にも、図6〜図9に示すような配置にすることが可能である。図6は各LED光源16を千鳥状に配置したものであり、図7は図6の配置において各LED光源16をそれぞれ傾けたものである。また、図8は各LED光源16をランダム状に配置したものであり、図9は図8の配置において各LED光源16をそれぞれ傾けたものである。
上記実施形態1では、各LED光源16を蛍光体を用いた1つの白色発光ダイオードによって構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、蛍光体を用いた複数の白色発光ダイオードにより、各LED光源16を構成してもよい。また、図10及び図12に示すように、R,G,Bの3色の発光ダイオード17r,17g,17bを一組として、白色光を発するLED光源16を構成するようにしてもよい。図10は、3色の発光ダイオード17r,17g,17bを三角形状に配置したものであり、図12は、3色の発光ダイオード17r,17g,17bを直線状に配置したものである。また、図11は、1つのRの発光ダイオード17rと、2つのGの発光ダイオード17gと、2つのBの発光ダイオード17bとを直線状に配置して一組のLED光源16にしたものである。これら各発光ダイオード17r,17g,17bは、各LED光源16において同じ偏光方向の光を出射するようになっている。このようにしても、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、面光源装置及びそれを備えた表示装置について有用であり、特に、出射光の偏光異方性を可及的に増大させて、出射光の光量を有効に利用する場合に適している。
S 液晶表示装置(表示装置)
A 透過軸の方向
10 バックライト(面光源装置)
13 拡散部材
15 基板
16 LED光源(光源)
17 白色LED
17r,17g,17b 発光ダイオード
18 拡散板
19 拡散シート
30 液晶表示素子
32 第2偏光板
33 第1偏光板
A 透過軸の方向
10 バックライト(面光源装置)
13 拡散部材
15 基板
16 LED光源(光源)
17 白色LED
17r,17g,17b 発光ダイオード
18 拡散板
19 拡散シート
30 液晶表示素子
32 第2偏光板
33 第1偏光板
Claims (9)
- 偏光板に対向して配置されると共に上記偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を備えた面光源装置であって、
上記複数の光源は、それぞれ偏光した光を出射するように構成され、
上記各光源の光の偏光方向と、上記偏光板における透過軸の方向との成す角度は、−10°以上且つ+10°以下である
ことを特徴とする面光源装置。 - 偏光板に対向して配置されると共に上記偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を備えた面光源装置であって、
上記複数の光源は、上記偏光板の透過軸と同じ方向に偏光した光をそれぞれ出射するように構成されている
ことを特徴とする面光源装置。 - 請求項1又は2において、
上記光源と上記偏光板との間に配置され、上記光源の光を拡散させる拡散部材を備えている
ことを特徴とする面光源装置。 - 請求項3において、
上記偏光板に対向して配置された基板を備え、
上記複数の光源は、上記基板の表面に所定の間隔で配置されている
ことを特徴とする表示装置。 - 請求項1又は2において、
上記光源は、発光ダイオードにより構成されている
ことを特徴とする面光源装置。 - 請求項5において、
上記発光ダイオードの半導体チップは、発光に寄与する活性層を備え、
上記活性層は、量子細線構造又は量子ドット構造を有している
ことを特徴とする面光源装置。 - 互いに対向して設けられた第1偏光板及び第2偏光板を有する表示素子と、
上記第1偏光板に対向して配置されると共に上記第1偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を有する面状光源装置とを備えた表示装置であって、
上記複数の光源は、それぞれ偏光した光を出射するように構成され、
上記各光源の光の偏光方向と、上記第1偏光板における透過軸の方向との成す角度は、−10°以上且つ+10°以下である
ことを特徴とする表示装置。 - 互いに対向して設けられた第1偏光板及び第2偏光板を有する表示素子と、
上記第1偏光板に対向して配置されると共に上記第1偏光板へ向かって光を出射する複数の光源を有する面状光源装置とを備えた表示装置であって、
上記複数の光源は、上記第1偏光板の透過軸と同じ方向に偏光した光をそれぞれ出射するように構成されている
ことを特徴とする表示装置。 - 請求項7又は8において、
上記表示素子は、液晶表示素子である
ことを特徴とする表示装置。
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