JP2007039083A - 飲料注出装置のディスペンスヘッド - Google Patents

飲料注出装置のディスペンスヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP2007039083A
JP2007039083A JP2005225741A JP2005225741A JP2007039083A JP 2007039083 A JP2007039083 A JP 2007039083A JP 2005225741 A JP2005225741 A JP 2005225741A JP 2005225741 A JP2005225741 A JP 2005225741A JP 2007039083 A JP2007039083 A JP 2007039083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
head
gas
gas flow
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005225741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4275117B2 (ja
Inventor
Tsuyoshi Sone
剛志 曽根
Koichi Matsuda
晃一 松田
Akihiro Shintaku
章弘 新宅
Akira Uchiyama
昭 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IBUKI KOGYO KK
Kirin Brewery Co Ltd
Harada Sangyo Co Ltd
Original Assignee
IBUKI KOGYO KK
Kirin Brewery Co Ltd
Harada Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IBUKI KOGYO KK, Kirin Brewery Co Ltd, Harada Sangyo Co Ltd filed Critical IBUKI KOGYO KK
Priority to JP2005225741A priority Critical patent/JP4275117B2/ja
Publication of JP2007039083A publication Critical patent/JP2007039083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4275117B2 publication Critical patent/JP4275117B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

【課題】 飲料容器のスピアバルブを閉じた状態でガス導入口から飲料流路まで洗浄液等を送り込むことができるディスペンスヘッドを提供する。
【解決手段】 ヘッド内ガス流路12を有するヘッド本体10と、メインシールパッキン105を押し込んでヘッド内ガス流路12とバルブ内ガス流路107とを連通させる開放位置とメインシールパッキン105の押し込みを解除する閉鎖位置との間で移動可能なプランジャ20と、プランジャ20を開放位置と閉鎖位置との間で操作するシリンダ装置30とをディスペンスヘッド1に設ける。閉鎖位置でもヘッド内ガス流路12と洗浄用導入口14との連通状態を維持されるようにプランジャ20を設けるとともに、閉鎖位置にてプランジャ20の端面20aをメインシールパッキン105から離してプランジャ20の飲料流路21をヘッド内ガス流路12と連通させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビール樽等の飲料容器から飲料を取り出すための飲料注出装置に設けられるディスペンスヘッドに関する。
ビール樽等の飲料容器から飲料を取り出すための飲料注出装置として、飲料容器の口金部にディスペンスヘッドを装着し、そのディスペンスヘッドから飲料容器内に注出用のガス(一例として炭酸ガス)を送り込み、そのガスによって押し出される飲料をディスペンスヘッドから取り出して冷却用のディスペンサに導入する装置が知られている。
ディスペンスヘッドは、スピアバルブのメインシールパッキンを覆うようにして口金部に装着されるヘッド本体と、スピアバルブのメインシールパッキンを押し込めるようにしてヘッド本体に内蔵されたプランジャとを備えている。プランジャにてメインシールパッキンを押し込むと、そのメインシールパッキンがスピアバルブのシール面から離れ、それによりヘッド本体内のガス流路がスピアバルブ内のガス流路と連通し、そのガス流路に送り込まれた注出用のガスが飲料容器に流入する。プランジャの内部には飲料流路が設けられており、その飲料流路はプランジャのメインシールパッキンとの対向面に開口している。メインシールパッキンが押し込まれることにより、スピアバルブの中心部の飲料注出管がメインシールパッキンから突出し、その突出部分がプランジャの飲料流路の開口部と接続される。これにより、ガスの導入に伴って押し出される飲料が飲料注出管から飲料流路に導かれ、さらには飲料流路からディスペンサへ送られる。プランジャを引き上げるとメインシールパッキンがスピアバルブのシール面と接してヘッド本体のガス流路とスピアバルブ内のガス流路との接続が絶たれ、これにより飲料容器内へのガスの導入が阻止される。
