JP2007028351A - 投影型遠隔指示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光ファイバー等のネットワーク回線を利用した遠隔テレビ会議等において、遠隔地間で指示及び意思表示等を行うための遠隔指示投影装置を提供する。
【解決手段】 遠隔地にある対象物を撮影する撮像手段により得られた映像情報がネットワークを介して送信され、該映像情報は映像出力手段により表示される。映像出力手段に表示された対象物に対し、意思表示手段により所定の描画オブジェクトを選択して、前記映像出力手段において表示する位置を決定すると、描画オブジェクト情報及び表示位置情報が電子データに変換されて、ネットワークを介して送信される。光像投影手段は、受信した描画オブジェクト情報及び表示位置情報に基づいて、上記遠隔地の対象物に所定の光像を投影する。
【選択図】 図1
【解決手段】 遠隔地にある対象物を撮影する撮像手段により得られた映像情報がネットワークを介して送信され、該映像情報は映像出力手段により表示される。映像出力手段に表示された対象物に対し、意思表示手段により所定の描画オブジェクトを選択して、前記映像出力手段において表示する位置を決定すると、描画オブジェクト情報及び表示位置情報が電子データに変換されて、ネットワークを介して送信される。光像投影手段は、受信した描画オブジェクト情報及び表示位置情報に基づいて、上記遠隔地の対象物に所定の光像を投影する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光ファイバー通信等のネットワーク回線を利用した遠隔テレビ会議等において、遠隔地間で指示及び意思表示等を行うための投影型遠隔指示装置に関する。
ADSL等の高速デジタル加入者回線、光ファイバー通信網の急速な普及により、動画の相互通信をリアルタイムに自由且つ安価に行うことが可能となった。そのため、遠隔会議や遠隔講義(以下、単に「遠隔会議システム」という。)が一般的に行われている。しかし、このような遠隔会議システムを円滑に活用するには、会議場間で情報を予め共有化しておく必要がある。会議中に新たに入手された資料は、テレビカメラを用いて映し出すことによって、ある程度の情報を会議の参加者に伝えることができるが、受信状態や送受信機器の性能等の問題上、一度に伝達できる情報量には限界がある。そのため、その資料の映像を受信する側の参加者は資料を映し出す側の参加者に音声で所望の部分を音声で明確に伝える必要があるが、聞き違い等の錯誤が双方間で生じやすく、会議の遅滞を招くことも少なくなかった。
特開平5−204534号公報には、テレビカメラを用いた映像情報のやり取りを行っている状況において、A地点にいる者が画面上で対象物を特定する手段と、その特定された対象物に光ビームのスポットを当てる手段を備えることにより、A地点にいる者が何を指示しているのかをB地点にいる者が即座に且つ確実に認識することができる遠隔ポインティング装置が開示されている。
しかしながら、上記のような遠隔ポインティング装置は、単に固定光像を投影するものであり、様々な意見を明確に伝達することはできない。そのため、複数の遠隔地間で同時中継の遠隔会議を行う場合、光ビームのスポットが対象物に当てられても、指示する内容がどのような意味なのか、指示した者が誰であったのか、即座に理解することは困難であるので、結局のところ、音声による情報伝達に頼るところが大きいという問題があった。また、上記のような遠隔ポインティング装置は固定光像のみで指示を行うので、一度に複数の指示を出すことができない。そのため、遠隔地から作業を指示する場合、実際の作業者に予め入念に教育した上でなければ、順調に作業を行うことが困難になるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、光ファイバー通信等のネットワーク回線を利用した遠隔テレビ会議等において、他の会場や遠隔地の作業者に対する指示及び意思表示を行うための投影型遠隔指示装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の投影型遠隔指示装置は以下のような特徴を有する。
