JP2007025457A - 画像表示プログラム、および画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各画像の優先順位に基づいた表示形態で画像を表示すること。
【解決手段】 CPU101は、表示装置103に表示した各画像のうち、使用者によって入力装置104が操作されて処理が施された画像に対して、施された処理に応じた重み付け係数を用いて重み付け演算を行うことにより重み付け結果を出力する。そして、この重み付け結果に基づいて、各画像に優先順位を設定し、設定された優先順位に基づいた表示形態で、表示装置103に複数の画像を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を表示するための画像表示プログラム、および画像表示プログラムを実行することができる画像表示装置に関する。
次のような情報処理装置が特許文献1によって知られている。この情報処理装置によれば、画像ごとにあらかじめ設定された重要度に応じて、画像の表示方法を変化させる。
2004−164412号公報
しかしながら、従来の情報処理装置によれば、使用者がいちいち重要度を入力する必要があり、この作業がわずらわしいという問題が生じていた。
本発明は、複数の画像のうち、使用者により処理を施された画像に対して、施された処理に応じた重み付け係数を用いて重み付け演算を行うことにより重み付け結果を出力し、重み付け結果に基づいて、複数の画像の優先順位を設定し、設定された優先順位に基づいた表示形態で、複数の画像を表示するよう、各画像を処理することを特徴とする。
このとき、重み付け係数は、使用者が施す処理の種類に応じて設定されているようにしてもよく、重み付け係数を使用者の入力に応じて設定することができるようにしてもよい。
また、重み付け結果を使用者の入力に応じて設定してもよい。
表示形態は、優先順位に応じて複数の画像の少なくとも1つの画像の大きさを変更する表示形態、優先順位に応じて複数の画像の表示順を変更する表示形態、優先順位に応じて複数の画像の少なくとも1つの画像の枠の形状を変更する表示形態、および優先順位に応じて複数の画像の少なくとも1つの画像の枠の色を変更する表示形態の、少なくとも1つの表示形態であることが好ましい。この場合、使用者の入力に応じて表示形態のいずれかを設定するようにしてもよい。
さらに、重み付け結果、および優先順位の少なくとも1つを保存しておき、次回プログラム起動時には、保存した重み付け結果、または優先順位に基づいて、複数の画像を表示してもよい。
本発明によれば、使用者が施す処理に応じた重み付け結果に基づいて、画像ごとの優先順位を設定することができ、使用者の作業負荷を低減することができる。
図1は、本実施の形態における画像表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、例えばパソコンであり、CPU101と、RAM102と、表示装置103と、入力装置104と、記憶装置105と、外部インターフェース106とを備えている。
記憶装置105は、例えばHDD105aなどの磁気ディスクを制御して、磁気ディスクへのデータの読み書きを行う。CPU101は、HDD105aに記憶されている画像表示プログラムをRAM102に読み込んで実行し、後述する画像表示処理を行って、HDD105aに記憶されている画像のサムネイル画像を表示装置103に表示する。表示装置103は、例えばモニタであり、上述したサムネイル画像や、各種メニュー画面などを表示する。入力装置104は、例えばキーボードやマウスであり、使用者によって操作される。外部インターフェース106は、各種外部機器、例えばプリンタ106aを接続するためのインターフェースである。
使用者によって入力スイッチ104が操作され、画像表示プログラムの起動が指示されると、上述したように、CPU101は、HDD105aから画像表示プログラムを読み込んで実行する。その結果、表示装置103に図2に示すようなアプリケーション画面を表示する。このアプリケーション画面は、画像フォルダ選択領域2a、サムネイル表示領域2b、および選択画像操作指示領域2cの3つの領域に分割されている。
画像フォルダ選択領域2aは、画像が記憶されているフォルダを選択するための領域であり、使用者がこの領域内から入力装置104を使用して任意のフォルダを選択することによって、そのフォルダ内に記憶されている画像のサムネイル画像の一覧が、サムネイル表示領域2bに表示される。
なお、HDD105aに記憶されている画像データは、その画像データ内に各画像(元画像)の縮小画像をサムネイル画像データとして保持しており、このサムネイル画像データがサムネイル表示領域2bに表示されることによって、選択されたフォルダ内のサムネイル画像を一覧表示することができる。また、画像フォルダ選択領域2a内に表示するフォルダは、HDD105aに記憶されている物理フォルダを表示するようにしてもよく、あるいはデータベース管理された仮想的なフォルダを表示するようにしてもよい。
選択画像操作指示領域2cには、サムネイル表示領域2b内に表示されたサムネイル画像、または元画像に対して施す処理がそれぞれ割り当てられた複数の処理ボタン(イベントボタン)2d〜2gが配置されている。また、後述する重み付け値(重要度変数)や重み付け係数の編集機能が割り当てられた複数の重み付け編集ボタン2h〜2kが配置されている。さらに、後述するように重み付け値に応じたサムネイル画像の表示モードを変更する機能が割り当てられた複数の表示モード変更ボタン2l〜2nが配置されている。
使用者によって入力装置104を使用してサムネイル表示領域2b内に表示された1枚以上のサムネイル画像が選択され、さらに選択画像操作指示領域2cに表示されている任意のボタンが押下されると、選択されたサムネイル画像に対して、押下されたボタンに割り当てられている処理を施す。