上述した飲料注出装置では、ディスペンスヘッドからディスペンサの注出口まで延びる飲料注出経路を定期的に洗浄する必要がある。従来、この種の洗浄作業はディスペンスヘッドを飲料容器から取り外して洗浄液のタンクに付け替え、ディスペンスヘッド内のガス流路にガスを送り込んで飲料流路に洗浄液を導入することによって行われている。しかし、このような手順ではディスペンスヘッドの付け替え作業が必要で手間がかかる。そこで、ディスペンスヘッド内に、ガス流路を飲料容器と接続する開放位置と、ガス流路と飲料容器との間の連通を遮断する一方でガス流路と飲料流路とを接続する閉鎖位置との間で切り替え可能な電磁弁を組み込み、電磁弁を閉鎖位置に切り替えた状態でヘッド内のガス流路に洗浄液を導入し、その洗浄液を飲料流路からディスペンサまで送り込んで飲料注出経路を洗浄し、しかる後、ヘッド内のガス流路にガスを導入して洗浄液を飲料注出経路から排出する機能を備えた飲料注出装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、プランジャの切り替え操作の手間を軽減すべく、注出用のガスの圧力を利用して作動するシリンダ装置をヘッド本体に組み込み、そのシリンダ装置によりプランジャを切り替え操作するディスペンスヘッドも提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開平7−89594号公報 特許第3394196号公報
ところで、特許文献2にも見られるように、一般的なディスペンスヘッドでは、閉鎖位置でもプランジャがスピアバルブのメインシールパッキンと接してプランジャの飲料流路が閉じられている。そのため、ヘッド内のガス流路に洗浄液を送り込んでもプランジャ内の飲料流路まで洗浄液を導くことができない。特許文献1はディスペンスヘッド内に電磁弁を設ける構成を開示するのみであり、ヘッド内のガス流路と飲料流路とを接続してガス流路から飲料容器まで洗浄液を導くための具体的構成は何ら開示されていない。
そこで、本発明は、飲料容器のスピアバルブを閉じた状態でガス流路から飲料流路へ洗浄液を送り込むために好適な構成を備えたディスペンスヘッドを提供することを目的とする。
本発明は、飲料容器(100)の口金部(101)に装着され、該口金部に設けられたスピアバルブ(102)のメインシールパッキン(105)を操作して前記口金部を開閉する飲料注出装置のディスペンスヘッド(1)であって、前記メインシールパッキンを覆うようにして前記口金部に装着可能であり、前記メインシールパッキンに向かって開口するヘッド内ガス流路(12)と、該ヘッド内ガス流路に連通する洗浄用導入口(14、14C)とを有するヘッド本体(10)と、前記ヘッド内ガス流路を貫いて前記メインシールパッキンを押し込むように延びて前記ヘッド内ガス流路と前記スピアバルブのバルブ内ガス流路(107)とを連通させる開放位置(図2又は図6の位置)と、前記メインシールパッキンから離れて前記ヘッド内ガス流路と前記バルブ内ガス流路との連通を遮断する閉鎖位置(図1又は図5の位置)との間で移動可能かつ前記閉鎖位置では前記ヘッド内ガス流路と前記洗浄用導入口との連通状態を維持するようにして前記ヘッド本体に装着されるとともに、内部には飲料流路(21)が設けられ、前記飲料流路は、前記開放位置にて前記メインシールパッキンの内側に配置された前記スピアバルブの飲料注出管と連通し、前記閉鎖位置では前記ヘッド内ガス流路と連通するように前記メインシールパッキンとの対向面(20a)に開口するプランジャ(20)と、前記プランジャを前記開放位置と前記閉鎖位置との間で操作するプランジャ操作手段(30)とを備えたディスペンスヘッドにより、上述した課題を解決する。
本発明のディスペンスヘッドによれば、プランジャを開放位置へ移動させてスピアバルブのメインシールパッキンを押し込むことにより、ヘッド内ガス流路とスピアバルブのバルブ内ガス流路とを連通させるとともに飲料注出管とプランジャの飲料流路とを連通させ、それによりヘッド内ガス流路に導かれるガスを飲料容器内に送り込むとともに、ガスによって押し出される飲料をスピアバルブの飲料注出管からプランジャの飲料流路へと取り出すことができる。一方、プランジャを閉鎖位置へ移動させた場合にはプランジャがメインシールパッキンから離れるので、ヘッド本体のヘッド内ガス流路とスピアバルブのバルブ内ガス流路との間がメインシールパッキンによって遮断され、かつスピアバルブの飲料注出管がメインシールパッキンにて閉鎖される。閉鎖位置ではプランジャがメインシールパッキンから離れることによって飲料流路がヘッド内ガス流路に開口し、しかもそのヘッド内ガス流路と洗浄用導入口との連通がプランジャによって遮断されない。従って、洗浄用導入口から洗浄液を送り込むことにより、その洗浄液をヘッド内ガス流路から飲料流路に導入し、飲料注出経路の洗浄を行うことができる。洗浄液がヘッド内ガス流路を経由して飲料流路に送り込まれるので、スピアバルブ(メインシールパッキンを含む)のヘッド内ガス流路に臨む天面を洗浄液と接触させて洗浄することができる。さらに、洗浄液の導入後にヘッド内ガス流路にガスを送り込むことにより、ヘッド内流路、スピアバルブの天面、飲料流路等から洗浄液を排出することができる。
本発明の一形態において、前記洗浄用導入口の軸線(AX、AX2)が前記プランジャの中心線(CL)に対して偏心していてもよい。この形態によれば、洗浄用導入口からヘッド内ガス流路に送り込まれる洗浄液にプランジャの中心線の周りの流れを与えることができる。このような流れを利用して洗浄効果を高めることができる。洗浄液を排出するために洗浄用導入口からヘッド内ガス流路にガスを導入した場合には、そのガスにも同様の流れを与えてヘッド内ガス流路等に残された洗浄液の飲料流路への排出効率を高めることもできる。
