JP2007018094A - 給食サービス提供方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 会社などへ給食サービスを提供する場合に、温かいメニューを温かいまま、冷たいメニューを冷たいまま提供し、併せて、個人顧客の好みのメインメニューをあらかじめの注文によって選択できるようにする。
【解決手段】 メインメニューの種類ごとの必要数を電子メールなどの通信手段を使って注文主からサービス提供元に通知させる。サービス提供元が、通知されたメインメニューの数量からサブメニューの必要数を割り出し、それらのメインメニューとサブメニューとを調理して注文主の所在地に配達する。注文主側の複数人の個人顧客のそれぞれが、たとえば、1種類のメインメニューと3種類のサブメニューとを1セットして、自己の注文内容に応じ、それらを入れた保温ボックスやコンテナから選択して取り出せるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 メインメニューの種類ごとの必要数を電子メールなどの通信手段を使って注文主からサービス提供元に通知させる。サービス提供元が、通知されたメインメニューの数量からサブメニューの必要数を割り出し、それらのメインメニューとサブメニューとを調理して注文主の所在地に配達する。注文主側の複数人の個人顧客のそれぞれが、たとえば、1種類のメインメニューと3種類のサブメニューとを1セットして、自己の注文内容に応じ、それらを入れた保温ボックスやコンテナから選択して取り出せるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、給食サービス提供方法、特に、サービス提供元で調理したメインメニュー(メイン料理)とサブメニュー(サブ料理)とを注文主に配達して注文主側の個人顧客に提供する場合に、温かいメニューは温かいまま、冷たいメニューは冷たいまま提供することができ、しかも、個人顧客にとっては自己の好みに合うメインメニューを選択することができ、サービス提供元にとっては食材の無駄をなくして価格を安く抑えることのできる対策を講じた給食サービス提供方法に関する。
従来、会社その他の場所への給食サービスの提供方法としては、あらかじめ注文を受けた数量の弁当を注文主の所在地に配達し、配達された弁当を注文主側の担当者がその注文主側の個人顧客に個別に配るという方法が一般的に行われていた。
しかしながら、上記した従来の給食サービスの提供方法には次に説明する幾つかの問題点があった。すなわち、弁当の中身、すなわち1個の弁当に含まれるメニュー内容(料理内容)をサービス提供元(給食会社)が決定し、そのサービス提供元が異なる複数の注文主からの合計注文数をあらかじめ見込んでメニュー内容を調理して見込み数量の弁当を作っていたために、注文主側の個人顧客の好みがそのメニュー内容に反映されることがほとんどなかっただけでなく、作った弁当の数量に過不足が生じやすく、さらに、個人顧客が弁当を食べるときには、主食・副食が共に冷えてしまっているということが多かった。
このため、注文主側の個人顧客にとっては自己の食べたいものを食べられるわけではなく、温かいまま食べたいメニューであってもそれが冷えてしまっていることが多いという問題があった。また、サービス提供元にとっては、作った弁当の数量に過不足が生じることをあらかじめ見込んで1個当りの価格を決定しているため、弁当のメニュー内容の割りに価格を高くせざるを得ないという問題や食材に無駄が生じやすいという問題あった。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、給食の受注方法や、調理したメニューの配達方法などに工夫を講じることによって、温かいメニューは温かいまま、冷たいメニューは冷たいまま提供することができ、個人顧客にとっては自己の好みに合うメインメニューを選択することができ、サービス提供元にとっては食材の無駄をなくして価格を安く抑えることができるようになる給食サービス提供方法を提供することを目的とする。
本発明に係る給食サービス提供方法は、複数種類のメインメニューの種類ごとの必要数を電子メールなどの通信手段を使って注文主からサービス提供元に通知させ、その通知の内容に基づいて、サービス提供元が、複数種類のメインメニューの種類ごとの必要数を収納ボックスに入れると共に、前記注文主からサービス提供元に通知された人数分のサブメニューの複数種類の盛り付けされた小鉢をコンテナに入れてそのサービス提供元の担当者がそれらの収納ボックスとコンテナとを注文主の所在地に配達し、あらかじめ選択しているメインメニューの1種類と、注文主側の複数人の個人顧客のそれぞれが、直接サブメニューの複数種類の小鉢を収納したコンテナから、複数種類の小鉢の半分の種類の小鉢を選択して取り出せるようにする、というものである。
