JP2007026283A - グラフ作成方法及びシステム、並びに前記方法を実施するためのプログラム - Google Patents

グラフ作成方法及びシステム、並びに前記方法を実施するためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 各情報を管理する各システム自体を変更することなく、各システムをデータソースとして、これらのデータソースより得られたデータに基づいて、経営・業務支援に有用なグラフを容易に作成する。
【解決手段】 マクロ機能を備えた既知の表計算プログラムによって実現されるグラフ作成手段13を備えたコンピュータシステムにおいて、
前記グラフ作成手段13によって生成されるファイルを自動で所定の様式にフォーマットし、データソースである各システム3より必要なデータを自動取得して、前記グラフ作成手段13に入力すると共に、前記グラフ作成手段のマクロ機能を利用して必要なグラフを表示させるために前記入力データを加工するために必要な計算式、グラフとして表示するデータの取得範囲の特定等の必要な情報を前記グラフ作成手段13に与える、グラフ作成補助手段12を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、グラフ作成方法及びシステム、並びに前記方法を実施するためのプログラムに関し、より詳細には、経営・業務支援に有用なデータをグラフ化して出力する、経営・業務支援システムにおけるグラフ作成に好適なグラフ作成方法及びシステム、並びに前記方法を実施するためのプログラムに関する。
従来から、各種のデータ管理システムに蓄積された各種のデータを、経営や業務効率改善の支援等を行うために有用な資料にまとめて表示ないしは出力する、経営・業務支援システムが用いられている。
このような経営・業務支援システムの一例として、全社分の月次データや月次分析結果をWeb上で共有化することを目的として、Web版月次分析支援ツールを設け、このWeb版月次分析支援ツールによって社内システムから受信した全社の月次データ〔製品毎の原価収支(収支=売上高−原価)の予算と実績の情報〕を編集し、分析を必要とする月次データに分析対象サインを付与してデータベースに格納しておき、各部門において分析対象サインが付与されている月次データを分析した結果に従って前記データベースを更新し、経理部門でWeb版月次分析支援ツールから全社の月次分析情報を取得して経営情報を作成可能としたものがある(特許文献1参照)。
この発明の先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開2004−302839号公報
従来技術として説明した前述の特許文献1に示す経営・業務支援システムによれば、全社の月次データを経理部門を含めた各部門間で共有することが可能となり、蓄積された月次データ及び月次分析結果を共有して経営・業務支援に役立てることができる。
しかし、企業の経営・業務、その他の活動は、利益の追求という点によってのみ規定されるべきものではなく、提供する製品の品質、安全性、顧客の満足度、業務革新の実施度、その他の種々の事情を考慮して決定されるべきものであり、経営・業務支援システムに対しても、前述のような製品毎の原価収支である月次データや、その分析結果のみでなく、他の情報をも考慮した多面的な支援が求められている。
一例として、食品製造・販売等を行う企業の経営・業務支援に際しては、前述の原価収支を含む財務関係のデータのみならず、不良品の発生率等の製品の品質に関するデータ、原料の不良率等の原料の品質に関するデータ、小売店に対する販売促進イベントの提案件数と実施率等の販売促進に関するデータ、在庫商品の賞味(消費)期限等の在庫鮮度に関するデータ、店頭における商品の賞味(消費)期限を調査する等して得た店頭鮮度に関するデータ、顧客からのクレームの件数やその内容等に関する業務改善データ、製品の生産性に関するデータ等の各種のデータ等を多面的に評価することができる経営・業務支援システムがあれば便利である。
しかし、前述の財務、製品の品質、原料の品質、販売促進、在庫鮮度、店頭鮮度、業務改善、生産性等に関する各データは、それぞれ独立した管理システムにより管理されている場合も多く、このような場合には経営・業務判断に際しこれらの情報全体を総合的に検索して参照することが困難となっている。
かりに、独立して設けたこれらのシステムで管理されている情報を、それぞれ前述の特許文献1で示したシステムに倣って各部門間で共有できるようにしたとしても、経営指標毎に別個に設けられたシステムをそれぞれ検索する等して情報を得る作業は繁雑であり、また、各システムから得た情報をプリントアウトして検討等するにしても、システム毎に表示形式がまちまちで、見比べる作業が繁雑である。
しかも、各システムを検索して得たデータを、視覚的により比較のし易いグラフ等の形で出力させるためには、得られた数値データを表計算プログラムを記憶させたコンピュータシステムに入力すると共に、必要な計算式を入力することにより表計算を行わせ、更にパラメータの設定、配置の設定、大きさ、その他の書式をそれぞれのグラフについて設定して表示させる必要があり、この作業が繁雑である。
一方、前述した各情報をそれぞれ独立して管理する前記各システムを統合等して、新たなシステムを構築する作業は極めて煩雑であると共に、費用的・労力的に多大な負担が強いられるものとなる。