処理ボタンには、「拡大表示」ボタン2d、「印刷」ボタン2e、「編集」ボタン2f、および「名前変更」2gボタンが含まれている。
例えば、使用者がサムネイル表示領域2b内の1枚以上のサムネイル画像を選択した状態で、「拡大表示」ボタン2dを押下すると、選択されたサムネイル画像が所定の割合だけ拡大する。すなわち、サムネイル表示領域2b内に表示されたサムネイル画像一覧の中で、選択されたサムネイル画像のみを大きく表示する。
また、使用者がサムネイル表示領域2b内の1枚以上のサムネイル画像を選択した状態で、「印刷」ボタン2eを押下すると、選択されたサムネイル画像の元画像データが外部インターフェース106へ出力され、プリンタ106aを介して印刷される。また、「編集」ボタン2fを押下すると、選択されたサムネイル画像の元画像を編集するための編集画面が起動して、表示装置103に表示される。「名前変更」ボタン2gを押下すると、各サムネイル画像に対応する元画像の名称(ファイル名)が変更できる。
このように、使用者によってサムネイル画像が選択され、そのサムネイル画像、または元画像に対して処理ボタン2d〜2gのいずれかに応じた処理が施された場合には、CPU101は、各サムネイル画像に対して、その施された処理に応じた重み付け係数を用いて重み付けを行う。このとき、各処理に応じた重み付け係数は、例えば図3の重み付け係数テーブルに示すように、各処理(イベント)ごとに設定されている。なお、各サムネイル画像の重み付け値の初期値は0であり、各サムネイル画像に設定された重み付け値は、例えば図4の重み付け値テーブルに示すような表形式のデータとして、HDD105aに記憶される。
例えば、使用者によって「拡大表示」ボタン2dが押下され、サムネイル画像の拡大表示が行われた場合には、CPU101は、そのサムネイル画像の重み付け値に重み付け係数として1を加算する。また、「印刷」ボタン2eが押下され、元画像の印刷が行われた場合には、CPU101は、そのサムネイル画像の重み付け値に重み付け係数として2を加算する。また、「編集」ボタン2fが押下され、元画像が編集された場合には、CPU101は、そのサムネイル画像の重み付け値に重み付け係数として3を加算する。また、「名前変更」ボタン2gが押下され、サムネイル画像の画像名称が変更された場合には、CPU101は、そのサムネイル画像の重み付け値には重み付け係数として0を加算する。
このように各サムネイル画像に対して種々の処理が施されるごとに、各サムネイル画像の重み付け値が加算されていく。この各サムネイル画像に設定された重み付け値は、選択画像操作指示領域2cに配置された重み付け編集ボタン、すなわち「加算」ボタン2h、「減算」ボタン2i、および「クリア」ボタン2jを操作して、変更することができる。
すなわち、使用者によってサムネイル表示領域2b内の1枚以上のサムネイル画像が選択された状態で、「加算」ボタン2hが押下されると、CPU101は、選択されたサムネイル画像の重み付け値に1を加算し、重み付け値テーブルを更新する。また、サムネイル画像が選択された状態で「減算」ボタン2iが押下されると、選択されたサムネイル画像の重み付け値から1を減算し、重み付け値テーブルを更新する。また、「クリア」ボタン2jが押下されると、CPU101は、選択されたサムネイル画像の重み付け値を一律0に初期化し、重み付け値テーブルを更新する。
また、使用者によって「重み付け係数対応表編集」ボタン2kが押下されると、CPU101は、図3に示した重み付け係数対応表を表示装置103に表示させる。使用者は、重み付け係数対応表を参照しながら入力装置104を使用して、各処理に割り当てられた重み付け係数を変更できる。
このようにしてCPU101は、各サムネイル画像に設定された重み付け値に応じてサムネイル画像の優先順位を決定し、この優先順位に基づいて、サムネイル表示領域2bに表示するサムネイル画像の表示形態を変更する。本実施の形態では、サムネイル画像の表示形態として、優先順位に応じて各サムネイル画像の大きさを変更する表示形態、優先順位に応じて各サムネイル画像の表示順を変更する表示形態、および優先順位に応じて各サムネイル画像の枠幅を変更する表示形態のいずれかにより、サムネイル画像をサムネイル表示領域2b内に一覧表示する。具体的には、次のように処理する。
まず、使用者は、上述したいずれの表示形態でサムネイル画像を表示するかを選択するために、表示モード変更ボタンを操作して、サムネイル画像の表示モードを選択する。すなわち使用者は、「大きさ」ボタン2l、「並び順」ボタン2m、または「枠幅」ボタン2nのいずれかを押下することによって、各ボタンに対応した表示モードを選択する。
使用者によって「大きさ」ボタン2lが押下され、表示モードとして「大きさ」が指定された場合には、CPU101が優先順位に応じて各サムネイル画像の大きさを変更する表示形態を選択する。この表示形態では、CPU101が各サムネイル画像に設定された重み付け値に基づいて優先順位を決定し、その優先順位に応じた大きさでサムネイル画像を表示する。本実施の形態では、例えば、CPU101が重み付け値に応じて、各サムネイル画像に次の3つの優先順位を付与し、それぞれの優先順位に応じた大きさにサムネイル画像を拡大する。
(1)優先順位1
優先順位1は、CPU101によって重み付け値が20以上のサムネイル画像に設定される。CPU101は、優先順位1が設定されたサムネイル画像を初期サイズの1.5倍の大きさに拡大して、サムネイル表示領域2bに表示する。
(2)優先順位2
優先順位2は、CPU101によって重み付け値が6以上、20未満のサムネイル画像に設定される。CPU101は、優先順位2が設定されたサムネイル画像を初期サイズの1.2倍の大きさに拡大して、サムネイル表示領域2bに表示する。
