JP2007035223A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007035223A JP2007035223A JP2005221234A JP2005221234A JP2007035223A JP 2007035223 A JP2007035223 A JP 2007035223A JP 2005221234 A JP2005221234 A JP 2005221234A JP 2005221234 A JP2005221234 A JP 2005221234A JP 2007035223 A JP2007035223 A JP 2007035223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- diameter
- optical sensor
- insertion slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
【課題】12cm径のディスクには対応しているが、8cm径のディスクに対応していないディスク装置において、8cm径のディスクを引き込まないようにして、対応していないディスクを引き込んだ場合に生じ易い不具合を防止する。
【解決手段】ディスク装置において、所定径のディスクがディスク挿入口に挿入されたとき、ディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に光センサを配設した。制御部は、光センサの検出信号に基づき、所定径より小さい径のディスクがディスク挿入口に挿入されたとき、ディスクが挿入されたと判別せず(#1でNo)、所定径のディスクがディスク挿入口に挿入されたときにのみ、ディスクが挿入されたと判別し(#1でYes)、ディスクを引き込む動作を行う(#2)。これにより、ディスク装置が対応していない所定径より小さいディスクを引き込まないようになる。
【選択図】 図4
【解決手段】ディスク装置において、所定径のディスクがディスク挿入口に挿入されたとき、ディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に光センサを配設した。制御部は、光センサの検出信号に基づき、所定径より小さい径のディスクがディスク挿入口に挿入されたとき、ディスクが挿入されたと判別せず(#1でNo)、所定径のディスクがディスク挿入口に挿入されたときにのみ、ディスクが挿入されたと判別し(#1でYes)、ディスクを引き込む動作を行う(#2)。これにより、ディスク装置が対応していない所定径より小さいディスクを引き込まないようになる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、CDやDVDなどのディスク記録媒体を自動的に装置内部に引き込む機能を持つディスク装置に関する。
従来から、この種のディスク装置において、比較的簡易な構成にてディスクの搬入、搬出を可能とするものとして、ディスク挿入口にディスクが所定量挿入されたとき、1つの光センサによりディスクを検知して、ディスクを装置内に引き込むディスク装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、ディスクの挿入方向の中心線上に2つの光センサを配置して、ディスク挿入口にディスクが所定量挿入されたとき、ディスク挿入口側の光センサによりディスクを検知して、ディスクを装置内に引き込み、これらの光センサにより引き込んだディスクの径を検知することができるディスク装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、ディスクの径方向に2つの光センサを配置し、挿入されたディスク、又は、ディスクに伴って移動するレバーを光センサが検知することで、ディスクの存在を検知し、レバーにより正しい位置にディスクを引き込むディスク装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
また、ディスクの挿入方向の中心線上に2つの光センサと、ディスクの径方向に2つの光センサを配置して、引き込んだディスクの径と位置を検知するディスク装置が知られている(例えば特許文献4参照)。
特開2003−208744号公報
特開2000−105957号公報
特開平08−297907号公報
特開平03−52863号公報
また、ディスクの挿入方向の中心線上に2つの光センサを配置して、ディスク挿入口にディスクが所定量挿入されたとき、ディスク挿入口側の光センサによりディスクを検知して、ディスクを装置内に引き込み、これらの光センサにより引き込んだディスクの径を検知することができるディスク装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、ディスクの径方向に2つの光センサを配置し、挿入されたディスク、又は、ディスクに伴って移動するレバーを光センサが検知することで、ディスクの存在を検知し、レバーにより正しい位置にディスクを引き込むディスク装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
