JP2007037696A - 回転おろし歯ロール方式の食材擦りおろし器 - Google Patents
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Abstract
【課題】大根や人参、山芋などの食材を従来のおろし器で擦りおろす作業は、けがをする可能性がある上に重労働でもある。特に小片の食材を最後まで擦りおろす作業は危険も多い。又目詰まりを起こし作業効率の悪いこともある。軽い作業でより安全に衛生的に効率的に食材を擦りおろせる方法を提供する。
【解決手段】擦りおろされる側の食材は寧ろ固定し、円柱周面上に形成したおろし歯の方を食材に当てて回転運動させてやる方式にすれば、作業は基本的に回転盤又はハンドルを回転させる軽作業にできる。この場合、擦りおろされた食材は直ぐに重力と遠心力によりおろし歯から排除されるので、目詰まりを起こすこともない。食材投入方式や構造を工夫することにより、けがをすることもなくなる。
【選択図】図1
【解決手段】擦りおろされる側の食材は寧ろ固定し、円柱周面上に形成したおろし歯の方を食材に当てて回転運動させてやる方式にすれば、作業は基本的に回転盤又はハンドルを回転させる軽作業にできる。この場合、擦りおろされた食材は直ぐに重力と遠心力によりおろし歯から排除されるので、目詰まりを起こすこともない。食材投入方式や構造を工夫することにより、けがをすることもなくなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、大根、人参、長芋、生姜、りんごなどの野菜や果物を楽に安全に擦りおろす道具に関するものである。
大根、人参、長芋、大和芋、生姜、山葵、大蒜などは日本の食文化の中ではよく擦りおろして利用されるが、そのために利用される従来からの一般的な道具は、大きさや形状に多少の違いはあれ、基本的に平面内の多数の尖った凹凸(おろし歯)に、おろそうとする食材を手指で持って押し付けながら擦っておろして破砕してゆく方式のものである。
上記の道具の改良型として、手指にけがをさせぬよう、又野菜を手指で保持する労力を軽減するためとも思われるが、突起部で野菜を銜えて保持するための食材保持板を備えたものがある。おろし歯である下板(破砕された野菜を排出する穴も開いている)に対して、保持板で銜えた食材を押し付けながら擦りおろす方式のものであるが、銜える部分があるため、食材の最後の最後まで残さず擦りおろすことはできない。この方式のモーター駆動の自動機も出ている。
更に、上記改良型において、上部の食材保持板をおろし歯である下板に対して回転させる所謂“かき氷”方式のものも提案されている。直線往復運動の擦りおろし動作を回転式にして作業を楽にするという着想のものである。
これら以外の野菜の破砕方法としては、大蒜しぼり器がある。これは、テコの原理を使って、小部屋内に入れた大蒜を上板で強く押し潰しながら下板の複数の小さな穴部から大蒜を押出し排出する道具である。
特開平11-206583 特開平09-084704 実登3031614
野菜や果物を手指で保持して平面上のおろし歯に押し当て擦りおろす従来から一般的な方式の道具では、漸次小さく形を変えてゆく食材を手指で保持しながら片腕全体を前後に略往復直線運動させるが、この作業は大変な力仕事と言える。また手指まで擦ってけがをする可能性もある。本発明では、この作業を軽作業と呼べるものに変え、小片となった食材を或いは元々小片の食材を、最後まで安全に擦りおろせる道具を提供しようとする。
背景技術の0004項で述べたような、かき氷を作る方式を真似た回転方式のおろし具の提案があるが、これらは実用面で問題がある。即ち、おろし歯に対し食材が同じ箇所を何度も通過することになり、初めの数回転の後は、擦りおろされた食材がおろし歯間に残留して潤滑剤のように働く(目詰まり状態)こともあって、殆ど擦りおろすことができない。直ぐに空回り状態になる。この状態は、往復直線運動で食材を擦りおろす時に、同じ箇所を同じ方向に擦り続けると空振りのような感覚を経験するのと同じことである。本発明では、目詰まり状態が起こらずに常に食材の異なる箇所を連続的に効率よく擦りおろし続けることが可能な道具を提供する。
