JP2007013993A - 時分割複信の無線通信システムにおける送受信アンテナスイッチング装置 - Google Patents

時分割複信の無線通信システムにおける送受信アンテナスイッチング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】時分割複信(TDD)方式を用いた無線通信システムにおける送受信アンテナスイッチング装置において、特に送信モード時に受信端低雑音増幅器を保護するための装置を提供する。
【解決手段】本発明は、時分割複信(TDD)無線通信システムの送受信アンテナスイッチング装置であって、電力増幅器からの信号をアンテナフィードラインに伝送し、アンテナフィードラインからの信号を反射部に伝送するためのサーキュレータと、送信モードの場合に、反射動作がオン状態となってサーキュレータからの信号を反射し、受信モードの場合に反射動作がオフ状態となって前記サーキュレータからの信号を高周波スイッチに伝送する前記反射部と、モードにより、反射部からの信号を低雑音増幅器に伝送し或いは伝送しない高周波スイッチとを含むことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、時分割複信(Time Division Duplex:TDD)方式を用いた無線通信システムにおける送受信アンテナスイッチング装置に関するもので、特に、送信モード時に受信端低雑音増幅器(Low Noise Amplifier:LNA)を保護するための装置に関するものである。
一般的に、同一の周波数を時分割して送受信用に区分して使用する時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、高電力高周波送信信号(high power RF transmit signal)と低電力高周波受信信号(low power RF receive signal)との間のスイッチング機能を遂行するTRAS((Transmit/Receive Antenna Switch)は、送信モード時に受信端低雑音増幅器(Low Noise Amplifier:LNA)に流入される送信電力を遮断させて低雑音増幅器を保護し、受信モード時に送信端から流入される雑音を減少させる機能を遂行する。
一般に、TRAS機能のために主にRFスイッチやサーキュレータ(circulator)を使用する。
図1は、従来技術によるRFスイッチを用いるTRAS装置を示す。図1に示すように、SPDT(Single Pole Double Throw)スイッチ105は、送信モードの場合に、送信部(transmitter)101からの送信信号がアンテナフィードライン(feed line)に伝送されるようにスイッチングされ、受信モードの場合に、アンテナフィードラインからの受信信号が受信部103に伝送されるようにスイッチングされる。すなわち、TDD制御信号によってRFスイッチ105で送受信経路が切り替えられる方式である。このような構造は、主に送信電力が1W未満であるシステムに適用される。
図2は、従来技術によるサーキュレータを用いるTRAS装置を示す。図2に示すように、サーキュレータ205は、その方向性により送信部201からの送信信号をアンテナフィードラインに伝送し、アンテナフィードラインからの受信信号を受信部203に伝送する。すなわち、順方向に対しては信号がほとんど減衰することなく伝送され、逆方向に対しては信号の伝送損失が大きい特性を用いて送受信を分離する方式である。このような構造は、送信電力が数W(7〜8W程度)未満であるシステムに適用される。
TRAS装置は、上述したように、低電力の高周波信号を使用するTDDシステムに適用可能であるが、高電力(約10W以上)の高周波信号を使用するシステムでは、部品のパワーレーティング(power rating)、ブレークダウン(break down)、及び回路の実現時に非現実的なコストなどの問題で適用することができない。特に、図1のような方式で、TRASを実現するときにそのコストは非現実的な金額(約$1,500)となり、図2のような方式は比較的中電力まで処理可能であるが、アンテナフィードラインに問題が発生するときに送信電力の反射電力が低雑音増幅器(LNA)に流入されて低雑音増幅器に永久的な損傷を起こすという問題点があった。
したがって、上記した問題点を解決するために、本発明の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、高電力の高周波信号を処理することができる送受信アンテナスイッチング装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、高電力を用いる時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、送信モード時に受信端低雑音増幅器を保護するための装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、送信モード時に受信端に印加される信号を全反射するための装置を提供することにある。
本発明の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、電力増幅器からアンテナに到達する送信経路の電力損失を最小化するための装置を提供することにある。
