JP2007034178A - データ変換装置、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 AESのような、ガロア体(有限体)上の演算処理を有するブロック暗号において、処理速度が高速であり、かつ従来方式よりも少ない記憶容量で処理可能な方式を提案する。
【解決手段】 換字テーブルと排他的論理和の組み合わせにより、換字テーブル用記憶容量を減少させる。
即ち、Nバイト(ビット)*1個の基礎となる事前計算データと、1バイト(ビット)*A個(Aの個数は利用する暗号の処理体系に依存)の事前計算データ及びexclusive orのような論理演算を用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明はICカードや携帯電話のような,記憶容量が制限された環境下での暗号化,復号処理において,好適なものである。
従来より,データを暗号化するための様々な暗号方式が知られている。暗号方式の一つに共通鍵暗号と呼ばれる暗号方式がある。共通鍵暗号は,大きく分けてブロック暗号とストリーム暗号と呼ばれる2つの方式に分類される。ブロック暗号は,固定された長さ各入力ブロックと鍵データを,換字・転置処理により攪拌し,同じ長さの出力ブロックに写す暗号化方式である。ストリーム暗号は,平文と鍵ストリームに排他的論理和のような論理演算を施し,暗号文を得る暗号化方式である。ブロック暗号の代表的なものとしては,DES(Data Encryption Standard)やAES(Advanced Encryption Standard)がある。ストリーム暗号の代表的なものとしてはRC4がある。
一般的な共通鍵暗号による暗号化処理の構成を図2に示す。図2の暗号化装置は,暗号化対象データと鍵データを入力とし,暗号化データを出力するものであって,暗号処理部と鍵処理部によって構成されている。第1ラウンドから第nラウンドまでの順番に,n段階の処理を行う。鍵処理部は,入力された暗号鍵をもとに,n段階のラウンド処理のそれぞれで用いられる拡大鍵1から拡大鍵nの生成を順次行う。
図3は,各ラウンド内の構成を示したものである。ラウンド内は,図3に示されている通り,主に換字処理と転置処理によって構成されている。換字処理の原理はガロア体の逆元演算のような出力値が予測可能であり,かつ可逆変換である演算処理である。上記演算処理をソフトウェア等で実装する場合,予め入力値に対応する出力値をROM等の記憶媒体に格納しておき,実際の処理の際に参照する上記換字処理が用いられるのが一般的である。また,転置処理は,ある一定のデータ単位及び範囲内でのデータの入れ替えを行う処理である。入れ替えを行うデータ単位及び範囲は利用する暗号方式に依存する。ブロック暗号は,処理の殆どを上記ラウンド内の処理に費やしており,ラウンド内の処理を高速に行うことにより,ブロック暗号全体の劇的な速度向上を期待できる。
ラウンド内の処理を高速に行う方法として,非特許文献1として、「 Optimized Software Implementations of E2 / Kazumaro Aoki, Hiroki Ueda(1999/TIEICE)」がある。上記非特許文献の方式を適用すると,各ラウンド内の構成は図4のように表される。上記非特許文献の方式の特徴は,1)換字処理と転置処理を1つにまとめて処理が行える。2)データ単位を図3のような1ではなくNとして扱える。以上の点が挙げられる。
又、別の従来例としては、特許文献1及び特許文献2をあげることが出来る。
Optimized Software Implementations of E2 / Kazumaro Aoki, Hiroki Ueda(1999/TIEICE) 特開2000-019958号公報 特開2004-120307号公報
前述した図3のラウンド処理の方式と図4のラウンド処理の方式をまとめると図11のようになる。図11に示されている通り,図3のラウンド処理の方式は,記憶保持量は少ないが低速である。一方,図4の方式では,高速だが記憶保持量は大きくなる。以上の問題点がある。また,図4の方式は,換字処理に必要なデータサイズが大きいため,キャッシュの少ない環境では,キャッシュミス等により,複数回データをロードする事態が生じる可能性があり,結果として,処理が低速になる可能性がある。
本発明は上述の問題点に鑑み,換字処理・転置処理のような変換処理を有するブロック暗号において,図3の方式より処理速度が高速であり,図4の方式よりも少ない記憶容量で処理可能な暗号化,復号方式,装置,システム,コンピュータプログラム,及びそれを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
入力データから変換データを生成するデータ変換装置において、
入力データに対し、換字変換・転置変換および論理演算を少なくとも1つ用いることによって,複数の中間データを出力する第1の中間データ生成手段と、
入力データおよび固定値に対し、換字変換・転置変換および論理演算を少なくとも1つ用いることによって、複数の中間データを出力する第2の中間データ生成手段と、
上記複数の第1,第2の中間データに対し、排他的論理和を少なくとも1つ用いることによって、不要なデータを打ち消し、変換データを生成する変換データ生成手段とを備えたことを特徴とする。