背景技術の0005項で述べた大蒜絞り器ような方式も野菜や果物を擦り潰すひとつの方法であるが、テコの原理を使うとは言え、加工の時には相当な力を必要とする。人参のような固めの野菜に対しては実用的に使えない。また、できたとしても、一度の加工で処理できる量が少ない。本発明では、広範囲な多種類の野菜や果物に対応でき、ある程度の量もこなせる擦りおろし具を提供する。
従来のような平面固定おろし歯方式から、回転可能な円柱又は円錐台ロール表面に歯を付けた“回転おろし歯ロール方式”とする。
食材をロール歯に押し当て保持するための部分を設ける。
擦りおろされた食材を受けて貯めるための容器部分を設ける。
ロール歯が1回転する間に、ロール母線方向に食材が接触する部分は全て擦りおろすような歯の形状と配列にする。
ロール歯が軸線方向にも運動し得るようにして、歯の形状や配列に拘らず食材の破砕がおろし歯ロールに接触する全域で起きるようにする。
近接平行するおろし歯ロール2本とし、2本のロール間に食材が自動的に食い込まれるようにすれば、食材を手でロール歯に押し付けなくてもおろし加工作業が可能となる。
そのとき、2本のおろし歯ロールが連動して一回転する間に、2本のロールの最近接母線に挟まれる部分の食材が全て擦りおろされるような歯の形状と配列にする。
2本のロール歯に誤って手指を差し込んでけがをしないように、食材保持部分に蓋をしなければロール歯を回転させることができない安全のための機構を付与する。
1本のおろし歯ロールの場合で、手指にけがをしないために、おろし歯ロール全体を食材案内の四角柱筒内に収めてしまい、食材をおろし歯ロールに押さえつけるための押さえ棒を付帯させる。
(10)擦りおろしの効率を上げるために、従来からの角錐状の歯に拘らず、柱体状の歯を採用する。
(11)擦りおろされている食材の状態が分かるように本体部分などをクリアな樹脂製とする。
食材をロール歯に押し当て保持するための部分を設ける。
擦りおろされた食材を受けて貯めるための容器部分を設ける。
ロール歯が1回転する間に、ロール母線方向に食材が接触する部分は全て擦りおろすような歯の形状と配列にする。
ロール歯が軸線方向にも運動し得るようにして、歯の形状や配列に拘らず食材の破砕がおろし歯ロールに接触する全域で起きるようにする。
近接平行するおろし歯ロール2本とし、2本のロール間に食材が自動的に食い込まれるようにすれば、食材を手でロール歯に押し付けなくてもおろし加工作業が可能となる。
そのとき、2本のおろし歯ロールが連動して一回転する間に、2本のロールの最近接母線に挟まれる部分の食材が全て擦りおろされるような歯の形状と配列にする。
2本のロール歯に誤って手指を差し込んでけがをしないように、食材保持部分に蓋をしなければロール歯を回転させることができない安全のための機構を付与する。
1本のおろし歯ロールの場合で、手指にけがをしないために、おろし歯ロール全体を食材案内の四角柱筒内に収めてしまい、食材をおろし歯ロールに押さえつけるための押さえ棒を付帯させる。
(10)擦りおろしの効率を上げるために、従来からの角錐状の歯に拘らず、柱体状の歯を採用する。
(11)擦りおろされている食材の状態が分かるように本体部分などをクリアな樹脂製とする。
食材の方を手指で保持しておろし歯に押し付けながら往復直線運動を繰り返して擦りおろす従来法と異なり、回転運動をする円柱又は円錐台の周面上のおろし歯に対して食材を固定位置で押し当てながら擦りおろす方式なので、機能面、安全面、衛生面、作業性の面で次のような効果を期待できる。
(1)遠心力と重力により、擦りおろされた食材は直ぐにロール表面から下方に離れ去りおろし歯ロール表面に残らないので、従来法の場合のように擦りおろされて後おろし歯間に残留する食材が次の擦りおろし作業の妨げになることがない。即ち、おろし歯ロールを用いることにより擦りおろし作業の効率が良くなる。
食材を擦りおろす作業が、従来の道具を使用する場合に比べて楽になる。1本のおろし歯ロール方式では、高々食材を片手で押さえることと他方の手でハンドルを廻す作業、2本のおろし歯ロール方式では片手でハンドルを廻すだけの作業である。後述のように安全性も高くなるので、子供や老人にも食材の擦りおろし作業を楽に安全に行えるようになる。
