JP2007018058A - 周辺デバイス接続装置、その制御方法、およびその制御プログラム - Google Patents

周辺デバイス接続装置、その制御方法、およびその制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ホスト側機器に新たな周辺デバイスを接続した場合でも、ホスト側機器に新たな周辺デバイスに関する周辺デバイス関連情報を容易に取得させてホスト側機器にて新たな周辺デバイスを操作可能な状態に設定できる周辺デバイス接続装置を提供する。
【解決手段】周辺デバイス接続装置1を構成するCPU15は、周辺デバイス2に関する周辺デバイス関連情報を記憶したデータ格納メモリ13を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を属性情報記憶部11Aに記憶させ、USBI/F処理部11を介してホスト側機器から所定の制御コマンドを入力した場合に、第1の属性情報を、周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、周辺デバイス接続装置、その制御方法、およびその制御プログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ等(ホスト側機器)の普及が進み、各種周辺機器(周辺デバイス)がホスト側機器に接続可能となり、ホスト側機器と各種のデータをやり取りするようになっている。
例えば、ホスト側機器に新たな周辺デバイスを接続する際は、デバイスドライバやサポートソフト等の駆動用プログラムのインストールを要する場合が多い。そして、そのような駆動用プログラムについては、CD−ROM等の記憶媒体をユーザに提供し、CD−ROM等によりホスト側機器に駆動用プログラムをインストールする作業をユーザに実行させている。また、駆動用プログラムをネットワーク上からダウンロードする方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−288110号公報
しかしながら、CD−ROM等の記憶媒体により駆動用プログラムをインストールさせる場合には、周辺デバイスと一緒に記憶媒体を同梱する必要がある。このため、商品パッケージの小型化を図れない。また、同梱された記憶媒体を保存しておく必要があり、記憶媒体を紛失してしまう虞もある。さらに、特許文献1に記載されたネットワーク上から駆動用プログラムをダウンロードする場合には、ホスト側機器がネットワーク接続されていることが必要条件であり、ネットワーク接続無しでは利用できない。
本発明の目的は、ホスト側機器に新たな周辺デバイスを接続した場合でも、ホスト側機器に新たな周辺デバイスに関する駆動用プログラムを容易に取得させてホスト側機器にて新たな周辺デバイスを操作可能な状態に設定できる周辺デバイス接続装置、その制御方法、およびその制御プログラムを提供することにある。
本発明の周辺デバイス接続装置は、ホスト側機器にて周辺デバイスを操作可能に前記ホスト側機器および前記周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置であって、前記ホスト側機器と情報の入出力が可能な状態で接続するホスト側接続部と、前記周辺デバイスと情報の入出力が可能な状態で接続する周辺デバイス側接続部と、前記ホスト側機器に接続されたデバイスを前記ホスト側機器に認識させるための属性情報を記憶する属性情報記憶部と、前記周辺デバイスを駆動するための駆動用プログラム、および前記駆動用プログラムを前記ホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む前記周辺デバイスに関する周辺デバイス関連情報を記憶する周辺デバイス関連情報記憶部と、前記ホスト側接続部、前記周辺デバイス側接続部、前記属性情報記憶部、および前記周辺デバイス関連情報記憶部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を前記属性情報記憶部に記憶させ、前記ホスト側接続部を介して前記ホスト側機器から所定の制御コマンドを入力した場合に、前記第1の属性情報を、前記周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更することを特徴とする。
ここで、周辺デバイス接続装置としては、周辺デバイスに組み込んで周辺デバイスと一体化する構成としてもよく、あるいは、周辺デバイスに対して着脱自在とする構成としてもよい。
また、第2の属性情報としては、周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイスとして認識させかつ、周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させる情報(複合デバイスとして認識させる情報)の他、周辺デバイスのみを第2のデバイスとして認識させる情報としてもよい。
さらに、駆動用プログラムとしては、例えば、周辺デバイスに対応したデバイスドライバの他、サポートソフトウェア等を採用できる。
さらにまた、周辺デバイス接続装置に接続可能とする周辺デバイスは、単体でも複数でも構わない。複数の周辺デバイスを周辺デバイス接続装置に接続可能とする構成とした場合には、第2の属性情報としては、複数の周辺デバイスのうち少なくともいずれかの周辺デバイスをそれぞれ第2のデバイスとして認識させるための情報とする。
本発明では、周辺デバイス接続装置を構成する制御部は、初期設定として、周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を属性情報記憶部に記憶させる。このため、ホスト側機器は、第1の属性情報に基づいて周辺デバイス関連情報記憶部を単位デバイスとして認識し、周辺デバイス関連情報記憶部にアクセス(読み書き)可能な状態となる。ここで、周辺デバイス関連情報記憶部は、周辺デバイスを駆動するための駆動用プログラム、および駆動用プログラムをホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む周辺デバイスに関する周辺デバイス関連情報を記憶している。このため、ホスト側機器は、周辺デバイス関連情報記憶部にアクセスし、周辺デバイスを駆動するための駆動用プログラムを容易に取得することができる。したがって、周辺デバイスと一緒に周辺デバイス関連情報を記憶した記憶媒体を同梱する必要がなく、商品パッケージの小型化を図れるとともに、記憶媒体を紛失する虞もない。また、ホスト側機器がネットワーク接続されていない場合でも、ホスト側機器に駆動用プログラムを容易に取得させることができる。
また、制御部は、ホスト側機器が駆動用プログラムを取得した後にホスト側機器から出力される所定の制御コマンドを入力した場合には、属性情報記憶部に記憶された第1の属性情報を、周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更する。このため、ホスト側機器は、第2の属性情報に基づいて周辺デバイスが接続された旨を認識し、前記取得した駆動用プログラムを用いて周辺デバイスを操作可能な状態となる。また、所定の制御コマンドの入力をトリガーとして制御部が属性情報を変更する構成であるので、例えば、周辺デバイス接続装置に切り替えスイッチを設けて該切り替えスイッチのON/OFFにより制御部が属性情報を変更する構成と比較して、切り替えスイッチ等の機構を設ける必要がなく、論理的に属性情報の切り替えを実施でき、周辺デバイス接続装置の構造の簡素化を図れる。
以上のように、本発明によれば、周辺デバイス接続装置を介してホスト側機器および新たな周辺デバイス(前記駆動用プログラムが改定された周辺デバイスも含む)を接続することで、ホスト側機器に前記新たな周辺デバイスに関する駆動用プログラムを容易に取得させてホスト側機器にて前記新たな周辺デバイスを操作可能な状態に設定でき、本発明の目的を達成できる。
本発明の周辺デバイス接続装置では、前記第1の属性情報は、前記周辺デバイス関連情報記憶部を光学メディアドライブとして認識させるための属性情報であり、前記制御コマンドは、光学メディアを排出する旨のメディア排出コマンドであることが好ましい。
ところで、従来より、デバイスドライバの設計・販売コストを低減する目的で、類似した機器で制御仕様を共通化することにより、光学メディアドライブ(例えば、CD−ROMドライブ等)等のデバイスドライバは、汎用デバイスドライバとしてホスト側機器に予め装備されている。
また、従来より、メディア排出コマンドは、光学メディアドライブの制御コマンドとして制御仕様に設定され、ホスト側機器に搭載される種々のオペレーティングシステム(OS)で利用可能となっている。
本発明によれば、周辺デバイス接続装置は、周辺デバイス関連情報記憶部を光学メディアドライブとしてホスト側機器に認識させ、ホスト側機器からのメディア排出コマンドを入力した場合に、第1の属性情報を第2の属性情報に変更する。このことにより、ホスト側機器は、前記汎用デバイスドライバの機能を用いて制御コマンド(メディア排出コマンド)を周辺デバイス接続装置に出力することができる。このため、属性情報を変更させる旨の制御コマンドを出力させるためにホスト側機器に他の機能を追加する必要がない。
また、第2の属性情報を、周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイス(光学メディアドライブ)として認識させかつ、周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させる情報(複合デバイスとして認識させる情報)に設定しておけば、光学メディアドライブおよび周辺デバイスの複合デバイスとしてホスト側機器に認識させた後、ホスト側機器は、前記汎用デバイスドライバの機能を用いてメディア排出コマンドを再度、周辺デバイス接続装置に出力することで、制御部に第2の属性情報を第1の属性情報に変更させ、再度、光学メディアドライブ単独のデバイスとして動作させる構成を容易に実現でき、利便性の向上が図れる。
本発明の周辺デバイス接続装置では、前記周辺デバイス関連情報記憶部は、前記インストール用プログラムを前記ホスト側機器に自動実行させる自動実行情報を記憶していることが好ましい。
ここで、自動実行情報としては、例えば、CD−ROM等の光学メディアの最上位ディレクトリに記憶されている自動実行ファイル(例えば、AUTORUN.INF等)を採用できる。また、自動実行情報としては、上述したAUTORUN.INF等の自動実行ファイルに限らず、ユーザ等の選択操作により実行する「*.exe」等の自動実行ファイルを採用しても構わない。
本発明によれば、例えば、第1の属性情報として、周辺デバイス関連情報記憶部を光学メディアドライブとして認識させる情報としておけば、ホスト側機器は、周辺デバイス関連情報記憶部にアクセスした際に、「AUTORUN.INF」等の自動実行情報に基づいてインストール用プログラムを自動実行し駆動用プログラムを自動的に取得することとなる。このような構成では、ホスト側機器を操作することで周辺デバイス関連情報に辿り着くまでの選択操作をユーザに実行させる必要がなく、利便性の向上が図れる。
本発明の周辺デバイス接続装置では、前記周辺デバイス側接続部は、複数の周辺デバイスと情報の入出力が可能な状態で接続可能に前記複数の周辺デバイスに対応して複数で構成されていることが好ましい。
本発明では、周辺デバイス側接続部は、複数の周辺デバイスに対応して複数で構成されている。このことにより、例えば周辺デバイス側接続部が単体の周辺デバイスと接続可能に単体で構成されている場合と比較して、情報の入出力規格の違いにより、利用できる周辺デバイスが制限されない。このため、情報の入出力規格が様々な周辺デバイスと接続可能な構成を実現でき、周辺デバイス接続装置の製造時や出荷時等に、利用する周辺デバイスに対応した駆動用プログラムを含む周辺デバイス関連情報を周辺デバイス関連情報記憶部に記憶させれば、利用する周辺デバイスに対応した周辺デバイス接続装置を容易に実現でき、利便性の向上が図れる。
本発明の周辺デバイス接続装置では、前記周辺デバイス関連情報記憶部は、前記複数の周辺デバイスに対応する複数の前記駆動用プログラムを含む前記周辺デバイス関連情報を記憶し、前記複数の周辺デバイスのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスを前記ホスト側機器に認識させるための認識情報を設定入力させる設定入力部を備えていることが好ましい。
本発明によれば、設定入力部によりユーザに認識情報を設定入力させることで、複数の周辺デバイスのうち周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスをホスト側機器に認識させることができる。このため、周辺デバイス接続装置と周辺デバイスとが着脱自在に構成されている場合であっても、ユーザが利用する周辺デバイス(複数の周辺デバイスのうち周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイス)をホスト側機器に確実に認識させ、ホスト側機器は、認識情報に基づいて、取得した複数の駆動用プログラムのうちユーザが利用する周辺デバイスに対応した駆動用プログラムを用いて、該周辺デバイスを操作可能な状態となる。したがって、ユーザにとって非常に使い勝手のよいものとなる。
本発明の周辺デバイス接続装置では、前記周辺デバイス関連情報記憶部は、前記複数の周辺デバイスに対応する複数の前記駆動用プログラムを含む前記周辺デバイス関連情報を記憶し、前記複数の周辺デバイスのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスを前記制御部に認識させるための認識情報を設定入力させる設定入力部を備え、前記制御部は、前記認識情報に基づいて、前記周辺デバイス関連情報記憶部に記憶された前記周辺デバイス関連情報を、前記複数の駆動用プログラムのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスに対応した前記駆動用プログラムのみを含む前記周辺デバイス関連情報に変更するとともに、前記第1の属性情報を変更する際には、前記複数の周辺デバイスのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された前記周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更することが好ましい。
本発明では、設定入力部によりユーザに認識情報を設定入力させることで、複数の周辺デバイスのうち周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスを制御部に認識させることができる。そして、制御部は、認識情報に基づいて、複数の周辺デバイスのうち周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスに対応する周辺デバイス関連情報、および第2の属性情報に変更する。このことにより、周辺デバイス接続装置と周辺デバイスとが着脱自在に構成されている場合であっても、ユーザが利用する周辺デバイス(複数の周辺デバイスのうち周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイス)に対応した駆動用プログラムのみをホスト側機器に取得させるとともに、ユーザが利用する周辺デバイスをホスト側機器に認識させることができる。そして、ホスト側機器は、取得した駆動用プログラムを用いて、ユーザが利用する周辺デバイスを操作可能な状態となる。したがって、ユーザにとって非常に使い勝手のよいものとなる。
本発明の周辺デバイス接続装置では、前記ホスト側接続部は、情報の入出力規格がUSB規格であることが好ましい。
ところで、USB(Universal Serial Bus)は、ホスト側機器と接続された際に、ホスト側機器にデバイスの種別を認識させる情報(ディスクリプタ)を予め装備している。
本発明によれば、ホスト側接続部は、情報の入出力規格がUSB規格であるので、制御部は、前記ディスクリプタを切り替えることで、第1の属性情報および第2の属性情報の切り替えを容易に実行できる。
本発明の周辺デバイス接続装置の制御方法は、ホスト側機器と情報の入出力が可能な状態で接続するホスト側接続部、および周辺デバイスと情報の入出力が可能な状態で接続する周辺デバイス側接続部を有し、前記ホスト側機器にて前記周辺デバイスを操作可能に前記ホスト側機器および前記周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置の制御方法であって、前記周辺デバイス接続装置は、前記ホスト側機器に接続されたデバイスを前記ホスト側機器に認識させるための属性情報を記憶する属性情報記憶部と、前記周辺デバイスを駆動するための駆動用プログラム、および前記駆動用プログラムを前記ホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む前記周辺デバイスに関する周辺デバイス関連情報を記憶する周辺デバイス関連情報記憶部と、前記ホスト側接続部、前記周辺デバイス側接続部、前記属性情報記憶部、および前記周辺デバイス関連情報記憶部を制御する制御部とを備え、前記制御部が、前記周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を前記属性情報記憶部に記憶させる初期設定ステップと、前記ホスト側接続部を介して前記ホスト側機器から所定の制御コマンドを入力するコマンド入力ステップと、前記コマンド入力ステップの後、前記第1の属性情報を、前記周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更する属性情報変更ステップとを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、周辺デバイス接続装置の制御方法は、初期設定ステップと、コマンド入力ステップと、属性情報変更ステップとを備えているので、上述した周辺デバイス接続装置と同様の作用・効果を享受できる。
本発明の周辺デバイス接続装置の制御プログラムは、ホスト側機器にて周辺デバイスを操作可能に前記ホスト側機器および前記周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置の制御プログラムであって、上述した制御方法を前記周辺デバイス接続装置の制御部に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、周辺デバイス接続装置の記憶部等にインストールすることで、周辺デバイス接続装置の制御部に上述した制御方法を実行させることができ、上述した制御方法と同様の作用・効果を享受できるとともに、本発明の利用促進を大幅に図ることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔周辺デバイス接続装置の構成〕
図1は、第1実施形態における周辺デバイス接続装置としてのUSB複合デバイス1の概略構成を示すブロック図である。
USB複合デバイス1は、オペレーティングシステム(OS)を有する図示しないパーソナルコンピュータ等(ホスト側機器)にて周辺デバイス(周辺機器)2を操作可能にホスト側機器および周辺デバイス2間を接続するものである。
なお、本実施形態では、USB複合デバイス1は、周辺デバイス2(本実施形態では、周辺デバイス2B)に組み込まれ、周辺デバイス2と一体化されている。
また、ホスト側機器についての具体的な図示は省略するが、OSの他、USBポートP(図1)と、USBホストコントローラと、USBのための必要なUSB用デバイスドライバ等を備えている。
さらに、周辺デバイス2としては、例えば、種々の情報の入出力規格(バス規格)で構成された、プリンタ、スキャナ、およびモデム等の他、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ等の光学メディアドライブ、およびHDD(Hard Disk Drive)等の磁気記録ディスクドライブ等のデータ格納デバイス、LAN(Local Area Network)インターフェースコンバータ、SCSI(Small Computer System Interface)インターフェースコンバータ、およびRS−232Cインターフェースコンバータ等のインターフェース変換デバイス等を採用できる。図1では、周辺デバイス2についての図示を簡略化し、所定の情報の入出力規格を有し周辺デバイス2全体を駆動制御するIC(Integrated Circuit)のみを図示している。また、本実施形態では、USB複合デバイス1は、3つの周辺デバイス2(USBシリアルバス規格で構成された周辺デバイス2A、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス規格で構成された周辺デバイス2B、汎用バス規格で構成された周辺デバイス2C)と接続可能に構成され、3つの周辺デバイス2のうち周辺デバイス2Bのみと接続されている。
USB複合デバイス1は、図1に示すように、ホスト側接続部としてのUSBI/F(USB Interface)処理部11と、周辺デバイス側接続部12と、周辺デバイス関連情報記憶部としてのデータ格納メモリ13と、メモリ制御部14と、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)15と、RAM(Random Access Memory)16と、ROM(Read Only Memory)17とを備える。
USBI/F処理部11は、図示しないUSBケーブル等を介してホスト側機器と電気的に接続し、ホスト側機器とUSB規格でデータの入出力を実施する部分である。なお、図示は省略するが、USBI/F処理部11、周辺デバイス側接続部12、データ格納メモリ13、メモリ制御部14、CPU15、RAM16、およびROM17は、電力供給ラインを介してホスト側機器からの電力供給を受けて動作する。
このUSBI/F処理部11の内部には、図1に示すように、属性情報記憶部11Aが形成されている。
属性情報記憶部11Aは、例えば、デュアルポートSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、CPU15による制御の下、ホスト側機器に接続されたデバイスをホスト側機器に認識させるための属性情報(ディスクリプタ)を記憶する。
周辺デバイス側接続部12は、周辺デバイス2と情報の入出力が可能な状態で接続する部分である。この周辺デバイス側接続部12は、図1に示すように、USBシリアルバス制御部121と、PCIバス制御部122と、汎用バス制御部123とを備える。これらUSBシリアルバス制御部121、PCIバス制御部122、および汎用バス制御部123は、各周辺デバイス2(2A,2B,2C)の各ICとそれぞれ電気的に接続可能とし、USB複合デバイス1内部のバスB1と周辺デバイス2側を構成する各IC側のバス(USBシリアルバス、PCIバス、汎用バス等)B2,B3,B4を変換するバス変換コントローラで構成されている。
なお、本実施形態では、周辺デバイス側接続部12は、USBシリアルバス制御部121、PCIバス制御部122、汎用バス制御部123の3つで構成されているが、これに限らず、1つや2つ、あるいは、4つ以上の複数のバス変換コントローラで構成しても構わない。また、バス変換コントローラを複数で構成する場合には、全てのバス変換コントローラが異なる種類となるように構成してもよく、または、少なくともいずれかのバス変換コントローラが同一種類となるように構成してもよい。
そして、上述したように、周辺デバイス側接続部12は、PCIバス制御部122のみが周辺デバイス2のうち周辺デバイス2BのICと電気的に接続されている。
データ格納メモリ13は、電気的にデータの書き換えや消去が可能なフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。なお、データ格納メモリ13としては、フラッシュメモリに限らず、小型ハードディスク等の他の記憶部で構成してもよい。このデータ格納メモリ13は、ホスト側機器に接続する周辺デバイス2を駆動するための駆動用プログラム(本実施形態では、周辺デバイス2Bをホスト側機器に接続する構成であるため、周辺デバイス2Bに対応する駆動用プログラム)、該駆動用プログラムをホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む周辺デバイス関連情報を記憶している。
なお、上述した駆動用プログラムとしては、周辺デバイス2を駆動するためのデバイスドライバやサポートソフトウェア等を採用できる。また、周辺デバイス関連情報は、所定のファイルシステムのデータ構造で駆動用プログラムおよびインストール用プログラムが一体化された情報として構成されている。また、データ格納メモリ13には、最上位ディレクトリに、インストール用プログラムをホスト側機器に自動実行させる自動実行情報としての自動実行ファイル(例えば、「AUTORUN.INF」)が格納されている。
メモリ制御部14は、CPU15による制御の下、データ格納メモリ13に記憶されたデータの読み出し、データ格納メモリ13へのデータの書き込みを実施する。
CPU15は、制御プログラムにしたがって、バスB1を介して、USBI/F処理部11、周辺デバイス側接続部12、データ格納メモリ13、メモリ制御部14、RAM16、およびROM17を制御する。
例えば、CPU15は、ホスト側機器のUSBポートPへのUSB複合デバイス1の装着時には、属性情報記憶部11Aに、ホスト側機器に対してデータ格納メモリ13を第1のデバイス(光学ディスクドライブ)として認識させるための第1の属性情報を記憶させる。
また、例えば、CPU15は、ホスト側機器からの所定の制御コマンド(メディア排出コマンド)の入力に応じて、属性情報記憶部11Aに記憶された第1の属性情報を、ホスト側機器に対してデータ格納メモリ13を第1のデバイス(光学ディスクドライブ)として認識させかつ、周辺デバイス2を第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報(複合デバイスとしての認識させるための情報)に変更する。
RAM16は、CPU15の動作上必要なデータ等を一時記憶する。
ROM17は、CPU15の制御プログラムを記憶する。
〔周辺デバイス接続装置の制御方法〕
次に、上述したUSB複合デバイス1の制御方法を図面に基づいて説明する。
図2は、USB複合デバイス1の制御方法を説明するフローチャートである。
なお、以下では、ホスト側機器は、OSがWindows(登録商標)オペレーティングシステムで構成されているものとする。また、ホスト側機器の構成が公知の構成を用いているため、ホスト側機器の制御方法については説明を省略または簡略化し、図2ではUSB複合デバイス1の制御方法のみを図示する。
また、以下では、周辺デバイス2と一体化したUSB複合デバイス1とホスト側機器とをUSBケーブル等を介して接続した状態で、ホスト側機器からUSB複合デバイス1に電力が供給されているものとする。
先ず、USB複合デバイス1のCPU15は、ホスト側機器から電力が供給されると、初期化処理を実施する(ステップS1:初期設定ステップ)。例えば、CPU15は、ROM17に記憶された制御プログラムにしたがって、ホスト側機器にデータ格納メモリ13をCD−ROMドライブ(第1のデバイス)として認識させるための第1の属性情報(ディスクリプタ)を属性情報記憶部11Aに記憶させる。
具体的に、図3は、属性情報記憶部11Aに記憶された第1の属性情報の一例を示す図である。
属性情報は、図3に示すように、エンドポイント、コンフィグレーション、インターフェースの3つの概念で大略構成されている。
エンドポイントは、ホスト側機器とデバイス間のデータの受け渡しを行うデータ構造体である。
コンフィグレーションは、ホスト側機器に接続されたデバイスの論理的な構成の定義である。
インターフェースは、ホスト側機器が1つの論理的な装置として扱うデバイスの定義であり、論理的な装置を操作するために用いるエンドポイントの構成を定義している。
以下の表1および表2は、コンフィグレーションを定義するデータ構造体であるコンフィグレーションディスクリプタ、およびコンフィグレーションで設定されるインターフェースがどのような種類のデバイスであるかを定義するインターフェースディスクリプタの一例を示すものである。
Figure 2007018058
Figure 2007018058
そして、ステップS1では、ホスト側機器に接続されたデバイスの数を表す「bNumInterface」のフィールド(表1)に、1つである旨を示すコード(例えば、「0x01」)を設定している。
また、ステップS1では、ホスト側機器に接続されたデバイスの大分類を表す「bInterfaceClass」のフィールド(表2)に、HDD、リムーバブルディスク、光ディスクドライブ等のデータ格納デバイスである旨を示すコード(例えば、「0x08」)を設定している。
さらに、ステップS1では、ホスト側機器に接続されたデバイスの小分類を表す「bInterfaceSubClass」のフィールド(表2)に、通信仕様を示すコード(例えば、ATAPI(Advanced Technology Attachment Packet Interface)通信仕様であれば0x02、SCSI(Small Computer System Interface)通信仕様であれば0x06)を設定している。
そして、第1の属性情報は、図3に示すように、USB複合デバイス1のデータ格納メモリ13用のみのインターフェースディスクリプタ(表2)を有する属性情報に設定されている。
なお、第1の属性情報は、具体的な図示は省略するが、上述した情報の他、USB複合デバイス1のメーカー情報やデバイス情報等の識別情報も含んで構成されている。
ステップS1の後、CPU15は、例えば、ホスト側機器のOSから出力されるデバイス種別の問い合わせ信号(ディスクリプタの通知要求)の入力に応じて、ホスト側機器のOSに対して属性情報記憶部11Aに記憶された上述した第1の属性情報を出力する(ステップS2)。
この後、ホスト側機器のOSは、第1の属性情報に含まれるUSB複合デバイス1の識別情報に基づいて、内部メモリ(例えば、デバイスレジストリ)にUSB複合デバイス1に対応するUSB用デバイスドライバが登録されているか否かを確認する。上述したようにUSB用デバイスドライバが登録されているため、ホスト側機器のOSは、USB用デバイスドライバをメモリにロードする。そして、ホスト側機器のハードウェア構成に、USBデバイスが追加される。
また、ホスト側機器のOSは、第1の属性情報に基づいて、データ格納メモリ13を第1のデバイス(CD−ROMドライブ)として認識する。そして、ホスト側機器のハードウェア構成に、CD−ROMドライブが追加される。
例えば、ホスト側機器のOSは、第1の属性情報を構成するコンフィグレーションディスクリプタ(表1)の「bNumInterface」のフィールドのコード(0x01)を確認し、1つのみのデバイスが接続されたことを認識する。
また、ホスト側機器のOSは、第1の属性情報を構成するインターフェースディスクリプタ(表2)の「bInterfaceClass」のフィールドのコード、および「bInterfaceSubClass」のフィールドのコードを確認する。ここで、「bInterfaceClass」のフィールドのコードが「0x08」(大分類がHDD、リムーバブルディスク、光ディスクドライブ等のデータ格納デバイスを示すコード)、および「bInterfaceSubClass」のフィールドのコードが「0x02」(小分類がATAPI通信仕様を示すコード)であれば、ホスト側機器のOSは、標準の汎用デバイスドライバ(例えば、IDE(Integrated Device Electronics)ディスクドライブドライバ)を内部メモリにロードして、前記汎用デバイスドライバを用いてデータ格納メモリ13をCD−ROMドライブとして認識する。
この後、ホスト側機器のOSは、前記汎用デバイスドライバを用いて、CD−ROMドライブとして認識したデータ格納メモリ13にメモリ制御部14を介してアクセスし、データ格納メモリ13の最上位ディレクトリに格納された自動実行ファイル(「AUTORUN.INF」)の内容を判読し、該自動実行ファイルを実行する。そして、データ格納メモリ13に記憶された周辺機器関連情報を構成するインストール用プログラムが実行され、周辺デバイス2Bに対応したデバイスドライバやサポートソフトウェア等の駆動用プログラムがホスト側機器にインストールされる。
ホスト側機器に駆動用プログラムがインストールされた後、ホスト側機器からCD−ROMを排出する旨のメディア排出コマンド(例えば、ATAPI通信仕様では、コマンド名:MEDIA EJECT、コード名:0xED)が出力される。
具体的には、例えば、ユーザがホスト側機器に「CD−ROMを排出させる」旨の入力操作を実施すると、前記汎用デバイスドライバからOSに対してメディア排出コマンドを出力する旨の制御指令が出力され、OSがメディア排出コマンドをUSB複合デバイス1に出力する。
なお、メディア排出コマンドの出力は、上述のようなユーザの操作による出力に限らず、その他の方法で出力する構成を採用してもよく、例えば、インストール用プログラムにより、ホスト側機器が駆動用プログラムのインストールを完了した後に、自動的にメディア排出コマンドを出力する構成としても構わない。
ステップS2の後、CPU15は、ホスト側機器のOSからメディア排出コマンドを入力したか否かを常時監視する(ステップS3:コマンド入力ステップ)。
ステップS3において、CPU15は、「Y」と判定した場合、すなわち、メディア排出コマンドを入力した場合には、ROM17に記憶された制御プログラムにしたがって、属性情報記憶部11Aに記憶された第1の属性情報を、ホスト側機器にデータ格納メモリ13をCD−ROMドライブ(第1のデバイス)として認識させかつ、周辺デバイス2Bを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報(ディスクリプタ)に変更する(ステップS4:属性情報変更ステップ)。
具体的に、図4は、第2の属性情報の一例を示す図である。
ステップS4では、上述した表1に示すコンフィグレーションディスクリプタにおけるホスト側機器に接続されたデバイスの数を表す「bNumInterface」のフィールドのコードが、2つである旨を示すコード(例えば、「0x02」)に変更する。
また、ステップS4では、図4に示すように、USB複合デバイス1のデータ格納メモリ13用のインターフェースディスクリプタ(表2)の他、周辺デバイス2B用のインターフェースディスクリプタが追加される。なお、周辺デバイス2B用のインターフェースディスクリプタは、各フィールドのコードが周辺デバイス2Bに応じた所定のコードに設定されている。
なお、第2の属性情報は、具体的な図示は省略するが、上述した情報の他、USB複合デバイス1のメーカー情報やデバイス情報等の識別情報、および周辺デバイス2Bのメーカー情報やデバイス情報等の識別情報も含んで構成されている。
ステップS4の後、CPU15は、ホスト側機器のOSに対して属性情報記憶部11Aに記憶された上述した第2の属性情報を出力する(ステップS5)。
そして、ホスト側機器のOSは、USB複合デバイス1から出力された第2の属性情報に基づいて、データ格納メモリ13をCD−ROMドライブ(第1のデバイス)として認識するとともに、周辺デバイス2Bを第2のデバイスとして認識する。
例えば、ホスト側機器のOSは、第2の属性情報を構成するコンフィグレーションディスクリプタ(表1)の「bNumInterface」のフィールドのコード(0x02)を確認し、デバイスが1つ追加されたことを認識する。
また、ホスト側機器のOSは、第2の属性情報に含まれる周辺デバイス2Bの識別情報に基づいて、内部メモリ(例えば、デバイスレジストリ)に周辺デバイス2Bに対応する駆動用プログラム(デバイスドライバやサポートソフトウェア等)が登録されているか否かを確認する。上述したように前記駆動用プログラムが既にインストールされているため、ホスト側機器のOSは、前記駆動用プログラムをメモリにロードする。
さらに、ホスト側機器のOSは、第2の属性情報を構成する周辺デバイス2B用のインターフェースディスクリプタの「bInterfaceClass」のフィールドのコードや「bInterfaceSubClass」のフィールドのコードを確認し、周辺デバイス2Bの種別を認識する。
そして、ホスト側機器のハードウェア構成に、CD−ROMドライブの他、周辺デバイス2Bが追加される。また、ホスト側機器のOSは、前記駆動用プログラムを用いて、周辺デバイス2Bを制御可能な状態となる。
上述した第1実施形態においては、CPU15は、初期設定ステップS1において、データ格納メモリ13を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を属性情報記憶部11Aに記憶させる。このため、ホスト側機器は、第1の属性情報に基づいてデータ格納メモリ13を単位デバイスとして認識し、メモリ制御部14を介してデータ格納メモリ13にアクセス可能な状態となる。ここで、データ格納メモリ13は、周辺デバイス2(2B)を駆動するための駆動用プログラム、および駆動用プログラムをホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む周辺デバイス2(2B)に関する周辺デバイス関連情報を記憶している。このため、ホスト側機器は、メモリ制御部14を介してデータ格納メモリ13にアクセスし、周辺デバイス2(2B)を駆動するための駆動用プログラムを容易に取得することができる。したがって、周辺デバイス2(2B)と一緒に周辺デバイス関連情報を記憶した記憶媒体を同梱する必要がなく、商品パッケージの小型化を図れるとともに、記憶媒体を紛失する虞もない。また、ホスト側機器がネットワーク接続されていない場合でも、ホスト側機器に駆動用プログラムを容易に取得させることができる。
また、CPU15は、ホスト側機器が駆動用プログラムを取得した後にホスト側機器から出力される所定の制御コマンドを入力した場合には、属性情報記憶部11Aに記憶された第1の属性情報を、周辺デバイス2(2B)を第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更する。このため、ホスト側機器は、第2の属性情報に基づいて周辺デバイス2(2B)が接続された旨を認識し、前記取得した駆動用プログラムを用いて周辺デバイス2(2B)を操作可能な状態となる。また、所定の制御コマンドの入力をトリガーとしてCPU15が属性情報を変更する構成であるので、例えば、USB複合デバイスに切り替えスイッチを設けて該切り替えスイッチのON/OFFによりCPU15が属性情報を変更する構成と比較して、切り替えスイッチ等の機構を設ける必要がなく、論理的に属性情報の切り替えを実施でき、USB複合デバイス1の構造の簡素化を図れる。
したがって、USB複合デバイス1を介してホスト側機器および新たな周辺デバイス2(前記駆動用プログラムが改定された周辺デバイスも含む)を接続することで、ホスト側機器に新たな周辺デバイス2に関する駆動用プログラムを容易に取得させてホスト側機器にて新たな周辺デバイス2を操作可能な状態に設定できる。
ところで、従来より、デバイスドライバの設計・販売コストを低減する目的で、類似した機器で制御仕様を共通化することにより、光学メディアドライブ(例えば、CD−ROMドライブ等)等のデバイスドライバは、汎用デバイスドライバとしてホスト側機器に予め装備されている。
また、従来より、メディア排出コマンドは、光学メディアドライブの制御コマンドとして制御仕様に設定され、ホスト側機器に搭載される種々のOSで利用可能となっている。
本実施形態では、USB複合デバイス1は、データ格納メモリ13をCD−ROMドライブとしてホスト側機器に認識させ、ホスト側機器からのメディア排出コマンドを入力した場合に、第1の属性情報を第2の属性情報に変更する。このことにより、ホスト側機器は、前記汎用デバイスドライバの機能を用いて制御コマンド(メディア排出コマンド)をUSB複合デバイス1に出力することができる。このため、属性情報を変更させる旨の制御コマンドを出力させるためにホスト側機器に他の機能を追加する必要がない。
また、第2の属性情報を、データ格納メモリ13をCD−ROMドライブとして認識させかつ、周辺デバイス2(2B)を第2のデバイスとして認識させる情報(複合デバイスとして認識させる情報)に設定しているので、CD−ROMドライブおよび周辺デバイス2(2B)の複合デバイスとしてホスト側機器に認識させた後、ホスト側機器は、前記汎用デバイスドライバの機能を用いてメディア排出コマンドを再度、USB複合デバイス1に出力することで、CPU15に第2の属性情報を第1の属性情報に変更させ、再度、CD−ROMドライブ単独のデバイスとして動作させる構成を容易に実現でき、利便性の向上が図れる。
ここで、データ格納メモリ13に自動実行ファイル(例えば、「AUTORUN.INF」)が記憶されているので、ホスト側機器は、メモリ制御部14を介してデータ格納メモリ13にアクセスした際に、自動実行ファイルに基づいてインストール用プログラムを自動実行し駆動用プログラムを自動的に取得することとなる。このため、ホスト側機器を操作することで周辺デバイス関連情報に辿り着くまでの選択操作をユーザに実行させる必要がなく、利便性の向上が図れる。
また、周辺デバイス側接続部12は、複数の周辺デバイス2(2A,2B,2C)に対応してUSBシリアルバス制御部121、PCIバス制御部122、および汎用バス制御部123を備えている。このことにより、例えば周辺デバイス側接続部12が単体の周辺デバイスと接続可能にUSBシリアルバス制御部121、PCIバス制御部122、および汎用バス制御部123のいずれかのみで構成されている場合と比較して、情報の入出力規格の違いにより、利用できる周辺デバイスが制限されない。このため、情報の入出力規格が様々な周辺デバイス2(2A,2B,2C)と接続可能な構成を実現でき、USB複合デバイス1の製造時や出荷時等に、利用する周辺デバイス2に対応した駆動用プログラムを含む周辺デバイス関連情報をデータ格納メモリ13に記憶させれば、利用する周辺デバイス2に対応したUSB複合デバイス1を容易に実現でき、利便性の向上が図れる。
さらに、ホスト側接続部がUSBI/F処理部11で構成されているので、CPU15は、USBに予め装備されたディスクリプタを書き換えることで、第1の属性情報および第2の属性情報の切り替えを容易に実行できる。
さらにまた、ROM17に制御プログラムをインストールすることで、USB複合デバイス1のCPU15に上述した制御方法を実行させることができ、本発明の利用促進を大幅に図れる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図5は、第2実施形態における周辺デバイス接続装置としてのUSB複合デバイス10の概略構成を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、USB複合デバイス1が周辺デバイス2Bに組み込まれ、周辺デバイス2Bと一体化されている。
これに対して第2実施形態では、USB複合デバイス10が周辺デバイス2(2A,2B,2C)に着脱自在に構成されている。具体的な図示は省略するが、周辺デバイス2(2A,2B,2C)はコネクタを有し、USB複合デバイス10の周辺デバイス側接続部12(121,122,123)も同様にそれぞれコネクタを有する構成となっている。そして、周辺デバイス2およびUSB複合デバイス10は、コネクタ同士が接続することで、電気的に接続される。
また、USB複合デバイス10は、図5に示すように、前記第1実施形態で説明したUSBI/F処理部11、周辺デバイス側接続部12、データ格納メモリ13、メモリ制御部14、CPU15、RAM16、およびROM17の他、設定入力部18を備える。
設定入力部18は、周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイス2をホスト側機器に認識させるための認識情報を設定入力させる部分である。この設定入力部18は、USB複合デバイス10に接続可能な周辺デバイス2(2A,2B,2C)の数、すなわち、周辺デバイス側接続部12を構成するUSBシリアルバス制御部121、PCIバス制御部122、および汎用バス制御部123の数に対応し、ユーザ等にて操作可能なディップスイッチ(本実施形態では3つのディップスイッチ)で構成されている。
そして、各ディップスイッチをON状態とすることで周辺デバイス2(2A,2B,2C)が接続されている旨を示す認識情報が設定入力される。また、各ディップスイッチをOFF状態とすることで周辺デバイス2(2A,2B,2C)が接続されていない旨を示す認識情報が設定入力される。
例えば、ユーザは、周辺デバイス2のうち、周辺デバイス2A,2Bを利用する場合には、周辺デバイス2A,2BとUSB複合デバイス10(USBシリアルバス制御部121およびPCIバス制御部122)とを接続するとともに、周辺デバイス2A,2Bに対応する各ディップスイッチをON状態としかつ、周辺デバイス2Cに対応するディップスイッチをOFF状態とする。
次に、本実施形態におけるUSB複合デバイス10の制御方法を説明する。なお、本実施形態のUSB複合デバイス10の制御方法は、前記第1実施形態で説明した制御方法と略同様であり、以下では、異なる点のみを説明する。
本実施形態のデータ格納メモリ13は、USB複合デバイス10により利用可能とする周辺デバイス2(2A,2B,2C)をそれぞれ駆動するための各駆動用プログラム、該各駆動用プログラムをホスト側機器に一括してインストールさせるためのインストール用プログラムを含む周辺デバイス関連情報、および、自動実行情報としての自動実行ファイル(例えば、「AUTORUN.INF」)が格納されている。
このため、本実施形態では、前記第1実施形態で説明したステップS2の後、周辺デバイス2A,2B,2Cに対応した各デバイスドライバや各サポートソフトウェアがホスト側機器に一括してインストールされる。
さらに、本実施形態では、前記第1実施形態で説明したステップS4において、CPU15は、メディア排出コマンドを入力した場合には、ROM17に記憶された制御プログラムにしたがって、属性情報記憶部11Aに記憶された第1の属性情報を、ホスト側機器にデータ格納メモリ13をCD−ROMドライブ(第1のデバイス)として認識させかつ、全ての周辺デバイス2(2A,2B,2C)をそれぞれ第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報(ディスクリプタ)に変更する。
具体的に、図6は、第2の属性情報の一例を示す図である。
