JP2007036499A - 画像信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像のズーム比率に応じて、スキン・ディテール機能を制御することにより、ズーム比率が変化した場合にも最適なスキン・ディテール機能を実現することができる画像信号処理装置を提供する。
【解決手段】 デジタル画像を所定のズーム比率で縮小または拡大するズーム手段と、ズーム比率、及び前記画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関に基づいて輝度補正値を生成する輝度補正値生成手段と、輝度補正値に基づいて、画像の輝度変化を平滑化する輝度補正手段とを備え、画像のズーム比率に応じて、スキン・ディテール機能を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタル画像を所定のズーム比率で縮小または拡大するズーム手段と、ズーム比率、及び前記画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関に基づいて輝度補正値を生成する輝度補正値生成手段と、輝度補正値に基づいて、画像の輝度変化を平滑化する輝度補正手段とを備え、画像のズーム比率に応じて、スキン・ディテール機能を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像信号を処理する画像信号処理装置に関し、特に、画像の縮小処理または拡大処理を行う画像信号処理装置に関するものである。
近年、デジタルカメラなどの撮像装置は、広く一般に使用され、携帯端末にも搭載されている。そして、撮像装置の画像信号を高性能に処理する技術が望まれている。特に、人物の肌の高画質化が望まれている。
しかし、輪郭強調処理などの鮮鋭化処理を画像信号に施すと、人肌では皮膚の皺(しわ)や黒子(ほくろ)などの他、ランダムノイズも強調されるという問題があった。
かかる問題を解決する技術として、人物の顔領域を輪郭強調することなく他の領域を輪郭強調することにより、画像の鮮鋭度を向上させる画像処理装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004-173328
しかし、特許文献1に開示されている画像信号処理装置は、輪郭強調処理の制御のみを行うため、肌の部分は強調せず、顔領域について肌色を滑らかにみせる機能(以下、「スキン・ディテール機能」という)を発揮できない。
また、携帯端末に搭載される撮像装置が使用される際、主に人物の顔領域が被写体となる。この場合、従来の画像信号処理装置では、輪郭強調信号の制御に留まるため、被写体の平滑化が不十分である。
特に、デジタル信号を処理して画像を縮小及び拡大するデジタルズーム機能により画像を縮小処理または拡大処理する場合、縮小比率または拡大比率(以下、「ズーム比率」という)に応じて人物の肌の表示画像が変化し、スキン・ディテール機能が最適に発揮されない。具体的には、人の肌にある輪郭強調信号そのものが見えにくくなり、スキン・ディテール機能の有無による肌の滑らかさの変化が認識され難くなる。
また、従来の画像信号処理装置は肌色部を検出するが、目や眉毛などの肌色以外の色彩が肌色とともに撮像されると、肌色部の検出精度が低くなり、輪郭強調信号が欠落してしまうため、画像の鮮鋭度が低下する。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、ズーム比率に応じてスキン・ディテール機能を最適に制御し、且つ画像の輪郭部の鮮鋭度が低下しないスキン・ディテール機能を実現する画像信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像信号処理装置は、デジタル画像を所定のズーム比率で縮小または拡大するズーム手段と、前記ズーム比率、及び前記画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関に基づいて輝度補正値を生成する輝度補正値生成手段と、前記輝度補正値に基づいて、前記画像の輝度変化を平滑化する輝度補正手段とを備える。
この構成によれば、画像のズーム比率に応じ、輝度変化を平滑化するスキン・ディテール機能を制御することにより、ズーム比率が変化した場合にも最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、本発明の画像信号処理装置において、前記輝度補正値生成手段は、前記画像を縮小する場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を高くする輝度補正値を生成し、前記画像を拡大する場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を低くする前記輝度補正値を生成する。