2本おろしロール歯方式の場合、食材は自動的に噛み込まれてゆき、食材を保持する必要がないので手指をけがする危険性がなくなり、食材も残さず最後まで擦りおろすことができる。また、玉葱や大蒜のような従来は擦りおろすのが困難であった元々小片の食材も楽に擦りおろせるようになる。
食材押さえ棒を用いない1本のおろし歯ロール方式においても、手指や腕を大きく動かさなくてもよいので、擦りおろし作業時にけがをする危険性は従来の道具を使用する場合より低くなると思われるが、おろし歯ロールを食材案内筒部の内部に収め、食材押さえ棒を使用する方式にすれば、1本のおろし歯ロール方式においても手指にけがをする危険性がなくなる。又この場合にも、擦りおろされて漸次小さくなった食材も、玉葱や大蒜のような元々小片の食材も、最後まで残さず擦りおろすことができる。
食材を手で強く保持したり持ち変えたりする場面が減るので、食材の擦りおろし作業がより衛生的になる。
(1)遠心力と重力により、擦りおろされた食材は直ぐにロール表面から下方に離れ去りおろし歯ロール表面に残らないので、従来法の場合のように擦りおろされて後おろし歯間に残留する食材が次の擦りおろし作業の妨げになることがない。即ち、おろし歯ロールを用いることにより擦りおろし作業の効率が良くなる。
食材を擦りおろす作業が、従来の道具を使用する場合に比べて楽になる。1本のおろし歯ロール方式では、高々食材を片手で押さえることと他方の手でハンドルを廻す作業、2本のおろし歯ロール方式では片手でハンドルを廻すだけの作業である。後述のように安全性も高くなるので、子供や老人にも食材の擦りおろし作業を楽に安全に行えるようになる。
2本おろしロール歯方式の場合、食材は自動的に噛み込まれてゆき、食材を保持する必要がないので手指をけがする危険性がなくなり、食材も残さず最後まで擦りおろすことができる。また、玉葱や大蒜のような従来は擦りおろすのが困難であった元々小片の食材も楽に擦りおろせるようになる。
食材押さえ棒を用いない1本のおろし歯ロール方式においても、手指や腕を大きく動かさなくてもよいので、擦りおろし作業時にけがをする危険性は従来の道具を使用する場合より低くなると思われるが、おろし歯ロールを食材案内筒部の内部に収め、食材押さえ棒を使用する方式にすれば、1本のおろし歯ロール方式においても手指にけがをする危険性がなくなる。又この場合にも、擦りおろされて漸次小さくなった食材も、玉葱や大蒜のような元々小片の食材も、最後まで残さず擦りおろすことができる。
食材を手で強く保持したり持ち変えたりする場面が減るので、食材の擦りおろし作業がより衛生的になる。
図1、及び図2は、本発明の実施形態として、生産過程から利用状態までを総合的に見て最良と思われる製品形態である。図1は横から見た図、図2は、立体的な形状を3次元ワイヤーフレームで示した図である。おろし歯ロール1の円柱周面上に、おろし歯2が形成されている。(図2ではおろし歯2の表示は割愛)各おろし歯の列は、ロールの円周90度ごとや45度ごとに設けられていれば十分である。必ずしも周期的な配列でなくてもよい。各列のおろし歯の形状と配列は、おろし歯ロールが一回転すると、食材がおろし歯ロールに接触する母線方向のどの点においても食材が擦りおろされるように決める。おろし歯ロール1は直方体の筒(食材案内部を兼ねる本体部分)12の内部にあり、回転軸の一方の端の外側にはおろし歯ロール1を回転させるためのハンドルレバー11とそれに取り付く摘み部8がある。この図では手動式の回転方式であるが、電動回転方式とすることも可能である。本体部12の上方からは食材押さえ棒13を差し込めるようになっていて、食材に接触する部分の下部形状は、望ましくは、おろし歯ロール1の外側でおろし歯2に接触しないギリギリの位置でおろし歯ロールの上半分を覆い尽くす形の半円筒形状である。棒の下端がおろし歯にギリギリ触れることのないように、棒上端が筒12に被さる位置から下の部分の棒の長さが決められる。このような形状にすることにより、食材を残さず確実にそして安全に擦りおろし切ることができる。おろし歯ロール1の下方には、本体部12を載置できる形の擦りおろされた食材を貯留するための容器部14がある。擦りおろされた食材は、重力と遠心力によりおろし歯ロールから下方に離れ、この箱状の容器部14に貯められる。本発明のこのような形態の場合、利用者がおろし歯2でけがをする危険性はなく、また食材をおろし歯ロールに押し付けるのは食材押し棒13なので、食材に手を触れることもなく衛生的である。手指の作業としては、押さえ棒を介して一方の手で食材を押さえることと、他方の手でハンドルレバー11を回転させることである。このような作業は、子供や老齢者にも容易い作業である。本体部12が透明なプラスチック樹脂素材でできていれば、擦りおろすために投入した食材の状態や残量を見ながら擦りおろし作業をすることができる。
