JP2007029238A - メダル補給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素化とコスト削減の図られたメダル補給システムを提供する。
【解決手段】 メダルコンベア(3)の長手方向所定間隔毎に配した当該メダルコンベアを挟んで対向する補給ユニット対(5)と、当該補給ユニット対各々に対応して配したメダル振り分け機構(7)と、を含み、当該メダル振り分け機構各々が、旋回ゲート(27)を昇降させる昇降機構(9)と、を含めて構成してあり、当該旋回機構が、当該旋回ゲートの旋回によって、当該旋回ゲートに当接するメダルを対応する補給ユニット対の何れかの補給ユニットに選択的に振り分け可能に構成してある。1台のメダル振り分け機構により2台の補給ユニットにメダル補給できるので、個々の補給ユニットに対して振り分け機構を設けることに比べて簡素化が図られ、これにより、メダル補給システム(1)のコストが削減される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、スロットマシンやパチスロのようなメダル遊技機を備える遊技場において、メダル補給を行うためのメダル補給システムに関する。
これまで知られているメダル補給システムとして、特許文献1に記載されたものがある。このメダル補給システム(以下、適宜「従来の補給システム」という)は、2列に並ぶメダル遊技機群に沿って延びるメダルコンベアと、メダル遊技機群の各々に対応させつつ当該メダルコンベアに沿って設けた分岐ユニット群と、メダル補給装置が揚送したメダル群を受け取り当該メダルコンベアの上に排出するメダル整列機構と、を備えている。補給リフトによって揚送されたメダル群は、補給タンクに一旦貯留された後、メダルコンベアの上に排出され、メダルコンベア上に排出されたメダルは分岐ユニットによって対応するスロットマシン及びメダル貸機に補給される。分岐ユニットは、非作動時には補給コンベヤの上方に位置し、作動時に下降してメダルコンベア上面にメダル搬送方向に斜めに当接するように構成されている。分岐ユニットは、メダルコンベア上のメダルを堰き止めて、そこから所定方向に補給するためのゲート構造として機能する。
特開2003−275383(段落0022、0023、図7参照)
しかしながら、従来の補給システムには、次の点で改良の余地がある。それは、分岐ユニットをスロットマシン及びメダル貸機に対応させて、すなわち、分岐ユニットの数とスロットマシン及びメダル貸機の数とを同じにしなければならない点である。分岐ユニットの数を減らせることができれば、その分、システム自体を簡素化することができ、これに伴いコスト削減が可能になる。本発明が解決しようとする課題は、メダルコンベア上のメダルを所定方向に補給するためのゲート機構の数を可及的に少なくすることによって、簡素化とコスト削減の図られたメダル補給システムを提供することにある。
上記した目的を達成するために本発明に係るメダル補給システムは、1台のゲート構造により2方向にメダル補給可能に構成することにより、ゲート構造の全体数を従来のそれの半数で済ませることに成功した。その詳しい構成については、項を改めて説明する。なお、何れかの請求項記載の発明を説明するに当たって行う用語の定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項記載の発明にも適用があるものとする。
(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係るメダル補給システム(以下、適宜「請求項1の補給システム」という)は、上面に載置したメダル(メダル群)をメダル遊技機島長手方向に搬送するためのメダルコンベア(たとえば、無端ベルト)と、当該メダルコンベアの長手方向所定間隔毎に配した当該メダルコンベアを挟んで対向する補給ユニット対と、当該補給ユニット対各々に対応して配したメダル振り分け機構と、を含み、当該メダル振り分け機構各々が、旋回機構により水平方向に往復旋回可能に支持された旋回ゲートと、当該旋回機構及び当該旋回ゲートを昇降させる昇降機構と、を含めて構成してあり、当該昇降機構が、降下させた当該旋回ゲートを当該メダルコンベアと接触させずに当該メダルコンベア上のメダルと当接可能、かつ、上昇させた当該旋回ゲート下方を当該メダルコンベア上のメダルが通過可能に構成してあり、当該旋回機構が、当該旋回ゲートの旋回によって、当該旋回ゲートに当接するメダルを対応する補給ユニット対の何れかの補給ユニットに選択的に振り分け可能に構成してある。