この構成によれば、画像が縮小された場合、輝度変化を平滑化する程度を高くすることにより、最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、本発明の画像信号処理装置において、前記輝度補正値生成手段は、前記色彩の相関が高い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を高くする前記輝度補正値を生成し、前記色彩の相関が低い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を低くする前記輝度補正値を生成する。
この構成によれば、色彩の相関が高い場合、輝度変化を平滑化する程度を高くすることにより、最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、本発明の画像信号処理装置は、前記デジタル信号に基づいて、前記画像の輝度を示す輝度信号を生成する輝度信号生成手段を更に備え、前記輝度補正値生成手段は、前記画像を構成する画素と前記画素に隣接する画素との輝度の相関に基づいて前記輝度補正値を生成する。
この構成によれば、輝度信号に基づいて特定色画素と周辺画素との相関を考慮することにより、輪郭に悪影響を及ぼさないスキン・ディテール機能を実現することが可能となる。
また、本発明の画像信号処理装置において、前記輝度補正値生成手段は、前記輝度の相関が低い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を低くする前記輝度補正値を生成し、前記輝度の相関が高い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を高くする前記輝度補正値を生成する。
この構成によれば、輝度の相関が低い場合、輝度変化を平滑化する程度を低くすることにより、輪郭に悪影響を及ぼさないスキン・ディテール機能を実現することが可能となる。
本発明は、画像のズーム比率に応じて、スキン・ディテール機能を制御することにより、ズーム比率が変化した場合にも最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。また、本発明は、輝度信号に基づいて、特定色画素と周辺画素との相関を考慮することにより、輪郭に悪影響を及ぼさないスキン・ディテール機能を実現することが可能となる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像信号処理装置の一例を示した図である。第1の実施の形態の画像信号処理装置は、ズーム比率解析部10、色差信号生成部5、色彩相関解析部6、輝度補正部7、ズーム部8を備える。図1には、第1の実施の形態の画像信号処理装置の他、レンズ1、固体撮像装置2、A/D変換器3、輝度信号生成部4、ズーム比率入力部9が示されている。
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像信号処理装置の一例を示した図である。第1の実施の形態の画像信号処理装置は、ズーム比率解析部10、色差信号生成部5、色彩相関解析部6、輝度補正部7、ズーム部8を備える。図1には、第1の実施の形態の画像信号処理装置の他、レンズ1、固体撮像装置2、A/D変換器3、輝度信号生成部4、ズーム比率入力部9が示されている。
レンズ1は、被写体から受光した光を結像させる。固体撮像装置2は、結像した画像を光電変換により電気信号に変換する。固体撮像装置2は、CCDやCMOSなどの固体撮像素子(図示せず)を複数備える。各固体撮像素子は、受光した光に基づいて、画像を構成する各画素の色彩や輝度などを示す電気信号を出力する。A/D変換器3は、各固体撮像素子が出力した電気信号を、アナログ信号からデジタル信号S1へ変換し、輝度信号生成部4及び色差信号生成部5へ出力する。
輝度信号生成部4は、A/D変換器3により変換されたデジタル信号S1に基づいて、画像を構成する各画素の輝度を示す輝度信号S2を生成する。輝度信号生成部4が生成した輝度信号S2は、輝度補正部7へ入力される。
ズーム比率入力部9には、A/D変換器3によりデジタル信号に変換された画像を縮小または拡大させるためのズーム比率Rが入力される。ズーム比率入力部9は、入力されたズーム比率Rをズーム比率信号S3として、ズーム部8とズーム比率解析部10へ出力する。
ズーム比率解析部10は、ズーム比率Rに基づいて輝度補正値A1を生成する。つまり、ズーム比率解析部10は、ズーム比率入力部9により出力されたズーム比率信号S3に基づいて輝度補正値A1を生成し、輝度補正値A1を示すズーム比率解析信号S4を輝度補正部7へ出力する。ズーム比率解析部10は、画像を縮小する場合は、輝度変化を平滑化する程度を高くするような輝度補正値A1を生成し、画像を拡大する場合は、輝度変化を平滑化する程度を低くするような輝度補正値A1を生成する。つまり、ズーム比率解析部10は、画像を縮小させるためのズーム比率信号S3をズーム比率入力部9から受信した場合は、画像の輝度変化を平滑化する程度を高くするような輝度補正値A1を生成する。また、ズーム比率解析部10は、画像を拡大させるためのズーム比率信号S3をズーム比率入力部9から受信した場合は、画像の輝度変化を平滑化する程度を低くするような輝度補正値A1を生成する。輝度補正値A1は、ズーム比率解析信号S4として輝度補正部7へ入力される。
