JP2007015522A - クランク機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペダル踏み込み時に脚力を効率よく自転車に伝え、また、右足と左足が同時に上死点、下死点に位置することがなく、低速で漕ぐ時にも漕ぎ易くする。
【解決手段】主動クランク9と従動クランク12とクランク9,12の遊離端間に連結レバー15を備え、ペダル16は連結レバー15を主動クランクの遊支点軸側に延長した延長端17に取り付けられ、主動クランクの定支点軸と遊支点軸の距離R1と従動クランクの定支点軸と遊支点軸の距離R2が等しく、主動クランクの定支点軸と従動クランクの定支点軸の距離L1と、連結レバー15の遊支点軸間の距離L2が等しく、主動クランク9と従動クランク12が互いに逆向きに回転運動し、ペダル16は縦長の非円形軌跡Tを以って回転するクランク機構。
【選択図】 図1

Description

本発明は自転車等におけるクランク機構に関するものである。
従来の自転車は、スプロケットの軸の両側に固定されたクランク状のペダルを両足で漕ぎ、ペダルはスプロケットの軸の回りを円形運動するものであった。
しかし近年、人間の脚力を効率よく自転車に伝達し、疲労を軽減するための自転車が提案されている。
特許文献1や2において開示されているペダルクランク機構では、4節リンクの一種である、てこクランク機構が用いられ、ペダルは非円形軌跡を描いて回転している。また特許文献3において開示されている人力駆動機構では、チェーンリングを用いてペダルは非円形軌跡を描いて回転している。
特開平11−263275号公報 特開2004−196062号公報 特開2001−138980号公報
上記特許文献1に示す自転車におけるペダルクランク機構は、その図4等に示すように、主動クランク24が上死点から時計回りに90度回転するときのペダル位置Aからペダル位置Bに移動する軌跡Tの区間の長さと、主動クランク24が水平位置から下死点に90度回転してペダル位置Bからペダル位置Cに移動する軌跡Tの区間との長さは大きく異なっている。
すなわち、主動クランクに同じトルクを与えようとした場合、ペダル位置AからBの区間とBからCの区間とにおいてペダルに与えるべき力が大きく変化させる必要があることになる。逆に、ペダル位置AからCの区間でほぼ一定の脚力で押すと、AからBの区間とBからCの区間で主動クランクに与えるトルクが大きく異なるため自転車の速度が脈動することになり、いずれにしても漕ぎにくいものであった。
また、上記特許文献2に示す自転車におけるペダルクランク機構はその図1等に示すように、ペダルの軌跡Tは円形に近く、ペダルを上から下に押す力が有効に使われる期間が短く脚力が主動クランクに伝わる効率が悪いという問題点があった。
また、上記特許文献3に示す自転車における人力駆動機構は、ペダルの軌跡が長円形に近い形になっており、ペダルを上から下に押す力が有効に使われる期間が長く、一様な力で押し続けることができるため、好ましい特性を有しているが、機構的に複雑であるという問題点があった。
また、従来のペダルにおいては、脚力をペダルの回転軸を通してクランクに伝達するため、足首にかなりの緊張が必要になり、疲労の原因となった。
そこで、この発明では、ペダルを上から下に押す力が有効に使われる期間が長く、その期間の間、ほぼ一様な力で漕ぐことが可能であり、かつ、簡便な構成で実現したクランク機構を提供し、また、それに適したペダルを提供することを目的とする。
ここでは、足でこぐ場合を例にとり、駆動受け部としてペダルを用いた例を示す。
本発明のクランク機構は図1に示すように出力軸である第1定支点軸8を以って支持された主動クランク9を備え、上記出力軸付近のフレームに第2定支点軸11を以って支持された従動クランク12を備え、上記主動クランク9の遊離端に第1遊支点軸13を以って連結され且つ従動クランク12の遊離端に第2遊支点軸14を以って連結された連結レバー15を備える。
又上記連結レバー15の上記第2遊支点軸14とは反対側の端部であって第1遊支点軸13から離間する延長端17に取り付けられたペダル16を備える。
主動クランク9の第1定支点軸8と従動クランク12の定支点軸11は水平線H1に対して角αをなして配置される。連結レバー15の延長端17上のペダル16と第1遊支点軸13と第2遊支点軸14とは角βをなして配置される。
そして上記ペダル16に与えた踏み込み力によって上記主動クランク9を上記第1定支点軸8を中心として回転せしめ、該主動クランク9の回転運動を上記連結レバー15を介して従動クランク12に伝達し、該従動クランク12を上記第2定支点軸11を中心として回転せしめることにより、上記ペダル16を非円形軌跡を以って回転させるようにした自転車におけるクランク機構である。
第1定支点軸8と第1遊支点軸13との距離R1、第2定支点軸11と第2遊支点軸14との距離R2、第1定支点軸8と第2定支点軸11との距離L1、第1遊支点軸13と第2遊支点軸14との距離L2は、
R1=R2
L1=L2
となるように設定する。これらの長さの関係は、平行クランクとして知られている4節リンクと同じであるが、以下に示すようにその動作は異なっており全く別のものである。
平行クランクでは主動クランクと従動クランクとは同一の回転方向に回転(同相モード回転)するが、本発明における動作は、主動クランクと従動クランクとの回転方向は互いに逆方向に回転(逆相モード回転)している。
主動クランク9が30度づつ回転したときの各部の軌跡を図3、図4に半周期づつ分割して示す。主動クランク9の軌跡がM,従動クランクの軌跡がS、ペダルの軌跡がTである。
図面の左側を進行方向とすると、ペダル16を反時計回りにA,B,C、Dの順に漕ぐと、主動クランク9も反時計方向に回り、従動クランク12は時計回りに回転する。ペダルと主動クランクが一回転すると、従動クランクも一回転する。
ペダルの軌跡Tは上下に対称図形になるため、ペダル位置AからBとペダル位置BからCの長さは等しく、AからCまでほぼ均一な脚力で踏むことにより主動クランクにほぼ一様なトルクを与え続けることが可能になる。
また、ペダルの軌跡Tは、縦方向に長い非円形軌道であるため、ペダルを上から下に押す力が有効に使われる期間が長く効率のよいクランク機構である。
図5に、長さR1,長さL1を固定して、L3の長さを変えた場合のペダルの軌跡の例を示す。L3を小さくすると円形軌道に近づき、L3を大きくするほど縦長の軌道になる。R1、L1、L3の値により軌道の形状を設計することが可能である。
主動クランク9が図面上で真上(90度)、または真下(270度)にあるときの力関係をみてみる。図6に示すように主動クランク9が真上を向いているときに、ペダル16を力Fpで真下に踏むと、主動クランク9からは真上の方向に反力F1を、従動クランク12からは反力F2が生じる。
上下方向(図面の上下方向)の力同志は相殺しあい、残るのはF2の水平方向成分(図面の水平方向)であるF2xのみである。この成分は、主動クランク9を左方向に押すため主動クランク9を反時計方向に回転させる力になる。ペダル16における上死点Eはすこし手前のD側(図3)に存在する。
一方、図7に示すように主動クランク9が真下に向いているとき、ペダル16を真下に力Fpで踏むと、主動クランク9からは真上の方向に反力F1が生じ、従動クランク12からはF2の反力が生ずる。
上下方向の力同志は相殺しあい、残るのはF2の水平方向成分F2xのみである。この成分は主動クランク9を右向きに引く力となるため主動クランク9を反時計方向に回転させる力になる。ペダルにおける下死点Fはこのすこし後のD側(図3)に存在する。