図3、及び図4は本発明のもうひとつの実施形態の横から見た図及び立体的に見た図である。食材は本体部3の上部板の上で、食材ガイド板4のおろし歯ロール1の側に置いてどちらか一方の腕の手指で押さえる。他方の腕の手指で摘み部8を持って回転盤7を廻す。回転盤7は、おろし歯ロール1と同軸で繋がっているので、回転盤7を廻せば連動しておろし歯ロール1が回転する。おろし歯ロール1の円柱周面上のおろし歯2は、おろし歯ロール1が1回転すれば、おろし歯ロール1に接触する食材の母線方向のどの点も擦りおろすような形状と配置になっている。或いは、おろし歯ロールにその軸線方向に少し動かせる「遊び」を持たせておけば、歯の配列と形状が上記のように構成されていなくても、おろし歯ロールを軸線方向に少し動かしながら回転させれば、食材を均一に擦りおろし切ることができる。おろし歯2によって擦りおろされた食材は、重力と遠心力により、擦りおろされた食材のガイド板5に沿って流れ、更にその下に設けられた擦りおろされた食材の貯留容器6に貯まってゆく。この実施形態の場合、食材を押さえ持つ方の手指はおろし歯2でけがをしないように注意しなければならないが、従来法の場合での手指にけがをする危険性と比べると、手指を運動させない分有利であり、危険性は同等以下であると思われる。作業は、片方の手で食材を押さえることと、もう片方の手で回転盤7を回転させる作業であり、従来法に比べて軽作業と言える。ここで言う従来法とは、食材を片手又は両手で挟み持ち、平面状の板におろし歯の付いた所謂「おろし器」に対して押し付けながら前後や左右に繰り返して略往復直線運動させて擦りおろす作業形態のことを指す。
図5は、本発明の更にもうひとつの実施形態である。この場合、おろし歯ロールが1aと1bの2本ある。それぞれにおろし歯2a、2bがその円柱周面上に付いている。これら2本のおろし歯ロールは、回転軸に平行に、おろし歯2の高さ分だけ離れて近接した位置にある。それぞれの回転軸に設けられたギア同志が噛み合って連動して回転し、互いに逆の方向に回転する仕組みになっている。擦りおろされるべき食材は本体部3の上部に設けられた食材案内用の筒状部分9に入れられる。食材は、その最大部長さが、2本のおろし歯ロール間に挟み込まれるように、おろし歯回転ロールの半径以下の大きさになるように切り刻まれているべきである。そのように予め予備的に切断加工された食材は、互いに逆方向に回転する2本のおろし歯ロールの間に自動的に挟みこまれてゆき、おろし歯2a、2bによって擦りおろされてゆく。おろし歯の形状と配置は、それぞれのおろし歯ロールが一回転する間に、2本のロールの最近接部にある食材を全て擦りおろせるように決める。食材案内用の筒状部分9の上部には蓋部10があり、うっかりと手を差し入れてけがをせぬように、又より衛生的であるようにしている。この蓋部10に、それを被せれば2本のおろし歯ロール1a、1bの回転を可能とし、取り去れば回転できなくなるような安全装置を取り付けることができる。この仕組みの一例を図6に示す。スプリング部品17がラッチ部15を常に引っ張る構造になっていて、蓋部10の先に付けられたラッチ解除棒部16がラッチ部15に作用して、おろし歯ロールの回転の可否を制御できる構造にすることにより安全装置としての機能を実現している。
