JP2007035898A - Uwb送信機 - Google Patents

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謙次 塩島
Takashi Makimura
隆司 牧村
Tetsuya Suemitsu
哲也 末光
Naoteru Shigekawa
直輝 重川
Toshihiko Kosugi
敏彦 小杉
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Abstract

【課題】パワーアンプを不要とし、システム構成を簡素化したUWB送信機を提供する。
【解決手段】出力すべき信号系列のインパルス列により搬送波信号を変調するミキサーとして、高出力の変調信号をドレイン電極から出力可能なAlGaN/GaNデュアルゲートのHEMTミキサー素子10を用い、ドレイン電極からの前記変調信号により直接アンテナを駆動してRF信号として放射する。HEMTミキサー素子10は、SiC基板1、GaN層2、スペーサのAlGaN層3、キャリア供給源となるnドープしたAlGaN層4、キャップのAlGaN層5、ソース側およびドレイン側のTi/Alオーミック電極6a,6b、ソース側およびドレイン側のNi/Auゲート電極8a,8b、SiN表面保護膜7からなる。ソース側およびドレイン側のNi/Auゲート電極8a,8bは、いずれも、ゲート長0.7μm、ゲート幅300μmである。
【選択図】図1

Description

本発明は、UWB(Ultra Wide Band:超広帯域)送信機に関し、特に、高出力変調器を用いることにより、構成を簡素化したUWB送信機に関するものである。
従来の無線通信システムにおける送信機(CW:Continuous Wave連続波)の構成を、図5に示している。このような通常の無線通信システムにおける従来の送信機では、出力すべき信号を示す信号波(通常は、中間周波数IF:Intermediate Frequencyの信号すなわち中間周波数(IF)信号21A)を搬送波周波数(局部発振周波数LO:Local Oscillator Frequnecy)の搬送波(LO)信号22Aに変調して、パワーアンプ(PA)32Aで大出力信号に増幅した後、変調後の高周波(RF:Radio Frequnecy)信号23Aとして、アンテナ33Aから放射する。中間周波数(IF)信号21Aの搬送波(LO)信号22Aへの変調には、ミキサー31Aが用いられ、比較的低い電力(通常、数dBm程度の電力レベル)の変調信号を出力する。
変調されたLO信号は、パワーアンプ32Aにて所望の出力(用途により、幅広いが、通常は、数ワット〜1千ワット)まで増幅された後、アンテナ33Aから放射される。すなわち、ミキサー31Aでは、変調動作に主体が置かれ、あまり大きな出力は出力しないで、後段に配置したパワーアンプ32Aで大幅に増幅するという構成として、互いの役割が分担されている。
一方、近年、非特許文献1に示すように、図6のようなUWB(Ultra Wide Band)通信方式が提案されて、活発に開発が進められている。図6は、UWB通信方式における従来の送信機の構成を示すブロック図である。図6における送信機の構成は、図5に示す従来の無線通信方式の場合と同じく、ミキサー31Bでインパルス列21Bにより搬送波(LO)信号22Bを変調し、パワーアンプ(PA)32Bで増幅を行い、アンテナ33Bから放射するようにしている。
従来の無線通信方式では、大出力の連続波(CW:Continuous Wave)の信号を出力する。一方、UWB通信方式では、搬送波(LO)信号22Bをnsecオーダー以下のインパルス列21Bでミキサー31Bにて変調することにより、数GHzの広帯域の帯域を有する変調信号を出力する。しかし、従来のUWB通信方式の送信機では、パワーアンプ(PA)32Bにて変調信号を増幅するものの、アンテナ33Bから放射される高周波(RF)信号23Bの電力レベルとしては、低い出力電力レベル(−41.3dBm/MHz程度)に抑えて出力せざるを得ない状況にある。
また、このUWB通信方式の場合、帯域が非常に広いため、搬送波にマイクロ波からミリ波帯までの高い周波数が用いられようとしている。ここで、UWB通信方式の従来の送信機は、搬送波が10GHz以下の場合には、Siデバイスが、10GHz以上の場合には、化合物半導体デバイスが用いられている。しかし、いずれのデバイスも絶縁破壊電圧レベルがあまり高くない。このため、前述のように、低い出力電力(−41.3dBm/MHz程度)で出力するように構成されている。一方、UWB通信方式の送信機は、移動体(例えば、車両や船舶など)に搭載するレーダーの用途にも用いられる可能性を有しており、システム構成のより一層の簡素化も望まれている。
