JP2007026404A - プロジェクトチームメンバ選定方法、その装置およびそのプログラム - Google Patents

プロジェクトチームメンバ選定方法、その装置およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 プロジェクトに適合したチームメンバを効率的に決定できるデータ処理方法を提供する。
【解決手段】 BP選択部39において、処理対象プロジェクトに属性が類似する過去プロジェクトのBPチームメンバデータBPTMDが選択される。メンバ要件充足判定部29は、BPチームメンバデータBPTMDが示すメンバが、処理対象プロジェクトの要件を満たすか否かを判定し、必要に応じて、補充メンバ検索部35にメンバを補充させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プロジェクトの属性に応じてメンバを自動的に選択するプロジェクトチームメンバ選定方法、その装置よびそのプログラムに関する。
例えば、企業などの組織でプロジェクトが発足すると、予め登録された人材の中から必要なメンバ(人材)を選び出し、最適なチーム編成を行い、プロジェクトの進展に応じて、それぞれのフェーズに適したチームの再編成を行う。
特開2004−133860号公報
しかしながら、上述したチーム編成を人手で行うと非常に大きな労力が必要となると共に、過去のプロジェクトデータなどをチーム編成構築に効率的に反映できない。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するために、プロジェクトに適合したメンバを効率的に決定できるプロジェクトメンバ選定方法、その装置およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、第1の観点の発明のプロジェクトチームメンバ選定方法は、処理対象のプロジェクトの属性を示す処理対象プロジェクト属性データを入力する第1の工程と、前記第1の工程で入力した前記処理対象プロジェクト属性データと、記憶手段に記憶されている過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データとを基に、当該処理対象プロジェクトに類似した属性を持つ前記過去プロジェクトを特定する第2の工程と、前記第2の工程で特定した前記過去プロジェクトのチームメンバーリストデータを、前記記憶手段から読み出す第3の工程と、前記第3の工程で読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記記憶手段に記憶されたメンバーデータとを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する第4の工程とをコンピュータが実行する。
第1の観点の発明のプロジェクトメンバ選定方法では、コンピュータが、処理対象プロジェクトデータと属性が類似した過去プロジェクト属性データを持つ過去プロジェクトを自動的に特定する。
そして、コンピュータが、上記特定した過去プロジェクトのチームメンバーリストデータと、記憶手段に記憶されているメンバーリストデータとを基に、処理対象のプロジェクトのメンバーリストデータを自動的に特定する。
そのため、ユーザの負荷を軽減できると共に、処理対象のプロジェクトのメンバ構成を、過去プロジェクトで採用したメンバ構成を反映した形態で構築できる。
第2の観点の発明のプロジェクトチームメンバ選定装置は、過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データと当該過去プロジェクトのチームメンバーリストデータとを対応付けて示す管理データと、人材データとを記憶する記憶手段と、処理対象のプロジェクトの属性を示す処理対象プロジェクト属性データを入力するインタフェースと、前記インタフェースが入力した前記処理対象プロジェクト属性データと、記憶手段に記憶されている過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データとを基に、当該処理対象プロジェクトに類似した属性を持つ前記過去プロジェクトを特定し、当該特定した前記過去プロジェクトのチームメンバーリストデータを前記記憶手段から読み出し、当該読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記記憶手段に記憶された人材データとを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する処理回路とを有する。
第3の観点の発明のプログラムは、コンピュータが実行するプログラムであって、
処理対象のプロジェクトの属性を示す処理対象プロジェクト属性データを入力する第1の手順と、前記第1の手順で入力した前記処理対象プロジェクト属性データと、記憶手段に記憶されている過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データとを基に、当該処理対象プロジェクトに類似した属性を持つ前記過去プロジェクトであるベースプロジェクトBPを特定する第2の手順と、前記第2の手順で特定した前記過去プロジェクトのチームメンバーリストデータを、前記記憶手段から読み出す第3の手順と、前記第3の手順で読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記記憶手段に記憶された人材データとを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する第4の手順とを前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、プロジェクトに適合したメンバを効率的に決定できるプロジェクトチームメンバ選定方法、その装置およびそのプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わるプロジェクトチーム編成支援システムについて説明する。