この給食サービス提供方法が対象としている給食は、複数種類の内の1種類のメインメニューと複数種類のサブメニューとを1セットとする給食であり、注文主側の個人顧客は、複数種類のメインメニューの中から好みに応じて注文した1種類を選択することができ、併せて、複数種類のサブメニューの中からその半分の種類を選択することができる。
そのため、注文主側の個人顧客にとっては、サービス提供元があらかじめ提供したメインメニューのサンプル(模型)又はチラシ(冊子)を見て好みのメインメニューを注文することが可能になり、その個人顧客は、注文主の食堂などで陳列された好みのメインメニューとそれに組み合わせるサブメニューとを選択して取り出すことができる。
一方、サービス提供元にとっては、注文主から電子メールなどの通信手段を使って通知される注文内容、具体的には複数種類のメインメニューの種類ごとの必要数と、サービス提供元で任意に選択して決定した複数種類のサブメニューの必要数とを調理すれば済むので、見込み数を考慮せずにメインメニューやサブメニューを調理すればよく、その結果、食材の無駄がなくなり、メインメニューやサブメニューの内容に見合う価格を設定することが可能になって、1セットの給食価格を安く抑えることが可能になる。
本発明では、メインメニューの種類を2種類、サブメニューの種類を6種類とし、サブメニューの6種類の小鉢の中から3種類の小鉢を選択するようにすることが可能である。
この給食サービス提供方法が対象としている給食は、1種類のメインメニューと3種類のサブメニューとを1セットとする給食であり、1種類のメインメニューは2種類のメインメニューの中から選択することができ、3種類のサブメニューは6種類のサブメニューの中から選択することができる。
本発明では、前記注文主からサービス提供元に通知された人数分のサブメニューの複数種類の小鉢を、その複数種類の小鉢を一定人数ごとに複数に分割してコンテナに収納して配達する。そして、一定人数分の複数種類の小鉢を収納したコンテナごとに個人顧客のそれぞれが小鉢を選択して取り出せるようにしたものである。したがって、一定人数分の複数種類の小鉢を収納したコンテナから一定人数の個人顧客のそれぞれが小鉢を選択して取り出し、コンテナ内の小鉢が終了すれば、また別の一定人数分の複数種類の小鉢を収納したコンテナを、別の一定人数の個人顧客のそれぞれが小鉢を選択して取り出せるように提供するものである。
一定人数分の複数種類の小鉢を収納したコンテナから一定人数の個人顧客のそれぞれが小鉢を選択して取り出し、コンテナ内の小鉢が終了するまで別の新たな小鉢を収納したコンテナを個人顧客に提供しないことから、そのコンテナが収納されている複数種類の小鉢は、想定した一定人数分で終了する。したがって、個人顧客のそれぞれが常に6種類のサブメニューの中から3種類のサブメニューを選択することができる。
また、メインメニューの収納ボックスを保温又は保冷ボックスとしておくことにより、温かいメニューは温かいまま、冷たいメニューは冷たいまま提供することができるようになる。
本発明では、メインメニューの数量又はサブメニューの数量が不足した場合に備え、注文主の所在地に、上記メインメニューの内容に匹敵する質・量の即席調理・盛り付けが可能な予備メインメニューと、上記サブメニューの内容に匹敵する質・量の即席調理・盛り付けが可能な予備サブメニューとをあらかじめ在庫させておくことが望ましい。このように、予備メインメニューや予備サブメニューを予め在庫しておくと、収納ボックスに入れたメインメニューの数量や、コンテナに入れたまま陳列したサブメニューの数量が不足した場合でも、その不足分を、予備メインメニューや予備サブメニューによって即座に補充してメインメニューやサブメニューの必要数を満たすことが可能になる。メインメニューやサブメニューが不足する可能性がある場合としては、注文主の個人顧客が保温ボックスからメインメニューを取り出したり、コンテナからサブメニューを取り出したりする際に、誤ってあるいはわざと、注文していないメインメニューやサブメニューを取り出したような場合などが考えられる。
本発明では、ライスなどの主食又はみそ汁などの汁物を調理するための調理器具をサービス提供元が注文主に貸し出して注文主の所在地に常備させておくことが望ましく、そのようにしておくと、主食や汁物を必要に応じて調理して個人顧客に提供することが可能になる。また、注文主側で調理器具を用意する手間とコストを省けるために、それだけ注文主側の負担が軽減されるという利点がある。
本発明に係る給食サービス提供方法によれば、注文主側の個人顧客に対しては、温かいメニューを温かいまま、冷たいメニューを冷たいまま提供することが可能になり、併せて、その個人顧客の好みのメインメニューをあらかじめの注文によって選択することができるという利点がある。また、サービス提供元にとっては、経験度合や勘に基づく見込みでメニューを調理する必要がなくなり、あらかじめの注文内容に則して、メインメニューの種類ごとの必要数を調理すれば済み、サブメニューについてはメインメニューの種類ごとの数量から割り出される人数分のサブメニューを調理すれば済むので、食材の無駄がなくなってメニュー内容に見合う価格で質の良い給食を安価に提供することが可能になるという利点がある。