本実施形態では、前記第1実施形態で説明したステップS4において、表1に示すコンフィグレーションディスクリプタにおけるホスト側機器に接続されたデバイスの数を表す「bNumInterface」のフィールドのコードが、4つである旨を示すコード(例えば、「0x04」)に変更する。また、図6に示すように、USB複合デバイス10のデータ格納メモリ13用のインターフェースディスクリプタ(表2)の他、周辺デバイス2A,2B,2C用の各インターフェースディスクリプタが追加される。なお、周辺デバイス2A,2B,2C用の各インターフェースディスクリプタは、各フィールドのコードが周辺デバイス2A,2B,2Cに応じた所定のコードにそれぞれ設定されているものとする。
なお、本実施形態の第2の属性情報は、具体的な図示は省略するが、上述した情報の他、USB複合デバイス10のメーカー情報やデバイス情報等の識別情報、および周辺デバイス2A,2B,2Cのメーカー情報やデバイス情報等の各識別情報も含んで構成されている。
そして、本実施形態では、前記第1実施形態で説明したステップS5の後、ホスト側機器のOSは、USB複合デバイス10から出力された第2の属性情報に基づいて、データ格納メモリ13をCD−ROMドライブ(第1のデバイス)として認識するとともに、周辺デバイス2A,2B,2Cをそれぞれ第2のデバイスとして認識する。
また、ホスト側機器のOSは、USB複合デバイス10の設定入力部18に設定入力された認識情報に基づいて、接続された周辺デバイス2を認識する。そして、接続された周辺デバイス2に対応する駆動用プログラム(デバイスドライバやサポートソフトウェア)をメモリにロードし、該駆動用プログラムを用いて接続された周辺デバイス2を制御可能な状態となる。
例えば、ユーザが、周辺デバイス2のうち周辺デバイス2A,2Bのみを利用するために、周辺デバイス2A,2BとUSB複合デバイス10とを接続し、周辺デバイス2A,2Bに対応する各ディップスイッチ(設定入力部18)をON状態としかつ、周辺デバイス2Cに対応するディップスイッチ(設定入力部18)をOFF状態とした場合には、ホスト側機器のOSは、ディップスイッチの状態を認識し、周辺デバイス2A,2Bに対応する駆動用プログラム(デバイスドライバやサポートソフトウェア)のみをメモリにロードし、該駆動用プログラムを用いて周辺デバイス2A,2Bを制御可能な状態となる。
上述した第2実施形態においては、設定入力部18によりユーザに認識情報を設定入力させることで、周辺デバイス2(2A,2B,2C)のうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイスをホスト側機器に認識させることができる。このため、USB複合デバイス1と周辺デバイス2とが着脱自在に構成されている場合であっても、ユーザが利用する周辺デバイス(周辺デバイス2A,2B,2Cのうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイス)をホスト側機器に確実に認識させ、ホスト側機器は、認識情報に基づいて、取得した複数の駆動用プログラムのうちユーザが利用する周辺デバイスに対応した駆動用プログラムを用いて、該周辺デバイスを操作可能な状態となる。したがって、ユーザにとって非常に使い勝手のよいものとなる。
また、設定入力部18は、ディップスイッチで構成されているので、ユーザに認識情報の設定入力を簡単に実施させることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、周辺デバイス接続装置を、USB複合デバイス1,10として構成したが、ホスト側接続部をUSB規格以外の他の規格で情報の入出力を実施する構成としても構わない。
前記各実施形態では、第2の属性情報を、データ格納メモリ13を第1のデバイス(CD−ROMドライブ)として認識させかつ、周辺デバイス2を第2のデバイスとして認識させる情報(複合デバイスとして認識させる情報)に設定していたが、これに限らず、周辺デバイス2のみを第2のデバイスとして認識させる情報として構成してもよい。
前記各実施形態では、データ格納メモリ13をCD−ROMドライブとしてホスト側機器に認識させていたが、これに限らず、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ等の他の光学メディアドライブとして認識させる構成を採用してもよい。
また、データ格納メモリ13を光学メディアドライブとしてホスト側機器に認識させる構成の他、例えば、データ格納メモリ13をリムーバブルディスク等の他のストレージデバイスとして認識させる構成を採用してもよい。
前記各実施形態では、データ格納メモリ13を光学メディアドライブとして認識させ、データ格納メモリ13に「AUTORUN.INF」等の自動実行ファイルが記憶されていたが、自動実行情報としては、「AUTORUN.INF」の自動実行ファイルに限らず、ユーザ等の選択操作により実行する「*.exe」等の自動実行ファイルを採用してもよい。
前記各実施形態では、CPU15が属性情報を変更するトリガーとなる制御コマンドをメディア排出コマンドとして説明したがこれに限らず、以下の構成を採用してもよい。
例えば、ホスト側機器の内部メモリに制御コマンドとしての所定の情報(例えば、テキストファイル等)を記憶させておく。また、CPU15は、データ格納メモリ13を書き込み可能なリムーバブルディスク等のストレージデバイスとしてホスト側機器に認識させる。そして、ユーザは、ホスト側機器を操作することにより、データ格納メモリ13に前記所定の情報を書き込む操作を実施し(例えば、前記テキストファイルをドラッグ・アンド・ドロップさせる操作を実施し)、CPU15は、前記所定の情報の入力に応じて、属性情報を変更する。
前記第2実施形態では、USB複合デバイス10は、設定入力部18を備え、設定入力部18に設定入力された認識情報をホスト側機器に認識させる構成を説明したが、これに限らず、以下の構成を採用してもよい。
例えば、設定入力部18により設定入力された認識情報をCPU15に認識させる。そして、CPU15は、認識情報に基づいて、データ格納メモリ13に記憶された周辺デバイス関連情報(周辺デバイス2A,2B,2Cの全ての周辺デバイスを駆動するための各駆動用プログラムを含む)を、各駆動用プログラムのうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイスに対応した駆動用プログラムのみを含む周辺デバイス関連情報に変更する。また、CPU15は、第1の属性情報を変更する際には、認識情報に基づいて、周辺デバイス2のうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更する。
このような構成では、設定入力部18によりユーザに認識情報を設定入力させることで、周辺デバイス2のうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイスをCPU15に認識させることができる。そして、CPU15は、認識情報に基づいて、周辺デバイス2のうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイスに対応する周辺デバイス関連情報、および第2の属性情報に変更する。このことにより、USB複合デバイスと周辺デバイスとが着脱自在に構成されている場合であっても、ユーザが利用する周辺デバイス(周辺デバイス2A,2B,2Cのうち周辺デバイス側接続部12に接続された周辺デバイス)に対応した駆動用プログラムのみをホスト側機器に取得させるとともに、ユーザが利用する周辺デバイスをホスト側機器に認識させることができる。そして、ホスト側機器は、取得した駆動用プログラムを用いて、ユーザが利用する周辺デバイスを操作可能な状態となる。したがって、ユーザにとって非常に使い勝手のよいものとなる。
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明は、ホスト側機器に新たな周辺デバイスを接続した場合でも、ホスト側機器に新たな周辺デバイスに関する駆動用プログラムを容易に取得させてホスト側機器にて新たな周辺デバイスを操作可能な状態に設定できるため、ホスト側機器および周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置として利用できる。
第1実施形態における周辺デバイス接続装置としてのUSB複合デバイスの概略構成を示すブロック図。 前記実施形態におけるUSB複合デバイスの制御方法を説明するフローチャート。 前記実施形態における属性情報記憶部に記憶された第1の属性情報の一例を示す図。 前記実施形態における第2の属性情報の一例を示す図。 第2実施形態における周辺デバイス接続装置としてのUSB複合デバイスの概略構成を示すブロック図。 前記実施形態における第2の属性情報の一例を示す図。
符号の説明
1,10・・・USB複合デバイス(周辺デバイス接続装置)、2,2A,2B,2C・・・周辺デバイス、11・・・USBI/F処理部(ホスト側接続部)、11A・・・属性情報記憶部、12・・・周辺デバイス側接続部、13・・・データ格納メモリ(周辺デバイス関連情報記憶部)、15・・・CPU、18・・・設定入力部、S1・・・初期設定ステップ、S3・・・コマンド入力ステップ、S4・・・属性情報変更ステップ。

Claims (9)

  1. ホスト側機器にて周辺デバイスを操作可能に前記ホスト側機器および前記周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置であって、
    前記ホスト側機器と情報の入出力が可能な状態で接続するホスト側接続部と、
    前記周辺デバイスと情報の入出力が可能な状態で接続する周辺デバイス側接続部と、
    前記ホスト側機器に接続されたデバイスを前記ホスト側機器に認識させるための属性情報を記憶する属性情報記憶部と、
    前記周辺デバイスを駆動するための駆動用プログラム、および前記駆動用プログラムを前記ホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む前記周辺デバイスに関する周辺デバイス関連情報を記憶する周辺デバイス関連情報記憶部と、
    前記ホスト側接続部、前記周辺デバイス側接続部、前記属性情報記憶部、および前記周辺デバイス関連情報記憶部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を前記属性情報記憶部に記憶させ、前記ホスト側接続部を介して前記ホスト側機器から所定の制御コマンドを入力した場合に、前記第1の属性情報を、前記周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更することを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  2. 請求項1に記載の周辺デバイス接続装置において、
    前記第1の属性情報は、前記周辺デバイス関連情報記憶部を光学メディアドライブとして認識させるための属性情報であり、
    前記制御コマンドは、光学メディアを排出する旨のメディア排出コマンドであることを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の周辺デバイス接続装置において、
    前記周辺デバイス関連情報記憶部は、前記インストール用プログラムを前記ホスト側機器に自動実行させる自動実行情報を記憶していることを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の周辺デバイス接続装置において、
    前記周辺デバイス側接続部は、複数の周辺デバイスと情報の入出力が可能な状態で接続可能に前記複数の周辺デバイスに対応して複数で構成されていることを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  5. 請求項4に記載の周辺デバイス接続装置において、
    前記周辺デバイス関連情報記憶部は、前記複数の周辺デバイスに対応する複数の前記駆動用プログラムを含む前記周辺デバイス関連情報を記憶し、
    前記複数の周辺デバイスのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスを前記ホスト側機器に認識させるための認識情報を設定入力させる設定入力部を備えていることを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  6. 請求項4に記載の周辺デバイス接続装置において、
    前記周辺デバイス関連情報記憶部は、前記複数の周辺デバイスに対応する複数の前記駆動用プログラムを含む前記周辺デバイス関連情報を記憶し、
    前記複数の周辺デバイスのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスを前記制御部に認識させるための認識情報を設定入力させる設定入力部を備え、
    前記制御部は、前記認識情報に基づいて、前記周辺デバイス関連情報記憶部に記憶された前記周辺デバイス関連情報を、前記複数の駆動用プログラムのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された周辺デバイスに対応した前記駆動用プログラムのみを含む前記周辺デバイス関連情報に変更するとともに、前記第1の属性情報を変更する際には、前記複数の周辺デバイスのうち前記周辺デバイス側接続部に接続された前記周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更することを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の周辺デバイス接続装置において、
    前記ホスト側接続部は、情報の入出力規格がUSB規格であることを特徴とする周辺デバイス接続装置。
  8. ホスト側機器と情報の入出力が可能な状態で接続するホスト側接続部、および周辺デバイスと情報の入出力が可能な状態で接続する周辺デバイス側接続部を有し、前記ホスト側機器にて前記周辺デバイスを操作可能に前記ホスト側機器および前記周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置の制御方法であって、
    前記周辺デバイス接続装置は、前記ホスト側機器に接続されたデバイスを前記ホスト側機器に認識させるための属性情報を記憶する属性情報記憶部と、前記周辺デバイスを駆動するための駆動用プログラム、および前記駆動用プログラムを前記ホスト側機器にインストールさせるためのインストール用プログラムを含む前記周辺デバイスに関する周辺デバイス関連情報を記憶する周辺デバイス関連情報記憶部と、前記ホスト側接続部、前記周辺デバイス側接続部、前記属性情報記憶部、および前記周辺デバイス関連情報記憶部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部が、
    前記周辺デバイス関連情報記憶部を第1のデバイスとして認識させるための第1の属性情報を前記属性情報記憶部に記憶させる初期設定ステップと、
    前記ホスト側接続部を介して前記ホスト側機器から所定の制御コマンドを入力するコマンド入力ステップと、
    前記コマンド入力ステップの後、前記第1の属性情報を、前記周辺デバイスを第2のデバイスとして認識させるための第2の属性情報に変更する属性情報変更ステップとを備えていることを特徴とする周辺デバイス接続装置の制御方法。
  9. ホスト側機器にて周辺デバイスを操作可能に前記ホスト側機器および前記周辺デバイス間を接続する周辺デバイス接続装置の制御プログラムであって、
    請求項8に記載の制御方法を前記周辺デバイス接続装置の制御部に実行させることを特徴とする制御プログラム。
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