本発明の一形態においては、前記プランジャ操作手段として、前記プランジャが貫通するシリンダ室(32)を内部に有するとともに、前記シリンダ室と連通する接続口(35a、35b)を有するシリンダ本体(31)と、前記プランジャの外周と前記シリンダ室の内壁との間に配置されて前記プランジャと一体的に移動可能なピストン(33)とを備えたシリンダ装置(30)が設けられてもよい。
シリンダ装置を設けた形態によればオペレータがプランジャを手動にて切り替え操作する必要がなく、オペレータの負担を軽減することができる。飲料の注出時と洗浄作業時とでプランジャの位置を自動的に切り替えるように装置を構成することも容易に行える。シリンダ室を貫くプランジャの外周にピストンを設けているため、ピストンの動作をプランジャに伝達するための構成が簡素化され、ピストンの動作をプランジャへ効率よく伝達することができる。
シリンダ装置にてプランジャを操作する形態においては、さらに、前記ヘッド内ガス流路に注出用のガスを供給するためのガス供給源からのガスの圧力で作動するように前記シリンダ装置が構成され、かつ、前記ヘッド本体の前記洗浄用導入口と前記シリンダ本体の前記接続口のそれぞれは互いに独立した経路を介して前記ヘッド内ガス流路及び前記シリンダ室に連通していてもよい。
この形態によれば、注出用のガスの供給源からの圧力を利用してシリンダ装置を駆動することができるので、シリンダ装置用に新たに圧力供給源を設ける必要がない。しかも、ヘッド本体の洗浄用導入口と、シリンダ装置の接続口とが互いに独立した経路を介してヘッド内ガス流路及びシリンダ室に連通しているので、洗浄用導入口には洗浄液を導入する一方で、シリンダ室にはガスを導入するといった使い分けが可能となる。
本発明の一形態において、前記ヘッド本体には前記プランジャが前記閉鎖位置にあるときに前記ヘッド内ガス流路と連通する排出口(17)が設けられ、前記排出口には前記ヘッド内ガス流路の最高圧力を制限するリリーフ弁(18)が接続されてもよい。この形態によれば、リリーフ弁の圧力を飲料注出時にヘッド内ガス流路に導入されるガス圧よりも大きくかつスピアバルブを押し下げるために必要なガス圧よりも小さく設定しておくことにより、飲料注出時には排出口をリリーフ弁で閉じてガス漏れを抑える一方で、洗浄作業においては、洗浄液の導入による洗浄に続いて、飲料注出経路の抽出口を閉じる等して飲料注出経路を閉鎖しかつリリーフ弁の設定圧よりも高圧のガスをヘッド内ガス流路に導入することにより、ヘッド内ガス流路に残留する洗浄液の残液、あるいは液滴を排出口からリリーフ弁を介してヘッド外へ排出することができる。これにより、洗浄液の排出のために導入したガスと洗浄液の液滴とが注出口から吹き出す現象を防止することができる。
本発明の一形態において、前記プランジャの前記メインシールパッキンと対向する端部には、内径が前記飲料注出管よりも大きくかつ外径が前記スピアバルブの外径よりも小さい円筒状の操作部(22)が設けられ、前記洗浄用導入口は前記操作部の外周を取り囲む前記ヘッド内ガス流路の内壁に開口してもよい。この形態によれば、洗浄液を洗浄用導入口からメインシールパッキンの天面近傍に効率よく導入して洗浄効果を高めることができる。
本発明の一形態において、前記ヘッド内ガス流路を介して前記飲料容器内に注出用のガスを送るためのガス導入口(14)と前記洗浄用導入口とが兼用されてもよい。この場合には、ガス導入口からヘッド内ガス流路に至る経路も洗浄液にて洗浄することができる。あるいは、前記ヘッド内ガス流路を介して前記飲料容器内に注出用のガスを送るためのガス導入口(14B)と前記洗浄用導入口(14C)とが互いに分けて設けられてもよい。この場合にはガス導入口に洗浄液を送り込む必要がないので、そのガス導入口に接続される配管を洗浄液の導入経路から明確に分離することができる。さらに、ガス導入口と洗浄用導入口とを分ける場合において、前記ヘッド内ガス流路と前記ガス導入口との間には、前記プランジャが前記閉鎖位置にあるときに前記ヘッド内ガス流路から前記ガス導入口へ向かう方向の流体の流れを阻止するガス導入口閉鎖弁(15b)がさらに設けられてもよい。この構成によれば、洗浄用導入口からヘッド内ガス流路に送り込まれた洗浄液が、ガス導入口あるいはそのガス導入口に接続されるガス供給用の配管へ逆流するおそれを排除することができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明によれば、ヘッド本体内のプランジャが閉鎖位置にあるときに、そのプランジャがメインシールパッキンから離れて内部の飲料流路がヘッド内ガス流路に連通し、しかも、洗浄用導入口とヘッド内ガス流路との連通状態が閉鎖位置のプランジャによって遮断されないようにしたので、スピアバルブのバルブ内ガス流路及び飲料注出管のいずれをも閉じた状態で洗浄用導入口から飲料流路へ洗浄液を送り込んでヘッド内ガス流路、そのヘッド内ガス流路に臨むスピアバルブの天面、さらには飲料注出経路を洗浄することができる。
図1は本発明の一形態に係るディスペンスヘッドの飲料注出時における内部構成を示し、図2はそのディスペンスヘッドの洗浄時における内部構成を示している。なお、一部の構成要素に関しては、中心線CLよりも右側において外観を、左側において断面をそれぞれ示している。ディスペンスヘッド1は、飲料容器としてのビール樽100の口金部101に装着される。口金部101にはスピアバルブ102が設けられており、以下ではまずスピアバルブ102の構成を説明する。
