JP2007040776A - 発光ダイオードを用いた時計 - Google Patents

Abstract

【課題】 発光ダイオードなどを用いた時計を提供することを目的とする。
【解決手段】 秒、分及び１／５時を表す第３の発光ダイオードすなわち発光ダイオードｉ４１で、秒のみが青、分のみが緑ならびに１／５時のみが赤、もしくは秒のみが青ならびに分及び１／５時が黄、分のみが緑ならびに１／５時及び秒が赤紫、あるいは１／５時のみが赤ならびに秒及び分が青緑、もしくは秒、分及び１／５時が白を基本にする６０個とを含み、１つの発光ダイオードと青、緑、赤、青緑、黄、赤紫及び白などですることで、簡単にしかも分かりやすく時計を実現できるほか、腕時計及び目覚し時計などにも使用可能である。
【選択図】 図９

Description

この発明は時計に関するもので、さらに詳しくは、発光ダイオードなどを用いた時計に係るものである。

発光ダイオード時計などの時計が、例えば、特開２０００−２３０９９０号公報に示されているように、知られるようになった。発光ダイオード時計などは、時を示すための円形に並べられた１２個の時表示用発光ダイオードと、分を示すための円形に並べられた６０個の分表示用発光ダイオードと、秒を示すための円形に並べられた６０個の秒表示用発光ダイオードとを備えている。

特開２０００−２３０９９０公報

しかし、発光ダイオード時計などは、１２個すなわち１２時、６０個すなわち６０分及び６０個すなわち６０秒に各々固定され、そのものも遣り難い。また、狭い場所も多く、身動きも出来なくなり、腕時計などでは小さくなってしまうし、デザインも、色はそれほど多くないが、単一の発光ダイオードで色を表現しているため、限られたものになってしまう問題点がある。

この発明の目的は、発光ダイオードなどを用いた時計に提供することを目的としている。

本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。すなわち、腕時計、目覚し時計などのような時計において、秒を表す第１１の発光ダイオードで、青を基本にする６０個と、分を表す第１２の発光ダイオードで、緑を基本にする６０個と、１／５時又は１／６時を表す第１３の発光ダイオードで、赤を基本にする６０個又は７２個とを含む。

また、秒及び分を表す第２１の発光ダイオードで、秒のみが青及び分のみが緑、あるいは秒及び分の青緑を基本にする６０個と、時、１／５時又は１／６時を表す第２２の発光ダイオードで、赤を基本にする１２個、６０個又は７２個とを含む。

さらに、秒、分及び１／５時を表す第３の発光ダイオードで、秒のみが青、分のみが緑ならびに１／５時のみが赤、もしくは秒のみが青ならびに分及び１／５時が黄、分のみが緑ならびに１／５時及び秒が赤紫、あるいは１／５時のみが赤ならびに秒及び分が青緑、もしくは秒、分及び１／５時が白を基本にする６０個とを含む。

上記した手段によれば、３つの発光ダイオー青、緑及び赤などで、又は２つの発光ダイオードと青、緑及び青緑ならびに赤などで、又は１つの発光ダイオードと青、緑、赤、青緑、黄、赤紫及び白などですることで、簡単にしかも分かりやすい時計を実現できる他、腕時計及び目覚し時計などにも使用可能である。

図１、図２又は図３は、この発明が適用された時計の実施例１−１、実施例１−２又は実施例１−３の外観構造図が示されている。また、図４、図５又は図６は、この発明が適用された時計の実施例２−１、実施例２−２又は実施例２−３の外観構造図が示され、図７、図８又は図９は、この発明が適用された時計の実施例３−１、実施例３−２又は実施例３−３の外観構造図が示されている。図１から図９まで順に、この発明が適用された時計の実施例１−１ないし実施例３−３の外観構造及び操作方法の概要について説明する。

なお、外観構造に関する以下の記述では、図１ないし図９すなわち実施例１−１ないし実施例３−３の位置関係をもって時計の上下左右を表す。また、時計は、腕時計、目覚し時計などと呼ばれ、腕時計Ａ、腕時計Ｂ、目覚し時計Ｃ、腕時計Ｄ、腕時計Ｅ、目覚し時計Ｆ、腕時計Ｇ、目覚し時計Ｈ及び腕時計Ｉまで分かるようになっている。さらに、発光カバー、発光ダイオード（ＬＥＤ）などや、ベルト具、竜頭巻、穴、スイッチ、台、年用液晶、月日用液晶、時分秒用液晶も、必要に応じて別れている。太陽電池（ソーラーセル）や二次電池、集積回路（ＩＣ）、文字盤、風防ガラスなどの他、時計には多くの見えないものがあるが、直接関係はないので削除した。

実施例１−１
図１ないし図３において、この実施例１−１ないし実施例１−３の時計は、腕時計Ａ、腕時計Ｂ及び目覚し時計Ｃとして呼ばれているもので、１番目から３番目まで順に説明して行こう。

図１において、この実施例１−１の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描いてある。

図１において、ベルト具ａ１１及びベルト具ａ１２には、図示していないベルトなどを介して、腕時計Ａと繋がっている。また、竜頭巻ａ２は、１段階ないし３段階を選択することができる。後で説明しよう。穴ａ３には、何もなく空洞である。なお、穴ａ３は、空洞に変って、宝石などを埋め込んでも良い。

次に、発光ダイオードａ４（第４の発光ダイオード）は、６個からなり、最も円形の内側にある。そのうち、０時すなわち１２時で赤を基本とし、６時で緑、２時及び４時ならびに８時及び１０時で青となる。

一方、秒を表す発光ダイオードａ５（第１１の発光素子すなわち第１１の発光ダイオード）で、２番目の円形の内側にあり、その構造は、青（第１１の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードａ５すなわち青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。

また、分を表す発光ダイオードａ６（第１２の発光素子すなわち第１２の発光ダイオード）で、３番目の円形の内側にあり、その構造は、緑（第１２の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードａ６すなわち緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。

さらに、時を表す発光ダイオードａ７（第１３の発光素子すなわち第１３の発光ダイオード）で、最も円形の外側にあり、その構造は、赤（第１３の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードａ７すなわち赤は、１個すなわち１／５時、つまり（１／５）×６０分、すなわち（１／５）×６０×６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０×（１／５）時、つまり６０×（１／５）×６０分、すなわち６０×（１／５）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。

