JP2007019567A - 画像記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】監視カメラシステムにおいて、プログレッシブとインターレースの映像データが混在する複数の映像データが入力される場合、プログレッシブ撮像したテレビジョン信号を垂直解像度を劣化を抑えつつ高解像度のプログレッシブ表示する。
【解決手段】メモリ103に書き込まれたのち出力される映像データが、プログレッシブの映像データであれば画像間予測符号化手段106においてフレーム構造の画像間予測符号化を行い、インターレースの映像データであれば画像間予測符号化手段106においてフィールド構造の予測符号化を行う。メモリ103に書き込まれたのち出力される映像データが、プログレッシブの映像データであれば表示映像データ生成部110においてフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い、インターレースの映像データであればインターレースからプログレッシブの画像変換を行う。
【選択図】図1
【解決手段】メモリ103に書き込まれたのち出力される映像データが、プログレッシブの映像データであれば画像間予測符号化手段106においてフレーム構造の画像間予測符号化を行い、インターレースの映像データであれば画像間予測符号化手段106においてフィールド構造の予測符号化を行う。メモリ103に書き込まれたのち出力される映像データが、プログレッシブの映像データであれば表示映像データ生成部110においてフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い、インターレースの映像データであればインターレースからプログレッシブの画像変換を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は画像記録再生装置に係り、特に、監視カメラシステムのように複数の映像データを記録し再生する装置に関する。
本発明の背景技術としては、例えば特開平10−276365号公報がある。本公報には、課題として「複数の映像データを予測符号化を用いて効率的にデータ圧縮を行う。」と記載があり、解決手段として「記録時メモリ制御回路13により、映像入力端子1〜4に入力された映像データが時分割で混合された混合映像データVSMIrを、映像入力端子1〜4毎に切り分けて対応するメモリ6〜9に書き込む。また、メモリ6〜9に書き込んだ混合映像データを、メモリ6〜9から順番に、所定フレーム数分まとめて読み出す。そして、MPEG符号化回路11で、当該読み出した所定フレーム数分毎に、フレーム間の予測符号化を行う。」と記載がある。
画像信号を圧縮符号化する方式として、JPEGやMPEGなどの方式が知られており、これらの方式を用いたカメラやレコーダが一般的になっている。また、近年、監視カメラシステムの分野においても、上記方式とデジタル記録メディアを用いた製品が普及し始めている。
監視カメラシステムの分野では、数週間にわたる長時間記録が必要なため、JPEG方式と比べて同等の画質で圧縮効率の高いMPEG方式が有利である。また、数台のカメラの映像を記録する場合、カメラ1台ごとに圧縮符号化装置をつけるよりも、低価格化のためには、複数台のカメラの出力をフレームもしくはフィールド毎に切り替え、1つの混合映像データとし圧縮記録する方法がある。この混合映像データを画像間予測符号化するために、同一カメラの映像を混合映像データから抜き出し、複数フレームにまとめて順次画像間予測符号化装置に出力する方法がとられている。(例えば、特許文献1参照)。
一方、カメラはCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いて光電変換を行ない、これにデジタル処理を施してテレビジョン信号として映像データを出力する。このCCDからフィールド毎に垂直2ラインを画素混合して読み出してフィールド毎に奇数ラインと偶数ラインを切り替えてテレビジョン信号を生成するインターレース出力方式と、CCDからフレーム毎に垂直ラインを画素混合せずに読み出しフィールド毎に奇数ラインと偶数ラインを切り替えてテレビジョン信号を生成するプログレッシブ出力方式とがある。プログレッシブ出力は、インターレース出力に比べ、映像が1/30で更新されるために動解像度は劣るが、垂直ラインを混合しないために垂直解像度の面で有利である。
また、画像記録再生装置の表示モニタとして、従来のテレビジョン信号を表示するモニタの他に、解像度が高くプログレッシブで映像を表示するパソコンなどで使用されているモニタがある。監視カメラシステムでは、複数のカメラの映像を多分割形式で表示するために、解像度が高いパソコンなどで使用されているモニタを使用する方が有利である。
しかしながら、プログレッシブの映像データをインターレースの映像データと同様に、フィールド毎に垂直ライン数半分の映像データをプログレッシブの映像データに変換して解像度の高いプログレッシブ表示対応のモニタに表示したのでは、垂直解像度が劣化してしまう。
また、プログレッシブの映像データをインターレース出力の映像データと同様に、フィールド構造の予測符号化を行ったのでは、フレーム構造の予測符号化を行った場合と比べて、動きのない静止画領域の画質の劣化が発生する。
本発明の目的は、監視カメラシステムにおいて、プログレッシブとインターレースの映像データが混在する複数の映像データが入力される場合、プログレッシブのテレビジョン信号を垂直解像度を劣化を抑えつつ高解像度のプログレッシブ表示することができ、また映像の動きの少ない領域の画質の劣化を抑えた符号化を実現する画像記録再生装置を提供することである。