スピアバルブ102はビール樽100の開口部100aにねじ込まれるバルブケース103と、上端部がバルブケース103の中心部に挿通された飲料注出管104と、飲料注出管104の上端外周に嵌め合わされるメインシールパッキン105と、そのメインシールパッキン105をバルブケース103のフランジ103aの内周の弁座103bに押し当てるコイルばね106とを有している。図1に示すように、メインシールパッキン105が弁座103bに押し付けられた状態ではバルブケース103内のガス流路(バルブ内ガス流路)107がビール樽100の外部に対して閉鎖され、かつ、飲料注出管104の上端の開口104aもメインシールパッキン105にて閉鎖される。一方、図2に示すようにコイルばね106に抗してメインシールパッキン105を押し下げた場合にはメインシールパッキン105が弁座103bから離れてガス流路107がビール樽100の外部に開放され、かつ飲料注出管104の開口104aもメインシールパッキン105の上方に露出する。なお、ガス流路107はバルブケース103の下端の開口103cを介してビール樽100の内部空間と連通している。
次に、ディスペンスヘッド1の構成を説明する。ディスペンスヘッド1は、メインシールパッキン105を覆うハウジング状に形成されたヘッド本体10と、そのヘッド本体10に装着されたプランジャ20と、そのプランジャ20を操作するシリンダ装置(プランジャ操作手段)30とを備えている。ヘッド本体10の下端外周には嵌合部11が設けられている。その嵌合部11をスピアバルブ102のフランジ103aの外周と噛み合わせることにより、ヘッド本体10が口金部101に装着される。ヘッド本体10の内部にはメインシールパッキン105に向かって開口するチャンバ状のガス流路(ヘッド内ガス流路)12が設けられている。ガス流路12にはシールリング13が取り付けられている。
ヘッド本体10をスピアバルブ102に取り付けた状態でシールリング13はスピアバルブ102のフランジ103aと全周に亘って密着し、それによりガス流路12の外周が密封される。ヘッド本体10の外周にはガス流路12と連通するガス導入口14が設けられている。ガス導入口14はガス流路12に注出用のガス(例えば炭酸ガス)を送り込むためのものであるが、ディスペンスヘッド1内に洗浄液を送り込むための洗浄用導入口としても兼用される。ガス導入口14の内部には、ガス導入口14からのガス又は洗浄液の排出を阻止するための逆止弁15aを備えたホース接続具15が取り付けられている。図3に示すように、ガス導入口14はその軸線AXがプランジャ20の中心線CLに対して所定量δだけ偏心している。なお、プランジャ20の中心線CLはスピアバルブ102の飲料注出管104の中心線と一致する。
図1及び図2に示すように、プランジャ20はヘッド本体10の上部隔壁10aを中心線CLの方向に貫くように、かつその中心線CLに沿って図1に示す閉鎖位置と図2に示す開放位置との間で移動できるようにしてヘッド本体10に装着されている。なお、ヘッド本体10の上部隔壁10aにはプランジャ20の貫通部分をシールするためのOリング16が設けられている。
プランジャ20は、その中心線CLを貫く飲料流路21が内部に設けられた中空部材として構成されている。プランジャ20の下端部はガス流路12に突出し、その下端部にはメインシールパッキン105を操作するための円筒状の操作部22が形成されている。操作部22の外径は、メインシールパッキン105の内径よりも大きくかつメインシールパッキン105の外径よりも小さく設定されている。操作部22の内径は飲料注出管104の上端部の外径よりも大きく、その操作部22の内部空間は飲料流路21の一部を構成する。言い換えれば、操作部22の内周において、飲料流路21は飲料注出管104の上端部よりも大径の接続部21aを有し、その接続部21aは操作部22の下端面(メインシールパッキン105との対向面)20aに開口する。ヘッド本体10のガス導入口14はその操作部22の外周を取り囲むヘッド内ガス流路12の内壁に開口している。
図1の閉鎖位置においてプランジャ20の下端面20aはメインシールパッキン105から離れており、これにより飲料流路21はガス流路12に連通する。操作部22の上端外周にはフランジ23が設けられている。図2に示すように、フランジ23はシールリング13の内周と接触し得る外径を有している。フランジ23にはガスを通過させるための複数の小孔23aが形成されている。シールリング13と操作部22との間には隙間が設けられ、また、フランジ23は閉鎖位置にてシールリング13の上方に離れている。従って、プランジャ20が閉鎖位置にあるときもガス導入口14とガス流路12との連通状態が維持される。換言すれば、プランジャ20はガス導入口14とガス流路12との間を遮断しないように設けられている。一方、図2の開放位置において、プランジャ20はガス流路12を貫いてメインシールパッキン105を押し込むように延びる。この状態ではプランジャ20の操作部22が全周に亘ってメインシールパッキン105と連通し、操作部22の外周側においてガス流路12がスピアバルブ102のガス流路107と連通する。一方、操作部22の内周側では飲料流路21の接続部21aに飲料注出管104が入り込み、その飲料注出管104の開口104aを介して飲料流路21と飲料注出管104の内部とが連通する。
プランジャ20の飲料流路21の途中には絞り部21bが設けられ、飲料流路21の上端には不図示のビールホースを接続するための接続具24が設けられている。絞り部21bと接続具24との間には球状の弁体25が設けられている。弁体25はその上下の圧力差に応じて飲料流路21内を移動可能することにより、飲料流路21を上昇する方向のビール等の流れを許容し、飲料流路21を下降する方向のビール等の流れを阻止する。図1は弁体25が絞り部21bを塞いだ状態を、図2は弁体25が絞り部21bから離れて接続具24まで上昇した状態をそれぞれ示している。なお、図2の状態では飲料流路21のビールが接続具24を介してビールホースへ導かれる。