先ず、本実施形態の構成要素と、本発明の構成要素との対応関係を説明する。
図4に示すステップST11が本発明の第1の工程、ステップST12が本発明の第2の工程の一例であり、ステップST13等が本発明の第3の工程の一例であり、ステップST14〜ST23等が本発明の第4の工程の一例である。
また、図1に示すメモリ5が本発明の記憶手段の一例であり、インタフェース2が本発明のインタフェースの一例であり、処理回路6が本発明の処理回路の一例である。
図1は、本発明の実施形態のプロジェクトチーム編成支援システム1のハードウェア構成図である。
プロジェクトチーム編成支援システム1は、企業などの組織でプロジェクトを発足する場合に、そのプロジェクトに必要なメンバを選出する。
図1に示すように、プロジェクトチーム編成支援システム1は、例えば、インタフェース2、ディスプレイ3、操作部4、メモリ5および処理回路6を有し、これらがデータ線7を介して接続されている。
インタフェース2は、プロジェクトチーム編成支援システム1の外部からデータを入力する。
ディスプレイ3は、処理回路6からの表示信号に応じた画面を表示する。
操作部4は、キーボード、マウス、タッチパネルなどであり、ユーザの操作に応じた操作信号を処理回路6に出力する。
メモリ5は、処理回路6が実行するプログラムPRG、並びに処理回路6の処理に用いられるデータを記憶する。
処理回路6は、メモリ5から読み出したプログラムPRGを実行して、以下に示すプロジェクトチーム編成支援システム1の動作を統括的に制御する。
図2は、図1に示す本発明の実施形態に係わるプロジェクトチーム編成支援システム1の機能ブロック図である。
図3は、図2に示すベースプロジェクトBP選択部39の機能ブロック図である。
図2に示すように、プロジェクトチーム編成支援システム1は、例えば、メンバ要件評価式入力部11、メンバ情報入力部13、メンバ要件評価値計算部15、人材データベース10、プロジェクトチームメンバ評価値入力部19、人材スケジュール入力部21、BPチームメンバデータ更新部23、処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25、メンバ要件充足判定部29、チーム編成規準入力部31、チーム編成部33、補充メンバ検索部35およびBP選択部39を有する。
また、図3に示すように、BP選択部39は、例えば、過去プロジェクト情報入力部41、処理対象プロジェクト結果入力部43、プロジェクトデータベース45、プロジェクトカテゴリ入力部47、プロジェクトカテゴリ設定部49、BP選定規準入力部51、処理対象プロジェクト情報入力部53、BP検索条件設定部55およびBP検索部57を有する。
本実施形態では、例えば、図2および図3に示すメンバ要件評価式入力部11、人材情報入力部13、プロジェクトチームメンバ評価値入力部19、人材スケジュール入力部21、処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25、チーム編成規準入力部31、過去プロジェクト情報入力部41、処理対象プロジェクト結果入力部43、プロジェクトカテゴリ入力部47、BP選定規準入力部51および処理対象プロジェクト情報入力部53は、図1に示すインタフェース2あるいは操作部4によって実現される。
また、人材データベース10およびプロジェクトデータベース45は、図1に示すメモリ5によって実現される。
また、メンバ要件評価値計算部15、BPチームメンバーデータ更新部23、メンバ要件充足判定部29、チーム編成部33、補充メンバ検索部35、プロジェクトカテゴリ設定部49、BP検索条件設定部55およびBP検索部57は、図1に示す処理回路6がプログラムPRGを実行することによって実現される。
また、これらのうち一部あるいは全部を専用の電子回路で構成してもよい。
以下、図2および図3に示す各機能ブロックを説明する。
[人材データベース10]
人材データベース10は、プロジェクトの要員候補として登録した各人材について、その人材のID、氏名、生年月日、年齢、入社年月日、勤続年数、所属部署または組織(会社名)、職位、職種、所有している資格、コスト(給料)、スケジュール、並びに人間性、一般的能力および専門能力などの評価値などを示す属性データを対応付けて記憶する。
[メンバ要件評価式入力部11]
メンバ要件評価式入力部11は、メンバ情報入力部13から入力された一般的能力および専門能力、資格、人間性などの評価値を、どのように判定または重みづけして、当該メンバの職種に対する総合評価値を算出するかを規定する評価式データを入力する。
メンバ要件評価式入力部11は、入力した上記評価式データをメンバ要件評価値計算部15に設定する。
[人材情報入力部13]
人材情報入力部13は、上述した人材のID、氏名、生年月日、年齢、入社年月日、勤続年数、所属部署または組織(会社名)、職位、職種、所有している資格などの人材情報を入力し、これを人材データベース10内の当該人材の対応する項目に設定する(書き込む)。
また、人材情報入力部13は、例えば、人材に対して行ったアンケートの結果(回答)を示すアンケート結果データを入力し、これをメンバ要件評価値計算部15に出力する。
[メンバ要件評価値計算部15]
