JP2007041820A - 電子機器及びそれに用いるデータ自動消去方法並びにそのプログラム - Google Patents

電子機器及びそれに用いるデータ自動消去方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 停電等の電源供給停止時にハードディスク装置やメモリに記憶されたデータが消去されることなく、それらのデータの漏洩を防ぐことが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】 携帯電話機筐体1aの勘合部に具備された開口センサ・スイッチ18は携帯電話機筐体1aの開口を検出すると、LSI11の消去プログラム11aを起動する端子へ信号を送り、消去プログラム11aを起動する。消去プログラム11aは緊急電池15の電力によって稼動し、メモリ13の情報を完全に消去する。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子機器及びそれに用いるデータ自動消去方法並びにそのプログラムに関し、特に携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の電子機器におけるデータ漏洩の保護に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)、特にノート型のパソコンや携帯電話機においては、本体の盗難や本体への不正アクセスによって、ハードディスク装置内の情報が盗まれるという事態が発生している。これを防ぐために、パソコンに対する現行のデータ保護として、パソコン起動時の暗号化、パソコンに対する不正アクセスを防ぐためのパスワードの設定や指紋認証、携帯電話機の使用を抑止するロック機能の設定等の方法が採られている。
また、情報の漏洩を防ぐ方法としては、保守等の所定のキ−入力を行って正規にケ−スを開けた場合に内蔵メモリの記憶内容を保持し,所定以外のキ−入力を行って不正にケ−スを開けた場合にメカニカルスイッチあるいは光検出器が作動し、メモリへの電力(電池)の供給を絶つことで、内蔵メモリの記憶内容を破壊し、守秘性の高いデ−タの盗難を防止する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、情報の漏洩を防ぐ方法としては、秘密情報記憶手段全体を容器に格納し,容器の開閉部付近に光検出器を配置し、筐体を不正に開けようとすると、筐体内に光が入るので、それを光検出器で検出し、検出した時に秘密情報を記憶したRAM(Random Access Memory)に強制的に「0」を書込むか、電源を強制的に遮断して記憶内容を破壊することで、盗難時に記憶された秘密情報の読出しを不能にする方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−234340号公報 特開昭61−228569号公報
しかしながら、上述した従来の内部情報のガード機能では、パソコン本体が盗難に遭った時、あるいは本体が不正取得された時、または本体を紛失した時に、本体が解体され、ハードディスク装置や内蔵メモリといった部品レベルでの直接読出しが行われる場合には、内部情報のガードが機能していない。
また、上述した特許文献1,2に記載の方法では、開口を検出して、電源供給を停止することでRAMの内容を消去する方法が開示されているが、この方法では、停電等の電源供給停止時の対処が考慮されてないので、盗難や不正取得、及び紛失時以外において電源供給が停止すると、内部情報が破壊されてしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、停電等の電源供給停止時にハードディスク装置やメモリに記憶されたデータが消去されることなく、それらのデータの漏洩を防ぐことができる電子機器及びそれに用いるデータ自動消去方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による電子機器は、自機器に内蔵のデータが外部からの不正アクセスに対して保護された電子機器であって、
自機器が搭載された筐体の開口を検出する検出機構と、
前記開口が検出された時に前記内蔵のデータを全て消去する消去手段と、
前記消去手段を稼働する予備電池とを備えている。
本発明によるデータ自動消去方法は、自機器に内蔵のデータが外部からの不正アクセスに対して保護された電子機器に用いるデータ自動消去方法であって、
前記電子機器が搭載された筐体の開口が検出機構にて検出された時に前記内蔵のデータを全て消去する処理を実行し、
前記電子機器が予備電池からの電源供給にて当該処理を実行している。
本発明によるデータ自動消去方法のプログラムは、自機器に内蔵のデータが外部からの不正アクセスに対して保護された電子機器に用いるデータ自動消去方法のプログラムであって、前記電子機器のコンピュータに、前記電子機器が搭載された筐体の開口が検出機構にて検出された時に前記内蔵のデータを全て消去する処理を実行させ、前記電子機器への予備電池からの電源供給にて当該処理を実行させている。