また、ディスクの挿入方向の中心線上に2つの光センサと、ディスクの径方向に2つの光センサを配置して、引き込んだディスクの径と位置を検知するディスク装置が知られている(例えば特許文献4参照)。
しかしながら、上述した従来のディスク装置のいずれにおいても、大径(例えば12cm)のディスクには対応しているが、小径(8cm)のディスクには対応していないディスク装置の場合、8cm径のディスクを一旦引き込んだ後、排出するようになっている。そのため、挿入されたディスクの位置が正しく検出されずに、ディスクが正常なチャッキング位置にないとき、チャッキングが正常に行われなくなるため、ディスクを損傷したり、ディスクが詰まり、ディスクを排出できなくなる虞がある。
本発明は、上記のような従来の問題を解消するものであり、大径(12cm)のディスクには対応しているが、小径(8cm)のディスクには対応していない装置にあって、小径のディスクを引き込むことを防止し、異常事態にならないようにしたディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、12cm径のディスクを挿入/排出するためのディスク挿入口を有する筐体と、筐体内に配置され、ディスク挿入口より挿入されたディスクを引き込む搬送部と、搬送部の動作により引き込まれたディスクをチャッキングするチャッキング部と、ディスクがディスク挿入口に挿入されたことを光学的に検出する光センサと、光センサによる検出出力に基づいて搬送部の動作を制御する制御部とを備え、ディスクに情報を記録し、又は、ディスクに記録された情報を再生するディスク装置において、光センサは、ディスク挿入口近傍であって、12cm径のディスクが該ディスク挿入口に挿入されたとき、該ディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に配設され、それぞれの光センサは、ディスク挿入口に挿入されたディスクの上下面に対向するように設けられた発光部及び受光部を有し、12cm径のディスクが挿入されたときにのみ、各光センサの発光部と受光部との間の光路が該ディスクによって共に遮断され、これにより12cm径のディスクが挿入されたことを検出し、制御部は、光センサにより12cm径のディスクが挿入されたことを検出したときに、搬送部を動作させて、該ディスクを引き込むものである。
請求項2の発明は、所定径のディスクを挿入/排出するためのディスク挿入口を有する筐体と、筐体内に配置され、ディスク挿入口より挿入されたディスクを引き込む搬送部と、搬送部の動作により引き込まれたディスクをチャッキングするチャッキング部と、ディスクがディスク挿入口に挿入されたことを光学的に検出する光センサと、光センサによる検出出力に基づいて搬送部の動作を制御する制御部とを備え、ディスクに情報を記録し、又は、ディスクに記録された情報を再生するディスク装置において、光センサは、ディスク挿入口近傍であって、所定径のディスクが該ディスク挿入口に挿入されたときに、該ディスクを検出可能で、所定径よりも小さいディスクが挿入されたときは、該ディスクを検出できない位置に配設され、制御部は、光センサにより所定径のディスクが検出されたときに搬送部を動作させて、該ディスクを引き込むものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のディスク装置において、光センサは、12cm径のディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に配設されているものである。
本発明によれば、12cm径のディスクがディスク挿入口に挿入されたときは、各光センサの光路が共に遮断されて、制御部は搬送部を駆動してディスクを引き込むが、8cm径のディスクがディスク挿入口に挿入されたときは、各光センサの光路が共に遮断されないので、該ディスクが挿入されたことを検出せず、制御部は、搬送部により該ディスクを引き込む動作を開始しない。このため、対応していない8cm径のディスクが装置に引き込まれることがなくなり、引き込んだ場合に生じ易い不具合を防止することができる。すなわち、装置に対応していない径のディスクが誤って挿入されたとき、一旦、ディスクを引き込んでから、排出するものにおいては、排出することができなかったり、ディスクのチャッキングが正常にできていないために、ディスクを損傷することがあるが、そのようなことが未然に防止される。
以下、本発明を具体化した実施形態によるディスク装置について図面を参照して説明する。図1は、ディスク装置の概略構成を示す。ディスク装置1は、装置内に挿入されたディスク2に情報を記録し、又は、記録された情報を再生する装置であり、ディスク装置1は、ディスク2を挿入/排出するために、筐体3の前面にスリット形状のディスク挿入口4を備え、所定のディスク径より小さいディスクを引き込まない機能を備える。