メンバ要件評価値計算部15は、メンバ情報入力部13から入力した能力、資格、人間性などの評価値から、メンバ要件評価式入力部11から入力した評価式データを基に総合評価値を生成し、これを人材データベース10に書き込む(設定する)。
メンバ要件評価値計算部15は、例えば、既知の性格分析などに用いられる評価手法に応じた評価式データを基に、人材データベース10の中の各人材について上記総合評価値を生成する。
[プロジェクトチームメンバ実績評価値入力部19]
プロジェクトチームメンバ実績評価値入力部19は、例えば、過去プロジェクトに参加した各メンバが、そのプロジェクトにおいて、他のメンバ(例えば、当該職種のリーダやプロジェクトマネジャー)によって、その仕事の成果あるいは能力や人間性をどのように評価されたかを示す実績評価値を入力する。
プロジェクトチームメンバ実績評価値入力部19は、例えば、そのメンバに過去のプロジェクトで能力や人間性に対して高い評価が与えられた場合に「+1」を示す実績評価値を入力し、普通の評価が与えられた場合に「0」を示す実績評価値を入力し、低い評価が与えられた場合に「−1」を示す実績評価値を入力する。
プロジェクトチームメンバ実績評価値入力部19は、入力した実績評価値を、人材データベース10に記憶されている、そのメンバに対応する項目に設定する。
[人材スケジュール入力部21]
人材スケジュール入力部21は、各人材のスケジュールデータを入力し、これを人材データベース10内の当該人材に対応する項目に設定する。
上記スケジュールデータは、例えばその人材がプロジェクトに参加可能な日や週を示している。
[BPチームメンバーデータ更新部23]
BPチームメンバーデータ更新部23は、処理対象プロジェクトに最も類似した過去プロジェクトであるBPチームメンバーデータBPTMDをBP選択部39から入力する。
BPチームメンバーデータ更新部23は、上記入力したBPチームメンバーデータBPTMDに示される各メンバについて、人材データベース10に記憶された当該メンバの各項目データを基にBPTMDを更新し、さらにスケジュールデータを基に、処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25から入力した処理対象プロジェクトの必要期間内にプロジェクトに参加可能か否かを上記更新後のBPTMDの当該項目に設定する。
そして、BPチームメンバーデータ更新部23は、上記更新後および参加可否項目を設定後のBPTMDに示されるメンバのうち、上記処理対象プロジェクトの必要期間内にプロジェクトに参加できないメンバを削除して新たなメンバーデータPMDを生成し、これをメンバ要件充足判定部29に出力する。
また、BPチームメンバデータ更新部23は、さらに上記スケジュールデータ以外の属性データを用いて、BPチームメンバのうち属性の要件が合わないメンバを削除したプロジェクトチームメンバデータPMDを生成し、メンバ要件充足判定部29に出力する。
[処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25]
処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25は、処理対象プロジェクトに参加する各職種のメンバの数、当該メンバに要求する所有資格・能力・人間性、各評価項目の評価値、各職種の必要期間(第何週から第何週または何月何日から何日まで)を示す処理対象プロジェクトメンバ要件データを入力し、これをメンバ要件充足判定部29に出力する。
所有資格と能力については各資格・能力別に所有者を検索できるようにする。その理由は、プロジェクトの対象システムの発注者である顧客からメンバの所有資格・能力の提示を求められることがあるからである。
[メンバ要件充足判定部29]
メンバ要件充足判定部29は、BPチームメンバデータ更新部23から入力したプロジェクトチームメンバデータPMDに示されるメンバと、処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25から入力した処理対象プロジェクトに要求される各職種のメンバの数などを基に、処理対象プロジェクトのメンバが充足しているか否かを判断する。
メンバ要件充足判定部29は、処理対象プロジェクトのメンバが不足していると判断すると、不足しているメンバの職種とその人数、並びに当該メンバに要求する所有資格・能力・人間性、各評価項目の評価値、各職種の必要期間などの条件を示すメンバ補充要求を補充メンバ検索部35に出力する。
また、メンバ要件充足判定部29は、処理対象プロジェクトのメンバが充足していると判断すると、BPチームメンバデータ更新部23から入力したメンバデータPMDをチーム編成部33に出力する。
[チーム編成規準入力部31]
チーム編成規準入力部31は、チーム編成部33が最終的なメンバデータPMDを決定(生成)するために用いるPMDの評価尺度値の優先順位を含むPMDの評価尺度値の使い方であるチーム編成規準データを入力し、これをチーム編成部33に出力する。
[チーム編成部33]
チーム編成部33は、メンバ要件充足判定部29から入力したメンバデータPMDに、補充メンバ検索部35から通知されたメンバを追加する。
チーム編成部33は、メンバ要件充足判定部29による処理によっても処理対象プロジェクトに要求されるメンバが充足されない場合には、処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25から入力される処理対象プロジェクトのメンバ要件を緩和させる処理を行う。
また、チーム編成部33は、処理対象プロジェクトで必要とされる職種の人数より多い人数が、メンバデータPMD内に示されている職種について、チーム編成規準入力部31から入力したチーム編成規準データに従ってメンバの選択を行う。
[補充メンバ検索部35]
補充メンバ検索部35は、メンバ要件充足判定部29から入力したメンバ補充要求に応じて、当該メンバ補充要求が示す条件を満たすメンバを、人材データベース10から検索する。
そして、補充メンバ検索部35は、上記検索によって、上記条件を満たすメンバを示すデータをチーム編成部33に通知する。
以下、図3に示すBP選択部39の各機能ブロックを説明する。
[プロジェクトデータベース45]
プロジェクトデータベース45は、過去に行われたプロジェクトの各々について、そのプロジェクト名、プロジェクトコード、プロジェクトカテゴリ、ランク、開始日、終了日、期間(日数)、プロジェクトマネジャー、各職種の必要人数、コスト、並びに評価値を示す属性データを対応付けて示している。
プロジェクトデータベース45に記憶された上記属性データは、例えば、過去プロジェクト情報入力部41から入力される。
また、プロジェクトデータベース45には、処理対象プロジェクトが終了すると、その属性データが処理対象プロジェクト結果入力部43から書き込まれる。
プロジェクトカテゴリとしては、例えば、CADシステム構築、LANシステム構築、POSシステム構築、イントラネット構築、システムインテグレーション、システムコンサルティング、パッケージソフト開発、銀行オンラインシステム構築などがある。
ランクは、プロジェクトの期間と規模を基準として以下のように規定されている。なお、本実施形態では、一例としてプロジェクトの期間は6ケ月を境に短期、長期と分類している。
ランク 1:期間が短く、プロジェクトの規模が「小」のプロジェクト
2:期間が短く、規模は「中」のプロジェクト
3:期間は6ケ月前後で、規模は「中」のプロジェクト
4:期間は長く、規模は「中」のプロジェクト
5:期間は長く、規模は「大」のプロジェクト
また、上記各職種の人数、コストは、一例として職種1〜5の必要人数、コストを示している。
職種1〜5の内容および種類は特に限定されないが、例えば、「顧客との折衝・納品」、「システムの概要設計」、「システムの詳細設計」、「プログラミング」、「事務」などである。
また、上記評価値は、ブロジェクトが終了した段階で実際にかかった期間、コスト、プロジェクトに関するアンケートの回答を集計した点数(プロジェクト全体の評価値)などを基に、例えば、図1に示す処理回路6によって生成され、プロジェクトデータベース45に書き込まれる。
処理回路6は、例えば、プロジェクト終了後にプロジェクトマネジャーなどの管理者や第三者が入力した以下に示す評価項目に関するアンケート結果データに基づいて、当該プロジェクトの品質評価値、コスト評価値、並びにスケジュール評価値を生成する。
処理回路6は、以下に示すように、プロジェクトの品質評価値を生成する。
すなわち、上述したアンケート結果データは、例えば、以下に示す20個の品質評価項目のそれぞれについて、0〜5点の何れかを回答したデータであり、品質評価項目についての最高合計得点が100点となる。
1)スキル/リソースの制約
・後輩の面倒を見たか
・チームメンバに無理をさせなかったか
・スケジュールは予定通りだったか
・人手は妥当だったか
2)プロジェクトに対する経験
・開発工程やコスト・納期などの見積もりは適切だったか
・(客側の)業務内容をメンバ全員が理解していたか
・ユーザにしっかりとヒヤリングできたか
・ユーザの意向に沿ったものができたか
3)情報の共有度
・ユーザとのやり取りをメンバ全員が知っていたか
・要件書や開発仕様書のフォーマットは全グループで共通だったか
・要件書や開発仕様書は活用されていたか
・プロジェクトで利用した開発用ツールはプロジェクトで統一されていたか
4)品質の維持
・ドキュメント・コーディング・実装は規約を設定し、プロジェクト内で統一されていたか
・設計・開発時の問題点はドキュメント化されているか
・設計者・開発者間で情報は共有化されていたか
・システムが仕様どおりに動き、コードはしっかりと標準化されているか
5)運用/保守性
・仕様が変わった際、ドキュメントも正しく修正されたか
・再利用や保守性を考慮してシステムが設計されているか
・システムの変更時に解析作業に時間がかからなかったか
・各ドキュメントはしっかりと作成されていたか
処理回路6は、例えば、以下に示すように、プロジェクトのコスト評価値を生成する。
すなわち、処理回路6は、上述したアンケート結果データを基に、プロジェクト終了時に実際にかかったコストと予算とを比較し、コストが予算の何パーセントだったかを求め、その数値をコスト評価値とする。
「コストの評価値=200−(実際にかかったコスト/予算)×100」
処理回路6は、例えば、以下に示すように、スケジュール評価値を生成する。
すなわち、処理回路6は、プロジェクト終了時に、実際にかかった期間と予定していた期間とを比較し実際にかかった期間が予定していた期間の何パーセントだったかを求め、その数値をスケジュール評価値とする。
「スケジュールの評価値=200−(実際にかかった期間/予定していた期間)×100」
[プロジェクトカテゴリ入力部47およびプロジェクトカテゴリ設定部49]
プロジェクトカテゴリ入力部47は、処理対象プロジェクトを実施する組織が取扱う範囲のプロジェクトのプロジェクトカテゴリデータを入力し、これをプロジェクトカテゴリ設定部49を介してプロジェクトデータベース45に設定する。
[BP選定規準入力部51]
BP選定規準入力部51は、処理対象プロジェクトと、過去プロジェクトとの類似度の判定ルールを示す選定情報を入力し、これをBP検索条件設定部55に出力する。