すなわち、本発明の電子機器は、予備電池を内蔵し、盗難や不正取得、及び紛失にあって、本体が不正に解体された時に、その予備電池を用いて、内蔵するハードディスク装置やメモリに記憶されたデータの自動消去を行っている。これによって、本発明の電子機器では、停電等の電源供給停止時にハードディスク装置やメモリに記憶されたデータが消去されることなく、それらのデータの漏洩を防ぐことが可能となる。
より具体的に説明すると、本発明の電子機器では、筐体勘合部に設けられた筐体開口センサと、全てのデータを消去するプログラム(消去プログラム)と、バッテリが着脱されても上記のプログラムを稼動させるための緊急電池(充電池または超寿命ボタン電池)とを具備している。
本発明の電子機器では、筐体開口センサ・スイッチで筐体が開かれたことを検出して閉回路を形成し、緊急電池によって上記のプログラムを起動して全てのデータを消去している。この場合、緊急電池の容量を消費しないように、筐体が開閉される時以外には、電源供給を行わない回路構成を採っている。また、本発明の電子機器では、保守作業のためにデータセーブ用のコンセントを具備している。このデータセーブに際しては、パスワードや保守用隠しコマンドを使用する。
携帯電話機やパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)等の電子機器においては、それらに内蔵するデータの保護が極めて重要である。最近では、これらの電子機器に内蔵のデータは暗号化、パスワード、人体認証(例えば、指紋認証等)、ロック機能等によってガードされている。しかしながら、このガード機能は、これらの電子機器が解体され、部品レベルでのメモリからのデータの読出しには対応してない。これに対し、本発明の電子機器では、携帯電話機やパソコン等の電子機器本体が解体された場合、消去プログラムを自動的に起動し、内部データを完全に消去することを特徴としている。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、停電等の電源供給停止時にハードディスク装置やメモリに記憶されたデータが消去されることなく、それらのデータの漏洩を防ぐことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の一実施例による携帯電話機の側面図である。
これら図1及び図2において、携帯電話機1は、アンテナ10と、内部に記憶された全てのデータを消去する消去プログラム11aを具備するLSI(Large Scale Integrated circuit)11と、信号の送受信部(図示せず)を含む無線系回路12と、メモリ13と、電池(バッテリ)14と、電池14が着脱されても消去プログラム11aを稼動させるための緊急電池(充電池または超寿命ボタン電池)15と、操作部16と、表示部17と、携帯電話機筐体1aの勘合部に設けられた開口センサ・スイッチ18と、保守作業の際のデータセーブ用のプラグ19とから構成されている。尚、プラグ19には保守作業用端末(図示せず)に接続されたケーブル20の先端のプラグ21が嵌合するようになっている。
図3は本発明の一実施例による携帯電話機1の内蔵データ消去処理を示すフローチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による携帯電話機1の内蔵データ消去処理について説明する。尚、図3に示す処理のうち、ステップS3,S4の処理は上記の消去プログラム11aの処理に対応する。
携帯電話機1は使用者以外の使用を抑止するロック機能を備えており、携帯電話機1を悪意に入手して、内部データを見ようとすると、ロックキー(Lock Key)がセットされていて使えない。そこで、悪意に入手した者が直接内部のメモリ13からデータを読出すため、携帯電話機筐体1aを開口すると(この時、電池14が着脱されることもある)、携帯電話機筐体1aの勘合部に具備された開口センサ・スイッチ18が携帯電話機筐体1aの開口を検出する(図3ステップS1)。
開口センサ・スイッチ18は携帯電話機筐体1aの開口を検出すると、LSI11の消去プログラム11aを起動する端子(LSI11の一端子)へ信号を送り、消去プログラム11aを起動する(図3ステップS2)。本実施例では、開口センサ・スイッチ18がループ(閉回路)信号にて消去プログラム11aを起動するものとする。
消去プログラム11aは緊急電池15の電力によって稼動し(図3ステップS3)、データ部(メモリ13)の情報を完全に消去する(図3ステップS4)。この一連の動作に先立ち、緊急電池15は、常時、電池14によって充電されている。
尚、本実施例では、携帯電話機1について述べたが、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)(特に、ノート型のパソコン)にも適用可能であり、パソコンの場合には起動時の暗号化、不正アクセスを防ぐためのパスワードの設定や指紋認証にて内部データ(例えば、ハードディスク装置や内蔵メモリ等のデータ)を見えなくしており、筐体を開口して直接内部データをハードディスク装置や内蔵メモリ等から読出そうとすると、上記の携帯電話機1の場合と同様に、消去プログラムによって内部データが消去される。