図2は、実施形態1によるディスク装置1の構成を示す。ディスク装置1は、ディスク挿入口4の近傍に配設され、このディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたことを検出するための光センサ5、6と、筐体3内の所定の位置に配設されたチャッキング部7と、ディスク挿入口4に挿入された12cm径のディスクをチャッキング部7まで引き込むための搬送部8とを備える。光センサ5、6は、12cm径のディスク2aが該ディスク挿入口4に挿入されたとき、該ディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に配設されている。また、このディスク装置1は、引き込まれた12cm径のディスク2aがチャッキング部7に到着したこと、又は、排出された12cm径のディスク2aがディスク挿入口4に到着したことを検出するために、光センサ9を備える。この光センサ9は、12cm径のディスク2aがディスク挿入口4から予め定められた長さだけ突出した状態のときの外周縁の外側と12cm径のディスク2aがチャッキング部7に到着した状態のときの外周縁の外側とが交差する近傍に配設されている。なお、図2において、チャッキング部7の位置にある12cm径のディスク2aを二点鎖線で示している。
図3は、実施形態1によるディスク装置1の電気的ブロック構成を示す。ディスク装置1は、上述の構成に加え、光センサ5、6、9の検出信号が入力される光センサ検出回路10と、この光センサ検出回路10の出力信号に基づいて、搬送部8の動作やチャッキング部7のチャッキング動作等を制御する制御部11を備える。
光センサ5、6、9は、それぞれディスク挿入口4に挿入されたディスクの上下面に対向するように設けられた発光部及び受光部を有し、発光部として赤外LED5a、6a、9aを用い、受光部としてフォトトランジスタ5b、6b、9bを用いればよい。
チャッキング部7は、挿入された12cm径のディスク2aに情報を記録し、又は、記録された情報を再生するためにディスク2aをチャッキングするターンテーブル7aと、ターンテーブル7aに回転力を与えるスピンドルモータ7bを備え、ディスク2aをターンテーブル7aにチャッキングするためにターンテーブル7aとスピンドルモータ7bを昇降させるための昇降機構及び昇降機構を駆動するためのモータ等を備える。制御部11は、チャッキング駆動回路7cを介してスピンドルモータ7bなどの駆動を制御する。
搬送部8は、制御部11による制御のもと搬送駆動回路8dを介して駆動する駆動モータ8aによって回転力を与えられる円筒状の搬送用ローラ8bと、搬送用ローラ8bの回転によってディスク挿入口4に挿入された12cm径のディスク2aを挟み込むようにして従動する円筒状のガイド8cを有し、筐体3内のディスク挿入口4からチャッキング部7までの間に、ディスク挿入/排出方向に回転するように配設されている。
上記のように構成されたディスク装置1において、光センサ5、6は、12cm径のディスク2aが挿入口4に挿入されたときにのみ、光センサの光路が12cmディスク2aによって共に遮断され、8cm径のディスク2bが挿入されたときは、光センサ5、6の何れか1つだけか、又は、何れも光路が遮断されない。各光センサの検出信号は、光センサ検出回路10を介して制御部11へ出力される。また、光センサ9は、12cm径のディスク2aが引き込まれてからチャッキング部7に到着するまでディスク2aにより光路が遮断され、ディスク2aがチャッキング部7に到着したとき、再びディスク2aにより光路が遮断されなくなる。その光センサ9の検出信号は、光センサ検出回路10を介して制御部11へ出力される。一方、光センサ9は、ディスク2aを排出する動作を開始してからディスク2aがディスク挿入口4に到着するまでディスク2aにより光路が遮断され、ディスク2aがディスク挿入口4に到着したとき、再びディスク2aにより光路が遮断されなくなる。その光センサ9の検出信号は、光センサ検出回路10を介して制御部11へ出力される。
制御部11は、光センサ5、6の検出信号により、ディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたか否かを判別し、ディスク2aが挿入されたと判別したとき、ディスク2aを引き込む動作を行う指令を搬送駆動回路8dに出力する。そして、制御部11は、光センサ9の検出信号により、チャッキング部7にディスク2aが到着したか否かを判別し、ディスク2aがチャッキング部7に到着したと判別したとき、ディスク2aを引き込む動作を停止する指令を搬送駆動回路8dに出力して、チャッキング部7に到着したディスク2aをチャッキングする指令をチャッキング駆動回路7cに出力する。
また、制御部11は、ユーザ操作により、挿入されたディスク2aを排出する指令を受信したとき、チャッキング部7のディスク2aを外す指令をチャッキング駆動回路7cに出力し、ディスク2aを排出する動作を行う指令を搬送駆動回路8dに出力する。そして、制御部11は、光センサ9の検出信号によりディスク挿入口4にディスク2aが到着したか否かを判別し、ディスク2aがディスク挿入口4に到着したと判別したとき、ディスク2aを排出する動作を停止する指令を搬送駆動回路8dに出力する。
チャッキング駆動回路7cは、昇降機構によりターンテーブル7aとスピンドルモータ7bを上昇させることで、ディスク2aをターンテーブル7aにチャッキングし、昇降機構によりターンテーブル7aとスピンドルモータ7bを下降させることで、ディスク2aをターンテーブル7aから外す。