以上が本発明の構造的な実施例であるが、おろし歯そのものに付いても工夫が考えられる。図7は、円柱の周面上に配列したおろし歯のパターンの例を平面に展開したものである。図7の左右方向が平面展開方向である。この例では全部で8列即ち円周角45度ごとにおろし歯を配列している。各列のおろし歯は少しずつ図7の上下方向に順にずれていて、1回転360度で元の配列に戻るようになっている。このような配列にすることにより、おろし歯ロールが1回転する毎に、おろし歯ロールに接触している食材の接触部分を全て擦りおろすことができる。この配列条件を満たすなら、おろし歯の列は円柱周面上4列でも、更に2列でも構わない。配列の間隔は必ずしも等周期でなくてもよい。
図8は、個々のおろし歯の歯の形状例である。(a)は三角錐型形状であり従来の平面おろし器に広く用いられているものである。円錐型のおろし歯も従来法でよく用いられている。しかし、おろし歯の形状としてこのような角錐や円錐型以外に、(b)のような三角柱型、(c)半円柱型などのような角柱型も用いうる。同じ歯の高さなら、食材にぶつかって潰してゆく面積を大きくとれるので、擦りおろし効率は上がる。
以上の実施例説明の中で、おろし歯ロールのロールそのものの形状として円柱を想定しているが、円柱以外の円錐、円錐台なども用いることもできる。或いは、軸線を共有させながら円柱と円錐台、円錐台と円錐台を組み合わせたような形状なども利用可能である。
1 おろし歯ロール。
1a おろし歯ロール。
1b おろし歯ロール。
2 おろし歯。
2a おろし歯。
2b おろし歯。
3 本発明によるおろし器の本体部。
4 擦りおろされるべき食材のためのガイド板。
5 擦りおろされた食材を容器に導くためのガイド板。
6 擦りおろされた食材を貯めるための箱状の容器。
7 おろし歯ロールと同軸である手動回転駆動のための回転盤。
8 回転盤、又は回転用ハンドルに取り付く摘み部分。
9 擦りおろすべき食材を投入する筒状部分。
10 食材を投入した筒状部分の蓋。
11 おろし歯ロールを回転するためのハンドル部。
12 擦りおろすべき食材を投入する筒状部分であり、且つおろし歯ロールの回転部を支える役目も担う本体部分。
13 投入された擦りおろされるべき食材をおろし歯ロールに押さえ付けるための棒、下端形状はおろし歯ロールの上半分を触れることなく覆う。
14 擦りおろされた食材を貯めるための箱状の容器。
15 安全装置としておろし歯ロールの回転を止めるための仕組みの一例中、回転防止のための棒状又は板状のラッチ。
16 安全装置としておろし歯ロールの回転を止めるための仕組みの一例中、バネ部。
17 安全装置としておろし歯ロールの回転を止めるための仕組みの一例中、ラッチを外すための、或いはラッチを掛けるための棒。蓋部10と連動する。
1a おろし歯ロール。
1b おろし歯ロール。
2 おろし歯。
2a おろし歯。
2b おろし歯。
3 本発明によるおろし器の本体部。
4 擦りおろされるべき食材のためのガイド板。
5 擦りおろされた食材を容器に導くためのガイド板。
6 擦りおろされた食材を貯めるための箱状の容器。
7 おろし歯ロールと同軸である手動回転駆動のための回転盤。
8 回転盤、又は回転用ハンドルに取り付く摘み部分。
9 擦りおろすべき食材を投入する筒状部分。
10 食材を投入した筒状部分の蓋。
11 おろし歯ロールを回転するためのハンドル部。
12 擦りおろすべき食材を投入する筒状部分であり、且つおろし歯ロールの回転部を支える役目も担う本体部分。
13 投入された擦りおろされるべき食材をおろし歯ロールに押さえ付けるための棒、下端形状はおろし歯ロールの上半分を触れることなく覆う。
14 擦りおろされた食材を貯めるための箱状の容器。
15 安全装置としておろし歯ロールの回転を止めるための仕組みの一例中、回転防止のための棒状又は板状のラッチ。
16 安全装置としておろし歯ロールの回転を止めるための仕組みの一例中、バネ部。
17 安全装置としておろし歯ロールの回転を止めるための仕組みの一例中、ラッチを外すための、或いはラッチを掛けるための棒。蓋部10と連動する。
Claims (11)
- 食材を擦りおろすための歯を円柱周面上、又は円錐台周面上に形成したおろし歯ロールと、そのおろし歯ロールを中心軸の回りに回転駆動するための機構を備えていることを特徴とする食材擦りおろし具。
- 食材をおろし歯ロールに押し当てるための食材固定部分又は案内部分を有することを特徴とする請求項1に記載の食材擦りおろし具。