このように、携帯電話機1やパソコン等の電子機器の盗難、不正取得、紛失の場合には、パスワード、ロックKeyで内部データを保護していても、本体が解体され、部品レベルで内部データを読出されることが予想されるが、本実施例では、本体の解体による内部データを読出しを完全に防止することができる。
また、本実施例では、上記の消去プログラム11aが内蔵されていることを周知することで、データ取得を目的とした盗難が少なくなる。例えば、「弊社のノートパソコンは解体した時点でデータが消失します」とのキャッチフレーズにて周知を図ることで、データ取得を目的とした盗難を少なくすることが可能となる。
さらに、本発明は、上記の主要部分を含む電子機器を搭載する商品(例えば、制御機器として上記の主要部分を含む電子機器を搭載する自動車、その電子機器を搭載しかつ録画・録音機能を備えたレコーダ等)にも適用可能である。自動車の場合には、盗難目的に正規の手順以外でドアが開閉された時に、上記の消去プログラムにて電子機器の内部データを消去することで、自動車のエンジンの始動等を禁止することができる。
本発明の一実施例による携帯電話機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例による携帯電話機の側面図である。 本発明の一実施例による携帯電話機1の内蔵データ消去処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
10 アンテナ
11 LSI
11a 消去プログラム
12 無線系回路
13 メモリ
14 電池
15 緊急電池
16 操作部
17 表示部
18 開口センサ・スイッチ
19,21 プラグ
20 ケーブル

Claims (11)

  1. 自機器に内蔵のデータが外部からの不正アクセスに対して保護された電子機器であって、
    自機器が搭載された筐体の開口を検出する検出機構と、
    前記開口が検出された時に前記内蔵のデータを全て消去する消去手段と、
    前記消去手段を稼働する予備電池とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記検出機構は、前記筐体の嵌合部に設置され、前記開口の検出時に閉回路信号にて前記消去手段を起動することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. キー操作を抑止するロック機能を備えた携帯電話機であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。
  4. 少なくとも暗号化とパスワードと人体認証都のうちのいずれかによって前記内蔵のデータを保護するパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。
  5. 前記内蔵のデータの消去にて少なくとも駆動部分の始動を禁止する移動体に搭載することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子機器。
  6. 自機器に内蔵のデータが外部からの不正アクセスに対して保護された電子機器に用いるデータ自動消去方法であって、
    前記電子機器が搭載された筐体の開口が検出機構にて検出された時に前記内蔵のデータを全て消去する処理を実行し、
    前記電子機器が予備電池からの電源供給にて当該処理を実行することを特徴とするデータ自動消去方法。
  7. 前記検出機構が、前記筐体の嵌合部に設置され、前記開口の検出時に閉回路信号にて前記電子機器を起動することを特徴とする請求項6記載のデータ自動消去方法。
  8. 前記電子機器が、キー操作を抑止するロック機能を備えた携帯電話機であることを特徴とする請求項6または請求項7記載のデータ自動消去方法。
  9. 前記電子機器が、少なくとも暗号化とパスワードと人体認証都のうちのいずれかによって前記内蔵のデータを保護するパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項6または請求項7記載のデータ自動消去方法。
  10. 前記電子機器が、前記内蔵のデータの消去にて少なくとも駆動部分の始動を禁止する移動体に搭載されることを特徴とする請求項6または請求項7記載のデータ自動消去方法。
  11. 自機器に内蔵のデータが外部からの不正アクセスに対して保護された電子機器に用いるデータ自動消去方法のプログラムであって、前記電子機器のコンピュータに、前記電子機器が搭載された筐体の開口が検出機構にて検出された時に前記内蔵のデータを全て消去する処理を実行させ、前記電子機器への予備電池からの電源供給にて当該処理を実行させるためのプログラム。
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