色差信号生成部5は、A/D変換器3により変換されたデジタル信号S1を受信し、このデジタル信号S1に基づいて、画像を構成する画素それぞれの色彩を示す色差信号S6を生成する。色差信号生成部5は、生成された色差信号S6を色彩相関解析部6とズーム部8へ出力する。
色彩相関解析部6は、画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関に基づいて輝度補正値A2を生成する。つまり、色彩相関解析部6は、色差信号S6と基準色彩信号S60を受信し、色差信号S6として入力された色彩と基準色彩信号S60として入力された所定の色彩の相関に基づいて輝度補正値A2を生成し、輝度補正値A2を示す色彩相関解析信号S7を輝度補正部7へ出力する。色彩相関解析部6は、相関が高い場合は、輝度変化を平滑化する程度を高くする輝度補正値A2を生成し、相関が低い場合は、輝度変化を平滑化する程度を低くする輝度補正値A2を生成する。輝度補正値A2は、色彩相関解析信号S7として輝度補正部7へ入力される。
輝度補正部7は、輝度補正値A1,A2に基づいて、画像の輝度変化を平滑化する。つまり、輝度補正部7は、輝度補正値A1,A2に基づいて、輝度信号生成部4により生成された輝度信号S2の輝度変化を平滑化する。
ズーム部8は、ズーム比率入力部9に入力されたズーム比率Rに従って、デジタル画像を縮小または拡大する。すなわち、ズーム部8は、デジタル信号を処理して画像を縮小及び拡大するデジタルズーム機能により画像を縮小処理または拡大処理する。また、ズーム部8は、輝度調整信号S5、色差信号S6を受信し、輝度調整信号S5、色差信号S6に基づいて、縮小処理または拡大処理された画像を、表示部(図示しない)に表示させる。
図2は、図1に示す輝度補正部7の一例を示した図である。図2に示すように、輝度補正部7は、平滑化部11、乗算器21、合成部13を備える。
平滑化部11は、入力される輝度信号S2を受信し、輝度信号S2に対して輝度変化の平滑化処理を行う。一般に、平滑化部11は、ローパスフィルタにより構成される。但し、平滑化部11は、輝度信号S2の輝度変化を平滑化できる手段であればよい。例えば、平滑化部11は、隣接する画素の輝度値の中央値を輝度値とすることにより、輝度変化を平滑化するメディアンフィルタであってもよい。平滑化部11は、輝度信号S2の輝度変化を平滑化した平滑化輝度信号S9を合成部13へ出力する。
乗算器21は、ズーム比率解析信号S4と色彩相関解析信号S7を受信し、輝度補正値A1と輝度補正値A2を乗算する。乗算された輝度補正値A1×A2は、合成部13に入力される。
合成部13は、輝度信号S2、平滑化輝度信号S9を受信する。合成部13は、乗算器21から入力された輝度補正値A1×A2に基づいて、輝度信号S2と平滑化輝度信号S9を合成する。合成部13は、輝度補正値A1×A2に基づいて、輝度信号S2の輝度変化を平滑化する程度を高くしたり低くしたりする。合成部13は、輝度信号S2と平滑化輝度信号S9を合成した輝度調整信号S5を、図1のズーム部8へ出力する。
次に、第1の実施の形態の画像信号処理装置の動作について説明する。
まず、図1に示すレンズ1が、被写体から受光した光を結像させる。例えば、レンズ1は、人物の顔領域を被写体として、人物の顔領域から受光した光を結像する。
まず、図1に示すレンズ1が、被写体から受光した光を結像させる。例えば、レンズ1は、人物の顔領域を被写体として、人物の顔領域から受光した光を結像する。
そして、図1に示す固体撮像装置2は、結像した画像を電気信号に変換する。例えば、固体撮像装置2は、レンズ1により結像した人物部の顔領域の画像を電気信号に変換する。
そして、図1に示すA/D変換器3は、各固体撮像素子が出力した電気信号を、アナログ信号からデジタル信号S1へ変換する。例えば図3に示すように、人物の顔領域30の画像を構成する画素ごとに、デジタル信号S1へ変換する。図3は、デジタル画像の一例を示した図である。図3に示す顔領域30は、複数の画素により構成されている。図3に示す折線グラフは、輝度信号生成部4にて生成される輝度信号S2の例を示す。
そして、図1に示す輝度信号生成部4は、デジタル画像を構成する各画素の輝度を示す輝度信号S2を生成する。例えば図3に示すように、輝度信号生成部4は、線A−B上にある画素の輝度信号S2を生成する。図3の範囲L1は背景部33であるため、低輝度を示す輝度信号S2が生成される。また、図3の範囲L2は皺部33であるため、皺の溝では低輝度を示す輝度信号S2が生成され、皺と皺の間の肌部31では高輝度を示す輝度信号S2が生成される。また、図3の範囲L3は黒子部34であるため、低輝度を示す輝度信号S2が生成される。輝度信号生成部4により生成された輝度信号S2は、輝度補正部7へ入力される。
次に、図1に示すズーム比率入力部9は、デジタルズーム機能によりデジタル画像を縮小または拡大させるためのズーム比率Rを受信し、ズーム比率Rをズーム部8とズーム比率解析部10へ出力する。
