JP2007018286A - ストレージシステム、アダプタ装置並びに情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、障害時における原因の把握を容易にし得る情報処理装置を提案する。
【解決手段】
第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置であって、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する取得部と、前記取得部により取得された取得データを記憶する第1の記憶部とを備えるようにした。
【選択図】 図3
本発明は、障害時における原因の把握を容易にし得る情報処理装置を提案する。
【解決手段】
第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置であって、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する取得部と、前記取得部により取得された取得データを記憶する第1の記憶部とを備えるようにした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ストレージシステム、アダプタ装置並びに情報処理装置及びその制御方法に関し、例えばストレージシステムに適用して好適なものである。
従来、例えばホスト装置、ファイバチャネルスイッチ及びストレージ装置によって構成されるストレージシステムにおいて、当該ストレージシステムに障害が発生した場合には、送受信されたデータを解析することによって、障害を発生させた装置やその部位を特定し、障害の原因を把握している。
この場合、ホスト装置及びファイバチャネルスイッチ間に設けられたホストバスアダプタについては、障害を解析するための有効なデータを採取する方法がなく、ホスト装置及びストレージ装置においてそれぞれ送受信されたデータのログをもとに、実際に障害が発生したときの状況を人為的に再現させることによって、障害の原因を把握している。
しかしながらこの方法によると、障害が発生したときの状況を人為的に再現させる必要があるため、ストレージシステムを停止させなければならず、この結果障害が発生したときの対応に時間を要するという問題がある。
一方、ストレージシステムにおける障害時のデータを採取する方法として、ホスト装置及びストレージ装置間に設けた所定構成の周辺制御装置により、ホスト装置から送信される障害発生信号を契機としてデータを採取し、当該採取したデータをストレージ装置に転送する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−204789号公報
ところで、かかる従来のストレージシステムでは、特許文献1に開示された周辺制御装置のように、障害発生信号を契機としてデータを採取するだけでは、ホスト装置で障害が発生したのか、周辺制御装置で障害が発生したのか、又はストレージ装置で障害が発生したのかを区別することが困難である。
従って、従来のストレージシステムでは、依然として採取されたデータをもとに、実際に障害が発生した現象を人為的に再現させなければならないため、未だ障害の原因を把握するのに時間を要するという問題がある。
このように特許文献1に開示された周辺制御装置によっても、ストレージシステムに障害が発生したときの原因の把握に時間を要するという問題があり、十分な解決方法とは言い得ない。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、障害時における原因の把握を容易にし得るストレージシステム、アダプタ装置並びに情報処理装置及びその制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、上位装置から送信されたデータを、アダプタ装置及びネットワークを介してストレージ装置に記憶すると共に、前記ストレージ装置に記憶されたデータを、前記ネットワーク及び前記アダプタ装置を介して前記上位装置に読み出すストレージシステムであって、前記アダプタ装置は、前記上位装置及び前記ネットワーク間におけるデータ転送を行う転送部と、前記上位装置及び前記転送部間を通過するデータを取得する第1の取得部と、前記転送部及び前記ネットワーク間を通過するデータを取得する第2の取得部と、前記第1の取得部及び前記第2の取得部により取得された取得データを前記上位装置に送信する送信部とを備え、前記上位装置は、前記アダプタ装置の前記送信部から送信された前記取得データを記憶する第1の記憶部を備えるようにした。
従って、第1の記憶部に記憶された取得データに基づいて、上位装置で障害が発生したのか、アダプタ装置で障害が発生したのか、ネットワークで障害が発生したのか又はストレージ装置で障害が発生したのかを簡易に区別することができる。
また、本発明においては、上位装置から送信されたデータを、ネットワークを介してストレージ装置に転送すると共に、前記ネットワークを介してストレージ装置から送信されたデータを、前記上位装置に転送するアダプタ装置であって、第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部と、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータを取得する第1の取得部と、前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する第2の取得部と、前記第1の取得部及び前記第2の取得部により取得された取得データを外部の記憶部に送信する送信部とを備えるようにした。
従って、記憶部に記憶された取得データに基づいて、上位装置で障害が発生したのか、アダプタ装置で障害が発生したのか、ネットワークで障害が発生したのか又はストレージ装置で障害が発生したのかを簡易に区別することができる。
さらに、本発明においては、第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置であって、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する取得部と、前記取得部により取得された取得データを記憶する第1の記憶部とを備えるようにした。
従って、第1の記憶部に記憶された取得データに基づいて、第1の機器で障害が発生したのか、転送部で障害が発生したのか、又は第2の機器で障害が発生したのかを簡易に区別することができる。
さらに、本発明においては、第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置の制御方法であって、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する第1のステップと、前記第1のステップにおいて取得した取得データを第1の記憶部に記憶する第2のステップとを備えるようにした。
従って、第1の記憶部に記憶された取得データに基づいて、第1の機器で障害が発生したのか、転送部で障害が発生したのか、又は第2の機器で障害が発生したのかを簡易に区別することができる。
本発明によれば、上位装置から送信されたデータを、アダプタ装置及びネットワークを介してストレージ装置に記憶すると共に、前記ストレージ装置に記憶されたデータを、前記ネットワーク及び前記アダプタ装置を介して前記上位装置に読み出すストレージシステムであって、前記アダプタ装置は、前記上位装置及び前記ネットワーク間におけるデータ転送を行う転送部と、前記上位装置及び前記転送部間を通過するデータを取得する第1の取得部と、前記転送部及び前記ネットワーク間を通過するデータを取得する第2の取得部と、前記第1の取得部及び前記第2の取得部により取得された取得データを前記上位装置に送信する送信部とを備え、前記上位装置は、前記アダプタ装置の前記送信部から送信された前記取得データを記憶する第1の記憶部を備えるようにしたことにより、第1の記憶部に記憶された取得データに基づいて、上位装置で障害が発生したのか、アダプタ装置で障害が発生したのか、ネットワークで障害が発生したのか、又はストレージ装置で障害が発生したのかを簡易に区別することができ、かくして障害時における原因の把握を容易にし得るストレージシステムを実現できる。
また、本発明によれば、上位装置から送信されたデータを、ネットワークを介してストレージ装置に転送すると共に、前記ネットワークを介してストレージ装置から送信されたデータを、前記上位装置に転送するアダプタ装置であって、第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部と、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータを取得する第1の取得部と、前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する第2の取得部と、前記第1の取得部及び前記第2の取得部により取得された取得データを外部の記憶部に送信する送信部とを備えるようにしたことにより、記憶部に記憶された取得データに基づいて、上位装置で障害が発生したのか、アダプタ装置で障害が発生したのか、ネットワークで障害が発生したのか、又はストレージ装置で障害が発生したのかを簡易に区別することができ、かくして障害時における原因の把握を容易にし得るアダプタ装置を実現できる。
さらに、本発明によれば、第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置及びその制御方法であって、前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得し、取得データを第1の記憶部に記憶するようにしたことにより、第1の記憶部に記憶された取得データに基づいて、第1の機器で障害が発生したのか、転送部で障害が発生したのか、又は第2の機器で障害が発生したのかを簡易に区別することができ、かくして障害時における原因の把握を容易にし得る情報処理装置及びその制御方法を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態によるストレージシステムの構成
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1の構成を示している。このストレージシステム1は、ホスト装置2がホストバスアダプタ3を介してファイバチャネルスイッチ4と接続されると共に、ファイバチャネルスイッチ4がストレージ装置5と接続されることにより構成されている。
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1の構成を示している。このストレージシステム1は、ホスト装置2がホストバスアダプタ3を介してファイバチャネルスイッチ4と接続されると共に、ファイバチャネルスイッチ4がストレージ装置5と接続されることにより構成されている。
ホスト装置2は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレームコンピュータ等でなる上位装置として構成されており、ホストバスアダプタ3及びファイバチャネルスイッチ4をそれぞれ介してストレージ装置5に対してデータの読み書きを行う。
ファイバチャネルスイッチ4は、ホスト装置2が提供する記憶資源におけるデータの管理単位であるブロックを単位として、ホストバスアダプタ3を介してホスト装置2との間で、コマンドやデータ等の授受を行う。この場合、ホスト装置2とストレージ装置5との間で行われる通信プロトコルは、ファイバチャネルプロトコルである。
なお、ホスト装置2とストレージ装置5との間は、必ずしもファイバチャネルスイッチ4からなるSAN(Storage Area Network)を介して接続する必要はなく、LAN(Local Area Network)等を介して接続するようにしてもよい。例えば、LANを介して接続する場合には、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従ってコマンドやデータ等の授受を行う。ここで、LANを介して接続する場合には、ホストバスアダプタ3に代えて、例えばLAN対応のネットワークカード等を適用することができる。
ストレージ装置5は、複数のチャネルアダプタ10、接続部11、共有メモリ12、キャッシュメモリ13、複数のディスクアダプタ14、管理端末15及び複数のディスクドライブ16を備えて構成されている。
各チャネルアダプタ10は、それぞれマイクロプロセッサ(図示せず)、内部メモリ(図示せず)及び通信インタフェース等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されている。各チャネルアダプタ10には、それぞれを識別するためのネットワークアドレス(例えば、WWN(World Wide Name)やIP(Internet Protocol)アドレス)が割り当てられており、各チャネルアダプタ10は、それぞれが個別にNAS(Network Attached Storage)としても振る舞うことができるようになっている。複数のホスト装置2が存在する場合、各チャネルアダプタ10は、各ホスト装置2からのコマンドをそれぞれ個別に受け付ける。
接続部11は、チャネルアダプタ10、共有メモリ12、キャッシュメモリ13及びディスクアダプタ14と接続されている。チャネルアダプタ10、共有メモリ12、キャッシュメモリ13及びディスクアダプタ14間でのコマンドやデータの授受は、この接続部11を介して行われる。接続部11は、例えば高速スイッチングによりデータ伝送を行うクロスバススイッチなどのスイッチ又はバス等で構成される。
共有メモリ12及びキャッシュメモリ13は、チャネルアダプタ10及びディスクアダプタ14により共有される記憶メモリである。共有メモリ12は、主に制御情報やコマンド等を記憶するために利用される。キャッシュメモリ13は、主にディスクドライブ16に読書きするデータを一時的に記憶するために利用される。
管理端末15は、そのストレージ装置5全体やディスクドライブ16を保守・管理するためのコンピュータ装置であり、LAN17を介して各チャネルアダプタ10とそれぞれ接続されると共に、LAN18を介して各ディスクアダプタ14とそれぞれ接続されている。チャネルアダプタ10やディスクアダプタ14において実行されるソフトウェアやパラメータの変更は、管理端末15の指示により行われる。
各ディスクアダプタ14は、マイクロプロセッサ(図示せず)や内部メモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成され、チャネルアダプタ10により共有メモリ12に記憶されたコマンドに従ってディスクドライブ16にデータの書き込みや読み出しなどの処理を実行させる。ディスクアダプタ14は、ディスクドライブ16をいわゆるRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式に規定されるRAIDレベル(例えばRAID0,RAID1,RAID5)で制御する。
各ディスクドライブ16は、例えばATA(Advanced Technology Attachment)ディスクドライブ、SCSI(Small Computer System Interface)ディスクドライブ、ファイバチャネルディスクドライブ等のハードディスクドライブである。これら各ディスクドライブ16内のディスクデバイスはRAID方式で運用される。1又は複数のディスクデバイスにより提供される物理的な記憶領域上に、1又は複数の論理的なボリューム(以下、これを論理ボリュームと呼ぶ)が設定される。そしてデータは、この論理ボリュームに記憶される。
ここで、このストレージシステム1におけるデータの流れについて説明する。ホスト装置2は、例えばユーザ操作によりストレージ装置5内の論理ボリュームに対してデータを書き込むべき旨の指令が入力されると、これに応じたデータ書込み要求コマンド及び書込み対象のデータをホストバスアダプタ3及びファイバチャネルスイッチ4をそれぞれ介してストレージ装置5の所定のチャネルアダプタ10に送信する。
このデータ書込み要求コマンドを受信したチャネルアダプタ10は、当該データ書込み要求コマンドを共有メモリ12に書き込むと共に、かかる書込み対象のデータをキャッシュメモリ13に書き込む。一方、ディスクアダプタ14は共有メモリ12を常時監視しており、共有メモリ12にデータ書込み要求コマンドが書き込まれたことを検出すると、論理アドレス指定によるデータ書込み要求コマンドを物理アドレス指定によるデータ書込み要求コマンドに変換し、さらにキャッシュメモリ13から書込み対象のデータを読み出して、これを対応する記憶デバイスの対応するアドレス位置に書き込む。
これに対して、ホスト装置2は、ユーザ操作によりストレージ装置5内の所定の論理ボリュームに記憶されているデータを読み出すべき旨の指令が入力されると、これに応じたデータ読出し要求コマンドをホストバスアダプタ3及びファイバチャネルスイッチ4をそれぞれ介してストレージ装置5内の所定のチャネルアダプタ10に送信する。
このデータ読出し要求コマンドを受信したチャネルアダプタ10は、当該データ読出し要求コマンドを共有メモリ12に書き込む。またディスクアダプタ14は共有メモリ12に読出しコマンドが書き込まれたことを検出すると、論理アドレス指定によるデータ読出し要求コマンドを物理アドレス指定によるデータ読出し要求コマンドに変換して、このアドレスに基づいて対応する記憶デバイスの対応するアドレス位置から指定されたデータを読み出させる。
またディスクアダプタ14は、この記憶デバイスから読み出したデータをキャッシュメモリ13に書き込むと共に、例えばデータ読出し要求完了コマンドを共有メモリ12に書き込む。このとき、チャネルアダプタ10は共有メモリ12を常時監視しており、共有メモリ12にデータ読出し要求完了コマンドが書き込まれたことを検出すると、このデータ読出し要求完了コマンドに従ってキャッシュメモリ13から読出し対象のデータを読み出し、これをファイバチャネルスイッチ4及びホストバスアダプタ3をそれぞれ介してホスト装置2に送信する。
(2)ホスト装置2の構成
図2は、本実施の形態によるホスト装置2の具体的構成を示している。この図2からも明らかなように、ホスト装置2は、メモリ20、外部インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)ユニット22及びホストバスアダプタ3がバスライン23を介して接続されることにより構成されている。
図2は、本実施の形態によるホスト装置2の具体的構成を示している。この図2からも明らかなように、ホスト装置2は、メモリ20、外部インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)ユニット22及びホストバスアダプタ3がバスライン23を介して接続されることにより構成されている。
メモリ20は、例えばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)等でなる補助記憶装置であり、各種制御プログラム等が格納されている。またメモリ20には、後述する取得データを格納するための取得データ格納領域20Aや、障害を解析する解析データを格納するための解析データ格納領域20Bが設けられている。
外部インタフェース21は、ホスト装置2と外部機器とを接続させるための機能を有しており、例えばキーボードやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)や、モニタディスプレイやスピーカー等の情報出力装置(図示せず)等が接続されている。
CPUユニット22は、CPU(図示せず)や内部メモリ(図示せず)等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置である。このCPUユニット22は、メモリ20に格納されている各種制御プログラム等をCPUユニット22の内部メモリに展開し、CPUがこれを実行することで各種処理が行われる。
このようなCPUユニット22の内部メモリには、アプリケーション24、オペレーティングシステム25及びホストバスアダプタ3のドライバ(以下、これをHBAドライバと呼ぶ)26等が展開される。
アプリケーション24は、オペレーティングシステム25上において動作するソフトウェアであり、例えばユーザによる操作部(図示せず)の操作に基づいて、ホスト装置2内やホスト装置2及びストレージ装置5間において送受信されるコマンドの生成や当該コマンドに基づく処理を実行する。
オペレーティングシステム25は、ホスト装置2全体を制御するための基本ソフトウェアであり、例えば上述の入出力装置(図示せず)やホストバスアダプタ3、メモリ20等のハードウェアを管理し、アプリケーション24と、入出力装置(図示せず)のドライバやHBAドライバ26、メモリ20等との間で送受信されるコマンドを仲介する。HBAドライバ26は、オペレーティングシステム25やホストバスアダプタ3から受信したコマンドに従って、ホストバスアダプタ3を制御する。
(3)ホストバスアダプタ3の構成
図3は、ホストバスアダプタ3の具体的構成を示している。ホストバスアダプタ3は、バスブリッジ30、SRAM(Static Random Access Memory)31、アダプタ制御部32、シリアライザ/デシリアライザ(SerDes)33、光モジュール34、バストレーサ35及びファイバチャネルトレーサ36を備えて構成されている。
図3は、ホストバスアダプタ3の具体的構成を示している。ホストバスアダプタ3は、バスブリッジ30、SRAM(Static Random Access Memory)31、アダプタ制御部32、シリアライザ/デシリアライザ(SerDes)33、光モジュール34、バストレーサ35及びファイバチャネルトレーサ36を備えて構成されている。
バスブリッジ30は、ホスト装置2及びホストバスアダプタ3間においてコマンドやデータを中継する機能を有しており、ホスト装置2から受信されるコマンド及びデータをアダプタ制御部32に送信すると共に、アダプタ制御部32から受信されるコマンド及びデータをホスト装置2に送信する。
SRAM31には、ホスト装置2から送信されるコマンドを一時的に蓄積するためのメモリ装置であり、アダプタ制御部32を動作させるための各種制御プログラム等が格納されている。またSRAM31には、例えばデータ書込み要求コマンドやデータ読出し要求コマンド等が格納される。
アダプタ制御部32は、コマンドコントローラ40、バスコントローラ41、DMAコントローラ42、フレームコントローラ43、送信バッファ44及び受信バッファ45が内部バス46を介して相互に接続されることにより構成されている。
このアダプタ制御部32は、マイクロプロセッサ(図示せず)や内部メモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、SRAM31に格納されたデータ書込み要求コマンドやデータ読出し要求コマンドに従って、ホスト装置2及びストレージ装置5間におけるデータのDMA(Direct Memory Access)転送を実行する。
なお、コマンドコントローラ40、バスコントローラ41、DMAコントローラ42、フレームコントローラ43は、SRAM31に格納されている各種制御プログラム等がアダプタ制御部32の内部メモリ(図示せず)に展開され、マイクロプロセッサ(図示せず)がこれを実行することで各種処理が行われるファームウェアである。
コマンドコントローラ40は、SRAM31に格納されるデータ書込み要求コマンドやデータ読出し要求コマンドを、バスコントローラ41、DMAコントローラ42及びフレームコントローラ43が実行することができるように変換する。
バスコントローラ41は、データ書込み要求コマンドやデータ読出し要求コマンドに従って、ホスト装置2のバスライン23を制御する。DMAコントローラ42は、データ書込み要求コマンドやデータ読出し要求コマンドに従って、ホスト装置2及びストレージ装置5におけるデータのDMA転送を実行する。
フレームコントローラ43は、データ書込み要求コマンドやデータ読出し要求コマンドに従って、送信バッファ44に蓄積されるデータに対して、分割処理やヘッダ付与処理等を実行すると共に、受信バッファ45に蓄積されるデータの結合処理等を実行する。
送信バッファ44及び受信バッファ45は、ホストバスアダプタ3及びファイバチャネルスイッチ4間において送受信されるデータを一時的に蓄積するためのメモリ装置である。送信バッファ44には、ストレージ装置5に送信するためのデータが格納される。受信バッファ45には、ストレージ装置5から受信するデータが格納される。
シリアライザ/デシリアライザ33は、コマンド及びデータを8ビット/10ビット変換するための回路であり、例えば8ビットのパラレルバスの信号を1本の伝送路に送出するためにシリアル化してシリアル信号に変換すると共に、1本の伝送路を介して受信されるシリアル信号を8ビットのパラレル信号に変換する。
光モジュール34は、電子信号と光信号とを相互変換するための電子部品であり、例えば半導体レーザ(LD:Laser Diode)や発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの発光素子によって、電気信号を光信号に変換すると共に、例えばフォトダイオード(PD:Photo Diode)やアバランシェ・フォトダイオード(APD:Avalanche Photo Diode)などによって、光信号を電気信号に変換する。
バストレーサ35は、マイクロプロセッサ(図示せず)や内部メモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成される。そして、バストレーサ35は、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間をコマンドやデータが通過するときに、当該コマンドやデータを取得する。またバストレーサ35は、取得したコマンドやデータを取得データ格納領域20Aに格納する。
ファイバチャネルトレーサ36は、マイクロプロセッサ(図示せず)や内部メモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成される。そして、ファイバチャネルトレーサ36は、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間をコマンドやデータが通過するときに、当該コマンドやデータを取得する。またバストレーサ35は、取得したコマンドやデータを取得データ格納領域20Aに格納する。
ここで、このホスト装置2におけるデータの流れについて説明する。ホスト装置2のアプリケーション24は、例えばユーザ操作によりストレージ装置5内の論理ボリュームに対してデータを書き込むべき旨の指令が入力されると、これに応じたデータ書込み要求コマンドをオペレーティングシステム25を介してHBAドライバ26に送信する。
このデータ書込み要求コマンドを受信したHBAドライバ26は、SCSIプロトコルでなるデータ書込み要求コマンドを、ファイバチャネルプロトコルでなるデータ書込み要求コマンドに変換して、ホストバスアダプタ3に送信し、この結果、バスブリッジ30、バスコントローラ41、内部バス46及びコマンドコントローラ40を介してデータ書込み要求コマンドがSRAM31に格納する。
このときコマンドコントローラ40は、SRAM31を常時監視しており、SRAM31にデータ書込み要求コマンドが書き込まれたことを検出すると、当該データ書込み要求コマンドを、バスコントローラ41、DMAコントローラ42及びフレームコントローラ43に実行できるデータ書込み要求コマンドに変換する。そしてコマンドコントローラ40は、SRAM31に格納されているデータ書込み要求コマンドを読み出して、内部バス46を介してバスコントローラ41、DMAコントローラ42及びフレームコントローラ43に送信する。
このデータ書込み要求コマンドを受信したバスコントローラ41は、メモリ20から書込み対象のデータを読み出すためのバスライン23を確保し、当該書込み対象のデータをバスライン23を介して読み出させる。
またデータ書込み要求コマンドを受信したDMAコントローラ42は、バスコントローラ41に読み出された書込み対象のデータをDMA転送し、送信バッファ44に送信する。そしてデータ書込み要求コマンドを受信したDMAコントローラ42は、送信バッファ44に蓄積された書込み対象のデータを、書き込むべきディスクドライブ16に応じて分割し、ヘッダやCRC(Cyclic Redundancy Check)コード等を付与して、これをデータ書込み要求コマンドと共にシリアライザ/デシリアライザ33及び光モジュール34をそれぞれ介してファイバチャネルスイッチ4に送信する。
そしてコマンドコントローラ40は、SRAM31に格納されたデータ書込み要求コマンドをすべて終了すると、データ書込み要求完了コマンドを生成し、これを内部バス46、バスコントローラ41、バスブリッジ30及びバスライン23を介してHBAドライバ26に送信する。
これに対してホスト装置2は、ユーザ操作によりストレージ装置5内の所定の論理ボリュームに記憶されているデータを読み出すべき旨の指令が入力されると、これに応じたデータ読出し要求コマンドをオペレーティングシステム25を介してHBAドライバ26に送信する。
このデータ読出し要求コマンドを受信したHBAドライバ26は、SCSIプロトコルでなるデータ読出し要求コマンドを、ファイバチャネルプロトコルでなるデータ読出し要求コマンドに変換して、当該データ読出し要求コマンドをバスブリッジ30、バスコントローラ41、内部バス46及びコマンドコントローラ40を介してSRAM31に格納する。
このときコマンドコントローラ40は、SRAM31を常時監視しており、SRAM31にデータ読出し要求コマンドが書き込まれたことを検出すると、当該データ読出し要求コマンドを、バスコントローラ41、DMAコントローラ42及びフレームコントローラ43に実行できるデータ読出し要求コマンドに変換する。そしてコマンドコントローラ40は、SRAM31に格納されているデータ読出し要求コマンドを読み出して、内部バス46を介してフレームコントローラ43、DMAコントローラ42及びバスコントローラ41に送信する。
このデータ読出し要求コマンドを受信したフレームコントローラ43は、当該データ読出し要求コマンドをシリアライザ/デシリアライザ33及び光モジュール34をそれぞれ介してファイバチャネルスイッチ4に送信する。この結果、受信バッファ45は、光モジュール34及びシリアライザ/デシリアライザ33をそれぞれ介して各ディスクドライブ16に格納された読出し対象のデータを受信する。そしてフレームコントローラ43は、各ディスクドライブ16に格納された読出し対象データを結合し、CRCやパリティチェック(Parity Check)等によりデータ誤りを検出して誤り訂正を実行する
またデータ書込み要求コマンドを受信したDMAコントローラ42は、受信バッファ45に蓄積された読出し対象のデータをDMA転送し、バスコントローラ41に送信する。そしてデータ読出し要求コマンドを受信したバスコントローラ41は、読出し対象のデータをメモリ20へ書き込むためのバスライン23を確保し、当該読出し対象のデータをバスライン23を介してメモリ20に書き込む。
そしてコマンドコントローラ40は、SRAM31に格納されたデータ読出し要求コマンドをすべて終了すると、データ読出し要求完了コマンドを生成し、これを内部バス46、バスコントローラ41、バスブリッジ30及びバスライン23を介してHBAドライバ26に送信する。
(4)データ取得処理
次に、かかる本実施の形態によるデータ取得処理について図4〜図8を参照して説明する。図4は、データ取得処理における機能概念図である。バストレーサ35は、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間をコマンドやデータが通過したときに、当該コマンドやデータを取得する。また、ファイバチャネルトレーサ36は、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間をコマンドやデータが通過したときに、当該コマンドやデータを取得する。そしてバストレーサ35及びファイバチャネルスイッチ36は、取得したコマンドやデータを、メモリ20の取得データ格納領域20Aに格納するようになされている。
次に、かかる本実施の形態によるデータ取得処理について図4〜図8を参照して説明する。図4は、データ取得処理における機能概念図である。バストレーサ35は、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間をコマンドやデータが通過したときに、当該コマンドやデータを取得する。また、ファイバチャネルトレーサ36は、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間をコマンドやデータが通過したときに、当該コマンドやデータを取得する。そしてバストレーサ35及びファイバチャネルスイッチ36は、取得したコマンドやデータを、メモリ20の取得データ格納領域20Aに格納するようになされている。
図5は、バストレーサ35におけるデータ取得処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。バストレーサ35は、初期時、図5に示すバストレーサにおけるデータ取得処理手順RT1に従って、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間をコマンドやデータが通過するのを待機モードで待ち受ける(SP1)。
やがてバストレーサ35は、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間をコマンドやデータが通過すると(SP1;YES)、通過したコマンドやデータを取得する(SP2)。
この後バストレーサ35は、取得したコマンド又はデータを、取得されたときの時刻と共に、取得データ格納領域20Aに取得データとして格納する(SP3)。
そしてバストレーサ35は、この後再びバスブリッジ30及びアダプタ制御部32間をコマンドやデータが通過するのを待ち受ける待機モードに戻り(SP1)、この後同様の処理を繰り返す(SP1〜SP3−SP1)。
図6は、ファイバチャネルトレーサ36におけるデータ取得処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。ファイバチャネルトレーサ36は、初期時、図6に示すファイバチャネルトレーサにおけるデータ取得処理手順RT2に従って、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間をコマンドやデータが通過するのを待機モードで待ち受ける(SP10)。
やがてファイバチャネルトレーサ36は、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間をコマンドやデータが通過すると(SP10;YES)、通過したコマンドやデータを取得する(SP11)。
この後ファイバチャネルトレーサ36は、取得したコマンド又はデータを、取得されたときの時刻と共に、取得データ格納領域20Aに取得データとして格納する(SP12)。
そしてファイバチャネルトレーサ36は、この後再びアダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間をコマンドやデータが通過するのを待ち受ける待機モードに戻り(SP10)、この後同様の処理を繰り返す(SP10〜SP12−SP10)。
図7は、アプリケーション24においてデータ書込み要求コマンドを送信してから、HBAドライバ26においてデータ書込み完了コマンドを受信するまでに、取得データ格納領域20Aに格納されるコマンドやデータの一例を示している。
例えばバストレーサ35は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、バスブリッジ30からアダプタ制御部32にデータ書込み要求コマンドが送信されたときに、当該データ書込み要求コマンドを取得すると共に、データ書込み要求コマンドを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図7(A))。
またバストレーサ35は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、バスブリッジ30からアダプタ制御部32に書込み対象のデータが送信されたときに、当該書込み対象のデータを取得すると共に、書込み対象のデータを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図7(B))。
ファイバチャネルトレーサ36は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からシリアライザ/デシリアライザ33にデータ書込み要求コマンドが送信されたときに、当該データ書込み要求コマンドを取得すると共に、書込み要求コマンドを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図7(C))。
またファイバチャネルトレーサ36は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からシリアライザ/デシリアライザ33に書込み対象のデータが送信されたときに、当該書込み対象のデータを取得すると共に、書込み対象のデータを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図7(D))。
そしてバストレーサ35は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からバスブリッジ30にデータ書込み要求完了コマンドが送信されたときに、当該データ書込み要求完了コマンドを取得すると共に、書込み要求完了コマンドを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図7(E))。
一方、図8は、アプリケーション24においてデータ読出し要求コマンドを送信してから、HBAドライバ26においてデータ読出し完了コマンドを受信するまでに、取得データ格納領域20Aに格納されるコマンドやデータの一例を示している。
例えば、バストレーサ35は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、バスブリッジ30からアダプタ制御部32にデータ読出し要求コマンドが送信されたときに、当該データ読出し要求コマンドを取得すると共に、データ読出し要求コマンドを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図8(A))。
ファイバチャネルトレーサ36は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からシリアライザ/デシリアライザ33にデータ読出し要求コマンドが送信されたときに、当該データ読出し要求コマンドを取得すると共に、データ読出し要求コマンドを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図8(B))。
またファイバチャネルトレーサ36は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からシリアライザ/デシリアライザ33に読出し対象のデータが送信されたときに、当該読出し対象のデータを取得すると共に、読出し対象のデータを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図8(C))。
またバストレーサ35は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からバスブリッジ30に読出し対象のデータが送信されたときに、当該読出し対象のデータを取得すると共に、読出し対象のデータを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図8(D))。
そしてバストレーサ35は、ホスト装置2におけるデータの流れについて上述したように、アダプタ制御部32からバスブリッジ30にデータ読出し要求完了コマンドが送信されたときに、当該データ読出し要求完了コマンドを取得すると共に、データ読出し要求完了コマンドを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて取得データ格納領域20Aに格納する(図8(E))。
なお、バストレーサ35及びファイバチャネルトレーサ36は、取得データ格納領域20Aに空き領域がないことを検出すると、格納したコマンドやデータのうち、取得した時刻の古いコマンドやデータから消去する。
(5)解析データ採取処理
次に、かかるホスト装置2における解析データ採取処理について図9及び図10を参照して説明する。本実施の形態によるホスト装置2では、ホスト装置2、ホストバスアダプタ3、ファイバチャネルスイッチ4、又はストレージ装置5において障害が発生したときに、取得データ格納領域20Aに格納されたコマンドやデータのうち、対応するコマンドやデータを採取して、これらを解析データ格納領域20Bに格納することを特徴の1つにしている。
次に、かかるホスト装置2における解析データ採取処理について図9及び図10を参照して説明する。本実施の形態によるホスト装置2では、ホスト装置2、ホストバスアダプタ3、ファイバチャネルスイッチ4、又はストレージ装置5において障害が発生したときに、取得データ格納領域20Aに格納されたコマンドやデータのうち、対応するコマンドやデータを採取して、これらを解析データ格納領域20Bに格納することを特徴の1つにしている。
図9は、このホスト装置2のHBAドライバ26におけるデータ書込み時の解析データ採取処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。HBAドライバ26は、初期時、図9に示す書込み時の解析データ採取処理手順RT3に従って、アプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待機モードで待ち受ける(SP20)。
やがてHBAドライバ26は、アプリケーション24からオペレーティングシステム25を介してコマンドを受信すると(SP20;YES)、当該コマンドがデータ書込み要求コマンドであるかをチェックする(SP21)。
そしてHBAドライバ26は、コマンドがデータ書込み要求コマンドではなかった場合には(SP21;NO)、この後再びアプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待ち受ける待機モードに戻る(SP20)。これに対してHBAドライバ26は、コマンドがデータ書込み要求コマンドであった場合には(SP21;YES)、SCSIプロトコルでなるデータ書込み要求コマンドをファイバチャネルプロトコルに変換して、当該データ書込み要求コマンドをホストバスアダプタ3に送信する(SP22)。
この後HBAドライバ26は、すべてのデータ書込み要求コマンドが終了したことを示すデータ書込み要求完了コマンドを待機モードで待ち受ける(SP23)。
そしてHBAドライバ26は、データ書込み要求完了コマンドが所定時間内に受信されなかった場合には(SP23;NO)、ホスト装置2、ホストバスアダプタ3、又はストレージ装置5において何らかの障害が発生したと判断して、所定時間が経過したときの時刻を基準とし、当該時刻から予め定められた時間前及び時間後の取得データを取得データ格納領域20Aから採取して、解析データ格納領域20Bに格納する(SP24)。
具体的にデータ書込み要求完了コマンドが所定時間内に受信されない例としては、DMAコントローラ42において「Link_Down」検出時、すなわち光ケーブルが抜かれたことを検出した場合や、DMAコントローラ42において「Chip_Reset」検出時、すなわちDMA転送中にアダプタ制御部32がリセットモードに遷移した場合、フレームコントローラ43において「CRC_Error」検出時、すなわち所定数以上連続して誤り(バースト誤り)を検出した場合等が考えられる。
なお、上述のような障害が発生した場合には、DMAコマンドコントローラ42又はフレームコントローラ43において障害発生コマンドを生成し、これをHBAドライバ26に送信するようにしても良い。このようにすればHBAドライバ26は、障害発生コマンドを受信した時刻を基準とし、当該時刻から予め定められた時間前及び時間後の取得データを取得データ格納領域20Aから採取して、解析データ格納領域20Bに格納することができる。
そしてHBAドライバ26は、この後再びアプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待ち受ける待機モードに戻り(SP20)、この後同様の処理を繰り返す(SP20〜SP24−SP20)。
これに対してHBAドライバ26は、データ書込み要求完了コマンドを所定時間内に受信した場合には、そのまま再びアプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待ち受ける待機モードに戻り(SP20)、この後同様の処理を繰り返す(SP20〜SP24−SP20)。
一方、図10は、このホスト装置2のHBAドライバ26におけるデータ読出し時の解析データ採取処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。HBAドライバ26は、初期時、図10に示す読出し時の解析データ採取処理手順RT4に従って、アプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待機モードで待ち受ける(SP30)。
やがてHBAドライバ26は、アプリケーション24からオペレーティングシステム25を介してコマンドを受信すると(SP30;YES)、当該コマンドがデータ読出し要求コマンドであるかをチェックする(SP31)。
そしてHBAドライバ26は、コマンドがデータ読出し要求コマンドではなかった場合には(SP31;NO)、この後再びアプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待ち受ける待機モードに戻る(SP30)。これに対してHBAドライバ26は、コマンドがデータ読出し要求コマンドであった場合には(SP31;YES)、SCSIプロトコルでなるデータ書込み要求コマンドをファイバチャネルプロトコルに変換して、当該データ書込み要求コマンドをホストバスアダプタ3に送信する(SP32)。
この後HBAドライバ26は、すべてのデータ読出し要求コマンドが終了したことを示すデータ読出し要求完了コマンドを待機モードで待ち受ける(SP33)。
そしてHBAドライバ26は、データ書込み要求完了コマンドが所定時間内に受信された場合には(SP33;YES)、オペレーティングシステム25から障害発生コマンドが受信されたかどうかをチェックする(SP34)。
そしてHBAドライバ26は、データ書込み要求完了コマンドが所定時間内に受信されなかった場合(SP33;NO)、又はオペレーティングシステム25から障害発生コマンドが受信された場合には(SP34;YES)、ホスト装置2、ホストバスアダプタ3、又はストレージ装置5において何らかの障害が発生したと判断して、所定時間が経過したときの時刻又は障害発生コマンドを受信した時刻を基準とし、当該時刻から予め定められた時間前及び時間後の取得データを取得データ格納領域20Aから採取して、解析データ格納領域20Bに格納する(SP35)。
具体的に、データ読出し要求完了コマンドが所定時間内に受信されない例としては、上述のデータ書込み時の解析データ採取処理手順RT3におけるデータ書込み要求完了コマンドが所定時間内に受信されない例の場合等が考えられる。
また、具体的に、障害発生コマンドが受信される例としては、オペレーティングシステム25において「Master Abort」検出時、すなわちオペレーティングシステム25が指定したメモリ20のアドレス位置以外のアドレス位置にデータの書き込みを行おうとした場合や、オペレーティングシステム25において「Bad Trap」検出時、すなわちヌルアドレスにデータの書込みを行おうとした場合等が考えられる。この場合オペレーティングシステム25は、「OS Panic」を検出し、障害発生コマンドをHBAドライバ26に送信する。
さらに、具体的に、障害発生コマンドが受信される例としては、アプリケーション24において「Data Corrupt」検出時、すなわちアプリケーション24が実際にデータを使用しようとしたときに、当該データが壊れていることを検出した場合や、アプリケーション24において「Data Compare Error」検出時、すなわちアプリケーション24がメモリ20に書き込まれたデータと、読出し要求したデータを比較して、書き込まれたデータが異なっている場合等が考えられる。この場合アプリケーション24は、オペレーティングシステム25を介して障害発生コマンドをHBAドライバ26に送信する。
そしてHBAドライバ26は、この後再びアプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待ち受ける待機モードに戻り(SP30)、この後同様の処理を繰り返す(SP30〜SP35−SP30)。
これに対してHBAドライバ26は、オペレーティングシステム25及びアプリケーション24において障害が発生せずに、障害発生コマンドが受信されなかった場合には、そのまま再びアプリケーション24からオペレーティングシステム25を介して受信するコマンドを待ち受ける待機モードに戻り(SP30)、この後同様の処理を繰り返す(SP30〜SP35−SP30)。
なお、HBAドライバ26は、障害が発生したと判断したときに、スピーカ(図示せず)や表示部(図示せず)を介して障害が発生したことを通知するようにしても良い。また、HBAドライバ26は、障害が発生したと判断したとき、又は操作者による操作部(図示せず)の操作に応じて、解析データ格納領域20Bに格納されたコマンドやデータを、図6及び図7において説明したテーブルのように時系列に並べて、表示部(図示せず)に表示させることができる。
このようにストレージシステム1では、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間でコマンドやデータを取得すると共に、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間でコマンドやデータを取得して、取得データ格納領域20Aに格納するため、当該取得データ格納領域20Aに格納されたコマンドやデータに基づいて、ホスト装置2で障害が発生したのか、ホストバスアダプタ3で障害が発生したのか、ファイバチャネルスイッチ4で障害が発生したのか、又はストレージ装置5で障害が発生したのかを簡易に区別することができる。
またストレージシステム1では、ホスト装置2、ホストバスアダプタ3、ファイバチャネルスイッチ4、又はストレージ装置5において障害が発生したときに、取得データ格納領域20Aに格納されたコマンドやデータのうち、対応するコマンドやデータを採取して、これらを解析データ格納領域20Bに格納するため、当該解析データ格納領域20Bに格納されたコマンドやデータに基づいて、ホスト装置2で障害が発生したのか、ホストバスアダプタ3で障害が発生したのか、ファイバチャネルスイッチ4で障害が発生したのか、又はストレージ装置5で障害が発生したのかを一段と簡易に区別することができる。
さらにストレージシステム1では、バスブリッジ30及びアダプタ制御部32間でコマンドやデータを取得すると共に、アダプタ制御部32及びシリアライザ/デシリアライザ33間でコマンドやデータを取得する際に、当該コマンドやデータを取得したときの時刻を取得し、これらを対応させて時系列に取得データ格納領域20Aに格納するため、当該取得データ格納領域20Aに格納されたコマンドやデータと、取得したときの時刻とに基づいて、ホスト装置2で障害が発生したのか、ホストバスアダプタ3で障害が発生したのか、ファイバチャネルスイッチ4で障害が発生したのか、又はストレージ装置5で障害が発生したのかを一段と簡易に区別することができる。
さらにストレージシステム1では、障害が発生したときから予め定められた時間前及び時間後のコマンドやデータを採取するため、当該解析データ格納領域20Bに格納されたコマンドやデータに基づいて、ホスト装置2で障害が発生したのか、ホストバスアダプタ3で障害が発生したのか、ファイバチャネルスイッチ4で障害が発生したのか、又はストレージ装置5で障害が発生したのかを一段と簡易な手順で区別することができる。
本発明は、種々の形態のネットワークシステムに広く適用することができる。
1……ストレージシステム、2……ホスト装置、3……ホストバスアダプタ、4……ファイバチャネルスイッチ、5……ストレージ装置、20……メモリ、20A……取得データ格納領域、20B……解析データ格納領域、22……CPUユニット、23……バスライン、24……アプリケーション、25……オペレーティングシステム、26……HBAドライバ、31……SRAM、32……アダプタ制御部、35……バストレーサ、36……ファイバチャネルトレーサ、40……コマンドコントローラ、41……バスコントローラ、42……DMAコントローラ、43……フレームコントローラ。
Claims (21)
- 上位装置から送信されたデータを、アダプタ装置及びネットワークを介してストレージ装置に記憶すると共に、前記ストレージ装置に記憶されたデータを、前記ネットワーク及び前記アダプタ装置を介して前記上位装置に読み出すストレージシステムであって、
前記アダプタ装置は、
前記上位装置及び前記ネットワーク間におけるデータ転送を行う転送部と、
前記上位装置及び前記転送部間を通過するデータを取得する第1の取得部と、
前記転送部及び前記ネットワーク間を通過するデータを取得する第2の取得部と、
前記第1の取得部及び前記第2の取得部により取得された取得データを前記上位装置に送信する送信部と
を備え、
前記上位装置は、
前記アダプタ装置の前記送信部から送信された前記取得データを記憶する第1の記憶部
を備えることを特徴とするストレージシステム。 - 前記上位装置は、
前記上位装置、前記アダプタ装置、前記ネットワーク又は前記ストレージ装置において障害が発生したときに、対応する前記取得データを前記第1の記憶部から採取する採取部と、
前記採取部により採取された採取データを記憶する第2の記憶部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記アダプタ装置の前記第1の記憶部は、
前記取得データを時系列に記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記アダプタ装置の前記第1の取得部及び前記第2の取得部は、
前記取得データと共に、当該取得データを取得したときの時刻を取得し、
前記上位装置の前記第1の記憶部は、
前記取得データと、当該取得データを取得したときの時刻とを対応させて記憶する
ことを特徴とする請求項3に記載のストレージシステム。 - 前記上位装置の前記採取部は、
前記障害が発生したときから予め定められた時間前及び時間後の前記取得データを採取する
ことを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。 - 前記上位装置の前記第2の記憶部は、
前記採取データを時系列に記憶する
ことを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。 - 前記ストレージ装置は、
前記データを記憶するための複数のディスクドライブ
を備え、
前記上位装置からアダプタ装置及びネットワークを介して送信されたコマンドに従って、前記データを1又は複数の前記ディスクドライブに読み書きする
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記ストレージ装置は、
前記上位装置との間における前記データ及び前記コマンドの送受信を制御するチャネルアダプタと、
前記コマンドを保持するための共有メモリと、
前記ディスクドライブに読み書きされる前記データを一時的に保持するためのキャッシュメモリと、
前記ディスクドライブに対する前記データの読書きを制御するディスクアダプタと
を備えることを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。 - 上位装置から送信されたデータを、ネットワークを介してストレージ装置に転送すると共に、前記ネットワークを介してストレージ装置から送信されたデータを、前記上位装置に転送するアダプタ装置であって、
第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部と、
前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータを取得する第1の取得部と、
前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する第2の取得部と、
前記第1の取得部及び前記第2の取得部により取得された取得データを外部の記憶部に送信する送信部と
を備えることを特徴とするアダプタ装置。 - 第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置であって、
前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する取得部と、
前記取得部により取得された取得データを記憶する第1の記憶部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1の機器、前記第2の機器又は前記転送部において障害が発生したときに、対応する前記取得データを前記第1の記憶部から採取する採取部と、
前記採取部により採取された採取データを記憶する第2の記憶部と
を備えることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記第1の記憶部は、
前記取得データを時系列に記憶する
ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記取得部は、
前記取得データと共に、当該取得データを取得したときの時刻を取得し、
前記第1の記憶部は、
前記取得データと、当該取得データを取得したときの時刻とを対応させて記憶する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記採取部は、
前記障害が発生したときから予め定められた時間前及び時間後の前記取得データを採取する
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記第2の記憶部は、
前記採取データを時系列に記憶する
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 第1の機器及び第2の機器間におけるデータ転送を行う転送部を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記第1の機器及び前記転送部間を通過するデータ、並びに前記転送部及び前記第2の機器間を通過するデータを取得する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて取得した取得データを第1の記憶部に記憶する第2のステップと
を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 前記第1の機器、前記第2の機器又は前記転送部において障害が発生したときに、対応する前記取得データを前記第1の記憶部から採取する第3のステップと、
前記第3のステップにおいて採取した採取データを第2の格納部に記憶する第4のステップと
を備えることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置の制御方法。 - 前記第2のステップでは、
前記取得データを時系列に記憶する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置の制御方法。 - 前記第1のステップでは、
前記取得データと共に、当該取得データを取得したときの時刻を取得し、
前記第2のステップでは、
前記取得データと、当該取得データを取得したときの時刻とを対応させて記憶する
ことを特徴とする請求項18に記載の情報処理装置の制御方法。 - 前記第3のステップでは、
前記障害が発生したときから予め定められた時間前及び時間後の前記取得データを採取する
ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置の制御方法。 - 前記第4のステップでは、
前記採取データを時系列に記憶する
ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置の制御方法。
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