搬送駆動回路8dは、駆動モータ8aを駆動して、搬送用ローラ8bを回転させ、搬送用ローラ8bとガイド8cとでディスク2aを挟むようにして、ディスク挿入口4とチャッキング部7の間を何れかの方向に移動させ、駆動モータ8aの駆動を停止することで、ディスク2aの移動を停止する。
図4は、ディスク装置のディスクを引き込む動作及び排出する動作を示すフローチャートである。制御部11は、光センサ5、6の検出信号によりディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたか否かを判別する(#1)。
制御部11は、光センサ5、6の光路が共に遮断されたとする検出信号(両方共OFF)を受信したとき、ディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたと判別し(#1でYes)、光センサ5、6の光路が何れか1つだけ(何れか1つだけOFF)か、又は、何れも光路が遮断されていない(両方共ON)とする検出信号を受信しているとき、ディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されていないと判別する(#1でNo)。また、制御部11は、ディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたと判別したとき(#1でYes)、ディスク2aを引き込む動作を行う指令を搬送駆動回路8dに出力し、制御部11よる制御のもと、搬送駆動回路8dによりディスク2aを引き込む(#2)。
光センサ9は、12cm径のディスク2aを引き込む動作中、光路は遮断され、該ディスク2aがチャッキング部7に到着すると、光路は再び遮断されなくなり、その検出信号(ON→OFF→ON)を光センサ検出回路10を介して、制御部11に出力する。
制御部11は、光センサ9の検出信号に基づき、引き込まれた12cm径のディスクがチャッキング部7に到着したか否かを判別し(#3)、ディスク2aがチャッキング部7に到着したと判別したとき(#3でYes)、挿入されたディスク2aを引き込む動作を停止する指令を搬送駆動回路8dに出力し、制御部11による制御のもと、搬送駆動回路8dにより該ディスク2aを引き込む動作を停止する(#4)。そして、制御部11は、チャッキング部7に到着したディスク2aをチャッキングする指令をチャッキング駆動回路7cに出力し、制御部11による制御のもとチャッキング駆動回路7cによりディスク2aをチャッキングする(#5)。
ユーザ操作により、挿入された12cm径のディスク2aを排出する指令が出される(#6でYes)と、制御部11は、その指令を受信し、チャッキングされたディスク2aを外す指令をチャッキング駆動回路7cに出力し、制御部11による制御のもとチャッキング駆動回路7cによりディスク2aを外す(#7)。そして、制御部11は、ディスク2aを排出する動作を行う指令を搬送駆動回路8dに出力し、制御部11による制御のもと搬送駆動回路8dによりディスク2aを排出する(#8)。
光センサ9は、12cm径のディスク2aを排出する動作中、光路は遮断され、ディスク2aがディスク挿入口4に到着すると、光路は再び遮断されなくなり、その検出信号(ON→OFF→ON)を光センサ検出回路10を介して、制御部11に出力する。
制御部11は、光センサ9の検出信号に基づき、排出された12cm径のディスク2aがディスク挿入口4に到着したか否かを判別し(#9)、ディスク2aがディスク挿入口4に到着したと判別したとき(#9でYes)、ディスク2aを排出する動作を停止する指令を搬送駆動回路8dに出力し、制御部11による制御のもと、搬送駆動回路8dによりディスク2aを排出する動作を停止する(#10)。
以上説明したように、実施形態1のディスク装置によれば、所定径のディスクがディスク挿入口に挿入されたときにのみ、ディスクが挿入されたと判別し、ディスクを引き込むので、所定径より小さい径のディスクを装置内に引き込むことはなく、所定径より小さい径のディスクを引き込んだ場合に生じ易い不具合を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態1の構成に限られず、例えば、上記実施形態1において、装置内でのディスクの位置を検出するための光センサ9を省くことも可能である。この変形例を次の実施形態2により説明する。
図5は、実施形態2によるディスク装置1の構成を示す。ディスク装置1において、光センサ5、6は、12cm径のディスク2aがディスク挿入口4から所定量挿入された状態のときの外周縁の外側と、12cm径のディスク2aがチャッキング部7に到着した状態のときの外周縁の外側とが交差する近傍の2箇所に配設する。そして、2つの光センサ5、6間の距離が、8cm径のディスク2bを挿入したとき、ディスクを検出できない距離になるように12cm径のディスク2aをディスク挿入口4から挿入する所定量を決める。そうすることで、光センサ5、6は、ディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたことと、装置内でのディスクの位置とを検出することができる。