図1に示すズーム比率解析部10は、入力されたズーム比率Rに基づいて輝度補正値A1を生成する。図4は、ズーム比率解析部10が生成する輝度補正値A1の一例を示した図である。横軸は、ズーム比率入力部から入力されたズーム比率Rを表し、縦軸は、ズーム比率解析部10が生成する輝度補正値A1を表す。図4において、ズーム比率Rが1より大きいときは、画像はズーム比率Rにより縮小される。一方、ズーム比率が1より小さいときは、画像はズーム比率Rにより拡大される。例えば、ズーム比率Rが4である場合、画像は1/4に縮小される。例えば、図5に示すように、ズーム比率Rが4である場合、画素数が1280×960画素の画像が、320×240画素の画像に1/4縮小される。
図4では、輝度補正値A1は、以下の式(1)のように表される。
A1=A1min (Z1:0≦R≦R1)
A1=(A1max−A1min)(R−R1)/(R2−R1)+A1min (Z2:R1≦R≦R2)
A1=A1max (Z3:R2≦R)
・・・・・(1)
図4では、輝度補正値A1は、以下の式(1)のように表される。
A1=A1min (Z1:0≦R≦R1)
A1=(A1max−A1min)(R−R1)/(R2−R1)+A1min (Z2:R1≦R≦R2)
A1=A1max (Z3:R2≦R)
・・・・・(1)
つまり、範囲Z1では、輝度補正値A1は下限値A1minで一定である。範囲Z2では、ズーム比率Rが大きくなる(すなわち画像を縮小する)ほど、輝度補正値A1は大きくなる。範囲Z3では、輝度補正値A1は上限値A1maxで一定である。
図4では、範囲Z2において、ズーム比率Rと輝度補正値A1が比例関係にあるが、画像が縮小されると輝度変化を平滑化する程度が高くなる関係にあれば、如何なる関係式も許容される。また、図4では、範囲Z1、Z3において、下限値A1min及び上限値A1maxを設定して、輝度補正値A1がA1min≦A1≦A1maxとなるように定義されるが、下限値A1min及び上限値A1maxを設定しなくてもよい。また、下限値A1min及び上限値A1maxは任意の値であってもよい。また、ズーム比率R1,R2は任意の値であってもよい。
図1に示すズーム比率解析部10により生成された輝度補正値A1は、ズーム比率解析信号S4として図2に示す乗算器21に入力される。
図1に示す色差信号生成部5は、A/D変換器3により変換されたデジタル信号S1を受信し、このデジタル信号S1に基づいて、画像を構成する画素それぞれの色彩を示す色差信号S6を生成する。
そして、図1に示す色彩相関解析部6は、色差信号S6と基準色彩信号S60を受信する。例えば、肌色が基準色彩信号S60として色彩相関解析部6へ入力される。色彩相関解析部6は、画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関を判断する。例えば、色彩相関解析部6は、色空間における距離に応じて相関を判断する。図6は、UV空間における色彩の相関を示す図である。横軸は、輝度信号S2と青色成分の差を表し、縦軸は、輝度信号と赤色成分の差を表す。点P1は、基準色彩信号S60として入力された所定の色彩をUV空間上にプロットした点である。点P3、P4は、色差信号S6として入力された各画素の色彩をUV空間上にプロットした点である。色彩相関解析部6は、UV空間における距離が短い場合は相関が高いと判断し、UV空間における距離が長い場合は相関が低いと判断する。例えば図6において、点P1と点P3の距離はΔC3であり、点P1と点P4の距離はΔC4である。距離ΔC3が距離ΔC4よりも短い場合、点P3の色彩は点P4よりも点P1の色彩と相関が高いと判断される。
色彩相関解析部6は、画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関に基づいて輝度補正値A2を生成する。図7は、色彩相関解析部6が生成する輝度補正値A2の一例を示した図である。横軸は、点P1からの距離を表し、縦軸は、輝度補正値A2を表す。
図7では、輝度補正値A2は、以下の式(2)のように表される。
A2=1 (Z4:0≦ΔC≦ΔC1)
A2=(ΔC−ΔC2)/(ΔC1−ΔC2) (Z5:ΔC1≦ΔC≦ΔC2)
A2=0 (Z6:ΔC2≦ΔC)
・・・・・(2)
図7では、輝度補正値A2は、以下の式(2)のように表される。
A2=1 (Z4:0≦ΔC≦ΔC1)
A2=(ΔC−ΔC2)/(ΔC1−ΔC2) (Z5:ΔC1≦ΔC≦ΔC2)
A2=0 (Z6:ΔC2≦ΔC)
・・・・・(2)
つまり、図6に示すように、点P1からの所定の距離ΔC1,ΔC2を設定し、それぞれの範囲を範囲Z4,Z5,Z6とする。そして、図7に示すように、範囲Z4では、輝度補正値A1は上限値1で一定である。範囲Z5では、点P1からの距離ΔCが大きくなるほど、輝度補正値A2は小さくなる。範囲Z6では、輝度補正値A2は下限値0で一定ある。