請求項1に記載の投影型遠隔指示装置は、遠隔地にある対象物を撮影し、該撮影した映像情報を電子映像データに変換し、ネットワークを介して該映像データを送信する撮像手段と、前記撮像手段から上記映像データを受信し、且つ表示する映像出力手段と、所定の描画オブジェクトを選択し、且つ該描画オブジェクトを前記映像出力手段に表示する位置を決定する意思表示手段と、前記意思表示手段により生成された描画オブジェクト情報及び表示位置情報を電子データに変換し、ネットワークを介して送信する指示情報送信手段と、前記指示情報送信手段から受信した描画オブジェクト情報及び表示位置情報に基づいて、上記遠隔地の対象物に所定の光像を投影する光像投影手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の投影型遠隔指示装置において、前記撮像手段による撮影可能範囲に複数の基準座標を設け、上記の光像投影手段から校正用の光ビームを投射し、前記撮像手段で基準座標間の校正用光ビームの相対位置をサーチすることにより校正用光ビームの座標情報を算出し、該座標情報により光像の投影位置を校正する位置校正手段を設けたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の投影型遠隔指示装置を構成する光像投影手段が、光源と、前記光源の出力光の光量を変調する光量変調手段と、前記光量変調手段により変調された変調光を水平方向に偏向する水平偏向手段と、前記水平偏向手段により偏向された光を垂直方向に偏向する垂直偏向手段とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の投影型遠隔装置を構成する光源が、半導体レーザー、発光ダイオードから選択されたいずれかであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の投影型遠隔装置を構成する垂直偏向手段が、ガルバノミラーであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の投影型遠隔装置を構成する水平偏向手段が、ポリゴンミラーであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の投影型遠隔装置を構成する光量変調手段に色分離フィルターを設けたことを特徴とする。
本発明の投影型遠隔指示装置によれば、遠隔地にある対象物をネットワークを介して映像表示する映像出力手段と、所定の描画オブジェクトを選択し、且つ該描画オブジェクトを前記映像出力手段に表示する位置を決定する意思表示手段と、描画オブジェクト情報及び表示位置情報に基づいて、上記遠隔地の対象物に所定の光像を投影する光像投影手段とを具備するので、互いに遠距離にある会場間であっても意思表示をリアルタイムで緊密に行うことができる。
また、本発明の投影型遠隔指示装置によれば、遠隔地間であっても多様な作業指示を行うことができ、例えば、遠隔地にある対象物に複数の光像を投影することにより、連続した複数の数字で作業手順を示すと同時に、安全な部位と要注意部位を光像により明確に区別することができる。従って、本発明の投影型遠隔指示装置によれば、作業指示者が遠隔地にいる場合であっても、作業内容を指示する音声とともに、作業部位を指示する光像によって、現場の作業者はリアルタイムで指示を受けることができるので、該作業者は指示内容を錯誤することが極めて少なくなる。
また、本発明の投影型遠隔指示装置によれば、位置校正手段により光像の投影位置が校正されるので、実際に投射される描画オブジェクトの投射位置が、意思表示手段により指示された位置とほぼ同一になる。
また、本発明の投影型遠隔指示装置を構成する光像投影手段として、光源と、前記光源の出力光の光量を変調する光量変調手段と、前記光量変調手段により変調された変調光を水平方向に偏向する水平偏向手段と、前記水平偏向手段により偏向された光を垂直方向に偏向する垂直偏向手段とを備えるものを用い、光源として、特に半導体レーザー、発光ダイオード等を用いることにより、光像投影手段の全体の構成を小さくすることができる。
また、上記構成の光像投影手段において、垂直偏向手段としてガルバノミラーを用い、水平偏向手段としてポリゴンミラーを用いることにより、対象物に投射される投射光を所望の回数折り曲げることができる。そのため、光源、垂直偏向手段、水平偏向手段を自由に配置できるようになるので、光像投影手段の全体の構成を更に小さくすることができる。