なお、発光ダイオードａ５、発光ダイオードａ６及び発光ダイオードａ７、すなわち青、緑及び赤の各６０個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。この場合、「１０時１０分３０秒」が、実施例１−１から実施例３−３まで続き、さらに最後の実施例３−３では、「午前」又は「午後」の例もあるので、よく注意して欲しい。

ところで、発光ダイオードａ４は、６個すなわち赤の０時、緑の６時、青の２時及び４時ならびに８時及び１０時であって、常に光を点している。また、発光ダイオードａ５、発光ダイオードａ６及び発光ダイオードａ７の各６０個のうち、秒、分及び１／５時の各１個、合計３個のみが青、緑及び赤に変る。

一方、発光ダイオードａ５すなわち青、発光ダイオードａ６すなわち緑、又は発光ダイオードａ７すなわち赤が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードａ５から調整し、順に発光ダイオードａ６及び発光ダイオードａ７に調整することが可能である。この場合、竜頭巻ａ２が、１段階が発光ダイオードａ５に変り、２段階が発光ダイオードａ６に変り、３段階が発光ダイオードａ７に変る。

実施例１−２
図２において、この実施例１−２の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

ベルト具ｂ１１及びベルト具ｂ１２には、見えないベルトなどを介して、腕時計Ｂと繋がっている。また、竜頭巻ｂ２は、１段階ないし３段階を選択することができる。穴ｂ３には、何もなく空洞である。

次に、発光ダイオードｂ４（第４の発光ダイオード）は、６個からなり、最も円形の内側にある。そのうち、０時すなわち１２時で赤を基本とし、６時で緑、２時及び４時ならびに８時及び１０時で青となる。この結果、半永久的な発光ダイオードｂ４が得られる。

一方、発光カバーｂ５（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒の発光ダイオードｂ５１（第１１の発光素子すなわち第１１の発光ダイオード）、６０個、すなわち分の発光ダイオードｂ５２（第１２の発光素子すなわち第１２の発光ダイオード）、及び６０個、すなわち時の発光ダイオードｂ５３（第１３の発光素子すなわち第１３の発光ダイオード）を持つ。また、発光カバーｂ５と発光ダイオードｂ５１、発光ダイオードｂ５２及び発光ダイオードｂ５３は、発光ダイオードｂ４と１８０度違うことになる。

発光カバーｂ５は、発光ダイオード各１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒を表す発光ダイオードｂ５１で、２番目の円形の内側にあり、その構造は、青（第１１の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードｂ５１すなわち青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。

分を表す発光ダイオードｂ５２で、３番目の円形の内側にあり、その構造は、緑（第１２の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードｂ５２すなわち緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。

さらに、時を表す発光ダイオードｂ５３で、最も円形の外側にあり、その構造は、赤（第１３の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードｂ５３すなわち赤は、１個すなわち１／５時、つまり（１／５）×６０「分」、すなわち（１／５）×６０×６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０×（１／５）時、つまり６０×（１／５）×６０分、すなわち６０×（１／５）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。

なお、発光カバーｂ５、つまり発光ダイオードｂ５１、発光ダイオードｂ５２及び発光ダイオードｂ５３、すなわち青、緑及び赤の各６０個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。

ところで、発光ダイオードｂ４は、６個すなわち赤の０時、緑の６時、青の２時及び４時ならびに８時及び１０時であって、常に光を点している。また、発光カバーｂ５すなわち発光ダイオードｂ５１、発光ダイオードｂ５２及び発光ダイオードｂ５３の各６０個のうち、秒、分及び１／５時の各１個、合計３個のみが青、緑及び赤に変る。

一方、発光カバーｂ５と発光ダイオードｂ５１すなわち青、発光ダイオードＢ５２すなわち緑、又は発光ダイオードｂ５３すなわち赤が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｂ５１から調整し、順に発光ダイオードｂ５２及び発光ダイオードｂ５３に調整することが可能である。この場合、竜頭巻ｂ２が、１段階が発光ダイオードｂ５１に変り、２段階が発光ダイオードｂ５２に変り、３段階が発光ダイオードｂ５３に変る。

実施例１−３
図３において、この実施例１−３の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

スイッチｃ１は、何もしない時、２ミリ程度を基本にオフ状態とされ、全く機能しない。しかし、スイッチｃ１が、４ミリ程度を基本にオン状態とされると、他の機能と関係して、色々な種類を持つ。後ほど具体的に述べよう。台ｃ２１及び台ｃ２２は、単に下側の関係を持つ。

次に、発光カバーｃ３（第１の発光カバー）は、１式からなり、この実際には見えないが、１２個、すなわち発光ダイオードｃ３１を持って、最も円形の外側にある。そのうち、０時で赤を基本とし、６時で緑、１時、２時、３時、４時及び５時ならびに７時、８時、９時、１０時及び１１時で青となる。その結果、半永久的な発光カバーｃ３すなわち発光ダイオードｃ３１が得られる。

なお、特に制限されないが、発光ダイオードｃ３１のうち、０時つまり赤は１個で合計４個ずつとし、ｌ時から１１時つまり緑及び青は各１個で２個ずつ、合計２２個とする。しかし、この場合、発光ダイオードｃ３１は１個ずつ、合計１２個であるため、各時の呼び名は０時から１１時で良い。

一方、発光カバーｃ４（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒の発光ダイオードｃ４１（第１１の発光素子すなわち第１１の発光ダイオード）、及び６０個、すなわち分の発光ダイオードｃ４２（第１２の発光素子すなわち第１２の発光ダイオード）を持つ。発光カバーｃ４と発光ダイオードｃ４１及び発光ダイオードｃ４２とは、発光ダイオードｃ３と１８０度違うことになる。

発光カバーｃ４は、発光ダイオード各１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒を表す発光ダイオードｃ４１で、２番目の円形の外側にあり、その構造は、青（第１１の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードｃ４１すなわち青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。