図6は、実施形態2によるディスク装置1の電気的ブロック構成を示す。ディスク装置1は、光センサ5、6を上記のような配置にすることにより、光センサ5、6でディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたことと、装置内でのディスクの位置とを検出することができるので、実施形態1において、装置内でのディスクの位置を検出するための光センサ9を省くことが可能である。
光センサ5、6は、上記の配置にすることにより、ディスク挿入口4に12cm径のディスクが挿入されたときにのみ、光センサ5、6の光路が共に遮断され、その検出信号を光センサ検出回路10を介して制御部11へ出力する。そして、光センサ5、6は、ディスク2aが引き込まれてからチャッキング部7に到着するまで、ディスク2aにより光路が遮断され、ディスク2aがチャッキング部7に到着したとき、再び該ディスク2aにより光路が遮断されなくなる(ON→OFF→ON)。各光センサの検出信号を光センサ検出回路10を介して制御部11へ出力する。
また、光センサ5、6は、ディスク2aを排出する動作を開始してからディスク2aがディスク挿入口4に到着するまでディスク2aにより光路が遮断され、ディスク2aがディスク挿入口4に到着したとき、再び該ディスク2aにより光路が遮断されなくなる(ON→OFF→ON)。各光センサの検出信号を光センサ検出回路10を介して制御部11へ出力する。
制御部11は、光センサ5、6の検出信号により、ディスク挿入口4に12cm径のディスク2aが挿入されたか否かを判別し、光センサ5、6の光路が共に遮断されたことを検出した検出信号(両方共OFF)を受信したときにのみ、ディスク2aが挿入されたと判別する。そして、制御部11は、ディスク2aを引き込む動作を行う指令を搬送駆動回路8dに出力し、光センサ5、6の検出信号によりチャッキング部7にディスク2aが到着したか否かを判別し、ディスク2aがチャッキング部7に到着したと判別したとき、ディスク2aを引き込む動作を停止する指令を搬送駆動回路8dに出力して、チャッキング部7に到着したディスク2aをチャッキングする指令をチャッキング駆動回路7cに出力する。
また、制御部11は、ユーザ操作により、挿入された12cm径のディスク2aを排出する指令を受信すると、チャッキング部7の12cm径のディスク2aを外す指令をチャッキング駆動回路7cに出力し、光センサ5、6の検出信号(ON→OFF→ON)によりディスク挿入口4にディスク2aが到着したか否かを判別し、ディスク2aがディスク挿入口4に到着したと判別したとき、ディスク2aを排出する動作を停止する指令を搬送駆動回路8dに出力する。
以上説明したように、本発明の実施形態2のディスク装置によれば、光センサの配置を工夫することで、光センサの数を減らすことができる。そして、実施形態1のディスク装置と同様に、所定径のディスクがディスク挿入口に挿入されたときにのみ、ディスクが挿入されたと判別し、ディスクを引き込むので、所定径より小さい径のディスクを装置内に引き込むことはなく、所定径より小さい径のディスクを引き込んだ場合に生じ易い不具合を防止することができる。
1 ディスク装置
2 ディスク
2a 12cm径のディスク
2b 8cm径のディスク
3 筐体
4 ディスク挿入口
5、6 光センサ
5a、6a 赤外LED(発光部)
5b、6b フォトトランジスタ(受光部)
7 チャッキング部
8 搬送部
8a 駆動モータ
8b 搬送用ローラ
8c ガイド
9 光センサ
9a 赤外LED
9b フォトトランジスタ
11 制御部
2 ディスク
2a 12cm径のディスク
2b 8cm径のディスク
3 筐体
4 ディスク挿入口
5、6 光センサ
5a、6a 赤外LED(発光部)
5b、6b フォトトランジスタ(受光部)
7 チャッキング部
8 搬送部
8a 駆動モータ
8b 搬送用ローラ
8c ガイド
9 光センサ
9a 赤外LED
9b フォトトランジスタ
11 制御部
Claims (3)
- 12cm径のディスクを挿入/排出するためのディスク挿入口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、前記ディスク挿入口より挿入されたディスクを引き込む搬送部と、前記搬送部の動作により引き込まれたディスクをチャッキングするチャッキング部と、ディスクが前記ディスク挿入口に挿入されたことを光学的に検出する光センサと、前記光センサによる検出出力に基づいて前記搬送部の動作を制御する制御部とを備え、ディスクに情報を記録し、又は、ディスクに記録された情報を再生するディスク装置において、
前記光センサは、前記ディスク挿入口近傍であって、12cm径のディスクが該ディスク挿入口に挿入されたとき、該ディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に配設され、それぞれの前記光センサは、前記ディスク挿入口に挿入されたディスクの上下面に対向するように設けられた発光部及び受光部を有し、前記12cm径のディスクが挿入されたときにのみ、前記各光センサの発光部と受光部との間の光路が該ディスクによって共に遮断され、これにより12cm径のディスクが挿入されたことを検出し、