シリンダ装置30は、シリンダ本体31とそのシリンダ本体31の内部のシリンダ室32に収容されるピストン33とを備えている。シリンダ本体31は、円筒状のハウジング31aと、エンドキャップ31bとを組み合わせて構成される。プランジャ20はシリンダ本体31を貫いて延びている。なお、シリンダ本体31の少なくとも一部がヘッド本体10と一体に形成されてもよい。
ピストン33は、プランジャ20の外周に同軸的に嵌め合わされるスリーブ33aと、そのスリーブ33aの外周に設けられてシリンダ室32を中心線CLの方向に二つの作動室32a、32bに区分する円盤状のピストン本体33bとを有している。スリーブ33aはプランジャ20に対して圧入、焼き嵌め等の固定方法を利用してプランジャ20と一体に移動可能に設けられている。シリンダ本体31のハウジング31aには、シリンダ室32の作動室32a、32bのそれぞれに圧力を導入し、又は作動室32a、32bから圧力を排出するための接続口35a、35bが設けられている。これらの接続口35a、35bは、ヘッド本体10のガス導入口14からガス流路12に至る経路とは独立した経路を介して作動室32a、32bとそれぞれ連通する。
シリンダ装置30において、下部の作動室32aに圧力を導入する一方で上部の作動室32bから圧力を排出することによりピストン33は図1に示す上死点まで移動し、これによりプランジャ20が閉鎖位置に保持される。反対に、上部の作動室32bに圧力を導入する一方で下部の作動室32aから圧力を排出することによりピストン33は図2に示す下死点まで移動し、これによりプランジャ20が開放位置に移動する。接続口35a、35bは、ガス導入口14に接続されるべき不図示のガス供給源(ガスボンベ)と接続されることにより、そのガス供給源からのガス圧力で作動する。シリンダ室32の内径は、上部の作動室32bに導かれるガス圧により、メインシールパッキン105を押し込むために必要な力がプランジャ20に加えられるように定められている。なお、接続口35a、35bとガス供給源との接続経路は、ガス供給源とガス導入口14との接続経路とは分けて設けられる。また、シリンダ室32を適宜にシールするため、シリンダ本体31及びピストン33にはOリング36a〜36dが設けられている。シリンダ装置30に導くガス圧はヘッド本体10のガス導入口14に導くガスの圧力と一致させてもよいが、必要に応じて減圧又は増圧してもよい。
以上の構成のディスペンスヘッド1においては、シリンダ装置30の接続口35bにガス圧を導入してプランジャ20を開放位置に移動させることにより、プランジャ20の操作部22にてメインシールパッキン105を押し込み、それによりヘッド本体10のガス流路12とスピアバルブ102のガス流路107とを連通させるとともに、プランジャ20の飲料流路21をスピアバルブ102の飲料注出管104と連通させることができる。この状態でガス導入口14からガスを送り込むことによりビール樽100に収容されたビールを飲料注出管104から飲料流路21に押し出し、そのビールを飲料流路21からビールホースを介してディスペンサに送り込むことができる。一方、シリンダ装置30の接続口35aにガス圧を導入してプランジャ20を閉鎖位置に移動させることにより、メインシールパッキン105の押し込みを解除してスピアバルブ102を閉じることができる。
閉鎖位置においては、プランジャ20の下端面20aがメインシールパッキン105から離れて飲料流路21がガス流路12に連通し、かつガス導入口14とガス流路12との連通状態が維持されている。従って、ガス導入口14から洗浄液として水又は薬液を送り込むことにより、その洗浄液を飲料流路21に導入し、さらには飲料流路21からビールホース及びディスペンサの内部流路を経てディスペンサの注出口まで送ることができる。また、洗浄液の導入後にガス導入口14からガスを送り込むことにより、飲料注出経路内の洗浄液を押し出すことができる。従って、ディスペンスヘッド1の付け替え作業を行うことなく、飲料注出経路、及びスピアバルブ102の天面の洗浄作業を行うことができる。
上記のディスペンスヘッド1によれば、ガス導入口14の軸線AXがプランジャ20の中心線CLに対して偏心しているので、ガス導入口14から導入される洗浄液又はガスに、プランジャ20の操作部22を周回するような流れを与えることができる。これにより、洗浄液によるガス流路12あるいはスピアバルブ102の天面の洗浄効果を高め、また、ガス流路12に残留する洗浄液をその後に導入されるガスにより飲料流路21へ効率よく排出することができる。しかも、ガス導入口14がプランジャ20の操作部22の外周を取り囲むヘッド内ガス流路12の内壁に開口しているので、操作部22よりも上方にてガス導入口14を開口させた場合と比較して、ガス導入口14からスピアバルブ102の天面までの洗浄液の導入経路が短くなり、洗浄液を効率よくスピアバルブ102の天面近傍まで導いて洗浄効果を高めることができる。洗浄液を排出するためのガスに関しても同様の作用効果がある。さらに、上記のディスペンスヘッド1によれば、プランジャ20をシリンダ装置30にて駆動するため、オペレータが手動にてプランジャ20を切り替え操作する必要がなく、オペレータの負担が軽減される。しかも、プランジャ20とピストン33とが直結されているので部品点数が少なくて構成が簡素化され、かつ、ピストン33の動作をプランジャ20へ効率よく伝達することができる。プランジャ20を開放位置と閉鎖位置との間で自動的に切り替えるように飲料注出装置を構成することも容易に行える。さらに、ガス導入口14からガス流路12に至る経路と、シリンダ装置30の接続口35a、35bからシリンダ室32に至る経路が互いに独立しているため、ガス導入口14から洗浄液を導入する一方で、シリンダ室32にはガスを送り込んでプランジャ20を閉鎖位置に保持しておくことができる。