(3)優先順位3
優先順位3は、CPU101によって重み付け値が0以上、6未満のサムネイル画像に設定される。CPU101は、優先順位3が設定されたサムネイル画像を初期サイズのままサムネイル表示領域2bに表示する。換言すれば、CPU101は、優先順位3のサムネイル画像を初期サイズの1.0倍の大きさに拡大して表示する。
使用者によって「並び順」ボタン2mが押下され、表示モードとして「並び順」が指定された場合には、CPU101が優先順位に応じて各サムネイル画像の並び順を変更する表示形態を選択する。この表示形態では、CPU101が重み付け値の降順に優先順位を設定して、設定した優先順位の順番でサムネイル画像をサムネイル表示領域2bに表示する。すなわち、CPU101が重み付け値の大きいサムネイル画像から順番に表示することにより、サムネイル表示領域2bにおいて、重み付け値の大きいサムネイル画像が上位に表示され、重み付け値の小さいサムネイル画像が下位に表示される。
使用者によって「枠幅」ボタン2nが押下され、表示モードとして「枠幅」が指定された場合には、CPU101が優先順位に応じて各サムネイル画像の周囲に表示する枠幅を変更する表示形態を選択する。この表示形態では、CPU101が各サムネイル画像に設定された重み付け値に基づいて優先順位を決定し、その優先順位に応じた枠幅で囲ってサムネイル画像を表示する。本実施の形態では、例えば、重み付け値に応じて、CPU101が各サムネイル画像に次の3つの優先順位を付与し、それぞれの優先順位に応じた枠幅をサムネイル画像に付加する。
(1)優先順位1
優先順位1は、CPU101によって重み付け値が20以上のサムネイル画像に設定される。CPU101は、優先順位1が設定されたサムネイル画像を線幅が10ptの枠で囲って、サムネイル表示領域2bに表示する。
(2)優先順位2
優先順位2は、CPU101によって重み付け値が6以上、20未満のサムネイル画像に設定される。CPU101は、優先順位2が設定されたサムネイル画像を線幅が5ptの枠で囲って、サムネイル表示領域2bに表示する。
(3)優先順位3
優先順位3は、CPU101によって重み付け値が0以上、6未満のサムネイル画像に設定される。CPU101は、優先順位3が設定されたサムネイル画像を枠で囲わずにサムネイル表示領域2bに表示する。
上述した各表示形態の具体例について説明する。まず、表示モードとして「大きさ」が指定され、優先順位に応じて各サムネイル画像の大きさを変更する表示形態が選択されている場合について、図5により説明する。この場合に、まだいずれのサムネイル画像に対しても使用者によって処理が施されていなければ、全てのサムネイル画像の重み付け値は0であることから、全ての画像の優先順位は3となり、図5(a)に示すように全てのサムネイル画像はサムネイル表示領域2b内に初期サイズで一覧表示される。
その後、サムネイル画像2、4、および6に対して上述した種々の処理が施され、これらの優先順位が2に変化した場合には、図5(b)に示すように、サムネイル画像2、4、および6が初期サイズの1.2倍に拡大される。さらに、サムネイル画像2、および5に対して種々の処理が施され、これらの優先順位が1に変化した場合には、図5(c)に示すように、サムネイル画像2、および5が初期サイズの1.5倍に拡大される。
そして、使用者によって、選択画像操作指示領域2cに配置された重み付け編集ボタンが操作され、サムネイル画像4の重み付け値が編集された結果、サムネイル画像4の優先順位が1に変化した場合には、図5(d)に示すように、サムネイル画像4も初期サイズの1.5倍に拡大される。
次に、使用者によって表示モードとして「並び順」が指定され、優先順位に応じて各サムネイル画像の並び順を変更する表示形態が選択されている場合について、図6により説明する。この場合も、まだいずれのサムネイル画像に対しても使用者によって処理が施されていなければ、全てのサムネイル画像の重み付け値は0であることから、全ての画像の優先順位は3である。
このように、複数のサムネイル画像の優先順位が等しい場合には、所定の表示順、例えばファイル名順でサムネイル画像を一覧表示する。すなわち、図6(a)に示すように全てのサムネイル画像がファイル名順に表示領域2b内に表示される。なお、複数のサムネイル画像の優先順位が等しい場合の表示順は、この他に画像の撮像日時順やファイルサイズ順などとしてもよい。
その後、サムネイル画像2、4、および6に対して上述した種々の処理が施され、これらの優先順位が2に変化した場合には、図6(b)に示すように、サムネイル画像2、4、および6が一覧の前方に表示されるように、サムネイル画像の並び順を変更する。さらに、サムネイル画像2、および5に対して種々の処理が施され、これらの優先順位が1に変化した場合には、図6(c)に示すように、サムネイル画像2、および5が一覧の前方に表示されるように、サムネイル画像の並び順を変更する。
そして、使用者によって、選択画像操作指示領域2cに配置された重み付け編集ボタンが操作され、サムネイル画像4の重み付け値が編集された結果、サムネイル画像4の優先順位が1に変化した場合には、図6(d)に示すように、サムネイル画像4も一覧の前方に表示される。このとき、上述したように複数のサムネイル画像の優先順位が等しい場合には、画像のファイル名順に並べるようにしたので、サムネイル画像4は、優先順位が等しいサムネイル画像2と5の間に表示されるように並び替えられる。
最後に、使用者によって表示モードとして「枠幅」が指定され、優先順位に応じて各サムネイル画像の枠幅を変更する表示形態が選択されている場合について、図7により説明する。図7(a)に示すように、初期状態では全てのサムネイル画像の重み付け値は0であることから、全ての画像の優先順位は3となり、全てのサムネイル画像が枠で囲まれていない状態である。
