JP2007014669A - 健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】打ち身、捻挫、骨折など血管や筋肉及び靱帯及び骨などの損傷の症状改善や、冷え性、腰痛、関節痛などの症状改善のための小型の健康器具であって、症状の元になる人体の細胞損傷や血行不良を改善するために、遠赤外線放射効果と温熱効果を相乗的に発することができ、患部に対して効果が均等で、かつ効果が持続し、かつ衛生的な使用を可能にすることを課題とするものである。
【解決手段】このような課題を解決するために、人体患部の細胞損傷や血行不良を改善するための健康器具として成されたもので、軟質高分子材料の内部に角閃石の粉末を分散させた複合材料の内部に、形状を自在に変形することが可能なフレキシブルヒーターを埋め込む構造にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、打ち身、捻挫、骨折などの血管、筋肉、靱帯、骨の損傷に係る症状の改善や、冷え性、腰痛、関節痛などの症状改善のための遠赤外線応用の健康器具に関するものである。
打ち身、捻挫、骨折などの血管、筋肉、靱帯、骨の損傷に係る症状の改善や、冷え性、腰痛、関節痛などの症状改善のための小型の汎用性健康器具は、特に赤外線ランプ、赤外線コンロ、赤外線こたつなどが慣用的に使用されてきた。また、温泉などへの入浴による治療も行われていた。
また、これらの健康器具を汎用的に改良した、アルミナ系セラミック及びシリコン系セラミックに代表される遠赤外線セラミックを利用した遠赤外線放射用材料(例えば特許文献1参照)や、遠赤外線放射効果を有する天然石の一つである角閃石を付着させた不織布(例えば特許文献2参照)などが開発されている。
ところが、アルミナ系セラミック及びシリコン系セラミックに代表される遠赤外線セラミックを利用した遠赤外線放射用材料は加工が容易でなく、天然石の一つである角閃石を付着させた不織布は、使用中に不織布から角閃石が脱落して機能が低下するという不具合を生じる可能性がある。
さらに不織布はフレキシブル構造を有したことは改善になるが、汗や有機物を吸収しやすく、不衛生になり易いという欠点を有している。
さらに、セラミックや角閃石のみの材料だけでは遠赤外線放射効果が少なく、打ち身、捻挫、骨折などの血管、筋肉、靱帯、骨の損傷に係る症状の改善や、冷え性、腰痛、関節痛などの症状改善のために大きな効果が得られないと言う課題も生じる。
特開昭62−184088号公報 特開平9−194818号公報
そこで、これらの課題を解決するために、特に合成などの困難な加工を必要とせず、遠赤外線の機能が持続し、衛生的なフレキシブルな構造を実現するために、天然石の粉末を軟質有機高分子材料内部に分散すると共に、その複合材料に変形が可能なフレキシブルヒーターを組み込んで固定することによって課題が解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、遠赤外線の人体の細胞活性化と血管拡張作用を応用し、打ち身、捻挫、骨折などの血管、筋肉、靱帯、骨の損傷に係る症状の改善や、冷え性、腰痛、関節痛などの症状改善のための小型の汎用性健康器具であって、症状の元になる人体の細胞損傷や血行不良を早期に改善するために、遠赤外線放射効果と温熱効果を相乗的に発することができ、患部に対して効果が均等で、かつ効果が持続し、かつ衛生的な使用を可能にすることを課題とするものである。
本発明は、このような課題を解決するために、遠赤外線放射効果と温熱効果が相乗的に得られ、さらには人体の患部の形状に沿えることができるように、遠赤外線を放射する角閃石を破砕加工した粉体と、温熱効果を得るヒーターは曲げに対応できるフレキシブルヒーターを使用する。さらにはこれらを軟質の高分子材料で複合一体化する。
形状が変形自在なフレキシブルヒーターは、角閃石の粉末を含有した軟質の複合材料の形状変化に沿って変形するため、患部に容易に健康器具を設置することが可能になる。
軟質高分子材料は、人体患部に沿わせて装着する場合が多いため、手、足、胴の周囲の円周上に沿って形状がなじむことが必要である。そのために、例えばシリコンゴムなどのように自在に変形できるものが良い。
さらに、複合材料を曲げ伸ばしした際に、角閃石粉末が脱離することなく十分に癒着するためにシリコンゴムやウレタンゴムあるいは合成ゴム等のゴム材料が良い。
