JP2007025755A - カードリーダ及びカードリーダの制御方法 - Google Patents

カードリーダ及びカードリーダの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 使い勝手を向上させ、利便性を高めることが可能なカードリーダを提供することにある。また、排他制御が正常になされることによって、機器全体が制御不能に陥るのを防ぐことが可能なカードリーダ及びカードリーダの制御方法を提供することにある。
【解決手段】 ホストコンピュータ等の上位装置2とUSB接続される回線を複数の回線に分岐させ、USBカード(USB−ICC)に対しては、分岐されたいずれか一の回線を介してコマンドデータを転送し、非USBカード(例えばISO/IEC7816ICC)に対しては、分岐された他の回線を介してコマンドデータに基づきプロトコル変換されたデータを転送することとし、これらのデータを排他的に転送することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カード挿入口より挿入されたカードに対して、IC接点を介して情報の記録又は再生を行うカードリーダ及びカードリーダの制御方法に関するものであって、特に、使い勝手を向上させて利便性を高めることが可能なものに関する。
従来より、金融機関などで使用され、キャッシュレスや個人認証などを実現するカードとして、プラスチック基板内部に集積回路チップ(ICチップ)が埋没されると共に、表面にIC端子が配置されたICカード(接触式ICカード)がある。そして、この接触式ICカードに対する情報の記録又は再生は、IC接点を備えたカードリーダ(本明細書では、「カードリーダライタ」を含む概念とする)によって行われる。
接触式ICカードは、ダイレクトにUSB(Universal Serial Bus)接続することが不可能なカードと、それが可能なカードとに大別することができる。前者のカードについては、例えば国際規格ISO/IEC7816−3準拠のICカード(本明細書において、「非USB−ICC」或いは「ISO/IEC7816−3ICC」と略す)があり、また、後者のカードについては、例えばISO/IEC FDIS(Final Draft International Standard) 7816−12準拠のUSB機能をもったICカード(本明細書において、「USB−ICC」と略す)がある。
図7は、ISO/IEC7816−3ICCと通信を行うためのICカードリーダライタ100の電気的構成を示すブロック図である。図7において、ICカードリーダライタ100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、7816−3ICCDriver104と、USBコネクタ105と、IC接点106と、から構成され、USB通信回線111を介してホストコンピュータ110と電気的に接続されている。CPU101では、ISO/IEC7816−3に準拠したプロトコル解析が行われ、ホストコンピュータ110からのコマンドをISO/IEC7816−3で定義されたプロトコルに変換し、7816−3ICCDriver104では、電気特性の変換が行われ、ISO/IEC7816−3ICC112と通信を行う。なお、ISO/IEC7816−3で定義されたプロトコルには、T=0プロトコルやT=1プロトコルなどが存在する。
一方で、図8は、USB−ICCと通信を行うためのICカードリーダライタ200の電気的構成を示すブロック図である。図8において、ICカードリーダライタ200は、USBコネクタ205と、IC接点206と、両者を接続するUSB通信回線と、から構成され、カード挿入口に挿入されたUSB−ICC113は、このUSB通信回線及びUSB通信回線111を介してホストコンピュータ110と直接通信を行う(例えば特許文献1参照)。
図7と図8を比較すると分かるように、ICカードリーダライタ100(図7参照)の電気的構成と、ICカードリーダライタ200(図8参照)の電気的構成とは大きく異なり、例えばICカードリーダライタ200内には、ICカードリーダライタ100内では必須のCPU101や7816−3ICCDriver104といったハードウェアが不要となっている。
また、ICカードリーダライタ100とICカードリーダライタ200とでは、実際に通信で使用するIC端子も異なっている。図9は、ISO/IEC7816−3ICC112又はUSB−ICC113における各IC端子の配置と名称を示す図である。図9に示すように、ISO/IEC7816−3ICC112又はUSB−ICC113の左上には、回路電圧VCCを供給するためのC1と、リセット信号RSTが入力されるC2と、クロック信号CLKが入力されるC3と、例えば差動信号D+が入力されるなど予備端子AUX1として機能するC4と、接地(GND)されるC5と、プログラム供給電圧VPPを供給するためのC6と、データ入出力I/Oを行うC7と、例えば差動信号D−が入力されるなど予備端子AUX2として機能するC8、という8個のIC端子が配置されている。そして、ICカードリーダライタ100では、接触式ICカードに対し、C1からC8の全8個のIC端子を使用して実際の通信を行う(ISO/IEC7816−3ICC112に対しては、C4、C6及びC8を除く5個のIC端子で足りる場合もある)。一方、ICカードリーダライタ200では、接触式ICカードに対し、C1,C4,C5,C8の計4個のIC端子を使用して実際の通信を行う。
このように、ICカードリーダライタ100(図7参照)とICカードリーダライタ200(図8参照)とでは、通信方式や電気的構成は勿論のこと、実際に通信で使用する接触式ICカード上のIC端子も異なるものとなっている。
特表2004−511865号公報
しかしながら、ICカードリーダライタ100とICカードリーダライタ200は、上述したように様々な相違点を有するため互換性が低く、例えば、ISO/IEC7816−3ICC112に対して情報の記録又は再生を行おうとすると、ICカードリーダライタ100が必要になり、USB−ICC113に対して情報の記録又は再生を行おうとすると、ICカードリーダライタ200が必要になっていた。そのため、ISO/IEC7816−3ICC112及びUSB−ICC113の2種類の接触式ICカードに対応するためには、ICカードリーダライタも2台用意しなければならず、使い勝手が悪いばかりかICカードリーダライタを市場に設置する際のコスト負担増の要因となっていた。
一方で、ICカードリーダライタ100(図7参照)とICカードリーダライタ200(図8参照)の双方がそれぞれもつ機能を、単一のICカードリーダライタにもたせることで、ハイブリッド化することも考えられる。しかし、両機能を単に組み合わせただけのICカードリーダライタでは、場合によっては制御不能に陥る可能性がある。すなわち、ISO/IEC7816−3ICC112に対して情報の記録又は再生を行う際には、USB−ICC113に対してカード処理を実行しない一方で、USB−ICC113に対して情報の記録又は再生を行う際には、ISO/IEC7816−3ICC112に対してカード処理を実行しない、といった排他制御が、両機能を単に組み合わせただけのICカードリーダライタでは正常になされない場合も考えられ、かかる場合には、機器全体が制御不能に陥る可能性がある。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、使い勝手を向上させ、利便性を高めることが可能なカードリーダを提供することにある。また、上述した排他制御が正常になされることによって、機器全体が制御不能に陥るのを防ぐことが可能なカードリーダ及びカードリーダの制御方法を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、USBプロトコルに準拠したUSBカードとの間でデータ通信を行う一方で、非USBプロトコルに準拠した非USBカードとの間でもデータ通信を行い、これらのデータ通信のうちいずれかを、必要に応じて他方に切り替えることを特徴とする。
より詳細には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) カード挿入口より挿入されたカードに対して、IC接点を介して情報の記録又は再生を行うカードリーダにおいて、USBプロトコルに準拠したUSBカードとの間でデータ通信を行うためのUSB通信回線と、非USBプロトコルに準拠した非USBカードとの間でデータ通信を行うための非USB通信部と、上位装置からの回線を前記USB通信回線と前記非USB通信部に分岐させる回線分岐手段と、前記USB通信回線と前記非USB通信部との切り替えを行う切り替え部とを有することを特徴とするカードリーダ。
本発明によれば、接触式ICカードに対して情報の記録又は再生を行うことが可能なカードリーダに、USBプロトコルに準拠したUSBカードとの間でデータ通信を行うためのUSB通信回線と、非USBプロトコルに準拠した非USBカードとの間でデータ通信を行うための非USB通信部と、上位装置からの回線をUSB通信回線と非USB通信部に分岐させる回線分岐手段と、USB通信回線と非USB通信部との切り替えを行う切り替え部と、を設けることとしたので、回線分岐手段による切り替えによって、USB通信回線と非USB通信部のうちいずれか一方におけるデータ通信のみが有効になる。
従って、カード挿入口に通信方式が異なるICカードが挿入された場合であっても、適切に情報の記録又は再生を行うことができ、その結果、使い勝手を向上させて利便性を高めることができる。
(2) カード挿入口より挿入されたカードに対して、IC接点を介して情報の記録又は再生を行うカードリーダにおいて、上位装置とUSB接続される回線を複数の回線に分岐させる回線分岐手段と、前記カードがUSBプロトコルに準拠したUSBカードであるとき、前記回線分岐手段を介して前記上位装置から受信したコマンドデータを前記IC接点に転送するUSB転送手段と、前記カードが非USBプロトコルに準拠した非USBカードであるとき、前記回線分岐手段を介して前記上位装置から受信したコマンドデータに基づいてプロトコル変換されたデータを前記IC接点に転送する非USB転送手段と、前記USB転送手段の出力又は前記非USB転送手段の出力のうちいずれか一方を有効化させる切り替えを行う出力切替手段と、を備えることを特徴とする(1)記載のカードリーダ。