その後、サムネイル画像2、4、および6に対して上述した種々の処理が施され、これらの優先順位が2に変化した場合には、図7(b)に示すように、サムネイル画像2、4、および6の周りに枠幅(枠線の幅)が5ptの枠を表示する。すなわち、これらのサムネイル画像を枠幅が5ptの枠で囲む。さらに、サムネイル画像2、および5に対して種々の処理が施され、これらの優先順位が1に変化した場合には、図7(c)に示すように、サムネイル画像2、および5を枠幅が10ptの枠で囲む。
そして、使用者によって、選択画像操作指示領域2cに配置された重み付け編集ボタンが操作され、サムネイル画像4の重み付け値が編集された結果、サムネイル画像4の優先順位が1に変化した場合には、図7(d)に示すように、サムネイル画像4の枠幅を10ptに変更する。
上述した処理によって、各サムネイル画像に設定された重み付け値、指定されている表示モード、選択されているフォルダ、およびこの時点の重み付け値テーブルは、画像表示プログラムが終了するときに、終了時の情報としてHDD105aに保存される。そして、次回の、画像表示プログラムの起動時に、前回保存した終了時の情報を読み込んで、前回プログラムを終了した時点の表示形態でサムネイル画像を一覧表示するようにする。なお、プログラム終了時には、重み付け値ではなく優先順位を保存しておくようにしてもよい。
図8は、本実施の形態における画像表示装置の処理を示すフローチャートである。この図8に示す処理は、使用者によって入力スイッチ104が操作され、画像表示プログラムの起動が指示されるとCPU101によって実行される。
ステップS10において、前回終了時の状態、すなわち前回のプログラム終了時に選択されていたフォルダ、重み付け係数テーブル、重み付け値テーブル、および指定されていた表示モードの保存データを、HDD105aから読み込んで、ステップS20へ進む。ステップS20では、表示装置103に図2で上述したアプリケーション画面を表示する。その後、ステップS30へ進む。
ステップS30では、読み込んだ前回終了時の状態に基づいて、前回の表示形態が、上述した優先順位に応じて各サムネイル画像の大きさを変更する表示形態(大きさ)、優先順位に応じて各サムネイル画像の表示順を変更する表示形態(並び順)、および優先順位に応じて各サムネイル画像の枠幅を変更する表示形態(枠幅)のいずれであるかを判定する。
表示形態が「大きさ」であると判断した場合には、ステップS40へ進み、図9により後述する表示形態が大きさ時のサムネイル画像表示処理を実行して、ステップS70へ進む。また、表示形態が「並び順」であると判断した場合には、ステップS50へ進み、図10により後述する表示形態が並び順時のサムネイル画像表示処理を実行して、ステップS70へ進む。これに対して、表示形態が「枠幅」であると判断した場合には、ステップS60へ進み、図11により後述する表示形態が枠幅時のサムネイル画像表示処理を実行して、ステップS70へ進む。このステップS40〜60の処理によって、図2に示したように、サムネイル表示領域2b内にそれぞれの表示形態でサムネイル画像が一覧表示される。
ステップS70では、使用者によって表示モード変更ボタン2l〜2nのいずれかが押下されて、サムネイル画像の表示モードが変更されたか否かを判定する。表示モードが変更されたと判断した場合には、ステップS30へ戻って、変更された表示モードに応じた表示形態への変更処理を行う。一方、表示モードが変更されていないと判断した場合には、ステップS80へ進む。
ステップS80では、使用者によって重み付け係数対応表編集ボタン2kが押下されて、図3に示した重み付け係数テーブルが編集されたか否かを判断する。重み付け係数テーブルが編集されたと判断した場合には、ステップS90へ進み、編集後の重み付け係数テーブルを再読み込みしてステップS100へ進む。これに対して、ステップS80において、重み付け係数対応表が編集されていないと判断した場合には、そのままステップS100へ進む。
ステップS100では、使用者によって画像フォルダ選択領域2a内の現在選択されているフォルダとは異なるフォルダが選択されたか否か、すなわち選択フォルダが変更されたか否かを判断する。選択フォルダが変更されたと判断した場合には、ステップS30へ戻って、変更後のフォルダ内に記憶されている画像のサムネイル画像が現在の表示形態に応じてサムネイル表示領域2bに表示するように、上述した処理を行う。これに対して、選択フォルダが変更されていないと判断した場合には、ステップS110へ進む。
ステップS110では、使用者によって処理ボタン2d〜2gのいずれかが押下されたか否かを判断する。いずれの処理ボタンも押下されていないと判断した場合には、後述するステップS170へ進む。一方、処理ボタン2d〜2gのいずれかが押下されたと判断した場合には、ステップS120へ進む。ステップS120では、上述したように、押下された処理ボタンに割り当てられた処理を実行して、選択されているサムネイル画像、または元画像に処理を施す。そして、図3に示した重み付け係数テーブルを参照して、各画像に施された処理に応じた重み付け係数を、それぞれのサムネイル画像に加算する。その後、ステップS130へ進む。
ステップS130では、ステップS30と同様に、選択されている表示形態が「大きさ」、「並び順」、または「枠幅」のいずれであるかを判定する。そして、判定結果に応じてステップS140〜160のいずれかに進み、重み付け係数加算後の各サムネイル画像の重み付け値に基づいて、図9〜11で後述する各処理を実行して、ステップS170へ進む。
ステップS170では、使用者によって重み付け編集ボタン2h〜2jのいずれかが押下されたか否かを判断して、各サムネイル画像に設定された重み付け値が手動で変更されたか否かを判断する。重み付け値が手動で更新されたと判断した場合には、ステップS130へ戻り、更新後の重み付け値に基づいたサムネイル画像の表示を行う。これに対して、重み付け値が手動で変更されていないと判断した場合には、ステップS180へ進む。
ステップS180では、使用者によって当該画像表示プログラムが終了されたか否かを判断する。画像表示プログラムが終了されていないと判断した場合には、ステップS70へ戻って処理を繰り返す。一方、画像表示プログラムが終了されたと判断した場合には、ステップS190へ進む。ステップS190では、プログラム終了時の状態、すなわち現在選択されていたフォルダ、重み付け係数テーブル、重み付け値テーブル、および現在指定されている表示モードの各データを、HDD105aに保存して、処理を終了する。
図9は、図8のステップS40、および140で実行される表示形態が大きさ時のサムネイル画像表示処理を示すフローチャートである。なお、この図9においては、サムネイル表示領域2b内に表示される各サムネイル画像の表示範囲(表示領域)をPiで表し、iは画像先頭からの表示順を表す整数とする。例えば、図2に示す例では、画像1の表示範囲をP1、画像2の表示範囲をP2と表し、n番目のサムネイル画像の表示範囲をPnと表す。
ステップS210において、i=1として、まず1番目のサムネイル画像の表示範囲P1を処理の対象としてステップS220へ進む。ステップS220では、表示範囲Piのサムネイル表示領域2b内での表示開始位置(x,y)、例えば表示範囲Piの左上の座標値を、サムネイル表示領域2bの左上をX−Y座標系の原点としたときに、原点からサムネイル画像の表示間隔としてマージンmをとった位置、すなわちx=m、y=mとして、ステップS230へ進む。なお、X座標は右方向が正の方向(値が増加する方向)である。また、Y座標は下方向が正の方向である。ステップS230では、サムネイル表示領域2b内の現サムネイル画像の表示範囲Piと同じ行に表示されているサムネイル画像の最大縦サイズhlに0を設定して、ステップS240へ進む。
ステップS240では、表示範囲Piの表示サイズを算出する。例えば、元画像の画像データ内に記憶されているサムネイル画像データの元サイズを、横サイズw0i、および縦サイズh0iとすると、次式(1)および(2)によって表示する横サイズwiおよび縦サイズhiを算出する。なお、次式(1)および(2)において、rは上述した各サムネイル画像に設定された重み付け値に応じて決定される優先順位ごとの拡大率を算出するための関数であり、例えば、r=f(ai)で表される。
wi=w0i×r ・・・(1)
hi=h0i×r ・・・(2)
その後、ステップS250へ進み、式(1)で算出したサムネイル画像の横サイズwiが、あらかじめ設定されたサムネイル表示の最大横サイズwmより大きいか否かを判断する。なお、サムネイル表示の最大横サイズwmは、サムネイル表示領域2bの幅Wより小さいものとする。ステップS250が肯定判定された場合にはステップS270へ進み、wiを最大横サイズwmに置き換える。すなわちwi=wmとする。同時にサムネイル画像の縦横比を維持するために、次式(3)によって、式(2)で算出した縦サイズhiを横サイズwiと同一の縮小率で縮小して、後述するステップS290へ進む。
hi=h0i×wm/w0i ・・・(3)
これに対して、ステップS250が否定判定された場合には、ステップS260へ進む。ステップS260では、式(2)で算出したサムネイル画像の縦サイズhiが、あらかじめ設定されたサムネイル表示の最大縦サイズhmより大きいか否かを判断する。肯定判定された場合にはステップS280へ進み、hiを最大横サイズhmに置き換える。すなわちhi=hmとする。同時にサムネイル画像の縦横比を維持するために、次式(4)によって、式(1)で算出した横サイズwiを縦サイズhiと同一の縮小率で縮小して、ステップS290へ進む。
wi=w0i×hm/h0i ・・・(4)
一方、ステップS260が否定判定された場合には、ステップS290へ進む。ステップS290では、当該サムネイル画像の縦サイズhiが、サムネイル表示領域2b内で現サムネイル画像の表示範囲Piと同じ行に表示されているサムネイル画像の最大縦サイズhlより大きいか否かを判断する。hiがhlより大きいと判断した場合には、ステップS300へ進み、その行の最大縦サイズhlに現サムネイル画像の縦サイズhiを代入して、ステップS310へ進む。これに対して、hiがhl以下であると判断した場合には、そのままステップS310へ進む。
ステップS310では、次式(5)により、次のサムネイル画像の表示範囲(Pi+1)の表示開始x座標値xnを算出して、ステップS320へ進む。
xn=x+wi+m ・・・(5)
ステップS320では、次のサムネイル画像の表示開始位置xnが、サムネイル表示領域2bの幅Wより大きいか、すなわち次のサムネイル画像の表示位置がサムネイル表示領域2bの外にはみ出すか否かを判断する。xnがW以下、すなわち次のサムネイル画像の表示開始位置xnがサムネイル表示領域2bの幅W内に含まれると判断した場合には、現サムネイル画像の表示範囲Piは、サムネイル表示領域2b内に全体を表示することができ、さらに画像右側のマージンmも十分に確保することができると判定して、後述するステップS350へ進む。
これに対して、xnがWより大きい、すなわち次のサムネイル画像の表示開始位置xnがサムネイル表示領域2bの幅Wの外にはみ出すと判断した場合には、現サムネイル画像の表示範囲Piは、サムネイル表示領域2b内に全体を表示することができないか、あるいは画像右側のマージンmが十分に確保することができないと判定して、ステップS330へ進む。
