JP2007016793A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機関本体の速やかな温度上昇が確保できないため、排気エミッションを十分に低減できないと共に、暖房性能の悪化を招来している。
【解決手段】 ステップ3で現在冷機状態であると判断した場合は、ステップ4で、各可変機構によって最小のリフト、作動角に制御し、かつリフト頂点の位相をOに制御する。さらにステップ5で、暖機中の軽負荷状態と判断した場合は、ステップ6において最小のリフト、作動角に制御すると共に、リフト頂点の位相を遅角側に制御する。また、ステップ7において低回転高負荷状態と判断した場合は、ステップ8で中程度のリフト量、作動角に制御すると共に、リフト頂点の位相をさらに遅角側に制御する。また、前記高回転高負荷域であればステップ9において大リフト、作動角に制御しかつリフト頂点の位相をステップ6の位相よりも若干遅角側に制御する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、内燃機関の可変動弁装置、とりわけ、排気弁のバルブリフト量と作動角を制御する第1可変機構と、最大リフト位相(最大リフトとなる瞬間のクランク軸位相)を制御する第2可変機構とを備えた可変動弁装置に関する。
周知のように、排気弁の開閉時期を機関運転状態に応じて可変制御する可変動弁装置としては、例えば以下の特許文献1に記載されたものがある。
概略を説明すれば、この可変動弁装置は、始動後の冷機時における排気弁のバルブリフト量及び作動角は同一のままで開閉時期を相対的に早めるように制御するようになっている。つまり、前述のように排気弁の開時期を早めることにより、膨張比が小さいときに排気されることに起因する排気温度の相対的上昇により、排気管内に有する触媒の温度を速やかに立ち上げることができ、これによって触媒の活性化が図れ、触媒出口での排気エミッションを低減させるようになっている。
特開昭61−190118号
しかしながら、前記従来の可変動弁装置にあっては、前述のように、排気弁の開閉時期は可変にできるものの、その性能効果つまり冷機時の排気エミッション低減効果を十分に得られない。すなわち、排気弁の開時期が早くなるため、燃焼室内の高温の燃焼ガスが早めに排気系に放出されてしまう。したがって、機関本体側の暖機性能が低下し、この結果、燃焼の悪化を招き、燃焼室から高濃度の排気エミッションが排出される期間が長くなる。このため、触媒の速やかな温度上昇は確保できるものの、触媒に入口に入る燃焼ガス自体の排気エミッションが多くなり、したがって、触媒出口から大気に解放される排気エミッションを十分に低減することができない。
また、前記機関本体の暖機性能の低下によって、水温上昇も遅く車内の暖房性能も悪化してしまうといった技術的課題を招来している。
本発明は、前記従来の可変動弁装置の実情に鑑みて案出されたもので、請求項1記載の発明は、機関の排気弁のバルブリフト特性における少なくともバルブリフト量及び作動角を機関運転状態に応じて可変制御する第1可変機構と、
排気弁の前記バルブリフト特性における最大リフト位相を機関運転状態に応じて可変制御する第2可変機構と、機関の現在の運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、該機関運転状態検出手段からの情報信号によって前記第1可変機構及び第2可変機構の作動を制御するコントローラとを備え、
前記第1可変機構の作動をオフした際には、前記排気弁のリフト量と作動角とを最小側に保持し、前記第2可変機構の作動をオフした際には、前記排気弁の最大リフト位相をピストン上死点位置から最も離れた最進角側で保持することを特徴としている。
この発明によれば、排気弁のバルブリフト特性が、ピストン上死点付近でのリフト量が最小であり、最大リフト位相もピストン上死点から最も進角していることから、ピストンと排気弁の干渉や排気弁と吸気弁との干渉が確実に回避される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された内燃機関の可変動弁装置において、機関の始動後の所定期間は、少なくとも第1可変機構と第2可変機構の作動制御を行わないことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の可変動弁装置において、前記第1可変機構と第2可変機構のいずれか一方を