本発明によれば、カード挿入口より挿入されたカードに対して情報の記録又は再生を行うことが可能なカードリーダに、ホストコンピュータ等の上位装置とUSB接続される回線を複数の回線に分岐させる回線分岐手段と、上述したカードがUSBプロトコルに準拠したUSBカードであるとき、上位装置から受信したコマンドデータをIC接点に転送するUSB転送手段と、上述したカードが非USBプロトコルに準拠した非USBカード(すなわち、USBプロトコルに準拠していないカード)であるとき、上位装置から受信したコマンドデータに基づいてプロトコル変換されたデータをIC接点に転送する非USB転送手段と、USB転送手段と非USB転送手段のいずれか一方の出力を有効化させる切り替えを行う出力切替手段と、を設けることとしたので、出力切替手段による切り替えによって、USB転送手段又は非USB転送手段のいずれか一方の出力のみがIC接点に転送されることになる。
従って、本発明に係るカードリーダのカード挿入口に、例えばISO/IEC7816−3ICCやUSB−ICCといった通信方式が異なるICカードが順に挿入された場合、いずれのICカードに対しても、適切に情報の記録又は再生を行うことができ、その結果、使い勝手を向上させて利便性を高めることができる。このように、本発明に係るカードリーダ1台で、通信方式が異なる複数のICカードに対して情報の記録又は再生を行うことができるので、カードリーダの設置コストを削減することもできる。
さらに、本発明は、出力切替手段を備えることで、カード挿入口に挿入されたICカードの通信方式に従って適切な転送手段に切り替えて、切り替えられた転送手段の出力のみをIC接点に送信することができるので、排他制御が正常になされ、機器全体が制御不能に陥るのを防ぐことができる。
ここで、「分岐させる」とは、単一の電気系統を複数の電気系統に分けることを意味する。例えば、単一の電気系統を2つの電気系統に分けてもよいし、単一の電気系統を3つの電気系統に分けてもよい。
また、「有効化させる」とは、USB転送手段の出力と非USB転送手段の出力のうち、いずれか一方の出力のみがIC接点に入力されるようにすることを意味し、換言すれば、USB転送手段と非USB転送手段のうちの片方からは、IC接点に対して出力がなされないようにすることを意味する。
(3) 前記非USB転送手段は、前記回線分岐手段を介して前記上位装置から受信したコマンドデータに基づいて電気特性の変換を行う電気特性変換部と、前記電気特性変換部を作動させる信号処理部と、を有し、前記出力切替手段は、前記信号処理部からの制御信号に基づいて前記切り替えを行うことを特徴とする(2)記載のカードリーダ。
本発明によれば、上述した非USB転送手段に、上位装置からのコマンドデータに基づいて所定の電気特性の変換を行う電気特性変換部と、その電気特性変換部を電気的に作動させる信号処理部と、を設け,その信号処理部からの制御信号に基づいて、出力切替手段による切り替えが行われることとしたので、出力切替手段を制御する専用IC等を別途設けることなく、製造コストを抑えた上で、カードリーダの利便性を向上させることができる。
(4) 前記出力切替手段は、論理ゲートを含み、前記信号処理部からのHiレベル信号又はLoレベル信号に基づいて前記切り替えを行うことを特徴とする(3)記載のカードリーダ。
本発明によれば、例えばNOTゲートなどの論理ゲートを含んで出力切替手段を構成することとし、上述した信号処理部からの、Hiレベル信号又はLoレベル信号という2種類の信号に基づいて、出力切替手段による切り替えが行われることとしたので、簡易な構成によって更なる製造コスト削減を図りつつ、カードリーダの利便性を向上させることができる。
(5) 前記カードリーダは、さらに、前記USB転送手段の出力又は前記非USB転送手段の出力のうち、有効化させるいずれか一方の出力を予め固定的に選択する選択スイッチを備えることを特徴とする(2)から(4)のいずれか記載のカードリーダ。
本発明によれば、上述したカードリーダに、USB転送手段の出力又は非USB転送手段の出力のうち、有効化させるいずれか一方の出力を予め固定的に選択する選択スイッチを備えることとしたので、この選択スイッチを適宜操作することによって、あるときは、本発明に係るカードリーダを例えばISO/IEC7816−3ICC専用のカードリーダとみなすことができ、またあるときは、本発明に係るカードリーダを例えばUSB−ICC専用のカードリーダとみなすことができる。従って、市場のニーズに柔軟に対応して、必要最小限の機能のみを有するカードリーダを提供することができる。
(6) 請求項2から5のいずれか記載のカードリーダを用いて制御するカードリーダの制御方法であって、前記上位装置から受信した活性化コマンドデータに基づいて、前記USBカード又は前記非USBカードのうちいずれか一方に対して活性化の成否が判断される活性化判断工程を含み、前記活性化判断工程において活性化が失敗した場合には、前記USBカード又は前記非USBカードのうち他方に対して活性化処理が施されることを特徴とするカードリーダの制御方法。