上記類似度の判定ルールとしては、後述するように、平均値法および下限値法などがある。
なお、BP選定規準入力部51は、例えば、BP検索部57が行う、類似度に基づいたベースプロジェクトの1次選定処理と、評価値に基づいたベースプロジェクトの2次選定処理との各々について、平均値法および下限値法の何れを用いるかをBP検索条件設定部55に出力する。
[処理対象プロジェクト情報入力部53]
処理対象プロジェクト情報入力部53は、プロジェクト名、プロジェクトコード、プロジェクトカテゴリ、ランク、プロジェクトマネジャーの氏名、プロジェクト責任者氏名、開始予定日、終了期限日、予定期間、職種ごとのリーダの要否とメンバの必要人数、予算などの処理対象プロジェクトの要件を示す属性データを入力する。
ここで、上記開始予定日、終了期限日は、スケジュールのチェック、予算はコストのチェックに用いられる。
[BP検索条件設定部55]
BP検索条件設定部55は、BP選定規準入力部51から入力した情報をBP検索部57に設定すると共に、処理対象プロジェクト情報入力部53から入力した処理対象プロジェクトの要件を示す属性データをBP検索部57に出力する。
[BP検索部57]
BP検索部57は、BP検索条件設定部55から入力した処理対象プロジェクトの要件を示す属性データと、プロジェクトデータベース45に記憶された過去プロジェクトの属性データとを基に、これらの間の類似度を示す類似度データを生成する。
そして、BP検索部57は、上記生成した類似度データが所定の基準値以上の過去プロジェクトを特定する(1次選定処理)。
次に、BP検索部57は、複数の過去プロジェクトを上記特定した場合に、それら過去プロジェクトの評価値をプロジェクトデータベース45から読み出し、各過去プロジェクトの総合評価値データを生成する。
そして、BP検索部57は、上記特定した複数の過去プロジェクトのうち、総合評価値データが最大の過去プロジェクトを選択し(2次選定処理)、当該過去プロジェクトのメンバーリストデータを、BPチームメンバデータBPTMDとしてBPチームメンバデータ更新部23に出力する。
<プロジェクトの類似度データ生成>
BP検索部57は、BP検索条件設定部55から入力した処理対象プロジェクトの要件を示す属性データと、プロジェクトデータベース45に記憶された過去プロジェクトの属性データとを基に、これらの間の類似度を示す類似度データを生成する。
BP検索部57は、例えば、プロジェクトの種類、規模および仕事内容の3つの項目の類似度を基に、類似度データを生成する。
ここで、プロジェクトの種類は、例えば、プロジェクトカテゴリおよびプロジェクトのランクをそれぞれ5段階で示す。また、プロジェクトの種類は、プロジェクト遂行に係わる職種である使用職種をも示す。
また、プロジェクトの規模は、期間の長さ(日数、週数、月数)、総工数(人日)、総コスト、プロジェクト予算額、実績総費用額、総人数などをサブ項目として示す。
また、仕事内容は、職種ごとの人数を示す。
BP検索部57は、上記3つの項目内あるいはサブ項目のうち、類似度データの生成に用いる項目を、BP選定規準入力部51が入力した選定情報などを基に、選択項目として選択する。
そして、BP検索部57は、上記選択項目の各々についての類似度を示す類似度データを生成する。
BP検索部57は、プロジェクトカテゴリが選択項目である場合に、その類似度データを以下に示すように生成する。
すなわち、BP検索部57は、処理対象プロジェクトをj、過去プロジェクトをkとし、プロジェクトjとkとの類似度データをp(j,k)とし、プロジェクトA〜Hを規定すると、例えば以下に表1に示すように、p(j,k)を取得する。表1は、各種のプロジェクトの組み合わせについての類似度データp(j,k)を示している。
A: CADシステム構築プロジェクト
B: LANシステム構築プロジェクト
C: POSシステム構築プロジェクト
D: イントラネットシステム構築プロジェクト
E: システムインテグレーションプロジェクト
F: システムコンサルティングプロジェクト
G: パッケージソフト開発システムプロジェクト
H: 銀行オンラインシステム構築プロジェクト
Figure 2007026404
また、BP検索部57は、使用職種が選択項目である場合に、その類似度データを以下に示すように生成する。
本実施形態では、例えば職種1から職種5までと5つの職種を規定する。
BP検索部57は、処理対象プロジェクト(j)とプロジェクトデータベースに格納されているプロジェクト(k)とを比較し同じ職種を使用したら1ポイントとする。
例えば、BP検索部57は、処理対象プロジェクトの必要職種が職種1、職種2、職種3、職種4、職種5、ベースプロジェクト候補の使用職種が職種1、職種2、職種4の場合、職種1、職種2、職種4が共通して必要とされる職種のためp(j,k)=3とする。
また、BP検索部57は、プロジェクトの期間の長さが選択項目である場合に、その類似度データを、例えば下記表2に示すように生成する。
BP検索部57は、プロジェクトj,kの期間の長さをそれぞれdj、dkとすると、(dj−dk)/dj=p(j,k)に対するランキングしきい値をrjkとし、rjkに対して下記表2左の関係がある場合に、それに対応する右の類似度データp(j、k)を割り当てる。
Figure 2007026404
BP検索部57は、上述した各選択項目について生成した類似度データp(j、k)を基に、平均値法あるいは下限値法のうち選択された方法で、類似度データが所定の基準値以上の過去プロジェクトを特定する。BP検索部57は、平均値法が選択されている場合には、以下に示すように、過去プロジェクトを特定する。