ステップS330では、現サムネイル画像の表示範囲Piを次の行の先頭に表示するために、現サムネイル画像の表示範囲Piのサムネイル表示領域2b内での表示開始位置(x,y)を次式(6)および(7)により算出する。
x=m ・・・(6)
y=y+hl+m ・・・(7)
その後、ステップS340へ進み、次の行のサムネイル画像の最大縦サイズhlとして初期値0を設定して、ステップS350へ進む。ステップS350では、サムネイル表示領域2b内の現サムネイル画像の表示範囲Piの表示位置にサムネイル画像を描画する。すなわち、表示開始位置(x,y)にサムネイル画像の左上を一致させ、横サイズwi、および縦サイズhiのサムネイル画像をサムネイル表示領域2b内に描画する。その後、ステップS360へ進む。
ステップS360では、次のサムネイル画像の表示開始x座標を次式(8)により設定する。
x=x+wi+m ・・・(8)
その後、ステップS370へ進み、画像先頭からの表示順iに1を加算してステップS380へ進む。ステップS380では、iが表示対象のサムネイル画像枚数nより大きいか否かを判定し、i≦nであると判定した場合には、ステップS240へ戻って処理を繰り返す。これに対して、i>nであると判定した場合には、処理を終了する。
図10は、図8のステップS50、および150で実行される表示形態が並び順時のサムネイル画像表示処理を示すフローチャートである。この図10では、サムネイル表示領域2b内に表示される各サムネイル画像の表示範囲をPi、およびPjで表し、i、jは画像先頭からの表示順を表す整数であるものとする。なお、この図10に示す処理は、一般的なソートアルゴリズムであるため詳細な説明は省略する。また、この処理は、図10に示す以外のその他の公知のソートアルゴリズムを使用してもよい。
ステップS410において、i=1として、まず1番目のサムネイル画像の表示範囲、例えば画像1が表示されている表示範囲を処理の対象としてステップS420へ進む。ステップS420では、j=i+1とし、サムネイル画像の表示範囲Pjは、表示範囲Piに表示するサムネイル画像の次に表示されるサムネイル画像を表示する領域となるように設定する。
その後、ステップS430へ進み、表示範囲Piに表示されているサムネイル画像の優先順位aiと、表示範囲Pjに表示されているサムネイル画像の優先順位ajとを比較し、ai<ajであるか否か、すなわちPjに表示されているサムネイル画像の優先順位の方がPiに表示されているサムネイル画像の優先順位よりも高いか否かを判断する。
ai<ajであると判断した場合には、ステップS440へ進み、表示範囲Piに表示されているサムネイル画像と表示範囲Pjに表示されているサムネイル画像とを入れ替えて、ステップS450へ進む。一方、ai≧ajであると判定された場合には、そのままステップS450へ進む。
ステップS450では、j=j+1としてステップS460へ進み、jが表示対象のサムネイル画像枚数nより大きいか否かを判定する。j≦nであると判定した場合には、ステップS430へ戻って処理を繰り返す。これに対して、j>nであると判定した場合には、ステップS470へ進む。
ステップS470では、i=i+1としてステップS480へ進む。iが表示対象のサムネイル画像枚数nより大きいか否かを判定する。i≦nであると判定した場合には、ステップS420へ戻って処理を繰り返す。これに対して、i>nであると判定した場合には、処理を終了する。
図11は、図8のステップS60、および160で実行される表示形態が枠幅時のサムネイル画像表示処理を示すフローチャートである。この図11では、サムネイル表示領域2b内に表示される各サムネイル画像の表示範囲をPiで表し、iは画像先頭からの表示順を表す整数であるものとする。
ステップS510において、i=1として、まず1番目のサムネイル画像の表示範囲、例えば画像1が表示されている表示範囲を処理の対象としてステップS520へ進む。ステップS520では、次式(9)により、表示範囲Piに表示するサムネイル画像の枠幅fwを算出する。なお、次式(9)において、sは上述した各サムネイル画像に設定された重み付け値に応じて決定される優先順位ごとの枠幅を算出するための関数であり、例えば、s=f(ai)で表される。
fw=s ・・・(9)
その後、ステップS530へ進み、iに1を加算して、次の表示範囲Piを処理対象として、ステップS540へ進む。ステップS540では、iが表示対象のサムネイル画像枚数nより大きいか否かを判定する。i≦nであると判定した場合には、ステップS520へ戻って処理を繰り返す。これに対して、i>nであると判定した場合には、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)各サムネイル画像、または元画像に対して施される処理に応じた重み付け係数を用いて重み付け演算を行って重み付け値を算出し、算出した重み付け値に基づく優先順位を設定して、優先順位に応じた表示形態でサムネイル画像を表示するようにした。これによって、使用者によって処理が施された画像の優先順位を上げて、それらが優先的に表示されるような表示形態でサムネイル画像を表示することができ、使用者の利便性が向上する。また、使用者が各サムネイル画像に対して個別に優先順位を設定する必要がないため、使用者の作業負荷を低減することができる。
(2)重み付けに用いる重み付け係数を使用者が施す処理の種類に応じて設定するようにした。これによって、処理の種類ごとに重み付け係数を設定して、処理の重要度に応じた優先順位を設定することができる。
(3)使用者は、重み付け係数対応表編集ボタン2kを押下することによって、各処理に応じた重み付け係数の値を変更(設定)できるようにした。すなわち、使用者は図3の重み付け係数テーブルの重み付け係数を設定することができるようにした。これによって、使用者が自由に各処理ごとの重み付け係数を設定することができ、使用者によって処理の重要度が異なる場合でも、各使用者に応じた適切な重み付け係数を設定することができるようになる。
(4)使用者は重み付け編集ボタン2h〜2jを操作して、各サムネイル画像に設定された重み付け値を編集(設定)できるようにした。これによって、使用者が意図しない重み付けがなされた場合であっても、それを修正することができる。
(5)表示モードとして「大きさ」、「並び順」、および「枠幅」を選択できるようにし、選択されたそれぞれの表示モードでサムネイル画像を一覧表示するようにした。これによって、使用者は好みの表示モードでサムネイル画像を閲覧できるようになり、利便性を向上することができる。
(6)プログラム終了時に、重み付け係数テーブル、重み付け値テーブル、および指定されている表示モードを保存するようにし、次回起動時にはこれらの情報を読み込んで、前回プログラム終了時の表示形態を復元するようにした。これによって、自動的に前回の表示形態でサムネイル画像を表示することができ、使用者が好みの表示形態でサムネイル画像を表示するための手間を省くことができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の画像表示装置は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、優先順位に応じて各サムネイル画像の大きさを変更する表示形態が選択されている場合には、優先順位が高いサムネイル画像のサイズを拡大する例について説明した。しかしこれに限定されず、優先順位の低いサムネイル画像のサイズを縮小するようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、優先順位に応じて各サムネイル画像の枠幅を変更する表示形態が選択された場合に、各サムネイル画像の周りに表示する枠幅を変更する例について説明した。しかしながら、枠幅を変更する代わりに、枠の色相や枠色の濃さを変化させるようにしてもよい。この場合、選択画像操作指示領域2cの中に表示モード変更ボタンとして「大きさ」ボタン2l、「並び順」ボタン2m、「枠幅」ボタン2nの他に「枠色」ボタンを設ける。使用者により「枠色」ボタンが押下されると、CPU101が枠色の表示形態のモードを設定する。そしてCPU101は、対象となるサムネイル画像に対して優先順位に応じた色の枠を表示する。
(3)上述した実施の形態では、使用者によって指定された表示モードに基づいて、表示形態を変化させる例について説明した。しかしこれに限定されず、例えば、サムネイル画像の大きさを変化させると同時に、表示順の並び替えを行うように、複数の表示モードを組み合わせた表示形態としてもよい。
(4)上述した実施の形態では、各サムネイル画像、または元画像に対して処理が施された場合には、そのサムネイル画像に対して、処理に応じた重み付け係数を用いて重み付けを行う例について説明した。しかしこれに限定されず、サムネイル画像単位に処理が施されたときに重み付け演算を行うか否かを設定できるようにし、重み付け演算を行うように設定されたサムネイル画像に対しては重み付け演算を行い、重み付け演算を行わないように設定されたサムネイル画像に対しては重み付け演算を行わないようにしてもよい。
(5)上述した実施の形態では、表示形態として「大きさ」または「枠幅」が選択されている場合には、各サムネイル画像に設定された重み付け値が取り得る範囲に基づいて、優先順位1〜3のいずれかを判定する例について説明した。しかしこれに限定されず、例えば重み付け値が大きい順に、各サムネイル画像に対して一意の優先順位を割り振るようにしてもよい。
(6)上述した実施の形態では、サムネイル表示領域2bには、各画像が画像データ内に保持しているサムネイル画像データを一覧表示する例について説明した。しかしこれに限定されず、サムネイル表示領域2bには、元画像をそのまま、あるいは元画像を拡大または縮小して一覧表示するようにしてもよい。
(7)上述の実施の形態では、図8のステップS190において重み付け値テーブルを保存し、ステップS10においてその重み付け値テーブルを読み出すことにより、優先順位に応じてサムネイル画像を表示する例について説明した。しかしこれに限定されず、ステップS190において優先順位テーブルを保存し、ステップS10においてその優先順位テーブルを読み出すことにより優先順位に応じてサムネイル画像を表示するようにしてもよい。優先順位テーブルとは、画像名と、重み付け値により決められた優先順位との対応を示すテーブルである。優先順位テーブルは重み付け値テーブルに基づいて作成される。すなわち、CPU101が重み付け値テーブルの重み付け値に基づいて各画像ごとに前述した優先順位を割り振って、優先順位テーブルを作成する。また、CPU101が単に重み付け値テーブルを重み付け値で降順にソート(並べ替え)することにより、優先順位テーブルを作成するようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
画像表示装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 アプリケーション画面の具体例を示す図である。 重み付け係数テーブル(重み付け係数対応表)の具体例を示す図である。 重み付け値テーブル(各サムネイル画像に設定された重み付け値)の具体例を示す図である。 優先順位に応じて各サムネイル画像の大きさを変更する表示形態が選択された場合のサムネイル画像の表示例を示す図である。 優先順位に応じて各サムネイル画像の並び順を変更する表示形態が選択された場合のサムネイル画像の表示例を示す図である。 優先順位に応じて各サムネイル画像の枠幅を変更する表示形態が選択された場合のサムネイル画像の表示例を示す図である。 画像表示装置の処理を示すフローチャート図である。 表示形態が大きさ時のサムネイル画像表示処理を示すフローチャート図である。 表示形態が並び順時のサムネイル画像表示処理を示すフローチャート図である。 表示形態が枠幅時のサムネイル画像表示処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 画像表示装置
101 CPU
102 RAM
103 表示装置
104 入力装置
105 記憶装置
105a HDD
106 外部インターフェース
106a プリンタ

Claims (14)

  1. 複数の画像を表示する画像表示プログラムであって、
    前記複数の画像のうち、使用者により処理を施された画像に対して、施された処理に応じた重み付け係数を用いて重み付け演算を行うことにより重み付け結果を出力する重み付け処理と、
    前記重み付け結果に基づいて、前記複数の画像の優先順位を設定する優先順位設定処理と、
    前記優先順位設定処理で設定された優先順位に基づいた表示形態で、前記複数の画像を表示するよう、各画像を処理する表示制御処理とを有することを特徴とする画像表示プログラム。
  2. 請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
    前記重み付け係数は、使用者が施す処理の種類に応じて設定されていることを特徴とする画像表示プログラム。
  3. 請求項2に記載の画像表示プログラムにおいて、
    前記重み付け係数を、使用者の入力に応じて設定する重み付け係数設定処理をさらに有することを特徴とする画像表示プログラム。
  4. 請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
    前記重み付け結果を、使用者の入力に応じて設定する重み付け結果設定処理をさらに有することを特徴とする画像表示プログラム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示プログラムにおいて、
    前記表示形態は、前記優先順位に応じて前記複数の画像の少なくとも1つの画像の大きさを変更する表示形態、前記優先順位に応じて前記複数の画像の表示順を変更する表示形態、前記優先順位に応じて前記複数の画像の少なくとも1つの画像の枠の形状を変更する表示形態、および前記優先順位に応じて前記複数の画像の少なくとも1つの画像の枠の色を変更する表示形態の、少なくとも1つの表示形態であることを特徴とする画像表示プログラム。
  6. 請求項5に記載の画像表示プログラムにおいて、
    使用者の入力に応じて前記表示形態のいずれかを設定する表示形態設定処理をさらに有することを特徴とする画像表示プログラム。
  7. 請求項1に記載の画像表示プログラムにおいて、
    前記重み付け結果、および前記優先順位の少なくとも1つを保存しておき、次回プログラム起動時には、保存した前記重み付け結果、または前記優先順位に基づいて、前記複数の画像を表示する再表示処理をさらに有することを特徴とする画像表示プログラム。
  8. 複数の画像を表示することができる画像表示装置であって、
    前記複数の画像のうち、使用者により処理を施された画像に対して、施された処理に応じた重み付け係数を用いて重み付け演算を行うことにより重み付け結果を出力する重み付け手段と、
    前記重み付け結果に基づいて、前記複数の画像の優先順位を設定する優先順位設定手段と、
    前記優先順位設定手段で設定された優先順位に基づいた表示形態で、前記複数の画像を表示するよう、各画像を処理する表示制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項8に記載の画像表示装置において、
    前記重み付け係数は、使用者が施す処理の種類に応じて設定されていることを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項9に記載の画像表示装置において、
    前記重み付け係数を、使用者の入力に応じて設定する重み付け係数設定手段をさらに備えることを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項8に記載の画像表示装置において、
    前記重み付け結果を、使用者の入力に応じて設定する重み付け結果設定手段をさらに備えることを特徴とする画像表示装置。
  12. 請求項8〜11のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    前記表示形態は、前記優先順位に応じて前記複数の画像の少なくとも1つの画像の大きさを変更する表示形態、前記優先順位に応じて前記複数の画像の表示順を変更する表示形態、前記優先順位に応じて前記複数の画像の少なくとも1つの画像の枠の形状を変更する表示形態、および前記優先順位に応じて前記複数の画像の少なくとも1つの画像の枠の色を変更する表示形態の、少なくとも1つの表示形態であることを特徴とする画像表示装置。
  13. 請求項12に記載の画像表示装置において、
    使用者の入力に応じて前記表示形態のいずれかを設定する表示形態設定手段をさらに備えることを特徴とする画像表示装置。
  14. 請求項8に記載の画像表示装置において、
    前記重み付け結果、および前記優先順位の少なくとも1つを保存しておき、次回の画像表示時には、保存した前記重み付け結果、または前記優先順位に基づいて、前記複数の画像を表示する再表示手段をさらに備えることを特徴とする画像表示装置。
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