また、上記構成の光像投影手段において、光源として多重波長発振する半導体レーザーや、発光ダイオードを用いるとともに、光量変調手段に色分離フィルターを更に設けることにより、所望の色調を有する光像を対象物に投射することができる。例えば、シンポジウム会議において、会場のホワイトボードやスクリーン等に表示された議題等について、パネリストがその内容を議論する場合、遠隔地にいる参加者が「賛成」の意思表示を緑色の記号「◎」の光像を指示し、質問事項がある場合には「質問」の意思表示を赤色の文字「Q」の光像や、その他適当な矢印記号を用いて具体的に指示しながら発言するといった行為が可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の投影型遠隔指示装置の構成例を表している。この実施形態において、撮像手段1が掲示板Tの記載事項を撮影し、その映像の電子データがネットワーク2を介して指示装置3に送信されるように構成されている。そして、映像出力手段5は、指示装置3が受信した映像データに基づいて掲示板Tに記載された事項を遠隔地の指示者Sに表示する。指示者Sが意思表示手段4を操作して所定の描画オブジェクトを選択し、映像出力手段5に表示された掲示板T上の所定の位置に貼り付けると、指示装置3に設けられた指示情報送信手段36が、上記意思表示手段4により生成された描画オブジェクト情報及び表示位置情報を電子データに変換し、ネットワーク2を介して、この電子データを光像投影手段6に送信する。光像投影手段6は、この電子データに従って実際の掲示板T上で対応する位置に所定の光像を投射して、指示者Sの意思を表示できるように構成されている。
尚、指示者Sの様子は、当該遠隔地に設けられた指示者撮影用カメラ9で適宜撮影され、その映像及び音声の電子データがネットワーク2を介して指示者表示手段7に送信され、映像及び音声が再生されるように構成されている。このようにして、直接対面できない当事者同士が意思表示をリアルタイムで緊密に行うことができる。
図2は、撮像手段1及び光像投影手段6の構成例を示している。光像投影手段6は、ネットワークインタフェース61、制御部62、多波長発振レーザー63、光量変調手段64、ポリゴンミラー66、ガルバノミラー67を備えている。多波長発振レーザー63は、多重波長のレーザー光8を発振する半導体レーザーであり、レーザー光8を光量変調手段64に入射する。制御部62は、ネットワーク2を介してネットワークインタフェース61が受信した描画オブジェクト情報及び表示位置情報に基づいて、上記描画オブジェクトが実際の掲示板T上の対応する位置に所定の光像81、82として現れるように光量変調手段64を調整し、ポリゴンミラー66、ガルバノミラー67の回転を制御する。レーザー光8は、光量変調手段64にてその光強度が変調された後、色分離フィルター65を通過させるように構成されている。レーザー光8は、ポリゴンミラー66及びガルバノミラー67で反射された後、レンズ68を通過し、実際の掲示板T上で所定の位置に色調を有する光像81、82を表すように制御される。
描画オブジェクトは、意思表示手段4により映像出力手段5上で指示した通りの位置に、実際の掲示板T上においても投射される必要がある。そこで、次のようにして、光像の投影位置が校正される。すなわち、まず、掲示板Tの4隅に基準座標102a〜102dを固定する。次に、光像投影手段6から校正用の光ビームを投射し、撮像手段1で基準座標間の校正用光ビームの相対位置をサーチする。位置校正手段101は、基準座標間の校正用光ビームの相対位置情報に基づいて校正用光ビームの座標情報を算出する。そして、位置校正手段101は、ネットワークインタフェース61が受信した光像81、82の表示位置情報を前記座標情報に基づいて校正し、意思表示手段4により映像出力手段5上で指示した位置と実際の投射位置とを一致させる。