図7では、範囲Z5において、距離ΔCと輝度補正値A2が比例関係にあるが、相関が高いと輝度変化を平滑化する程度が高くなる関係にあれば、如何なる関係式も許容される。また、図7では、範囲Z4、Z6において、上限値1及び下限値0を設定して、輝度補正値A2が0≦ΔC≦1となるように定義されるが、上限値1及び下限値0を設定しなくてもよい。また、上限値及び下限値は任意の値であってもよい。また、距離ΔC1,ΔC2は任意の値であってもよい。
図6ではUV空間を用いたが、RGBなどのあらゆる色空間を用いることができる。また、色彩相関解析部6は、色空間により所定の色彩との相関を判断するが、色彩について所定の色彩との相関を判断できれば、他の手段も許容される。
図1に示す色彩相関解析部6により生成された輝度補正値A2は、色相相関解析信号S7として図2に示す乗算器21へ入力される。また、図1に示すズーム比率解析部10により生成された輝度補正値A1は、ズーム比率解析信号S4として乗算器21へ入力される。
乗算器21は、輝度補正値A1と輝度補正値A2を乗算する。乗算された輝度補正値A1×A2は、図2に示す合成部13に入力される。
また、図1に示す輝度信号生成部4により生成された輝度信号S2は、図2に示す平滑化部11、合成部13に入力される。例えば、図3に示す輝度信号S2が入力される。
そして、平滑化部11は、入力された輝度信号S2に対して輝度変化の平滑化処理を行う。図8は、平滑化処理された輝度信号の一例を示す図である。図8に示すように、平滑化部11は、線A−B上にある画素の輝度信号S2を平滑化する。特に、図8の範囲L2の皺部33及び範囲L4の黒子部34の輝度信号S2が平滑化され、皺部33及び黒子部34が目立たない画像を得ることができる。
そして、合成部13は、輝度補正値A1×A2に基づいて、輝度信号S2と平滑化輝度信号S9を合成し、輝度調整信号S5を生成する。例えば、合成器13は以下の式(3)に従って輝度調整信号S5を生成する。
S5=A1×A2×S9+(1−A1×A2)×S2
・・・・・(3)
S5=A1×A2×S9+(1−A1×A2)×S2
・・・・・(3)
式(3)によれば、合成部13は、輝度補正値A2が大きくなる(すなわち色彩の相関が高い)ほど、輝度信号S2に対する平滑化輝度信号S9の割合が大きくなる。つまり、輝度補正値A2が大きくなるほど、輝度変化を平滑化する程度が高くなった輝度調整信号S5が生成される。合成部13により生成された輝度調整信号S5は、ズーム部8に入力される。そして、ズーム部8は、輝度調整信号S5に基づいて、画像を構成する各画素の輝度を調整する。また、ズーム部8は、ズーム比率信号S3に基づいて、画像を縮小処理または拡大処理する。
第1の実施の形態の画像信号処理装置によれば、画像を構成する各画素の色彩に応じて輝度変化を平滑化するスキン・ディテール機能を、ズーム比率に基づいて制御することにより、所定の色彩と相関が高い色彩に対して、最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。例えば、肌色との相関を判断することにより、顔領域に対してのみスキン・ディテール機能を発揮させることができ、画像が縮小された場合であっても、縮小率に応じてリアルタイムにスキン・ディテール機能を調整し、皺や黒子を目立たなくさせることができる。
(第1の実施の形態の変形例)
図4に示すように、第1の実施の形態の画像信号処理装置では、ズーム比率信号S3に基づいて輝度補正値A1を生成する。但し、図9に示すように、同じズーム比率信号S3が入力された場合でも、異なる輝度補正値A1が生成されてよい。つまり、ズーム比率解析部10を制御することにより、生成される輝度補正値A1が調整される。例えば図9のグラフG1に示すように、ズーム比率Rの変化に対して高感度に、輝度補正値A1が生成されてもよい。また、図9のグラフG2に示すように、ズーム比率Rの変化に対して低感度に、輝度補正値A1が生成されてもよい。この結果、輝度補正値A1の微調整が可能となり、より最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
図4に示すように、第1の実施の形態の画像信号処理装置では、ズーム比率信号S3に基づいて輝度補正値A1を生成する。但し、図9に示すように、同じズーム比率信号S3が入力された場合でも、異なる輝度補正値A1が生成されてよい。つまり、ズーム比率解析部10を制御することにより、生成される輝度補正値A1が調整される。例えば図9のグラフG1に示すように、ズーム比率Rの変化に対して高感度に、輝度補正値A1が生成されてもよい。また、図9のグラフG2に示すように、ズーム比率Rの変化に対して低感度に、輝度補正値A1が生成されてもよい。この結果、輝度補正値A1の微調整が可能となり、より最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、図7に示すように、第1の実施の形態の画像信号処理装置では、色差信号S6に基づいて輝度補正値A2を生成する。但し、図10に示すように、同じ色差信号S6が入力された場合でも、異なる輝度補正値A2が生成されてよい。つまり、色彩相関解析部6を制御することにより、生成される輝度補正値A2が調整される。例えば図10のグラフG3に示すように、距離ΔCの変化に対して高感度に、輝度補正値A2が生成されてもよい。また、図10のグラフG4に示すように、距離ΔCの変化に対して低感度に、輝度補正値A2が生成されてもよい。この結果、輝度補正値A2の微調整が可能となり、より最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、第1の実施の形態の画像信号処理装置では、乗算器21により乗算された輝度補正値A1×A2に基づいて輝度変化を平滑化するが、輝度補正値A2に基づいて輝度変化を平滑化してもよい。この場合、合成器13は例えば以下の式(4)に従って輝度調整信号S5を生成する。
