JP2007033233A - 河川汚濁負荷推定システム、方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】降雨影響範囲決定装置10により、河川流域内の各地区における降水量の時系列変化を示す降水量データと任意の河川観測点での河川流量の時系列変化を示す河川流量データとをパターンマッチング分析して、この分析結果に基づき河川観測点における河川汚濁負荷に影響する降雨影響範囲を決定し、推定装置20により、降雨影響範囲内の任意の特定地区における降水量データと河川観測点の河川汚濁負荷量データとを含む履歴データを用いて推定モデルを作成し、新たな降水量パラメータおよび河川汚濁負荷量パラメータを含む推定条件データから河川観測点での推定河川汚濁負荷量を推定モデルを用いて推定する。
【選択図】 図1
Description
ポイント汚染負荷については下水処理場などで計測できるが、このような設備を通らずに降雨時に直接河川に流入するノンポイント汚濁負荷を計測することは困難である。
河川水質に対するノンポイント(非点源)汚濁負荷は、地表面を介して中小の支河川から流入する雨水に大きく影響を受ける。この際、雨水の流入経路は地表面だけでなく、例えば地下の水脈を介して山尾根の反対にある支河川へ流入する経路など、把握不可能な他の流入経路を経由する場合も多く、このような複雑な流入経路からの雨水についても考慮する必要がある。
したがって、河川観測点の河川汚濁負荷に影響を与える特定地区の降水量を過不足なく用いて所望の河川汚濁負荷量を推定することができ、極めて高い精度で河川汚濁負荷量を推定できる。
[河川汚濁負荷推定システム]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる河川汚濁負荷推定システムについて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる河川汚濁負荷推定システムの構成を示すブロック図である。
この河川汚濁負荷推定システムは、所定の推定モデルを用いて、河川流域での降水量と河川観測点での河川汚濁負荷量とから、河川観測点における新たな河川汚濁負荷量をリアルタイムで推定するシステムであり、降雨影響範囲決定装置10と推定装置20とから構成されている。
次に、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる河川汚濁負荷推定システムで用いられる降雨影響範囲決定装置の構成について詳細に説明する。
降雨影響範囲決定装置10には、機能部として、入力部11、パターンマッチング分析部12、および降雨影響範囲決定部13が設けられている。
この入力部11で取り込まれる主な処理情報としては、降水量データ41と河川流量データ42とからなる履歴データ40がある。
なお、各地区の降水量データ41は、一般的な気象データを提供する提供機関から所望のパラメータを入手すればよく、例えば気象庁からは少なくとも1時間周期で、また河川情報センターからは10分周期でそれぞれ提供されている。また、河川流量データ42は、面速式流量計測方法など公知の計測方法で計測したものを用いればよい。
次に、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる推定装置の構成について詳細に説明する。
推定装置20には、入力部21、推定モデル作成部23、適応学習部25、および出力推定部26が設けられている。
この入力部21で取り込まれる主な処理情報としては、降雨影響範囲決定装置10から出力された降雨影響範囲決定情報43、非雨天汚濁負荷推定モデル24Aや雨天汚濁負荷推定モデル24Bの作成処理に用いる履歴データ50、および河川汚濁負荷推定処理に用いる推定条件データ60がある。
気象データ51は各地区において計測された降水量、気温、さらには日照などの気象環境に関する情報の時系列変化を示す時系列データであり、非雨天汚濁負荷推定モデル24Aや雨天汚濁負荷推定モデル24Bの作成時にモデル入力データとして用いられる。
河川汚濁負荷量データ52は、河川汚濁負荷推定の対象となる河川の河川観測点30で計測された河川汚濁負荷量の時系列変化を示す時系列データであり、非雨天汚濁負荷推定モデル24Aや雨天汚濁負荷推定モデル24Bの作成時にモデル入力データおよびモデル出力データとして用いられる。
気象パラメータ61は、履歴データ50の気象データ51に対応するものであり、河川汚濁負荷の推定に用いる特定地区で計測されたあるいは予報された降水量、気温、さらには日照などの気象環境に関する情報の時系列データが用いられる。
河川汚濁負荷量パラメータ62は、履歴データ50の河川汚濁負荷量データ52に対応するものであり、河川汚濁負荷推定の対象となる河川観測点30で計測された河川汚濁負荷量の時系列変化を示す時系列データが用いられる。