すなわち、BP検索部57は、複数の選択項目について生成した類似度データp(j、k)の平均値を示す類似度データs(j,k)を算出し、それが基準値を超えた過去プロジェクトを候補として特定する。
一方、BP検索部57は、下限値法が選択されている場合には、以下に示すように、過去プロジェクトを特定する。
すなわち、BP検索部57は、複数の選択項目について生成した類似度データp(j、k)のそれぞれについて、予め決めた平均値を超えているか否かを判断し、全ての選択項目の類似度データp(j,k)が基準値を超えている場合に、その過去プロジェクトを候補として特定する。この場合に用いる上記予め決めた平均値は、上記BP選択規準入力部51における入力時に、下限値法の指定とともに入力されているものである。
次に、BP検索部57が、上記類似度データを基に選択した複数の過去プロジェクトのなかから、評価値を基に、ベースプロジェクトを特定する方法を説明する。
BP検索部57は、平均値法あるいは下限値法のうち選択された方法で、類似度データを基に特定された複数の過去プロジェクトのなかから、類似度も評価値も共に高い一つの過去プロジェクトを選択する。
BP検索部57は、平均値法が選択されている場合には、下記式(1)に基づいて、上記複数の過去プロジェクトの各々のプロジェクト総合評価値を、当該過去プロジェクトの上記品質評価値、上記コスト評価値および上記スケジュール評価値を用いて生成する。
そして、BP検索部57は、上記類似度データを基に選択した複数の過去プロジェクトのうち、プロジェクト総合評価値が最大の過去プロジェクトを選択する。
数1
プロジェクト総合評価値=(品質評価値+スケジュール評価値+コスト評価値)/3
…(1)
一方、BP検索部57は、下限値法が選択されている場合には、上記複数の過去プロジェクトのうち、その品質評価値、コスト評価値およびスケジュール評価値が全て指定された下限値以上であるという条件を満たす過去プロジェクトを選択する。
BP検索部57は、複数の過去プロジェクトが上記条件を満たす場合には、上記基準値を段階的に厳しく設定し、最終的に1つの過去プロジェクトを選択する。
以下、本発明の実施形態に係わるプロジェクトチーム編成支援システム1の動作例を説明する。
図4は、本発明の実施形態に係わるプロジェクトチーム編成支援システム1の全体動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST11:
処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25は、処理対象プロジェクトに参加する各職種のリーダの要否及びメンバの必要人数、当該リーダ及びメンバに要求する所有資格・能力・人間性の各評価項目の評価値及び/または上記総合評価値、各職種の必要期間(第何週から第何週までまたは何月何日から何日まで)を示す処理対象プロジェクトメンバ要件データを入力し、これをBPチームメンバデータ更新部23およびメンバ要件充足判定部29に設定する。
ステップST12:
BP選択部39は、過去プロジェクトのうち、処理対象プロジェクトに類似し、且つ、評価値が所定の要件を満たす過去プロジェクトを選択する。
そして、BP選択部39は、上記選択した過去プロジェクトのメンバリストデータを、BPチームメンバデータBPTMDとしてBPチームメンバデータ更新部23に出力する。ステップST12については、後に詳細に説明する。
ステップST13:
BPチームメンバデータ更新部23は、上記入力したBPチームメンバデータBPTMDに示される各メンバについて、人材データベース10に記憶された当該メンバのデータを基に更新処理を行い、その後、人材スケジュール入力部21で入力した当該メンバのスケジュールデータを基に、処理対象プロジェクトメンバ要件入力部25から入力した処理対象プロジェクトの必要期間内にプロジェクトに参加可能か否かを判断する。
そして、BPチームメンバデータ更新部23は、BPチームメンバデータBPTMDに示されるメンバのうち、上記処理対象プロジェクトの必要期間内にプロジェクトに参加できないメンバを削除して新たなメンバデータPMDを生成し、これをメンバ要件充足判定部29に出力する。
ステップST14:
メンバ要件充足判定部29は、ステップST13で入力したメンバデータPMDが示す各職種のメンバの数(職種別合格者数)が、処理対象プロジェクトメンバ要件に示される各職種の必要人数以上である場合にステップST15に進み、そうでない場合にステップST19に進む。
ステップST15:
チーム編成部33は、処理対象プロジェクトで必要とされる職種の人数より多い人数が、メンバデータPMD内に示されている職種について、チーム編成規準入力部31から入力したチーム編成規準に従ってメンバの選択を行う。
ステップST16:
チーム編成部33は、ステップST15のメンバ選択によって決まったチーム編成結果を、例えば図1に示すディスプレイ3に表示する。
ステップST17:
チーム編成部33は、ユーザによる図1に示す操作部4の操作に応じて、チーム編成処理完了の指示を入力した場合には処理を終了し、チーム編成規準変更指示を入力した場合にはステップST18に進む。
ステップST18:
チーム編成部33は、ユーザによる図1に示す操作部4の操作に応じて、チーム編成規準入力部31から変更後のチーム編成規準を入力した場合は、ステップST15の処理に戻る。
ステップST19:
補充メンバ検索部35は、メンバ要件充足判定部29から入力したメンバ補充要求に応じて、当該メンバ補充要求が示す条件を満たすメンバを、人材データベース10から検索する。
そして、補充メンバ検索部35は、上記検索によって、上記条件を満たすメンバをチーム編成部33に通知する。
ステップST20:
チーム編成部33は、ステップST19によって補充された後の各職種のメンバの数(職種別合格者数)が、処理対象プロジェクトメンバ要件に示される各職種の必要人数以上である場合にステップST15に進み、そうでない場合にステップST21に進む。
ステップST21:
チーム編成部33は、職種別必要人数を変更するか否かを問い合わせる画面を図1に示すディスプレイ3に表示し、ユーザによる操作部4の操作に応じて、職種別必要人数を変更する旨の指示を入力するとステップST22に進み、そうでない場合にはステップST23に進む。
ステップST22:
メンバ要件充足判定部29は、判断に用いる各職種の必要人数を変更(少なくする)した後にステップST14に戻る。
ステップST23:
チーム編成部33は、メンバ選定規準を変更するか否かを問い合わせる画面を図1に示すディスプレイ3に表示し、ユーザによる操作部4の操作に応じて、メンバ選定規準を変更する旨の指示を入力するとステップST11に戻り、そうでない場合には指定された条件ではチーム編成ができない旨を表示して処理を終了する。
ステップST11では、緩和された処理対象プロジェクトメンバ要件を入力したり、当該緩和処理が行われたりする。
以下、図4に示すステップST12について詳細に説明する。
ステップST41:
BP検索部57は、BP検索条件設定部55から入力した処理対象プロジェクトの要件を示す属性データと、プロジェクトデータベース45に記憶された過去プロジェクトの属性データとを基に、これらの間の類似度を示す類似度データを各サブ項目について生成する。
ステップST42:
BP検索部57は、ステップST41で生成した各サブ項目の類似度データを基に、平均値法あるいは下限値法で、所定の条件を満たす過去プロジェクトを特定する。
ステップST43:
BP検索部57は、ステップST42で特定した複数の過去プロジェクトの評価値をプロジェクトデータベース45から読み出し、当該評価値を基に、平均値法あるいは下限値法で過去プロジェクトを選択する。
ステップST44:
BP検索部57は、ステップST43で選択した過去プロジェクトのメンバリストデータを、BPチームメンバデータBPTMDとしてBPチームメンバデータ更新部23に出力する。
以上説明したように、プロジェクトチーム編成支援システム1によれば、処理対象プロジェクトの属性に応じて、そのプロジェクトと属性が類似した過去プロジェクトを選定し、その過去プロジェクトのBPチームメンバデータBPTMDを基に、処理対象プロジェクトのメンバデータPMDを自動的に生成する。
そのため、処理対象プロジェクトのメンバ選定に伴うユーザの負担を大幅に軽減できる。
また、プロジェクトチーム編成支援システム1によれば、参照するBPチームメンバデータBPTMDに係わる過去プロジェクトを、処理対象プロジェクトとの間の属性の類似性と、その評価値とを基に選定する。そのため、過去プロジェクトによって得られた経験を反映させたチーム編成が可能になる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。例えば、上述した実施形態では、プロジェクトとして会社などで仕事として与えられるプロジェクトを例示したが、本発明は、例えば、ネットワークゲームなどで、チーム対抗戦などを行う場合に、チームを各メンバの属性を基に自動的に編成し、ゲームの面白さを増大させるために用いてもよい。
なお、本実施形態において、基準は評価尺度などによる判断に用いるものであるのに対し、規準は評価尺度の優先順位を含む評価尺度の使い方を示す用語である。
図1は、本発明の実施形態のプロジェクトチーム編成支援システムのハードウェア構成図である。 図2は、図1に示す本発明の実施形態に係わるプロジェクトチーム編成支援システムの機能ブロック図である。 図3は、図2に示すBP選択部の機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係わるプロジェクトチーム編成支援システムの全体動作例を説明するためのフローチャートである。 図5は、図4の続きのフローチャートである。 図6は、図4に示すステップST12を詳細に説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…プロジェクトチーム編成支援システム、2…インタフェース、3…ディスプレイ、4…操作部、5…メモリ、6…処理回路、10…人材データベース、11…メンバ要件評価式入力部、13…人材情報入力部、15…メンバ要件評価値計算部、19…プロジェクトチームメンバ評価値入力部、21…人材スケジュール入力部、23…BPチームメンバデータ更新部、25…処理対象プロジェクトメンバ要件入力部、29…メンバ要件充足判定部、31…チーム編成規準入力部、33…チーム編成部、35…補充メンバ検索部、39…BP選択部、41…過去プロジェクト情報入力部、43…処理対象プロジェクト結果入力部、45…プロジェクトデータベース、47…プロジェクトカテゴリ入力部、49…プロジェクトカテゴリ設定部、51…BP選定規準入力部、53…処理対象プロジェクト情報入力部、55…BP検索条件設定部、57…BP検索部

Claims (7)

  1. 処理対象のプロジェクトの属性を示す処理対象プロジェクト属性データを入力する第1の工程と、
    前記第1の工程で入力した前記処理対象プロジェクト属性データと、記憶手段に記憶されている過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データとを基に、当該処理対象プロジェクトに類似した属性を持つ前記過去プロジェクトを特定する第2の工程と、