本発明によれば、上述したカードリーダを用いて制御するカードリーダの制御方法に、上位装置からの活性化コマンドデータに基づいて、USB−ICC又は非USB−ICCのうちいずれか一方に対して活性化の成否が判断される活性化判断工程が含まれており、この活性化判断工程における活性化が失敗した場合には、USB−ICC又は非USB−ICCのうち他方に対して活性化処理が施されることとしたので、カード挿入口に挿入されたカードはUSB−ICCであるか非USB−ICCであるか、自動判定をすることができる。従って、カード挿入口に挿入されたカードがUSB−ICC又は非USB−ICCのいずれであっても、情報の記録又は再生を行うことができるので、利便性の高いハイブリッド型のカードリーダを提供することができる。
(7) 前記USB−ICCに対する前記活性化判断工程では、前記USB−ICCから発せられるPnPの有無によって、活性化の成否が判断されることを特徴とする(6)記載のカードリーダの制御方法。
本発明によれば、上述したUSBに対する活性化判断工程では、USBから発せられるPnP(Plug and Play)の有無によって、活性化の成否が判断されることとしたので、カード挿入口にUSBが挿入されたときに活性化が成功したことを認識することができ、ひいては簡易な構成によって利便性の高いハイブリッド型のカードリーダを提供することができる。
(8) 前記非USBカードに対する前記活性化判断工程では、前記非USBカードから発せられる初期応答(Answer to Reset:ATR)の有無によって、活性化の成否が判断されることを特徴とする(6)又は(7)記載のカードリーダの制御方法。
本発明によれば、上述した非USBに対する活性化判断工程では、非USBから発せられるATRの有無によって、活性化の成否が判断されることとしたので、簡易な構成によって利便性の高いハイブリッド型のカードリーダを提供することができる。
本発明に係るカードリーダ及びカードリーダの制御方法によれば、通信方式の異なるICカード各々がそれぞれ挿入された場合であっても、適切に情報の記録又は再生を行うことができ、ひいては使い勝手を向上させて利便性を高めることができる。また、排他制御が正常になされるので、機器全体が制御不能に陥るのを防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[電気的構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1の電気的構成を示すブロック図である。
図1において、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1の電気的構成は、カードリーダ1全体を統合的に制御するCPU10と、カードリーダ1の動作プログラムや初期値、パラメータなどを格納するROM11と、CPU10のワーキングエリアとして機能するRAM12と、カードリーダ1に動作を指示する上位装置(例えば金融取引端末やID認証端末などのホストコンピュータなど)2から受信したコマンドデータに基づいて電気的特性の変換を行う7816−3ICCDriver13と、上位装置2とUSB接続される回線を複数の回線に分岐させるUSB−HUB14と、USB−HUB14を介して上位装置2から受信したコマンドデータの転送をコントロールするUSBDriver15と、接触式ICカード4上に配置されたIC端子に当接させる接触式ICカード接点(IC接点)16と、7816−3ICCDriver13の出力とUSBDriver15の出力のうち、いずれか一方の出力のみがIC接点16に入力されるように制御する論理回路(本実施形態では、アナログスイッチ17a,17b及び論理ゲートであるNOTゲート18の組合せ)と、7816−3ICCDriver13の出力とUSBDriver15の出力のうち、IC接点16に入力される出力を予め固定的に選択する選択スイッチ19(SW1及びSW2)と、上位装置2とUSB通信回線3によって電気的に接続されたUSBコネクタ20と、から構成される。
なお、CPU10と、ROM11と、RAM12と、7816−3ICCDriver13とは(点線枠1a参照)、請求項記載の非USB通信部及び非USB転送手段の一例に相当する。また、USB−HUB14は(点線枠1b参照)、請求項記載の回線分岐手段の一例に相当する。また、USBDriver15は(点線枠1c参照)、請求項記載のUSB通信回線及びUSB転送手段の一例に相当する。さらに、アナログスイッチ17a,17b及びNOTゲート18は(点線枠1d参照)、請求項記載の切り替え部及び出力切替手段の一例に相当する。また、非USB通信部及び非USB転送手段は(点線枠1a)のうち、CPU10と、ROM11と、RAM12とは、請求項記載の信号処理部の一例に相当し、7816−3ICCDriver13は、請求項記載の電気特性変換部の一例に相当する。