このうち、非雨天汚濁負荷推定モデル24Aは、河川観測点30での河川汚濁負荷量のうち非雨天時に観測される非雨天成分を推定するための推定モデルである。また雨天汚濁負荷推定モデル24Bは、河川観測点30での河川汚濁負荷量のうち雨天時において非雨天成分から増加する雨天成分を推定するための推定モデルである。
非雨天汚濁負荷推定モデル24Aや雨天汚濁負荷推定モデル24Bとして事例ベースを用いた場合、適応学習部25は、事例ベースを構成する各事例データのうち、これら履歴データ50に対応する事例データの出力値を、この履歴データ50の出力値により所定の比率で変更する。なお、履歴データ50に対応する事例データが存在しなかった場合、適応学習部25は、履歴データ50を新たな事例データとして非雨天汚濁負荷推定モデル24Aや雨天汚濁負荷推定モデル24Bへ追加する。
次に、図2を参照して、本発明の一実施の形態にかかる降雨影響範囲決定装置での降雨影響範囲決定動作について説明する。図2は、本発明の一実施の形態にかかる降雨影響範囲決定装置での降雨影響範囲決定処理を示すフローチャートである。
降雨影響範囲決定装置10の演算処理部(図示せず)は、オペレータの推定要求操作に応じて、図2の降雨影響範囲決定処理を開始する。
特に、図7の場合、最大パターン一致度の最高ランク地区32が河川観測点30の付近に集中しているが、ある程度距離のある地区も含まれていたり、距離的に近い地区でも影響の少ない地区も存在しており、複雑な流入経路の存在が推察できる。また、図8の場合、最大パターン一致度の最高ランク地区32が河川観測点30から離れた地域(山間部)に分散して一様に分布していないことから、山尾根を超える地下水脈など、把握不可能な複雑な流入経路の存在が推察できる。
次に、図10および図11を参照して、本発明の一実施の形態にかかる推定装置での推定モデル作成動作について説明する。図10は、本発明の一実施の形態にかかる推定装置での推定モデル作成処理を示すフローチャートである。図11は、本発明の一実施の形態にかかる推定装置での推定モデル作成動作にかかるフロー図である。
なお、推定モデル作成部23や後述の出力選択手段26Cなどにおける雨天/非雨天の判定については、河川観測点の降雨影響範囲全域にわたって降雨が観測されていない状態を非雨天と判定し、河川観測点の降雨影響範囲内のいずれかで降雨が観測されている状態およびその降雨の影響が及ぶ時間を雨天と判定する。降雨の影響が及ぶ時間は地区ごとに異なるため、例えば降雨影響範囲決定装置でのパターンマッチングの分析結果などに基づき、各地区ごとに予め設定しておけばよい。
この際、特定地区ごとに、そのモデル入力データとモデル出力データの時間位置を順次シフトしてそれぞれパターン一致度を求め、最大パターン一致度が得られた際の時間シフト量に基づき、当該特定地区のモデル入力データとモデル出力データを対応させて組27C,28Cを作成してもよい。これにより、より精度の高い推定モデルを作成することができる。
次に、図12および図13を参照して、本発明の一実施の形態にかかる推定装置で推定モデルとして用いる事例ベースについて説明する。図12は、本発明の一実施の形態にかかる推定装置で用いる事例ベースの作成を示す説明図である。図13は、事例ベースにおける類似度の定義を示す説明図である。
TCBMは、推論の対象における入出力関係に連続性が成り立つことを前提条件として、事例ベース推論の枠組みを用いるモデリング手法であり、その特徴は、数学の位相論(トポロジー)における連続写像の概念に基づいて、出力の解像度すなわち出力誤差許容幅に応じた事例ベースと、各事例間の関係を示す類似度とを定義した点にある。
ここで、事例ベースに求められる推定誤差すなわち出力誤差許容幅εが与えられた場合、図12(c)に示すように、この出力誤差許容幅εを用いて入力空間をメッシュと呼ばれる部分区間に分割して量子化することにより、出力近傍の大きさに対応する入力近傍すなわち事例を定義できる。
これにより、すべての事例について、当該事例のメッシュに振り分けられた各履歴データのモデル出力データと当該事例の出力値との誤差が、出力誤差許容幅εを満足することになる。
図13では、入力データに対応する中央メッシュに事例が存在すれば、その事例と入力データとは「類似度=0」であると定義されている。また、中央メッシュの1つ隣に存在する事例とは「類似度=1」となり、以降、中央メッシュから1メッシュずつ離れていくごとに類似度が1ずつ増加していく。
そして、各メッシュのうち1つ以上の履歴データが振り分けられたメッシュを事例として選択し、そのメッシュ内の履歴データを代表する入力値および出力値を算出して、これら入力値および出力値の組からなる事例データから事例ベースを構成し(ステップ114)、非雨天汚濁負荷推定モデル24Aとして記憶部へ保存する。
そして、各メッシュのうち1つ以上の履歴データが振り分けられたメッシュを事例として選択し、そのメッシュ内の履歴データを代表する入力値および出力値を算出して、これら入力値および出力値の組からなる事例データから事例ベースを構成し(ステップ114)、雨天汚濁負荷推定モデル24Bとして記憶部へ保存する。