電動アクチュエータによって作動させると共に、他方の可変機構を作動油圧によって作動させ、冷機時に両可変機構を作動制御させたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、機関の現在の運転状態を検出する機関運転状態検出手段からの情報信号に基づいて制御信号を生成するコントローラによりそれぞれ制御され、前記機関の排気弁のバルブリフト特性における少なくともバルブリフト量及び作動量を機関運転状態に応じて可変制御する第1可変機構と、前記排気弁のバルブリフト特性における最大リフト位相を機関運転状態に応じて可変制御する第2可変機構と、を備え、
前記第1可変機構の作動がオフされると、前記排気弁のリフト量と作動角とが最小側で保持され、前記第2可変機構の作動がオフされると、前記排気弁の最大リフト位相をピストン上死点位相から最も離れた最進角で保持されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載された内燃機関の可変動弁装置において、機関の始動後の所定期間は、少なくとも第1可変機構と第2可変機構の作動制御を行わないことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の内燃機関の可変動弁装置において、前記第1可変機構と第2可変機構のいずれか一方を電動アクチュエータによって作動させると共に、他方の可変機構を作動油圧によって作動させ、冷機時に両可変機構を作動制御させたことを特徴としている。
請求項1及び4に記載の発明によれば、排気弁のバルブリフト特性が、ピストン上死点付近でのリフト量が最小であること、また最大リフト位相もピストン上死点から最も進角していることから、ピストンと排気弁の干渉や排気弁と吸気弁との干渉が確実に回避される。
特に、排気弁のバルブリフト特性を前述のように制御したことによって、断線などの電気系統のトラブルやオイル漏れなどの油圧系統のトラブルなどによって制御不能となった場合でも、前記ピストンと排気弁などの干渉を回避することができる。
請求項2及び5に記載の発明も、請求項1の発明と同様な作用効果が得られる。
請求項3及び4に記載の発明によれば、冷機始動時における各可変機構の切り換え作動動作が安定する。すなわち、冷機始動時はバッテリ電圧が低下する傾向にあるが、電気は一方の可変機構のみに利用されるだけであるから、バッテリの負荷は小さく、電動切り換え作動の安定化が図れる。一方、かかる冷機始動時は油の粘度が高く、切り換え動作が遅れる傾向にあるが、この油圧による動作は他の可変機構のみであるから、この可変機構を作動させる油の流量が少なくて済むので、切り換え動作が安定する。
図1は本発明に係る可変動弁装置の一実施形態を示し、シリンダヘッド11に図外のバルブガイドを介して摺動自在に設けられた1気筒あたり2つの排気弁12,12を備え、かつ該各排気弁12,12のバルブリフト量及び作動角を機関運転状態に応じて可変にする第1可変機構1と、各排気弁12,12の最大リフト位相すなわちバルブリフトが最大となる瞬間のクランク軸の位相角度を機関運転状態に応じて可変にする第2可変機構2とを備えている。
前記第1可変機構1は、図1〜図3に示すように、シリンダヘッド11上部の軸受14に回転自在に支持された中空状の駆動軸13と、該駆動軸13に圧入などによって固設された偏心回転カムである2つの駆動カム15,15と、駆動軸13に揺動自在に支持されて、各排気弁12,12の上端部に配設されたバルブリフター16,16の平坦な上面16a,16aに摺接して各排気弁12,12を開作動させる揺動カム17,17と、駆動カム15、15と揺動カム17,17との間に連係されて、駆動カム15、15の回転力を揺動カム17,17の揺動力として伝達する伝達機構18、18と、該伝達機構18、18の作動位置を可変制御にする制御機構19とを備えている。
前記駆動軸13は、機関前後方向に沿って配置されていると共に、一端部に設けられた後述する可変機構2のタイミングスプロケット40に巻装された図外のタイミングチェーン等を介して機関のクランク軸から回転力が伝達されている。
前記軸受14は、図1に示すようにシリンダヘッド11の上端部に設けられて、駆動軸13の上部を支持するメインブラケット14aと、該メインブラケット14aの上端部に設けられて、後述する制御軸32を回転自在に支持するサブブラケット14bとを有し、両ブラケット14a,14bが一対のボルト14c,14cによって上方から共締め固定されている。