そこで、本発明は、上記従来技術における欠点を解消するためになされたものであり、前述した各情報を管理する各システム自体を変更することなく、各システムをデータソースとして、これらのデータソースより得られたデータに基づいて、経営・業務支援に有用なグラフを作成する、グラフ作成方法及びシステム、並びに前記方法を実施するためのプログラムを提供することにより、比較的安価かつ、構成の簡単なシステムにより経営・業務支援に有用な資料を総合的に検索及び出力可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のグラフ作成方法及びシステム、並びに前記方法を実施するためのプログラムは、
記憶手段16に記憶した、例えばマイクロソフト社のExcel(商標)等のマクロ機能を備えた既知の表計算プログラムによって実現されるグラフ作成手段13を備えたコンピュータシステムにおいて、
前記グラフ作成手段13に、データソースとなるシステム3より取得したデータを格納するデータ出力シート72と、前記データ出力シート72に格納されたデータに基づいてグラフの作成に必要な集計値を算出する集計値シート73と、前記集計値シート73において算出された算出値に基づいて小グラフ75を作成して表示するグラフ表示シート74を備えた一又は複数のグラフシート71により構成されたグラフ7を作成させるグラフ作成補助手段12を設け、
前記グラフ作成補助手段12に、
作成するグラフ7毎に予め決定されたデータ抽出要素〔図4の更新パラメータ文書におけるデータ取得組織フィルタ(「地域カンパニー」、「商品カンパニー」、「評価チーム」、「ゾーングループ」、「本部」、「届先」欄)によって特定〕と、前記グラフシート(71)数とを記憶手段16に記憶された更新パラメータ文書(図4参照)より取得して、各グラフシート71によって表示される内容を特定すると共に、各グラフシート71の各グラフ表示シート74に入る小グラフ75の数、配置座標の算出と、各小グラフ75のレイアウトの決定と、前記各小グラフ75におけるデータ抽出条件を、記憶手段に記憶する、出力解析処理手段122による出力解析処理と、
前記グラフ作成手段13に、作成するグラフシート(71)数に応じたデータ出力シート72、集計値シート73、及びグラフ表示シート74を有するファイルを作成させ、前記出力解析処理手段122による出力解析処理によって特定された各グラフシート71に表示されるグラフの内容に従って前記データ出力シート72、集計値シート73及びグラフ表示シート74をフォーマットしてベースファイルを作成する、ベースファイル作成処理手段123によるベースファイル作成処理と、
前記データ抽出要素によって特定されるデータを管理するデータソースのシステム3に接続して前記ベースファイル作成処理手段123により生成された前記ベースファイルの前記データ出力シート72に、前記抽出条件に従って前記データソース3より取得した各データを配置し、前記集計値シート73に、グラフ作成に必要な集計値を求めるための計算式を配置すると共に、前記集計値シート73より取得するデータ範囲を各小グラフ75毎に前記グラフ表示シート74上に配置して、前記グラフ表示シート74上に小グラフ75を表示させる、グラフ出力制御手段124によるグラフ出力制御とを行わせることを特徴とする(請求項1,6,11)。
前記グラフ作成方法、システム、及びプログラムにおいて、前記グラフ作成補助手段12に前記処理を定期的に行わせる更新期間エージェント11を設けると共に、前回更新時に作成されたグラフを、新たに作成されたグラフによって更新するものとすることができる(請求項2,7,12)。
前記グラフ作成補助手段12は、前記グラフ出力制御手段124によるグラフ出力制御において予め決定された小グラフの編集情報に基づいて前記グラフ表示シート上に表示される各小グラフを編集する処理を含むものとしても良い(請求項3,8,13)。
また、作成された前記グラフシート71を、グラフ毎のフォルダに格納する格納処理を含むものとすることもできる(請求項4,9,14)。
さらに、作成された前記グラフシート71をデータ圧縮して保存する、圧縮手段14によるデータ圧縮処理を含むものとしても良い(請求項5,10,15)。
以上に説明した本発明の構成により、本発明のグラフ作成方法及びシステム並びに前記方法を実現するためのプログラムによれば、比較的簡単な構成により、それぞれ独立して他のシステムによって管理されていた情報に基づき、経営・管理支援に必要な情報を、統一された書式によって表示することができた。
しかも、グラフの作成にあたり、手作業による数値の入力、表示される個々のグラフのパラメータ、配置、サイズ調整、その他の煩雑な作業を行うことなく、自動で所望のグラフを作成することができた。
次に、本発明の実施形態につき添付図面を参照しながら以下説明する。
〔全体構成〕
本発明のグラフ作成システムの使用状況の一例を図1に示す。
図1に示すように本発明のグラフ作成システム1は、例えば原材料インデックス31、財務データ32、販促データ33、鮮度データ34、原料データ35、品質データ36、業務改善データ37等の各データを管理する他システム3と接続可能に設けられたコンピュータシステムによって構成されており、図示の実施形態にあっては、さらに本発明のグラフ作成システムによって作成されたグラフを読み出し可能な外部装置5、例えばパーソナルコンピュータが接続されている。
なお、図示の実施形態にあっては、本発明のグラフ作成システム1によって作成されたグラフを、前述のように外部装置5であるパーソナルコンピュータによって読み出し可能としているが、本グラフ作成システム1自体に表示装置やプリンタ等の出力手段、出力すべきグラフの指定等を行うためのキーボードやマウス、その他の入力手段等を設けた構成としても良い。