図1は本発明に係る給食サービス提供方法の概略を示した説明図である。同図のように、この給食サービス提供方法は、サービス提供元と注文主との相互間で行われる。そして、サービス提供元では、注文主の担当者からメニューの種類や数量の受注、メインメニュー及びサブメニューの調理や盛り合わせ、調理後にメイン料理を収納ボックスとして選択される保温ボックスや保冷ボックスなどの収納ボックスに入れ、サブメニューをコンテナに入れる作業、注文主の所在地への配達、代金の回収などを行う。これに対し、注文主では、サービス提供元へのメニューの種類や数量の通知、配達された給食を食堂や会議場、その他の給食に供される場所で陳列すること、メニューに不足が生じたときにその不足分を即席調理すること、注文主側の個人顧客へのメニュー見本や冊子の提示、個人顧客からの代金の回収などを行う。
図2のように、この実施形態に係る給食サービス提供方法によって注文主に提供されて注文主の食堂などに陳列される給食は、2種類のメインメニューM1,M2と6種類のサブメニューS1〜S6であり、2種類のメインメニューM1,M2のうちの1種類のメインメニューと、6種類のサブメニューS1〜S6のうちの3種類のサブメニューが1セットとして個人顧客に提供される。
1セットの代金は一律に設定しておくことが望ましく、そうしておくことにより、個人顧客による代金の支払い手続が簡素化される。ここで、注文主はたとえば会社であり、個人顧客はたとえば会社の社員である。
また、メインメニューM1,M2はメインと位置づけられる副食であり、トンカツ、焼魚、中華物などが相当する。サブメニューS1〜S6は小鉢であり、和物、漬物、豆腐、卵焼き、サラダなどが相当する。そして、注文主側の個人顧客は、1セットの給食、具体的には、2種類のメインメニューM1,M2から自己の好みであらかじめ注文した1種類のメインメニューと、6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで選んだ3種類のサブメニューを1セットとし、それを給食にすることができる。
1セットの代金は一律に設定しておくことが望ましく、そうしておくことにより、個人顧客による代金の支払い手続が簡素化される。ここで、注文主はたとえば会社であり、個人顧客はたとえば会社の社員である。
また、メインメニューM1,M2はメインと位置づけられる副食であり、トンカツ、焼魚、中華物などが相当する。サブメニューS1〜S6は小鉢であり、和物、漬物、豆腐、卵焼き、サラダなどが相当する。そして、注文主側の個人顧客は、1セットの給食、具体的には、2種類のメインメニューM1,M2から自己の好みであらかじめ注文した1種類のメインメニューと、6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで選んだ3種類のサブメニューを1セットとし、それを給食にすることができる。
図3はこの給食サービス提供方法の典型的なプロセスを例示した説明図である。
たとえば、当日朝に注文主の担当者がその注文主側の複数人の個人顧客の注文を集計し、その集計結果に基づいて2種類のメインメニューの種類ごとの必要数量をサービス提供元に通知する(ステップ1)。この通知は、電子メール、電話、ファクシミリといった汎用の通信手段を使って行われる。
この通知が行われた後、サービス提供元は、その通知されたメインメニューを通知された数量だけ調理し、併せて、通知されたメインメニューの合計数から給食の人数を割り出して必要数量の6種類のサブメニューを小鉢に盛りつける。そして、調理後に、皿などに盛り付けたメインメニューを種類ごとに分けて別々の保温ボックスや保冷ボックスなどの収納ボックスに入れ、小鉢に盛り付けたサブメニューをコンテナに入れることによって配達準備を行う(ステップ2)。
ここで、メインメニューを種類ごとに分けて保温ボックスや保冷ボックスに入れるのは、メインメニューは種類によって適温が異なることによる。すなわち、温かいメインメニューを温かいまま、冷たいメインメニューを冷たいまま注文主側の個人顧客に提供するために、温かいメインメニューは保温ボックスに収納し、冷たいメインメニューは保冷ボックスに入れる。
また、サブメニューについては、通知されたメインメニューの合計数から給食の人数を割り出して必要数量の6種類のサブメニューを、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納し、この複数個のコンテナを配達する。これは、一定人数分の6種類のサブメニューS1〜S6が収納されている1つのコンテナ内で、一定人数分の注文主側の個人顧客それぞれが、6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで選んだ3種類のサブメニューの小鉢を選択して取り出せるようにしたものである。
ここで、メインメニューを種類ごとに分けて保温ボックスや保冷ボックスに入れるのは、メインメニューは種類によって適温が異なることによる。すなわち、温かいメインメニューを温かいまま、冷たいメインメニューを冷たいまま注文主側の個人顧客に提供するために、温かいメインメニューは保温ボックスに収納し、冷たいメインメニューは保冷ボックスに入れる。
また、サブメニューについては、通知されたメインメニューの合計数から給食の人数を割り出して必要数量の6種類のサブメニューを、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納し、この複数個のコンテナを配達する。これは、一定人数分の6種類のサブメニューS1〜S6が収納されている1つのコンテナ内で、一定人数分の注文主側の個人顧客それぞれが、6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで選んだ3種類のサブメニューの小鉢を選択して取り出せるようにしたものである。
配達準備を完了後に、メインメニューを入れた収納ボックスとサブメニューを入れたコンテナとを専用車に乗せて注文主の所在地まで配達する(ステップ3)。
注文主側では、配達されたメニューを食堂や休息室、その他の給食を供する場所に陳列する(ステップ4)。
この陳列は、メインメニューについては、メインメニューが入っている保温ボックスや保冷ボックス開いたまま、あるいは、保温ボックスや保冷ボックス等の収納ボックスから取り出したメインメニューを配膳する形で行うことが可能である。
サブメニューについては、一定人数分の6種類のサブメニューS1〜S6が収納されている1つのコンテナ内で、一定人数分の注文主側の個人顧客それぞれが、6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで選んだ3種類のサブメニューの小鉢を選択して取り出せるように、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納して配達されることから、複数個の個々のコンテナを小出しにして陳列する。
即ち、一定人数分の6種類のサブメニューを、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納したコンテナから、一定人数の個人顧客のそれぞれが3種類の小鉢を選択して取り出せるようにして先に開いたコンテナの小鉢の全量を個人顧客が取り出し、コンテナ内の小鉢が終了すれば、また別の一定人数分の6種類の小鉢を収納したコンテナを、開いて個人顧客に提供するといった方法を適宜採用することが可能である。
この陳列は、メインメニューについては、メインメニューが入っている保温ボックスや保冷ボックス開いたまま、あるいは、保温ボックスや保冷ボックス等の収納ボックスから取り出したメインメニューを配膳する形で行うことが可能である。
サブメニューについては、一定人数分の6種類のサブメニューS1〜S6が収納されている1つのコンテナ内で、一定人数分の注文主側の個人顧客それぞれが、6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで選んだ3種類のサブメニューの小鉢を選択して取り出せるように、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納して配達されることから、複数個の個々のコンテナを小出しにして陳列する。
即ち、一定人数分の6種類のサブメニューを、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納したコンテナから、一定人数の個人顧客のそれぞれが3種類の小鉢を選択して取り出せるようにして先に開いたコンテナの小鉢の全量を個人顧客が取り出し、コンテナ内の小鉢が終了すれば、また別の一定人数分の6種類の小鉢を収納したコンテナを、開いて個人顧客に提供するといった方法を適宜採用することが可能である。
一定人数分の6種類の小鉢を収納したコンテナから一定人数の個人顧客のそれぞれが3種類の小鉢を選択して取り出し、コンテナ内の小鉢が終了するまで別の新たな小鉢を収納したコンテナを個人顧客に提供しないことから、そのコンテナが収納されている6種類の小鉢は、想定した一定人数分で終了する。したがって、個人顧客のそれぞれが常に6種類のサブメニューの中から3種類のサブメニューを選択することができる。
また仮に、一人の個人顧客が1つのコンテナから同一種類のサブメニューを取り出したりするときは、そのコンテナには完全な6種類の小鉢が存在せず、同一種の小鉢が含まれることになる。そして、そのコンテナの最後の顧客は、6種類の小鉢の内から3種類の小鉢を選択することができないが、そのコンテナの中には同一種の小鉢も含めて3個の小鉢が存在することから、その最後の3個の小鉢を選択することになる。このことにより、注文主側へ配達した小鉢の全量を過不足なく個人顧客に提供しやすくなるという利点がある。
また仮に、一人の個人顧客が1つのコンテナから同一種類のサブメニューを取り出したりするときは、そのコンテナには完全な6種類の小鉢が存在せず、同一種の小鉢が含まれることになる。そして、そのコンテナの最後の顧客は、6種類の小鉢の内から3種類の小鉢を選択することができないが、そのコンテナの中には同一種の小鉢も含めて3個の小鉢が存在することから、その最後の3個の小鉢を選択することになる。このことにより、注文主側へ配達した小鉢の全量を過不足なく個人顧客に提供しやすくなるという利点がある。
陳列を行った後、たとえば食堂を開き、昼食時に食堂に来た個人顧客が自己の注文したメインメニューと、それに組み合わせるコンテナに入っている6種類のサブメニューS1〜S6から自己の好みで3種類のサブメニューを直接取り出せるようにして待機する(ステップ5)。陳列はサービス提供元からの出向員が行っても、注文主側の担当者が行ってもよい。
この給食サービス提供方法によれば、注文主側の個人顧客は、食堂に来て保温ボックスから自己の好みに応じて注文した1種類のメインメニューを選択して取り出したり配膳されているメインメニューを自己のものとしたりし、併せて、6種類の小鉢を収納したコンテナから自己の好みで選んだ3種類のサブメニューの小鉢を選択して直接取り出し、それらを1セットとして給食を行うことができる。
したがって、個人顧客は、たとえば、保温ボックス内で保温されているメインメニューを温かいまま、保冷ボックス内で保冷されているメインメニューを冷たいまま、食べることができるようになると共に、自己の好みで6種類のサブメニューの小鉢の中から3種類の小鉢を選ぶことができる。
なお、1セットの代金はチケット又は現金で決裁することが可能である。
したがって、個人顧客は、たとえば、保温ボックス内で保温されているメインメニューを温かいまま、保冷ボックス内で保冷されているメインメニューを冷たいまま、食べることができるようになると共に、自己の好みで6種類のサブメニューの小鉢の中から3種類の小鉢を選ぶことができる。
なお、1セットの代金はチケット又は現金で決裁することが可能である。
ところで、1種類のメインメニューや、個人顧客がコンテナから3種類のサブメニューを取り出したりするときに、個人顧客が、誤って注文していないメインメニューを食べてしまったり、個人顧客がサブメニューの取出し数を間違ったりすることが考えられる。そのような事態が起こった状況下では、メインメニューやサブメニューの数量に不足が生じ、後から給食を行う個人顧客が自己の注文したメインメニューや、3種類のサブメニューを選択することができないという事態も起こり得る。
そこで、この実施形態では、メインメニューの数量又はサブメニューの数量が不足した場合に備え、注文主の所在地に、メインメニューの内容に匹敵する質・量の即席調理・盛り付けが可能な予備メインメニューと、上記サブンメニューの内容に匹敵する質・量の即席調理・盛り付けが可能な予備サブメニューとをあらかじめ在庫させておき、図3(B)のように、数量が不足したメインメニュー又はサブメニューを補充するために、それらの予備メインメニュー又は予備サブメニューを即席調理して後から来た個人顧客の要求を満たすようにする(ステップ6)。
また、ライスや麺類などの主食又はみそ汁などの汁物を調理するための調理器具をサービス提供元が注文主にあらかじめ貸し出して注文主の所在地に常備させておき、その調理器具を使い、サービス提供元からの出向員、又は、注文主側の担当者が主食や汁物を調理して個人顧客する提供することも可能である。
この実施形態では、2種類のメインメニューの中から個人顧客が好みに応じて注文を出すようにしたシステムを採用しているけれども、この点は、3種類又はそれより多い種類のメインメニューの中から個人顧客が好みに応じて1種類のメインメニューを注文するシステムを採用することも可能である。また、サブメニューについても、6種類のサブメニューから3種類のサブメニューを選択できるようにすることに限定されず、たとえば、4種類のサブメニューから2種類のサブメニューを選択したりすることも可能であり、要するに複数種類のサブメニューの中からその半分の種類のサブメニューを選択できるようにしておけばよい。
また、この実施形態では、サブメニューについて、通知されたメインメニューの合計数から給食の人数を割り出して必要数量の6種類のサブメニューを、その6種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納し、この複数個のコンテナを配達し、また、その各々の一定人数分のコンテナの小鉢の全量を個人顧客が取り出し、そのコンテナ内の小鉢が終了すれば、また別の一定人数分の6種類の小鉢を収納したコンテナを、開いて個人顧客に提供するようにしているが、小鉢全数量をまとめて1つのコンテナに入れておいてもよく(小鉢一括収納)、場合によっては、種類ごとに分けて別々のコンテナに入れたり(小鉢種類分け収納)してもよい。この場合は、一度に全部のサブメニューのコンテナを開いてサブメニューの小鉢を陳列する。
M1,M2 メインメニュー
S1〜S6 サブメニュー
S1〜S6 サブメニュー
Claims (6)
- 複数種類のメインメニューの種類ごとの必要数を電子メールなどの通信手段を使って注文主からサービス提供元に通知させ、
その通知の内容に基づいて、サービス提供元が、複数種類のメインメニューの種類ごとの必要数を収納ボックスに入れると共に、前記注文主からサービス提供元に通知された人数分のサブメニューの複数種類の盛り付けされた小鉢をコンテナに入れてそのサービス提供元の担当者がそれらの収納ボックスとコンテナとを注文主の所在地に配達し、
あらかじめ選択しているメインメニューの1種類と、注文主側の複数人の個人顧客のそれぞれが、直接サブメニューの複数種類の小鉢を収納したコンテナから、複数種類の小鉢の半分の種類の小鉢を選択して取り出せるようにすることを特徴とする給食サービス提供方法。 - 前記注文主からサービス提供元に通知された人数分のサブメニューの複数種類の小鉢を、その複数種類の小鉢の一種類づつを一セットとし、一定人数分の複数セットを複数個のコンテナに分割して収納し、この複数セットを収納したコンテナごとに個人顧客のそれぞれが小鉢を選択して取り出せるようにした請求項1に記載した給食サービス提供方法。
- 請求項1に記載のメインメニューの種類を2種類、サブメニューの種類を6種類とし、サブメニューの6種類の小鉢の中から3種類の小鉢を選択するようにした請求項1又は請求項2に記載した給食サービス提供方法。
- 請求項1に記載のメインメニューの収納ボックスを保温又は保冷ボックスとした請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した給食サービス提供方法。
- メインメニューの数量又はサブメニューの数量が不足した場合に備え、注文主の所在地に、上記メインメニューの内容に匹敵する質・量の即席調理・盛り付けが可能な予備メインメニューと、上記サブメニューの内容に匹敵する質・量の即席調理・盛り付けが可能な予備サブメニューとをあらかじめ在庫させておく請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載した給食サービス提供方法。
- ライスなどの主食又はみそ汁などの汁物を調理するための調理器具をサービス提供元が注文主に貸し出して注文主の所在地に常備させておく請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載した給食サービス提供方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005196581A JP2007018094A (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | 給食サービス提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2007018094A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108006736A (zh) * | 2017-06-07 | 2018-05-08 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种智能吸油烟机及其控制方法 |
JP2019079308A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 富士通株式会社 | 配送制御プログラム、配送制御方法、および配送制御装置 |
-
2005
- 2005-07-05 JP JP2005196581A patent/JP2007018094A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108006736A (zh) * | 2017-06-07 | 2018-05-08 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种智能吸油烟机及其控制方法 |
CN108006736B (zh) * | 2017-06-07 | 2023-10-20 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种智能吸油烟机及其控制方法 |
JP2019079308A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 富士通株式会社 | 配送制御プログラム、配送制御方法、および配送制御装置 |
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