本発明による請求項1記載の画像記録再生装置は、複数の映像データを記録する第1の記録手段と、前記複数の映像データを前記第1の記録手段にそれぞれ書込み、前記複数の映像データを読み出す選択制御手段と、前記選択制御手段により前記第1の記録手段から読み出された映像データをプログレッシブもしくはインターレースの映像データであるかによってフレーム構造の画像間の予測符号化を行うかもしくはフィールド構造の画像間の予測符号化を行うかを切り替えて符号化を行う画像間予測符号化手段と、前記画像間予測符号化手段で符号化された映像データを記録する記録媒体と、前記記録媒体から前記画像間予測符号化手段で符号化された映像データを読み出し伸張する画像伸張手段と、前記画像伸張手段で伸張された映像データを記憶する第2の記憶手段と、表示用の映像データを記憶する第3の記憶手段と、前記選択制御手段により前記第1の記憶手段から読み出される映像データもしくは前記第2の記憶手段から読み出した映像データをプログレッシブもしくはインターレースの映像データであるかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替え表示用の映像データとして該第3の記憶手段に書き込む表示映像データ生成手段と、前記第3の記憶手段から表示映像データを出力する表示出力手段を備えることを特徴とする。
本発明による請求項2記載の画像記録再生装置は、請求項1記載の画像記録再生装置において、複数の映像データに対応したプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号が入力され、前記識別信号によって、前記画像間予測符号化手段はフレーム構造で予測符号化するかもしくはフィールド構造で予測符号化するかを切り替えて符号化を行い、前記表示映像データ生成手段はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする。
本発明による請求項3記載の画像記録再生装置は、請求項1記載の画像記録再生装置において、複数の映像データを生成する複数の撮像装置にプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号を出力し、前記識別信号によって、前記画像間予測符号化手段はフレーム構造で予測符号化するかもしくはフィールド構造で予測符号化するかを切り替えて符号化を行い、前記表示映像データ生成手段はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする。
本発明による請求項4記載の画像記録再生装置は、複数の映像データを記録する第1の記録手段と、前記複数の映像データを前記第1の記録手段にそれぞれ書込み、前記複数の映像データを読み出す選択制御手段と、前記選択制御手段により前記第1の記録手段から読み出された映像データの符号化を行う画像符号化手段と、前記画像符号化手段で符号化された映像データを記録する記録媒体と、前記記録媒体から前記画像符号化手段で符号化された映像データを読み出し伸張する画像伸張手段と、前記画像伸張手段で伸張された映像データを記憶する第2の記憶手段と、表示用の映像データを記憶する第3の記憶手段と、前記選択制御手段により前記第1の記憶手段から読み出される映像データもしくは前記第2の記憶手段から読み出した映像データをプログレッシブもしくはインターレースの映像データであるかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替え表示用の映像データとして該第3の記憶手段に書き込む表示映像データ生成手段と、前記第3の記憶手段から表示映像データを出力する表示出力手段を備えることを特徴とする。
本発明による請求項5記載の画像記録再生装置は、請求項41記載の画像記録再生装置において、複数の映像データに対応したプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号が入力され、前記識別信号によって、前記表示映像データ生成手段はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする。
本発明による請求項6記載の画像記録再生装置は、請求項4記載の画像記録再生装置において、複数の映像データを生成する複数の撮像装置にプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号を出力し、前記識別信号によって、前記表示映像データ生成手段はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、監視カメラシステムにおいて、プログレッシブとインターレースの映像データが混在する複数の映像データが入力される場合、プログレッシブのテレビジョン信号を垂直解像度を劣化を抑えつつ高解像度のプログレッシブ表示することができ、また映像の動きの少ない領域の画質の劣化を抑えた符号化ができる画像記録再生装置を得ることができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す画像記録再生装置のブロック構成図である。101は、映像データをn個入力する第1の入力部である。102は、第1の入力部101の出力をデジタル画像信号に変換する複数個からなるA/D変換部、103はFIFO等からなる第1のメモリである。104は、メモリ103の書込みと読込み領域の指定とタイミングを制御する選択制御部である。105は、入力部101に入力される映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかを示す信号をn個入力する第2の入力部である。第2の入力部105の信号は選択制御部104に入力され、選択制御部104はメモリ103から読み出される映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかを示す信号を出力する。
