JP2007020569A - 糖尿病モデル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】糖尿病誘発性試料(Purina 5008またはKLIBA 2437)を与えたZucker糖尿病脂肪質(ZDF)ラットを、生後5〜6週間で離乳させた後、Kliba 2437を含む高脂肪飼料で1〜2週間飼育して、糖尿病ラットを製造する。当該糖尿病ラットに、対象となる化合物を投与し、糖尿病を回復させることが出来る化合物を同定する。
【選択図】なし
Description
本発明(2)は、ラットがZDFラットである本発明(1)の方法である。
本発明(3)は、5〜6週間後に離乳させる、本発明(1)または(2)の方法である。
本発明(4)は、高脂肪飼料がKliba 2437を含む本発明(1)〜(3)のいずれかの方法である。
本発明(5)は、糖尿病を回復させることができる化合物を同定する方法であって、
a)離乳後のラットを高脂肪飼料で1〜2週間飼育し、その後固形飼料で飼育する工程、
b)対象となる化合物を投与する工程、
c)該化合物により糖尿病が回復したかどうかを決定する工程、
を含む方法である。
本発明(6)は、ラットがZDFラットである本発明(5)の方法である。
本研究の期間中、動物の体重は増加した。未処置ZDFラットの体重(BW)は6週齢で約230gであり(表2)、飼育の11週間後には410〜450gに達した。糖尿病誘発性および/または固形飼料(高/中/低)のいずれかで飼育した偽薬グループ間、またはZLグループと比較して、有意差のBW増加は検出されなかった。飼料のタイプにかかわらず、各動物は1日あたり約30gを摂取した。未処置fullグループとmildグループの研究中に、飼料摂取または体重増加の変化は観測されなかった。lowグループは固形飼料へ切り替える時に若干のFI増加を示した。
研究の開始時、健常なZDFラット(6週齢)は、食後の状態で測定して比較的正常なグルコース、HbA1C、インスリン、およびTCレベルを有した(表2)。対照的に、週齢が一致したZLラットは、ZDFと比較してインスリンレベルおよびTGレベルが極めて低く、NEFAレベルが高いことが特徴である。これらのデータはプロバイダーが報告するデータと一致していた(図2)。
グルコース、HbA1C、およびインスリンレベル
同じ飼料で飼育したZLラットで効果がなかったこととは対照的に、糖尿病誘発性飼料で継続的に飼育したZDFラット(fullグループ)は、速やかに高血糖症および高インスリン血症になり、HbA1Cレベルが上昇した(図2)。糖尿病誘発性飼料で長期間飼育すると(ZDF fullグループ)、ラットはまず高インスリン血症を急速に発症し、次いで4週間後にインスリン抵抗性となった(すなわち10週齢)。糖尿病誘発性飼料で4週間飼育し、次いで固形飼料に切り替えたZDFラット(mildグループ)は、fullグループと比較して、グルコース、HbA1C、およびインスリンレベルの増加に関しては同様な時間経過を示したが、高血糖症の程度は低かった(23.0±1.7mM vs. 29.5±1.8mM)(図4A)。
*p<0.05または**p<0.01(ZLラットと比較)、ANOVAの後にDunnettポストホック検定
研究期間全体を通じた糖尿病誘発性飼料による継続飼育(fullグループ)、または4週間糖尿病誘発性飼料によって飼育した後の固形飼料への切り替え(mildグループ)は、絶食条件下でラットを強い高血糖症(FBG上昇)にすると同時に、OGTT中に得られたグルコース変動値で明らかなように、グルコース不耐性にした(図5)。これらの2つのグループ間でFBGまたはグルコース変動(グルコースAUC)に差は見られず、糖尿病誘発性飼料による飼育を4週間に短縮することによってはグルコース耐性は改善されないことが示された。糖尿病誘発性飼料を継続的に与えたZDFラット(fullグループ)は、ZLと比較して重度のグルコース不耐性となった(AUC 2213 vs. 779)。糖尿病誘発性飼料で2週間飼育後に固形飼料に切り替えたZDFラット(lowグループ)は、ZDF fullグループ(9.6±1.0mM)と比較して、絶食条件下で中等度高血糖症(6.9±0.5mM)を示しただけであった(表3、図5)。
研究および飼育期間の終了時のOGTT前およびOGTT中に測定した絶食パラメータとグルコース変動(AUC)のまとめ
N=8〜10/グループ、**p<0.01または*p<0.05(ZLラットと比較)
F検定の後にt検定またはMann Whitney
ZDF(fullグループ)で観察された高血糖症、HbA1C上昇、およびβ細胞不全に加えて、脂質パラメータの変化が生じた。例えば、糖尿病誘発性飼料による4週間の飼育後に、血漿TGが1.4±0.1mMから10.6±1.8mMへ劇的に増加した。研究の終了時点で、血漿TGは9.59±1.31mMに安定化した(図6)。血漿TGの上昇は、血漿TC(2.9±0.2mMから4.9±0.3mM)、および循環NEFA(0.20±0.04mMから0.36±0.02mM)の漸進的増加を伴った(図6)。最初の4週間を糖尿病誘発性飼料の摂取に制限すると、重度の高トリグリセリド血症を遅らせて一時的に減少させた(図6A)が、最終的に研究の終了時にはfullグループと違わなかった。対照的に、離乳後の最初の2週間を糖尿病誘発性飼料で飼育したZDFラット(lowグループ)は漸進的に高トリグリセリド血症になったのみであった(図6A)。飼料の変化は、NEFAおよびTCの増加における差を生じなかった(図6BおよびC)が、4週間の飼料飼育の後に血漿アディポネクチンレベルが有意に増加し(fullグループ、mildグループ、およびlowグループでそれぞれ37±7%、32±6%、および2±11%)、飼料誘発インスリン抵抗効果が示唆された。
幼若ZDFラットを11週間、糖尿病誘発性飼料で飼育する(fullグループ)すると、同じ飼料で飼育したZLラットと比較してβ細胞構造に劇的な変化が誘発された。ZDFラットの膵臓では膵島の構造の破壊が認められる(図7)。膵島は膵外分泌部へ不規則な突起を伴って肥大し、内分泌細胞は外分泌組織内に拡散している。死んだβ細胞が増加し、β細胞の量が減少し、β細胞内のインスリン含有量が減少する(データ示さず)。(lowグループおよびmildグループの膵臓の検査は現在調査中)。
処置前のZDFラットの代謝状態
介入処置を10週齢のZDFで開始し、7週間行った。処置の開始時、fullグループおよびmildグループは、高血糖症(それぞれ17.4±2.6mMおよび13.6±14.0mM)、高インスリン血症(4.8±1.0ng/mlおよび7.4±0.5ng/ml)であり、週齢が一致するZLと比較して全ての脂質パラメータ(特にトリグリセリド)が増加していた(図8)。糖尿病誘発性飼料で2週間のみ飼育することでは、完全糖尿病ZDF(fullグループ)と比較して血漿パラメータレベルが有意に改善したが、中等度糖尿病ZDFラット(lowグループ)は、健常ZLラットと比較して高いトリグリセリド、コレステロール、およびNEFA血漿レベルが依然として特徴とした(図6)。対照的に、lowグループZDF正常血糖は、ZLグループと同様の値を有していた(図4)(それぞれ6.9±0.5mM vs. 4.3±0.0mM)。
ピオグリタゾンによる長期処置により、媒体グループと比較してZDFラットのBWが増加した(文献データと一致)。ピオグリタゾンで誘導されたBW増加は、lowグループ、mildグループ、およびfullグループZDFラットで同程度であり、媒体に対して約+30%であった。さらに、毎日の食物摂取(24時間にわたって測定)は、全ての処置グループで約30gから約50gに増加した。期待される通り、WIはFIの変化に比例して増加した。このように、7週間の処置による累積FI増加が、BWの増加に寄与した可能性が高い。PPARアゴニストによるBWの増加が、ヒトと比較してげっ歯類(マウスおよびラット)で過大になることは周知の効果である。ピオグリタゾン療法下で体重が増加するにもかかわらず、代謝プロフィールは有意に改善された(以下に考察する)。
グルコース、HbA1c、およびインスリンレベル
上記のように、糖尿病誘発性飼料は、ZDFラットで血漿グルコース、インスリン、およびHbA1c(%)レベルを増加する。ピオグリタゾンでfullグループZDFラットを処置すると、血糖値が強く減少した(図8A)。血糖制御の改善は処置の2週間後にはっきりとし、処置期間全体にわたって部分的に維持された。循環グルコースの減少は、HbA1cの有意な減少を伴った(図8B)。
糖尿病誘発性飼料で11週間(fullグループ)および4週間(mildグループ)飼育したZDFラットは、2週間のみ糖尿病誘発性飼料で飼育した中程度にグルコース不耐性であるのみであるZDFラット(lowグループ)と比較して、極度にグルコース不耐性であった。それにもかかわらず、研究の10週後にlowグループで測定されたグルコース変動は、ZLより有意に大きかった(AUC: 1565±188 vs. 779±15、表3参照)。ピオグリタゾンによる6週間の処置により、mildグループおよびfullグループのグルコース耐性が、媒体と比較して同程度にそれぞれ29%および31%と有意に改善されたが、ZLラットのレベルにまでは正常化されなかった(図9)。対照的にlowグループは、媒体と比較してAUCが36%減少したが、ZLに近いグルコース変動値(AUC: それぞれ1000±48および779±15)に達し、ピオグリタゾン処置に対して若干感受性が高かった。
完全糖尿病ZDFラット(fullグループ)のピオグリタゾンによる処置では、媒体と比較して血漿トリグリセリドレベルが69.5±5.2%と強力に減少された。TGレベルの改善は処置の開始後早期(2週間)に観察され、処置全体を通じて持続された。しかしながら、血漿TGレベルは、ZLラットよりも有意に高いままであった(2.9±0.6mM vs. 1.1±0.1mM、p<0.01)(図10A)。また、血漿TGの減少と平行する血漿NEFAレベルの若干の改善が観察された(データ示さず)。血漿TGを低下させるピオグリタゾンの効果は、mildグループおよびfullグループで同程度の大きさであった。対照的に、ピオグリタゾンは、lowグループの高トリグリセリド血症をほとんど完全に即座に正常化した。処置の終了時、lowグループの平均血漿TGレベルは、fullグループのレベル(1.6±0.1mM vs. 2.8±0.5mM)より有意に低く、非糖尿病ZLグループの値(1.1±0.1mM)近くに達した。
処置の6週間後、ピオグリタゾンは全てのグループで絶食時インスリンレベルを同程度のレベルに減少させた(full、mild、およびlowグループ:それぞれ2.0±0.4、1.6±0.3、および1.7±0.1ng/ml)。HOMA値は、fullグループがmildグループまたはlowグループよりもなおインスリン抵抗性であることを示した(14.1±2.7(full)、10.9±1.9(mild)、および9.4±0.8(low))。
;Brand et al., 2002)。中等度T2Dの本モデルを特徴付けるため、ヒトで広く使用されているピオグリタゾン(Actos(登録商標))を検討した。げっ歯類モデルでは、経口投与の場合、ピオグリタゾンは3〜30mg/kg/dの範囲の投与量で効力が証明された。肥満でインスリン抵抗性のZucker fa/faラットにおいて得られたデータにより、10mg/kg/dが極めて有効な投与量(最大ではないが)であることが示された。
AUC 曲線下面積
BRdU ブロモデオキシウリジン
BW 体重
FBG 絶食時血糖
FPLC 高速液体クロマトグラフィー
HbA グリコシル化ヘモグロビンA1
HDLc 高密度リポタンパク質コレステロール
HGP 肝臓グルコース生産
HOMA インスリン抵抗性指数
LDLc 低密度リポタンパク質コレステロール
NEFA 非エステル化脂肪酸
OGTT 経口グルコース耐性試験
PAS 過ヨウ素酸シッフ試薬
PPAR ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体
SEM 平均値の標準誤差
T2D 2型糖尿病
TC 総コレステロール
TG トリグリセリド
VLDLc 超低密度リポタンパク質コレステロール
WAT 白色脂肪組織
WI 水取り込み
ZDF Zucker糖尿病肥満ラット
ZL Zucker低脂肪質ラット
この研究では、5週齢の非糖尿病雄ZDFラット(ZDF fa/faまたはZDF)および低脂肪質同腹仔(年齢一致)ラット(ZDF+/?またはZL)をCh. River Laboratoriesから購入した。動物を12:12昼夜サイクル(点灯午前6:00〜午後6:00)、温度22〜24℃、湿度50〜60%の室内で3〜4匹/ケージに入れた。ラットには自由に摂食させ、水を常時飲めるようにした。新鮮な餌を毎週供給し、水を週2回交換し、ケージを週3回清掃した。
および異型接合
遺伝子型のラットは、低脂肪質、正常血糖、および非糖尿病である(表1)。
処置飼料は経口投与し、飼料混合物として調製した。この投与法は、動物のストレスを減らし、投与量の誤差を避け、手間を最少にするために、経口強制給餌より好ましい。ピオグリタゾン(90kgの飼料に十分な量)を18Lの水に溶解した。各10匹のラットの3つの処置グループに対し、6Lの溶液を30kgの糖尿病誘発性飼料(7%の脂質を含むKLIBA 2437)と組み合わせるか、または12Lを60kgの固形飼料(Kliba 3436)と混合した。飼料を40℃を超えない温度で注意深く乾燥し、ペレットとした。平均飼料消費量を約100g/kg体重/日と仮定すると、各動物はピオグリタゾンを10mg/kg体重/日の用量で摂取すると予想される。グラフと表は、期待される1日あたりの投与量によるデータを表す。研究中、飼料摂取を毎日記録し、各ラットが平均100g飼料/kg体重/日を消費したことを確認した(データ示さず)。