分を表す発光ダイオードｃ４２で、３番目の円形の外側にあり、その構造は、緑（第１２の色）を基本にする６０個とを含む。その結果、発光ダイオードｃ４２すなわち緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。

さらに、時を表す発光ダイオードｃ５（第１３の発光素子すなわち第１３の発光ダイオード）で、大きな波形のうねりを持って、しかも発光カバーも付けないで、最も内側にあり、その構造は、赤（第１３の色）を基本にする７２個とを含む。その結果、何もない発光ダイオードｃ５すなわち赤は、１個すなわち１／６時、つまり（１／６）×６０分、すなわち（１／６）×６０×６０秒ずつ１回進み、７２個すなわち７２×（１／６）時、つまり７２×（１／６）×６０分、すなわち７２×（１／６）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。

一方、発光ダイオードｃ５は、目覚し時間や時間合わせなどを正確に合わせることが可能である。この場合、「点滅の青」つまりスイッチｃ１が２ミリ程度のオフ状態から、「点滅の赤」つまりスイッチｃ１が４ミリ程度のオン状態になり、発光ダイオードｃ５は、例えば朝７時にセットされた状態となる。発光ダイオードｃ５は、その間何もしないが、朝７時になったら、ブザーなどを鳴らし、スイッチｃ１を「点滅の青」に戻せばいい。このように、スイッチｃ１の「点滅の青」は、一般に何もしない状態を示し合わせることを言う。

なお、発光カバーｃ４、つまり発光ダイオードｃ４１及び発光ダイオードｃ４２、すなわち青及び緑の各６０個と、発光ダイオードｃ５、すなわち赤の７２個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。しかも、例えば朝７時などの「点滅の青」が固定であるため、問題はない。

ところで、発光ダイオードｃ３は、１２個すなわち赤の０時、緑の６時と、青の１時ないし５時ならびに７時ないし１１時であって、常に光を点している。また、発光カバーｃ４すなわち発光ダイオードｃ４１及び発光ダイオードｃ４２の各６０個のうち、秒及び分と、発光ダイオードｃ５の１／６時の各１個、合計３個のみが点灯している。そのため、発光ダイオードｃ３の位置と、発光カバーｃ４すなわち発光ダイオードｃ４１及び発光ダイオードｃ４２ならびに発光ダイオードｃ５位置とが全く一緒になる。ただし、発光ダイオードｃ５の場合、大きな上下変動を持つため、位置はかなり不安定なものになる。

一方、発光カバーｃ４と発光ダイオードｃ４１すなわち青、発光ダイオードｃ４２すなわち緑又は発光ダイオードｃ５すなわち赤が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｃ４１から調整し、順に発光ダイオードｃ４２及び発光ダイオードｃ５に調整することが可能である。この場合、目覚し時計の裏側に用意してあるが、説明は省略した。

実施例２−１
図４ないし図６において、この実施例２−１ないし実施例２−３の時計は、腕時計Ｄ、腕時計Ｅ及び目覚し時計Ｆとして呼ばれているもので、４番目から６番目まで順に説明して行こう。

図４において、この実施例２−１の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

ベルト具ｄ１１及びベルト具ｄ１２には、見えないベルトなどを介して、腕時計Ｄと繋がっている。また、竜頭巻ｄ２は、１段階ないし３段階を選択することができる。前に説明した通りだ。

次に、発光ダイオードｄ３（第４の発光ダイオード）は、１個からなり、正面の真中に、しかも大きくなって組み込まれる。発光ダイオードｄ３は、点滅を皮切りに、０秒が赤、１５秒、３０秒又は４５秒が緑、１秒から１４秒、１６秒から２９秒、３１秒から４４秒又は４６秒から５９秒が青となり、６０秒で元に帰って来る。１秒は、半分が赤、緑又は青になり、残り半分が無色である。

一方、発光カバーｄ４（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒と分の発光ダイオードｄ４１（第２１の発光素子すなわち第２１の発光ダイオード）を持つ。発光カバーｄ４と発光ダイオードｄ４１とは、発光ダイオードｄ３と１８０度違うことになる。

発光カバーｄ４は、発光ダイオード各１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒及び分を表す発光ダイオードｄ４１で、最も円形の外側にあり、その構造は、青（第２１の色）及び緑（第２２の色）、あるいは青緑（第２４の色）を基本にする合計２×６０個又は１×６０個とを含む。その結果、青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。また、緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。青緑は、青及び緑が１個だけ、すなわち１秒と１分だけ、すなわち１秒間だけ期間を持っている。

一方、発光カバーｄ５も１式からなり、この実像には見えないが、１２個、すなわち時の発光ダイオードｄ５１（第２２の発光素子すなわち第２２の発光ダイオード）を持つ。発光カバーｄ５と発光ダイオードｄ５１とは、発光ダイオードｄ３と１８０度違うことになる。

発光カバーｄ５は、発光ダイオード各１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

時を表す発光ダイオードｄ５１で、最も円形の内側にあり、その構造は、赤（第２３の色）を基本にする１２個とを含む。その結果、赤は、１個すなわち時、つまり６０分、すなわち６０×６０秒ずつ１回進み、１２個すなわち１２時、つまり１２×６０分、すなわち１２×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。

なお、発光カバーｄ４、つまり発光ダイオードｄ４１、すなわち青、緑及び赤緑の６０個と、発光カバーｄ５、つまり発光ダイオードｄ５１、すなわち赤の１２個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。

ところで、発光ダイオードｄ３は、１個すなわち赤の０秒、緑の１５秒、３０秒及び４５秒、青の１秒から１４秒、１６秒から２９秒、３１秒から４４秒及び４６秒から５９秒であって、点滅して常に光を点している。また、発光カバーｄ４すなわち発光ダイオードｄ４１の６０個のうち、秒及び分の各１個、合計２個のみが青、緑及び青緑に変る。また、発光カバーｄ５すなわち発光ダイオードｄ５１の１２個のうち、時の１個のみが赤に変る。

一方、発光カバーｄ４と発光ダイオードｄ４１すなわち青及び緑又は青緑、あるいは発光カバーｄ５と発光ダイオードｄ５１すなわち赤が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｄ４１の青及び緑又は青緑から調整し、順に発光ダイオードｄ５１の赤に調整することが可能である。この場合、竜頭巻ｄ２が、１段階が発光ダイオードｄ４１の青又は青緑に変り、２段階が同じく発光ダイオードｄ４１の緑又は青緑に変り、３段階が発光ダイオードｄ５２の赤に変る。