請求項1の補給システムによれば、載置されたメダルをメダルコンベアがメダル遊技機島長手方向に搬送する。搬送されたメダルは、振り分け機構が補給ユニット対を構成する各補給ユニットに振り分ける。メダルの振り分けは、たとえば、システムを操作する者の操作に基づいて、又は、各補給ユニットからの補給信号に基づいて行われる。振り分け機構は、自ら備える昇降機構が旋回機構及び旋回ゲートを昇降させる。降下させられた旋回ゲートはメダルコンベア上のメダルと当接可能となっており、上昇させられた旋回ゲート下方をメダルコンベア上のメダルが通過可能となっている。降下させたときの旋回ゲートはメダルコンベアと接触しないので、メダルコンベアの駆動を妨げることはない。旋回機構は、旋回ゲートを水平方向に旋回させ、これによって、当接するメダルの補給方向を振り分ける。すなわち、メダルの搬送方向と鈍角を形成する方向に旋回ゲートを向けておけば、そこに当接するメダルを旋回ゲートに沿って移動させることができる。この移動方向が、補給方向となる。補給方向に移動させられたメダルは、やがてメダルコンベア上から落下する。落下によりメダル振り分けが完了する。メダル補給が完了したときは昇降機構を働かせて旋回機構及び旋回ゲートを上昇させる。旋回ゲートの上昇により、ベルトコンベア上に載置されたメダルは、上昇した旋回ゲート下方を通過する。上記したメダル振り分け方向(補給方向)とはメダルコンベアを挟んで反対方向に振り分ける必要がある場合は、旋回ゲートを上昇させずに、旋回機構を働かせて旋回ゲートを反対方向に旋回させ同方向にメダルを振り分けさせることもできる。メダル振り分けが完了して旋回ゲートを上昇させると、旋回ゲート下方をベルトコンベア上のメダルが通過する。メダル通過を許すのは、上昇させた上記旋回ゲートよりも搬送方向下流にメダルを搬送させ、下流にある他の振り分け機構を介したメダル補給ができるようにするためである。以上、説明したように、請求項1の補給システムによれば、1台のメダル振り分け機構によりメダルコンベア上に載置されたメダルを、メダルコンベアの幅方向一方と他方の2方向に振り分けることができる。2方向に振り分けることができるということは、たとえば、メダル遊技機2台にメダル補給できるということである。上記例にいうメダル遊技機1台1台にメダル振り分け機構を1台ずつ備えさせる必要がない。したがって、システム全体を簡素化することができ、簡素化した分、コストを低く抑えることができる。
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係るメダル補給システム(以下、適宜「請求項2の補給システム」という)では、請求項1の補給システムの構成を備えさせた上で、前記メダルコンベア上にメダルを補給するためのメダル補給装置を含めて構成してあり、当該メダル補給装置が、当該メダルコンベア上に1列縦列でメダルを載置可能に構成してある。
請求項2の補給システムによれば、請求項1の補給システムの作用効果に加え、メダルコンベア上のメダルが1列縦列、すなわち、数珠繋ぎ状態で搬送される。1列縦列のメダルは、それが旋回ゲートと当接する際にその当接は1個ずつ順番に行われる。1個ずつ順番に行われるから、補給されるメダル数をカウントするのにたいへん都合がよい。さらに、ベルトコンベアの幅寸法設定にも好影響を与える。つまり、1列縦列でメダル補給が行われるわけであるから、メダルコンベアの幅寸法は、メダル1枚の直径と同じ寸法か僅かに大きな寸法であれば足り、メダルコンベアの幅寸法を不必要に大きくする必要がなくなる。システム全体の簡素化を促進するために重要な要素である。
(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3記載の発明に係るメダル補給システム(以下、適宜「請求項3の補給システム」という)では、請求項2の補給システムの構成を備えさせた上で、前記昇降機構又は前記旋回機構には、当接するメダルを計数するためのカウントセンサーを設けてある。
請求項3の補給システムによれば、請求項2の補給システムの作用効果に加え、カウントセンサーによる計数により振り分けられるメダル数を把握することが可能となる。計数されるメダルは1列縦列で搬送されてくるので1枚1枚を確実に計数できる。このため、振り分けたメダル数の正確な把握が可能となる。メダルの振り分け方向は2方向となるものの、振り分けるメダルを計数するためのカウントセンサーを2方向のそれぞれに設ける必要はない。カウントセンサーは、これを2方向の何れにも使用可能な共通部材となる。カウントセンサーを2方向それぞれに設ける場合に比べてより簡素化した構成が実現する。なお、カウントセンサーには、たとえば、フォトセンサーや磁気センサーのようにメダルに非接触でカウント可能とするセンサーの他、アクチュエータ等を介してメダルに接触してカウント可能とするセンサーが含まれる。
(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4記載の発明に係るメダル補給システム(以下、適宜「請求項4の補給システム」という)では、請求項3の補給システムの構成を備えさせた上で、前記補給ユニット各々が、振り分けられたメダルを一時貯留可能な貯留タンクと、当該貯留タンク底部に貫通させたメダル落下孔と、当該メダル落下孔を開閉可能なシャッター機構と、を含めて構成してあり、当該シャッター機構が当該メダル落下孔を開放させた際に、貯留してあるメダルを一斉落下可能に構成してある。