以上説明した通り,本発明によって,換字処理・転置処理のような変換処理を有するブロック暗号において,図3の方式より処理速度が高速であり,図4の方式よりも少ない記憶容量で処理可能な暗号化,復号方式を提供可能である。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下,図面を参照して,本発明の好適な実施形態を説明する。
(第1の実施例)
図1は本発明における各実施形態を実現する情報処理装置の電気的構成を説明するための図である。なお,本発明の実現にあたって,図1に示される全ての機能を使用することは必須ではない。
情報処理装置100は,上記図1に示すように,公衆回線等のモデム118,表示部としてのモニタ102,CPU103,ROM104,RAM105,HD(ハードディスク)106,ネットワークのネットワーク接続部107,CD108,FD(フレキシブルディスク)109,DVD(デジタル・ビデオ・ディスク,またはDigital Versatile Disk)110,プリンタ115のインターフェース(I/F)117,及び操作部としてのマウス112やキーボード113等のインターフェース(I/F)111が,バス116を介して互いに通信可能に接続されて構成されている。
マウス112及びキーボード113は,情報処理装置100に対する各種指示等をユーザが入力するための操作部である。この操作部を介して入力された情報(操作情報)は,インターフェース111を介して,情報処理装置100内に取り込まれる。
情報処理装置100での各種情報(文字情報や画像情報等)は,プリンタ115により印刷出力できるようになされている。
モニタ102は,ユーザへの各種指示情報や,文字情報或いは画像情報等の各種情報の表示を行う。
CPU103は,情報処理装置100全体の動作制御を司るものであり,本実施の形態においては制御手段として機能している。
すなわち,CPU103は,HD(ハードディスク)106等から処理プログラム(ソフトウェアプログラム)を読み出して実行することで,情報処理装置100全体を制御する。特に,本実施の形態では,CPU103は,HD106等から,暗号化処理機能および復号処理機能を実現する処理プログラムを読み出して実行することで,後述する情報変換処理を実施する。
ROM104は,暗号化処理機能および復号処理機能のための処理プログラムや,プログラム内で用いられる各種データ等を記憶する。
RAM105は,CPU103での各種処理のために,一時的に処理プログラムや処理対象の情報を格納するための作業用エリア等として使用される。
HD106は,大容量記憶装置の一例としての構成要素であり,各種データ,あるいは各種処理の実行時にRAM105等へ転送される情報変換処理等のための処理プログラム等を保存する。
CD(CDドライブ)108は,外部記憶媒体の一例としてのCD(CD−R)に記憶されたデータを読み込み,また,当該CDへデータを書き出す機能を有する。
FD(フレキシブルディスクドライブ)109は,CD108と同様に,外部記憶媒体の一例としてのFD109に記憶されたデータを読み出す。また,種々のデータを上記FD109へ書き込む機能を有している。
DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)110は,CD108やFD109と同様に,外部記憶媒体の一例としてのDVD110に記憶されたデータを読み出し,また,上記DVD110へデータを書き込む機能を有している。
なお,CD108,FD109,DVD110等の外部記憶媒体に対して,例えば,編集用のプログラム或いはプリンタドライバが記憶されている場合には,これらのプログラムをHD106へインストールしておき,必要に応じて,RAM105へ転送するように構成してもよい。
インターフェース(I/F)111は,マウス112或いはキーボード113によるユーザからの入力を受け付けるためのものである。
モデム118は,通信モデムであり,インターフェース(I/F)119を介して,例えば,公衆回線等を通じて外部のネットワークに接続される。
ネットワーク接続部107は,インターフェース(I/F)114を介して,外部のネットワークに接続される。
なお本発明は,複数の機器(例えば,ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても,一つの機器からなる装置(例えば,複写機,ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
以下,本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図2にブロック暗号処理を行う装置を示す。暗号化対象データ200と鍵データ201が,図1に示す情報処理装置100に入力される。暗号化対象データ200は暗号処理部202に,鍵データ201は鍵処理部203に,それぞれ入力される。鍵処理部203では,入力された鍵情報201を元に拡大鍵が生成され,暗号処理部202に入力される。暗号処理部202では,同時に入力された暗号化対象データ200を第1ラウンド204から第nラウンド205まで順次行うことにより暗号化処理され,暗号化データ206が情報処理装置100から出力される。暗号化処理に対する復号処理モジュールは,上記処理を逆側から順次行うことによって可能となる。