このようにして他システム3と接続可能に構成された本発明のグラフ作成システム1は、他システム3をデータソースとし、得られたデータに基づいて記憶手段16に記憶された定義文書を参照して、経営指標毎のグラフを作成する。
なお、本発明においてグラフ7は、図2に示すように1又は複数のグラフシート71の集合によって構成されており、各グラフシート71は、小グラフ群が表示されるグラフ表示シート74と、前記グラフ表示シート74に表示される小グラフ75のもととなる数値データ(集計後)を表示する集計値シート73と、前記集計値シート73に表示される集計値の算出元となる、データソース3より取得した数値を表示するデータ出力シート72を1セットとして構成されている。
一例として、以下で説明する実施形態にあっては、商品の主原料となる馬鈴薯の品質(疫病・腐敗・打撲・緑化などの内部外部の品質を外観品質とする)に関する事項を経営指標とし、グラフ全体を「原料馬鈴薯品質(外観CD)」(ここでCDは、所定の基準に従って外観品質をAからDにランク付けした際の下位ランクCDで、1コンテナ毎にサンプリング検査によるランク付けを行い、外観不良10%以上、15%未満のコンテナをCランク、外観不良15%以上をDランクとランク付けした。)として纏めた場合を例に取り説明し、2種類設けられたグラフシートの一方を、「原料馬鈴薯品質不良CDランク」、他方を「トリミング後外観不良CDランク」とし、トリミング前後による原料馬鈴薯の外観改善の状態を容易に把握することができるように構成したものを例として説明する。
また、前記外観不良の発生を、所定の地域(地域カンパニー:本・支社・工場等)毎にまとめた小グラフ75を作成し、これらの小グラフをグラフシート71のグラフ表示シート74上に表示可能としている。
〔グラフ作成システム〕
以上のように、データソースとなる他システム3と接続可能な状態において使用される本発明のグラフ作成システム1は、図1の機能ブロック図に示すように、予め行われた設定に従ってイベント駆動し、グラフの作成プロセスを実行する更新期間エージェント11と、記憶手段16内に記憶された、マクロ機能を備えた既知の表計算プログラムによって実現されるグラフ作成手段13、前記グラフ作成手段13に所望のグラフを作成させる処理を行わせるグラフ作成補助手段12を備えると共に、ここで作成されたグラフ、その他の必要な情報を記憶する記憶手段16を備えている。
なお図示の実施形態にあっては、作成したグラフの保存・管理、及び外部装置への送信等の作業を容易とするために、作成されたグラフシート71をデータ圧縮する圧縮手段14、及びこの圧縮されたグラフシートを、グラフ毎のフォルダにまとめて格納する格納手段15が設けられている。
以上のように構成された本発明のグラフ作成システム1の各手段をその動作と共に以下説明する。
なお、本システムに設けられた記憶手段16には、更新対象とするデータの範囲(データ収集期間)を規定する「スケジュール設定表」(図3参照)、グラフの更新を行う際に参照される「更新パラメータ文書」(図4参照)、作成するグラフの書式等を規定した「グラフ定義文書」(図5参照)がそれぞれ記憶されており、本システムを作動させる前処理として、例えば本システムに設けられた図示せざるCRT等の表示画面上に表示された前述の「スケジュール設定表」、「更新パラメータ文書」、「グラフ定義文書」のブランク中にキーボードやマウスなどの入力手段を介して必要なデータを入力し、これを前述のように記憶手段16に記憶させておく。
このうちのスケジュール設定表は、前述のように更新するグラフのデータ収集期間を特定するもので、図3に示すように、「データ収集期間」、「有効データ開始年週」の欄が設けられている。図示の実施形態にあっては、グラフ表示開始週の52週前である「有効データ開始年週」欄にて特定された2003年の11週から、「データ収集期間」欄で特定された131週分のデータを集計するように設定がされている。
更新パラメータ文書は、作成されるグラフの内容を特定するために作成するグラフ(経営指標)毎に設けられるもので、図4に示す実施形態にあっては、経営指標を示す「グラフタイトル」としてグラフ名、データ取得の際の組織・商品における抽出要素を特定する項目(データ取得組織フィルタ)として、「地域カンパニー」、「商品カンパニー」、「評価チーム」、「ゾーングループ」、「本部」、「届先」、各グラフ表示シートに表示されるサブタイトルを特定する「シートサブタイトル」、作成したグラフの保存時におけるファイル名を特定する「シートファイル名」、商品・組織等を規定したマスタファイル中の参照するグループを特定する「参照グループ」、ソートの規則を特定する「ソート番号」、グラフ(ファイル)数とこれに含まれるグラフシート数とを特定する「シートタイプ」、作成するグラフシートを特定する「グラフタイプ」の各欄が設けられていると共に、該グラフに含まれる各グラフシートの名称を特定した「シート名称」、各グラフシートが属すべきインデックス(目次)を指定した「フィルタ区分」、各グラフシートに対するデータの表示条件を特定した「フィルタ種別」の各項目が設けられている。
また、グラフ定義文書は、グラフ表示シートにおけるグラフの表示条件及び各小グラフの表示条件を特定するもので、「グラフ定義」の欄に設けられた「グラフタイプ」、「データソース」、「グラフタイトル」、「グラフコード」、「集計要素数」、「グラフ要素数」による特定により、グラフ表示シートの書式、データソース、グラフのタイトル、グラフのタイプ等を特定し、また、「グラフ描画定義」欄における指定により、描画される各小グラフにおける表示の定義が可能となっている。