次に、図14および図15を参照して、本発明の一実施の形態にかかる推定装置での河川汚濁負荷推定動作について説明する。図14は、本発明の一実施の形態にかかる推定装置での河川汚濁負荷推定処理を示すフローチャートである。図15は、本発明の一実施の形態にかかる推定装置での河川汚濁負荷推定動作にかかるフロー図である。
ここで、出力選択手段26Cは、推定対象時点T100が非雨天と予想される場合(ステップ123:NO)、この非雨天成分70Aを時刻T100における河川観測点30での河川汚濁負荷量として出力し(ステップ124)、一連の河川汚濁負荷推定処理を終了する。
そして、推定条件データ60から導出した非雨天推定条件データ60Aと類似する入力値を持つ事例データが類似事例データとして非雨天汚濁負荷推定モデル24Aの事例ベースから検索されて、検索された類似事例データの出力値から時刻T100における河川観測点30での非雨天成分が推定され、推定対象時点が非雨天と予測される場合、この非雨天成分70Aが時刻T100における河川観測点30での推定河川汚濁負荷量70として出力される。
ここで、出力選択手段26Cは、推定対象時点T100が雨天と予想されるため、非雨天成分推定手段26Aで推定した非雨天成分70Aと、雨天成分推定手段26Bで推定した雨天成分70Bとを合成し、その和を時刻T100における河川観測点30での河川汚濁負荷量として出力し(ステップ133)、一連の河川汚濁負荷推定処理を終了する。
このため、河川流量があまり変化しない非雨天の期間だけでなく、河川流量が大きく変化する雨天の期間についても精度よく推定されている。
これにより、地表面での流入経路や下水道だけでなく、把握不可能な他のすべての流入経路を考慮した降雨影響範囲を決定できる。
また、パターンマッチング分析の際、降水量データとして、各計測時点から任意の積算期間にわたって遡って積算した降水量を各計測時点の降水量とする積算降水量データを積算期間ごとにそれぞれ算出し、各地区のうち任意の積算期間におけるパターン一致度がしきい値以上となった地区を降雨影響範囲とするようにしたので、特定地区から河川観測点までの雨水到達の遅れとその積分効果を考慮して降雨影響範囲を決定できる。
また、検索した類似事例の出力値(解答)から、新たに入力された推定条件(問題)に対する推定河川汚濁負荷量(解答)を算出しているため、推定条件と一致する事例データが存在しない場合でも、類似事例の類似度に応じた推定精度で、所望の推定河川汚濁負荷量を得ることができる。
本実施の形態では、非雨天汚濁負荷推定モデル24Aのモデル入力データとして、非雨天経過時間を用いているため、このような非雨天時における汚濁負荷の増大を河川汚濁負荷量の推定に導入することができ、精度よく河川汚濁負荷量を推定できる。
以上の実施の形態では、降雨影響範囲決定装置10と推定装置20とが別個の装置で構成されている場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、例えば1つのパーソナルコンピュータでこれら降雨影響範囲決定装置10と推定装置20を実現してもよい。
例えば、1回あるいは複数回の推定動作が終了するたびに、推定装置20の出力推定部26から降雨影響範囲決定装置10へ降雨影響範囲決定動作の開始を指示するようにしてもよい。
これにより、常に正確な降雨影響範囲に基づき河川汚濁負荷量を予測することができ、高い推定精度が得られる。
Claims (8)
- 河川流域内の各地区における降水量の時系列変化を示す降水量データと任意の河川観測点での河川流量の時系列変化を示す河川流量データとをパターンマッチング分析するパターンマッチング分析部と、この分析結果に基づき前記河川観測点における河川汚濁負荷に影響する降雨影響範囲を決定する降雨影響範囲決定部とを有する降雨影響範囲決定装置と、
前記降雨影響範囲決定装置で決定された降雨影響範囲内の任意の特定地区での降水量の時系列変化を示す降水量データと前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量データとを含む履歴データを用いて推定モデルを作成する推定モデル作成部と、所望の推定対象時点より前の期間における、前記特定地区での降水量の時系列変化を示す降水量パラメータと前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量パラメータとを含む推定条件データから、前記推定対象時点における前記河川観測点での推定河川汚濁負荷量を前記推定モデルを用いて推定する出力推定部とを有する推定装置と
を備えることを特徴とする河川汚濁負荷推定システム。 - 請求項1に記載の河川汚濁負荷推定システムにおいて、
前記パターンマッチング分析部は、前記各地区の降水量データと前記河川流量データとのパターン一致度をそれぞれ算出し、
前記降雨影響範囲決定部は、前記各地区のうち前記パターン一致度がしきい値以上となった地区を降雨影響範囲とする
ことを特徴とする河川汚濁負荷推定システム。 - 請求項1に記載の河川汚濁負荷推定システムにおいて、
前記パターンマッチング分析部は、前記降水量データとして、各計測時点から任意の積算期間にわたって遡って積算した降水量を各計測時点の降水量とする積算降水量データを積算期間ごとにそれぞれ算出し、
前記降雨影響範囲決定部は、前記各地区のうち任意の積算期間におけるパターン一致度がしきい値以上となった地区を降雨影響範囲とする
ことを特徴とする河川汚濁負荷推定システム。 - 請求項2または請求項3に記載の河川汚濁負荷推定システムにおいて、
前記パターンマッチング分析部は、前記降水量データと前記河川流量データの時間位置を順次シフトさせて両者のパターン一致度をそれぞれ算出し、これらパターン一致度のうち最大パターン一致度を両者のパターン一致度とすることを特徴とする河川汚濁負荷推定システム。 - 請求項1に記載の河川汚濁負荷推定システムにおいて、
前記推定モデル作成部は、任意の時点より前の期間における、前記特定地区での降水量の時系列変化を示す降水量データおよび前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量データを含むモデル入力データと、当該時点における前記河川観測点での河川汚濁負荷量を示すモデル出力データとの組からなる複数の履歴データに基づいて、これら1つ以上の履歴データを代表する入力値と出力値との組からなる複数の事例データを生成し、これら事例データを用いた事例ベースから前記推定モデルを作成し、
前記出力推定部は、前記推定条件データと一致または類似する入力値を持つ事例データを前記推定モデルの事例ベースから検索し、検索した事例データの出力値に基づき当該推定条件データに対応する河川汚濁負荷量を算出する
ことを特徴とする河川汚濁負荷推定システム。 - 請求項1に記載の河川汚濁負荷推定システムにおいて、
前記推定モデル作成部は、前記降雨影響範囲内で雨が降っていない非雨天時における前記河川観測点での河川汚濁負荷量に関する非雨天成分を推定する非雨天汚濁負荷推定モデルと、前記降雨影響範囲内のいずれかで雨が降っている雨天時における前記河川観測点での河川汚濁負荷量に関する雨天成分を推定する雨天汚濁負荷推定モデルとを生成し、
前記出力推定部は、前記非雨天時には前記非雨天成分を前記河川観測点での河川汚濁負荷量として出力し、前記雨天時には前記非雨天成分と前記雨天成分の和を前記河川観測点での河川汚濁負荷量として出力する
ことを特徴とする河川汚濁負荷推定システム。 - 任意の推定条件データから河川観測点での推定河川汚濁負荷量を推定する河川汚濁負荷推定システムで用いられる河川汚濁負荷推定方法であって、
河川流域内の各地区における降水量の時系列変化を示す降水量データと任意の河川観測点での河川流量の時系列変化を示す河川流量データとをパターンマッチング分析するパターンマッチング分析ステップと、
この分析結果に基づき前記河川観測点における河川汚濁負荷に影響する降雨影響範囲を決定する降雨影響範囲決定ステップと、
前記降雨影響範囲決定装置で決定された降雨影響範囲内の任意の特定地区における降水量の時系列変化を示す降水量データと前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量データとを含む履歴データを用いて推定モデルを作成する推定モデル作成ステップと、
所望の推定対象時点より前の期間における、前記特定地区での降水量の時系列変化を示す降水量パラメータと前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量パラメータとを含む推定条件データから、前記推定対象時点における前記河川観測点での推定河川汚濁負荷量を前記推定モデルを用いて推定する出力推定ステップと
を備えることを特徴とする河川汚濁負荷推定方法。 - 任意の推定条件データから河川観測点での推定河川汚濁負荷量を推定する河川汚濁負荷推定システムのコンピュータに、
河川流域内の各地区における降水量の時系列変化を示す降水量データと任意の河川観測点での河川流量の時系列変化を示す河川流量データとをパターンマッチング分析するパターンマッチング分析ステップと、
この分析結果に基づき前記河川観測点における河川汚濁負荷に影響する降雨影響範囲を決定する降雨影響範囲決定ステップと、
前記降雨影響範囲決定装置で決定された降雨影響範囲内の任意の特定地区における降水量の時系列変化を示す降水量データと前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量データとを含む履歴データを用いて推定モデルを作成する推定モデル作成ステップと、
所望の推定対象時点より前の期間における、前記特定地区での降水量の時系列変化を示す降水量パラメータと前記河川観測点での河川汚濁負荷量の時系列変化を示す河川汚濁負荷量パラメータとを含む推定条件データから、前記推定対象時点における前記河川観測点での推定河川汚濁負荷量を前記推定モデルを用いて推定する出力推定ステップと
を実行させるプログラム。
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