実施例２−２
図５において、この実施例２−２の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

ベルト具ｅ１１及びベルト具ｅ１２には、見えないベルトなどを介して、腕時計Ｅと繋がっている。また、竜頭巻ｅ２は、１段階ないし３段階を選択することができる。穴ｅ３には、何もなく空洞である。

次に、発光ダイオードｅ４（第４の発光ダイオード）は、６個からなり、最も円形の外側にある。そのうち、０時すなわち１２時で赤を基本とし、６時で緑、２時及び４時ならびに８時及び１０時で青となる。この結果、半永久的な発光ダイオードｅ４が得られる。

一方、発光カバーｅ５（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒と分の発光ダイオードｅ５１（第２１の発光素子すなわち第２１の発光ダイオード）及び６０個、すなわち時の発光ダイオードｅ５２（第２２の発光素子すなわち第２２の発光ダイオード）を持つ。また、発光カバーｅ５と発光ダイオードｅ５１及び発光ダイオードｅ５２は、発光ダイオードｅ４と１８０度違うことになる。

発光カバーｅ５は、発光ダイオード各１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒及び分を表す発光ダイオードｅ５１で、２番目の円形の外側にあり、その構造は、青（第２１の色）及び緑（第２２の色）、あるいは青緑（第２４の色）を基本にする６０個とを含む。また、時を表す発光ダイオードｅ５２で、最も円形の内側にあり、その構造は、赤（第２３の色）を基本にする６０個とを含む。

その結果、青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。また、緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。青緑は、青及び緑が１個だけ、すなわち１秒と１分だけ、すなわち１秒間だけ期間を持っている。

一方、赤は、１個すなわち１／５時、つまり（１／５）×６０分、すなわち（１／５）×６０×６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０×（１／５）時、つまり６０×（１／５）×６０分、すなわち６０×（１／５）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。

なお、発光カバーｅ５、つまり発光ダイオードｅ５１及び発光ダイオードｅ５２、すなわち青及び緑又は青緑ならびに赤の各６０個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。

ところで、発光ダイオードｅ４は、６個すなわち赤の０時、緑の６時、青の２時及び４時ならびに８時及び１０時であって、常に光を点している。また、発光カバーｅ５すなわち発光ダイオードｅ５１の６０個のうち、秒及び分の各１個、合計３個のみが青、緑又は青緑ならびに赤に変る。

一方、発光カバーｅ５と発光ダイオードｅ５１すなわち青及び緑又は青緑、あるいは発光ダイオードｅ５２すなわち赤が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｅ５１の青及び緑又は青緑から調整し、順に発光ダイオードｅ５２の赤に調整することが可能である。この場合、竜頭巻ｅ２が、１段階が発光ダイオードｅ５１の青又は青緑に変り、２段階が同じく発光ダイオードｅ５１の緑又は青緑に変り、３段階が発光ダイオードｅ５２の赤に変る。

実施例２−３
図６において、この実施例２−３の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

スイッチｆ１は、何もしない時、２ミリ程度を基本にオフ状態とされ、全く機能しない。しかし、スイッチｆ１が、４ミリ程度を基本にオン状態とされると、他の機能と関係して、色々な種類を持つ。後ほど具体的に述べよう。台ｆ２１及び台ｆ２２は、単に下側の関係を持つ。

次に、発光カバーｆ３（第１の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、１２個、すなわち発光ダイオードｆ３１を持って、最も円形の外側にある。そのうち、０時で赤を基本と、６時で緑と、１時ないし５時ならびに７時ないし１１時で青となる。その結果、半永久的な発光カバーｆ３すなわち発光ダイオードｆ３１が得られる。

一方、発光カバーｆ４（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒と分の発光ダイオードｆ４１（第２１の発光素子すなわち第２１の発光ダイオード）を持つ。発光カバーｆ４と発光ダイオードｆ４１とは、発光ダイオードｆ３と１８０度違うことになる。

発光カバーｆ４は、発光ダイオード各１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒及び分を表す発光ダイオードｆ４１で、２番目の円形の外側にあり、その構造は、青（第２１の色）及び緑（第２２の色）、あるいは青緑（第２４の色）を基本にする６０個とを含む。

その結果、青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。また、緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。青緑は、青及び緑が１個だけ、すなわち１秒と１分だけ、すなわち１秒間だけ期間を持っている。

時を表す発光ダイオードｆ５（第２２の発光素子すなわち第２２の発光ダイオード）で、大きな波形のうねりを持って、しかも発光カバーも付けないで、最も内側にあり、その構造は、赤（第２３の色）を基本にする７２個とを含む。その結果、何もない発光ダイオードｆ５すなわち赤は、１個すなわち１／６時、つまり（１／６）×６０分、すなわち（１／６）×６０×６０秒ずつ１回進み、７２個すなわち７２×（１／６）時、つまり７２×（１／６）×６０分、すなわち７２×（１／６）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。

一方、発光ダイオードｆ５は、目覚し時間や時間合わせなどを正確に合わせることが可能である。この場合、「点滅の青」つまりスイッチｆ１が２ミリ程度のオフ状態から、「点滅の赤」つまりスイッチｆ１が４ミリ程度のオン状態になり、発光ダイオードｆ５は、例えば朝７時にセットされた状態になる。発光ダイオードｆ５は、その間何もしないが、朝７時になったら、ブザーなどを鳴らし、スイッチｆ１を「点滅の青」に戻せばいい。このように、スイッチｆ１の「点滅の青」は、一般に何もしない状態を示し合わせることを言う。

なお、発光カバーｆ４、つまり発光ダイオードｆ４１、すなわち青及び緑又は青緑の６０個と、発光ダイオードｆ５、すなわち赤の７２個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。しかも、例えば朝７時などの「点滅の青」が固定であるため、問題はない。