(1)更新期間エージェント
図1に示す更新期間エージェント11はイベント起動型のプログラムにより実現される手段であり、予めプログラム内に設定された処理実行日に起動して、後述するグラフ作成補助手段12にグラフの更新処理を行わせる。
本実施形態にあっては、毎週更新期間エージェント11が起動してグラフの更新を行うようイベントの設定がされており、1年を52週に区分して各週に処理実行日を設けている。
更新期間エージェント11は、処理実行日の到来によって起動すると、記憶手段16に記憶された前述の更新パラメータ文書(図4参照)、グラフ定義文書(図5参照)、及び後述するグラフ作成補助手段12が作成する指定グラフ定義文書(図7参照)等の文書(これらを総称して「定義文書」という。)を呼び出し、これらの定義文書において規定された条件に基づいて後述するグラフ作成補助手段12を作動させる。
(2)グラフ作成手段
図1の機能ブロック図中、グラフ作成手段13は、本システムを構成するコンピュータシステムの図示せざる中央処理装置が、マクロ機能を備えた既知の表計算プログラムを起動することによって実現される手段であり、本実施形態にあってはこの表計算プログラムとしてマイクロソフト社の「Excel」(商標)を使用している。
従って、本発明のグラフ作成システム1によって生成されるグラフ7は、この表計算プログラムに設けられたマクロ機能によって作成されるものであり、後述するグラフ作成補助手段12によってこのグラフ作成手段13に対し、グラフ作成の元となるデータ(未集計)が与えられると共に、前記マクロ機能を利用して前記未集計のデータをグラフとして表示する際に必要となる数値に集計するための計算式、前記計算式によって得られた集計値に基づいて所定様式のグラフを生成するために必要な情報、その他の必要な情報が与えられ、これによって数値や条件設定等の手作業による入力が行われることなしに自動でグラフが作成される。
(3)グラフ作成補助手段
グラフ作成補助手段12は、データソースである他システムを検索して必要なデータを収集すると共に、前述のようにグラフ作成手段13に対してグラフの作成に必要な数値、計算式、その他の必要なデータを与えて、前記グラフ作成手段13が備えているマクロ機能を利用して所望のグラフを作成させる手段であり、本発明のシステム1に設けられた図示せざる中央処理装置が、記憶手段16内に記憶されたプログラムを実行することによって実現される手段である。
図6は、このグラフ作成補助手段12をさらにその機能により示した機能ブロック図であり、図示の例にあっては、このグラフ作成補助手段12は、処理期間算出手段121、出力解析処理手段122、ベースファイル作成手段123、グラフ出力制御手段124によって構成されている。
(3-1) 処理期間算出手段
処理期間算出手段121は、グラフ中で表示対象とするデータの表示期間を算出する手段であり、前述の更新期間エージェント11の起動スケジュールにより規定された処理実行日に基づいて、スケジュール設定表(図3)からデータ収集期間を取得し、この処理実行日とデータ収集期間に基づいてデータ処理期間を算出する。
本実施形態においてこの処理期間算出手段121は、前述の更新期間エージェント11を起動させた処理実行日の属する週の前週を、範囲算出の基準とする週(基準週)として記憶手段内に記憶すると共に、前記スケジュール設定表からデータ収集期間を自動取得し、前記基準週を基準として、グラフの作成処理の対象とする開始週と終了週を求め、記憶手段内に記憶する。
上記において決定された開始週、終了週の結果から、前述のように1年を52週に区分した週単位カレンダーに基づいて週別配列を生成し、記憶手段に記憶する。
(3-2) 出力解析処理手段
出力解析処理手段122は、記憶手段に記憶されている更新対象グラフの一覧を参照し、この一覧に表示されている更新対象グラフのそれぞれについて、前述の更新パラメータ文書(図4)を参照して、更新用に生成するグラフ7毎に、表示対象とする組織・商品等のデータ抽出条件、1つのグラフに入るグラフシートの数、各グラフ表示シートに表示する所定の小グラフの数を取得して、各グラフ7を構成するグラフシート71の内容を決定する。
出力解析処理手段122は、まず、更新パラメータ文書(図4)のデータ取得組織フィルタ(図4参照)欄を参照して、抽出対象とするデータを特定するための要素を取得する。
一例として図4に示す更新パラメータ文書を参照する場合、出力解析処理手段122は、「地域カンパニー」欄における「全社」、「商品カンパニー」欄における「全商品」の指定に基づいて、本・支社、工場の全て、及び取り扱い商品の全てを抽出対象に設定する。
また、出力解析処理手段122は、1つのグラフ7に含まれるグラフシート(71)数と、予め設定された各グラフ表示シート74に入る小グラフ75の数を更新パラメータ文書(図4)より取得して、このグラフシート71の内容を決定する定義表である「更新パラメータ配列」を取得する。
図4に示す更新パラメータ文書にあっては、1つのグラフ7内に含まれるグラフシート71の数を2つと設定しているが、グラフシート数はグラフの種類(経営指標の内容)に対応して任意に設定することができ、本実施形態にあっては作成するグラフに応じて最大4つ迄作成可能としている。また、各シートには最大18の小グラフを含めることを可能としている。
出力解析処理手段122は、各グラフ表示シートに含まれる小グラフ数をもとに、各小グラフのサイズ(縦,横)と、各小グラフの配置座標(x,y)を計算して、前述の「更新パラメータ配列」と共に記憶する。
また、前記出力解析手段は、更新パラメータ文書のフィルタ種別欄(図4の最下欄)を参照して、更新パラメータ配列にデータ抽出条件をセットして「指定グラフ定義文書」(図7参照)を作成・取得して表示レイアウトを決定すると共に、この指定グラフ定義文書を記憶手段に記憶する。
(3-3) ベースファイル作成手段
以上のようにして記憶手段に記憶した更新パラメータ配列に基づき、ベースファイル作成手段123は、表計算プログラムを起動させて前述のグラフ作成手段13に新規ファイルを作成させ、このファイルの設定等を下記の通りに設定することにより、グラフの作成を行う際の雛形的なファイルとなる「ベースファイル」(グラフ作成に必要な数値データ等が未入力のファイル)を作成する。
このベースファイルは、本実施形態にあっては各グラフ単位毎、従って所定の経営指標毎に生成しているが、これをファイルシート毎に生成するものとしても良い。
ベースファイル作成手段123は、前述のグラフ作成手段13を実現する表計算プログラムの起動により生成されるファイルを、1又は複数のグラフシート71と、前記グラフシート71の数に対応した数のグラフ表示シート74、集計値シート73及びデータ出力シート72を含むものとして生成させる。
このベースファイルのグラフシート71を構成するグラフ表示シート74は、小グラフ75の表示が行われるシート(図2参照)であり、前述した更新パラメータ配列に従ってグラフ表示シート74をフォーマットすると共に、タイトル等の必要な表示を取得して所定の位置に表示し、更に、予め設定された用紙サイズ(本実施形態にあってはA4横書)において、1枚の用紙内に設定数の小グラフ(本実施形態にあっては9個/1頁)が印刷時に収まるように調整する。
また、データ出力シート72は、後述するようにデータソースである他システム3より取得したデータを格納するシートであり、データソース3より取得されたデータを全て格納することができるよう、前述の更新パラメータ配列に基づいてフォーマットされていると共に、タイトル等の必要な表示が付されている。
さらに、集計値シート73は、データ出力シート72に入力されたデータを元にして算出される、各小グラフ75を表示するために必要な集計値を算出する計算式、及びこの計算式によって算出された数値を格納するシートであり、この計算式及び算出値を格納するに必要なフォーマットがされていると共に、必要なタイトル等の表示が付されている。
このようにして、ベースファイル作成手段123によって作成したベースファイルを、記憶手段内に記憶する。
(3-4) グラフ出力制御手段
以上のようにして、ベースファイルの作成、保存が完了すると、グラフ作成補助手段12のグラフ出力制御手段124が起動する。
グラフ出力制御手段124は、先ず、定義文書の1つであるグラフ定義文書(図5参照)を参照し、前述の処理期間算出手段121によって算出され、記憶手段に記憶された週配列をもとに、開始週と終了週をデータ出力シート72に設定する。
各期末(本実施形態では2月末日と8月末日)に相当する日と、その週配列を算出し、記憶手段内に記憶する。
また、グラフ出力制御手段124は前述のグラフ定義文書(図5)を参照し、データ出力シートの見出しを設定して、データソースである他システム3より取得したデータの入力準備を完了する。
このようにして、データ出力シート72に対するデータの入力準備が完了すると、グラフ出力制御手段124はグラフ定義文書(図5)の「データソース」の欄を自動参照して、データソースである他システム3との接続を行うと共に、該システムのシステム情報とデータ情報の取得を開始する。
このときのグラフ出力制御手段124の機能を更に詳細に分類した機能ブロック図を図8に示す。
図8に示すようにグラフ出力制御手段124は、グラフ定義文書(図5参照)の「データソース」欄において特定されたデータソースに対応して、各経営指標(図示の実施形態にあっては、財務、製品品質、原料品質、販売促進、在庫鮮度、店頭鮮度、生産性、及び業務改善の各営業指標)のデータ収集手段のうち対応するデータ収集手段が起動して、特定されたデータソースより必要なデータを収集する。
このデータ収集手段は、各データソースに対応した接続手段を介して指定されたデータソースである他システムに自動ログインする。データソースである各システム3(31〜37)には、検索対象とするシステムと、収集すべきデータを持つプログラムテーブルの記憶領域が設定されており、この記憶領域に基づいて、該システムのシステム情報とデータ情報を取得する。
一例として、図8において原料インデックス、財務データ等を管理する基幹系システム〔一例として、「SAP R/3」(商品名)〕によって管理されているデータを取得する場合には、グラフ出力制御手段124の基幹系システム接続手段は、本発明のグラフ作成システムをデータソースであるシステムに自動ログインし、基幹系システムのデータ取得用汎用モジュールオブジェクトを自動取得し、取得するデータのパラメータを自動設定する。
そして、基幹系システムの汎用モジュールオブジェクトを自動実行し、実行結果を自動取得し、記憶手段内に記憶する。
データソースが、その他のシステムである場合には、各接続手段は、リレーショナルデータベースサーバ(RDBサーバ)へ自動ログインし、データ取得用のパラメータを自動設定し、SQLコマンドを自動実行する。そして、実行結果を自動取得して、記憶手段内に記憶する。
以上のようにして得た、実行結果を記憶手段より読み出し、データ出力シート72の週配列の対応する位置に取得した各データを配置した後、必要に応じて罫線を引く等して書式を整え、作成したデータ出力シート(図9参照)を保存する。
以上のようにして、ベースファイルのデータ出力シート72に対してデータの入力が完了すると、集計出力手段によるデータ集計処理が開始され、集計値シート73上にて各小グラフを表示するために必要な集計値の算出が行われる。
このようなデータ集計処理は以下の手順において行われる。
集計出力手段は、グラフ定義文書(図5)を参照して小グラフの編集情報(グラフの「要素」)を取得し、前述の処理期間算出手段121によって算出され、記憶手段に記憶されている週配列に従って、集計値シート73に開始週と終了週とを設定する(図10参照)。
また、各期末(2月末日と8月末日)に相当する日とその週配列を算出し、記憶手段内に記憶する。更に、グラフ定義文書(図5参照)を参照して、集計値シートに見出しを設定し、集計値シート73に対するデータの書き込み準備を完了する。
このようにして、集計値シート73の書式が整うと、集計出力手段は、グラフ作成手段13を実現する表計算プログラムのマクロ機能に基づいた計算式を生成し、生成した計算式を対応する位置に配置する。
この計算式は、前述のデータ出力シート72に入力されたデータに基づいて、各小グラフ75を構成する各要素を描画するために必要な数値(集計値)を算出するためのもので、この計算式を集計値シート73の対応する位置(セル)に貼り付けることで、データ出力シート72に書き込まれた数値データに基づいて算出された集計値が、集計値シート73の対応位置に表示される。
このようにして、計算式の配置が終了した後、必要に応じて目標値を取得し、指定位置(今期末)に配置すると共に(図示せず)、罫線を引き、集計値シートの書式を整え、この集計値シート(図10)を保存する。
このようにして、集計値シート73に対する必要な作業が終了すると、グラフ生成手段は、更新パラメータ配列として記憶された表示レイアウトを参照して、グラフシート71に表示するレイアウトを決定すると共に、小グラフ75のサイズ・座標を更新パラメータ配列から取得してグラフ表示シート74上に小グラフ75を生成する。
小グラフ75に表示する内容を、グラフ定義文書(図5参照)から取得し、集計値シート73から右軸対応値と左軸対応値の最大値と最小値を取得する。
グラフ右軸と左軸の最適化された最大値と最小値と区切り値を計算し、左軸の目盛値の桁数によって各小グラフのそれぞれに表示されるタイトルの位置を計算して算出された位置に表示し、更に、グラフ補助線を設定する。
グラフ定義文書(図5参照)に基づき、以下の点で小グラフを加工する。
(イ)グラフ系列(形状・色)
(ロ)グラフ系列の重なり調整
(ハ)グラフタイトル設定
(ニ)グラフ横軸の設定
(ホ)グラフ左右軸の設定
(へ)グラフ背景の設定
小グラフのそれぞれに表示される補足指標である「データラベル」(図11中の各小グラフに表示されている「北部カンパニー」、「中部カンパニー」等の上のBL(ベースライン)・最新の表示がこれに該当。)をグラフ定義文書(図5)の「ラベル」欄に基づき設定し、集計値シートからの値を取得して、グラフ表示シート74の小グラフ75を作成する。
グラフシート71が全て作成されるまで、上記の作業を繰り返し、作成したグラフシート71をグラフ単位で、決まった名称で記憶手段に保存し、以上によりグラフの作成が完了する。
(4)グラフシート圧縮処理手段
以上のようにして作成されたグラフは、保存、出力の際の便を考慮して必要に応じて圧縮して保存するものとしても良く、この場合には、本発明のグラフ作成システムに更にグラフシートの圧縮手段14を設ける。
この圧縮手段14は、グラフシートをデータ圧縮するもので、本実施形態にあっては本システム1の記憶手段16に記憶されている既知のデータ圧縮プログラムを使用して、所定のデータ圧縮形式に対象ファイルを圧縮する。
一例としてデータ圧縮は、前述した処理によって保存した対象ファイルが所定の表計算プログラム(本実施形態にあってはExcel)によって生成されたものであることを確認後、圧縮ファイル名を設定し、対象ファイルのデータを圧縮する。
このようにして得られた圧縮ファイルは、記憶手段に保存されると共に、圧縮前の対象ファイルが削除される。
(5)グラフシート格納処理手段
各経営指標のグラフ毎に作成されたフォルダを確認し、フォルダ内に前回更新時に作成されたファイルがある場合はそれを除去する。
圧縮された対象ファイルをグラフごとのフォルダに格納し、作業を終了する。
〔グラフシート読出し〕
以上のようにして、本発明のグラフ作成システムにより作成されたグラフは、図1を参照して説明した外部装置(パーソナルコンピュータ)5によってこれを受信し、出力することができる。
外部装置5による出力を得るためには、先ず、この外部装置5から、グループウエアを使って、検索対象となるグラフ名を指定し、前述のようにしてフォルダ内に記憶された対象ファイルを外部装置へ送信する。
記憶手段に記憶されているグラフが圧縮されたものである場合には、外部装置5にあるデータ圧縮ソフトの解凍機能を使用して解凍し、通常の読み取り可能な状態とする。
解凍されたグラフシートの小グラフを外部装置のメモリに展開して表示させることができる。
以上説明した実施形態にあっては、経営指標として、原料品質指標である原料馬鈴薯品質(外観CD)についてのグラフを作成する例を説明したが、前述のグラフ作成及び更新は、設定された経営指標に対応した全てのグラフについて行われる。
〔その他の構成〕
なお、一例として他の経営指標に対応したグラフとして、
(1) PQ/G2グラフ:PQ(売上高)とG2(貢献利益=営業利益−本社費)をあらわす移動累計グラフで、2つが近いほど収益性が高いことを示す。
(2) 消費者クレーム数グラフ:消費者からの製品・異物・包装に関するクレームをあらわす実績件数グラフ。
(3) 鮮度グラフ:店頭鮮度と物流センターでの商品鮮度(製造日から一定期間経過した商品の割合)をあらわす実績グラフ。
(4) 販促実施店グラフ:類型化された販促を実施した店舗割合をあらわす実績グラフ。
(5) 提案件数グラフ:社員1人あたりの改善提案とその実施件数をあらわす実績件数グラフ。
以上の説明にあっては、本発明のグラフ作成システムを食品(製菓)メーカの経営・業務支援データのグラフ化に使用する場合を例として説明したが、本発明のグラフ作成システムはこれに限定されず各種の分野において使用可能であると共に、設定する経営指標等についても、本システムを使用する業種別に設定することにより広く各種の分野において使用可能である。
本発明のグラフ作成システムの使用状態を示すブロック図。 グラフの構成を示す説明図。 スケジュール設定表の説明図。 更新パラメータ文書の説明図。 グラフ定義文書の説明図。 グラフ作成補助手段の機能ブロック図。 指定グラフ定義文書の説明図。 グラフ出力制御手段の機能ブロック図。 データ出力シートの説明図。 集計値シートの説明図。 グラフ表示シートの説明図。
符号の説明
1 グラフ作成システム
11 更新期間エージェント
12 グラフ作成補助手段
121 処理期間算出手段
122 出力解析処理手段
123 ベースファイル作成手段
124 グラフ出力制御手段
13 グラフ作成手段
14 圧縮手段
15 格納手段
16 記憶手段
3 他システム(データソース)
31 原材料インデックス
32 財務データ
33 販促データ
34 鮮度データ
35 原料データ
36 品質データ
37 業務改善データ
5 外部装置(パーソナルコンピュータ)
7 グラフ
71 グラフシート
72 データ出力シート
73 集計値シート
74 グラフ表示シート
75 小グラフ

Claims (15)

  1. マクロ機能を備えた表計算プログラムによって実現されるグラフ作成手段を備えたコンピュータシステムにおいて、
    前記グラフ作成手段に、データソースとなるシステムより取得したデータを格納するデータ出力シートと、前記データ出力シートに格納されたデータに基づいてグラフの作成に必要な集計値を算出する集計値シートと、前記集計値シートにおいて算出された算出値に基づいて小グラフを作成して表示するグラフ表示シートを備えた一又は複数のグラフシートにより構成されたグラフを作成させるグラフ作成補助手段を設け、
    前記グラフ作成補助手段に、
    作成するグラフ毎に予め決定されたデータ抽出要素と前記グラフシート数に基づいて、各グラフシートにおける表示内容を特定すると共に、各グラフシートの各グラフ表示シートに入る小グラフの数、配置座標の算出と、各小グラフのレイアウトの決定と、前記各小グラフにおけるデータ抽出条件とを記憶手段に記憶する出力解析処理と、
    前記グラフ作成手段に、作成するグラフシート数に応じたデータ出力シート、集計値シート、及びグラフ表示シートを有するファイルを作成させ、前記出力解析処理手段による出力解析処理によって特定された各グラフシートに表示されるグラフの内容に従って前記データ出力シート、集計値シート及びグラフ表示シートをフォーマットしてベースファイルを作成するベースファイル作成処理と、
    前記データ抽出要素により特定されるデータを管理するデータソースのシステムに接続して、前記ベースファイル作成処理手段により生成された前記ベースファイルの前記データ出力シートに、前記抽出条件に従って前記データソースより取得したデータを配置し、前記集計値シートにグラフ作成に必要な集計値を求めるための計算式を配置すると共に、前記集計値シートより取得するデータ範囲を各小グラフ毎に前記グラフ表示シート上に配置して、前記グラフ表示シート上に小グラフを表示させるグラフ出力制御とを行わせることを特徴とするグラフ作成方法。
  2. 前記グラフ作成補助手段に前記処理を定期的に行わせる更新期間エージェントを設けると共に、前回更新時に作成されたグラフを、新たに作成されたグラフによって更新することを特徴とする請求項1記載のグラフ作成方法。
  3. 前記グラフ出力補助手段による前記グラフ出力制御が、予め決定された小グラフの編集情報に基づいて前記グラフ表示シート上に表示される各小グラフを編集する処理を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のグラフ作成方法。
  4. 作成された前記グラフシートを、グラフ毎のフォルダに格納する格納処理を含むことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のグラフ作成方法。
  5. 作成された前記グラフシートをデータ圧縮して保存する、データ圧縮処理を含むことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のグラフ作成方法。
  6. マクロ機能を備えた表計算プログラムによって実現されるグラフ作成手段を備えたコンピュータシステムにおいて、
    前記グラフ作成手段に、データソースとなるシステムより取得したデータを格納するデータ出力シートと、前記データ出力シートに格納されたデータに基づいてグラフの作成に必要な集計値を算出する集計値シートと、前記集計値シートにおいて算出された算出値に基づいて小グラフを作成して表示するグラフ表示シートを備えた一又は複数のグラフシートにより構成されたグラフを作成させるグラフ作成補助手段を設け、