ところで、上記基準座標102a〜102dを使用しない場合、例えば、撮像手段1と光像投影手段6とを同じ台座に固定しておき、駆動機構により上下左右方向へ同時に旋回可能にしておく。ここで、光像投影手段6による光像投影範囲は、撮像手段1の撮影範囲内に納まるようにしておき、撮像手段1による画像は映像出力手段5の表示画面に表示されるようにしておく。光像投影手段6による光像投影が可能な範囲(光像投影可能範囲)も映像出力手段5の表示画面に表示され、上記光像投影可能範囲内に指示者Sは描画オブジェクトを選択して表示する。この描画オブジェクト情報と光像投影可能範囲上に選択された描画オブジェクトの位置情報は、ネットワークを介して送信される。この情報は光像投影手段6側で受信され、その結果、光像投影手段6は選択された座標位置に光像を投影する。
この状態で、指示者Sがジョイスティック等の意思表示手段4を操作すると、これに連動して台座上の撮像手段1と光像投影手段6は駆動機構により上、下、左、右方向へ同時に旋回し、光像投影位置は移動する。しかし、撮像手段1も連動しているため、映像出力手段5の表示画面上の光像投影可能範囲は移動することはない。
なお、所定の駆動機構により指示者表示手段7のモニター73も、上記撮像手段1及び光像投影手段6を載せた台座に固定して、これら全てを連動して上下左右方向へ旋回可能にすることも可能である。
この状態で、指示者Sがジョイスティック等の意思表示手段4を操作すると、これに連動して台座上の撮像手段1と光像投影手段6は駆動機構により上、下、左、右方向へ同時に旋回し、光像投影位置は移動する。しかし、撮像手段1も連動しているため、映像出力手段5の表示画面上の光像投影可能範囲は移動することはない。
なお、所定の駆動機構により指示者表示手段7のモニター73も、上記撮像手段1及び光像投影手段6を載せた台座に固定して、これら全てを連動して上下左右方向へ旋回可能にすることも可能である。
撮像手段1は、カメラ11、制御部12、ネットワークインタフェース13、モータ14及び信号変換器15を備えている。カメラ11は掲示板Tの掲載内容を撮影し、信号変換器15はカメラ11により撮影された映像を電子映像データに変換し、該映像データは、ネットワークインタフェース13及びネットワーク2を介して指示装置3に伝送される。尚、カメラ11のズームアップ、ズームダウン及び撮影エリアの調整は、指示者Sが意思表示手段4を操作して行うことができる。この場合、制御部12は、ネットワーク2を介してネットワークインタフェース13が受信したカメラ制御情報に基づいて、カメラ11の倍率を調整し、指示者Sが所望する撮影エリアになるようにモータ14を制御してカメラ11の撮影角度を調整する。
このようにして、パネリストPの様子及び掲示板Tの掲載事項は、上記カメラ11で適宜撮影され、その映像及び音声の電子データがネットワーク2を介して指示装置3に送信される。指示者Sは、フラストレーションを覚えることなく、現地の映像及び音声に基づいて、速やかに判断を行うことができる。
尚、本実施例において、図2に示すように撮像手段1及び光像投影手段6はそれぞれ分離された制御部によって制御されており、また、別々のネットワークインタフェースと接続されているが、撮像手段1及び光像投影手段6を独立して制御できるのであれば、本発明の投影型遠隔指示装置の小型化を図る目的で、共通のネットワークインタフェースでネットワーク2に接続し、共通の制御部で制御するように構成することもできる。
図3は指示装置3の構成例であり、指示装置3は、信号変換器31、ネットワークインタフェース32、RAM33、ROM34及びCPU35から構成されている。ネットワークインタフェース32はネットワーク2を介して電子映像データを受信し、該映像データを信号変換器31に送る。該信号変換器31は該映像データをアナログの映像信号に変換して映像出力手段5に出力する。尚、該映像出力手段5としてパソコン等で通常使用されるディスプレイ等のモニターを使用することができる。
指示者Sは、指示装置3を操作することにより、次のようにしてその指示がパネリストPに伝達される。
まず、指示者Sは映像出力手段5に表示された掲示版を閲覧しながら、意思表示手段4としてのジョイスティック41及びキーボード42を操作して描画オブジェクトを選択し、映像出力手段5に表示された掲示版における所望する位置を指示して、選択された描画オブジェクトを指示位置に表示させる。尚、意思表示手段4として上記のもの以外にマウスを用いることができる。