グループ2および3には、ZDF KLIBA MIX2媒体緩衝液を含む飼料3430を適宜与えた。
グループ4には、ZDF KLIBA MIX3(ピオグリタゾン10mg/kg飼料2437)を適宜与えた。
グループ5および6には、ZDF KLIBA MIX4(ピオグリタゾン10mg/kg飼料3430)を適宜与えた。
グループ7(低脂肪質)には、ZDF KLIBA MIX1媒体緩衝液を含む飼料2437を適宜与えた。
18L水性媒体中に化合物(9g)を分散
30kgの粉砕飼料2437中に6L溶液を混合し、KLIBAによって試料を嗜好化
60kgの粉砕飼料3430中に12L溶液を混合し、KLIBAによって試料を嗜好化
12週間、4週間、または2週間にわたってZDF飼料(Kliba 2437±化合物)
ZDF安定飼料(Kliba 3430±化合物)
3436.0.12:12.5kg紙袋中に15mmの押出物
密封ポリエチレン内袋
ピオグリタゾン[(±)-5-[[4-[2-(5-エチル-2-ピリジニル)エトキシ]フェニル]メチル]-2,4-]は分子式C19H20N2O3S・HClと分子量392.90ダルトンを有する。構造式は以下の通り:
血液の採取は、給餌時間帯の2〜5時間後と、最後の経口投与の2時間後に、常に午前中(午前9〜11時)に行った(飼料は午前7時に除去した)。軽く麻酔(イソフルラン)したラットから、EDTAを含むチューブ中に眼窩後部から血液(約200μL)を採取し、遠心処理(6000rpm、20分、4℃)するまで氷上に保存した。血液採取の時間経過は、6週齢に始まり、ベースライン(10週)、ならびに処置の2週間、4週間、5週間、および7週間後(すなわち、それぞれ12、14、15、および17週目)であった。
)。
電子天秤を用いてオンラインデータ取得システム(DATATOX)により体重と飼料消費を記録した。
7週間の処置期間の終わりに、全ての動物をCO2で屠殺し、放血し剖検した。剖検の6時間前にグループあたり3匹のラットに100mg/kgのBrdU(ブロモデオキシウリジン、生組織中の増殖(生存)細胞を検出するために用いられる一般的な化学薬品)を腹腔注入した。肝臓、腎臓、膵臓、および腸間白色脂肪組織(WAT)を試料採取し、10%緩衝ホルマリン中で少なくとも24時間固定した。さらに、透過型電子顕微鏡検査用に、膵臓および腎臓片を、0.1M Na-カコジラート緩衝液(pH7.4)中の2mg/mLのCaCl2と共に2%ホルムアルデヒドおよび2.5%グルタルアルデヒドで固定した。固定後、全ての器官をParaplast中に包理した。2〜3μmで切片を切り出し、以下のように染色した:ヘマトキシリンエオシン(HE):肝臓、腎臓、膵臓、WAT;PAS:腎臓;Fat Red:凍結腎臓切片。膵臓切片を含むスライドを、BrdU、インスリン、グルカゴン、ソマトスタチン、またはBrdUとインスリンの双方を検出するための抗体で染色し、免疫組織化学的評価を行った。
全ての生データ(全体的パラメータ(BW、FI)、および血液・血漿パラメータ)を手動またはエクセル表上で収集し、フォーマット化したエクセルシート中に電子化し、毎日バックアップを行う守秘Rocheサーバー上に記憶した。数値は平均値±SEMとして解析した。
Claims (6)
- 離乳後のラットを高脂肪飼料で1〜2週間飼育する工程を含む、糖尿病ラットを製造する方法。
- ラットがZDFラットである、請求項1記載の方法。
- 5〜6週間後に離乳させる、請求項1または2記載の方法。
- 高脂肪飼料がKliba 2437を含む、請求項1〜3のいずれか一項記載の方法。
- 糖尿病を回復させることができる化合物を同定する方法であって、
a)離乳後のラットを高脂肪飼料で1〜2週間飼育し、その後固形飼料で飼育する工程、
b)対象となる化合物を投与する工程、
c)該化合物により糖尿病が回復したかどうかを決定する工程、
を含む方法。 - ラットがZDFラットである、請求項5記載の方法。
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