JP2007024575A - 色情報測定装置 - Google Patents

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恒久 渡部
Takayuki Taminaga
隆之 民長
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Abstract


【課題】 コストを抑制しつつ、分解能を向上できる色情報測定装置を提供する。
【解決手段】 この色情報測定装置は、発光部20が有する赤色発光ダイオード31,緑色発光ダイオード32,青色発光ダイオード33から被測定物12に照射される互いに異なる波長の3つの光束L31,L32,L33は被測定物12上での共通の照射領域44を有すると共に、この被測定物12上での共通の照射領域44は、反射光R31,R32,R33が集光レンズ23とスリット部材24を経由してフォトダイオード25に入射するような被測定物12上の観測領域45を包含している。したがって、異なる波長の3つの光束L31〜L33が重なった共通の照射領域44を確実に観測領域45とすることができ、この観測領域45からの異なる波長の複数の反射光R31〜R33の強度を等価に観測することができ、測定精度を向上できる。
【選択図】 図1A

Description

この発明は、色情報測定装置に関し、一例として、発光部から波長の異なる複数の光束を被測定物に照射し、この被測定物からの各波長の反射光の強度を測定することにより、被測定物の色情報を数値化し、カラープリンタ、カラー複写機などの印刷装置や液晶ディスプレイなどの画像表示装置に色情報を出力する色情報測定装置に関する。
近年、コンピュータの出力装置として、インクジェットプリンタなどの多くの印刷装置が広く用いられている。インクジェットプリンタのようなカラープリンタでは、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の3色の色インクにブラック(K)を加えた4色の色インクでカラー画像を印刷する。
しかしながら、ヘッドからのインク吐出量の経時変化や環境差、インクカートリッジの個体差などによってカラーバランスが変化し、色の階調を一定に保てない。
そこで、プリンタの出力部付近にカラーセンサを設置し、このカラーセンサからの出力をフィードバックすることにより、濃度または色度の調整を行うことが望まれている。
図10に、特許文献1(特開2003−107830号公報)に開示されている従来のカラーセンサ114の構成を示す。白色光源111から照射された光束は、被測定物112で反射し、受光素子113に入射する。この受光素子113は、図11に示すように、赤、緑、青のそれぞれ独立した画素115,116,117を備え、この各画素はそれぞれ光電変換素子を備える。さらに、この各画素115,116,117は、それぞれ、赤、緑、青の波長を透過する波長フィルタを備えている。この各画素において、それぞれ、赤、緑、青の光強度を測定することにより、被測定物112の色情報を数値化することができる。この色情報を数値化して得た出力をプリンタへフィードバックすることで、カラープリンタの印刷状態の補正を行なうことができる。
しかしながら、前述のカラーセンサが備える波長フィルタは高価であり、また、カラーセンサとしての分解能も不十分であった。
特開2003−107830号公報
そこで、この発明の課題は、コストを抑制しつつ、分解能を向上できる色情報測定装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の色情報測定装置は、発光波長が互いに異なる複数の発光素子を有する発光部と、
上記発光部からの波長の異なる複数の光束を被測定物へ照射させる照射部と、
受光した波長の異なる複数の光をそれぞれ電気信号に変換して出力する受光素子と、
上記被測定物からの反射光を上記受光素子に集光する集光部と、
上記発光素子から上記被測定物に照射される互いに異なる波長の複数の光束は上記被測定物上での共通の照射領域を有し、
上記被測定物上での共通の照射領域が、反射光が上記集光部を経由して受光素子に入射するような上記被測定物上の観測領域を包含していることを特徴としている。
この発明の色情報測定装置によれば、発光部の複数の発光素子が波長の異なる複数の光束を発生し、照射部は発光部からの波長の異なる複数の光束を被測定物へ照射させる。そして、集光部は、被測定物からの反射光を受光素子に集光し、受光素子は受光した波長の異なる複数の光をそれぞれ電気信号に変換して出力する。この受光素子が出力する電気信号によって、被測定物が反射する各波長の反射光の強度を測定できる。この反射光の強度を測定することにより、被測定物の色情報を正確に測定することができる。
さらに、この発明では、発光素子から被測定物に照射される互いに異なる波長の複数の光束は被測定物上での共通の照射領域を有すると共に、この被測定物上での共通の照射領域は、反射光が集光部を経由して受光素子に入射するような被測定物上の観測領域を包含している。したがって、異なる波長の複数の光束が重なった共通の照射領域を確実に観測領域とすることができ、この観測領域からの異なる波長の複数の反射光の強度を等価に観測することができ、測定精度を向上できる。したがって、この発明によれば、高価な波長フィルタを用いずにコストを抑制しつつ、高分解能で高精度な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置では、上記発光部は、発光波長が互いに異なる3つの発光素子を有する。
この実施形態の色情報測定装置によれば、発光部は、3つの発光素子によって、波長の異なる3つの光束を発生し、照射部を経由して、被測定物へ照射する。よって、この3つの光束の3つの波長を選択することにより、可視光全域に渡る測定が容易となり、測定精度を向上できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記3つの発光素子は、それぞれ、発光波長が赤、緑、青に対応している。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記3つの発光素子の発光波長が赤、緑、青に対応しているので、可視光全域に渡る測定が容易となり、測定精度を向上できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記集光部と上記受光素子との間に配置されたスリット部材を備え、上記スリット部材は円形のスリットを有し、上記被測定物上の観測領域が円形である。
この実施形態の色情報測定装置によれば、スリット部材が円形のスリットを有することによって、被測定物上の観測領域を円形にする。この円形の観測領域により、被測定物上での照射領域から効果的に光量を確保して受光でき、受光素子でのS/N比を高くできる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記被測定物上での観測領域がφ2mmより小さい。
この実施形態の色情報測定装置によれば、被測定物上での観測領域をφ2mm以下にすることにより、測定分解能を十分高くでき、一例として、プリンタの印字状態の監視に役立てることができる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記発光部が有する3つの発光素子が1基板上に形成されている。
この実施形態の色情報測定装置によれば、3つの発光素子が1つの基板上で構成されることにより、省スペース化を図れ、より小型な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記発光部が有する3つの発光素子を時分割で逐次発光させる発光素子駆動部を備えた。
この実施形態の色情報測定装置によれば、発光素子駆動部は、3つの発光素子を時分割で逐次発光させるので、時分割で3色の光が発生し、この3色の発光は互いに混色することがない。これにより、受光素子が受光する波長の異なる複数の光に対応して出力する電気信号によって精度の高い色情報の測定が可能となる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記受光素子がフォトダイオードで構成されている。
この実施形態の色情報測定装置によれば、受光素子がフォトダイオードで構成されていることで、安価で高精度な測定ができる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記集光部と受光素子との間に配置された波長選択部を有し、上記発光部が有する3つの発光素子を同時に発光させる発光素子駆動部を備えた。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記集光部と受光素子との間に配置された波長選択部によって、集光部から受光素子に向かう光のうち不要な波長の光を低減でき、S/N比の高い測定ができる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記波長選択部を回折格子で構成した。
この実施形態の色情報測定装置によれば、回折格子を用いることにより、波長フィルタを使用するよりも、安価で小型な波長選択部を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記受光素子を、複数の独立した受光部分を有する分割フォトダイオードで構成した。
上記構成の色情報測定装置によれば、上記受光素子の分割フォトダイオードが有する複数の独立した受光部分で、波長の異なる各光を個別に受光して信号変換することができる。よって、信号処理を簡便に行なうことができる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記集光部が上記分割フォトダイオードの上記受光部分に集光する光束のスポットサイズが上記受光部分の面積よりも小さい。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記集光部で集光する光束のすべての光量を受光部分で測定できる上に、分割フォトダイオードのある受光部分で受光される光束が隣の受光部分に影響を及ぼさない。よって、S/N比の高い測定ができる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記照射部をレンズで構成した。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記照射部がレンズから構成されることで、小型で安価な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記集光部をレンズで構成した。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記集光部をレンズにすることにより、小型で安価な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、1つのレンズが上記照射部と上記集光部の両方を構成している。
この実施形態の色情報測定装置によれば、1つのレンズが照射部と集光部の両方をなすから、小型な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記レンズがフレネルレンズである。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記レンズがフレネルレンズであることによって、より小型な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記受光素子が出力する電気信号を基準信号で規格化する信号処理部を備える。
この実施形態の色情報測定装置によれば、温度などの周囲環境により変化する受光素子の出力信号のバラツキを上記基準信号による規格化により相殺できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記信号処理部は、上記受光素子が出力する電気信号を上限基準信号と下限基準信号を用いて規格化する。
この実施形態の色情報測定装置によれば、信号処理部により、上限基準信号と下限基準信号による一定のものさしでもって、受光素子が出力する電気信号による色情報を数値化できる。
また、一実施形態の色情報測定装置では、上記上限基準信号は、上記受光素子が白色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号であり、上記下限基準信号は、上記受光素子が黒色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号である。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上限基準信号を受光素子が白色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号とし、下限基準信号を受光素子が黒色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号とする。したがって、基準信号を固定することができ、受光素子が出力する電気信号による色情報の絶対的な数値化をすることができる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記発光素子を発光ダイオードで構成した。
この実施形態の色情報測定装置によれば、上記発光素子を発光ダイオードで構成することで、安価な色情報測定装置を実現できる。
また、一実施形態の色情報測定装置は、上記発光素子をパルス駆動するパルス駆動部を備える。
この実施形態の色情報測定装置によれば、発光素子をパルス駆動することにより、発光素子での平均消費電流を抑えることができ、発光素子の寿命も伸びるので、経済的である。
また、一実施形態の色情報測定装置では、上記パルス駆動部は、上記発光素子を駆動するパルスのデューティ比が0.1以下である。
この実施形態の色情報測定装置によれば、駆動パルスのデューティ比を0.1以下にすることにより、平均消費電流を抑えながらも、上記発光素子が発生する光束の光量を必要量まで上げることが可能となる。
また、一実施形態の電子機器は、上記したいずれかのひとつの色情報測定装置を備えた。この実施形態の電子機器によれば、小型で高性能な色情報測定装置により、小型で高性能な電子機器となる。
また、一実施形態の電子機器は、上記色情報測定装置が出力する電気信号によって、機能が制御される。この実施形態の電子機器によれば、上記色情報測定装置により、高精度な機能制御が可能となり、小型で高性能な電子機器を実現できる。
この発明の色情報測定装置は、発光部の複数の発光素子が波長の異なる複数の光束を発生し、照射部は発光部からの波長の異なる複数の光束を被測定物へ照射させる。そして、集光部は、被測定物からの反射光を受光素子に集光し、受光素子は受光した波長の異なる複数の光をそれぞれ電気信号に変換して出力する。この受光素子が出力する電気信号によって、被測定物が反射する各波長の反射光の強度を測定できる。この反射光の強度を測定することにより、被測定物の色情報を正確に測定することができる。
さらに、この発明では、発光素子から被測定物に照射される互いに異なる波長の複数の光束は被測定物上での共通の照射領域を有すると共に、この被測定物上での共通の照射領域は、反射光が集光部を経由して受光素子に入射するような被測定物上の観測領域を包含している。したがって、異なる波長の複数の光束が重なった共通の照射領域を確実に観測領域とすることができ、この観測領域からの異なる波長の複数の反射光の強度を等価に観測することができ、測定精度を向上できる。したがって、この発明によれば、高価な波長フィルタを用いずにコストを抑制しつつ、高分解能で高精度な色情報測定装置を実現できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1Aに、この発明の色情報測定装置の第1実施形態を示す。この第1実施形態は、発光部20と照射部としての照射レンズ21と集光部としての集光レンズ23とスリット部材24と受光素子としてのフォトダイオード25を備える。スリット部材24は、集光レンズ23とフォトダイオード25との間に配置され、スリット24Aを有している。
上記発光部20は複数の発光ダイオードからなるLED群を有し、この複数の発光ダイオードは発光波長が互いに異なっている。発光ダイオードは、安価、かつ長寿命であり、可視光全域に渡って、様々な発光スペクトルのものが量産されているので、設計の自由度もあり、色情報測定装置(つまりカラーセンサ)の発光部を構成するのに好適である。一般に、カラーセンサは各波長における被測定物の反射率を測定するという原理のものであるので、LED群による発光のスペクトルは可視光領域全域に渡っていることが望ましい。もっとも、可視光領域全域をカバーするために多数の発光波長の異なるLEDを使用することはコストアップ要因となるので好ましくない。
そこで、この広帯域性とコスト低減という相反する2つの要求を満たすために、この第1実施形態では、LED群は3つの異なる波長を出射している。つまり、発光部20は、発光波長が互いに異なる3つの発光ダイオードを有している。また、この3つの発光ダイオードによる3つの異なる発光波長は、赤色、緑色、青色の3色であることが好ましい。すなわち、上記3つの波長を、赤色、緑色、青色に対応するように設定することによって、上記3つの発光ダイオードから出射される3つの光束のスペクトル分布を、波長軸に沿って可視光領域を約3等分するものとすることができる。したがって、上記設定により、上記3つの発光ダイオードから出射される3つの光束は、可視光領域全域を効率的にカバーすることができる。
次に、図2の平面図に、上記発光部20の構成の一例を模式的に示す。この発光部20は、赤色発光ダイオード31と緑色発光ダイオード32と青色発光ダイオード33を有する。図2において、各発光ダイオード31,32,33は1つの基板30に実装されていて、仮想的な三角形の略頂点に配置されている。このように、3つの発光ダイオード31〜33をなす各発光ダイオードチップが1つの基板30に実装することにより、発光部20の光学系を小型化できる。
図1Aに示すように、照射部としての照射レンズ21は、発光部20の3つの発光ダイオード31〜33から出射された3つの光束L31〜L33を集光して、被測定物12に照射する。このように、照射部としてレンズ21を使用することにより、安価な手段で各発光ダイオード31〜33の光束を集光することができる。
次に、図3に、発光部20の各発光ダイオード31〜33から出射された3つの光束L31〜L33が照射レンズ21を経由して被測定物12の表面に照射されている様子を示す。図3において、41は赤色発光ダイオード31からの光束L31の照射領域であり、42は緑色発光ダイオード32からの光束L32の照射領域であり、43は青色発光ダイオード33からの光束L33の照射領域である。また、図3に示すように、上記3つの光束L31〜L33は、被測定物12の表面上での共通の照射領域44を有する。この被測定物12での上記3つの光束L31〜L33の反射光R31〜R33が図2Aのレンズ23とスリット部材24のスリット24Aを経由してフォトダイオード25に入射するような被測定物12上の領域を、図3に破線で囲まれた観測領域45として示している。
図3に示すように、この観測領域45は共通の照射領域44よりも小さく、共通の照射領域44は観測領域45を包含している。したがって、フォトダイオード25は、3つの光束L31〜L33による照射領域41〜43が重なった共通の照射領域44が内包する観測領域45からの3色の反射光R31〜R33を受光する。したがって、このフォトダイオード25が出力する電気信号によって、同一領域(観測領域45)からの3色の反射光R31〜R33の強度を等価に観測することができ、測定精度が向上する。
また、この実施形態では、集光部を集光レンズ23で構成したことにより、効率よく被測定物12からの反射光R31〜R33をフォトダイオード25に向けて集光できる。また、この実施形態では、受光素子をフォトダイオード25で構成したことにより、安価に製造することができる。被測定物12からの3色の反射光R31〜R33は集光レンズ13によって、スリット部材24を経由してフォトダイオード25上に集光され、各反射光R31〜R33の光強度に比例する3つの電気信号に変換される。
一般には、フォトダイオードの受光部の形は、長方形であるので、フォトダイオード25に対応する観測領域45を円形にしたい場合は、集光レンズ23とフォトダイオード25の間に円形のスリット24Aを有するスリット部材24を配置することが望ましい。また、スリット部材24は、不要な外乱光を遮光でき、受光信号のS/N比を改善する利点もある。スリット部材24のスリット24Aの径により、フォトダイオード25に対応する観測領域45を所望の径に設定できる。一例として、この色情報測定装置を印刷機に取り付けて、この印刷機の印字状態を監視することを前提とする場合には、フォトダイオード25に対応する円形の観測領域45の直径は、2mm以下が望ましい。観測領域45の直径を2mm以下に設定することにより、印字状態の高分解能な測定ができるからである。
この実施形態では、受発光タイミングを時分割受発光方式で制御している。図4にこの受発光タイミングのタイミングチャートを示す。まず、一例として、図2に示す基板30に実装された発光素子駆動部35は、所定周期のパルス波形を有するトリガ信号51を発生し、このトリガ信号51をすべての信号の基準とする。つまり、この発光素子駆動部35は、トリガ信号51から所定時間だけ遅延した信号を赤色発光ダイオード31に入力する駆動信号52とし、この駆動信号52から所定時間だけ遅延した信号を緑色発光ダイオード32に入力する駆動信号53とする。また、駆動信号52から所定時間だけ遅延した信号を青色発光ダイオード33に入力する駆動信号54とする。
その結果、フォトダイオード25が受光した光の強度に応じて出力する電気信号は、図4に示す受光信号55となる。このフォトダイオード25が出力する受光信号55は、一例として、図1Aに示すようにフォトダイオード25に隣接して設けられる信号処理部26に入力される。この信号処理部26は、基板30に実装された発光素子駆動部35が出力するトリガ信号51と同期をとることにより、入力された受光信号55から、赤、緑、青の3色の反射光R31〜R33の光強度に比例する3つの光強度信号55R、55G、55Bを時分割で取得できる。
また、図4に示すように、各駆動信号52〜54はデューティが0.1以下でパルス駆動されるのが望ましい。パルス駆動方式でデューティを下げることにより、DC(直流)駆動方式に比べ、同じ平均消費電流でもってより大光量の発光パワーを得られる。言い換えれば、パルス駆動方式とDC駆動方式で同じだけの光量を発光させようとすると、パルス駆動方式の方が少ない平均消費電流となるので経済的である。さらに、パルス駆動方式はDC駆動方式に対して、LEDの寿命も伸び、放熱性もよくなるので、出力が安定化する。
この実施形態では、図4に示す受光信号55により、3色の反射光R31〜R33の各受光光強度に比例した信号55R、55G、55Bが得られるが、フォトダイオード25が出力する電気信号は、温度など周囲環境により変化するので、何らかの基準信号で規格化することが望ましい。
すなわち、上記信号処理部26が、フォトダイオード25が出力する電気信号に基づいて、正確な測定を行なうためには、上記規格化の一例として、まず、上限の基準信号と下限の基準信号を決定する。つまり、上記信号処理部26は、受光信号55の信号55R,55G,55Bに基づいて、色情報を数値化するにあたり、この数値化のものさしにあたる部分として上限の基準信号と下限の基準信号を先に固定しておく。この上限の基準信号と下限の基準信号を絶対的基準としている。なお、一例として、この実施形態では、フォトダイオード25が被測定物12の白色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号を上限の基準信号とし、フォトダイオード25が被測定物12の黒色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号を下限の基準信号としている。
図5を参照して、上記規格化の具体的一例を説明する。図5の横軸の「R」,「G」,「B」のそれぞれの項目は、赤色,緑色,青色の発光ダイオード31,32,33からの光束L31,L32,L33が観測領域45で反射してフォトダイオード25に入射したときにフォトダイオード25が出力する受光信号55R,55G,55Bに対応している。また、図5の横軸の(赤)、(緑)、(青)、(マゼンタ)、(シアン)、(黄)、(白)の各欄は、被測定物12の観測領域45が赤色、緑色、青色、マゼンタ、シアン、黄色、白色である場合を表している。図5の縦軸は、3色の反射光R31〜R33のそれぞれに対応する受光信号55R,55G,55Bを下限の基準信号と上限の基準信号とで規格化した出力値を表している。
図5の横軸の(白)の欄の項目「R」,「G」,「B」では、被測定物12の白色部分からの3色の反射光R31〜R33を受光したフォトダイオード25の受光信号55R,55G,55Bを規格化した値を表している。この実施形態では、被測定物12の白色部分は上限の基準信号に対応しているため、「R」,「G」,「B」の各規格化値は1になっている。
図5の横軸の(赤)の欄の項目「R」,「G」,「B」では、被測定物12の赤色部分からの3色の反射光R31〜R33を受光したフォトダイオード25の受光信号55R,55G,55Bを規格化した値を表している。被測定物12の観測領域45が赤色である場合、赤色発光ダイオード31から光束L31が観測領域45で反射した反射光R31による受光信号55Rの信号出力が高い。したがって、この(赤)の欄の項目「R」の規格化値は1に近く、被測定物12の観測領域45が白色部分である場合の(白)の欄の項目「R」の規格化値並みであった。
一方、観測領域45の色が緑色である(緑)の欄では、項目「G」の規格化値が1に近く、他の項目「R」,「B」の規格化値は小さく、観測領域45が黒色部分である場合(下限の基準信号)に相当している。同様に、観測領域45の色が青色である(青)の欄では、項目「B」の規格化値が1に近く、他の項目「R」,「G」の規格化値は小さく、観測領域45が黒色部分である場合(下限の基準信号)に相当している。
同様に、図5の横軸の(マゼンタ)、(シアン)、(黄)の各欄に、被測定物12の観測領域45の色がマゼンタ、シアン、黄色の場合の「R」,「G」,「B」の各規格化値を示している。この被測定物12の観測領域45が混色の場合も同様なことが言え、例えば、被測定物12の観測領域45の色がマゼンダ(赤と青の混色)の場合、項目「R」の規格化値と項目「B」の規格化値がほぼ1となり、項目「G」の規格化値がほぼ0となる。
このようにして、信号処理部26は、被測定物12の観測領域45の赤,緑,青の色成分に比例して、3色の反射光R31〜R33のそれぞれに対応する受光信号55R,55G,55Bを上限基準信号と下限基準信号とで規格化した値を表す信号を色情報として出力する。この色情報測定装置によれば、上記色情報を管理していくことにより、一例として、プリンタの印刷状態を常時モニタすることができる。
なお、上記実施形態では、図1Aに示すように、発光部20からの光束L31〜L33が被測定物12で正反射した正反射光R31〜R33をフォトダイオード25が受光するように、集光レンズ23,スリット部材24,フォトダイオード25を配置した。これに対し、図1Bに示すように、発光部20からの光束L31〜L33が被測定物12で拡散反射した拡散反射光D31〜D33をフォトダイオード25が受光するように、集光レンズ23,スリット部材24,フォトダイオード25を配置してもよい。また、上記実施形態では、発光部20は、赤色,緑色,青色の発光ダイオード31,32,33を備えたが、発光部が備える発光ダイオードとしては、赤色,緑色,青色以外の互いに異なる他の色の光を発生する2つあるいは4つ以上の発光ダイオードであってもよい。
(第2の実施の形態)
次に、図6Aに、この発明の色情報測定装置の第2実施形態を示す。この第2実施形態は、第1実施形態のスリット部材24を有さないと共に、発光部20とフォトダイオード25の構成は、前述の第1実施形態と同様である。この第2実施形態は、前述の第1実施形態と異なる点について説明する。
図6Aに示すように、この第2実施形態では、発光部20の出射光軸およびフォトダイオード25の入射光軸は被測定物12の表面に対して略直角になっている。この第2実施形態では、レンズ72を有し、このレンズ72で発光部20から出射された光束をコリメート化している。このコリメート化された光束はフレネルレンズ73に入射する。このフレネルレンズ73は、照射部と集光部を兼ねている。このフレネルレンズ73は、レンズ72からのコリメート化された光束を被測定物12の照射領域44に入射させる。この照射領域44内の観測領域45から反射した反射光は再びフレネルレンズ73に入射し、さらに、レンズ74で集光されてから、フォトダイオード25に入射する。
この第2実施形態では、発光部20から出射された光束を一旦、レンズ72でコリメート化している。コリメート光に変換することにより、発光部20からレンズ72までの焦点距離、および、フレネルレンズ73から被測定物12までの焦点距離を短くすることができる。よって、この色情報測定装置を含む色情報測定システムを全体として小型化できる。また、構造上、発光部20と受光素子25を同一の仮想平面上に配置することが可能となり、発光部20と受光素子25の両方を1枚の基板上に実装することが可能となる。したがって、この第2実施形態によれば、前述の第1実施形態の構造と比べて、色情報測定装置自体を小型化できる。
この実施形態では、フレネルレンズ73は照射部の一部と集光部の一部とが一体化したレンズである。この一体化によって、この色情報測定装置を含む色情報測定システムの光学系全体としての小型化を図れる。なお、フレネルレンズとは、レンズ内部の光が直進する部分の肉厚をそぎ落とし、通常の球面レンズに比べて厚みを抑えたレンズである。そうすることにより、通常の球面レンズよりもF値が小さい短焦点で明るいレンズを実現できる。従って、この実施形態のように、照射部と集光部で採用するレンズをフレネルレンズに置換した方が良好な光学特性が得られるので好適である。
なお、図6Aでは、発光部20からの光束が被測定物12で正反射した正反射光をフォトダイオード25が受光するように、発光部20,照射レンズ72,フレネルレンズ73,集光レンズ74,フォトダイオード25を配置した。これに対し、図6Bに示すように、発光部20からの光束が被測定物12で拡散反射した拡散反射光をフォトダイオード25が受光するように、発光部20,照射レンズ72,フレネルレンズ73’,集光レンズ74,フォトダイオード25を配置してもよい。
次に、図7Aに、上記第2実施形態の変形例を示す。この変形例では、図6Aの照射レンズ72,フレネルレンズ73,集光レンズ74に替えて、この照射レンズ72,フレネルレンズ73,集光レンズ74を一つのレンズにまとめてフレネルレンズ化した一体化フレネルレンズ81を備えた。このように、一体型フレネルレンズ81を備えたことで、部品点数を削減でき、安価に製造できる。
さらに、この変形例では、図6Aのフレネルレンズ72から被測定物12までの焦点に比べて、一体型フレネルレンズ81から被測定物12までの焦点は長くなるものの、光学系がコンパクトになり、色情報測定装置自体を小型化できる。なお、図7Aでは、発光部20からの光束が被測定物12で正反射した正反射光をフォトダイオード25が受光する構成を示したが、図7Bに示すように、発光部20からの光束が被測定物12で拡散反射した拡散反射光をフォトダイオード25が受光する構成としてもよい。
なお、図6A,図6B,図7A,図7Bでは、信号処理部26の図示を省略している。
(第3の実施の形態)
次に、図8Aに、この発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態は、前述の図7Aの変形例と比較して、発光部20の3つの発光ダイオード31〜33、一体型フレネルレンズ81を備える点は同じである。一方、フォトダイオード25に替えて分割フォトダイオード93を備えた点と、この分割フォトダイオード93と一体化フレネルレンズ81との間に波長選択部92を配置した点が、前述の図7Aの変形例と異なる。
また、この第3実施形態では、図2に一例として示した発光素子駆動部35が、発光部20の3つの発光ダイオード31〜33を同時に発光させる点が、前述の第1,第2実施形態と異なる。
この第3実施形態では、上記3つの発光ダイオード31〜33を同時に発光させる発光方式は、DC駆動方式でもパルス駆動方式でも構わないが、消費電流を考慮すると、パルス駆動することが望ましい。発光部20から出射された光束は、第2実施形態の変形例と同様、一体型フレネルレンズ81から被測定物12に向けて出射された光束は被測定物12の観測領域45で反射し、反射光束として再び一体型フレネルレンズ81に入射する。この一体型フレネルレンズ81によって集光された反射光束は、波長選択部92を経由して、分割フォトダイオード93に入射する。
図9に示す一例では、波長選択部92としての回折格子95を示し、分割フォトダイオード93が3つの独立した受光部分93A,93B,93Cを有している。一体化フレネルレンズ81によって集光された光束は回折格子101を通過する。そのとき、上記反射光束は、回折格子101によって、波長に応じた回折角で回折されて、分割フォトダイオード93の受光部分93A〜93Bのうちのいずれかに入射させられる。一例として、図9に示すように、この受光部分93Aには波長選択素子92をなす回折格子95で回折された赤色の反射光R31が入射し、受光部分93Bには回折格子95で回折された緑色の反射光R32が入射し、受光部分93Cには回折格子95で回折された青色の反射光R33が入射する。
この実施形態では、分割フォトダイオード93の各受光部分93A〜93Cでのスポット径は、各受光部分93A〜93Cよりも十分に小さくなされるようにしている。この実施形態のように、波長選択部92として回折格子95を用いることにより、波長フィルタを使用する場合に比べて、安価な波長選択手段を実現できる。
なお、図8Aでは、発光部20からの光束が被測定物12で正反射した正反射光を分割フォトダイオード93が受光するように、発光部20,一体化フレネルレンズ81,波長選択部92,分割フォトダイオード93を配置した。これに対し、図8Bに示すように、発光部20からの光束が被測定物12で拡散反射した拡散反射光を分割フォトダイオード93が受光するように、発光部20,一体型フレネルレンズ81’,波長選択部92,分割フォトダイオード93を配置してもよい。また、上記色情報測定装置を備えると共に、この色情報測定装置が出力する電気信号によって、機能が制御される電子機器(一例としてプリンタ)によれば、上記色情報測定装置により、高精度な機能制御が可能となり、小型で高性能な電子機器を実現できる。また、上記実施形態では、受光素子としてフォトダイオードを採用したが、フォトトランジスタやフォトIC等の他の受光素子を採用してもよい。
この発明の色情報測定装置の第1実施形態を示す模式図である。 上記第1実施形態の変形例を示す模式図である。 上記第1実施形態の発光部20の構成の一例を示す模式図である。 上記第1実施形態の発光部20が被測定物に照射する3つの光束の被測定物の表面での照射領域を示す図である。 上記第1実施形態での受発光タイミングを示すタイミングチャートである。 上記第1実施形態においてフォトダイオードが出力する受光信号の規格化の一例を示すグラフである。 この発明の色情報測定装置の第2実施形態を示す模式図である。 図6Aに示す第2実施形態の変形例を示す模式図である。 上記第2実施形態のもう1つの変形例を示す模式図である。 図7Aに示す変形例の変形例を示す模式図である。 この発明の色情報測定装置の第3実施形態を示す模式図である。 上記第3実施形態の変形例を示す模式図である。 上記第3実施形態が備える波長選択部の一例としての回折格子と分割フォトダイオードの構造を示す斜視図である。 従来のカラーセンサを示す模式図である。 上記従来のカラーセンサの受光素子の構成を示す模式図である。
符号の説明
12 被測定物
20 発光部
21 照射レンズ
23 集光レンズ
24 スリット部材
25 フォトダイオード
26 信号処理部
30 基板
31 赤色発光ダイオード
32 緑色発光ダイオード
33 青色発光ダイオード
35 発光素子駆動部
41 赤色発光ダイオードによる照射領域
42 緑色発光ダイオードによる照射領域
43 青色発光ダイオードによる照射領域
44 共通の照射領域
45 フォトダイオードによる観測領域
72 照射レンズ
73 フレネルレンズ
74 集光レンズ
81 一体型フレネルレンズ
92 波長選択部
93 分割フォトダイオード
93A〜93C 受光部分
101 回折格子

Claims (24)

  1. 発光波長が互いに異なる複数の発光素子を有する発光部と、
    上記発光部からの波長の異なる複数の光束を被測定物へ照射させる照射部と、
    受光した波長の異なる複数の光をそれぞれ電気信号に変換して出力する受光素子と、
    上記被測定物からの反射光を上記受光素子に集光する集光部と、
    上記発光素子から上記被測定物に照射される互いに異なる波長の複数の光束は上記被測定物上での共通の照射領域を有し、
    上記被測定物上での共通の照射領域が、反射光が上記集光部を経由して受光素子に入射するような上記被測定物上の観測領域を包含していることを特徴とする色情報測定装置。
  2. 請求項1に記載の色情報測定装置において、
    上記発光部は、発光波長が互いに異なる3つの発光素子を有することを特徴とする色情報測定装置。
  3. 請求項2に記載の色情報測定装置において、
    上記3つの発光素子は、それぞれ、発光波長が赤、緑、青に対応していることを特徴とする色情報測定装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記集光部と上記受光素子との間に配置されたスリット部材を備え、
    上記スリット部材は円形のスリットを有し、
    上記被測定物上の観測領域が円形であることを特徴とする色情報測定装置。
  5. 請求項4に記載の色情報測定装置において、
    上記被測定物上の観測領域がφ2mmより小さいことを特徴とする色情報測定装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記発光部が有する3つの発光素子が1つの基板上に形成されていることを特徴とする色情報測定装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記発光部が有する3つの発光素子を時分割で逐次発光させる発光素子駆動部を備えたことを特徴とする色情報測定装置。
  8. 請求項7に記載の色情報測定装置において、
    上記受光素子がフォトダイオードで構成されていることを特徴とする色情報測定装置。
  9. 請求項2乃至6のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記集光部と受光素子との間に配置された波長選択部を有し、
    上記発光部が有する3つの発光素子を同時に発光させる発光素子駆動部を備えたことを特徴とする色情報測定装置。
  10. 請求項9に記載の色情報測定装置において、
    上記波長選択部を回折格子で構成したことを特徴とする色情報測定装置。
  11. 請求項9に記載の色情報測定装置において、
    上記受光素子を、複数の独立した受光部分を有する分割フォトダイオードで構成したことを特徴とする色情報測定装置。
  12. 請求項11に記載の色情報測定装置において、
    上記集光部が上記分割フォトダイオードの上記受光部分に集光する光束のスポットサイズが上記受光部分の面積よりも小さいことを特徴とする色情報測定装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記照射部をレンズで構成したことを特徴とする色情報測定装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記集光部をレンズで構成したことを特徴とする色情報測定装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    1つのレンズが上記照射部と上記集光部の両方を構成していることを特徴とする色情報測定装置。
  16. 請求項13乃至15のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記レンズがフレネルレンズであることを特徴とする色情報測定装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記受光素子が出力する電気信号を基準信号で規格化する信号処理部を備えることを特徴とする色情報測定装置。
  18. 請求項17に記載の色情報測定装置において、
    上記信号処理部は、
    上記受光素子が出力する電気信号を上限基準信号と下限基準信号を用いて規格化することを特徴とする色情報測定装置。
  19. 請求項18に記載の色情報測定装置において、
    上記上限基準信号は、上記受光素子が白色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号であり、
    上記下限基準信号は、上記受光素子が黒色部分からの反射光を受光したときに出力する電気信号であることを特徴とする色情報測定装置。
  20. 請求項1乃至19のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記発光素子を発光ダイオードで構成したことを特徴とする色情報測定装置。
  21. 請求項1乃至20のいずれか1つに記載の色情報測定装置において、
    上記発光素子をパルス駆動するパルス駆動部を備えることを特徴とする色情報測定装置。
  22. 請求項21に記載の色情報測定装置において、
    上記パルス駆動部は、
    上記発光素子を駆動するパルスのデューティ比が0.1以下であることを特徴とする色情報測定装置。
  23. 請求項1乃至22のいずれか1つに記載の色情報測定装置を備えた電子機器。
  24. 請求項23に記載の電子機器において、
    上記色情報測定装置が出力する電気信号によって、機能が制御されることを特徴とする電子機器。
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