請求項4の補給システムによれば、請求項3の補給システムの作用効果に加え、振り分けたメダルを貯留タンクに一時貯留した後に、必要に応じてメダル補給を行うことができる。メダルコンベアによって搬送されるメダルは1列縦列状態にあるから、多数のメダルを搬送するには、しいては、多数のメダル補給を行うには、相応の時間が必要となる。他方、遊技の進行状況によっては、多数のメダルを短時間のうちに必要とするメダル遊技機が登場する場合がある。そのときに、1列縦列で搬送されるメダルを1個ずつ補給していたのでは、迅速なメダル補給が実現できない。そこで、そのように多数のメダルを必要としないときに、貯留タンクにメダルを貯留しておき、必要に応じて貯留してあるメダルを一機に補給可能に構成しておくことにより、メダル補給に迅速性を備えさせた。貯留タンクに貯留してあるメダル数は、これらを補給する際に計数してあるから、常に把握可能である。貯留してあるメダルの一斉落下は、シャッター機構がメダル落下孔を開放することにより行われる。メダルを一斉落下させた後のシャッター機構は、メダル落下孔を閉鎖して次のメダル補給を待つ。
本発明に係るメダル補給システムによれば、1台のメダル振り分け機構(ゲート機構)によりメダルコンベア上のメダルを2方向に補給が可能となる。このため、1方向しか補給できない場合の機構に比べてゲート機構の数を少なくすることができる。ゲート機構の数を少なくすれば、その分、システム全体の簡素化とコスト削減を図ることができる。
各図を参照しながら、本発明の実施形態(以下、適宜「本実施形態」という)について説明する。図1は、メダル補給システムを備えたメダル遊技機島の正面図である。図2は、メダル補給システムの平面図である。図3は、メダル補給システムの側面図である。図4は、メダル補給システムの正面拡大図である。図5は、振り分け機構の斜め下から見た斜視図である。図6は、振り分け機構の平面図(a)及び側面図(b)である。図7は、振り分けユニット及び補給ユニットの平面図である。図8は、補給ユニットの正面図である。図9は、補給ユニットの拡大平面図である。図10は、旋回ゲート・旋回機構の平面図(a)及び同図(a)に示す旋回ゲート・旋回機構のA−Aの断面図(b)である。図11は、メダル補給システムの動作手順を示すフローチャートである。
(メダル補給システムの設置)
図1を参照する。符号101は、メダル遊技場に設置したメダル遊技機島を示している。メダル遊技機島101は、図1の紙面厚み方向に背中合わせで、図1に示すようにメダル遊技機島101の長手方向に配した複数のメダル遊技機103,・・(メダル遊技機群103)と、各メダル遊技機103間に配したメダル貸機105(メダル貸機群105)と、メダル遊技機群103及びメダル貸機群105にメダルを補給するためにメダル補給システム1と、を含めて構成してある。なお、本実施形態におけるメダル遊技機にはスロットマシンを採用したが、スロットマシン以外のメダル遊技機も採用可能であることは言うまでもない。
(メダル補給システムの概略構造)
図1乃至4を参照する。メダル補給システム1は、2列に並ぶメダル遊技機群103,103に沿って(メダル遊技機島101の長手方向に)延びるメダルコンベア3と、メダル遊技機群103を構成するメダル遊技機103の各々に対応させつつメダルコンベア3に沿って設けた補給ユニット(補給ユニット群)5と、メダル補給装置109が揚送したメダル群を受け取りメダルコンベア3の上に1列縦列で載置するメダル整列機構111と、メダル補給システム1全体の制御を行うシステム制御装置51と、を含めて構成してある。メダルコンベア3は、これをゴムにより構成するのが一般的であるが、ゴム以外の素材により構成することもできる。メダル補給装置109は、メダル遊技機島101の端(島端)に起立設置してある主としてメダル揚送のための装置であって、メダル揚送とともにメダル研磨の機能を兼ね備えているものであってもよい。メダルコンベア3は、隙間3sを介して並列設置した2本の幅狭ベルト3´,3´によって構成してあり、幅狭ベルト3´,3´は、符号3aで示す一方のローラ(図1参照)と、図外の他方のローラによって駆動される無端ベルトである。幅狭ベルト3´,3´間の隙間3sは、載置したメダルを落下させず、後述する計数用の光を透過させ得るに足りる幅寸法に設定してある(図2参照)。メダルコンベア3の幅寸法は、載置したメダルM1枚分の直径よりも僅かに大きく設定してあり、メダルコンベア3の両脇には載置したメダル群Mを落下させないようにするための側壁3c,3cを起立設置してある。なお、図7に示すように、補給ユニット5が設けられる部位における側壁3c,3cは、メダルコンベア3上に載置されたメダルが補給ユニット5方向へ横滑り移動できるように切り欠いてある。なおカウントセンサーは、当該幅狭ベルト間の隙間に透過させた光をメダルが遮断することによって当該メダルをカウント可能に構成したフォトセンサー29を含めて構成することもできる。