ところで、発光ダイオードｆ３は、１２個すなわち赤の０時、緑の６時と、青の１時ないし５時ならびに７時ないし１１時であって、常に光を点している。また、発光カバーｆ４すなわち発光ダイオードｆ４１の６０個のうち、秒及び分と、発光ダイオードｆ５の１／６時の各１個、合計３個のみが点している。そのため、発光ダイオードｆ３の位置と、発光カバーｆ４すなわち発光ダイオードｆ４１及び発光ダイオードｆ５の位置と全く一緒になる。ただし、発光ダイオードｆ５の場合、大きな上下変動を持つため、位置はかなり不安定なものになる。

一方、発光カバーｆ４と発光ダイオードｆ４１すなわち青、緑又は青緑と、発光ダイオードｆ５すなわち赤が少し時間に合わせたいか、逆に大きな時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｆ４１から調整し、順に発光ダイオードｆ４１及び発光ダイオードｆ５に調整することが可能である。この場合、目覚し時計の裏側に用意してあるが、説明は削除した。

実施例３−１
図７ないし図９において、この実施例３−１ないし実施例３−３の時計は、腕時計Ｇ、目覚し時計Ｈ及び腕時計Ｉとして呼ばれているもので、７番目から９番目まで順に説明して行こう。

図７において、この実施例３−１の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

ベルト具ｇ１１及びベルト具ｇ１２には、見えないベルトなどを介して、腕時計Ｇと繋がっている。また、竜頭巻ｇ２は、１段階ないし３段階を選択することができる。穴ｇ３には、何もなく空洞である。

次に、発光ダイオードｇ４（第４の発光ダイオード）は、６個からなり、最も円形の外側にある。そのうち、０時すなわち１２時で赤を基本とし、６時で緑、２時及び４時ならびに８時及び１０時で青となる。この結果、半永久的な発光ダイオードｇ４が得られる。

一方、発光カバーｇ５（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒、分及び時の発光ダイオードｇ５１（第３の発光素子すなわち第３の発光ダイオード）を持つ。また、発光カバーｇ５と発光ダイオードｇ５１は、発光ダイオードｇ４と１８０度違うことになる。

発光カバーｇ５は、発光ダイオード１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒、分及び時を表す発光ダイオードｇ５１で、最も円形の内側にあり、その構造は、混ざらない青（第３１の色）、緑（第３２の色）及び赤（第３３の色）と、混ざった青及び緑つまり青緑（第３４の色）、緑及び赤つまり黄（第３５の色）、又は赤及び青つまり赤紫（第３６の色）と、混ざった青、緑及び赤つまり白（第３７の色）を基本にする６０個とを含む。

その結果、青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。ただし、６０秒のうち、青から青緑又は赤紫あるいは白に変ることは、青緑及び赤紫で各１秒間か、白で１秒間のみとなる。

一方、緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。ただし、６０分のうち、青緑又は黄あるいは白に変ることがあるが、青緑で１秒間、黄で１分間、白で１秒間のみとなる。

さらに、赤は、１個すなわち１／５時、つまり（１／５）×６０分、すなわち（１／５）×６０×６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０×（１／５）時、つまり６０×（１／５）×６０分、すなわち６０×（１／５）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。ただし、６０×（１／５）時のうち、黄で１秒間、赤紫で１秒間、白で１秒間のみとなる。

なお、発光カバーｇ５、つまり発光ダイオードｇ５１、すなわち青、緑及び赤と、青緑、黄及び赤紫と、白の６０個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。

ところで、発光ダイオードｇ４は、６個すなわち赤の０時、緑の６時、青の２時及び４時ならびに８時及び１０時であって、常に光を点している。また、発光カバーｇ５すなわち発光ダイオードｇ５１の６０個のうち、秒、分又は１／５時が、３個で青、緑又は赤なのか、２個で青緑又は赤、黄又は青あるいは赤紫又は緑なのか、１個で白なのかを見る必要がある。

一方、発光カバーｇ５と発光ダイオードｇ５１すなわち青、緑及び赤、あるいは青緑、黄及び赤紫、もしくは白が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｇ５１の青、青緑又は白で調整し、発光ダイオードｇ５１の緑、黄又は白で調整し、赤、赤紫又は白で調整することが可能である。この場合、竜頭巻ｇ２が、１段階が発光ダイオードｇ５１の青、青緑又は白に変り、２段階が同じく発光ダイオードｇ５１の緑、黄又は白に変り、３段階が同じく発光ダイオードｇ５２の赤、赤紫又は白に変る。

実施例３−２
図８において、この実施例３−２の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

スイッチｈ１は、何もしない時、２ミリ程度を基本にオフ状態とされ、全く機能しない。しかし、スイッチｈ１が、４ミリ程度を基本にオン状態とされると他の機能と関係して、色々な種類を持つ。後ほど具体的に述べよう。穴ｈ２には、何もなり空洞である。台ｈ３１及び台ｈ３２は、単に下側の関係を持つ。

次に、発光カバーｈ４（第１の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、１２個、すなわち発光ダイオードｈ４１を持って、最も円形の外側にある。そのうち、０時で赤を基本と、６時で緑と、１時ないし５時ならびに７時ないし１１時で青となる。その結果、半永久的な発光カバーｈ４すなわち発光ダイオードｈ４１が得られる。

一方、発光カバーｈ５（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒、分と時の発光ダイオードｈ５１（第３の発光素子すなわち第３の発光ダイオード）を持つ。発光カバーｈ５と発光ダイオードｈ５１とは、発光ダイオードｈ４と１８０度違うことになる。

発光カバーｈ５は、発光ダイオード１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒、分及び時を表す発光ダイオードｈ５１で、最も円形の内側にあり、その構造は、混ざらない青（第３１の色）、緑（第３２の色）及び赤（第３３の色）と、混ざった青及び緑つまり青緑（第３４の色）、緑及び赤つまり黄（第３５の色）、又は赤及び青つまり赤紫（第３６の色）と、混ざった青、緑及び赤つまり白（第３７の色）を基本にする６０個とを含む。

その結果、青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。ただし、６０秒のうち、青から青緑又は赤紫あるいは白に変ることは、青緑又は赤紫で各１秒間か、白で１秒間のみとなる。

一方、緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。ただし、６０分のうち、青緑又は黄あるいは白に変ることがあるが、青緑で１秒間、黄で１分間、白で１秒間のみとなる。

さらに、赤は、１個すなわち１／５時、つまり（１／５）×６０分、すなわち（１／５）×６０×６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０×（１／５）時、つまり６０×（１／５）×６０分、すなわち６０×（１／５）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。ただし、６０×（１／５）時のうち、黄で１秒間、赤紫で１秒間、白で１秒間のみとなる。

なお、発光カバーｈ５、つまり発光ダイオードｈ５１、すなわち青、緑及び赤と、青緑、黄及び赤紫と、白の６０個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。

ところで、発光ダイオードｈ４は、１２個すなわち赤の０時、緑の６時、青の１時ないし５時ならびに７時ないし１１時であって、常に光を点している。また、発光カバーｈ５すなわち発光ダイオードｈ５１の６０個のうち、秒、分又は１／５時が、３個で青、緑又は赤なのか、２個で青緑又は赤、黄又は青あるいは赤紫又は緑なのか、１個で白なのかを見る必要がある。

一方、発光カバーｈ５と発光ダイオードｈ５１すなわち青、緑及び赤、あるいは青緑、黄又は赤紫、もしくは白が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｈ５１の青、青緑又は白で調整し、発光ダイオードｈ５１の緑、黄又は白で調整し、発光ダイオードｈ５１の赤、赤紫又は白で調整することが可能である。この場合、目覚し時計Ｈの裏側に用意してあるが、説明は削除した。

実施例３−３
図９において、この実施例３−３の時計は、特にその大きさに制限されないが、やや大きめに描かれている。

ベルト具ｉ１１及びベルト具ｉ１２には、見えないベルトなどを介して、腕時計Ｉと繋がっている。また、竜頭巻ｉ２１及び竜頭巻ｉ２２は、各々が数段階を選択することができるが、その具体的な方法は色々考えられよう。

次に、発光ダイオードｉ３（第４の発光ダイオード）は、４個からなり、最も４角形の外側にある。そのうち、０時すなわち１２時で赤を基本とし、６時で緑、３時及び９時で青となる。この結果、半永久的な発光ダイオードｉ３が得られる。

一方、発光カバーｉ４（第２の発光カバー）は、１式からなり、この実像には見えないが、６０個、すなわち秒、分及び時の発光ダイオードｉ４１（第３の発光素子すなわち第３の発光ダイオード）を持つ。

発光カバーｉ４は、発光ダイオード１個が１枚又は数枚の凸レンズ効果によって、光を調整し、眩しさを制限してくれる。

秒、分及び時を表す発光ダイオードｉ４１で、２番目の４角形の外側にあり、その構造は、混ざらない青（第３１の色）、緑（第３２の色）及び赤（第３３の色）と、混ざった青及び緑つまり青緑（第３４の色）、緑及び赤つまり黄（第３５の色）、又は赤及び青つまり赤紫（第３６の色）と、混ざった青、緑及び赤つまり白（第３７の色）を基本にする６０個とを含む。

その結果、青は、１個すなわち１秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「秒」と言われる所以を持つ。ただし、６０秒のうち、青から青緑又は赤紫あるいは白に変ることは、青緑又は赤紫で各１秒間か、白で１秒間のみとなる。

一方、緑は、１個すなわち１分、すなわち６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０分、すなわち６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「分」と言われる所以を持つ。ただし、６０分のうち、青緑又は黄あるいは白に変ることがあるが、青緑で１秒間、黄で１分間、白で１秒間のみとなる。

さらに、赤は、１個すなわち１／５時、つまり（１／５）×６０分、すなわち（１／５）×６０×６０秒ずつ１回進み、６０個すなわち６０×（１／５）時、つまり６０×（１／５）×６０分、すなわち６０×（１／５）×６０×６０秒ずつ元に戻って、いわゆる「時」と言われる所以を持つ。ただし、６０×（１／５）時のうち、黄で１秒間、赤紫で１秒間、白で１秒間のみとなる。

なお、発光カバーｉ４、つまり発光ダイオードｉ４１、すなわち青、緑及び赤と、青緑、黄及び赤紫と、白の６０個は、「３０秒」、「１０分」及び「１０時」、つまり「１０時１０分３０秒」を例に表現して見た。

次に、年用液晶ｉ５１は、４つの液晶と１つの液晶を備え、年号、すなわち例えば２００５年を「２００５．」と呼ぶ。また、月日用液晶ｉ５２は、５つの液晶と２つの液晶を備え、月日号、すなわち例えば９月２４日午前を「 ９．２４．：」と呼ぶ。さらに、時分秒用液晶ｉ５３は、６つの液晶と３つの液晶を備え、時分秒号、すなわち例えば１０時１０分３０秒を「１０．１０．３０．」と呼ぶ。

このうち、月日用液晶ｉ５２の最後の液晶は、「午前／午後」を切り換えるためのものである。また、年用液晶ｉ５１の最後の液晶、月日用液晶ｉ５２の３番目及び６番目の液晶、ならびに時分秒用液晶ｉ５３の３番目、６番目及び９番目の液晶は、常時電気が流れるためのものである。

ところで、発光ダイオードｉ３は、４個すなわち赤の０時、緑の６時、青の３時及び９時であって、常に光を点している。また、発光カバーｉ４すなわち発光ダイオードｉ４１の６０個のうち、秒、分又は１／５時が、３個で青、緑又は赤なのか、２個で青緑又は赤、黄又は青あるいは赤紫又は緑なのか、１個で白なのかを見る必要がある。

一方、発光カバーｉ４すなわち発光ダイオードｉ４１、すなわち青、緑及び赤、あるいは青緑、黄及び赤紫、もしくは白が少し時間に合わせたいか、逆に大きく時間が狂っている場合、まず発光ダイオードｉ４１の青、青緑又は白で調整し、発光ダイオードｉ４１の緑、黄又は白で調整し、発光ダイオードｉ４１の赤、赤紫又は白で調整することが可能である。この場合、竜頭巻ｉ２１が、１段階が発光ダイオードｇ５１の青、青緑又は白に変り、２段階が同じく発光ダイオードｇ５１の緑、黄又は白に変り、３段階が同じく発光ダイオードｇ５２の赤、赤紫又は白に変る。

以上の実施例から得られる作用効果は、下記の通りである。すなわち、
（１）腕時計、目覚し時計などのような時計において、秒を表す第１１の発光ダイオードで、青を基本にする６０個と、分を表す第１２の発光ダイオードで、緑を基本にする６０個と、１／５時又は１／６時を表す第１３の発光ダイオードで、赤を基本にする６０個又は７２個とを含み、３つの発光ダイオードと３つの青、緑及び赤などで、明るくすることができるという効果が得られる。

（２）腕時計、目覚し時計などのような時計において、秒及び分を表す第２１の発光ダイオードで、秒のみが青及び分のみが緑、あるいは秒及び分の青緑を基本にする６０個と、時、１／５時又は１／６時を表す第２２の発光ダイオードで、赤を基本にする１２個、６０個又は７２個とを含み、２つの発光ダイオードと青、緑及び青緑ならびに赤などで、明るくすることができるという効果が得られる。

（３）腕時計、目覚し時計などのような時計において、秒、分及び１／５時を表す第３の発光ダイオードで、秒のみが青、分のみが緑ならびに１／５時のみが赤、もしくは秒のみが青ならびに分及び１／５時が黄、分のみが緑ならびに１／５時及び秒が赤紫、あるいは１／５時のみが赤ならびに秒及び分が青緑、もしくは秒、分及び１／５時が白を基本にする６０個とを含み、１つの発光ダイオードと、青、緑、赤、青緑、黄、赤紫及び白などで、明るくすることができるという効果が得られる。

（４）１個ないし１２個の第１の発光カバー又は第４の発光ダイオードからなり、常に赤、緑又は青などと活動しているか、１秒は、半分が赤、緑又は青になり、残り半分が無色であることができるという効果が得られる。
（５）第１１の発光ダイオード、第１２の発光ダイオード及び第１３の発光ダイオード、あるいは第２１の発光ダイオード及び第２２の発光ダイオード、あるいは第３の発光ダイオードは、そのまま、あるいは第２の発光カバーをへて、０度又は１８０度をもって計るものであることをできるという効果が得られる。

（６）年用液晶、月日用液晶及び時分秒用液晶などを含み第１１の発光ダイオード、第１２の発光ダイオード及び第１３の発光ダイオードと、あるいは第２１の発光ダイオード及び第２２の発光ダイオードと、あるいは第３の発光ダイオードとを含むことができるという効果が得られる。
（７）簡単にしかも分かりやすい時計を実現できる効果ができるという効果が得られる。
（８）腕時計又は目覚し時計などで時計を実現できるという効果が得られる。

以上、本発明者によりなされた発明を実施例に基づき具体的に説明しが、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、図１において、腕時計Ｂ、目覚し時計Ｃ、腕時計Ｄ、腕時計Ｅ、目覚し時計Ｆ、腕時計Ｇ、目覚し時計又は腕時計Ｉなどで分かる通り、１個ないし１２個によって得られる固定的な発光ダイオードと、１２個、６０個あるいは７２個によって得られる移動的な発光ダイオードとで、直線的なものを作ればよい。また、図９において、今回は、年用液晶ｉ５１、月日用液晶ｉ５２及び時分秒用液晶ｉ５３などを用いたが、これ以外にも各種のもの、例えば、秒針や電波時計などの他、色々とある。

図１ないし図９において、発光ダイオードは、青ばかり、緑ばかり又は赤ばかり、なかんずく色々あるし、その組み合わせも可能である。竜頭巻は、１個から４個などの他、その数字は構わないし、穴は、これに代って、宝石や絵などを埋めればよい。また、時計の右回り、左回りは、可能となるし、発光ダイオードは、表面実装型を利用しているが、別に砲弾型を用いてもよい。６０秒、６０分あるいは１２時、６０時又は７２時は、逆であってもいいし、６０×Ｎ／Ｎ秒、６０×Ｎ／Ｎ分及び１２×５Ｎ／Ｎ（１／５時）は、何時でも見られる。さらに、分及び１／５時もしくは１／５時及び秒は、その関係を持つことができない。

以上の説明では、主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である腕時計又は目覚し時計あるいは年用液晶、月日用液晶又は時分秒用液晶に適用した場合について説明したが、それに限定されるものではなく、例えば、掛け時計又は置き時計あるいは液晶、秒針又は電波時計などにも適用できる。この発明は、少なくとも時計に広く適用できる。

本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りある。すなわち、腕時計、目覚し時計などのような時計において、秒を表す第１１の発光ダイオードで、青を基本にする６０個と、分を表す第１２の発光ダイオードで、緑を基本にする６０個と、１／５時又は１／６時を表す第１３の発光ダイオードで、赤を基本にする６０個とを含む。また、秒及び分を表す第２１の発光ダイオードで、秒のみが青及び分のみが緑、あるいは秒及び分の青緑を基本にする６０個と、時、１／５時又は１／６時を表す第２２の発光ダイオードで、赤を基本にする１２個、６０個又は７２個とを含む。さらに、秒、分及び１／５時を表す第３の発光ダイオードで、秒のみが青、分のみが緑ならびに１／５時のみが赤、もしくは秒のみが青ならびに分及び１／５時が黄、分のみが緑ならびに１／５時及び秒が赤紫、あるいは１／５時のみが赤ならびに秒及び分が青緑、もしくは秒、分及び１／５時が白を基本にする６０個とを含む。その結果、３つの発光ダイオードと青、緑及び赤などで、又は２つの発光ダイオードと青、緑及び青緑ならびに赤などで、もしくは１つの発光ダイオードと青、緑、赤、青緑、黄、赤紫及び白などですることで、簡単にしかも分かりやすい時計を実現できるほか、腕時計及び目覚し時計などにも使用可能である。

本発明が適用された腕時計Ａの実施例１−１を示す外観構造図 本発明が適用された腕時計Ｂの実施例１−２を示す外観構造図 本発明が適用された目覚し時計Ｃの実施例１−３を示す外観構造図 本発明が適用された腕時計Ｄの実施例２−１を示す外観構造図 本発明が適用された腕時計Ｅの実施例２−２を示す外観構造図 本発明が適用された目覚し時計Ｆの実施例２−３を示す外観構造図 本発明が適用された腕時計Ｇの実施例３−１を示す外観構造図 本発明が適用された目覚し時計Ｈの実施例３−２を示す外観構造図 本発明が適用された腕時計Ｉの実施例３−３を示す外観構造図