図5はAES(Advanced Encryption Standard)における各ラウンド処理の構成を示す。図5の各マス目は1バイト単位で構成されている。AESの各ラウンド処理はR1:SubBytes502,R2:ShiftRows503,R3:MixColumns504,R4:AddRoundKey505によって構成されている。SubBytes502は1バイト毎の換字変換である。例えば入力として00(16)((16)は16進数表記を示す。)が与えられた場合,63(16)が出力値となる。SubBytesの原理は,ガロア体GF(2^8)上における既約多項式X^8+X^4+X^3+X+1での逆元演算である。ShiftRows503はバイト単位の置換である。図6に示されている通り,S10はS13の位置に,S11はS10の位置に,以下図6に示されているとおりに置換される。ここで,ShiftRows後の出力値をRxy(0<=x<=3,0<=y<=3)とする。MixColumns504は列単位の換字変換および排他的論理和によって構成される。MixColumns504の一般式は式1に表される。
Figure 2007034178
式1に示されている通り,各列のあるバイトに対しては乗算処理を行い,またあるバイトに対してはそのままの状態で,各列の全バイトの排他的論理和を計算することで,各列の出力値を導出する。上記乗算処理は,ガロア体GF(2^8)上における既約多項式X^8+X^4+X^3+X+1での乗算処理であり,入力に対応する出力値が予測可能であることから,換字処理が用いられるのが一般的である。AddRoundKey505は,鍵処理部203にて生成された各ラウンド用の拡大鍵507とMixColumns504までに算出された出力値との排他的論理和を行う処理である。
図7は,本発明による各ラウンド処理の構成を示す。入力データ701は,ShiftRows処理702によって,図7に示されている所定の位置に置換される。次に,式2に示されている換字変換&排他的論理輪演算703によって,Xxy(0<=x<=3,0<=y<=3)が出力される。
Figure 2007034178
式2の特徴としては,1)入力データ1バイトに対し,1バイト単位ではなく,1列単位(4バイト)単位でSubBytes変換を行う。2)1)の処理で必要な換字テーブルの大きさは,1列(4バイト)×ガロア体の採りうる範囲(256)×テーブルの個数(各列ともに同じテーブルを使用)(1)=1024バイトである。以上が挙げられる。上記求められたXxyに対し,ShiftRows処理702後のIxyに換字変換を行ったもの(TB1[Xxy],TB2[Xxy]とする。)を排他的論理和704することにより,式1の形にすることができる。つまり,MixColumns処理705後のCxyが算出される。なお,TB1[Xxy],TB2[Xxy]に必要な換字テーブルの大きさは,1マス(1バイト)×ガロア体の採りうる範囲(256)×テーブルの個数(TB1[ ], TB2[ ])(2)である。
図8は,本実施例のフローチャートである。S801では,N−1ラウンドの出力結果がNラウンドの入力値として入力される。S802は,入力データに対するShiftRows処理である。結果は,図7のR'1 702に示される値になる。S803は,S802で転置された入力データに対するSubBytes処理である。ただし,上記で述べたとおり,入力1バイトに対し,出力4バイトのSubBytes処理である。処理内容は,式2にて示されている。結果は,図7のR'2 703に示される値になる。 S804は,図7のR'1 702の各入力データ1マス(1バイト)に対し,換字変換を行う。上記換字変換は式3で表される。
Figure 2007034178
なお式3中のRxyは,ShiftRows &SubBytes処理後のデータ,記号・は上記ガロア体上の乗算処理,記号^は排他的論理和を示す。また,式3中Ixyは,図7のR'1 702の各入力データのうち,上記式1内で{03}と乗算するRを求める際の入力値を指す。例えば,図7のR'4 705のC00を求める際には,I11がIxyとなる。 また,Xは0〜255の間の固定値を示す。S804は,図7のR'1 702の各入力データ1マス(1バイト)に対し,換字変換を行う。上記換字変換は式4で表される。
Figure 2007034178
式4中Ixyは,図7のR'1 702の各入力データのうち,上記式1内で{02}と乗算するRを求める際の入力値を指す。例えば,図7のR'4 705のC00を求める際には,I00がIxyとなる。その他,式中の記号・パラメータの意味は上記式3と同様である。S806は,S803,S804,S805で求められた出力データの排他的論理和演算処理である。結果は,図7のR'4 705に示される値になる。S807では,上記AddRoundKey変換を行う。結果は,図5の第nラウンドの出力データ707となる。S808では,S807までの出力結果をNラウンドの出力結果として出力する。以上で第Nラウンドの処理は終了となる。
(第2の実施例)
第1の実施例では,式1及び式2は1つないし2つのガロア体上の乗算や固定値等を用いて構成された。ガロア体上の乗算処理の性質を省みた上で,式1及び式2は1つのガロア体上の乗算処理のみで構成することも可能である。
図9は,本実施例のフローチャートである。S901では,N−1ラウンドの出力結果がNラウンドの入力値として入力される。S902は,入力データに対するShiftRows処理である。結果は,図7のR'1 702に示される値になる。S903は,S902で転置された入力データに対するSubBytes処理である。ただし,上記で述べたとおり,入力1バイトに対し,出力4バイトのSubBytes処理である。処理内容は,式2にて示されている。結果は,図7のR'2 703に示される値になる。 S904は,図7のR'1 702の各入力データ1マス(1バイト)に対し,換字変換を行う。上記換字変換は式5で表される。