図1及び4に示す符号7は振り分け機構を、同じく符号8は、振り分け機構を制御するための制御ボックスを、それぞれ示している。図2に端的に示すように、補給ユニット5は、メダルコンベア3を挟んで対向する他の補給ユニット5と対をなしていて、本明細書では、この対をなす2台の補給ユニット5,5のことを「補給ユニット対5」と呼ぶ場合がある。補給ユニット対5は、メダルコンベア3の長手方向所定間隔毎に配してあり、各補給ユニット対5を構成する各補給ユニット5は、何れも同じ構造に構成してある。このため、説明の重複を避けるため以下においては、1台の補給ユニット5の構造について説明する。また、各補給ユニット5には、それに対応させてメダル振り分け機構7を配してある。各メダル振り分け機構7は、何れも同じ構造に構成してあるので、同じく重複説明を避けるため以下においては、1台の振り分け機構7について説明を行う。後述する制御ボックス8についても、振り分け機構7と同じく扱う。なお、説明は、その都合上、最初に振り分け機構7について行う。
(振り分け機構・昇降機構の構造)
図4乃至7を参照する。振り分け機構7は、昇降機構9と旋回機構21とにより概ね構成してある。昇降機構9は、旋回機構21及び旋回ゲート27をメダルコンベア3に対して昇降させるための機構であって、昇降機構本体11と、昇降アーム13と、昇降ソレノイド17と、を主要部品として構成してある。昇降機構本体11は、矩形の金属板の短辺方向両端略3分の1の部分を下方に屈曲させ断面形状下向き開口のコの字に形成したカバー部11aと、上記金属板と同じ長さで幅狭の金属板を上記金属板と同様にコの字に屈曲形成した底部11bと、から構成してある。カバー部11aは、それを底部11bの上に両者下端を揃えてカバー可能に構成してあり、カバーさせたときのカバー部11aと底部11bとの間には収納空間11dが形成される。カバー部11aの両端を屈曲させて形成した屈曲片11a´,11a´と、底部11bの両端を屈曲させて形成した屈曲片11b´,11b´とを重ね、重ねた屈曲片11a´,11a´,11b´,11b´を貫通するネジ孔11h,11hを形成してある。ネジ孔11h,11hは、昇降機構本体11(振り分け機構7)をメダルコンベア3の側壁3c,3cの上をまたぐように載せた後に、側方からネジ固定する際のネジ貫通用の孔である。また、図5及び6に示す符号11pは、後述する支持ピン15を貫通状態で支持するための支持孔を示している。支持孔11pは、図5において見えるほうの屈曲片11a´だけでなく、同屈曲片11a´の裏側に位置する他方の屈曲片11a´にも形成してある(図6(a)参照)。
昇降機構本体11の収納空間11dには、昇降ソレノイド17を配してある(図6に破線で表示)。昇降ソレノイド17は、ソレノイド本体17aと、ソレノイド本体17aに対して水平方向に出没するプランジャー17bと、を備えている。ソレノイド本体17aは、底部11bの上面にネジ固定してあり、したがって、プランジャー17bは底部11b(カバー部11a)に対して、図6の左右方向に往復移動可能になっている。昇降ソレノイド17は、制御ボックス8(図4参照)内に収納させた電源(図示を省略)のオンオフにより制御可能に構成してある。
(昇降アームの構造)
図5及び6に示すように、昇降アーム13は、昇降機構本体11の収納空間11dに収納可能な幅寸法と、旋回機構21及び旋回ゲート27を昇降させて後述する機能を果たさせ得る長手寸法とを有する細長い金属板から基本構成してある。昇降アーム13は、略矩形のアーム本体13aと、アーム本体13aの基端部(昇降機構本体11に部分収納される部分)の両端から下方へ屈曲して形成した略半円形の支持片13b,13bと、アーム本体13aの自由端(基端部の反対側に位置)から長手方向に突き出す突出片13cと、突出片13cを挟んだ肩部を下方へ部分屈曲して形成した当接片13d,13dと、から構成してある。支持片13b,13bには、支持ピン15を回転可能に貫通させる貫通孔を形成してあり、貫通させた支持ピン15は、カバー部11aの支持孔11p,11pに回転不能に支持させてある。つまり、支持ピン15はカバー部11aに対して回転不能であり、支持片13b,13b(昇降アーム13)は支持ピン15に対して回転可能である。アーム本体13aの基端部はプランジャー17bに固定してあり、プランジャー17bが出没することにより昇降アーム13が支持ピン15を中心にして往復傾動するように構成してある。支持片13b,13bと支持ピン15とを一体回転可能に構成するとともに、支持ピン15をカバー部11aに対して回転可能に構成してもよい。昇降アーム13の往復傾動により、その自由端に固定した旋回機構21及び旋回ゲート27が昇降する。下降させた旋回ゲート27はメダルコンベア3に接触することなくメダルコンベア3上に載置されたメダルに当接可能、かつ、上昇させた旋回ゲート27の下方をメダルコンベア3上に載置されたメダルが通過可能に構成してある。このような機能が充分に果たせるように、昇降アーム13の寸法や傾動角度を設定してある。
(旋回ゲート・旋回機構の構造)
図5乃至7及び10(a)、(b)に示すように、旋回ゲート27は、ゲート本体27bと支持片27aとにより構成してある。ゲート本体27bは、横長矩形の板状ゲートであり、支持片27aは、ゲート本体27bの上端長さ方向中央から取り付け時に昇降機構9方向へ略直角に突出する略半円形状の小片である。支持片27aの略中央には貫通孔27h(図10(a)、(b)参照)を厚み方向に形成してある。
図10(b)に示すように、旋回機構21は、旋回ソレノイド23と、支持構造25と、により構成してある。旋回ソレノイド23は、ソレノイド本体23aと、ソレノイド本体23aによって旋回駆動される駆動軸23bと、を有している。支持構造25は、旋回ゲート27(ゲート本体27b)を旋回ソレノイド23の駆動軸23bに一体回転可能に支持させる機能を有している。旋回ソレノイド23の本体は、突出片13cの上面に載置してあり、L字板14によりアーム本体13a上に固定される。旋回ソレノイド23の本体をL字板14に固定する方法は、たとえばネジ止め、ボルトとナット等のような固定部材を採用することも可能である。固定された旋回ソレノイド23の駆動軸23bが、旋回可能に貫通できるようアーム本体13aには貫通孔13hが形成されている。本実施形態における支持構造25は、支持片27aと、支持片27aに形成した貫通孔27hと、貫通孔27hに受け入れさせた駆動軸23bを貫通孔27hの周壁に固定するための固定部材(図示省略)と、から構成してある。ここでは固定部材として接着剤を採用したが、取付スペースが充分にある等の状況にある場合に適宜加工を行った上で、たとえばナット等のような固定部材を採用することも可能である。固定部材の固定作用により駆動軸23bと支持片27aが一体化され、駆動軸23bが旋回すればゲート本体27bも旋回する。なお駆動軸23bを貫通させるために昇降アームの先端に形成した貫通孔13Cと、支持片27aと、貫通孔27hを貫通した駆動軸23bの様子は図5及び図10(b)に示す通りである。旋回ソレノイド23の駆動軸23bは、前述のように支持構造25を介してゲート本体27bを支持している。このときゲート本体27bは、筒体25aを両側から挟み込み固定する挟持片26、挟持片26を設けている。すなわち挟持片26はゲート本体27bの上下幅方向略中央から支持片27aの突出方向と同方向に突き出させてある。挟持片26が筒体25aを挟持してゲート本体27bと一体旋回する。円筒の中心軸(発光素子の光軸)と駆動軸23bの中心軸を一致させる。一致させないと、発光素子が円運動して光を隙間に通せなくなる。
なお、旋回ソレノイド23の駆動は、制御ボックス8内に収納してある電源(図示を省略)のオンオフ及び極性変換により制御可能に構成してある。つまり、旋回ゲート27の旋回方向を制御することによって、ゲート本体27bに当接するメダルを対応する補給ユニット対5の何れかの補給ユニット5に選択的に振り分けることができる。また、電源の極性変換は、旋回ゲート27の旋回方向切り替えを可能にする。
旋回ゲート27は、前述したように横長の矩形板であり、図7に示すように、メダルコンベア3の長手方向に対して斜め(たとえば、45度)に配したときに、メダルコンベア3の全幅を閉鎖し得る長さ寸法を備えている。当接片13d,13dは、旋回ゲート27の旋回角度を制限するためのストッパーとして機能する。旋回ゲート27が旋回機構21とともに昇降アームの13の往復傾動に伴い昇降することは、既に述べた。なお、筒体25aの内部には、フォトセンサー29の一方を構成する受光素子29aが組み込んである(図5、6(b)参照)。フォトセンサー29の他方を構成する発光素子29bはメダルコンベア3の下方に配してあり、発光素子29bが発した計数用の光は幅狭ベルト3´,3´間の隙間3sを透過して受光素子29aに到達可能に構成してある(図6(b)参照)。受光素子29aと発光素子29bは、上記と逆に、前者をメダルコンベア3の下方に配するとともに後者を25a内部に組み込むこともできる。何れにしろ、発光素子29bが発した計数用光が隙間3sを透過可能、かつ、透過した光が受光素子29aに到達可能となる位置に両素子を配する必要がある。このため、筒体25aが隙間3sの上方領域に位置するように旋回機構21(昇降機構9)を構成し配置することが重要である。そのように配置することにより、図7が含む拡大図において網掛け表示した三角ゾーンZを通過するメダルを検出可能とする。三角ゾーンZは、旋回ゲート27と、旋回ゲート27に並んで当接する2枚のメダルMを想定した場合に、三者間にできる略三角形の領域のことをいう。
メダルはその直径に比べて厚み寸法が極めて小さいので、搬送ベルトの幅方向にフォトセンサー29を配置することにより直径方向(すなわち、水平方向)に光を透過させてメダルを計数することは必ずしも簡単ではない。メダルコンベア3は、前述したように一般にはゴムのような弾性ベルトにより構成されており、その弾性がベルトを上下動させることがあり得る。ベルトが上下動すると、これに伴いメダルも上下動する。その上下動がメダルの厚み寸法を超えると、メダルが光を遮断しないまま搬送されてしまうことが考えられる。遮光がなければ、そのメダルは計数されない。つまり、計数誤差が生じる。これが直径方向に計数することが簡単でない理由である。この点、フォトセンサー29だけでなく他の種類のセンサーにおいても事情は同じである。他方、メダルの厚み方向に光を透過させることができれば、ベルトの上下動があっても遮光作用に計数誤差を生じさせるような悪影響を与えないで済む。本実施形態では、前述した三角ゾーンZに光を透過させるように構成してあるので、メダルとメダルとの間に確実に光が透過する。確実に光が透過すれば、1個1個のメダルカウントが確実に行なわれる。ここで、仮に三角ゾーンZ(メダル中心から外れた位置)ではなく、メダルの中心位置を光が透過するように構成したとすると、メダルのカウントミスが生じる恐れがある。メダルが数珠繋ぎ状態(メダルとメダルが間断なく接触)となると前後のメダル中心を結んだ線が連続してしまいメダル間に隙間が形成されない。メダル間に隙間が形成されなければ、前後するメダル間に光が透過されず、したがって、つながったメダル群を1個のメダルとして認識してしまう。これが、カウントミスの原因となる。厚み方向であればミスなく幅狭ベルト3´,3´間の隙間(三角ゾーンZ)に光を透過させるようにしたこと、つまり、メダルの厚み方向にフォトセンサー29を配置したことは、上述した理由により確実な計数に貢献する。
(補給ユニット・貯留タンクの構造)
図4及び7乃至9を参照する。補給ユニット5は、貯留タンク33と、落下ダクト35と、シャッター機構37と、により概ね構成してある。貯留タンク33は、平面視矩形の開口を持ち四方を側壁33aで囲んだメダル貯留用のタンクである。貯留タンク33のメダル貯留能力は、概ね350から400枚程度、すなわち補給する遊技機(パチスロ機)が大当り発生により、遊技者に払出される大当り一回分位に相当する枚数になるように設定しておけば実用上の問題はほとんど生じない。側壁33aの底部は、傾斜底部33bと水平底部33cとにより構成してあり、水平底部33cには、貯留してあるメダルを一斉落下させ得る大きさの落下孔33hを貫通形成してある。傾斜底部33bは、貯留してあるメダルを落下孔33h方向に滑らせて一斉落下を促進するためのものである。なお、図8に示す符号33d,33dは、貯留タンク33の両端に設けた取付片を示す。取付片33d,33dは、貯留タンク33(補給ユニット5)をメダルコンベア3の側壁3cにネジ固定するための部材である。同じく符号33e,33eは、側壁33aに形成した覗き孔を示している。覗き孔33e,33eは、貯留タンク33内のメダル貯留状況を目視可能とするためのものである。
貯留タンク33の水平底部33cの下面には、断面形状横長L字状のダクト取付部材36を固定してある。断面L字状に形成したのは、図8から理解されるように、取り付けたときに、ダクト取付部材36と水平底部33cとの間に隙間36gを形成するためである。すなわち、この隙間36gを形成することにより、ダクト取付部材36に上端を固定した落下ダクト35と水平底部33cとの間に、次に述べるシャッター片44を退出可能に進入させることができるからである。また、水平底部33c近傍の側壁33aには、貯留タンク33内のメダル有無を検出するためのエンプティセンサー34を取り付けてある。エンプティセンサー34の代わりに、又は、エンプティセンサー34とともに満タンセンサー(図示を省略)を取り付けることもできる。これらのエンプティセンサー34や満タンセンサーは、一定量(ゼロを含む)を下回った際にメダル要求信号を出力するためのものである。エンプティセンサー34が出力するエンプティ信号(メダル要求信号)は、制御ボックス8を介して後述するホールコンピュータ53に送信されるように構成してある。
(シャッター機構の構造)
引き続き、図4及び7乃至9を参照する。シャッター機構37は、S字取付片39(図8参照)を介して貯留タンク33の側壁33aに固定したロータリーソレノイド41と、ロータリーソレノイド41の駆動軸42に一体旋回可能に固定したシャッター片44と、により構成してある。ロータリーソレノイド41は、制御ボックス8内に収納させた電源(図示を省略)のオンオフ及び極性変換により制御可能に構成してある。つまり、図7に示すようにシャッター片44を旋回させることにより、落下孔33hを開閉可能とする。つまり、落下孔33hは、隙間36g内にシャッター片44が侵入したとき(図7の上側の落下孔33h)に閉鎖され、同じく退出したとき(図7の下側の落下孔33h)に開放される。落下孔33hが開放されると、貯留タンク33内に貯留されていたメダルは一斉に落下孔33hを通過して落下ダクト35内を落下する。前述したように、傾斜底部33bは、メダルを滑走させることにより、この一斉落下を促進する。メダル落下の終了後、ロータリーソレノイド41が再駆動してシャッター片44を元の位置に戻す。元の位置に戻されたシャッター片44は落下孔33hを閉鎖する。これにて、次のメダル補給に対する貯留タンク33の準備が完了する。
