JP2007040579A - 赤外線輻射ヒータ - Google Patents
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Abstract
【課題】
放熱部の支持強度を十分に高めることができて、放熱部に安定した支持状態が得られる赤外線輻射ヒータ、及び本体カバーを放熱部とは関係なく取り外しできて、メンテナンス等の作業性を向上させ得る赤外線輻射ヒータを提供する。
【解決手段】
扁平形状の燃料タンクと、該燃料タンクの上面に配置されてバーナ部を覆う本体カバーと、該本体カバーの上面でバーナ部上方に配置された赤外線の輻射熱を放射可能な放熱部と、を備えた赤外線輻射ヒータにおいて、放熱部は、燃料タンクの外周部に固定された梁状のアームに支持されていることを特徴とする。前記本体カバーは、上面と周囲側面とにより形成されて、上面に設けた放熱部貫通孔を放熱部に対して上下方向に貫通させることにより、燃料タンク上に着脱される。
【選択図】 図1
放熱部の支持強度を十分に高めることができて、放熱部に安定した支持状態が得られる赤外線輻射ヒータ、及び本体カバーを放熱部とは関係なく取り外しできて、メンテナンス等の作業性を向上させ得る赤外線輻射ヒータを提供する。
【解決手段】
扁平形状の燃料タンクと、該燃料タンクの上面に配置されてバーナ部を覆う本体カバーと、該本体カバーの上面でバーナ部上方に配置された赤外線の輻射熱を放射可能な放熱部と、を備えた赤外線輻射ヒータにおいて、放熱部は、燃料タンクの外周部に固定された梁状のアームに支持されていることを特徴とする。前記本体カバーは、上面と周囲側面とにより形成されて、上面に設けた放熱部貫通孔を放熱部に対して上下方向に貫通させることにより、燃料タンク上に着脱される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、赤外線の輻射熱を放射する放熱部が燃料タンク上に配置された赤外線輻射ヒータに関する。
従来、遠赤外線を含む赤外線の輻射熱を利用するヒータ(燃焼装置)としては、例えば特許文献1に開示のものが知られている。このヒータは、床面に設置可能な扁平形状の燃料タンクの上面に、本体カバーで覆われたバーナ本体や燃料ポンプ等からなるバーナ部を配置すると共に、本体カバーの上面でバーナ部の上方に放熱パイプを有する放熱部を配置し、さらに、この放熱部の上部にファン等が配置されている。
特開平11−37562号公報
しかしながら、このようなヒータにおいては、バーナ部を覆う本体カバーの上面に、上部にファン等が配置された放熱部を載置固定する構成であるため、放熱部やファン等の重量が鉄板のプレス加工等により形成された本体カバーの上面に荷重として直接加わり、放熱部の支持強度を十分に高めて安定支持させることが難しい。また、本体カバー内に燃料ポンプやバーナ本体等のバーナ部が収納配置されているため、例えば燃料ポンプを点検する際に、放熱部を本体カバー上から一旦取り外した後でないと本体カバーを燃料タンク上から取り外すことができず、メンテナンスの作業性が極めて劣ることになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、放熱部の支持強度を十分に高めることができて、放熱部に安定した支持状態が得られる赤外線輻射ヒータを提供することにある。また、他の目的は、本体カバーを放熱部とは関係なく取り外しできて、メンテナンス等の作業性を向上させ得る赤外線輻射ヒータを提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、扁平形状の燃料タンクと、該燃料タンクの上面に配置されてバーナ部を覆う本体カバーと、該本体カバーの上面でバーナ部上方に配置された赤外線の輻射熱を放射可能な放熱部と、を備えた赤外線輻射ヒータにおいて、前記放熱部は、燃料タンクの外周部に固定された梁状のアームに支持されていることを特徴とする。
そして、前記アームは、請求項2に記載の発明のように、2本のアーチ状の角パイプの端部をL字材で連結することにより梁状に形成され、2本の角パイプ上に放熱部が載置固定されると共にL字材が燃料タンクの外周フランジの上面に固定されていることが好ましい。また、前記本体カバーは、請求項3に記載の発明のように、上面と周囲側面とにより形成されて、上面に設けた放熱部貫通孔を放熱部に対して上下方向に貫通させることにより、燃料タンク上に着脱されることが好ましい。
さらに、前記燃料タンクは、請求項4に記載の発明のように、その外周フランジの裏面に、床面に設置される設置部と移動時の把手部を有する脚パイプが固定されると共に、反把手部側にキャスタが回転可能に設けられていることが好ましい。また、前記放熱部は、請求項5に記載の発明のように、その上部にファンが配置されると共に操作盤が設けられ、これらの配線が放熱部の支柱内に配置されていることが好ましい。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、本体カバーの上面でバーナ部上方に配置された赤外線を放射可能な放熱部が、燃料タンクの外周部に固定された梁状のアームに支持されているため、放熱部の重量を梁状のアームを介して燃料タンクに強固に支持でき、支持強度を十分に高めて、放熱部の支持状態や赤外線の輻射熱の放射状態を安定させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、アームが2本のアーチ状の角パイプの端部をL字材で連結することにより梁状に形成され、2本の角パイプ上に放熱部が載置固定されると共にL字材が燃料タンクの外周フランジの上面に固定されるため、アームの構成を簡略化して安価に形成し得ると共に、アーム自体を燃料タンクに強固に固定でき、かつ角パイプ上に放熱部を簡単に固定することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、本体カバーが上面と周囲側面とにより形成されて、上面に設けた放熱部貫通孔を放熱部に対して上下方向に貫通させることにより燃料タンク上に着脱されるため、バーナ部を覆う本体カバーを放熱部とは関係なく取り外すことができて、バーナ部等のメンテナンス作業を簡単に行うことができると共に、本体カバーで放熱部固定用ネジの外部への露出を防いで、ヒータのデザインの自由度を高めることができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、燃料タンクの外周フランジの裏面に、床面に設置される設置部と移動時の把手部を有する脚パイプが固定されると共に、反把手部側にキャスタが回転可能に設けられているため、ヒータ自体を移動可能に構成できて、その使い勝手の向上を図ることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4に記載の発明の効果に加え、放熱部の上部にファンが配置されると共に操作盤が設けられ、これらの配線が放熱部の支柱内に配置されているため、上部に配置した操作盤によりヒータの操作を簡単に行うことができると共に、配線を支柱内に隠すことができて、ヒータのデザインの自由度を一層高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7は、本発明に係わる赤外線輻射ヒータの一実施形態を示し、図1がその概略構成図、図2が燃料タンクとアーム部分の平面図、図3〜図5がアームの斜視図、平面図、側面図、図6が本体カバーの斜視図、図7が放熱部の要部正面図である。
図1〜図7は、本発明に係わる赤外線輻射ヒータの一実施形態を示し、図1がその概略構成図、図2が燃料タンクとアーム部分の平面図、図3〜図5がアームの斜視図、平面図、側面図、図6が本体カバーの斜視図、図7が放熱部の要部正面図である。
図1及び図2において、赤外線輻射ヒータ1(ヒータ1という)は、扁平形状の燃料タンク2と、この燃料タンク2上に配置され本体カバー4で覆われたバーナ部3と、このバーナ部3の上方に配置された放熱部5等を備えている。前記燃料タンク2は、鉄板で形成された有底皿状のタンク本体2aと、このタンク本体2aの外周フランジ2cの上面に固着された蓋体2bとで構成されている。この時、タンク本体2の外周フランジ2cに蓋体2bの外周フランジが上下方向に積層されて溶接されることにより、外周フランジ2c部分が二重構造となっている。なお、蓋体2bの前後方向(長手方向で図1の左右方向)の一端側には、給油口6とレベル計7が取り付けられている。
また、燃料タンク2の前端側である給油口6側で外周フランジ2cの下面(裏面)には、脚パイプ8が図示しないボルトにより固着されている。この脚パイプ8は、金属パイプを屈曲形成することにより、燃料タンク2の幅方向に設けられた一対の固定部8aと、この固定部8aからそれぞれ下方に延設されて床面上に当接する一対の設置部8bと、この両設置部8bから前方斜め上方に延設されて両設置部8bを連結する把手部8cとにより構成されている。また、燃料タンク2の後端側の両側壁には、キャスタ取付板9aを介してキャスタ9がそれぞれ取り付けられている。これにより、脚パイプ8の把手部8cを上方に持ち上げて設置部8bを床面上から浮かせ、把手部8cを引っ張るとキャスタ9の回転でヒータ1が所定方向に移動できるようになっている。
前記バーナ部3は、バーナ本体としてのロータリバーナ10と、このロータリバーナ10に燃料を供給する燃料ポンプ(図示せず)等からなり、燃料タンク2の上面中央部に取り付けられたバーナ取付板11等に制御基板(図示せず)等と共に取り付けられている。このバーナ部3のロータリーバーナ10が後述するファン24の作動と共に燃料することにより、その火炎による燃焼ガスが上方に向けて吐出されて上方に位置する放射体22内を通過して放射体22を加熱し、該放射体22からその周囲に赤外線の輻射熱が放射されるようになっている。
そして、このバーナ部3の周囲には、本体カバー4が装着されている。この本体カバー4は、図6に示すように、鉄板をプレス加工することにより、上面4aとその外周4辺の側面4bとで形成され、上面4aの略中央位置には放熱部貫通孔12と後述するようにアーム15に取り付けるための取付孔28が形成されると共に、前端側の傾斜面には、開閉可能な蓋14が設けられている。この蓋14は、図1に示すように、その下方に燃料タンク2の前記給油口6が位置するようになっており、蓋14を開放することにより、本体カバー4を装着したままでの燃料タンク2への給油が可能となっている。
このバーナ部3の上方に配置される前記放熱部5は、梁状のアーム15によって燃料タンク2上に支持されている。すなわち、アーム15は、図3〜図5に示すように、水平部16aと一対の垂直部16bを有するアーチ状の2本の角パイプ16と、この角パイプ16の垂直部16b端部に溶接等により固着されて各角パイプ16を連結する2本のL字材17とで構成されている。なお、両角パイプ16の水平部16aには、放熱部5固定用のネジ孔19と本体カバー4固定用のネジ孔13が所定位置に設けられている。そして、このアーム15のL字材17を燃料タンク2の外周フランジ2cの上面に載置した状態で、その取付孔18を利用して燃料タンク2にネジ固定することにより、アーム15が本体カバー4やバーナ部3とは関係ない状態で燃料タンク2上に固定されている。
また、放熱部5は、図1及び図7に示すように、例えば3本の角パイプ状の支柱20と、この支柱20の下端及び上端に固定された下端フランジ21(図7参照)及び上面板(図示せず)と、支柱20の内部に配置されて上部が前記上面板に支持された放射体22と、前記上面板上に配置され内部にファン24が内蔵されると共に、後端側に操作盤25が配置された上部カバー23等により構成されている。なお、図7に示すように、放射体22の外側で3本の支柱20間の下部には、平面視で円形を呈する火炎回り込み防止用のスリット26aを有する補強板26が取り付けられると共に、この補強板26上方の3本の支柱20間には、平面視で円形を呈する金属棒からなる安全ガイド27が複数本取り付けられている。
また、放熱部5の上部カバー23に取り付けられる前記操作盤25は、運転スイッチと、温度等を表示する表示器と、火力を上昇させる上昇スイッチ及び火力を下降させる下降スイッチ等(いずれも図示せず)が設けられている。そして、この操作盤25に接続される配線あるいは上部カバー23内のファン24の配線は、前記3本の支柱20の所定の支柱20内を下方に通過して引き出され、バーナ部3を燃料タンク2上に取り付けるための前記バーナ取付板11に配置された制御基板に電気的に接続されている。これにより、配線が外部から視認されないようになっている。
そして、この放熱部5は、その下端フランジ21を前記燃料タンク2の外周フランジ2c上に固定されたアーム15の2本の角パイプ16の水平部16a上に載置し、下端フランジ21に設けた取付孔21a(図2参照)から固定ネジを両角パイプ16の水平部16aに設けた各ネジ孔19にねじ込むことにより、放熱部5がアーム15に固定されて、その重量が全てアーム15に荷重として加わるようになっている。
次に、このように構成されたヒータ1の組付作業及びメンナンス作業の一例について説明する。まず、ヒータ1の組み付けは、例えばキャスタ9や脚パイプ8が固定された燃料タンク2の上面にバーナ部3を固定すると共に、梁状に組み立てられたアーム15を固定し、このアーム15上に放熱部5を載置して固定する。そして、放熱部5を固定した状態で、本体カバー4の放熱部貫通孔12を放熱部5に上方から貫通させて、本体カバー4で燃料タンク2上面とバーナ部3を覆い、該本体カバー4に設けた取付孔28からアーム15のネジ孔13に固定ネジをねじ込む。
これにより、本体カバー4が燃料タンク2の上面側でバーナ部3の周囲を覆う状態で固定されると共に、本体カバー4がアーム15の外側に位置することから、放熱部5とアーム15の固定ネジ等が隠された状態で本体カバー4が燃料タンク2上に取り付けられる。つまり、前記ヒータ1は、燃料タンク2、バーナ部3、アーム15及び放熱部5を予め組み立てておくことで、4つの部材を組み付けた後に、本体カバー4を取り付けることで組み付けできることになる。
一方、例えばバーナ部3の燃料ポンプが故障等して修理する場合は、先ず、本体カバー4のアーム15に対する固定ネジを外して、本体カバー4の放熱部貫通孔12を利用して上方に移動させつつ持ち上げ、本体カバー4を放熱部5から取り外す。この本体カバー4の取り外しにより、バーナ部3が外部に露出した状態となり、燃料ポンプ等の点検や交換等を簡単に行うことができる。この時、バーナ部3と放熱部5は組み付けたままの状態に維持されており、メンテナンス作業が本体カバー4の着脱操作のみによって簡単かつ的確に行えることになる。
このように、上記実施形態のヒータ1にあっては、放射体22等を有する放熱部5が燃料タンク2の外周フランジ2c上に固定された梁状のアーム15に支持、すなわち従来のように本体カバーに支持されていないため、放射体22や支柱20、上部カバー23、ファン24等からなる放熱部5の全重量を梁状のアーム15を介して燃料タンク2の外周フランジ2cで支持することができる。その結果、放熱部5の支持強度を十分に高めてその支持状態を安定させることができると共に、ヒータ1運転時の赤外線輻射熱の放射状態を安定させることができる。特に、燃料タンク2の外周フランジ部2cが、タンク本体2aと蓋体2bの二重構造の溶接となっているため、外周フランジ2cの剛性がアップし、アーム15を介する放熱部5の支持強度を一層高めることが可能となる。
また、アーム15が2本のアーチ状の角パイプ16の端部をL字材17で連結することにより梁状に形成されているため、アーム15の構成を簡略化して安価に形成することができると共に、2本の角パイプ16の水平部16a上に放熱部5の下端フランジ21が所定幅の面接触状態で載置固定されると共に、L字材17が燃料タンク2の外周フランジ2cの上面に所定幅の面接触状態で固定されるため、アーム15自体を燃料タンク2に強固に固定できて、放熱部5の燃料タンク2に対する支持状態を一層安定させることができる。
さらに、2本の角パイプ16の水平部16a上に、所定幅のリング状の下端フランジ21を載置して固定ネジをねじ込むことにより放熱部5がアーム15に固定されるため、放熱部5のアーム15への固定作業を簡単に行うことができる。また、本体カバー4が上面4aと側面4bとにより形成されて、上面4aに設けた放熱部貫通孔12を放熱部5に対して上下方向に貫通させて、固定ネジの締め付けや取り外しにより燃料タンク2上に着脱されるため、放熱部5をアーム15に固定した後に、本体カバー4をその放熱部貫通孔12を利用してアーム15に取り付けでき、本体カバー4の固定作業を容易に行うことができると共に、本体カバー4を放熱部5とは関係なく取り外すことができて、バーナ部3等のメンテナンス作業を極めて簡単に行うことが可能となる。
また、バーナ部3を覆う本体カバー4が、放熱部貫通孔12のみを有して燃料タンク2上面とバーナ部3を覆うと共に、装着した際にアーム15の外側に位置するため、装着された本体カバー4によって放熱部5固定用ネジ等の外部への露出を防いで、ヒータ1の外観デザインの自由度を高め、その意匠性の向上を図ることができる。またさらに、放熱部5の上部カバー23にファン24が内蔵されると共に操作盤25が設けられ、これらの配線が放熱部5の支柱20内に配置されているため、配線を支柱20内に隠すことができて、ヒータ1の外観デザインの自由度を一層高めることができると共に、上部に配置した操作盤25によりヒータ1自体の操作性を向上させることができる。
また、燃料タンク2の外周フランジ2cの裏面に、床面に設置される設置部8bと移動時の把手部8cを有する脚パイプ8が固定されると共に、反把手部8c側にキャスタ9が回転可能に設けられているため、ヒータ1自体を移動可能に構成できて、所望位置への移動設置が簡単に行えると共に、移動式のヒータ1であっても、アーム15により放熱部5を強固に支持して長期に亘り安定使用可能なヒータ1の提供が可能となる。
なお、上記実施形態においては、放熱部5を支持するアーム15を、アーチ状の2本の角パイプ16とL字材17とで平面視長方形状に形成したが、本発明はこれに限定されず、全て角パイプ16やL字材17で形成する等、他の適宜の部材を使用して適宜の形状に形成することができる。また、上記実施形態における、放熱部5の支柱20の本数や放射体22の形態等の全体構造、バーナ本体や燃料タンク2の形態等も一例であって、例えばバーナ本体としてガンタイプバーナを使用する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜に変更することができる。
本発明は、キャスタと脚パイプにより移動可能に構成された赤外線輻射ヒータに限らず、例えば固定脚によって所定位置に設置される固定式の赤外線輻射ヒータにも適用できる。
1・・・赤外線輻射ヒータ、2・・・燃料タンク、2c・・・外周フランジ、3・・・バーナ部、4・・・本体カバー、4a・・・上面、4b・・・側面、5・・・放熱部、8・・・脚パイプ、9・・・キャスタ、10・・・ロータリーバーナ、12・・・放熱部貫通孔、15・・・アーム、16・・・角パイプ、16a・・・水平部、16b・・・垂直部、17・・・L字材、20・・・支柱、21・・・下端フランジ、22・・・放射体、23・・・上部カバー、24・・・ファン、25・・・操作盤、26・・・補強板、27b・・・安全ガイド。
Claims (5)
- 扁平形状の燃料タンクと、該燃料タンクの上面に配置されてバーナ部を覆う本体カバーと、該本体カバーの上面でバーナ部上方に配置された赤外線の輻射熱を放射可能な放熱部と、を備えた赤外線輻射ヒータにおいて、
前記放熱部は、燃料タンクの外周部に固定された梁状のアームに支持されていることを特徴とする赤外線輻射ヒータ。 - 前記アームは、2本のアーチ状の角パイプの端部をL字材で連結することにより梁状に形成され、2本の角パイプ上に放熱部が載置固定されると共にL字材が燃料タンクの外周フランジの上面に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線輻射ヒータ。
- 前記本体カバーは、上面と周囲側面とにより形成されて、上面に設けた放熱部貫通孔を放熱部に対して上下方向に貫通させることにより、燃料タンク上に着脱されることを特徴とする請求項1または2に記載の赤外線輻射ヒータ。
- 前記燃料タンクは、その外周フランジの裏面に、床面に設置される設置部と移動時の把手部を有する脚パイプが固定されると共に、反把手部側にキャスタが回転可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の赤外線輻射ヒータ。
- 前記放熱部は、その上部にファンが配置されると共に操作盤が設けられ、これらの配線が放熱部の支柱内に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の赤外線輻射ヒータ。
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