近藤ら、「準ミリ波帯広帯域インパルスレーダの開発」、電子情報通信学会2004年基礎・境界ソサイエティ大会論文集AS−4−2、2004年9月23日発表、p.S−30〜S−31 K.Shiojima eta1,「High power AlGaN/GaN dual−gate electron mobility transistor mixers on SiC substrates」,Electronics Letters,Vol.40,No.12,p.775−776(2004)
前述のように、従来のUWB通信方式では、高出力の送信機の作製には、複雑な構成を必要としていたため、システム構成の簡素化が難しいという問題があり、例えば、移動体等(例えば、車両や船舶など)のように機械的な振動が大きいなど、過酷な環境下で使用するレーダー等の用途には、容易には適用することはできなかった。
しかしながら、近年、従来の半導体よりも絶縁破壊電圧レベルが一桁大きく、かつ、機械的な振動にも強く、かつ、高温でも動作可能なワイドギャップ半導体の研究開発が進み、前述の非特許文献2のK.Shiojima eta1,「High power AlGaN/GaN dual−gate electron mobility transistor mixers on SiC substrates」,Electronics Letters,Vol.40,No.12,p.775−776(2004)にも記載されているように、HEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ)素子など、過酷な環境下でも動作可能な高出力電子デバイスの作製が可能となってきている。
本発明の目的は、かかるワイドギャップ半導体としてHEMTを用いた高出力のミキサー(変調器)を構成することにより、パワーアンプ(PA)を不要とし、システム構成を簡素化したUWB送信機を提供することにある。
本発明は、前述の課題を解決するために、以下のごとき各技術手段から構成されている。
第1の技術手段は、 UWB(Ultra Wide Band)通信用として用いられるUWB送信機において、出力すべき信号系列のインパルス列により搬送波信号を変調するミキサーとして、前記インパルス列と前記搬送波信号とをそれぞれゲート信号として入力するデュアルゲートを備え、高出力の変調信号をドレイン電極から出力することが可能なAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ)素子を用いていることを特徴とする。
第2の技術手段は、さらに、前記ミキサーとして用いられるAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT素子のドレイン電極をアンテナに直接接続して、前記ミキサーからの前記変調信号によって前記アンテナを直接駆動することを特徴とする。
第3の技術手段は、さらに、前記ミキサーとして用いられるAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT素子は、SiC基板上にGaN層を形成した後、複数のAlGaN層として、スペーサとなるAlGaN層、キャリア供給源となるn型AlGaN層、キャップのAlGaN層を順次形成し、さらに、前記キャップのAlGaN層の上にソース側およびドレイン側のTi/Alオーミック電極をそれぞれ形成した後、SiN表面保護膜を堆積し、しかる後、該SiN表面保護膜の一部をドライエッチングしたエッチング箇所にソース側およびドレイン側のNi/Auゲート電極をそれぞれ形成することを特徴とする。
第4の技術手段は、さらに、ゲート信号として、ソース側の前記Ni/Auゲート電極に入力される前記搬送波信号を、ソース側の前記Ni/Auゲート電極で形成されるFET(Field Effect Transistor)のチャネルが常に通電状態になるようなDCバイアスを重畳して入力し、一方、ドレイン側の前記Ni/Auゲート電極に入力される前記インパルス列を、ドレイン側の前記Ni/Auゲート電極で形成されるFETのチャネルが前記インパルス列の正のパルスが印加されたときにのみ通電するようなDCバイアスを重畳して入力することを特徴とする。
本発明のUWB送信機によれば、インパルス列により搬送波(LO)信号を変調するミキサーとして、高出力の変調信号が得られるAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT素子を採用しているので、ミキサーからの変調信号により直接アンテナを駆動することが可能な送信機を構成することができ、該変調信号を増幅するためのパワーアンプを不要とし、送信機の構成を簡素化することができる。もって、例えば、車両や船舶などの移動体に搭載するレーダーとしての適用も可能となる。
以下に、本発明によるUWB高出力変調送信機の最良の実施形態についてその一例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明のUWB送信機を構成するミキサーとして適用するHEMT(High Electron Mobility Transistor:高電子移動度トランジスタ)ミキサー素子の構造の一例について説明する。図1は、本発明によるUWB送信機を構成するHEMTミキサー素子の構造の一例を示す断面図である。
図1に示すHEMTミキサー素子10は、UWB応用のパルス変調用として用いるHEMTミキサーを得るために、CW(Continuous Wave:連続波)の搬送波(LO:Local Oscillator)信号と出力すべき信号系列からなるインパルス列とをゲート信号としてそれぞれ入力するデュアルゲート構造とするとともに、SiC基板(SiC substrate)1上にGaN層2と複数のAlGaN層3,4,5とを形成した変調ドープHEMT構造を有している。
すなわち、図1に示すHEMTミキサー素子10は、SiC基板(SiC sub.)1上に、MOCVD(Metal−Organic Chemical Vapor Deposition method:有機金属気相成長法)によって、非ドープのGaN層すなわちundoped GaN層2を形成した後、複数のAlGaN層として、スペーサとなる非ドープのAlGaN層すなわちundoped AlGaN層3、キャリア供給源となるシリコンドープしたn型のAlGaN層すなわちn−AlGaN barrier層4、キャップ(cap)となる非ドープのAlGaN層すなわちundoped AlGaN層5とを順次形成している。
ここで、複数のAlGaN層となるundoped AlGaN層3、n−AlGaN barrier層4、undoped AlGaN層5の各層厚は、たとえば2:3:1の固定比率として、合計層厚は26nmであり、Alの組成は25%である。また、undoped GaN層2の層厚は、たとえば2.6μmである。
さらに、HEMTプロセスとして、メサエッチングを施した後、undoped AlGaN層5上に、ソース側Ti/Alオーミック電極6aとドレイン側Ti/Alオーミック電極6bとをそれぞれ形成し、さらに、SiN表面保護膜7を堆積し、しかる後、SiN表面保護膜7の一部をドライエッチングして、そのエッチング箇所にソース側Ni/Auゲート電極8a(以下、G1ゲート電極8aと称する)とドレイン側Ni/Auゲート電極8b(以下、G2ゲート電極8bと称する)とをそれぞれ形成した。
なお、G1ゲート電極8a、G2ゲート電極8bは、ともに、ゲート長が0.7μmであり、ゲート幅は300μmである。また、G1ゲート電極8aとG2ゲート電極8bとの間隔は0.5μm離し、ソース側オーミックTi/Al電極6aとG1ゲート電極8aとの間隔は0.5μm、ドレイン側Ti/Alオーミック電極6bとG2ゲート電極8bとの間隔は1.0μm離して形成している。
後述するように、G2ゲート電極8bには出力すべき信号系列からなるnsecオーダーのインパルス列を印加し、G1ゲート電極8aには連続波(CW)からなる搬送波(LO)信号を印加することにより、G2ゲート電極8bに印加されたインパルス列によりCM搬送波(LO)信号が変調されて、ドレイン側Ti/Alオーミック電極6bからUWB(超広帯域)の高出力RF信号を出力することができる。
(測定実験例)
次に、本発明によるUWB送信機に適用する図1のAlGaN/GaNデュアルゲートのHEMTミキサー素子10の実験結果について、その一実施例を説明する。すなわち、図1に示すごときAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT構造からなるHEMTミキサー素子10を作製して、UWB応用パルス変調実験を行った結果について説明する。図2は、本発明によるUSB送信機に適用するHEMTミキサー素子10のパルス変調実験を行った際の測定系構成の一例を示すブロック図である。
