JP2007032132A - 不燃性引戸装置 - Google Patents

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JP2007032132A JP2005218219A JP2005218219A JP2007032132A JP 2007032132 A JP2007032132 A JP 2007032132A JP 2005218219 A JP2005218219 A JP 2005218219A JP 2005218219 A JP2005218219 A JP 2005218219A JP 2007032132 A JP2007032132 A JP 2007032132A
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Abstract

【課題】 上レールに引戸が吊設されて間口を開閉する引戸装置であって、外観を損なうことなく、しかも安く製造することが出来る不燃性の引戸装置の提供。
【解決手段】 引戸パネル5はペーパーコア6を芯材としてその両面には木目模様を形成した不燃性シート板7,7を貼着し、引戸1が装着される概略門形枠体は木質材からなり、間口の一方側に起立する前方縦桟9、間口の反対側に起立する中方立10、引戸1の戸尻側に起立する後方縦桟12、及びこれら起立する桟の上端に掛架した上桟13、さらに上桟13の下側であって間口の前方縦桟9と中方立10に跨って水平に掛架した見切桟20で構成している。そして上桟下面には点検パネル15の上縁17が嵌る溝を形成し、そして上記各桟の表面には木目模様を形成した不燃性シート板7,7・・を貼り合わせている。
【選択図】 図1