以上のように、本発明は、遠赤外線放射効果を有する角閃石の粉末をシリコンゴムのような軟質材料に傾斜的に分散させ、かつ温熱効果を有するフレキシブルヒーターと複合化させることによって、遠赤外線放射を高める効果と温熱効果を共に得ることができ、さらに衛生的でその効果が持続するという多大な効果を得ることが可能になる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づき説明する。
請求項1の発明は、人体患部の血行不良を改善するための患部貼付型の健康器具の実施形態である。
本実施形態は軟質高分子材料の内部に角閃石の粉末を分散した複合材料の内部に、線状あるいは板状であって形状が変型自在な加熱用のフレキシブルヒーターを埋め込んで固定したことを特徴とする。
軟質高分子材料として形状がフレキシブルな性質を有しているシリコンゴムを用い、その内部に平均径が0.1mmから0.5mmまでの大きさの破砕形状を有する角閃石11の粉末を、体積充填率で15%、患部貼付側12に高濃度に分散させて複合化させ、複合材料13を構成している。
以上の軟質高分子材料を用いることにより、角閃石が患部に均一に対面し、密着することによって確実に遠赤外線放射効果とヒーターによる温熱効果を患部に与えることが可能になる。
角閃石11は、遠赤外線放射効果を有する天然石の一つである。従来より、医王石、竜王石、トルマリン、アマゾナイトなどの鉱物、あるいはそれらを主として含有する火成岩、光明石、麦飯石、黒曜石などの天然石は、あるいは備長炭などの高級炭などは、遠赤外線放射効果を有するものとして知られており、これらを角閃石11の粉末に混合した粉末を分散してもよい。
角閃石は、遠赤外線放射効果を有する天然石の一つであり、特に岩手県遠野産の角閃石が好ましい。
角閃石粉末の形状は、破砕形状、板状、球状、針状、何れの形状でもよく、それらの複合物でもよい。粉末の大きさとしては、平均径が0.01mmから1.0mmまでの大きさのものが使用できる。0.01mmより小さいものは微粒子自身の遠赤外線放射効果が少なく、また、1.0mmより大きいものは、軟質高分子材料と複合化させた場合に剥がれやすくなるためである。さらに、効果を効率的に保つためには、0.1mmから0.5mmの大きさの粒度分布のものを使用するのが好ましい。
さらに、軟質高分子材料に対する角閃石粉末の充填率は体積充填率として5%から20%が好ましい。充填率が5%より少ないと角閃石の遠赤外線放射効果が少なくなる。一方、20%を超えると、軟質高分子材料から角閃石粉末が剥がれやすくなり、その結果、軟質高分子材料形状が破壊し、さらには遠赤外線放射効果が減少するためである。
本発明では当該複合材料13の内部に、フレキシブル構造を有している加熱用ヒーター即ちフレキシブルヒーター14を埋め込んだ構造にしている。
フレキシブルヒーター14は、特に特開平10−134942号公報に記載のヒーターを用いることが好ましい。このヒーターの場合、42℃付近の人肌に優しい低温を安定して得られるという効果も有している。
また、他のフレキシブルヒーターとして、ヒーティングケーブルのような、ワイヤー状フレキシブルヒーターを用いても良い。この形状にすると、複合材料の形状を細くすることが可能となる。
複合材料の内部に加熱用ヒーターを埋め込む構造にする場合は、当該複合材料とヒーターとを緊結構造とするため、異種材料の組み合わせであってもその材料同士の接着界面を介して患部に確実に熱が伝わる効果がある。
また本発明の健康器具は、肩、腰、膝、手首、足首などの患部に沿わせて、患部貼付側12の面を接触して巻き付け、コードを差し込むことによって使用するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載する実施形態と同様に人体患部の血行不良を改善するための患部貼付型の健康器具の実施形態である。
軟質高分子材料の内部に角閃石の粉末を分散した複合材料に、加熱用ヒーターを貼り付けて固定したことを特徴とする。
軟質高分子材料と角閃石粉末との複合形態、および健康器具の使用方法は、請求項1に記載の実施形態と同様である。
本実施形態では、請求項1記載の実施形態と比べてさらに厚みが薄い複合材料の患部貼付側と反対の面に板状のフレキシブルヒーターを貼付けた構造をしていることが異なる部分である。
この場合には、面の一部を発熱面として用いるフレキシブルヒーターの発熱面のみを複合材料に密着させることができ、複合材料とヒーターとの貼り付け構造物の厚みを薄くするとともに、重量を軽くすることができる効果を有している。