図2の測定系構成において、HEMTミキサー素子10のG1ゲート電極8aには、パワーPLO=17dBm、発振周波数fLO=4GHzの搬送波(LO)信号を発振するLO発振器11を接続し、HEMTミキサー素子10のG2ゲート電極8bには、ピーク電圧Vp−p=3.3V、繰り返し周波数f=62.5MHzの矩形波からパルス幅P=0.5ns、繰り返し周期T=16nsのインパルス列を生成するハイパスフィルター(H.P.F.)12を接続して、HEMTミキサー素子10のドレイン側Ti/Alオーミック電極6bから出力される信号波形を観測する。
ここで、LO発振器11から発振周波数fLO=4GHzで連続波(CW)として出力される搬送波(LO)信号は、G1ゲート電極8aに入力する際に、G1ゲート電極8aで形成されるFET(Field Effect Transistor)が常に動作状態になるように、すなわち、このFETのチャネルが常に通電状態になるように、G1ゲート電極8aの閾値以上の電圧を与えるDCバイアスVG1=−0.8Vが重畳されている。
一方、ハイパスフィルター12からパルス幅P=0.5ns、繰り返し周期T=16nsで出力されるインパルス列は、G2ゲート電極8bで形成されるFETのゲート電圧の閾値VTHよりもやや低いDCバイアスVG2=−3.4Vを重畳して入力することにより、インパルス列として正のパルスが印加されたときのみ、G2ゲート電極8bが開いて、チャネルが通電するように設定されている。なお、HEMTミキサー素子10のドレイン電圧VDS=15Vで実験を行っている。
(測定実験結果)
次に、図2に示す測定系構成において観測された、図1のAlGaN/GaNデュアルゲートからなるHEMTミキサー素子10の実験結果について説明する。
図3は、本発明によるUSB送信機に適用するHEMTミキサー素子10のドレイン電極から出力される出力信号波形の観察結果を示す波形図であり、図1のHEMTミキサー素子10のドレイン側Ti/Alオーミック電極6bから出力された出力信号波形を示している。図3の波形図は、G2ゲート電極8bにインパルス列として印加された1個の正のパルスに応じてドレイン側Ti/Alオーミック電極6bから出力された出力信号波形を示しており、横軸が出力信号の経過時間(ns)を示し、縦軸が出力信号の振幅の電圧値(V)を示している。
また、図3において、「■」印でポイントしている信号波形は、G1ゲート電極8aにLO発振器11からの搬送波(LO)信号が印加されていない場合の出力信号波形を示し、「○」印でポイントしている信号波形は、G1ゲート電極8aにLO発振器11からの搬送波(LO)信号が印加されている場合の出力信号波形を示している。
図3の「■」印の波形に示すように、搬送波(LO)信号を印加していない場合は、G2ゲート電極8bにインパルス列として印加された正のパルス波形をそのまま反転させた波形が出力信号波形として観測され、出力信号波形に大きな歪は見られなく、G2ゲート電極8bにインパルス列として印加したパルス波形が忠実に反転して出力されることが確認された。
一方、図3の「○」印の波形に示すように、発振周波数fLO=4GHz、パワーPLO=17dBmの搬送波(LO)信号を印加した場合、G2ゲート電極8bにインパルス列として印加された正のパルス波形により変調された4GHzのパルス変調信号が出力信号波形として観測された。
また、この場合、図3の「○」印に示すように、出力信号波形の最大振幅として、3V以上の高出力の信号波形が得られることが確認された。さらに、出力信号波形の包絡線は、G2ゲート電極8bにインパルス列として印加された正のパルス波形をそのまま反転させたパルス波形とほぼ等しく、良好な応答が得られていることを確認することができた。
かくのごとく、図1に示すHEMTミキサー素子10は、出力すべき信号系列であるインパルス列によって連続波(CW)の搬送波(LO)信号を変調した、高出力のパルス変調信号を、ドレイン側Ti/Alオーミック電極6bから出力することができるので、図4に示すように、パワーアンプPAを経由せずに、高出力ミキサーを構成するHEMTミキサー素子10のドレイン側Ti/Alオーミック電極6bを直接アンテナ端子に接続することが可能になる。ここに、図4は、本発明によるUWB通信方式における送信機の構成の一例を示すブロック図であり、ミキサーとして高出力の変調出力信号が得られるHEMTミキサー素子10を用いて構成する場合の一例を示している。