Figure 2007034178
なお式5中のRxyは,ShiftRows &SubBytes処理後のデータ,記号・は上記ガロア体上の乗算処理,記号^は排他的論理和を示す。また,式5中Ixyは,図7のR'1 702の各入力データのうち,上記式1内で{03}と乗算するRを求める際の入力値を指す。例えば,図7のR'4 705のC00を求める際には,I11がIxyとなる。 S905は,図7のR'1 702の各入力データ1マス(1バイト)に対し,換字変換を行う。上記換字変換は式6で表される。
Figure 2007034178
式6中Ixyは,図7のR'1 702の各入力データのうち,上記式1内で{02}と乗算するRを求める際の入力値を指す。例えば,図7のR'4 705のC00を求める際には,I00がIxyとなる。その他,式中の記号・パラメータの意味は上記式5と同様である。S906は,S903,S904,S905で求められた出力データの排他的論理和演算処理である。結果は,図7のR'4 705に示される値になる。S907では,上記AddRoundKey変換を行う。結果は,図5の第nラウンドの出力データ707となる。S908では,S907までの出力結果をNラウンドの出力結果として出力する。以上で第Nラウンドの処理は終了となる。
(第3の実施例)
第1および第2の実施例は,ある決まった数・大きさの中間データ,換字変換・転置変換および排他的論理和によって構成されていた。換字変換・転置変換および排他的論理和の性質を省みた上で,任意の数・大きさの中間データ,換字変換・転置変換および排他的論理和によって構成することも可能である。
図10は,本実施例におけるAESのブロック図である。まず,N−1ラウンドの出力結果1001から,任意の数・大きさの換字変換・転置変換および排他的論理和によって,任意の数の中間データX1002を生成する。そして,上記中間データXから,任意の数の排他的論理和によって,MixColumns処理後のデータCxy1003を生成する。上記に示したとおり,入力データから,任意の数・大きさの換字変換・転置変換および排他的論理和によって,任意の数・大きさの中間データを生成し,生成された中間データから,任意の数の排他的論理和によって,上記式1のような構成となり,MixColumns処理後のデータCxy1003を生成できる場合は,本発明の範疇に含まれる。
(第4の実施例)
第1,第2および第3の実施例は,複数の機器(例えばホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタ等)から構成されるシステムの一部として適用しても,ひとつの機器(たとえば複写機,ファクシミリ装置)からなるものの一部に適用してもよい。
また,本発明は上記実施の形態を実現するための装置及び方法及び実施の形態で説明した方法を組み合わせて行う方法のみに限定されるものではなく,上記システムまたは装置内のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に,上記実施の形態を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し,このプログラムコードに従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
またこの場合,前記ソフトウエアのプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり,そのプログラムコード自体,及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段,具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に含まれる。
この様なプログラムコードを格納する記憶媒体としては,例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等を用いることができる。
また,上記コンピュータが,供給されたプログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより,上記実施の形態の機能が実現される場合だけではなく,上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム),あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の範疇に含まれる。
更に,この供給されたプログラムコードが,コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後,そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い,その処理によって上記実施の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