請求項3記載の発明は、前記軟質高分子材料が、シリコンゴム、ウレタンゴム、合成ゴム材料の一以上から構成されていることを特徴とし、請求項1記載の実施形態又は請求項2記載の実施形態と同様に人体患部の血行不良を改善するための患部貼付型の健康器具の実施形態である。
なお軟質高分子材料と角閃石粉末との複合形態は請求項1又は請求項2記載の実施形態と同様である。
請求項4記載の発明は、前記、角閃石の粉末が前記軟質高分子材料の患部に張り付ける面の表面から傾斜的に充填量を減少させて分散していることを特徴とする。
角閃石の粉末を分散した複合材料を患部に沿わせた場合、患部に接する部分は材料としては圧縮される形状になるが、その反対側は引っ張りを受けた状態になる。このとき、引っ張りを受けた材料内部では、角閃石粉末から周囲の材料が引きはがされる様に力がかかるため、この部分に大量の粉末が存在すると、材料から剥がれ落ちて形状が破壊されやすくなる。
そこで、引っ張りを受ける部分には角閃石粉末を分散させず、圧縮させる部分即ち幹部に接触する部分に集中して角閃石粉末を分散する傾斜的充填構造を有することが好ましい。
以上の構成にすることにより、複合材料から角閃石粉末が脱離することがないため、遠赤外線効果が確実に持続するという効果が発揮されることとなる。
図2による実施形態では、患部貼付側を上面にして複合材料21を木材台22に設置した物である。
本実施形態の健康器具は、椅子に腰掛けた状態で、足の裏を置く形式の物でるため、使用状況によっては、木材台22の方裏側に傾斜脚23を取り付けて、使用時の快適性を向上しても良い。
以下、本発明の実施例1について説明する。
本実施例は、健康器具の一つとしての温湿布器具の実施例である。
本実施例では、0.1mmから0.5mmの粒度分布を有する岩手県遠野産角閃石の粉末を体積充填率として15%の割合でシリコンゴムに充填した複合材料に、特開平10−134942号公報記載のミタケ電子株式会社製のフレキシブルヒーターを埋め込んで固定したものである。本実施例の温湿布器具の概要を図1に示した。
以下、本発明の実施例2について説明する。本実施例は、健康器具の一つとしての足温浴器具の実施例である。
本実施例では、0.1mmから0.5mmの粒度分布を有する岩手県遠野産角閃石次の粉末を体積充填率として15%の割合でシリコンゴムに充填した複合材料を、密に角閃石の粉末を充填した面を上面にして、特開平10−134942号公報記載のミタケ電子株式会社製のフレキシブルヒーターを下部に設置したものである。
さらに器具の安定性と風合いを保つ為に複合材料の周囲をナラ材の木材で囲う構造にした。本実施例の足温浴器具の概要を図2に示した。
本発明の効果を調べるため、実施例1と実施例2の健康器具について、専門家の評価を受けた結果、多数の遠赤外線製品の中でも効果が大きいものの一つであるとのコメントを得た。
さらに、一ヶ月以上の長期使用に対して、殆ど角閃石の粉末の脱離が無く、さらに不快臭の付着や変色などの劣化も発見されなかった。
本発明の健康器具は、前述の実施例で示した家庭用小型健康器具のみならず、その効果の大きさから、療養のための医学的健康器具としても適用が可能である。
一実施例としての温湿布器具の概略図 一実施例としての足温浴器具の概略図
符号の説明
11 角閃石粉末
12 患部貼付側
13 複合材料
14 フレキシブルヒーター
21 複合材料
22 木材台
23 傾斜脚

Claims (4)

  1. 軟質高分子材料の内部に角閃石の粉末を分散した複合材料の内部に、線状あるいは板状であって、形状が変型自在な加熱用のフレキシブルヒーターを埋め込んで固定した、遠赤外線応用の健康器具。
  2. 軟質高分子材料の内部に角閃石の粉末を分散した複合材料に、線状あるいは板状であって、形状が変型自在な加熱用のフレキシブルヒーターを貼り付けて固定した遠赤外線応用の健康器具。
  3. 軟質高分子材料が、シリコンゴム、ウレタンゴム、合成ゴム材料等のフレキシブル構造を有する材料の一以上から構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠赤外線応用の健康器具。
  4. 角閃石の粉末が軟質高分子材料の患部に張り付ける面の表面から傾斜的に充填量を減少させて分散していることを特徴とする請求項1乃至3に記載の遠赤外線応用の健康器具。
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