CPU35はROM34に記憶されているプログラムに従って各種処理を行う。例えば、CPU35は、ジョイスティック41及びキーボード42の操作に基づき、或いは映像出力手段5に表示された描画オブジェクトの形態及びその表示位置に基づいて光像投影手段6を制御する信号を算出する処理を行う。また、これ以外の処理として、CPU35はジョイスティック41又はキーボード42の指示者Sによる操作に基づき、撮像手段1を制御する信号を算出する処理を行う。CPU35が各種処理をする上において必要なデータ、プログラム等は、RAM33に適宜記憶されるように構成されている。CPU35が算出した光像投影手段6及び撮像手段1を制御する信号は、指示情報送信手段36によって電子データに変換された後、ネットワークインタフェース32に出力され、ネットワーク2を介して光像投影手段6及び撮像手段1にそれぞれ伝送される。
図2に示すように、光像投影手段6においてはネットワークインタフェース61を介して制御部62が、指示装置3から伝送された制御信号を受信する。この制御信号に基づいて、制御部62は多波長発振レーザー63と、光量変調手段64、ポリゴンミラー66及びガルバノミラー67の回転を制御し、映像出力手段5での表示に対応した描画オブジェクトが実際の掲示板T上に投射される。
一方、撮像手段1においてはネットワークインタフェース13を介して制御部12が、指示装置3から伝送された制御信号を受信する。この制御信号に基づいて、カメラ11の倍率及びモータ14の駆動が制御され、カメラ11の倍率及び撮影角度が調整される。
指示者撮影用カメラ9に取り込まれた遠隔地の映像及び音声に関する情報は、指示情報送信手段36によって電子データに変換された後、ネットワークインタフェース32に出力され、ネットワーク2を介して指示者表示手段7に伝送される。該指示者表示手段7は、図2に示すように、ネットワークインタフェース71、デジタル/アナログ変換器72、モニター73及びスピーカー74を具備している。指示手段3から送信された遠隔地の映像及び音声に関する電子データが、上記ネットワークインタフェース71に入力される。次いで、この遠隔地の映像等の電子データは、上記デジタル/アナログ変換器72でアナログ信号に変換された後、映像及び音声としてそれぞれモニター73及びスピーカー74に出力される。
本発明は上記の実施形態に限定されない。撮像手段1及び指示装置3と光像投影手段6は、有線で結合されていても無線通信でデータが送受信されていても良い。また、意思表示手段4は、複数であっても単独であっても良く、指示装置3と有線で結合されていても、無線通信でデータが送受信されていても良い。また、撮像手段1及び指示装置3にマイクロホンを設けることもでき、マイクロホンを介して指示者SがパネリストPに音声による指示又は質問を行い、パネリストPが指示者Sに随時回答するようにすることができる。また、光像投影手段6と指示装置3を複数台設けることもできる。このように構成することで、多数の地域に設けられた会場から参加者の意思がほぼ同時に表明されるので、意思を表明した各々の参加者は別会場に居ながらも相互に意思を確認することができる。さらに、投影対象物は掲示板に限られるものではなく、立体物であっても良い。
1 撮像手段
2 ネットワーク
3 指示装置
4 意思表示手段
5 映像出力手段
6 光像投影手段
7 指示者表示手段
8 レーザー光
9 指示者撮影用カメラ
11 カメラ
12 制御部
13 ネットワークインタフェース
14 モータ
15 信号変換器
31 信号変換器
32 ネットワークインタフェース
33 RAM
34 ROM
35 CPU
36 指示情報送信手段
41 ジョイスティック
42 キーボード
61 ネットワークインタフェース
62 制御部
63 多波長発振レーザー
64 光量変調手段
65 色分離フィルター
66 ポリゴンミラー
67 ガルバノミラー
71 ネットワークインタフェース
72 デジタル/アナログ変換器
73 モニター
74 スピーカー
101 位置校正手段
102a〜102d 基準座標
P パネリスト
S 指示者
T 掲示板
2 ネットワーク
3 指示装置
4 意思表示手段
5 映像出力手段
6 光像投影手段
7 指示者表示手段
8 レーザー光
9 指示者撮影用カメラ