S5=A2×S9+(1−A2)×S2
・・・・・(4)
S5=A2×S9+(1−A2)×S2
・・・・・(4)
また、所定の色彩は任意に設定される。肌色の他、青色などのあらゆる色彩を設定できる。青色が設定された場合、青空のようなノイズの目立つ被写体に対して、ノイズを低減することができる。
(第2の実施の形態)
図11に示すように、第2の実施の形態の画像信号処理装置は、輝度信号解析部12を備える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図11に示すように、第2の実施の形態の画像信号処理装置は、輝度信号解析部12を備える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
輝度解析部12は、輝度信号生成部4により生成された輝度信号S2を受信し、この輝度信号S2に基づいて、輝度解析信号S8を生成する。輝度解析部12は、生成された輝度解析信号S8を輝度補正部8へ出力する。輝度解析部12は、画像を構成する画素とこの画素に隣接する画素との輝度の相関に基づいて輝度補正値A3を生成する。つまり、輝度解析部12は、輝度信号生成部4から輝度信号S2を受信し、所定の画素とこの所定の画素の周辺の画素との輝度の差分値を検出し、この差分値に基づいて輝度補正値A3を生成する。輝度解析部12は、差分値が大きい場合は、輝度変化を平滑化する程度を低くする輝度補正値A3を生成し、差分値が小さい場合は、輝度変化を平滑化する程度を高くする輝度補正値A3を生成する。輝度補正値A3は、輝度解析信号S8として輝度補正部7へ入力される。
輝度補正部7は、輝度補正値A1,A2,A3に基づいて、画像の輝度変化を平滑化する。つまり、輝度補正部7は、輝度補正値A1,A2,A3に基づいて、輝度信号生成部4により生成された輝度信号S2の輝度変化を平滑化する。
図12は、図11に示す輝度補正部7の一例を示した図である。図12に示すように、輝度補正部7は、乗算器22を備える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
乗算器22には、乗算器21により乗算された輝度補正値A1×A2が入力される。また、乗算器22には、輝度補正値A3を示す輝度解析信号S8が入力される。乗算器22は、輝度補正値A1×A2と輝度補正値A3を乗算する。乗算された輝度補正値A1×A2×A3は、合成部13に入力される。合成器13は、輝度補正値A1×A2×A3に基づいて、輝度信号S2と平滑化輝度信号S9を合成する。
次に、第2の実施の形態の画像信号処理装置の動作について説明する。主に、輝度解析部12、乗算器21、乗算器22、合成部13の動作について説明する。その他の構成の動作は、第1の実施の形態と同様である。
図11に示す輝度解析部12は、輝度信号生成部4により生成された輝度信号S2を受信し、この輝度信号S2に基づいて、輝度解析信号S8を生成する。輝度解析部12は、画像を構成する画素とこの画素に隣接する画素との輝度の差分値に基づいて輝度補正値A3を生成する。図13は、画像を構成する画素の一例を示した図である。図13に示すように、画素Y0−Y8によって画像が構成されている。各画素の輝度は、輝度信号生成部4により輝度信号S2として示される。
輝度解析部12は、所定の画素を特定する。例えば図13に示すように、画素Y0が特定される。輝度解析部12は、特定された画素に隣接する画素を特定する。例えば図13に示すように、画素Y0に隣接する画素Y1−Y8が特定される。そして、輝度解析部12は、特定された画素と特定された画素に隣接する画素の輝度の差分値を検出する。例えば図13に示すように、画素Y0と画素Y1−Y8の輝度の差分値を検出する。輝度の差分値は、各画素の輝度信号S2に基づいて検出される。
輝度解析部12は、検出された差分値に基づいて輝度補正値A3を生成する。輝度解析部12は、差分値が大きい場合は、輝度変化を平滑化する程度を低くする輝度補正値A3を生成し、差分値が小さい場合は、輝度変化を平滑化する程度を高くする輝度補正値A3を生成する。図14は、輝度解析部12が生成する輝度補正値A3の一例を示した図である。横軸は、隣接する画素のうち差分値が所定の閾値を超えた画素の数Nを表す。所定の閾値は、任意に設定される。縦軸は、輝度補正値A3を表す。
図14では、輝度補正値A3は、以下の式(5)のように表される。