Description

本発明は不燃性シート板を引戸パネル表面及び木製枠体の表面に貼着した不燃性引戸装置に関するものである。
部屋の出入口と成る間口には開閉ドアや引戸が装着されるが、該間口には門形の枠体が取付けられている。図5は間口に門形枠体(イ)を取付けし、引戸(ロ)が装着されている具体例であり、該引戸(ロ)は上レールに吊設されてスライドすることが出来る。同図は引戸(ロ)が閉じている場合であるが、門形枠体(イ)に隣接して戸袋が設けられ、引戸(ロ)を開く際には該戸袋に収納される。
門形枠体(イ)は両縦桟(ハ)、(ホ)と上桟(ニ)が枠組されたものであり、この門形枠体(イ)の上桟(ニ)の下側には点検パネル(ヘ)が設けられ、上記引戸(ロ)が吊設される上レールやダンパーなどをカバーしている。図6は前記図5のA−A断面拡大図であり、引戸(ロ)の先端は一方側の縦桟(ホ)に当り、他方の縦桟(ハ)、(ハ)は戸袋(ト)の入口に設けられている。
ところで、上記門形枠体(イ)は間仕切装置の一部として構成され、一般には金属製の部材が使用されている。しかし、高齢者を対象とした施設などでは、木製の引戸装置が望まれ、木質本来の温かみやその意匠が好まれる傾向にある。しかし、逆に木製の引戸装置にした場合、火災が発生した際の火の回りが速くて多くの被害者を出す虞がある。そこで、不燃木質材で構成することが求められる。同じく、引戸の場合も芯材と成るペーパーコアの両面に表面材を貼着して構成しているが、火災に対しての抵抗はない。
特開平6−173540号に係る「木製防火ドア」は、木製であることによる重量感や温もり感を生かしながら、しかも防火性能を発揮し、炎が当っても反りが生じない構造としている。そこで、難燃処理された木材層間に不燃材マットを介して不燃接着剤で接着複層化すると共に複数箇所で全体をビス止めした内層と木質外装材とからなり、表面に塗装を施している。
特開2005−119038号に係る「準不燃木質ボード」は、複数層から成る木質ボードの表面となる第1層を、少なくとも木材を粉砕した木質チップと接着剤と難燃剤とで構成し、難燃剤を第1層の重量に対して10〜50重量%添加することで、木質ボードとして必要な耐火性・難燃性を確保し、この第1層に積層される第2層を、難燃剤を添加せず木質チップと接着剤とで構成することで、難燃剤による強化低下の影響を受けることのない木質ボードである。
特開2004−106387号に係る「準不燃木質ボードとその製造」は、小径丸太を切削したストランドに、ポリエチレングリコール水溶液を含有する熱可塑性接着剤及びポリリン酸アンモニアを含有する難燃剤を混合した混合物を塗布して、板状に成型熱圧したものである。
このように木質を主体とした不燃材は色々あるが、製造コストが高騰してしまう。そして、これら不燃材はその表面意匠が悪くなり、該不燃材を用いた引戸装置の外観は決して好ましくない。
特開平6−173540号に係る「木製防火ドア 特開2005−119038号に係る「準不燃木質ボード」 特開2004−106387号に係る「準不燃木質ボードとその製造」
このように、従来の不燃材には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、引戸装置の外観を損なうことなく、しかも安く製造することが出来る不燃性の引戸装置を提供する。
本発明に係る引戸装置は概略門形枠体に引戸を装着して構成し、この概略門形枠体及び引戸パネルに不燃性を備えた構造と成っている。引戸パネルは芯材としてペーアーコアが用いられ、このペーパーコアの両面には不燃性シート板が貼着される。そして、概略門形枠体は木質で構成し、その表面には不燃性シート板が貼着される。ここで、引戸装置は引戸が収納される戸袋を備えたタイプと該戸袋を備えないタイプがあり、概略門形枠体の形態は両タイプに応じて多少の違いは存在する。
概略門形枠体は上桟と戸先側の前方縦桟、戸尻側の後方縦桟、両縦桟の中間に起立する中方立、及び前方縦桟と中方立との間には見切桟を水平に掛架した構造と成っている。これら各桟のうちで後方縦桟を除いて不燃性シート板が貼着された不燃構造と成っている。勿論、全ての桟を不燃性とすることもある。
本発明に係る引戸装置を構成する引戸パネル及び概略門形枠体は不燃性構造と成っている為に、火災が発生しても延焼を防止することが出来る。しかも、引戸パネル及び概略門形枠体は不燃性シート板を貼着したものである為に、従来の不燃部材を使用した引戸装置に比較してその製造コストは安くなる。一方、本発明が使用する不燃性シート板はその表面が木目調である為に、木製間仕切装置としての外観・意匠が損なわれることはない。
そして、引戸を吊設する上レールなどをカバーする点検パネルは上桟の下面に形成した溝に上縁を嵌入するとともに、下端からL形に屈曲した下片をネジ止めして取付けている。従って、点検パネルの取付け状態が表面化しない為に、その外観は良好である。