前記制御部は、前記光センサにより12cm径のディスクが挿入されたことを検出したときに、前記搬送部を動作させて、該ディスクを引き込むことを特徴とするディスク装置。 - 所定径のディスクを挿入/排出するためのディスク挿入口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、前記ディスク挿入口より挿入されたディスクを引き込む搬送部と、前記搬送部の動作により引き込まれたディスクをチャッキングするチャッキング部と、ディスクが前記ディスク挿入口に挿入されたことを光学的に検出する光センサと、前記光センサによる検出出力に基づいて前記搬送部の動作を制御する制御部とを備えたディスク装置において、
前記光センサは、前記ディスク挿入口近傍であって、所定径のディスクが該ディスク挿入口に挿入されたときに、該ディスクを検出可能で、前記所定径よりも小さいディスクが挿入されたときは、該ディスクを検出できない位置に配設され、
前記制御部は、前記光センサにより所定径のディスクが検出されたときに前記搬送部を動作させて、該ディスクを引き込むことを特徴とするディスク装置。 - 前記光センサは、12cm径のディスクの径方向両端部にそれぞれ対応する位置に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221234A JP2007035223A (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221234A JP2007035223A (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007035223A true JP2007035223A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37794264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005221234A Withdrawn JP2007035223A (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007035223A (ja) |
-
2005
- 2005-07-29 JP JP2005221234A patent/JP2007035223A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000149367A (ja) | 記録再生装置 | |
JP4243252B2 (ja) | ディスク識別装置、ディスク挿排装置及びディスク装置 | |
JP4017911B2 (ja) | 情報記録媒体搬送装置 | |
US6683826B1 (en) | System for reproducing information recorded on an information recording medium | |
JP2007035223A (ja) | ディスク装置 | |
JP5426893B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2003173600A (ja) | 記録媒体イジェクト制御装置および制御方法 | |
JP2006196129A (ja) | ディスク識別装置、ディスク挿排装置及びディスク装置 | |
JP2008243290A (ja) | ディスク装置及びその制御方法 | |
JP2011018389A (ja) | ディスク装置 | |
JP3903858B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP2713289B2 (ja) | 光ディスクのローディング装置 | |
US8881183B2 (en) | Disc visible type disc drive apparatus | |
JP4553205B2 (ja) | ディスクの搬送異常検出方法 | |
JP5634146B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP3568190B2 (ja) | スロットイン式光ディスク再生装置 | |
JP6249914B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2002150652A (ja) | スロットイン式光ディスク再生装置 | |
JP2006338820A (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JPH06342551A (ja) | オートローデイングデイスクプレーヤ | |
JP4124364B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP2644170B2 (ja) | ディスクロ−ディング制御装置 | |
JP2978931B1 (ja) | 光ディスクのローディング装置 | |
JP5541700B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP4212527B2 (ja) | 記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |