JP2007021118A - 椅子席兼用寝台 - Google Patents

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光雄 福谷
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Abstract

【課題】 旅客の眺望性,最小限プライバシー性,椅座位性,身回り品身辺管理性等の向上が可能な椅子席兼寝台を図る。
【解決手段】 人体上部を支える寝台一端部と人体中間部を支える寝台中間部と人体下部を支える寝台他端部とが協同して構成する寝台において、上記寝台他端部の一端に付設され上記寝台中間部の他端を支持するヒンジ及び上記寝台一端部の他端に付設され上記寝台中間部の一端を支持する受金と、上記寝台中間部の通路側を除き上記寝台の全周に設置された半高仕切りとを具えたこと。
【選択図】 図2

Description

本発明は船舶,車両,航空機等交通手段における旅客の眺望性,最小限プライバシー性,椅座位性,身周り品身辺管理性の向上策に関する。
例えば、中距離小型高速旅客船の椅子席室としては、図3操舵甲板椅子席室平面図に示すようなものが知られている。ちなみに、室定員は28名である。
しかしながら、このような構造では下記のような欠点がある。
(1) 椅子席室Rの客室設備は縦向き椅子席Uなので、耐横揺れ性は横向き椅子席に比べ良好であるが、それでも海象が厳しくなると旅客は船酔い状態になり、したがって耐横揺れ性は十分とはいえない。
(2) 同じく、椅子席室Rの客室設備は縦向き椅子席Uなので、側面窓Xの最前端縁を基準に船体中心線に対し30°の交差角aを以て引かれた眺望検討線Wより分かるように、室の前部では前端壁Vにより旅客の前方視界が完全に遮られ、また室の後部では側面窓Xを介しての旅客側方視界は不自由であるとともに首を舷外へ捩じっておらねばならず苦痛であり、したがって眺望性は意外に不十分である。
そこで、本出願人はさきに、特願2005−161927号により「椅子席兼用型縦向き寝台」を提案した。
すなわち、図4操舵甲板椅子席室部分拡大図に示すように、「人体上部を支える寝台一端部02と人体中間部を支える寝台中間部03と人体下部を支える寝台他端部04とが協同して構成する縦向き寝台において、上記寝台一端部02の他端に付設され上記寝台中間部03の一端を支持するヒンジ08と、上記寝台他端部04の一端に付設され上記寝台中間部03の他端を支持する受金09とを具えたことを特徴とする椅子席兼用型縦向き寝台01」である。
しかしながら、その後の検討によりこのような構造では小型高速旅客船を対象としているので、長距離大型高速旅客船を対象とした場合、次のような事情があることが判明した。
(1)大型高速旅客船では高速であるとともにほとんどの船がフィンスタビライザーを備えているので、耐横揺れ性向上のための縦向き寝台の必要性は小型高速旅客船に比べ低い。
(2)また、大型高速旅客船では船幅が大きいので、眺望性向上のための横向き寝台の必要性は小型高速旅客船に比べ遙に高い。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、旅客の眺望性,最小限のプライバシー性,椅座位性,身回り品身辺管理性等の向上が可能な椅子席兼寝台を提供することを目的とする。
そのために本発明は人体上部を支える寝台一端部と人体中間部を支える寝台中間部と人体下部を支える寝台他端部とが協同して構成する寝台において、上記寝台他端部の一端に付設され上記寝台中間部の他端を支持するヒンジ及び上記寝台一端部の他端に付設され上記寝台中間部の一端を支持する受金と、上記寝台の中間部の通路側を除き上記寝台の全周に設置された半高仕切りとを具えたことを特徴とする。
このような構造によれば、人体上部を支える寝台一端部と人体中間部を支える寝台中間部と人体下部を支える寝台他端部とが協同して構成する寝台において、上記寝台他端部の一端に付設され上記寝台中間部の他端を支持するヒンジ及び上記寝台一端部の他端に付設され上記寝台中間部の一端を支持する受金と、上記寝台中間部の通路側を除き上記寝台の全周に設置された半高仕切りとを設けているので、下記の効果が奏せられる。
(1)大型高速旅客船では椅子席兼寝台の向きを船側大型窓に直交できるので、旅客の眺望性は全員極めて良好である。また、プロムナード,オープンデッキは必要最小限に留めることができる。
(2)椅子席兼寝台は寝台中間部の通路側を除き全周に半高仕切りが設置されているので、最小限のプライバシーが確保できるとともに耐横揺れ性の補足にも役立てることができる。
(3)椅子席兼寝台は必要に応じて椅座位の姿勢を旅客に提供することができるので、旅客は体力の消耗が少なく、特に昼行便や昼夜兼行便の船には好都合である。
(4)椅子席兼寝台は寝台下スペースに十分な収納スペースを設けることができるので、旅客の身回り品身辺管理が可能となる。
本発明を公知の長距離大型高速フェリーの二等和室(定員48名)に適用した一実施例を図面について説明する。
まず、図1は船体中央部二等船室甲板の右舷部に配置された椅子席兼用寝台室20の大体配置図である。
ちなみに、右舷部には女子便所21,二等和室22が、中心線部には女子浴室23,男子浴室24,子供遊戯室25が、左舷部には男子便所26,二等和室27等も配置されている。
次に、図2は椅子席兼寝台室20の部分拡大図で同図(a)は平面図,同図(b)は同図(a)のb−b線に沿った横断面図である。
そして、図示の効率化を図り図2(a)の船尾側に寝台状態を船首側に椅子状態を、図2(b)の中心線側に寝台状態を舷側寄りに椅子状態をそれぞれ便宜的に併記した。
ここで、1は人体上部を支える寝台一端部2と人体中間部を支える寝台中間部3と人体下部を支える寝台他端部4とが協同して構成する寝台において、寝台他端部4の一端に付設され寝台中間部3を寝台他端部4上に背合わせ回転可能に支持するヒンジ5及び上記寝台一端部2の他端に付設され寝台中間部3の一端を支持する受金6と寝台中間部3の通路14側を除き上記寝台の全周に設置された半高仕切り8とを具えた椅子席兼用寝台である。
そして、9は枕兼腰当て、10は船側大型窓、11は臥床位旅客、12は椅座位旅客、13は立体位旅客である。
ちなみに、二等和室27の定員は48名であり、椅子席兼用寝台室20の定員は39名(公知例の81%)である。
このような構造では、フィンスタビライザーを備えた大型高速フェリー等では椅子兼用寝台1の向きを船側大型窓10に直交できるので、椅座位旅客12の眺望は全員極めて良好である。また、プロムナード,オープンデッキは必要最小限に留めることもできる。
次に、椅子席兼用寝台1は寝台中間部3の通路側を除き上記寝台1の全周に半高仕切り8が設置されているので、最小限のプライバシーが確保できるとともに耐横揺れ性の補足にも役立てることができる。
さらに、椅子席兼用寝台1は必要に応じて椅座位旅客12の姿勢を提供することができるので、旅客は体力の消耗が少なくて済、特に昼行便や昼夜兼行便の船では便利である。
そして、椅子席兼用寝台1は十分な寝台下スペース7が得られるので、身回り品身辺官理が可能となる。
本発明は船舶のみならず、鉄道車両,バス及び航空機等の旅客の眺望性,最小限プライバシー性,平座位の椅座位化及び身回り品身辺管理化等の向上に適用することができる。
本発明を長距離大型高速フェリーの二等船室に適用した一実施例を示す平面図である。 図1の部分拡大図を示し図2(b)は図2(a)平面図のb−bに沿った横断面図である。 公知の小型高速旅客船の操舵室甲板を示す平面図である。 本出願人がさきに提案した「椅子席兼用型縦向き寝台」を示す部分拡大図で、同図(a)は平面図、同図(b)は縦断面図、同図(c)は横断面図である。
符号の説明
1 椅子席兼用寝台
2 寝台一端部
3 寝台中間部
4 寝台他端部
5 ヒンジ
6 受金
7 寝台下スペース
8 半高仕切り
20 椅子席兼用寝台室

Claims (1)

  1. 人体上部を支える寝台一端部と人体中間部を支える寝台中間部と人体下部を支える寝台他端部とが協同して構成する寝台において、上記寝台他端部の一端に付設され上記寝台中間部の他端を支持するヒンジ及び上記寝台一端部の他端に付設され上記寝台中間部の一端を支持する受金と、上記寝台中間部の通路側を除き上記寝台の全周に設置された半高仕切りとを具えたことを特徴とする椅子席兼用寝台。
JP2005228784A 2005-07-11 2005-07-11 椅子席兼用寝台 Pending JP2007021118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184075A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Mitsuo Fukutani 椅子席室
JP2010220703A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Mitsuo Fukutani 椅子席内蔵の寝台

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