図4はディスペンスヘッド1の変形例を示す。この例では、ヘッド本体10にガス流路12へ連通する排出口17が設けられ、その排出口17にリリーフ弁18及びサイレンサ19が接続されている。排出口17は、プランジャ20が閉鎖位置にあるときでもガス流路12と連通する位置に設けられる。リリーフ弁18はガス流路12の圧力が所定の設定圧力を超えたときに排出口17を開いてガス流路12の圧力を外部に開放する。リリーフ弁18の設定圧力は、飲料注出時にヘッド内ガス流路12に導入されるガス圧よりも高くかつメインシールパッキン105を押し下げるために必要なガス圧よりも小さく設定されている。従って、飲料注出時にヘッド内ガス流路12に導入されるガスが排出口17から漏れるおそれはない。その一方、ヘッド内ガス流路12に導入されたガスを排出する際には、ディスペンサの注出口を閉じる等の手段によってプランジャ20の飲料流路21から外部へ圧力が漏れないように飲料注出経路を閉鎖し、その状態でガス導入口14から飲料注出時よりも高圧のガスをヘッド内ガス流路12に導入することにより、洗浄液の残液あるいは液滴を排出口17からリリーフ弁18を介してヘッド外へ排出することができる。このような作業を行えば、ディスペンサの注出口からガスと洗浄液の液滴とが混ざり合って吹き出すおそれがない。なお、洗浄作業中のガス流路12の圧力でスピアバルブ102が開くおそれもなく、ビール樽100への洗浄液、あるいは洗浄液排出用のガスの侵入を確実に防止することができる。
図5〜図7はディスペンスヘッド1の他の形態を示す。この形態では、ガス流路12を介してビール樽100に注出用のガスを導入するためのガス導入口14Bと、ガス流路12に洗浄液を導入するための洗浄用導入口14Cとが互いに分けてヘッド本体10に設けられている。プランジャ20の軸線方向に関してガス導入口14Bと洗浄用導入口14Cとは同一位置にある。図7に示したように、ガス導入口14Bはその軸線AX1がプランジャ20の中心線CLに対して一方の側に偏心するように設けられ、洗浄用導入口14Cはその軸線AX2がプランジャ20の中心線CLに対して他方の側に偏心するように設けられている。ガス導入口14B及び洗浄用導入口14Cのそれぞれには、図1及び図2に示したホース接続具15と同様に、逆止弁15b、15cをそれぞれ備えたホース接続具15B、15Cが接続される。ガス導入口14Bに接続されたホース接続具15Bの逆止弁15bはガス流路12からガス導入口14Bへ向かう方向の流体の流れを阻止するガス導入口閉鎖弁として機能する。
また、シリンダ装置30には、プランジャ20の閉鎖位置(図5の位置)への移動を検出するためのセンサ37がブラケット38を介して取り付けられている。センサ37としては例えば近接スイッチを用いることができる。なお、ガス流路12の下端には図1及び図2に示したシールリング13が装着され、プランジャ20の内部には弁体25が装着されるが、それらの図示は省略した。その余の構成は図4に示したディスペンスヘッド1と同様であり、説明を省略する。図5に示す閉鎖位置においてプランジャ20の下端面20aがメインシールパッキン105から離れ、図6に示す開放位置においてプランジャ20の下端面20aがメインシールパッキン105と接してこれが押し込まれる点は図1及び図2の形態と同様である。
図5〜図7のディスペンスヘッド1においては、ガス導入口14Bから注出用ガスを導入しつつ、プランジャ20を開放位置へ移動させることによりビール樽100内にガスを送り込んで飲料を注出することができる。一方、プランジャ20を閉鎖位置に切り替えて洗浄用導入口14Cからガス流路12に洗浄液を送り込むことにより飲料流路21に洗浄液を導入して飲料注出経路を洗浄することができる。洗浄終了後は洗浄用導入口14C又はガス導入口14Bからガス流路12にガスを送り込むことにより、飲料注出経路から洗浄液を排出することができる。この形態によれば、洗浄液を送り込むためのホース等の配管をガス導入口14Bに接続する必要がないので、ガス導入口14Bに接続される配管を洗浄用導入口14Cに接続される配管から明確に分離することができる。しかも、逆止弁15bが設けられていることにより、ヘッド内のガス流路12に導入された洗浄液がガス導入口14Bからガス導入用の配管内に逆流するおそれもない。
本発明は上述した形態に限定されることなく種々の形態にて実施してよい。例えば、シリンダ装置30は、ピストン33の両側の作動室32a、32bにガス圧が選択的に導入される構成に限らず、いずれか一方の作動室32a又は32bのみにガス圧が導入され、他方の作動室32b又は32aには、ピストン33を付勢するばね等の弾性体が配置されたものでもよい。プランジャ操作手段はガス圧によって動作するシリンダ装置に限らず、油圧その他の液圧によって動作するシリンダ装置でもよい。さらに、ソレノイドコイルが発生する電磁力を利用してプランジャを駆動するようにプランジャ操作手段が構成されてもよいし、その他、各種のアクチュエータをプランジャ操作手段として利用してよい。また、オペレータによるプランジャの手動操作が許容される場合には、プランジャ操作手段としてハンドルその他の操作部材を利用した駆動機構を設けてもよい。