A3=−N/N1+1 (Z7:0≦N≦N1)
A3=0 (Z8:N1≦N)
・・・・・(5)
図14では、輝度補正値A3は、以下の式(5)のように表される。
A3=−N/N1+1 (Z7:0≦N≦N1)
A3=0 (Z8:N1≦N)
・・・・・(5)
つまり、範囲Z7では、差分値が所定の閾値を越える画素の数Nが多くなるほど輝度補正値A3は小さくなる。範囲Z7では、輝度補正値A3の上限値は1である。範囲Z8では、輝度補正値A3は下限値0で一定である。
図14では、範囲Z7において、差分値が所定の閾値を越える画素の数Nと輝度補正値A3が比例関係にあるが、相関関係を判定し、相関が低くなると平滑化する程度が低くなる関係にあれば、如何なる関係式も許容される。また、図14では、範囲Z7、Z8において、上限値1及び下限値0を設定して、輝度補正値A3が0≦A3≦1となるように定義されるが、上限値1及び下限値0を設定しなくてもよい。また、上限値及び下限値は任意の値であってもよい。また、画素数N1は任意の値であってもよい。
乗算器21は、輝度補正値A1と輝度補正値A2を乗算する。乗算された輝度補正値A1×A2は、図12に示す乗算器22に入力される。また、図11に示す輝度解析部12により生成された輝度補正値A3が、輝度解析信号S8として乗算器22へ入力される。
乗算器22は、輝度補正値A1×A2と輝度補正値A3を乗算する。乗算された輝度補正値A1×A2×A3は、図12に示す合成部13に入力される。
そして、合成部13は、輝度補正値A1×A2×A3に基づいて、輝度信号S2と平滑化輝度信号S9を合成し、輝度調整信号S5を生成する。例えば、合成器13は以下の式(6)に従って輝度調整信号S5を生成する。
S5=A1×A2×A3×S9+(1−A1×A2×A3)×S2
・・・・・(6)
S5=A1×A2×A3×S9+(1−A1×A2×A3)×S2
・・・・・(6)
式(6)によれば、合成部13は、輝度補正値A3が大きくなる(すなわち相関が高い)ほど、輝度信号S2に対する平滑化輝度信号S9の割合が大きくなる。つまり、輝度補正値A3が大きくなるほど、輝度変化を平滑化する程度が高くなった輝度調整信号S5が生成される。合成部13により生成された輝度調整信号S5は、ズーム部8に入力される。
第2の実施の形態の画像信号処理装置によれば、輝度信号に基づいて特定色画素と周辺画素との輝度の相関を考慮することにより、輪郭に悪影響を及ぼさないスキン・ディテール機能を実現することが可能となる。例えば、顔領域の輪郭を特定し、輪郭以外の顔領域に対して、最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、第2の実施の形態の画像信号処理装置によれば、画像を構成する各画素の輝度に応じて、スキン・ディテール機能を制御することにより、同じ色彩でも所定の領域に対して、最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。例えば、顔領域の背景が肌色である場合にも、輝度の差分値に基づいて顔領域を特定し、顔領域のみの肌色に対して、最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
(第2の実施の形態の変形例)
図14に示すように、第2の実施の形態の画像信号処理装置では、輝度解析信号S8に基づいて輝度補正値A3を生成する。但し、図15に示すように、同じ輝度解析信号S8が入力された場合でも、異なる輝度補正値A3が生成されてよい。つまり、輝度解析部12を制御することにより、生成される輝度補正値A3が調整される。例えば図15のグラフG5に示すように、画素数Nの変化に対して高感度に、輝度補正値A3が生成されてもよい。また、図15のグラフG6に示すように、画素数Nの変化に対して低感度に、輝度補正値A3が生成されてもよい。この結果、輝度補正値A3の微調整が可能となり、より最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
図14に示すように、第2の実施の形態の画像信号処理装置では、輝度解析信号S8に基づいて輝度補正値A3を生成する。但し、図15に示すように、同じ輝度解析信号S8が入力された場合でも、異なる輝度補正値A3が生成されてよい。つまり、輝度解析部12を制御することにより、生成される輝度補正値A3が調整される。例えば図15のグラフG5に示すように、画素数Nの変化に対して高感度に、輝度補正値A3が生成されてもよい。また、図15のグラフG6に示すように、画素数Nの変化に対して低感度に、輝度補正値A3が生成されてもよい。この結果、輝度補正値A3の微調整が可能となり、より最適なスキン・ディテール機能を実現することができる。
また、第2の実施の形態の画像信号処理装置では、乗算器22により乗算された輝度補正値A1×A2×A3に基づいて輝度変化を平滑化するが、少なくとも輝度補正値A3に基づいて輝度変化を平滑化してもよい。この場合、合成器13は例えば以下の式(7)に従って輝度調整信号S5を生成する。
S5=A3×S9+(1−A3)×S2
・・・・・(7)