(システム制御装置の構造)
図4を参照する。システム制御装置51は、メダル遊技場を管理するホールコンピュータ53(以下、単に「コンピュータ53」という)と、メダル遊技機103各々に対応させてメダル遊技機島101に設けた制御ボックス(制御ボックス群)8と、を含めて構成してあり、さらに、上記二者は互いに通信可能に設定してある。制御ボックス8については、既に説明した。コンピュータ53にはメダル遊技機103,・・の遊技状態を管理するためのプログラムのほか、メダル補給システム1を動作させるためのプログラムを格納してある。制御ボックス8各々には、対応するメダル遊技機103からの信号をコンピュータ53の中継装置として制御したり、または自身が信号を収集し管理したりする制御プログラムが格納してある。システム制御装置51は、次に述べる手順でメダル補給システム1を制御する。
(メダル補給システムの動作手順)
まず、図11に示すフローチャートを参照しながら、メダル振り分け機構7の動作手順を説明する。プログラムがスタートして、コンピュータ53は、何れかのメダル遊技機103からのメダル要求信号の有無を確認する(S1)。メダル要求信号の確認は何れかのメダル遊技機103からメダル要求信号が出されるまで継続され、メダル要求信号が出されたときは、メダル要求信号を受けたコンピュータ53は、メダル要求信号を出したメダル遊技機103の設置位置(遊技機番号)を判定する(S3)。設置位置(遊技機番号)を判定したコンピュータ53は、判定によって特定したメダル遊技機103に対応する貯留タンク33にメダルがあるかないかを確認する(S5)。貯留タンク33にメダルがあるときは、S7に進み、メダルがないときは、S13に進む。S7では、コンピュータ53が、補給ユニット5に対して制御ボックス8経由で信号を送り、シャッター機構37のロータリーソレノイド41を駆動させシャッター片44を回動させる。シャッター片44の回動により貯留タンク33の落下孔33hが開放され、落下ダクト35内をメダルが一斉落下する。一斉落下により、メダル要求信号を出したメダル遊技機103にメダルが補給される。メダルが補給されたことをエンプティセンサー34のエンプティ信号により確認したコンピュータ53は、シャッター片44を元の位置に復帰させて落下孔33hを閉鎖する(S9,S11)。この時点で、メダル補給を行った貯留タンク33は空の状態にある。空の状態にある貯留タンク33は、この貯留タンク33に対応するメダル遊技機103から要求信号を受けるまで空のままにしておき、要求信号を受けたときにメダル補給を行うように設定することもできるが、次のメダル遊技機からの補給要求を受けたときにその要求を速やかに満たすことができるように、メダル要求を受ける前に貯留タンク33にメダルを貯留させておくことが望ましい。そこで、本実施形態では空になった貯留タンク33に、メダル要求信号の有無に関わらずメダル補給を行うように設定してある。すなわち、コンピュータ53は、空の状態にある貯留タンク33の設置位置がメダル搬送方向右手(Rグループ)か、左手(Lグループ)か、を判定する(S13)。メダル補給対象となる貯留タンク33を特定するためである。判定結果がRグループであればS23へ、またLグループであればS15へ進む。S23へ進んだコンピュータ53は、制御ボックス8を介して振り分け機構7へ信号を送り、旋回ゲート27を右方向へ補給可能な位置(図7に示す旋回ゲート27とは逆の方向に旋回させた状態)に旋回させる。他方、S15へ進んだコンピュータ53は、制御ボックス8を介して振り分け機構7へ信号を送り旋回機構21及び旋回ゲート27を下降させるとともに旋回ゲート27を左方向へ補給可能な位置(図7に示す旋回ゲート27の状態)に旋回させる。コンピュータ53は、旋回ゲート27の旋回と併せてメダル補給装置109及びメダルコンベア3を駆動させ、メダル搬送を行わせる(S17)。
メダル補給装置109のメダル整列機構111により1列縦列でメダルコンベア3上に載置されたメダルは、メダルコンベア3の駆動により搬送され旋回ゲート27に当接する。ここでは、旋回ゲート27に当接したメダルは、図7に示すように旋回ゲート27に案内されて補給ユニット5方向に移動し、やがて、貯留タンク33内に落下する(S15に進んだ場合を想定)。旋回ゲート27に案内されるときのメダルは、図7に示す三角ゾーンZを通過するときに、フォトセンサー29(図6(b)参照)により計数され、計数結果は制御ボックス8を経由してコンピュータ53に伝達される。これによりコンピュータ53は、貯留タンク33内に補給されたメダル枚数を把握する。コンピュータ53は、貯留タンク33内のメダル枚数が所定枚数に達するまでメダル補給を行わせ(S19)、所定枚数に達したと判断したコンピュータ53は、振り分け機構7へ指令を送り旋回機構21及び旋回ゲート27を上昇させる(S21)。これで、貯留タンク33(補給ユニット5)に対するメダル補給を終了する。コンピュータ53は、S1に戻り次のメダル要求を待つ。