発明の実施の形態に係る処理装置の構成を示すブロックである。 本発明の第1の実施形態に係る暗号装置の概要である。 ブロック暗号方式のラウンド部分の図である。 非特許文献を適用した場合のブロック暗号方式のラウンド部分の図である。 AESのラウンド部分を説明する概念図である。 AESのShiftRows部分を説明する概念図である。 本発明の第1の実施形態に係るラウンド部分の処理例を説明する概念図である。 本発明の第1の実施形態に係る暗号処理フローチャートを説明する概念図である。 本発明の第2の実施形態に係る暗号処理フローチャートを説明する概念図である。 本発明の第3の実施形態に係るMixColumnsまでの処理例を説明する概念図である。 図3のラウンド処理の方式と図4のラウンド処理の方式をまとめた図である。
符号の説明
100 情報処理装置
102 モニタ
103 CPU
104 ROM
105 RAM
106 HD
107 ネットワーク接続部
108 CDドライブ
109 FDドライブ
110 DVDドライブ
111 インターフェース
112 マウス
113 キーボード
114 インターフェース
115 プリンタ
116 バス
117 インターフェース
118 モデム
119 インターフェース

Claims (18)

  1. 入力データから変換データを生成するデータ変換装置において,
    入力データに対し,換字変換・転置変換および論理演算を少なくとも1つ用いることによって,複数の中間データを出力する第1の中間データ生成手段と,
    入力データおよび固定値に対し,換字変換・転置変換および論理演算を少なくとも1つ用いることによって,複数の中間データを出力する第2の中間データ生成手段と,
    上記複数の第1,第2の中間データに対し,排他的論理和を少なくとも1つ用いることによって,不要なデータを打ち消し,変換データを生成する変換データ生成手段とを備えたことを特徴とするデータ変換装置。
  2. 上記入力データ,出力データおよび中間データの範囲は,暗号化方式及びグループ列の採りうることのできる最大範囲に応じて可変であることを特徴とする,
    請求項1に記載のデータ変換装置。
  3. 上記入力データには,固定値を含んでもよいことを特徴とする,
    請求項1に記載のデータ変換装置。
  4. 請求項1又は請求項3記載の固定値は,任意の正の整数であることを特徴とする,
    請求項1に記載のデータ変換装置。
  5. 上記換字変換は,ガロア体上の逆数・乗算演算のような,出力値が予測可能であり,かつ可逆変換であることを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。
  6. 上記転置変換は,AESのShiftRows処理におけるバイト単位の置換のような,ある単位でのデータ置換処理であることを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。
  7. 上記論理演算は排他的論理和やシフト演算などを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置。
  8. 上記換字変換・転置変換および論理演算は,少なくとも1つの換字変換にまとめることも可能とすることを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置
  9. 請求項5又は請求項8記載の換字変換は,入力値に対応する出力値をROMのような記憶媒体に予め格納し,変換処理時に参照可能であることを特徴とする請求項1に記載のデータ変換装置
  10. 入力データから変換データを生成するデータ変換装置において,
    入力データに対し,換字変換・転置変換および論理演算を少なくとも1つ用いることによって,複数の中間データを出力する第1の中間データ生成手段と,
    上記複数の第1の中間データに対し,排他的論理和を少なくとも1つ用いることによって,不要なデータを打ち消し,変換データを生成する変換データ生成手段とを備えたことを特徴とするデータ変換装置。
  11. 上記入力データ,出力データおよび中間データの範囲は,暗号化方式及びグループ列の採りうることのできる最大範囲に応じて可変であることを特徴とする,
    請求項10に記載のデータ変換装置。
  12. 上記換字変換は,ガロア体上の逆数・乗算演算のような,出力値が予測可能であり,かつ可逆変換であることを特徴とする請求項10に記載のデータ変換装置。
  13. 上記転置変換は,AESのShiftRows処理におけるバイト単位の置換のような,ある単位でのデータ置換処理であることを特徴とする請求項10に記載のデータ変換装置。
  14. 上記論理演算は排他的論理和やシフト演算などを含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ変換装置。
  15. 上記換字変換・転置変換および論理演算は,少なくとも1つの換字変換にまとめることも可能とすることを特徴とする請求項10に記載のデータ変換装置。
  16. 請求項12又は請求項15記載の換字変換は,入力値に対応する出力値をROMのような記憶媒体に予め格納し,変換処理時に参照可能であることを特徴とする請求項10に記載のデータ変換装置。
  17. 請求項1〜請求項16の何れか1項に記載のデータ変換装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを格納し、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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