    前記第2の工程で特定した前記過去プロジェクトのチームメンバーリストデータを、前記記憶手段から読み出す第3の工程と、
    前記第3の工程で読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記記憶手段に記憶されたメンバーデータとを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する第4の工程と
    をコンピュータが実行するプロジェクトチームメンバ選定方法。
  2. 前記第2の工程は、
    前記処理対象プロジェクト属性データが示す属性に類似した属性を持つ複数の前記過去プロジェクトを特定し、
    前記特定した複数の過去プロジェクトのなかから、当該過去プロジェクトの評価値を基に、過去プロジェクトを選択し、
    前記第4の工程は、
    前記第3の工程で選択した前記過去プロジェクトの前記チームメンバーリストデータを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する
    請求項1に記載のプロジェクトチームメンバ選定方法。
  3. 前記第2の工程は、
    前記処理対象プロジェクト属性データおよび前記過去プロジェクト属性データの各々に規定されているプロジェクトカテゴリ、プロジェクトに要求されるメンバの職種、プロジェクト期間、並びにプロジェクト予算額ないし実績総費用額の少なくとも一つを基準に類似度データを生成し、当該類似度データを基に前記複数の過去プロジェクトを特定し、
    前記特定した複数の過去プロジェクトに関する品質評価値、コスト評価値およびスケジュール評価値の少なくとも一つを用いて、当該特定した複数の過去プロジェクトから前記過去プロジェクトを選択する
    請求項2に記載のプロジェクトチームメンバ選定方法。
  4. 前記第4の工程は、
    前記第3の工程で読み出した前記チームメンバーリストデータを、前記記憶手段に記憶されたメンバーデータにより更新し、
    当該更新された前記チームメンバーリストデータと、前記処理対象のプロジェクトのメンバの要件を示すメンバ要件データとを基に、前記処理対象プロジェクトのメンバ要件を満たすチームメンバーリストデータを生成し、
    当該生成したチームメンバーリストデータが示すメンバが前記処理対象のプロジェクトに要求されるメンバより不足していると判断した場合に、前記メンバ要件データを基に、前記記憶手段に記憶されたメンバーデータを検索して、新たなメンバを前記処理対象プロジェクトの前記チームメンバーリストデータに補充する
    請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクトチームメンバ選定方法。
  5. 前記第4の工程中の前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータの生成は、前記第3の工程で読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記処理対象のプロジェクトのメンバの要件を示すメンバ要件データとを基に、前記第3の工程で読み出した前記チームメンバーリストデータが示すメンバのうち、前記処理対象のプロジェクトの要件を満たさないメンバを削除して行う
    請求項1〜4のいずれかに記載のプロジェクトチームメンバ選定方法。
  6. 過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データと当該過去プロジェクトのチームメンバーリストデータとを対応付けて示す管理データと、メンバーデータとを記憶する記憶手段と、
    処理対象のプロジェクトの属性を示す処理対象プロジェクト属性データを入力するインタフェースと、
    前記インタフェースが入力した前記処理対象プロジェクト属性データと、記憶手段に記憶されている過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データとを基に、当該処理対象プロジェクトに類似した属性を持つ前記過去プロジェクトを特定し、当該特定した前記過去プロジェクトのチームメンバーリストデータを前記記憶手段から読み出し、当該読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記記憶手段に記憶されたメンバーデータとを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する処理回路と
    を有するプロジェクトチームメンバ選定装置。
  7. コンピュータが実行するプログラムであって、
    処理対象のプロジェクトの属性を示す処理対象プロジェクト属性データを入力する第1の手順と、
    前記第1の手順で入力した前記処理対象プロジェクト属性データと、記憶手段に記憶されている過去に行われた過去プロジェクトの属性を示す過去プロジェクト属性データとを基に、当該処理対象プロジェクトに類似した属性を持つ前記過去プロジェクトを特定する第2の手順と、
    前記第2の手順で特定した前記過去プロジェクトのチームメンバーリストデータを、前記記憶手段から読み出す第3の手順と、
    前記第3の手順で読み出した前記チームメンバーリストデータと、前記記憶手段に記憶されたメンバーデータとを基に、前記処理対象プロジェクトのチームメンバーリストデータを生成する第4の手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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