- 擦りおろした食材を貯留するための容器部分を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食材擦りおろし具。
- おろし歯ロールが1回転する間に、接触している食材の母線方向の全域を余すことなく擦りおろすようなロール周面上のおろし歯の形状と配列を持つことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載の食材擦りおろし具。
- おろし歯ロールを回転させるとき、回転させながら軸線方向にもおろし歯ロールを動かせる“遊び”を持つことを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載の食材擦りおろし具。
- 2本のおろし歯ロールが互いに軸線方向に平行に近接対向してあり、互いに連動して逆方向に回転させるための機構を備えることを特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載の食材擦りおろし具。
- 2本のおろし歯ロールが連動して共に1回転する間に、2本のロールの最近接母線間で挟まれる食材が、双方のロール歯によって全て擦りおろされるようなロール周面上のおろし歯の形状と配列を持つことを特徴とする請求項6に記載の食材擦りおろし具。
- 食材固定又は案内部分の上部を覆う蓋部分があり、この蓋部分を被せればおろし歯ロールを回転させることができ、取り外せばおろし歯ロールを回転させることができなくなるような安全装置を備えたことを特徴とする請求項6、又は請求項7に記載の食材擦りおろし具。
- 1本のおろし歯ロールが四角柱の筒状本体内に収まり、食材をこのおろし歯ロールに押し付けるための押さえ棒が併せ備わっていることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5に記載の食材擦りおろし具。
- おろし歯ロールの歯形状が、三角柱、四角柱、半円柱などの柱体であることを特徴とする請求項1から請求項9までの何れかに記載の食材擦りおろし具。
- 本体部分、食材投入部分、おろし歯ロールを保持する部分などがクリアな樹脂でできていて、食材の擦りおろし状態が外から観察できることを特徴とする請求項1から請求項10までの何れかに記載の食材擦りおろし具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224049A JP2007037696A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 回転おろし歯ロール方式の食材擦りおろし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224049A JP2007037696A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 回転おろし歯ロール方式の食材擦りおろし器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007037696A true JP2007037696A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37796214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005224049A Pending JP2007037696A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 回転おろし歯ロール方式の食材擦りおろし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007037696A (ja) |
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2005
- 2005-08-02 JP JP2005224049A patent/JP2007037696A/ja active Pending
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