第1のメモリ103から読み出された映像データは、画像間予測符号化部106にて、MPEG等の符号化方法により圧縮変換されて、記録部107に記録される。このとき画像間予測符号化部106は、選択制御部104から出力されるメモリ103から読み出される映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかを示す信号により、プログレッシブの映像データであればフレーム構造の画像間予測符号化を行い、インターレースの映像データであればフィールド構造の画像間予測符号化を行う。また、画像間予測符号化部106は、符号化し記録媒体に書き込まれた映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかの情報も一緒に記録する。
記録媒体107に記録された符号化された映像データは、画像伸張手段108により読み出されて伸張される。画像伸張手段108により伸張された映像データは、第2のメモリ109に記憶される。このとき、画像伸張手段108は伸張した映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかの情報を記録媒体107から読み出し、伸張した映像データと共に第2のメモリ109に記憶する。
110は表示映像データ生成部であり、選択制御部104によって第1のメモリ103から読み出される映像データもしくは第2のメモリ109から読み出した映像データを表示映像データに変換して、第3のメモリ111に記憶する。このとき、表示映像データ生成部は、選択制御部104から出力されるメモリ103から読み出される映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかを示す信号により、選択制御部104によって第1のメモリ103から読み出される映像データがプログレッシブの映像データであればフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い表示映像データを生成し、選択制御部104によって第1のメモリ103から読み出される映像データがインターレースの映像データであればフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い表示映像データを生成する。また、表示映像データ生成部は、第2のメモリ109から読み出した映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかの情報を第2のメモリ109から読み出すことで、第2のメモリ109から読み出した映像データがプログレッシブの映像データであればフレーム間隔で表示映像データを生成し、第2のメモリ109から読み出した映像データがインターレースの映像データであればフィールド間隔で表示映像データを生成する。
第3のメモリ111に記憶された表示映像データは、表示映像データ生成部110によって所望のタイミングで読み出され、D/A変換部112にてデジタル映像データをアナログ映像信号に変換される。D/A変換部112から出力されるアナログ映像信号は、モニタ113に表示される。
次に、表示映像データ生成部110の動作について補足説明する。
図2は、インターレースの映像データとプログレッシブの映像データの説明図である。図2において、21は1/60秒の間隔つまりフィールド間隔を示す垂直同期信号である。22は、フレーム間隔を示すフレーム信号であり、22がHIGHの期間はテレビジョン信号には映像データの奇数ラインが出力され、LOWの期間では偶数ラインが出力される。
23は、インターレースの映像データにおいてカメラ(図示せず)のCCDなどの撮像素子で光電変換された映像データを示しており、1/60秒の間隔で撮像する。24は、カメラから出力されるインターレースの映像データを示している。インターレースの映像データにおいては、図2に示されるように、撮像素子からの垂直に画素混合して読み出す位置を切り替えることで、フレーム信号22がHIGHの期間は偶数ラインのLOWの期間は奇数ラインの水平720画素垂直240ラインのテレビジョン信号が出力される。
25は、プログレッシブの映像データにおいてカメラ(図示せず)のCCDなどの撮像素子で光電変換された映像データを示しており、1/30秒の間隔で撮像する。26は、カメラから出力されるプログレッシブの映像データを示している。プログレッシブの映像データにおいては、図2に示されるように、撮像素子からは画素混合せずに全画素読み出して得られる水平720画素垂直480ラインの映像データから、フレーム信号22がHIGHの期間は偶数ラインを選択しLOWの期間は奇数ラインを選択して水平720画素垂直240ラインのテレビジョン信号が出力される。
インターレースの映像データにおいて水平720画素垂直240ラインのそれぞれの映像は異なる時間に撮像され各々垂直方向に画素混合した映像データであるのに対して、プログレッシブの映像データにおいて同一フレーム内の水平720画素垂直240ラインの2つの映像は同一時間に撮像され画素混合されることなく出力された映像であるので、同一フレーム内のフィールド画像を合わせればインターレースの映像データと比べて垂直解像度の高いプログレッシブ画像となる。
図3は、表示映像データ生成部110の動作説明図である。図3では、水平720画素垂直240ラインの映像データを水平1024画素垂直768ラインの表示映像データを生成する場合を示している。図3において、31は1/60秒の間隔つまりフィールド間隔を示す垂直同期信号である。32は、フレーム間隔を示すフレーム信号であり、32がHIGHの期間は表示映像データ生成部110には奇数ラインの映像データが入力され、LOWの期間では偶数ラインの映像データが入力される。
33はインターレースの映像データを示し、34はインターレースの映像データを画像変換した水平1024画素垂直768ラインの表示映像データを示している。図3に示すように、インターレースの映像データの場合、表示映像データ生成部110は、フィールド毎に水平720画素垂直240画素のインターレース映像データを水平1024画素垂直768ラインのプログレッシブ表示映像データに画像変換する。
35はプログレッシブの映像データを示し、36はプログレッシブの映像データを画像変換した水平1024画素垂直768ラインの表示映像データを示している。図3に示すように、プログレッシブの映像データの場合、表示映像データ生成部110は、フレーム毎に水平720画素垂直240画素のプログレッシブ映像データを水平1024画素垂直768ラインのプログレッシブ表示映像データに画像変換する。
なお、図3を用いた上記説明では、1つの映像データを水平1024画素垂直768ラインの表示映像データに画像変換したが、インターレースの映像データとプログレッシブの映像データが混在した複数の映像データを任意の画像解像度の画像に変換し、複数の映像データを多分割形式で任意の画像解像度のモニタに表示することも可能である。
本実施例によれば、プログレッシブの映像データの場合はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブに画像変換し、インターレースの場合はフィールド間隔でインターレースからプログレッシブに画像変換することで、プログレッシブの映像データとインターレースの映像データが混在して複数入力される画像記録再生装置において、プログレッシブの映像データを垂直解像度を劣化を抑えつつプログレッシブの高解像度モニタに表示することができる。
また、プログレッシブの映像データの場合はフレーム構造の画像間予測符号化を行い、インターレースの映像データの場合にはフィールド構造の画像間予測符号化を行うことで、プログレッシブの映像データとインターレースの映像データが混在して複数入力される画像記録再生装置において、プログレッシブの映像データの動きの少ない領域の画質の劣化を抑えた符号化が可能となる。
なお、本実施例における画像間予測符号化部106がJPEG等の時間の異なった画像間の予測符号化を行わない符号化を行った場合でも、プログレッシブの映像データの場合はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブに画像変換し、インターレースの場合はフィールド間隔でインターレースからプログレッシブに画像変換することで、プログレッシブの映像データとインターレースの映像データが混在して複数入力される画像記録再生装置において、プログレッシブの映像データを垂直解像度を劣化を抑えつつプログレッシブの高解像度モニタに表示することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す画像記録再生装置のブロック構成図である。第1の実施形態を示す画像記録再生装置のブロック構成図である図1に対応する部分は、同一番号をつけて重複する説明を省略する。
図4において、415は映像データ識別信号生成部であり、416は映像データ識別信号生成部415の信号を出力する映像データ識別信号出力部である。
映像データ識別信号生成部415は、入力部101に入力されるn個の映像データがインターレースの映像データであるかプログレッシブの映像データであるかを切り替えるn個の映像データ識別信号を生成する。この信号は、ユーザーにより任意に設定される。映像データ識別信号生成部415の出力は、映像データ識別信号出力部416を経て、外部のn個のカメラ(図示せず)に入力される。このカメラは、入力された映像データ識別信号により、プログレッシブの映像データもしくはインターレースの映像データを切り替えて出力する。
映像データ識別信号生成部415の信号は選択制御部104に入力されることにより、選択制御部104はn個の映像データのどの映像データがプログレッシブの映像データかインターレースの映像データであるかを認識し、メモリ103から読み出される映像データがプログレッシブの映像データであるかインターレースの映像データであるかを示す信号を出力する。
本実施例によれば、プログレッシブの映像データの場合はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブに画像変換し、インターレースの場合はフィールド間隔でインターレースからプログレッシブに画像変換することで、プログレッシブの映像データとインターレースの映像データが混在して複数入力される画像記録再生装置において、プログレッシブの映像データを垂直解像度を劣化を抑えつつプログレッシブの高解像度モニタに表示することができる。
また、プログレッシブの映像データの場合はフレーム構造の画像間予測符号化を行い、インターレースの映像データの場合にはフィールド構造の画像間予測符号化を行うことで、プログレッシブの映像データとインターレースの映像データが混在して複数入力される画像記録再生装置において、プログレッシブの映像データの動きの少ない領域の画質の劣化を抑えた符号化が可能となる。
なお、本実施例における画像間予測符号化部106がJPEG等の時間の異なった画像間の予測符号化を行わない符号化を行った場合でも、プログレッシブの映像データの場合はフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブに画像変換し、インターレースの場合はフィールド間隔でインターレースからプログレッシブに画像変換することで、プログレッシブの映像データとインターレースの映像データが混在して複数入力される画像記録再生装置において、プログレッシブの映像データを垂直解像度を劣化を抑えつつプログレッシブの高解像度モニタに表示することができる。
101・・・映像データ入力部
102・・・A/D変換部
103・・・第1のメモリ
104・・・選択制御部
105・・・映像データ識別信号入力部
106・・・画像間予測符号化部
107・・・記録媒体
108・・・画像伸張部
109・・・第2のメモリ
110・・・表示映像データ生成部
111・・・第3のメモリ
112・・・D/A変換部
113・・・モニタ
21・・・垂直同期信号
22・・・フレーム信号
23・・・インターレース映像データを出力するカメラの撮像素子に撮像された映像データ
24・・・インターレースの映像データ
25・・・プログレッシブ映像データを出力するカメラの撮像素子に撮像された映像データ
26・・・プログレッシブの映像データ
31・・・垂直同期信号
32・・・フレーム信号
33・・・インターレースの映像データ
34・・・インターレースの映像データを画像変換した表示映像データ
35・・・プログレッシブの映像データ
36・・・プログレッシブの映像データを画像変換した表示映像データ
414・・・映像データ識別信号生成部
415・・・映像データ識別信号出力部
102・・・A/D変換部
103・・・第1のメモリ
104・・・選択制御部
105・・・映像データ識別信号入力部
106・・・画像間予測符号化部
107・・・記録媒体
108・・・画像伸張部
109・・・第2のメモリ
110・・・表示映像データ生成部
111・・・第3のメモリ
112・・・D/A変換部
113・・・モニタ
21・・・垂直同期信号
22・・・フレーム信号
23・・・インターレース映像データを出力するカメラの撮像素子に撮像された映像データ
24・・・インターレースの映像データ
25・・・プログレッシブ映像データを出力するカメラの撮像素子に撮像された映像データ
26・・・プログレッシブの映像データ
31・・・垂直同期信号
32・・・フレーム信号
33・・・インターレースの映像データ
34・・・インターレースの映像データを画像変換した表示映像データ
35・・・プログレッシブの映像データ
36・・・プログレッシブの映像データを画像変換した表示映像データ
414・・・映像データ識別信号生成部
415・・・映像データ識別信号出力部
Claims (10)
- プログレッシブの画像データとインターレースの画像データが入力され、圧縮して記録する画像記録装置であって、
前記プログレッシブの画像データとインターレースの画像データが入力される入力部と、
前記入力部に入力される画像データを画像間の予測符号化により符号化する画像間予測符号化部と、
前記入力部に入力される画像データに対して、
前記入力画像データがプログレッシブの画像データのときは、前記画像間予測符号化部がフレーム構造で画像間の予測符号化を行うよう、
前記前記入力画像データがインターレースの画像データのときは、前記画像間予測符号化部がフィールド構造で画像間の予測符号化を行うよう、制御する制御部と、
前記制御部の制御により前記画像間予測符号化部が符号化した画像データを記録する記録部と、
を有する、画像記録装置。 - プログレッシブの画像データとインターレースの画像データが入力され、表示手段に出力する画像再生装置であって、
前記プログレッシブの画像データとインターレースの画像データが入力される入力部と、
前記入力部に入力される画像データを前記表示手段に出力する表示用データを生成する表示用データ生成部と、
前記入力部に入力される画像データに対して、
前記入力画像データがプログレッシブの画像データのときは、前記表示用データ生成部がフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行うよう、
前記入力画像データがインターレースの画像データのときは、前記表示用データ生成部がフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行うよう、制御する制御部と、
を有する、画像再生装置。 - 複数の映像データを圧縮し記録する画像記録再生装置において、
該複数の映像データを記憶する第1の記憶手段と、該複数の映像データをそれぞれ該第1の記憶手段に書込み、該第1の記憶手段から該複数の映像データを選択して読み出す選択制御手段と、該選択制御手段により該第1の記憶手段から読み出される該複数の映像データを画像間の予測符号化を用いて符号化する画像間予測符号化手段と、該画像間予測符号化手段で符号化された映像データを記録する記録媒体と、該記録媒体から該画像間予測符号化手段で符号化された映像データを読み出し伸張する画像伸張手段と、該画像伸張手段で伸張された映像データを記憶する第2の記憶手段と、表示用の映像データを記憶する第3の記憶手段と、該選択制御手段により該第1の記憶手段から読み出される映像データもしくは該第2の記憶手段から読み出した映像データを表示用の映像データとして該第3の記憶手段に書き込む表示映像データ生成手段と、該第3の記憶手段から表示映像データを出力する表示出力手段とで構成され、
該複数の映像データはプログレッシブもしくはインターレースの映像データであり、該画像間予測符号化手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム構造で予測符号化するかもしくはフィールド構造で予測符号化するかを切り替えて符号化を行い、該表示映像データ生成手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする画像記録再生装置。 - 請求項3に記載の画像記録再生装置において、
該複数の映像データに対応したプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号が入力され、
該複数の映像データ識別信号によって、該画像間予測符号化手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム構造で予測符号化するかもしくはフィールド構造で予測符号化するかを切り替えて符号化を行い、該表示映像データ生成手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする画像記録再生装置。 - 請求項3に記載の画像記録再生装置において、
該複数の映像データを生成する複数の撮像装置にプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号を出力し、
出力される該複数の映像データ識別信号によって、該画像間予測符号化手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム構造で予測符号化するかもしくはフィールド構造で予測符号化するかを切り替えて符号化を行い、該表示映像データ生成手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする画像記録再生装置。 - 複数の映像データを圧縮し記録する画像記録再生装置において、
該複数の映像データを記憶する第1の記憶手段と、該複数の映像データをそれぞれ該第1の記憶手段に書込み、該第1の記憶手段から該複数の映像データを選択して読み出す選択制御手段と、該選択制御手段により該第1の記憶手段から読み出される該複数の映像データを符号化する画像符号化手段と、該画像符号化手段で符号化された映像データを記録する記録媒体と、該記録媒体から該画像符号化手段で符号化された映像データを読み出し伸張する画像伸張手段と、該画像伸張手段で伸張された映像データを記憶する第2の記憶手段と、表示用の映像データを記憶する第3の記憶手段と、該選択制御手段により該第1の記憶手段から読み出される映像データもしくは該第2の記憶手段から読み出した映像データを表示用の映像データとして該第3の記憶手段に書き込む表示映像データ生成手段と、該第3の記憶手段から表示映像データを出力する表示出力手段とで構成され、
該複数の映像データはプログレッシブもしくはインターレースの映像データであり、該表示映像データ生成手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする画像記録再生装置。 - 請求項6に記載の画像記録再生装置において、
該複数の映像データに対応したプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号が入力され、
該複数の映像データ識別信号によって、該表示映像データ生成手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする画像記録再生装置。 - 請求項6に記載の画像記録再生装置において、
該複数の映像データを生成する複数の撮像装置にプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかを示す複数の映像データ識別信号を出力し、
出力される該複数の映像データ識別信号によって、該表示映像データ生成手段はプログレッシブの映像データかインターレースの映像データかによってフレーム間隔でプログレッシブからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかもしくはフィールド間隔でインターレースからプログレッシブの画像変換を行い映像データを生成するかを切り替えることを特徴とする画像記録再生装置。 - 映像データを記録する記録装置であって、
複数の撮像装置からの映像データが入力される入力部と、
前記入力部に入力される映像データの種別を判別する判別部と、
前記判別部の判別に応じた符号化部と、
を有する、記録装置。 - 映像データ再生する再生装置であって、
複数の撮像装置からの映像データが記録される記録部と、
前記記録部に記録される映像データの種別を判別する判別部と、
前記判別部の判別に応じ、前記映像データを表示手段に表示するよう表示データを生成する表示データ生成部と、
を有する、再生装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005195657A JP2007019567A (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | 画像記録再生装置 |
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JP2000036939A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP2001061149A (ja) * | 1999-08-20 | 2001-03-06 | Kdd Corp | フレーム構造/フィールド構造切替式画像符号化装置 |
-
2005
- 2005-07-05 JP JP2005195657A patent/JP2007019567A/ja active Pending
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