また、7816−3ICCDriver13は、CPU10によって作動され、本実施形態ではISO/IEC7816−3で定義された電気的特性の変換を行う。また、USB−HUB14には、外部電源から電力の供給を受けるセルフパワー型のものと、電力の供給を他の装置(コンピュータ等)から受けるバスパワー型のものと2種類あるが、本実施形態ではいずれを採用しても構わない。
USBDriver15は、CPU10からの所定の信号に基づき、USB−HUB14とIC接点16との間の回線を短絡したり、開放したりするものである。USB通信を行う際には、差動電位が必要となるが、本実施形態のようなUSBDriver15を用いることで、USB−ICCに対し、適切に情報の記録又は再生を行うことができる。なお、本実施形態ではUSBDriver15を用いたが、例えば電子スイッチ,光スイッチ,光電スイッチ,電磁リレーなど、他の様々なもので代用することも可能である。
アナログスイッチ17a,17b及びNOTゲート18は、上述のとおり、7816−3ICCDriver13の出力とUSBDriver15の出力のうち、いずれか一方の出力のみがIC接点16に入力されるように制御するものである。より具体的には、CPU10よりLoレベル信号(例えば0V信号)が送信されたときには、アナログスイッチ17a,17bが作動して、7816−3ICCDriver13の出力が有効化される。これにより、7816−3ICCDriver13の出力がIC接点16に入力されるようになっている。なお、このときNOTゲート18を介してHiレベル信号(例えば5V信号)を受信したUSBDriver15では、Input−Ouput間が電気的に開放された状態になる。一方で、CPU10よりHiレベル信号が送信されたとき、NOTゲート18を介してLoレベル信号を受信したUSBDriver15では、Input−Ouput間が電気的に短絡された状態になり、USBDriver15の出力が有効化される。これにより、USBDriver15の出力、すなわち上位装置2から送られてきたコマンドデータがそのままIC接点16に入力されるようになる。なお、このときアナログスイッチ17a,17bは作動せず、7816−3ICCDriver13の出力はIC接点16に入力されないようになっている。
ここで、本実施形態では、CPU10よりLoレベル信号が送信されたときに、7816−3ICCDriver13の出力が有効化されるようにしたが、例えばCPU10よりHiレベル信号が送信されたときに、7816−3ICCDriver13の出力が有効化されるようにしてもよい。USBDriver15についても同様である。
IC接点16は、接触式ICカード4上に配置された全8個(C1〜C8)のIC端子と当接できるように、一対一対応の8個の接点を有している。そして、これら8個の接点には、それぞれ1本ずつ信号線が接続されている。
ここで、接触式ICカード4上に配置されたC1,C4,C5,C8の計4個のIC端子にアクセスするための4本の信号線(図1では、1本で省略する)は、アナログスイッチ17b及びUSBDriver15の出力側に接続されている。また、接触式ICカード4上に配置されたC2,C3,C6,C7の計4個のIC端子にアクセスするための4本の信号線(図1では、1本で省略する)は、アナログスイッチ17aの出力側に接続されている。
以上説明したように、本実施形態に係るカードリーダ1によれば、ISO/IEC7816−3ICCに対してはC1〜C8の計8個のIC端子にアクセスするための8本の信号線を介して、また、USB−ICCに対してはC1,C4,C5,C8の計4個のIC端子にアクセスするための4本の信号線を介して、適切に情報の記録又は再生を行うことができるので、その結果、使い勝手を向上させて利便性を高めることができる。また、上述したように、アナログスイッチ17a,17b及びNOTゲート18によって排他制御が正常になされるので、機器全体が制御不能に陥るのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1のカード挿入口に挿入されたカードが、ISO/IEC7816−3ICCであるか、USB−ICCであるかを自動判定する処理について詳述する。
[自動判定処理]
図2は、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1の制御方法における自動判定処理を示すフローチャートである。なお、図2は、上位装置2内のDLL処理手順を示しており、上位装置2内のプログラムによって、最初にISO/IEC7816−3ICCに対する活性化指示が行われるようになっている。
図2において、まず、上位装置2は、カードリーダ1に対してISO/IEC7816−3ICCに対する活性化指示を行う(ステップS1)。より具体的には、上位装置2は、カードリーダ1に対し、USB通信回線3を介して、ISO/IEC7816−3ICCの活性化状況を確認可能なコマンドデータ(活性化コマンド)を送信する。なお、この活性化指示を受信したカードリーダ1では、ファームウェア処理により活性化が開始され、その活性化の成否が判断されるが、詳細については図3を用いて後述する。