    前記グラフ作成補助手段が、
    作成するグラフ毎に予め決定されたデータ抽出要素と前記グラフシート数に基づいて、各グラフシートにおける表示内容を特定すると共に、各グラフシートの各グラフ表示シートに入る小グラフの数、配置座標の算出と、各小グラフのレイアウトの決定と、前記各小グラフにおけるデータ抽出条件とを記憶手段に記憶する出力解析処理手段と、
    前記グラフ作成手段に、作成するグラフシート数に応じたデータ出力シート、集計値シート、及びグラフ表示シートを有するファイルを作成させ、前記出力解析処理手段による出力解析処理によって特定された各グラフシートに表示されるグラフの内容に従って前記データ出力シート、集計値シート及びグラフ表示シートをフォーマットしてベースファイルを作成するベースファイル作成処理手段と、
    前記データ抽出要素によって特定されるデータを管理するデータソースのシステムに接続して、前記ベースファイル作成処理手段により生成された前記ベースファイルの前記データ出力シートに、前記抽出条件に従って前記データソースより取得したデータを配置し、前記集計値シートにグラフ作成に必要な集計値を求めるための計算式を配置すると共に、前記集計値シートより取得するデータ範囲を各小グラフ毎に前記グラフ表示シート上に配置して、前記グラフ表示シート上に小グラフを表示させるグラフ出力制御手段とを備えることを特徴とするグラフ作成システム。
  7. 前記グラフ作成補助手段に前記処理を定期的に行わせる更新期間エージェントを設けると共に、前回更新時に作成されたグラフを、新たに作成されたグラフによって更新することを特徴とする請求項6記載のグラフ作成システム。
  8. 前記グラフ出力補助手段による前記グラフ出力制御が、予め決定された小グラフの編集情報に基づいて前記グラフ表示シート上に表示される各小グラフを編集する処理を含むことを特徴とする請求項6又は7記載のグラフ作成システム。
  9. 作成された前記グラフシートを、グラフ毎のフォルダに格納する格納処理手段を含むことを特徴とする請求項6〜8いずれか1項記載のグラフ作成システム。
  10. 作成された前記グラフシートをデータ圧縮して保存する、圧縮処理手段を含むことを特徴とする請求項6〜9いずれか1項記載のグラフ作成システム。
  11. マクロ機能を備えた表計算プログラムによって実現されるグラフ作成手段を備えたコンピュータシステムにおいて、
    前記グラフ作成手段に、データソースとなるシステムより取得したデータを格納するデータ出力シートと、前記データ出力シートに格納されたデータに基づいてグラフの作成に必要な集計値を算出する集計値シートと、前記集計値シートにおいて算出された算出値に基づいて小グラフを作成して表示するグラフ表示シートを備えた一又は複数のグラフシートにより構成されたグラフを作成させるグラフ作成補助手段を実現させ、かつ、
    前記グラフ作成補助手段に、
    作成するグラフ毎に予め決定されたデータ抽出要素と前記グラフシート数に基づいて、各グラフシートにおける表示内容を特定すると共に、各グラフシートの各グラフ表示シートに入る小グラフの数、配置座標の算出と、各小グラフのレイアウトの決定と、前記各小グラフにおけるデータ抽出条件とを記憶手段に記憶する出力解析処理と、
    前記グラフ作成手段に、作成するグラフシート数に応じたデータ出力シート、集計値シート、及びグラフ表示シートを有するファイルを作成させ、前記出力解析処理手段による出力解析処理によって特定された各グラフシートに表示されるグラフの内容に従って前記データ出力シート、集計値シート及びグラフ表示シートをフォーマットしてベースファイルを作成するベースファイル作成処理と、
    前記データ抽出要素によって特定されるデータを管理するデータソースのシステムに接続して、前記ベースファイル作成処理手段により生成された前記ベースファイルの前記データ出力シートに、前記抽出条件に従って前記データソースより取得したデータを配置し、前記集計値シートにグラフ作成に必要な集計値を求めるための計算式を配置すると共に、前記集計値シートより取得するデータ範囲を各小グラフ毎に前記グラフ表示シート上に配置して、前記グラフ表示シート上に小グラフを表示させるグラフ出力制御とを行わせることを特徴とするグラフ作成プログラム。
  12. 前記グラフ作成補助手段に前記処理を定期的に行わせる更新期間エージェントを前記コンピュータシステム上に実現すると共に、前回更新時に作成されたグラフを、新たに作成されたグラフによって更新する処理を行わせることを特徴とする請求項11記載のグラフ作成プログラム。
  13. 前記グラフ出力補助手段による前記グラフ出力制御において、予め決定された小グラフの編集情報に基づいて前記グラフ表示シート上に表示される各小グラフを編集する処理を前記コンピュータシステムに行わせることを特徴とする請求項11又は12記載のグラフ作成プログラム。
  14. 作成された前記グラフシートを、グラフ毎のフォルダに格納する格納処理を前記コンピュータシステムに行わせることを特徴とする請求項11〜13いずれか1項記載のグラフ作成プログラム。
  15. 作成された前記グラフシートをデータ圧縮して保存する、データ圧縮処理を前記コンピュータシステムに行わせることを特徴とする請求項11〜14いずれか1項記載のグラフ作成プログラム。
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