S5=A3×S9+(1−A3)×S2
・・・・・(7)
また、第2の実施の形態の画像信号処理装置では、輝度解析部12が輝度信号S2の差分値を検出することにより、所定の画素と隣接する画素との輝度の相関を判断するが、輝度信号S2を周波数成分に基づいて、所定の画素と所定の画素に隣接する画素との輝度の相関を判断してもよい。つまり、輝度解析部12は、輝度に関して所定の画素と所定の画素に隣接する画素との相関を判断し、かかる相関に基づいて輝度補正値A3を生成する手段であればよい。
以上のように、本発明の画像信号処理装置は、画像のズーム比率に応じて、スキン・ディテール機能を制御することにより、ズーム比率が変化した場合にも最適なスキン・ディテール機能を実現することができるという効果を有し、画像の縮小処理または拡大処理を行う画像信号処理装置などとして有用である。
1 レンズ
2 固体撮像装置
3 A/D変換器
4 輝度信号生成部
5 色差信号生成部
6 色彩相関解析部
7 輝度補正部
8 ズーム部
9 ズーム比率入力部
10 ズーム比率解析部
11 平滑化部
12 輝度解析部
13 合成部
2 固体撮像装置
3 A/D変換器
4 輝度信号生成部
5 色差信号生成部
6 色彩相関解析部
7 輝度補正部
8 ズーム部
9 ズーム比率入力部
10 ズーム比率解析部
11 平滑化部
12 輝度解析部
13 合成部
Claims (5)
- デジタル画像を所定のズーム比率で縮小または拡大するズーム手段と、
前記ズーム比率、及び前記画像を構成する各画素の色彩と所定の色彩との相関に基づいて輝度補正値を生成する輝度補正値生成手段と、
前記輝度補正値に基づいて、前記画像の輝度変化を平滑化する輝度補正手段と、
を備えた画像信号処理装置。 - 前記輝度補正値生成手段は、前記画像を縮小する場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を高くする輝度補正値を生成し、前記画像を拡大する場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を低くする前記輝度補正値を生成する請求項1に記載の画像信号処理装置。
- 前記輝度補正値生成手段は、前記色彩の相関が高い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を高くする前記輝度補正値を生成し、前記色彩の相関が低い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を低くする前記輝度補正値を生成する請求項1又は2に記載の画像信号処理装置。
- 前記デジタル信号に基づいて、前記画像の輝度を示す輝度信号を生成する輝度信号生成手段を更に備え、
前記輝度補正値生成手段は、前記画像を構成する画素と前記画素に隣接する画素との輝度の相関に基づいて前記輝度補正値を生成する請求項1乃至3の何れかに記載の画像信号処理装置。 - 前記輝度補正値生成手段は、前記輝度の相関が低い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を低くする前記輝度補正値を生成し、前記輝度の相関が高い場合は、前記輝度変化を平滑化する程度を高くする前記輝度補正値を生成する請求項4に記載の画像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005215041A JP2007036499A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 画像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011108028A1 (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-09 | 富士通株式会社 | 無線通信システム、端末装置、及び無線通信システムにおける無線通信方法 |
-
2005
- 2005-07-25 JP JP2005215041A patent/JP2007036499A/ja active Pending
Cited By (2)
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WO2011108028A1 (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-09 | 富士通株式会社 | 無線通信システム、端末装置、及び無線通信システムにおける無線通信方法 |
US9219588B2 (en) | 2010-03-05 | 2015-12-22 | Fujitsu Limited | Radio communication system, terminal apparatus, and radio communication method in the radio communication system |
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