図1は本発明に係る引戸装置を示す横断面図と縦断面図であり、引戸1は壁パネル14に取着している基板3にネジ止めされている上レール2に吊設されている。すなわち、引戸1の上端に取付けた吊車が上レール2に載って移動することで、該引戸1はスライドして間口4を開閉する。ここで、引戸1の引戸パネル5はペーパーコア6を芯材6としてその両面に不燃性シート板7,7が貼着されている。そして、引戸パネル5の戸先側にはハンドル8が取付けられて開閉操作を行うことが出来る。
間口4には戸先側の前方縦桟9と中方立10a,10bは所定の間隔をおいて起立し、戸袋11の後方である後方縦桟12が起立している。そして、これら各縦桟の上端には上桟13が水平に掛架している。図2は門形枠体を単独で表しているが、これら各桟は木質材で構成され、その表面には約3mm厚さの不燃性シート板7が貼着している。ここで、不燃性シート板7としては、例えば大建工業株式会社のダイライト(商標)を用いることが出来、これは無機質材で構成されている為に不燃性を備えている。
上記前方縦桟9は間口4の片側に起立し、所定の間隔をおいた2本の中方立10a,10bは間口4の反対側に起立している。前方縦桟9の背面側両側には壁パネル14,14の先端が突き合わされ、同じく中方立10a,10bの背面にも戸袋11を構成する壁パネル14,14の先端が突き合わされる。そして、戸袋11の後方端には後方縦桟12が起立している。そこで、引戸1が閉じる時はその戸先は前方縦桟9に当接し、引戸1を開くときには戸袋11に収納され、後方縦桟12に取着しているストッパーに戸尻が当接する。
前記図1(a)には縦断面を示しているように、間口側上桟3の背面側には壁パネル14が下方へ延び、この壁パネル14に上レール2やダンパー装置などが取付けられ、壁パネル14の下端には見切桟20が取着されている。そして、正面側には上記上レール2などをカバーすると共に点検の際に開くことが出来るように取付けた点検パネル15を有している。
点検パネル15はその上縁17を上桟13の下面に形成した溝に嵌められ、下端はL形に屈曲し、その下片18は前方縦桟9と中方立10aに固定したブラケット16,16にネジ止めされている。従って、該点検パネル15の取付け構造が表面化しないようになる。点検パネル15を取外す場合には、下片18のネジを弛め、上縁17を上桟13の溝から離脱させる。
図3は戸袋を備えない引戸装置の横断面図と縦断面図を表しており、引戸1は上桟13に取着している基台19にネジ止めされている上レール2に吊設されている。すなわち、引戸1の上端に取付けた吊車が上レール2に載って移動することで、該引戸1はスライドして間口4を開閉する。引戸1の引戸パネル5は前記実施例と同じく、ペーパーコア6を芯材としてその両面に不燃性シート板7,7が貼着されている。そして、引戸パネル5の戸先側にはハンドル8が取付けられて開閉操作を行うことが出来る。
間口4には戸先側の前方縦桟9と中方立10が起立し、戸袋11の後方には後方縦桟12が起立している。そしてこれら各縦桟の上端には上桟13が掛架している。図4は概略門形枠体を単独で表しているが、これら各桟は木質材で構成され、その表面には約3mm厚さの不燃性シート板7が貼着している。
上記前方縦桟9は間口4の片側に起立し、中方立10は間口4の反対側に起立している。前方縦桟9の背面側両側には壁パネル14,14の先端が突き合わされ、同じく中方立10の背面にも壁パネル14の先端が突き合わされている。そして、引戸1の戸尻側には後方縦桟12が起立し、引戸1が開いた際には戸尻が当接することが出来る。また、上桟13の下側であって、前方縦桟9と中方立10との間には見切桟20が水平に掛架している。
本発明に係る引戸装置の断面図。 引戸装置の門形枠体。 本発明に係る引戸装置の断面図。 引戸装置の門形枠体。 従来の引戸装置の正面図。 従来の引戸装置の横断面図。
符号の説明
1 引戸
2 上レール
3 基板
4 間口
5 引戸パネル
6 ペーパーコア
7 不燃性シート板
8 ハンドル
9 前方縦桟
10 中方立
11 戸袋
12 後方縦桟
13 上桟
14 壁パネル
15 点検パネル
16 ブラケット
17 上縁
18 下片
19 基台
20 見切桟

Claims (2)

  1. 上レールに引戸が吊設されて間口を開閉する引戸装置において、引戸パネルはペーパーコアを芯材としてその両面には木目模様を形成した不燃性シート板を貼着し、引戸が装着される概略門形枠体は木質材からなり、間口の一方側に起立する前方縦桟、間口の反対側に起立する中方立、引戸の戸尻側に起立する後方縦桟、及びこれら起立する桟の上端に掛架した上桟、さらに上桟の下側であって間口の前方縦桟と中方立に跨って水平に掛架した見切桟で構成し、そして上桟下面には点検パネルの上縁が嵌る溝を形成し、そして上記各桟の表面には木目模様を形成した不燃性シート板を貼り合わせたことを特徴とする不燃性引戸装置。
  2. 上記後方縦桟の表面には不燃性シート板を貼着しない請求項1記載の不燃性引戸装置。
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