次いで、上位装置2は、活性化に成功したか否かを判断する(ステップS2)。より具体的には、カードリーダ1より、活性化コマンドの実行結果をレスポンスデータとして受信し、このレスポンスデータに基づき活性化の成否を判断する(すなわち、活性化判断工程を実行する)。なお、このレスポンスデータには、例えば、レスポンス種別(正常又は異常),コマンドコード及びパラメータコード等より構成されるレスポンスフォーマット部と、活性化コマンドの実行結果等より構成されるレスポンスデータ部とが含まれている。
次いで、上位装置2は、ステップS2の処理において活性化に成功したと判定した場合には、ISO/IEC7816−3ICCと通信を開始する(ステップS3)。より具体的には、上位装置2は、USB通信回線3及びUSB−HUB14を介してCPU10に対して所定のコマンドデータを送信する。これを受信したCPU10は、ISO/IEC7816−3で定義されたプロトコルへの変換を行い、また、7816−3ICCDriver13を作動させ、この7816−3ICCDriver13によってISO/IEC7816−3への電気特性の変換を行う。そして、7816−3ICCDriver13は、ISO/IEC7816−3ICC上に配置されたC1〜C8の計8個のIC端子にアクセスするための8本の信号線に、プロトコル変換されたデータを出力し、ISO/IEC7816−3ICCと通信を行う。その後、通信が終了すると、本サブルーチンを終了する。
一方で、上位装置2は、ステップS2の処理において活性化に失敗したと判定した場合には、USB−ICCに対する活性化指示を行う(ステップS4)。より具体的には、上位装置2は、カードリーダ1に対し、USB通信回線3を介して、USB−ICCの活性化状況を確認可能なコマンドデータ(活性化コマンド)を送信する。なお、この活性化指示を受信したカードリーダ1では、ファームウェア処理によりUSBDriver15が有効化されるが、詳細については図4を用いて後述する。
次いで、上位装置2は、USB−HUB14及び有効化されたUSBDriver15を介して、USB−ICCから発せられるPnP(Plug and Play)の有無を監視する(ステップS5)。ステップS5の処理において、PnPの発生を検知し、活性化に成功したと判定した場合には、USB−ICCとの通信を開始する(ステップS6)。その後、通信が終了すると、本サブルーチンを終了する。
一方で、ステップS5の処理において、PnPの発生を検知できず、活性化に失敗したと判定した場合には、カードリーダ1に対して非活性化指示を行う(ステップS7)。その後、エラー終了として処理を中断する。
以下、図2に示すステップS1,ステップS4,及びステップS7のそれぞれ処理に応じて、カードリーダ1でなされるファームウェア処理の流れについて詳述する。
図3は、活性化指示(図2のステップS1)を受けたカードリーダ1におけるファームウェア処理の流れを示すフローチャートである。
図3において、まず、カードリーダ1のCPU10は、上位装置2から活性化コマンドを受信すると、アナログスイッチ17a,17b及びNOTゲート18に対してLoレベル信号("L"の選択信号)を送信する(ステップS11)。これにより、上述のとおり、アナログスイッチ17a,17bが作動し、7816−3ICCDriver13の出力が有効化される一方で、NOTゲート18を介してHIレベル信号を受信したUSBDriver15ではInput−Ouput間が電気的に開放された状態になる。
次いで、カードリーダ1は、ISO/IEC7816−3の手順に沿って、IC接点16を介してISO/IEC7816−3ICCに対する活性化処理を開始する(ステップS12)。すなわち、カードリーダ1のCPU10は、上位装置2から受信した活性化コマンドに基づいてプロトコル変換されたデータを、ISO/IEC7816−3ICCに送信する。
次いで、カードリーダ1のCPU10は、ステップS12の活性化処理に対し、ISO/IEC7816−3ICCが初期応答(ATR)を返してきたかどうかを判断する(ステップS13)。このATRを受信した場合には、ISO/IEC7816−3ICCに対する活性化は成功したと判定し、活性化成功フラグをRAM12にセットする(ステップS14)。そして、CPU10は、レスポンスデータとして、RAM12から読み出した活性化成功フラグを含めた活性化コマンドの実行結果を上位装置2に送信した後、本サブルーチンを終了する。
一方で、ATRを受信しなかった場合には、ISO/IEC7816−3ICCに対する活性化は失敗したと判定し、レスポンスデータとして、その旨(活性化失敗)を含めた活性化コマンドの実行結果を上位装置2に送信した後(ステップS15)、本サブルーチンを終了する。
図4は、活性化指示(図1のステップS4)を受けたカードリーダ1におけるファームウェア処理の流れを示すフローチャートである。
図4において、カードリーダ1のCPU10は、上位装置2からの活性化コマンドを受信すると、アナログスイッチ17a,17b及びNOTゲート18に対してHiレベル信号("H"の選択信号)を送信する(ステップS21)。これにより、上述のとおり、NOTゲート18を介してLoレベル信号を受信したUSBDriver15では、Input−Ouput間が電気的に短絡された状態になり、USBDriver15の出力が有効化される。その後、ステップS21の処理が終了すると、本サブルーチンを終了する。
