JP2007020534A - マルハナバチ巣箱 - Google Patents

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Masami Akiyama
正美 秋山
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Abstract

【課題】 マルハナバチ入りの巣箱の輸送中に、蜜容器の給蜜口から糖蜜の流出を防止すると共に、給蜜口の開放を外箱の外から行うことができるようにしたこと。
【解決手段】 外箱2内に収納されるマルハナバチ巣箱本体5と、その下部に設けられた蜜容器6とより成るマルハナバチ巣箱1において、前記蜜容器6に設けられる蜜口筒体11の給蜜口12に、蜜栓フィルム14を接着し、この蜜栓フィルム14の一部が前記外箱2に形成の引き出し穴16より外部に引き出されていること。
【選択図】 図1

Description

この発明は、輸送時に蜜容器から蜜が漏れるのを防止したマルハナバチ巣箱に関する。
送粉昆虫としてミツバチが用いられているが、このミツバチは、リンゴ、いちご等の受粉に利用されてきている。しかし、花に蜜のないトマト、ナス等にはミツバチが訪花しないため、これらトマト、ナス等の受粉に利用することはできなかった。これに対し、外来種蜂、例えばヨーロッパに分布するセイヨウオオマルハナバチは女王を持ち、蜜と花粉を集める習性を有するため、ヨーロッパにおいてはトマト、ナス等の受粉昆虫として利用が実用化され、また日本においても実用化されるに至っている。
マルハナバチは、該ハチの生産者が注文主の依頼に応じてマルハナバチ巣箱内に入れたまま輸送している。現在用いられているマルハナバチ巣箱は、外箱内に下から糖蜜入りの蜜容器が収納され、その上に巣箱本体が載置された構成となっている。このような構成の特許文献は発見できなかったが、マルハナバチ巣箱の特許文献1がある。
特開平11−103711
前記蜜容器は、マルハナバチの食料となる糖蜜を入れておくもので、トマト、ナス等の花蜜がない植物の受粉作業を行わせるため、不足分となる蜜を補充するためである。蜜容器は樹脂により作られ、一端に上方へ立設する蜜口筒体が取付られ、この蜜口筒体内に繊維束が装着されており、毛管作用により糖蜜を給蜜口へ吸い上げる仕様となっている。この給蜜口は前記した巣箱本体の下端に形成の格子状の蜜吸い部に接触しており、マルハナバチは巣箱本体内から吸蜜できるようになっている。
前記蜜口筒体の給蜜口は、常時露出した状態にあり、輸送時の振動や傾斜置きにより、内部の糖蜜の圧力が高まり、給蜜口より液漏れ事故が頻発している。そこで、給蜜口に蓋(キャップ)することが考えられるが、注文主が到着後に外箱の蓋を開き、外箱から巣箱本体を取り出し、そして給蜜口より蓋を外す作業をしなければならない手間のみならず、巣箱本体の出し入れの際に巣箱の換気スリットから興奮したハチに刺される危険があり問題であった。
そこで、この発明は、輸送時に給蜜口は閉じられ、給蜜口の開放は外箱の外から行うことが出来るマルハナバチ巣箱を提供することにある。
この発明に係るマルハナバチ巣箱は、外箱と、この外箱内に収納されるマルハナバチ巣箱本体と、その下部に設けた蜜容器とを収納したマルハナバチ巣箱において、前記蜜容器に設けられる蜜口筒体の給蜜口に、蜜栓フィルムを接着すると共に、この蜜栓フィルムは、その一部が前記外箱に形成した引き出し穴より外部に引き出されていることにある(請求項1)。これにより、蜜栓フィルムが蜜口筒体の給蜜口を閉じ、輸送時等にも蜜が給蜜口より流出することがない。また、蜜栓フィルムを引っ張れば簡単に外れて給蜜口を開けられる。
また、巣箱を開けることなく外部に引き出されている蜜栓フィルムを引っ張れば、給蜜口を外部より容易に開けられる。
前記蜜栓フィルムの蜜口筒体の給蜜口への接着を熱圧着したことにある(請求項2)。前記蜜口筒体は、上方に給蜜口が形成され、内部中空部に繊維束が収納されている(請求項3)。この繊維束により、糖蜜を毛管作用により給蜜口に至らせしめている。
以上のように、この発明によれば、蜜容器の蜜口筒体の給蜜口が蜜栓フィルムにて覆われていることから、輸送時等にも蜜を流出させることがない。また、引き出されている蜜栓フィルムを引っ張れば外部より巣箱を開けずに給蜜口を開けることができる(請求項1)。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1乃至図3において、マルハナバチ巣箱1は、ダンボール製の外箱2と、その内側に発泡スチロール製の断熱材3を介して巣箱本体5とその下に蜜容器6が収納されている。巣箱本体5は、樹脂製等の箱形状で、全面にわたり換気スリットが形成されている他に、マルハナバチが住むのに最適な環境となるように形成されている。
この巣箱本体5の前方底部に、蜜吸い部8が形成され、該蜜吸い部8はスリットが形成されることで、該スリットを介してマルハナバチが口を入れ下記する給蜜口12から吸蜜される。9はマルハナバチの出入口用の穴である。
蜜容器6はビニールなどの樹脂製のもので、内部に糖蜜が収容され、その一端に蜜口筒体11が設けられている。この蜜口筒体11は、中空の筒部11aと、その内部に収納される繊維束11bとより成り、下端が蜜容器6に入り、上端が外部に突出して設けられている。
前記した蜜口筒体11は、その上端が給蜜口12となっており、前記巣箱本体5の蜜吸い部8に近接又は接触している。この蜜口筒体11の給蜜口12は、所望の注文主に到着する前、即ち受粉活動前までは、給蜜口12に薄い樹脂製の蜜栓フィルム14が接着している。即ち、蜜栓フィルム14は給蜜口12の周縁に熱圧着されている。従って、図1に示すように、輸送時に給蜜口12が閉じられて、糖蜜が流出することがない。
この蜜栓フィルム14は、断熱材3及び外箱2に形成の横長の引き出し穴16からその一部が外部へ引き出されている。従って、この引き出されている蜜栓フィルム14を外部より引っ張ることで、図4に示すように、蜜栓フィルム14を給蜜口12よりはがすことができ、吸蜜が可能となる。
この発明の実施例を示す断面図である。 同上の発明にあって、蜜口筒体の斜視図である。 同上の発明にあって、マルハナバチ巣箱の正面方向から見た斜視図である。 蜜栓フィルムを引っ張って、給蜜口より取り外した状態(使用状態)の断面図である。
符号の説明
1 マルハナバチ巣箱
2 外箱
3 断熱材
5 巣箱本体
6 蜜容器
8 蜜吸い部
11 蜜口筒体
12 給蜜口
14 蜜栓フィルム

Claims (3)

  1. 外箱と、この外箱内に収納されるマルハナバチ巣箱本体と、その下部に設けた蜜容器とより成るマルハナバチ巣箱において、
    前記蜜容器に設けられる蜜口筒体の給蜜口に、蜜栓フィルムを接着すると共に、この蜜栓フィルムは、その一部が前記外箱に形成した引き出し穴より外部に引き出されていることを特徴とするマルハナバチ巣箱。
  2. 前記蜜栓フィルムの蜜口筒体の給蜜口への接着を熱圧着としたことを特徴とする請求項1記載のマルハナバチ巣箱。
  3. 前記蜜口筒体は、上方に給蜜口が形成され、内部中空部に繊維束が収容されていることを特徴とする請求項1又は2記載のマルハナバチ巣箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016517697A (ja) * 2013-05-07 2016-06-20 コッパート・ベスローテン・フェンノートシャップ マルハナバチを閉じ込める方法、並びにそのためのデバイス及びラミネート材料の使用
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