前記両駆動カム15は、図1〜図3に示すようにほぼリング状を呈し、カム本体15aと、該カム本体15aの外端面に一体に設けられた筒状部15bとからなり、内部軸方向に駆動軸挿通孔15cが貫通形成されていると共に、カム本体15aの軸心Xが駆動軸13の軸心Yから径方向へ所定量だけオフセットしている。また、この各駆動カム15は、駆動軸13に対し前記両バルブリフター16,16に干渉しない両外側に駆動軸挿通孔15cを介して圧入固定されていると共に、両方のカム本体15a,15aの外周面15d,15dが同一のカムプロフィールに形成されている。
前記揺動カム17は、図2に示すようにほぼ横U字形状を呈し、一端部側の円環状の基端部20には駆動軸13が嵌挿されて回転自在に支持される支持孔20aが貫通形成されていると共に、他端部のカムノーズ部21にピン孔21aが貫通形成されている。また、揺動カム17の下面には、カム面22が形成され、基端部20側の基円面22aと該基円面22aからカムノーズ部21側に円弧状に延びるランプ面22bと該ランプ面22bの先端側に有するリフト面22cとが形成されており、該基円面22aとランプ面22b及びリフト面22cとが、揺動カム17の揺動位置に応じて各バルブリフター16の上面16a所定位置に当接するようになっている。
前記伝達機構18は、図2に示すように駆動軸13の上方に配置されたロッカアーム23と、該ロッカアーム23の一端部23aと駆動カム15とを連係するリンクアーム24と、ロッカアーム23の他端部23bと揺動カム17とを連係する連係部材であるリンクロッド25とを備えている。
前記各ロッカアーム23は、図3に示すように、平面からみてほぼクランク状に折曲形成され、中央に有する筒状基部23cが後述する制御カム33に回転自在に支持されている。また、各基部23cの各外端部に突設された前記一端部23aには、図2及び図3にも示すように、リンクアーム24と相対回転自在に連結するピン26が挿通されるピン孔23dが貫通形成されている一方、各基部23cの各内端部に夫々突設された前記他端部23bには、各リンクロッド25の一端部25aと相対回転自在に連結するピン27が挿通されるピン孔23eが形成されている。
また、前記リンクアーム24は、比較的大径な円環状の基部24aと、該基部24aの外周面所定位置に突設された突出端24bとを備え、基部24aの中央位置には、前記駆動カム15のカム本体15aの外周面に回転自在に嵌合する嵌合孔24cが形成されている一方、突出端24bには、前記ピン26が回転自在に挿通するピン孔24dが貫通形成されている。
さらに、前記リンクロッド25は、図2にも示すように所定長さのほぼく字形状に折曲形成され、両端部25a,25bには、図3にも示すようにピン挿通孔25c,25dが形成されており、この各ピン挿通孔25c,25dに、前記ロッカアーム23の他端部23bに有するピン孔23eと揺動カム17のカムノーズ部21に有するピン孔21aにそれぞれ挿通した各ピン27,28の端部が回転自在に挿通している。
そして、このリンクロッド25は、前記揺動カム17の最大揺動範囲を前記ロッカアーム23の揺動範囲内に規制するようになっている。
尚、各ピン26,27,28の一端部には、リンクアーム24やリンクロッド25の軸方向の移動を規制するスナップリング29,30,31が設けられている。
前記制御機構19は、機関前後方向に配設された前記制御軸32と、該制御軸32の外周に固定されてロッカアーム23の揺動支点となる制御カム33と、制御軸32の回転位置を制御する電動アクチュエータである電動モータ34とから構成されている。
前記制御軸32は、駆動軸13と並行に設けられて、前述のように軸受14のメインブラケット14a上端部の軸受溝とサブブラケット14bとの間に回転自在に支持されている。一方、前記各制御カム33は、夫々円筒状を呈し、図2に示すように軸心P1位置が制御軸32の軸心P2からα分だけ偏倚している。
前記電動モータ34は、駆動シャフト34aの先端部に設けられた第1平歯車35と制御軸32の後端部に設けられた第2平歯車36との噛合いを介して、制御軸32に回転力を伝達するようになっていると共に、機関の運転状態を検出するコントローラ37からの制御信号によって駆動するようになっている。