従って、引き足(ペダルを上方に引き上げる)を使わずに押し足(ペダルを下方に押す)だけでペダルを漕ぐ場合でも、左右の足で180度づつ主動クランクの位置がずれているため、少なくともどちらか一方は第1定支点軸を反時計回りに回転させる力が働いており、左右の足が同時に上死点と下死点に位置することが無い。その結果、自転車をよどみなく漕ぐことが可能になる。
次に駆動受け部のペダルについて説明する。ペダルが取り付けられるのは、結合レバーの延長端17である。延長端17の傾きは、図3,図4に示されるように、ある有限の範囲で変化しているに過ぎない。そのため、ペダルの踏み板を延長端17と一体化、もしくは、一部の期間において一体化して動作させることが可能になる。これにより、足の裏の大部分を用いて踏み板に力を与えることが可能になり、足首の緊張を低減し、疲労を減らすことが可能になる。
足を用いずに手で漕ぐ場合には、駆動受け部は手で握るためのグリップで構成されることになる。
本発明により、漕ぎやすく、疲れの少ないクランク機構を提供でき、従って、漕ぎやすく、疲れの少ない自転車を提供することが可能になる。
以下に本発明の実施の形態を図1から図16を用いて説明する。図3から図7では、同相モード回転禁止機構は図から省略して見やすくし、また角α=0、角β=0にして、回転動作をわかりやすく説明する。
図2において前輪1は軸3を中心に回転し、後輪2は軸4を中心に回転し、前輪1と後輪2間に配置された駆動ホイール5と後輪2の従動ホイール6間に無端チェーン7等の無端伝動体が懸装され、駆動ホイール5の回転駆動力を無端チェーン7を介して後輪2に伝え走行する。
この駆動ホイール5の軸8、即ち第1定支点軸8を以って支持された主動クランク9を備え、上記駆動ホイール5付近の車体フレーム10に第2定支点軸11を以って支持された従動クランク12を備える。
更に上記主動クランク9の遊離端に第1遊支点軸13を以って連結され、且つ従動クランク12の遊離端に第2遊支点軸14を以って連結された連結レバー15を備える。
即ち連結レバー15の一端を主動クランク9の遊離端に第1遊支点軸13を以って連結し、他端を従動クランク12の遊離端に第2遊支点軸14を以って連結し、両クランク9,12の遊離端間を連結する。
上記連結レバー15の上記第2遊支点軸14側の端部とは反対側の端部であって第1遊支点軸13から離間する延長端17に駆動受け部としてのペダル16を取り付ける。
ここで、主動クランク9の第1定支点軸8と第1遊支点軸13の距離R1と従動クランク12の第2定支点軸11と第2遊支点軸14の距離R2は等しく、また、第1定支点軸8と第2定支点軸11の距離L1と第1遊支点軸13と第2遊支点軸14の距離L2を等しく設定しておく。
そこで上記ペダル16に与えた踏み込み力によって上記主動クランク9を上記第1定支点軸8を中心として駆動ホイール5と一体に回転せしめ、該主動クランク9の回転運動を上記連結レバー15を介して従動クランク12に伝達し、該従動クランク12を上記第2定支点軸11を中心として回転せしめることにより、上記ペダル16を非円形軌跡Tを以って回転せしめる。
ここで図2は左足用のクランク部分を主体に描かれており、右足用のクランク部分は図示されていないが、左足用と同様に構成されている。左足用の主動クランクと右足用の主動クランクは互いに180度の位相差があり、定支点軸が共通でありそれが出力軸となる。一方、左足用の従動クランクと右足用の従動クランクの定支点軸はそれぞれ独立しており、互いに独立に回転運動をする
次に、請求項2に関する同相モード回転禁止機構について説明する。
本発明のようにR1=R2,L1=L2の構成における4節リンクの思案点は2カ所ある。ペダル16がDの位置にあり主動クランクが角度0度(後部思案点)の位置にあるときと、ペダル16がBの位置にあり主動クランクが180度(前部思案点)の位置にあるときである。図1に示した、基本構成のままでは、思案点で、同相モード回転と逆相モード回転が切り替わることがありうるため、必ずしも所望の逆相モード回転でペダルを操作できない場合がありうる。
そこで思案点を解消し、従動クランクが逆相モード回転のみをするために、従動クランク12の回転方向を一方向のみに制限するための同相モード回転禁止機構を付加する。
その同相モード回転禁止機構の第1の実施例を図8に示す。爪車22と爪23を具備し、該爪車22は従動クランク12と一体化して第2定支点軸を中心に回転し、その付近のフレームに爪23を取り付け、該爪23は爪車22に接触して、爪車22、すなわち従動クランク12が逆相モード回転の向きのみの回転を許容し同相モード回転の向きの回転を禁止するものである。
同相モード回転禁止機構の第2の実施例を図9に示す。同図には上段、中段、下段に類似の3種類の実施例が描かれている。いずれも動作、働きは同じである。
主動クランク9の第1遊支点軸13のある側に延ばした第1延長端18と第1定支点軸8のある側に延ばした第2延長端19を設け、従動クランク12の第2遊支点軸14のある側を延ばした第3延長端20と第2定支点軸11の側を延ばした第3の延長端21を設ける。
第1定支点軸8と第1延長端18との距離をS1、第1定支点軸8と第2延長端19との距離をS2,第2定支点軸11と第3延長端20との距離をS3,第2定支点軸11と第4延長端21との距離をS4とすると、S2+S3>L1、 S1+S4>L1となるようにS1,S2,S3,S4の値を選ぶ。また、第2延長端19と第3延長端20は互いに衝突しないように、わずかに第3延長端が第2延長端より早く通り過ぎるようにしてあり、同様に第1延長端18と第4延長端21は互いに衝突しないように、わずかに第4延長端が第1延長端より早く通り過ぎるように屈曲、または、斜めに傾斜した延長端の形状になっている。
図10に図9下段の同相モード回転禁止機構を用いたときの前部思案点付近の動作を示す。見やすさのために、主動クランクと従動クランクのみを示し連結レバーその他は図示していない。同図の下段、中段、上段の順で時刻が経過していく。主動クランク9が反時計回りに回ると、第2延長端19aが第3延長端20aを下から押し上げるように動作する。そのため、従動クランクは時計回りに強制され、反時計回りは抑制される。
図11に図9下段の同相モード回転禁止機構を用いたときの後部思案点付近での動作を示す。同図の下段、中段、上段の順で時刻が経過していく。主動クランク9が反時計回りに回ると、第1延長端18aが第4延長端21aを下から押し上げるように動作する。そのため、従動クランク12は時計回りに強制され、反時計回りは抑制される。
次に駆動受け部のペダルについて図12から図16を用いて説明する。それらの図において下段には側面図を、上段には平面図を示す。
ペダルの実施例を図12に示す。これは、従来の自転車に用いられているものと同じであり、ペダル16は踏み板24と回転軸25を具備し、踏み板24の中央部で回転軸25をもって連結レバー15の延長端17に支持され、踏み板24は該回転軸の回りを360度自由に回転可能なものである。
ペダルの別の実施例を図13に示す。ペダルは踏み板24aを具備し、踏み板24aの回転を全く許さないものであるため、回転軸は省略されて存在せず、延長端17と踏み板24aを一体化したものである。足の裏全体で自転車を漕ぐことが可能である。ただし、延長端17の傾斜に足の裏の傾斜を合わせる必要があるのでやや窮屈である。それを改善したのが以下の図14から図16のペダルである。
請求項3に関わるペダルの第1の実施例を図14に示す。ペダル16は踏み板24bと回転軸25bとバネ26bを具備し、踏み板24bのかかと側を回転軸25bをもって延長端17に支持し、踏み板24bの先端付近でバネ26bを介して延長端17と結合されている。このような構造のため、踏み板は360度回転することはできず、制限されたものになる。
踏みこみ時には、足の裏全体で踏み板を押すため、バネ26bは圧縮され、踏み板は延長端17と一体になって踏み込むことができ、延長端17の角度と足裏の角度がうまく折り合わないときに、回転軸25bにより踏み板24bのつま先側が延長端17から離れることができるため、快適に足を操作できる。
請求項3に関わるペダルの第2の実施例を図15に示す。ペダル16は踏み板24cと回転軸25cとバネ26cを具備し、踏み板24cのつま先側を回転軸25cをもって延長端17に支持し、踏み板24cのかかと付近でバネ26cを介して延長端17と結合されている。
踏みこみ時の大部分の期間は延長端17と一体になって踏み込むことができ、その他の期間に延長端の角度と足裏の角度がうまく折り合わないときに、回転軸25cにより踏み板24cのかかと側が延長端17から離れて、快適に足を操作できる。
請求項3に関わるペダルの第3の実施例を図16に示す。ペダル16は踏み板24dと回転軸25dとバネ26dとバネ27dを具備し、踏み板24dの中央付近で回転軸25dをもって延長端17に支持し、踏み板24dの先端付近でバネ26dを介して延長端17と結合され、踏み板24dのかかと付近でバネ27dを介して延長端17と結合されている。
かかと、またはつま先で踏みこんだとき、踏み板24dの前部または後部が延長端17に当たるために、足裏のかなりの部分で強く踏み込むことが可能になる。他の期間に延長端17の角度と足裏の角度がうまく折り合わないときに、回転軸25dにより踏み板24dは適当な角度になり、快適に足を操作できる。
また、上記の実施例では、踏み板の上に直接に靴をのせる例で示したが、ビンディングペダルような踏み板と靴を緊結させるものを踏み板と靴に付加しても何ら差し支えない。その際にはバネ26やバネ27d等は省略してもよい。
上記の実施例は、駆動受け部としてペダルを用い、足でペダルを漕ぐクランクを例を中心に示したが、駆動の原動力として足に限定するものではなく、駆動受け部を手で握ることのできるグリップに置換すれば、手で漕ぐクランクでも実施可能である。また、人力にかぎらず、エンジン等においても往復運動する出力を駆動受け部に入力すれば回転運動に変換することも可能である。
また、上記の実施例は、後輪に動力を伝えるのに、チェーン駆動方式を用いたものを図示したが、それに限定するものではなく、シャフトドライブやベルトドライブを用いたもの、直接車輪を回転させるものなどにも適用可能である。
自転車を始めとして往復運動を回転運動に変換する機構に本発明は利用可能である。
本発明を適用することにより、往復運動を効率よく回転運動に変換できることから省エネルギーに役立ち、自転車においては乗り手の疲労を軽減し快適な自転車を提供することが可能になる。
本発明に係る自転車におけるクランク機構における各要素の位置や寸法を線図を以って示す説明図。 上記クランク機構を具備する自転車の側面図。 主動クランクが90度から270度の位置にあるときのクランクとペダルの軌跡を示す図。 主動クランクが270度から90度の位置にあるときのクランクとペダルの軌跡を示す図。 L3の長さを変えたときのペダルの軌跡Tを示す図。 ペダルが上部に存するときの力の分布を示す図。 ペダルが下部に存するときの力の分布を示す図。 従動クランクが同相モード回転するのを抑止する実施例(その1)を示す図。 従動クランクが同相モード回転するのを抑止する実施例(その2)を示す図。 図9で示した構成で主動クランクが180度付近での動作を示す図。 図9で示した構成で主動クランクが0度付近での動作を示す図。 ペダル部分の実施例(その1)を示す図 ペダル部分の実施例(その2)を示す図 ペダル部分の実施例(その3)を示す図 ペダル部分の実施例(その4)を示す図 ペダル部分の実施例(その5)を示す図
符号の説明
1…前輪、2…後輪、3…前輪の軸、4…後輪の軸、5…駆動ホイール、6…従動ホイール、7…無端チェーン、8…第1定支点軸、9…主動クランク、10…車体フレーム、11…第2定支点軸、12…従動クランク、13…第1遊支点軸、14…第2遊支点軸、15…連結レバー、16…駆動受け部としてのペダル、17…連結レバーの延長端、18,18a,18b…主動クランクの遊支点軸側の第1延長端、19,19a、19b…主動クランクの定支点軸側の第2延長端、20,20a,20b…従動クランクの遊支点軸側の第3延長端、21,21a,21b…従動クランクの定支点軸側の第4延長端、22…爪車、23…爪、24,24a,24b,24c,24d…踏み板、25,25b,25c,25d…回転軸、26,26b,26c,26d…バネ、27d…バネ、
A…主動クランクが90度の位置にあるときのペダルの位置、B…主動クランクが180度の位置にあるときのペダルの位置、C…主動クランクが270度の位置にあるときのペダルの位置、D…主動クランクが0度の位置にあるときのペダルの位置、E…ペダルの上死点の位置、F…ペダルの下死点の位置、Fp…ペダルに加えた力、F1…主動クランクから結合レバーに及ぼされた反力、F2…従動クランクから結合レバーに及ぼされた反力、F2x…反力F2の水平成分の力、F2y…反力F2の垂直成分の力、H1…主動クランクの第1定支点軸を通る水平線、H2…第1定支点軸と第2定支点軸を結ぶ線、R1…主動クランクの第1定支点軸と第1遊支点軸間の距離、R2…従動クランクの第2定支点軸と第2遊支点軸間の距離、L1…第1定支点軸と第2定支点軸間の距離、L2…連結レバーの第1遊支点軸と第2遊支点軸間の距離、L3…第2遊支点軸とペダルとの距離、S1…第1定支点軸8と第1延長端18との距離、S2…第1定支点軸8と第2延長端19との距離,S3…第2定支点軸11と第3延長端20との距離,S4…第2定支点軸11と第4延長端21との距離、
M…主動クランクの回動軌跡、S…従動クランクの回動軌跡、T…ペダル軌跡である非円形軌跡、α…H1とH2のなす角、β…ペダル16と第1遊支点軸、第2遊支点軸とのなす角

Claims (3)

  1. 出力軸である第1定支点軸を以って支持された主動クランクを備え、上記出力軸付近のフレームに第2定支点軸を以って支持された従動クランクを備え、上記主動クランクの遊離端に第1遊支点軸を以って連結され且つ従動クランクの遊離端に第2遊支点軸を以って連結された連結レバーを備え、該連結レバーの上記第2遊支点軸側の端部とは反対側の端部であって第1遊支点軸から離間する端部に取り付けられた駆動受け部を備え、第1定支点軸と第1遊支点軸との距離R1と第2定支点軸と第2遊支点軸との距離R2とは等しく、第1定支点軸と第2定支点軸との距離L1と、第1遊支点軸と第2遊支点軸との距離L2とは等しく設定され、上記駆動受け部に与えた力によって上記主動クランクを上記第1定支点軸を中心として出力軸と一体に回転せしめ、該主動クランクの回転運動を上記連結レバーを介して従動クランクに伝達し、該従動クランクを上記第2定支点軸を中心として回転せしめ、上記駆動受け部を回転させるようにしたクランク機構。
  2. 請求項1の構成において、さらに、該従動クランクが、上記第2定支点軸の回りを1方向にのみ回転を許容する機構を具備したクランク機構。
  3. 請求項1の構成に含まれる駆動受け部において、踏み板と回転軸を具備し、踏み板は回転軸を介して上記連結レバーに支持され、さらに、該踏み板は該連結レバーに対して360度より狭い範囲で回転を許容する回転制限機構を具備したことを特徴とする駆動受け部を備えたクランク機構。
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JP2022016329A (ja) * 2020-07-09 2022-01-21 直人 秋元 自転車のペダル
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