本実施形態におけるメダル補給システム1によれば、1台のメダル振り分け機構7によりメダルコンベア3上に載置されたメダルを、メダルコンベアの幅方向一方と他方(メダル搬送方向左右)の2方向に振り分けることができる。つまり、1台2役の機能を果たす。したがって、メダル遊技機1台1台にメダル振り分け機構を1台ずつ備えさせる必要がない。このため、システム全体を簡素化することができ、簡素化した分、コストを低く抑えることができる。
メダル補給システムを備えたメダル遊技機島の正面図である。 メダル補給システムの平面図である。 メダル補給システムの側面図である。 メダル補給システムの正面拡大図である。 振り分け機構の斜め下から見た斜視図である。 振り分け機構の平面図(a)及び側面図(b)である。 振り分けユニット及び補給ユニットの平面図である。 補給ユニットの正面図である。 補給ユニットの拡大平面図である。 旋回ゲート・旋回機構の平面図(a)及び同図(a)に示す旋回ゲート・旋回機構のA−Aの断面図(b)である。 メダル補給システムの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 メダル補給システム
3 メダルコンベア
3´ 幅狭ベルト
3c 側壁
3s 隙間
5 補給ユニット
7 メダル振り分け機構
8 制御ボックス
9 昇降機構
11 昇降機構本体
11a カバー部
11b 底部
11a´,11b´ 屈曲片
11d 収納空間
11h ネジ孔
11p 支持孔
13 昇降アーム
13a アーム本体
13b 支持片
13c 突出片
13d 当接片
14 L字板
15 支持ピン
17 昇降ソレノイド
17a ソレノイド本体
17b プランジャー
21 旋回機構
23 旋回ソレノイド
23a 駆動軸
25 支持構造
25a 筒体
26 挟持片
27 旋回ゲート
27a ゲート本体
27b 支持片
27h 貫通孔
29 フォトセンサー
29a 受光素子
29b 発光素子
33 貯留タンク
33a 側壁
33b 傾斜底部
33c 水平底部
33d 取付片
33e 覗き孔
33h 落下孔
34 エンプティセンサー
35 落下ダクト
36 ダクト取付部材
36g 隙間
37 シャッター機構
39 S字取付片
41 ロータリーソレノイド
42 駆動軸
44 シャッター片
51 システム制御装置
53 ホールコンピュータ
101 メダル遊技機島
103 メダル遊技機(メダル遊技機群)
105 メダル貸機(メダル貸機群)
109 メダル補給装置
111 メダル整列機構
M メダル(メダル群)
Z 三角ゾーン

Claims (4)

  1. 上面に載置したメダルをメダル遊技機島長手方向に搬送するためのメダルコンベアと、
    当該メダルコンベアの長手方向所定間隔毎に配した当該メダルコンベアを挟んで対向する補給ユニット対と、
    当該補給ユニット対各々に対応して配したメダル振り分け機構と、を含み、
    当該メダル振り分け機構各々が、旋回機構により水平方向に往復旋回可能に支持された旋回ゲートと、当該旋回機構及び当該旋回ゲートを昇降させる昇降機構と、を含めて構成してあり、
    当該昇降機構が、降下させた当該旋回ゲートを当該メダルコンベアと接触させずに当該メダルコンベア上のメダルと当接可能、かつ、上昇させた当該旋回ゲート下方を当該メダルコンベア上のメダルが通過可能に構成してあり、
    当該旋回機構が、当該旋回ゲートの旋回によって、当該旋回ゲートに当接するメダルを対応する補給ユニット対の何れかの補給ユニットに選択的に振り分け可能に構成してある
    ことを特徴とするメダル補給システム。
  2. 前記メダルコンベア上にメダルを補給するためのメダル補給装置を含めて構成してあり、
    当該メダル補給装置が、当該メダルコンベア上に1列縦列でメダルを載置可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項1記載のメダル補給システム。
  3. 前記昇降機構又は前記旋回機構には、当接するメダルを計数するためのカウントセンサーを設けてある
    ことを特徴とする請求項2記載のメダル補給システム。
  4. 前記補給ユニット各々が、振り分けられたメダルを一時貯留可能な貯留タンクと、当該貯留タンク底部に貫通させたメダル落下孔と、当該メダル落下孔を開閉可能なシャッター機構と、を含めて構成してあり、
    当該シャッター機構が当該メダル落下孔を開放させた際に、貯留してあるメダルを一斉落下可能に構成してある
    ことを特徴とする請求項3記載のメダル補給システム。
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