一方、前記第2可変機構2は、図1に示すように前記駆動軸13の先端部側に設けられ、図外のタイミングチェーンによって機関のクランク軸から回転力が伝達されるタイミングスプロケット40と、駆動軸13の先端部にボルト41によって軸方向から固定されたスリーブ42と、タイミングスプロケット40とスリーブ42との間に介装された筒状歯車43と、該筒状歯車43を駆動軸13の前後軸方向へ駆動させる駆動機構である油圧回路44とから構成されている。
前記タイミングスプロケット40は、筒状本体40aの後端部にチェーンが巻装されるスプロケット部40bがボルト45により固定されていると共に、筒状本体40aの前端開口がフロントカバー40cによって閉塞されている。また、筒状本体40aの内周面には、はす歯形のインナ歯46が形成されている。
前記スリーブ42は、後端側に駆動軸13の先端部が嵌合する嵌合溝が形成されていると共に、前端部の保持溝内にはフロントカバー40cを介してタイミングスプロケット40を前方に付勢するコイルスプリング47が装着されている。また、スリーブ42の外周面には、はす歯形のアウタ歯48が形成されている。
前記筒状歯車43は、軸直角方向から2分割されて前後の歯車構成部がピンとスプリングによって互いに接近する方向に付勢されていると共に、内外周面には前記各インナ歯46とアウタ歯48に噛合いするはす歯形の内外歯が形成されており、前後に形成された第1,第2油圧室49,50へ相対的に供給される油圧によって各歯間を摺接しながら前後軸方向へ移動するようになっている。また、この筒状歯車43は、フロントカバー40cに突当った最大前方移動位置で排気弁12を最進角位置に制御する一方、最大後方移動位置で最遅角位置に制御するようになっている。さらに、第2油圧室50内に弾装されたリターンスプリング51によって第1油圧室49の油圧が供給されない場合、例えば始動時に最大前方移動位置に付勢されるようになっている。
前記油圧回路44は、図外のオイルパンと連通するオイルポンプ52の下流側に接続されたメインギャラリ53と、該メインギャラリ53の下流側で分岐して前記第1,第2油圧室49,50に接続された第1,第2油圧通路54,55と、前記分岐位置に設けられたソレノイド型の流路切換弁56と、該流路切換弁56に接続されたドレン通路57とから構成されている。
前記流路切換弁56は、前記第1可変機構1の電動モータ34を駆動制御する同じコントローラ37からの制御信号によって切換駆動されるようになっている。
前記コントローラ37は、クランク角センサからの機関回転数信号、スロットル開度センサからのスロットル開度信号(負荷)及び水温センサからの機関温度信号など、各種センサからの検出信号に基づいて現在の機関運転状態を演算等により検出すると共に、制御軸32の現在の回転位置を検出する第1位置検出センサ58や駆動軸13とタイミングスプロケット40との相対回動位置を検出する第2位置検出センサ59からの検出信号に基づいて、前記電動モータ34及び流路切換弁56に制御信号を出力している。
すなわち、コントローラ37は、機関回転数、負荷に対応するスロットル開度、機関温度に対応する水温、機関始動後の経過時間などの情報信号から排気弁12の目標バルブリフト特性(リフト量、作動角、最大リフト位相)を決定し、実バルブリフト特性が目標バルブリフト特性になるように第1可変機構1と第2可変機構2の作動を連続的に制御するようになっている。
すなわち、第1可変機構1については、コントローラ37が、目標バルブリフト量、目標作動角になるような制御軸32の目標回転位置を決定して、この指令信号に基づき電動モータ34を回転させることにより、制御軸32を介して制御カム33を所定回転角度位置まで回転制御する。また、第1位置検出センサ58により、制御軸32の実際の回転位置をモニターし、フィードバック制御により制御軸32を目標位相に回転させるようになっている。
第2可変機構2については、コントローラ37が、最大リフト位相(最大リフトとなった瞬間のクランクシャフト位相)が目標最大リフト位相になるような駆動軸13の目標遅角量(タイミングスプロケット40に対する目標ひねり角)を決定して、この指令信号に基づき流路切換弁56により第1油圧通路54とメインギャラリ53とを所定時間連通させる。これにより、筒状歯車43を介してタイミングスプロケット40と駆動軸13との相対回動位置を変換して遅角側に制御する。また、この場合も、第2位置検出センサ59により予め駆動軸13の実際の相対回転位置をモニターして、フィードバック制御によって駆動軸13を目標移動位置、つまり目標遅角量になるように回転させるようになっている。
なお、駆動軸13に対する最大リフト位相は、後述のように特異な変化をするが、これを考慮した上で、前記の駆動軸13の目標遅角量がコントローラ37により決定されているので、なんら問題はない。つまり、この特異な変化を無害化している。
以下、本実施形態の作用について説明する。まず、第1可変機構1と第2可変機構2の基本的動作について説明すれば、第1可変機構1側は、例えば機関低回転低負荷状態においてはコントローラ37からの制御信号によって電動モータ34を介して制御軸32が一方向へ回転制御されて、図5に示すように制御カム33の軸心P1が制御軸32の軸心P2から図示のように左上方の回動位置に保持され、厚肉部33aが駆動軸13から上方向へ離間回動する。これにより、ロッカアーム23は、全体が駆動軸13に対して上方向へ移動し、このため各揺動カム17はリンクロッド25を介して強制的に引き上げられて反時計方向へ回動する。したがって、駆動カム15が回転してリンクアーム24を介してロッカアーム23の一端部23aを押し上げると、そのリフト量がリンクロッド25を介して揺動カム17及びバルブリフター16に伝達されるが、そのリフト量は、図5、図6に示すように小さくなる(Lmin)。
また、例えば高回転高負荷に移行した場合は、コントローラ37からの制御信号によって電動モータ34により制御軸32が、今度は他方向に回転して制御カム33を図2,図4に示す位置に回転させて厚肉部33aを下方向へ回動させる。このため、ロッカアーム23は、全体が駆動軸13方向(下方向)へ移動して他端部23bが揺動カム17をリンクアーム25を介して下方向へ押圧して揺動カム17全体を所定量だけ図示の位置(時計方向)に回動させる。したがって、駆動カム15が回転してリンクアーム24を介してロッカアーム23の一端部23aを押し上げると、そのリフト量がリンクロッド25を介して揺動カム17及びバルブリフター16に伝達されるが、そのリフト量は図4、図6に示すように最大に大きくなる(Lmax)。
また、この第1可変機構1による排気弁12のバルブリフト量(L)と作動角(D)は、機関運転状態に応じて図6に示すような最小リフト(Lmin)から最大リフト(Lmax)まで連続的に制御されるようになっている。
ここで注目すべきことは、バルブリフト量(L)が変化すると、最大リフト位相も変化する。これは、第1可変機構1の構成に起因するもので、図4、図5に示す最大リフトとなった瞬間のφ(ヘッド上方向Qと直線YXZ方向のなす角)が制御軸の位相によって変化するためである。しかしながら、第2可変機構2で最大リフト位相を適切にすることができるので、問題はない。
一方、第2可変機構2側では、各センサからの情報信号から駆動軸13の目標遅角量を決定して、この指令信号に基づき流路切換弁56により、第1油圧通路54とメインギャラリ53とを所定時間連通させると共に、第2油圧通路55とドレン通路57とを所定時間連通させるか、あるいは第2油圧通路55とメインギャラリ53を所定時間連通させると共に、第1油圧通路54とドレン通路57を所定時間連通させる。これによって、筒状歯車43の前後方向の移動に伴いタイミングスプロケット40と駆動軸13との相対回動位置を変換して最大遅角側から最大進角側に連続的に制御する(図8破線および実線参照)。また、この場合も第2位置検出センサ59により予め駆動軸13の実際の相対回動位置をモニターして、フィードバック制御により駆動軸を目標相対回動位置すなわち目標遅角量に回転させるようになっている。
そして、機関始動の瞬間であるクランキング時の状態について検討すれば、図8の(1)に示すように、排気弁12のバルブリフト量は、第1可変機構1によって最小Lmin付近になっている一方、第2可変機構2により駆動軸13はほぼ最進角状態になっており、最大リフト位相も最進角の所定位相0付近になっている。
すなわち、前回のエンジンキーオフ直後は、電動モータ34への通電が遮断されているので、第1可変機構1はオフ状態になって、制御軸32は、バルブスプリングのばね力によって図5中時計方向にモーメントを受けるため、同時計方向に回転させられ、最小リフト量付近で安定保持され、この時点で機関停止となる。つまり、図5において図外のバルブスプリングのばね反力としてロッカアーム23の他端部23bの支点Wに荷重ベクトルf2が作用し、ロッカアーム23の一端部23aの支点Zには、それと釣り合うべく荷重ベクトルf1が作用し、ロッカアーム23の揺動支点P1には、荷重ベクトルf1と荷重ベクトルf2の合力に相当する荷重ベクトルFが作用する。
したがって、制御カム33は、この荷重ベクトルFにより、P2中心に対して図中時計方向にモーメントMを受ける。つまり、制御カム33は、最小リフト方向に捩られるようなモーメントを受けている。
また、第2可変機構2は、機関回転数の低下とともに機関油圧が漸次低下して作動がオフとなり、前述のリターンスプリング51によって筒状歯車43が最大前方移動位置付近まで移動して駆動軸13の位相が最進角付近で安定し、そこで機関が停止する。
したがって、前述のように、始動の瞬間は、リフト量は最小Lmin付近で、最大リフト位相も最進角の所定位相O付近となっている。
このため、実際にスタータモータを駆動させると、リフト量が最小Lmin付近で動弁フリクションが小さいために、回転がスムーズに上昇して良好な始動性が得られる。
その後、機関運転状態の変化に伴ったコントローラ37による第1可変機構1と第2可変機構2との制御を図7のフロチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ1で前記クランク角センサやスロットル開度センサ及び水温センサなどの各種センサ類から機関回転数Nや機関水温T、スロットル開度θ、始動後経過時間tなどを読み込み、つまり現在の機関運転状態を読み込む。
続いて、ステップ2において始動後の経過時間tが所定時間t0より長いか否かを判別し、短いと判別した場合は、バッテリ電圧、機関油圧が安定していないため、ステップ10に進み第1、第2可変機構1、2の両方の作動制御を行なわない。この結果、前述のようにリフト量は最小Lmin付近、最大リフト位相も最進角付近に安定している(図8の(1)参照)。このバルブリフト特性(1)は、ピストン上死点付近でのリフト量が最小であること、最大リフト位相もピストン上死点から最も進角していることから、ピストンと排気弁12の干渉や排気弁12と吸気弁との干渉が確実に回避され、最も有利な状態にある。
また、このように、バルブリフト量を最小Lmin付近、最大リフト位相も最進角付近に安定するようにしておけば、断線等の電気系統のトラブル、オイル漏れ等の油圧系のトラブルなどにより制御不能となった場合でも、前記ピストンと排気弁12などの干渉を回避できる。
このステップ2で、tがt0よりも長いと判別した場合は、ステップ3に進み、ここでは、現在の機関水温Tが所定温度T0よりも高いか否かを判断し、低いと判断した場合は冷機状態であるとしてステップ4に進む。このステップ4では第1可変機構1を最小リフトLmin及び最小作動角Dminに制御すると共に、第2可変機構2を最進角、つまり最大リフト位相を所定位相Oに制御する(バルブリフト特性(1))。
なお、このバルブリフト制御は、もともとバルブリフト特性(1)付近にあったため、変化が小さく、切り換えショックは発生しないと共に、冷機状態にもかかわらず切り換え時間も短い。
また、前述のように、冷機時にバルブリフト特性が図8の(1)のように制御されると、第1可変機構1による小作動角制御と、第2可変機構2の進角制御によって排気行程の途中で排気弁12を早く閉じ、第1可変機構1による排気弁12の小リフト制御によって高温の燃焼ガスを燃焼室内に閉じ込めることができ、さらにその後のピストンによる圧縮作用によって筒内温度が上昇する。この結果、機関の暖機の立ち上がりが速くなって、機関水温の上昇速度も速くなり、車内の暖房性能も向上する。
さらに、前記燃焼室の温度上昇によって、燃焼が改善されて、該燃焼室から排出される排気エミッションが低減し、また、排気弁12の開時期が前記小作動角制御と進角制御によって比較的早くなるため、排気管に有する触媒の温度上昇速度も速くなって、該触媒の活性化が促進されて排気エミッション転化率を確保できることから、触媒出口の排気エミッションを十分に低減させることが可能になる。
また、排気行程後半には、シリンダとピストンとの隙間に存在していた高濃度のHCエミッションが燃焼室から排出されるが、前述のように排気行程途中で排気弁12が早く閉じられることから、この高濃度のHCエミッションを燃焼室内に封じ込めて、排気側には余り放出しないため、燃焼室から排出されるHCエミッションを低減でき、したがって、触媒出口においても特にHCエミッション低減効果を得ることができる。
さらに、第1可変機構1を電気により作動し、第2可変機構2を油圧によって作動するようにしたため、冷機時においても切り換え作動動作が安定する。つまり、冷機時はバッテリ電圧が低下する傾向にあるが電気は一方の第1可変機構1のみに利用されるだけであるから、バッテリに与える負荷は小さく、電動切り換え作動の安定化を保持できる。一方、かかる冷機時には油の粘度が高く切り換え作動動作が遅れる傾向にあるが、油圧作動は第2可変機構2のみであるから該第2可変機構2を作動させるのに必要な流量は少なくて済むので、切り換え作動動作が安定する。
そして、前記ステップ3で機関水温が所定値T0を超えていると判断された場合は、暖機が進んだ状態であるとして、ステップ5に移行し、ここでは、現在のスロットル開度θが、所定の開度θ0より大きいか否かを判断する。ここでスロットル開度θの方が小さいと判断した場合は、ステップ6に進む。
このステップ6では、暖機が進んだ軽負荷状態であると認識して、第1可変機構1によって排気弁12を小バルブリフト量、小作動角に制御すると共に、第2可変機構2によって最大リフト位相を所定位相Oより遅角側の位相である第1位相まで遅角制御し、つまり図8の(2)に示すバルブリフト特性となるように制御する。これによって、かかる運転状態時における燃費の向上を図ることができる。
すなわち、暖機が進んだ状態では、冷機時のように高温の燃焼ガスを封じ込めた後の圧縮によるポンピングロスが増加すると共に、燃焼ガスの温度上昇によるいわゆる機関の冷却損失が増加することから、燃費が悪化してしまう。また、排気弁12の開時期が早いことから冷機時の触媒加熱には有利であるが、ピストンを押し下げる膨張仕事が低下してしまい、暖機が進んだ状態では冷機時の制御と同じでは燃費が悪化するおそれがある。
そこで、前記ステップ6に示すような制御を行なうことによって、前記冷却損失を低減できると共に、膨張仕事低下を防止でき、かつ小リフトによる動弁系の駆動損失を抑えることができることから、燃費の向上が図れるのである。 また、前記ステップ5において、スロットル開度θが所定値θ0を超えていると判断した場合は、ステップ7に進み、ここでは現在の機関回転数Nが所定値N0より大きいか否かを判別する。ここで、機関回転数NがN0よりも小さいと判断した場合は、低回転高負荷域であると認識してステップ8に進み、大きいと判断した場合は高回転高負荷域と認識してステップ9に進む。
そして、前記ステップ8では、第1可変機構1により排気弁12を中バルブリフト量(L3)でかつ中作動角(D3)に制御すると共に、第2可変機構2によって最大リフト位相を所定位相Oよりも遅角側の第2位相まで遅角制御し、バルブリフトを図8の(3)に示す特性に制御する。
この制御状態によれば、排気弁12の閉時期が遅れることによって、いわゆる吸気弁(図8中一点鎖線のバルブリフト特性)とのバルブオーバーラップを大きくでき、排気脈動との相乗効果によって高い吸気充填効率が得られる。また、排気弁12の開時期は、前述の中作動角制御と遅角制御によって、下死点付近の低回転高負荷に適したタイミング、すなわち、早すぎることによるブローダウン損失と遅すぎることによる押出し損失の総和が小さくなるタイミングに設定されるため、前述の吸気充填効率の向上と相俟って大きな出力トルクが得られる。
一方、前記ステップ9では、第1可変機構1をステップ8の制御よりもさらに進めて、排気弁12を大バルブリフト量Lmaxでかつ大作動角Dmaxに制御するとともに、第2可変機構2によって最大リフト位相を第1位相よりも遅角側で、第2位相よりも進角側の第3位相に制御し、図8の(4)に示す特性に制御する。
したがって、排気弁12の閉時期が遅れることでバルブオーバーラップを大きくでき、排気脈動との相乗効果によって高い吸気充填効率が得られる。また、排気弁12の開時期は、大作動角制御と遅角制御によって、下死点よりも十分に早いタイミング、すなわち、早すぎることによるブローダウン損失と遅すぎることによる押出し損失の総和が小さくなるタイミングに設定されるため、吸気充填効率の向上と相俟って大きな出力トルクが得られる。このタイミングが低回転高負荷域よりも早くなるのは、高回転域で押出し損失が大幅に増加するためである。
ここで、特筆すべき点は、バルブリフト特性(3)における第2位相(低回転高負荷域)が、バルブリフト特性(4)における第3位相(高回転高負荷域)よりも相対的に遅角側に設定されている点である。排気弁2とピストンとの干渉や排気弁12と吸気弁との干渉の制約から許される遅角量は、排気弁12の中バルブリフト,中作動角では大きく、排気弁12の大バルブリフト,大作動角では小さい。
したがって、低回転高負荷域における中バルブリフト、中作動角の第2位相(バルブリフト特性(3))を、高回転高負荷域における第3位相(バルブリフト特性(4))より遅角側に設定することにより、両運転領域で排気弁12などの干渉を回避しつつ出力トルクの向上が図れる。
また、前記バルブリフト特性(3)の排気弁12の閉位相(第4位相)と、(4)の排気弁12の閉位相(第5位相)は、同程度に設定されており、これによって両運転領域で干渉を回避しつつ出力トルクの向上が図れるのである。
本発明の一実施形態を示す断面図 図1のA−A線断面図 第1可変機構の平面図 第1可変機構の最大リフト制御の作用説明図 第1可変機構の最小リフト制御の作用説明図 第1可変機構におけるバルブリフト量と作動角と最大リフト位相の各制御状態を示す特性図。 本実施形態のコントローラによる制御フローチャート図。 本実施形態の第1可変機構と第2可変機構によるバルブリフト特性図。
符号の説明
1…第1可変機構
2…第2可変機構
12…排気弁
13…駆動軸
17…揺動カム
19…制御機構
23…ロッカアーム
34…電動モータ
37…コントローラ

Claims (6)

  1. 機関の排気弁のバルブリフト特性における少なくともバルブリフト量及び作動角を機関運転状態に応じて可変制御する第1可変機構と、
    排気弁の前記バルブリフト特性における最大リフト位相を機関運転状態に応じて可変制御する第2可変機構と、
    機関の現在の運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、
    該機関運転状態検出手段からの情報信号によって前記第1可変機構及び第2可変機構の作動を制御するコントローラとを備え、
    前記第1可変機構の作動をオフした際には、前記排気弁のリフト量と作動角を最小側で保持し、前記第2可変機構の作動をオフした際には、前記排気弁の最大リフト位相をピストン上死点位置から最も離れた最進角側で保持することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 請求項1に記載された内燃機関の可変動弁装置において、
    機関の始動後の所定期間は、少なくとも第1可変機構と第2可変機構の作動制御を行わないことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記第1可変機構と第2可変機構のいずれか一方を電動アクチュエータによって作動させると共に、他方の可変機構を作動油圧によって作動させ、冷機時に両可変機構を作動制御させたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  4. 機関の現在の運転状態を検出する機関運転状態検出手段からの情報信号に基づいて制御信号を生成するコントローラによりそれぞれ制御され、前記機関の排気弁のバルブリフト特性における少なくともバルブリフト量及び作動量を機関運転状態に応じて可変制御する第1可変機構と、前記排気弁のバルブリフト特性における最大リフト位相を機関運転状態に応じて可変制御する第2可変機構と、を備え、
    前記第1可変機構の作動がオフされると、前記排気弁のリフト量と作動角とが最小側で保持され、前記第2可変機構の作動がオフされると、前記排気弁の最大リフト位相をピストン上死点位相から最も離れた最進角で保持されることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  5. 請求項4に記載された内燃機関の可変動弁装置において、
    機関の始動後の所定期間は、少なくとも第1可変機構と第2可変機構の作動制御を行わないことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  6. 請求項4または5に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記第1可変機構と第2可変機構のいずれか一方を電動アクチュエータによって作動させると共に、他方の可変機構を作動油圧によって作動させ、冷機時に両可変機構を作動制御させたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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