符号の説明

Ａ……腕時計、ａ１１，ａ１２……ベルト具、ａ２……竜頭巻、ａ３……穴、ａ４，ａ５，ａ６，ａ７……発光ダイオード。
Ｂ……腕時計、ｂ１１，ｂ１２……ベルト具、ｂ２……竜頭巻、ｂ３……穴、ｂ４，ｂ５１，ｂ５２，ｂ５３……発光ダイオード、ｂ５……発光カバー。
Ｃ……目覚し時計、ｃ１……スイッチ、ｃ２１，ｃ２２……台、ｃ３，ｃ４……発光カバー、ｃ３１，ｃ４１，ｃ４２，ｃ５……発光ダイオード。
Ｄ……腕時計、ｄ１１，ｄ１２……ベルト具、ｄ２……竜頭巻、ｄ３，ｄ４１，ｄ５１……発光ダイオード、ｄ４，ｄ５……発光カバー。
Ｅ……腕時計、ｅ１１，ｅ１２……ベルト具、ｅ２……竜頭巻、ｅ３……穴、ｅ４，ｅ５１，ｅ５２……発光ダイオード、ｅ５……発光カバー。
Ｆ……目覚し時計、ｆ１……スイッチ、ｆ２１，ｆ２２……台、ｆ３，ｆ４……発光カバー、ｆ３１，ｆ４１，ｆ５……発光ダイオード。
Ｇ……腕時計、ｇ１１，ｇ１２……ベルト具、ｇ２……竜頭巻、ｇ３……穴、ｇ４，ｇ５１……発光ダイオード、ｇ５……発光カバー。
Ｈ……目覚し時計、ｈ１……スイッチ、ｈ２１，ｈ２２……台、ｈ３……穴、ｈ４，ｈ５……発光カバー、ｈ４１，ｈ５１……発光ダイオード。
Ｉ……腕時計、ｉ１１，ｉ１２……ベルト具、ｉ２１，ｉ２２……竜頭巻、ｉ３，ｉ４１……発光ダイオード、ｉ４……発光カバー、ｉ５１……年用液晶、ｉ５２……月日用液晶、ｉ５３……時分秒用液晶。

Claims (11)

1. 秒を表す第１１の発光素子で、第１１の色を基本にする６０個と、分を表す第１２の発光素子で、第１２の色を基本にする６０個と、１／５時又は１／６時を表す第１３の発光素子で、第１３の色を基本にする６０個又は７２個とを含むことを特徴とする時計。
2. 請求項１において、前記第１１の発光素子は、第１１の発光ダイオードであり、前記第１２の発光素子は、第１２の発光ダイオードであり、前記第１３の発光素子は、第１３の発光ダイオードであって、前記第１１の色は青であり、前記第１２の色は緑であり、前記第１３の色は赤であることを特徴とする時計。
3. 秒及び分を表す第２１の発光素子で、秒のみが第２１の色及び分のみが第２２の色、あるいは秒及び分の第２４の色を基本にする６０個と、時、１／５時又は１／６時を表す第２２の発光素子で、第２３の色を基本にする１２個、６０個又は７２個とを含むことを特徴とする時計。
4. 請求項３において、前記第２１の発光素子は、第２１の発光ダイオードであり、前記第２２の発光素子は、第２２の発光ダイオードであって、前記第２１の色は青であり、前記第２２の色は緑であり、前記第２３の色は赤であり、前記第２４の色は青緑であることを特徴とする時計。
5. 秒、分及び１／５時を表す第３の発光素子で、秒のみが第３１の色、分のみが第３２の色ならびに１／５時のみが第３３の色、もしくは秒のみが前記第３１の色ならびに分及び１／５時が第３５の色、分のみが前記第３２の色ならびに１／５時及び秒が第３６の色、あるいは前記１／５時のみが第３３の色ならびに秒及び分が第３４の色、もしくは秒、分及び１／５時が第３７の色を基本にする６０個とを含むことを特徴とする時計。
6. 請求項５において、前記第３の発光素子は、第３の発光ダイオードであって、前記第３１の色は青であり、前記第３２の色は緑であり、前記第３３の色は赤であり、前記第３４の色は青緑であり、前記第３５の色は黄であり、前記第３６の色は赤紫であり、前記第３７の色は白であることを特徴とする時計。
7. 請求項１、請求項３又は請求項５のずれかにおいて、１個ないし１２個の第１の発光カバー又は第４の発光ダイオードからなり、常に赤、緑又は青などと活動をしているか、１秒は、半分が赤、緑又は青になり、残り半分が無色であることを特徴とする時計。
8. 請求項１、請求項３、請求項５のいずれかにおいて、前記第１１の発光ダイオード、前記第１２の発光ダイオード及び前記第１３の発光ダイオード、あるいは前記第２１の発光ダイオード及び前記第２２の発光ダイオード、あるいは前記第３の発光ダイオードは、そのまま、あるいは第２の発光カバーをへて、０度又は１８０度を計るものであることを特徴とする時計。
9. 請求項１、請求項３、請求項５のいずれかにおいて、前記第１１の発光ダイオード、前記第１２の発光ダイオード及び前記第１３の発光ダイオード、あるいは前記第２１の発光ダイオード及び前記第２２の発光ダイオード、あるいは前記第３の発光ダイオードとを含み、さらに、秒、分及び時の液晶、秒針又は電波時計などを含むことを特徴とする時計。
10. 請求項１、請求項３、請求項５のいずれかにおいて、腕時計、目覚し時計、掛け時計又は置き時計などであることを特徴とする時計。
11. 秒を表す第１１の発光素子で、第１１の色を基本にする６０個と、分を表す第１２の発光素子で、第１２の色を基本にする６０個と、時を表す第１３の発光素子で、第１３の色を基本にする１２個とを含み、さらに、秒、分及び時の液晶、秒針又は電波時計などを含むことを特徴とする時計。
    
    

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