本発明の一形態に係るディスペンスヘッドをビール樽の口金部に装着した状態を示す断面図。 図1のディスペンスヘッドのプランジャによりスピアバルブを開いた様子を示す断面図。 図1のディスペンスヘッドの平面図。 図1のディスペンスヘッドにリリーフ弁を追加した変形例を示す図。 本発明の他の形態に係るディスペンスヘッドにおいて、プランジャが閉鎖位置にあるときの状態を示す断面図。 図5のディスペンスヘッドにおいてプランジャが開放位置に切り替えられたときの状態を示す断面図。 図5のVII−VII線に沿った断面図。
符号の説明
1 ディスペンスヘッド
10 ヘッド本体
12 ガス流路(ヘッド内ガス流路)
13 シールリング
14 ガス導入口(洗浄用導入口)
14B ガス導入口
14C 洗浄用導入口
15b 逆止弁(ガス導入口閉鎖弁)
17 排出口
18 リリーフ弁
20 プランジャ
20a プランジャの下端面
21 飲料流路
21a 接続部
22 操作部
30 シリンダ装置(プランジャ操作手段)
31 シリンダ本体
32 シリンダ室
32a、32b 作動室
33 ピストン
35a、35b 接続口
100 ビール樽(飲料容器)
101 口金部
102 スピアバルブ
103 バルブケース
104 飲料注出管
105 メインシールパッキン
106 コイルばね
107 ガス流路(バルブ内ガス流路)

Claims (9)

  1. 飲料容器の口金部に装着され、該口金部に設けられたスピアバルブのメインシールパッキンを操作して前記口金部を開閉する飲料注出装置のディスペンスヘッドであって、
    前記メインシールパッキンを覆うようにして前記口金部に装着可能であり、前記メインシールパッキンに向かって開口するヘッド内ガス流路と、該ヘッド内ガス流路に連通する洗浄用導入口とを有するヘッド本体と、
    前記ヘッド内ガス流路を貫いて前記メインシールパッキンを押し込むように延びて前記ヘッド内ガス流路と前記スピアバルブのバルブ内ガス流路とを連通させる開放位置と、前記メインシールパッキンから離れて前記ヘッド内ガス流路と前記バルブ内ガス流路との連通を遮断する閉鎖位置との間で移動可能かつ前記閉鎖位置では前記ヘッド内ガス流路と前記洗浄用導入口との連通状態を維持するようにして前記ヘッド本体に装着されるとともに、内部には飲料流路が設けられ、前記飲料流路は、前記開放位置にて前記メインシールパッキンの内側に配置された前記スピアバルブの飲料注出管と連通し、前記閉鎖位置では前記ヘッド内ガス流路と連通するように前記メインシールパッキンとの対向面に開口するプランジャと、
    前記プランジャを前記開放位置と前記閉鎖位置との間で操作するプランジャ操作手段と、を備えたことを特徴とする飲料注出装置のディスペンスヘッド。
  2. 前記洗浄用導入口の軸線が前記プランジャの中心線に対して偏心していることを特徴とする請求項1に記載のディスペンスヘッド。
  3. 前記プランジャ操作手段として、前記プランジャが貫通するシリンダ室を内部に有するとともに、前記シリンダ室と連通する接続口を有するシリンダ本体と、前記プランジャの外周と前記シリンダ室の内壁との間に配置されて前記プランジャと一体的に移動可能なピストンとを備えたシリンダ装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディスペンスヘッド。
  4. 前記ヘッド内ガス流路に注出用のガスを供給するためのガス供給源からのガスの圧力で作動するように前記シリンダ装置が構成され、かつ、前記洗浄用導入口と前記シリンダ本体の前記接続口のそれぞれは互いに独立した経路を介して前記ヘッド内ガス流路及び前記シリンダ室に連通していることを特徴とする請求項3に記載のディスペンスヘッド。
  5. 前記ヘッド本体には前記プランジャが前記閉鎖位置にあるときに前記ヘッド内ガス流路と連通する排出口が設けられ、前記排出口には前記ヘッド内ガス流路の最高圧力を制限するリリーフ弁が接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディスペンスヘッド。
  6. 前記プランジャの前記メインシールパッキンと対向する端部には、内径が前記飲料注出管よりも大きくかつ外径が前記スピアバルブの外径よりも小さい円筒状の操作部が設けられ、前記洗浄用導入口は前記操作部の外周を取り囲む前記ヘッド内ガス流路の内壁に開口していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のディスペンスヘッド。
  7. 前記ヘッド内ガス流路を介して前記飲料容器内に注出用のガスを送るためのガス導入口と前記洗浄用導入口とが兼用されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスペンスヘッド。
  8. 前記ヘッド内ガス流路を介して前記飲料容器内に注出用のガスを送るためのガス導入口と前記洗浄用導入口とが互いに分けて設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスペンスヘッド。
  9. 前記ヘッド内ガス流路と前記ガス導入口との間には、前記プランジャが前記閉鎖位置にあるときに前記ヘッド内ガス流路から前記ガス導入口へ向かう方向の流体の流れを阻止するガス導入口閉鎖弁が設けられていることを特徴とする請求項8に記載のディスペンスヘッド。