図5は、非活性化指示(図1のステップS7)を受けたカードリーダ1におけるファームウェア処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、まず、カードリーダ1のCPU10は、上位装置から非活性化コマンドを受信すると、現在の選択信号が"L"であるか否かを判断する(ステップS31)。現在の選択信号が"L"であると判定した場合(すなわち、7816−3ICCDriver13の出力が有効化されていると判定した場合)には、ISO/IEC7816−3の手順に沿って、IC接点16を介してISO/IEC7816−3ICCに対する非活性化処理を行う(ステップS32)。その後、本サブルーチンを終了する。
一方で、CPU10は、現在の選択信号が"L"でないと判定した場合(すなわち、選択信号は"H"であり、USBDriver15の出力が有効化されていると判定した場合)には、アナログスイッチ17a,17b及びNOTゲート18に対して"L"の選択信号を送信する(ステップS33)。これにより、USBDriver15では、Input−Ouput間が電気的に開放された状態になる。その後、本サブルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るカードリーダ1の制御方法によれば、カード挿入口に挿入されたカードがISO/IEC7816−3ICC又はUSB−ICCのいずれであっても、情報の記録又は再生を行うことができるので、利便性の高いハイブリッド型のカードリーダを提供することができる。
[変形例]
図6は、本発明の他の実施の形態に係るカードリーダ1の制御方法における自動判定処理を示すフローチャートである。より具体的に説明すると、図2に示すフローチャートでは、上位装置2内のプログラムによって、最初にISO/IEC7816−3ICCに対する活性化指示が行われるようになっていたが、図6に示すフローチャートでは、上位装置2内のプログラムによって、最初にUSB−ICCに対する活性化指示が行われるようになっている。
すなわち、まず、上位装置2は、USB−ICCに対する活性化指示を行い(ステップS41)、USB−ICCから発せられるPnPの有無を監視し(ステップS42)、PnPの発生を検知し、活性化に成功したと判定した場合には、USB−ICCとの通信を開始する(ステップS43)。一方で、PnPの発生を検知できず、活性化に失敗したと判定した場合には、カードリーダ1に対してISO/IEC7816−3ICCに対する活性化指示を行う(ステップS44)。その後、活性化に成功したか否かを判断し(ステップS45)、活性化に成功したと判定した場合には、ISO/IEC7816−3ICCと通信を開始する(ステップS46)。
以上説明したように、カードリーダ1の制御方法における自動判定処理において、上位装置2内のプログラムによって、最初にUSB−ICCに対する活性化指示が行われるようにしてもよい。
また、市場によっては、ISO/IEC7816−3ICCのみが使用されたり、USB−ICCのみが使用されたりする場合がある。かかる場合には、図2〜図6を用いて説明した自動判定処理は必要ないので、選択スイッチ19(チップジャンパーなどでも構わない)を操作する。より具体的には、選択スイッチ19のうち、SW1をOFF,SW2をONとすることで、CPU10からは常に"L"の選択信号が出力され、常時7816−3ICCDriver13の出力のみを有効化することができる。これにより、ISO/IEC7816−3ICCに対する通信のみが行われる。一方で、選択スイッチ19のうち、SW1をON,SW2をOFFとすることで、CPU10からは常に"H"の選択信号が出力され、常時USBDriver15の出力のみを有効化することができる。これにより、USB−ICCに対する通信のみが行われる。なお、SW1をOFF,SW2をOFFとすることで、上述した自動判定処理が行われる。
さらに、本実施形態では、自動判定処理の際に、ISO/IEC7816−3で定義されたプロトコルへの変換を行うこととしたが、例えば、ISO/IEC7816−10で定義されたプロトコルへの変換を行うこともできる。これにより、ISO/IEC7816−10ICCの自動判別も可能となる。
本発明に係るカードリーダ及びカードリーダの制御方法は、使い勝手を向上させ、利便性を高めるとともに、機器全体が制御不能に陥るのを防ぐことが可能なものとして有用である。
本発明の実施の形態に係るカードリーダの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るカードリーダの制御方法における自動判定処理を示すフローチャートである。 活性化指示(図1のステップS1)を受けたカードリーダにおけるファームウェア処理の流れを示すフローチャートである。 活性化指示(図1のステップS4)を受けたカードリーダにおけるファームウェア処理の流れを示すフローチャートである。 非活性化指示(図1のステップS7)を受けたカードリーダにおけるファームウェア処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係るカードリーダの制御方法における自動判定処理を示すフローチャートである。 ISO/IEC7816−3ICC通信を行うためのICカードリーダライタの電気的構成を示すブロック図である。 USB−ICCと通信を行うためのICカードリーダライタの電気的構成を示すブロック図である。 ISO/IEC7816−3ICC又はUSB−ICCにおける各IC端子の配置と名称を示す図である。