11 カメラ
12 制御部
13 ネットワークインタフェース
14 モータ
15 信号変換器
31 信号変換器
32 ネットワークインタフェース
33 RAM
34 ROM
35 CPU
36 指示情報送信手段
41 ジョイスティック
42 キーボード
61 ネットワークインタフェース
62 制御部
63 多波長発振レーザー
64 光量変調手段
65 色分離フィルター
66 ポリゴンミラー
67 ガルバノミラー
71 ネットワークインタフェース
72 デジタル/アナログ変換器
73 モニター
74 スピーカー
101 位置校正手段
102a〜102d 基準座標
P パネリスト
S 指示者
T 掲示板
Claims (7)
- 遠隔地にある対象物を撮影し、該撮影した映像情報を電子映像データに変換し、ネットワークを介して該映像データを送信する撮像手段と、
前記撮像手段から上記映像データを受信し、且つ表示する映像出力手段と、
所定の描画オブジェクトを選択し、且つ該描画オブジェクトを前記映像出力手段に表示する位置を決定するための意思表示手段と、
前記意思表示手段により選択された描画オブジェクト情報及び表示位置情報を電子データに変換し、ネットワークを介して送信する指示情報送信手段と、
前記指示情報送信手段から受信した描画オブジェクト情報及び表示位置情報に基づいて、上記遠隔地の対象物に所定の光像を投影する光像投影手段と、
を備えることを特徴とする投影型遠隔指示装置。 - 前記撮像手段による撮影可能範囲に複数の基準座標を設け、上記の光像投影手段から校正用の光ビームを投射し、
前記撮像手段で基準座標間の校正用光ビームの相対位置をサーチすることにより校正用光ビームの座標情報を算出し、該座標情報により光像の投影位置を校正する位置校正手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の投影型遠隔指示装置。 - 前記光像投影手段は、光源と、前記光源の出力光の光量を変調する光量変調手段と、前記光量変調手段により変調された変調光を水平方向に偏向する水平偏向手段と、前記水平偏向手段により偏向された光を垂直方向に偏向する垂直偏向手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の投影型遠隔指示装置。
- 前記光源は半導体レーザー、発光ダイオードから選択されたいずれかであることを特徴とする請求項3に記載の投影型遠隔指示装置。
- 前記垂直偏向手段はガルバノミラーであることを特徴とする請求項3に記載の投影型遠隔指示装置。
- 前記水平偏向手段はポリゴンミラーであることを特徴とする請求項3に記載の投影型遠隔指示装置。
- 前記光量変調手段に色分離フィルターを設けたことを特徴とする請求項3に記載の投影型遠隔指示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005209365A JP2007028351A (ja) | 2005-07-20 | 2005-07-20 | 投影型遠隔指示装置 |
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JP (1) | JP2007028351A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101232946B1 (ko) | 2010-03-30 | 2013-02-13 | 엔에스 솔루션즈 가부시끼가이샤 | 오브젝트 표시 시스템 및 오브젝트 표시 방법 |
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2005
- 2005-07-20 JP JP2005209365A patent/JP2007028351A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101232946B1 (ko) | 2010-03-30 | 2013-02-13 | 엔에스 솔루션즈 가부시끼가이샤 | 오브젝트 표시 시스템 및 오브젝트 표시 방법 |
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