JP2005225741A 2005-08-03 2005-08-03 飲料注出装置のディスペンスヘッド Expired - Fee Related JP4275117B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005225741A JP4275117B2 (ja) 2005-08-03 2005-08-03 飲料注出装置のディスペンスヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005225741A JP4275117B2 (ja) 2005-08-03 2005-08-03 飲料注出装置のディスペンスヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007039083A true JP2007039083A (ja) 2007-02-15
JP4275117B2 JP4275117B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=37797429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005225741A Expired - Fee Related JP4275117B2 (ja) 2005-08-03 2005-08-03 飲料注出装置のディスペンスヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4275117B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116191A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置のディスペンスヘッド
JP2010116190A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置、飲料注出装置に組み込まれる交換ユニット、及び飲料注出用タップ
US9670049B2 (en) 2014-06-23 2017-06-06 Rehrig Pacific Company Plastic beer keg

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116191A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置のディスペンスヘッド
JP2010116190A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置、飲料注出装置に組み込まれる交換ユニット、及び飲料注出用タップ
US9670049B2 (en) 2014-06-23 2017-06-06 Rehrig Pacific Company Plastic beer keg

Also Published As

Publication number Publication date
JP4275117B2 (ja) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4227126B2 (ja) 飲料注出装置の洗浄システム
JP5412126B2 (ja) 泡ディスペンサー
KR20090024666A (ko) 음료용기와, 이 음료용기와 탭핑장치의 조립체
JP4275117B2 (ja) 飲料注出装置のディスペンスヘッド
CA1093035A (en) Liquid dispensing head and installation
JP5114366B2 (ja) 飲料注出装置のディスペンスヘッド
JP6449733B2 (ja) 飲料注出装置
JP2007015766A (ja) ディスペンスヘッドおよびそれを用いた発泡性飲料供給装置
JP2008189326A (ja) 飲料注出装置
US20160123474A1 (en) A pressurised container valve
JP2006151473A (ja) 充填バルブ
JP4822675B2 (ja) 統合圧力逃し弁を備えるマニホルド
JP4254642B2 (ja) 飲料ディスペンサ
US20220333700A1 (en) High-pressure fluid discharge device
JP7330882B2 (ja) ディスペンスヘッド及び飲料供給システム
JP3121929U (ja) ディスペンスヘッド
JP5161044B2 (ja) 飲料注出装置、飲料注出装置に組み込まれる交換ユニット、及び飲料注出用タップ
JP3112844U (ja) ディスペンスヘッド
JP2022507183A (ja) 泡制御付きビールタップ
JP2009057054A (ja) ディスペンスヘッド
JP3110486U (ja) ディスペンスヘッド
GB2145396A (en) Apparatus for dispensing pressurised liquid
KR102566986B1 (ko) 음료 공급기용 토출 유닛
JP4365632B2 (ja) 噴出ポンプ装置、および噴出器
GB2061874A (en) Dispensing liquids from containers

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071003

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090303

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees