JP2007032348A - 気流発生構造及びその応用装置 - Google Patents

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江城 黄
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Abstract

【課題】送風効率が高く,静音かつ風量が大きい運転が出来、同時に高い送風動圧を発生することが出来る、ファンにおける気流発生構造を提供する。
【解決手段】気流発生構造及びその応用装置は、気流発生構造において、ハブ部の一端から外側に向かって延出する保持部を形成すると同時に、保持部の周縁から、軸方向に沿って、複数の連続間隔で配列されたスポイラーを形成され、これらのスポイラーの二面が曲面形態を呈し、その外縁が外側に向かって傾斜する態様を形成することで、各スポイラーの末端が取り巻き形成される範囲が該保持部より大きくなるため、該ハブ部の該保持部から離れた一端で空気を吸入した後、空気を他端に向かって流動させ、保持部の周縁を通過して外側に吹き出させる。
【選択図】 図5

Description

本発明はファンに関するものであり、特に静音で、風量が大きい気流発生構造及びその応用装置に関する。
ファンの機能は、主に強制的に気体流動を起すことで、強制的に対流効果(forced convection)を生み出すことにある。一般的に言うと、ファンの吸気方向は、インペラーの回転軸方向と平行で、回転軸方向に沿って、空気を吸入し、さらに、回転翼を押して送風を行い、その送風方向は、インペラーの幾何構造と関係する。「図1A〜図1C」を見ると、ファンインペラー(impeller)の幾何構造は、吸気及び送風の相対関係に基づいて、軸流ファン1(axial-flow fan)、横流ファン2(radial-flow fan)及び斜流ファン3(diagonal-flow fan)という、三種類に分けることができる。
「図2」と同時に「図1A」を見ると、軸流ファン1の吸引、送風の方向が同じであり、軸流ファン1の長所は、構造が簡単で、製造コストが安いため、空調システム或いは放熱装置に広く応用されている。軸流ファン1はハブ部1a(hub)の外側周縁において、半径方向に沿って、外側に延出する複数の回転翼1b(blade)を設置し、該ハブ部1aを駆動回転する。該回転翼1bが気体を押して、該ハブ部1aの回転軸方向に沿って流動する。該軸流ファン1の回転翼1bの送風効果は、回転翼1bの接線速度と関係しており、各回転翼1b上において、回転軸中心部の部分に近ければ近いほど、接線速度が低くなり(V=ω×r、Vは接線速度、ωはファンハブ部1aの回転速度、rは回転軸中心までの距離)、該ハブ部1aのエリアに近ければ近いほど、風速によって、生じる動圧(dynamic
pressure)が小さくなるため、吸気及び送風効果が低減し、構造が日々複雑になり、流れ場の抵抗力が日々増加している放熱器に用いる場合、動圧が不足し、気流を押し出して放熱器の放熱表面を確実に通過させることができないという問題が存在する。
その他、該軸流ファン1が回転する時、回転翼1bの末端の風きり音で騒音が発生し、高速回転する時に、騒音が高まるだけでなく、その周波も高周波に変化する傾向につれ、人間の耳に不快感を与える高周波騒音となる。また、回転翼1bが風きり時に、回転翼1b末端の流れ場が容易に渦巻を形成することで、回転翼1b末端が流れ場の引張妨害を受ける。軸流ファン1の回転翼1bの設置方法は、ハブ部1aの周縁から半径方向に沿って、外側に延出して回転翼1bを形成し、機械構造上におけるこれらの回転翼1bの構造は片持ち梁(cantilaver beam)と同様であるため、渦巻の影響を受けると、これらの回転翼1bに揺れ振動が生じ、長く運転していると、振動問題でシステムに共振が起きる可能性がある外、回転翼1bとハブ部1aの連結箇所も容易に損害を受け、トルクと座屈作用を受け続けた後、回転翼1bの剛性が不足している時、回転翼1bが破損断裂させ易くなる。また、回転過程において、回転翼1bの揺れによって、生じる振動以外に、軸流ファン1の組立及びデバイスの公差により、ハブ部1aの中心軸方向の前後の位置制限において、一定の間隙を具えて、該軸流ファン1の運転時に、間隙のハブ部1aが回転軸方向に沿って、前後に振動変位が起こることで、別の振動が形成されて、騒音源となり、その騒音で音量を増すだけでなく、システムに共振をおこすリスクも高くなる。
軸流ファン1の風量を増加するためには、一般には、直接、ファンの回転速度を高めることで達成できるが、回転速度を高めた後に、回転翼1bの末端で、空気の風きり音、たたく音の作用がさらに明確となることで、騒音量が更に高くなってしまう。そのために、騒音を増加しない限り、風量を高めるには、回転翼1bのスタイルについて改良することのみであるが、この回転翼1bの形状を改良した回転翼1bの風きり音のスムーズ性を高めることによって、回転翼1bで生じる風きり音の騒音を低減することができる。しかし、このようにすると、回転翼1bの形状がさらに複雑となり、精密射出成型によって、回転翼1bを製造することは、その射出成型の型枠製作及び射出成型作業の困難性が増すだけでなく、製造コストが高くなると同時に生産時間も増大してしまう。
「図3」と同時に「図1B」を見ると、横流ファン2(radial-flow
fan)のインペラー構造及び吸気、送風の相対関係を示している。横流ファン2は、軸方向から吸気して、半径方向に送風し、吸気及び風排出方向が相互に垂直となっている。該横流ファン2は、インペラーバックプレート2aの縁辺において、複数の軸方向に沿って伸びる回転翼2bが設置され、そして、該インペラーバックプレート2aと回転翼2bの前方に、吸気カバープレート2cを設置し、該吸気カバープレート2cの中央部位が中空となって、吸気口2dを形成する。該横流ファン2の最も外縁の箇所に送風口2eを形成している。それは、回転翼2bの最大接線速度を具える位置であるために、該横流ファン2から離散する全ての空気は、最大接線速度で排出できる。その送風で生じる動圧も前記の軸流ファン1と比べて高くなる。しかし、横流ファン2が軸方向から吸気し、半径方向に送風される流体流動の方向は、その流体がインペラー構造内において、90°の流動方向に変更することを呈し、流体の流線(Streamline)自然法則に適しないため、インペラー構造内で渦巻(vortex)及びよどみ流れ(Stagnation flow)の発生で、空気の実際流量の低減し、流れ場の抵抗力を増大してしまう。
「図4」と同時に「図1C」を見ると、斜流ファン3の構造及び吸気、送風の相対関係を示している。該斜流ファン3(diagonal flow)には、ハブ部3aを含めてある。該ハブ部3aの周囲に、複数の回転翼3bが形成され、該ハブ部3aが錐体の形態を呈することで、該斜流ファン3が軸方向から空気を吸引し、空気が該ハブ部3aの周囲に到達し、該回転翼3bを押し出し及びハブ部3aの導引を受け、送風方向が外部に向かった傾斜角度を形成し、吸気及び送風方向の間に挟まれた角を形成する。該斜流ファン3は前記軸流ファン1構造の改良であるため、その排出する風面積の円周半径が吸引面積の円周半径より大きくなることで、送風の接線速度が大きくなり、送風で生じる動圧が増加して、吸気及び送風量が前記軸流ファンより高くなる。しかし、斜流ファン3は全ての排出気流が、インペラー縁辺において、最大接線速度で排出されるとは限らないため、横流ファン2と比べても、やはり動圧が低く、送風量が比較的小さいという問題が存在する(公知・公用の従来技術に基づき発明したため、出願人は本発明に関連する先行技術文献を知らない)。
従来のファン装置において、軸流ファンの送風効率が悪く、且つ高回転速度において、風きりがスムーズでないことにより、回転翼が空気の風きり音、たたく音がした時に騒音及び振動問題が生じ、耳に不快感を与え、回転翼の振動の揺れで、その使用寿命を減少させる。また、横流ファンは、気流がインペラー構造において、90度という大きな座屈を形成していなければならないため、流れ場の抵抗力が大きく、送風量にも影響を与える。斜流ファンは横流ファン及び軸流ファンの構造の結合であるが、排出する風の接線速度が比較的大きいという長所で、軸流ファンの風圧不足という欠陥を改善したが、その送風の動圧及び送風量の大きさについて、改善すべき余地がある。
本発明はこのような問題を鑑てなされたものであり、その主な目的は、気流発生構造及びその応用装置(air flow generating structure and its apparatus)を提供することであり、その送風効率が高く、低い回転速度で大きい風量を起すことができるため、静音且つ風量が大きい運転を提供し、同時に高い送風動圧を提供することで、流れ抵抗の高い放熱装置に応用することができる。
上述の目的を達成するために、本発明は、一種の気流発生構造及びその応用装置を開示する。この気流発生構造には、上端部及び下端部を有するハブ部は、下端部の外縁に沿って、半径方向に延出する保持部を形成し、その保持部の片側で保持面を形成すると、該保持面の周縁に設置される複数のスポイラーは、該ハブ部の片側に近い内縁を形成し、該ハブ部の片側から離れて外縁を形成し、該外縁が該スポイラーの根部から外側に向かって傾斜して、該各スポイラー末端の外側を取り巻いて構成する範囲が該保持部より大きくなることを含んでいる。
本発明の効果は、該各スポイラーが軸方向に沿って該保持部上に形成されることで、容易にスポイラーの設置数を増加できるため、風量を高めると共に、回転速度を低減でき、この低回転速度で、スポイラー先端は空気との衝撃を減少することで、騒音量を低下させることができる。また、保持面を利用して、風力の受圧面を形成し、該気流発生装置を軸方向の位置に固定することで、デバイスの組立公差によって、該気流発生装置が前、後の変位振動が生じることを避けられる。
また、これらのスポイラーが軸方向と傾斜角度を形成することで、スムーズに気流の流れる方向を変更でき、気流流動を更にスムーズにさせ、該ハブ部周囲で形成する渦巻及びよどみ流れ現象を減少し、流れ抵抗を低減させ、該気流発生構造の送風量を高めることができる。また、送風位置が該気流発生構造の最も外側に位置することで、最大の接線速度を具え、本発明である送風の動圧が高いという効果を具えることができる。
本発明の特徴と実施に関し、図面を合わせて、良い実施例を参照して、以下のとおりに詳細に説明する。
「図5」及び「図6」は、本発明の第一好ましい実施例を示すものであり、一種の気流発生構造10の開示し、これには、ハブ部11、保持部12、複数のスポイラー13及び安定リング14を含めてある。
該ハブ部11には上端部111及び下端部112を具え、該上端部111は略凸面形態を呈し、該下端部112にチャンバー113に凹設され、該チャンバー113内に、外側に向かって伸びる回転軸15(spindle)が挿設されている。
該保持部12は略リング状プレートの形態を呈し、該ハブ部11下端部112の外縁において、一体成型され、該ハブ部11の半径方向に沿って、外側に延出し、該保持部12が該ハブ部11の一面に向かって保持面121を形成している。
該各スポイラー13の二面はそれぞれ外側に突出及び内側くぼんだ曲面に分かれ、その外形が曲面形状を呈している。該各スポイラー13は基部131及び末端132を具え、その高さは該ハブ部11と大体同じで、これらの基部131が該保持部12と連結することで、該各スポイラー13を連続間隔で該保持部12の周縁に配列し、該末端132が該保持部12から離れており、該各スポイラー13を該保持面121から上方に向かって延出する。該各スポイラー13には、さらに該ハブ部11に近い内縁133、及び、該ハブ部11から離れた外縁134を具え、該外縁134が外側に傾斜し、該ハブ部11の中心軸線と傾斜角度を形成していることで、該各スポイラー13の末端132外側の縁辺を取り囲んでいる範囲が該保持部12より大きくなるため、気体が軸方向に沿って、該各スポイラー13を通過した後、該保持部12の周縁の外側から通過し、そして、該ハブ部11の中心軸線に平行となる速度コンポーネントを具えることで、該気流発生構造10から離散させる。
該安定リング14は、該各スポイラー13の末端132の外側縁辺を取り囲んで配置され、該各スポイラー13と連結することで、剛性の支持効果を与えられ、該各スポイラー13末端132の間で一定間隔を維持し、気流の揺れによる妨害を受けない。
「図7」は、該気流発生構造10のハブ部11、保持部12及びスポイラー13の連結関係と作用方法を示した断面図である。
該気流発生構造10を回転すると、流れ場を作り出して、該ハブ部11上方から空気を吸引し、気流が該上端部111に達する前、分散を開始し、該ハブ部11の周囲に流れ込み、そして、該各スポイラー13の間を通過し、該保持部12の周囲から下方に向かって、吹き出されることで、軸方向への送風を形成する。
「図8」から「図10」は、本発明の気流発生構造10を応用して、製作された気流発生装置100である。該気流発生装置100は、該気流発生構造10を筺体20内に設置し、駆動モータ30で駆動回転させることで、該気流発生構造10を利用して、軸方向に向かって送風する。この中の、該筺体20は四つの側壁21によって、ホール領域22を形成し、該ホール領域22が略円形であり、該気流発生構造10を収納できような空間となり、該ホール領域22に、吸引口23及び送風口24を具え、複数の支持バー26によって、支持台25を該送風口24に架設している。
該駆動モータ30には、回転子31、固定子32及び回路板33を含めてあり、該回路板33を平らに該支持台25上に設置し、該固定子32が該回路板上に架設され、該回転子31が略リング状を呈して、該ハブ部11のチャンバー113に設置されている。
該気流発生構造10は、該筺体20のホール領域22内に収納され、該ハブ部11で、該固定子32を穿設され、また、該回転軸15が該固定子25上に挿設されることで連結状態を形成して、該回転子31が該固定子32の外側を取り囲んでいる。該回路板33を利用して、電流を該固定子32に提供することで、磁場変化を発生させ、該回転子31を回転させることで、該気流発生構造10を回転させる。
スポイラー13によって、空気が該ハブ部11上端部111の片側から吸入され、スポイラー13で、加速させた後、該保持部12の外側を通過して、軸方向に沿って送風口24に向かって吹き出されることで、「図7」のような流れ場の形態を呈する。
本発明の効果は、これらのスポイラー13は該保持部から軸方向に沿って延出することで、密集したスポイラー13の配列を提供され、これらのスポイラー13の数を増加させることで、本発明を運転する時に、低回転速度で高い風量効果に達することができる。また、低回転速度で、スポイラー13末端132の接線速度が低くなり、風きりの力を低減し、これらのスポイラー13が空気衝撃から守られる。また、低い接線速度で、これらのスポイラー13への空気衝撃で発生する高周波騒音も低減することができる。
そして、該安定リング14で、さらに、これらのスポイラー13を安定する効果を発揮でき、これらのスポイラー13の末端132を連結して、安定構造を形成し、大幅にスポイラー13の揺れ程度を低減でき、損壊の発生を防止し、且つ該安定リング14がこれらのスポイラー13の末端132の流れ場内の風きりをスムーズにし、気流発生構造10の効果を向上させる。
空気の吸入過程において、該保持部12で、受圧面を構成し、気流に押されることで、該気流発生構造10が該固定子32及び支持台25に向かう圧力を受けることによって、該気流発生構造10の運転中、軸方向に沿って、前後変位せずに、該気流発生構造10の前後変位振動で生じる騒音及びシステムの振動を低減する。
また、空気が該気流発生構造10によって、中心軸方向に沿って、吸入された後、該各スポイラー13の外縁134が該ハブ部11の中心軸線と傾斜角度を形成しているため、気流がスムーズに該ハブ部11上方から該保持部12の外側縁辺に向かって流動することができ、従来の横流ファンと比べても、本発明は、該ハブ部11の周囲において発生する渦巻及びよどみ流れ現象を減少でき、流れ抵抗が高すぎるという欠点を改善し、送風の動圧を向上することができる。
「図11」は、更に良い気体引き込み効果を提供するため、本発明の第二の好ましい実施例で一種の気流発生構造40を提供し、これには、ハブ部41、保持部42、複数のスポイラー43及び安定リング44を含めてある。その構造は第一実施例と大体同じであるが、主な相違は該保持部42と該ハブ部41間の連接箇所において、アーチのべベル角45を形成し、空気が該ハブ部41の上方から該保持部42に向かってスピーディーに流動する時、気流が該アーチのべベル角45を通じて引き込まれ、該保持部42の外縁に向かってスムーズに流動して、該ハブ部41の下方に吹き出す。空気は該保持部42上に直接衝撃を与えて、空気の動圧が減少することで、影響送風量及び風圧の影響を避けることができる。
「図12」は、更に良好な気体の引き込み効果を提供するため、本発明の第三の好ましい実施例で一種の気流発生構造50を提供し、これには、ハブ部51、保持部52、複数個のスポイラー53及び安定リング54を包含する。その大まかな構造は第一好ましい実施例と同じで、主な相違は、該保持部52の外側縁辺において、該各スポイラー53と交差配列する、複数の通気孔521を開設することである。これらの通気孔521で、通気面積を増加し、流れ抵抗を低減させることで、該気流発生構造50から吹き出す風量を増加できる。
「図13」は、本発明の第四の好ましい実施例で、一種の気流発生構造60を提供し、これには、ハブ部61、保持部62、複数のスポイラー63及び安定リング64を含めてある。該保持部62は、該ハブ部61の一端から延出して形成され、該各スポイラー63の一端が該保持部62の周縁に連続間隔で配列され、該安定リング64によって、該各スポイラー63末端の外側を取り囲み、該各スポイラー63を連結することで、安定した効果を果たして、該各スポイラー63が気流の発生過程においても揺れを生じさせない。第四好ましい実施例と第一好ましい実施例の最大の相違は、該保持部62は、該ハブ部61周囲に近いエリアにおいて、更に複数の開孔621を開設し、該ハブ部61の周囲に、更に複数のスポイラー板622を設置し、これらの開孔621によって、該ハブ部61周囲の空気流量を増やして、風量を増大させ、そして、これらのスポイラー板622で、乱流作用を発揮し、該ハブ部61周辺の流れ場構造を破壊させ、該ハブ部61周辺の流体停滞エリアの流れ場構造を変更することで、この領域の流体流動を強化させ、流れ抵抗を低減し、風量を増大させる。
「図14」から「図16」は、本発明の第五の好ましい実施例で、一種の気流発生構造70を提供することである。第五の好ましい実施例は、第一の好ましい実施例と大体同じで、該気流発生構造70には、ハブ部71、保持部72、複数個のスポイラー73及び安定リング74を含めてある。該保持部72は、ハブ部71の一端から延出して形成され、該各スポイラー73の一端は、該保持部72の周縁において、連続間隔で配列されている。
該各スポイラー73は、基部731、末端732、該ハブ部71に近い内縁733及び該ハブ部71から離れた外縁734を具える。該基部731は、該保持部72と連結し、該安定リング74は、該各スポイラー73末端732の外側を取り囲み、該各スポイラー73を連結することに用いる。
該外縁734は、外側に向かって傾斜し、該ハブ部71の中心軸線と傾斜角度を形成し、該内縁733も外側に向かって傾斜し、該ハブ部71の中心軸線と外側に向かった傾斜角度を形成する。第一の好ましい実施例と比較すると、本実施例において、該内縁733が外側に向かって傾斜することで、該各スポイラー73と該ハブ部71の間のスペースを縮小し、幾何形状が更に流線に適することで、空気流動を更にスムーズにさせる。また、該各スポイラー73と該ハブ部71の間のスペースが縮小し、気流が滞在するスペースが減少し、引き込まれた気流が事前にスポイラー73の内縁733から吹き出され、滞在時間が長すぎることで渦巻及びよどみ流れが強くなることを避けられる。即ち、気流の滞在時間を短縮することで渦巻及びよどみ流れの発生を減少させ、気流が該気流発生構造70を通過する流れ場の抵抗力を有効に低減することができる。
本発明の吸気、送風方向は、斜流ファンと類似しているが、全てのスポイラーは、保持部の外縁に設置しているため、スポイラーを通過して、該気流発生構造から離散した空気が最大の接線半径を具えることで、接線方向の速度を大きくして、高動力を発生させることで、横流ファンと類似した長所を具える。
また、本発明のスポイラーの外形が曲面形状で、且つその外縁と回転軸方向が挟まれた角を形成し、気流をスムーズにハブ部上方から、該保持部の縁辺に向かって流動することで、該ハブ部の周囲で形成されている渦巻及びよどみ流れの現象を低減させ、流れ場の抵抗力を減少することで、本発明を同時に横流ファンに近い送風の動圧及び送風量を具えて、その流れ抵抗が大きすぎるという欠点を更に一歩進んで改善できる。
従来のファンの吸気及び送風方向を示す図である。 従来のファンの吸気及び送風方向を示す図である。 従来のファンの吸気及び送風方向を示す図である。 従来の軸流ファンの斜視図である。 従来の横流ファンの斜視図である。 従来の斜流ファンの断面図である。 本発明の第一の好ましい実施例の斜視図である。 図5の断面図である。 本発明の第一の好ましい実施例の流れ場を示す図である。 本発明の第一の好ましい実施例の応用図である。 本発明の第一の好ましい実施例の応用図である。 本発明の第一の好ましい実施例の応用図である。 本発明の第二の好ましい実施例の斜視図である。 本発明の第三の好ましい実施例の斜視図である。 本発明の第四の好ましい実施例の斜視図である。 本発明の第五の好ましい実施例の斜視図である。 図14の断面図である。 本発明の第五の実施例の流れ場を示す図である。
符号の説明
1 軸流ファン
1a ハブ部
1b 回転翼
2 横流ファン
2a インペラーバックプレート
2b 回転翼
2c 吸気カバープレート
2d 吸気口
2e 送風口
3 斜流ファン
3a ハブ部
3b 回転翼
10 気流発生構造
11 ハブ部
111 上端部
112 下端部
113 チャンバー
12 保持部
121 保持面
13 スポイラー
131 基部
132 末端
133 内縁
134 外縁
14 安定リング
15 回転軸
20 筺体
30 駆動モータ
21 側壁
22 ホール領域
23 吸引口
24 送風口
25 支持台
26 支持バー
30 駆動モータ
31 回転子
32 固定子
33 回路板
40 気流発生構造
41 ハブ部
42 保持部
43 スポイラー
44 安定リング
45 丸角
50 気流発生構造
51 ハブ部
52 保持部
521 通気孔
53 スポイラー
54 安定リング
60 気流発生構造
61 ハブ部
62 保持部
621 開孔
622 スポイラープレート
63 スポイラー
64 安定リング
70 気流発生構造
71 ハブ部
72 保持部
73 スポイラー
731 基部
732 末端
733 内縁
734 外縁
74 安定リング
100 気流発生装置

Claims (10)

  1. その一端が保持部として延伸するハブ部と、曲面形を呈する複数のスポイラーが、その一端が該保持部の周縁において、連続間隔で配列され、その他端に取り囲まれて構成された面積が該保持部の面積より大きいことを含むことを特徴とする気流発生構造。
  2. 該各スポイラーの二面がそれぞれ分かれて、外側に突出及び内側にくぼんだ曲面であることを特徴とする請求項1に記載する気流発生構造。
  3. 該各スポイラーには、該保持部と連結する基部と、該保持部と離れた末端と、該ハブ部に近い内縁、及び該ハブ部から離れた外縁とを含むことを特徴とする請求項1に記載する気流発生構造。
  4. 該各スポイラーの外縁が該ハブ部の中心軸方向と外側に向かって傾斜角度を形成することを特徴とする請求項3に記載する気流発生構造。
  5. 該各スポイラーの内縁が該ハブ部の中心軸方向と外側に向かって傾斜角度を形成することを特徴とする請求項3に記載する気流発生構造。
  6. 請求項3記載の気流発生構造において、この中に更に安定リングを包含し、該各スポイラー末端の外側を取り囲み、該各スポイラーに連結することを特徴とする、気流発生構造。
  7. 該保持部が該ハブ部と接する箇所は丸角を形成することを特徴とする請求項1に記載する気流発生構造。
  8. 該保持部の外側縁辺に、該スポイラーと交差配列する複数の通気孔を開設することを特徴とする請求項1に記載する気流発生構造。
  9. 該ハブ部の周囲に、複数のスポイラープレートが設置されていることを特徴とする請求項1に記載する気流発生構造。
  10. 該保持部の該ハブ部周囲に近いエリアにおいて、複数の開孔を開設していることを特徴とする請求項1に記載する気流発生構造。
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JP2014088787A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Minebea Co Ltd 遠心ファン用羽根車及び遠心ファン
CN116193822A (zh) * 2023-02-17 2023-05-30 河南海源精细化工有限公司 一种乙炔分析用气相色谱仪

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