図4に示すように、高出力ミキサー31として前述したHEMTミキサー素子10を用いることにより、搬送波(LO)信号22をnsecオーダー以下のインパルス列21で高出力ミキサー31にて変調し、数GHzの広帯域の帯域を有する高い出力電力の変調信号を出力し、高周波(RF)信号23として、アンテナ33を直接駆動して放射することができる。したがって、従来のUWB通信方式における送信機のように、ミキサーからの変調信号を、パワーアンプにより増幅する必要がなく、直接アンテナ33を駆動することができるので、送信機のシステム構成を簡素化することができ、移動体(例えば、車両や船舶など)に搭載するレーダーの用途にも広く適用することが可能になる。
本発明によるUWB送信機を構成するHEMTミキサー素子の構造の一例を示す断面図である。 本発明によるUSB送信機に適用するHEMTミキサー素子のパルス変調実験を行った際の測定系構成の一例を示すブロック図である。 本発明によるUSB送信機に適用するHEMTミキサー素子のドレイン電極から出力された出力信号波形の観察結果を示す波形図である。 本発明によるUWB通信方式における送信機の構成の一例を示すブロック図である。 従来の無線通信システムにおける送信機の構成を示すブロック図である。 UWB通信方式における従来の送信機の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…SiC基板(SiC sub.)、2…undoped GaN層、3…undoped AlGaN、4…n−AlGaN barrier層、5…undoped AlGaN層、6a…ソース側Ti/Alオーミック電極、6b…ドレイン側Ti/Alオーミック電極、7…SiN表面保護膜、8a…ソース側Ni/Auゲート電極(G1ゲート電極)、8b…ドレイン側Ni/Auゲート電極(G2ゲート電極)、10…HEMTミキサー素子、11…LO発振器、12…ハイパスフィルター(H.P.F.)、21…インパルス列、21A…中間周波数(IF)信号、21B…インパルス列、22,22A,22B…搬送波(LO)信号、23,23A,23B…高周波(RF)信号、31…高出力ミキサー、31A,31B…ミキサー、32A,32B…パワーアンプ(PA)、33,33A,33B…アンテナ。

Claims (4)

  1. UWB通信用として用いられるUWB送信機において、出力すべき信号系列のインパルス列により搬送波信号を変調するミキサーとして、前記インパルス列と前記搬送波信号とをそれぞれゲート信号として入力するデュアルゲートを備え、高出力の変調信号をドレイン電極から出力することが可能なAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT素子を用いていることを特徴とするUWB送信機。
  2. 前記ミキサーとして用いられるAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT素子のドレイン電極をアンテナに直接接続して、前記ミキサーからの前記変調信号によって前記アンテナを直接駆動することを特徴とする請求項1に記載のUWB送信機。
  3. 前記ミキサーとして用いられるAlGaN/GaNデュアルゲートHEMT素子は、SiC基板上にGaN層を形成した後、複数のAlGaN層として、スペーサとなるAlGaN層、キャリア供給源となるn型AlGaN層、キャップのAlGaN層を順次形成し、さらに、前記キャップのAlGaN層の上にソース側およびドレイン側のTi/Alオーミック電極をそれぞれ形成した後、SiN表面保護膜を堆積し、しかる後、該SiN表面保護膜の一部をドライエッチングしたエッチング箇所にソース側およびドレイン側のNi/Auゲート電極をそれぞれ形成することを特徴とする請求項1または2に記載のUWB送信機。
  4. ゲート信号として、ソース側の前記Ni/Auゲート電極に入力される前記搬送波信号を、ソース側の前記Ni/Auゲート電極で形成されるFETのチャネルが常に通電状態になるようなDCバイアスを重畳して入力し、一方、ドレイン側の前記Ni/Auゲート電極に入力される前記インパルス列を、ドレイン側の前記Ni/Auゲート電極で形成されるFETのチャネルが前記インパルス列の正のパルスが印加されたときにのみ通電するようなDCバイアスを重畳して入力することを特徴とする請求項3に記載のUWB送信機。
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