符号の説明
1 カードリーダ
2 上位装置
3 USB通信回線
4 接触式ICカード
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 7816−3ICCDriver
14 USB−HUB
15 USBDriver
16 IC接点
17 アナログスイッチ
18 NOTゲート
19 選択スイッチ
20 USBコネクタ

Claims (8)

  1. カード挿入口より挿入されたカードに対して、IC接点を介して情報の記録又は再生を行うカードリーダにおいて、
    USBプロトコルに準拠したUSBカードとの間でデータ通信を行うためのUSB通信回線と、
    非USBプロトコルに準拠した非USBカードとの間でデータ通信を行うための非USB通信部と、
    上位装置からの回線を前記USB通信回線と前記非USB通信部に分岐させる回線分岐手段と、
    前記USB通信回線と前記非USB通信部との切り替えを行う切り替え部とを有することを特徴とするカードリーダ。
  2. カード挿入口より挿入されたカードに対して、IC接点を介して情報の記録又は再生を行うカードリーダにおいて、
    上位装置とUSB接続される回線を複数の回線に分岐させる回線分岐手段と、
    前記カードがUSBプロトコルに準拠したUSBカードであるとき、前記回線分岐手段を介して前記上位装置から受信したコマンドデータを前記IC接点に転送するUSB転送手段と、
    前記カードが非USBプロトコルに準拠した非USBカードであるとき、前記回線分岐手段を介して前記上位装置から受信したコマンドデータに基づいてプロトコル変換されたデータを前記IC接点に転送する非USB転送手段と、
    前記USB転送手段の出力又は前記非USB転送手段の出力のうちいずれか一方を有効化させる切り替えを行う出力切替手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。
  3. 前記非USB転送手段は、前記回線分岐手段を介して前記上位装置から受信したコマンドデータに基づいて電気特性の変換を行う電気特性変換部と、前記電気特性変換部を作動させる信号処理部と、を有し、
    前記出力切替手段は、前記信号処理部からの制御信号に基づいて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項2記載のカードリーダ。
  4. 前記出力切替手段は、論理ゲートを含み、前記信号処理部からのHiレベル信号又はLoレベル信号に基づいて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項3記載のカードリーダ。
  5. 前記カードリーダは、さらに、前記USB転送手段の出力又は前記非USB転送手段の出力のうち、有効化させるいずれか一方の出力を予め固定的に選択する選択スイッチを備えることを特徴とする請求項2から4のいずれか記載のカードリーダ。
  6. 請求項2から5のいずれか記載のカードリーダを用いて制御するカードリーダの制御方法であって、
    前記上位装置から受信した活性化コマンドデータに基づいて、前記USBカード又は前記非USBカードのうちいずれか一方に対して活性化の成否が判断される活性化判断工程を含み、
    前記活性化判断工程において活性化が失敗した場合には、前記USBカード又は前記非USBカードのうち他方に対して活性化処理が施されることを特徴とするカードリーダの制御方法。
  7. 前記USBカードに対する前記活性化判断工程では、前記USBカードから発せられるPnPの有無によって、活性化の成否が判断されることを特徴とする請求項6記載のカードリーダの制御方法。
  8. 前記非USBカードに対する前記活性化判断工程では、前記非USBカードから発せられるATRの有無によって、活性化の成否が判断されることを特徴とする請求項6又は7記載のカードリーダの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013131187A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Nidec Sankyo Corp Icカードリーダ及びインタフェースic判別方法
CN113723122A (zh) * 2021-08-30 2021-11-30 百富计算机技术(深圳)有限公司 读卡电路、读卡器及读卡系统

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