さらに本発明の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、受信モード時にアンテナから低雑音増幅器までの挿入損失(insertion loss)を最小化するための装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、送信経路と受信経路との間の隔離度を増加させるための装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、低雑音増幅器の前端にリレースイッチを接続して低雑音増幅器を保護するための装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、低雑音増幅器の保護回路に電源が供給されない状態でも低雑音増幅器を保護するための装置を提供することにある。
上記の目的を実現するために、本発明は、時分割複信(Time Division Duplex:TDD)無線通信システムの送受信アンテナスイッチング装置であって、電力増幅器からの信号をアンテナフィードラインに伝送し、前記アンテナフィードラインからの信号を反射部に伝送するためのサーキュレータと、送信モードの場合に、反射動作がオン状態となって前記サーキュレータからの信号を反射し、受信モードの場合に反射動作がオフ状態となって前記サーキュレータからの信号を高周波スイッチに伝送する前記反射部と、モードにより、前記反射部からの信号を低雑音増幅器に伝送し或いは伝送しない前記高周波スイッチとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、時分割複信(TDD)の無線通信システムの送受信アンテナスイッチング装置であって、電力増幅器からの信号をアンテナリードラインに伝送し、前記アンテナフィードラインからの信号を反射部に伝送するためのサーキュレータと、前記サーキュレータと低雑音増幅器との間に接続される伝送線路と、前記伝送線路の所定位置で並列(shunt)構造で接続される複数のピンダイオードと、送信/受信モードにより前記複数のピンダイオードのバイアスを制御するための制御器とを含むことを特徴とする。
本発明は、高電力を使用するTDD方式の無線通信システムで、送受信経路間の高い隔離度を支援することによって、送信モード時に低雑音増幅器を保護することができる利点がある。また、本発明は、低電力RFスイッチを用いて送受信経路の分離機能を実現することによって、TRAS(Transmit/Receive Antenna Switch)モジュールの製造コストを低減し、システムの空間活用度を高めることができる利点がある。また、受信端に電源が供給されないため、受信端の保護回路が動作しない状態でも低雑音増幅器を保護することができる利点がある。すなわち、現在開発が活発なHPI(High Speed Portable Internet)システムのRFモジュールに適用する場合に、高電力信号のTDD動作による技術的な難しさを容易に解決可能である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面の参照して詳細に説明する。
下記に、本発明に関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断された場合に、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義した用語として、これはユーザー、運用者の意図又は慣例などにより変えることが可能である。
本発明は、高電力を使用する時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、受信モードで低雑音増幅器を保護するための送受信アンテナスイッチング装置(又はTRAS装置)について説明する。
図3は、本発明の一実施形態による時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで送受信アンテナスイッチング装置の構成を示す。図3に示すように、本発明の実施形態による送受信アンテナスイッチング(TRAS)装置350は、アイソレータ351と、サーキュレータ352と、第1の制御部353と、反射部354と、第2の制御部355と、高周波スイッチ(RF switch)356とを含んで構成される。
図3を参照すると、まず、電力増幅器320は、送信部310からの送信信号を電力増幅して出力する。アイソレータ351は、電力増幅器320の出力端に接続され、電力増幅器320の終端回路を保護する機能を遂行する。すなわち、アンテナフィードライン(antenna feed line path)に異常が発生するときに、反射されて戻る信号を終端させる役割をする。アイソレータ351は、電力増幅器320の内部に含まれることができる。
サーキュレータ352は、方向性によりアイソレータ351からの信号を前端部(Front End Block:FEB)360に伝送し、前端部360からの信号を反射部354に伝送する。
第1の制御部353は、TDD制御器300からのTDD制御信号により反射部354の反射(reflection)動作をオン/オフとする。
送信モードで、第1の制御部353は、反射部354の反射動作をオン状態とする。反射部354は、サーキュレータ352からの信号を全反射する。このように反射された信号は、サーキュレータ352の第3のポートから第1のポートを通じてアイソレータ351で終端(termination)される。
受信モードで、第1の制御部353は、反射部354の反射動作をオフとする。すると、反射部354は、サーキュレータ352からの信号を少ない損失で高周波スイッチ356に伝送する。ここで、反射部354は伝送線路(transmission line)とピンダイオードで構成され、以下、図4及び図6を参照して詳細に説明する。
第2の制御部355は、TDD制御器300からのTDD制御信号により高周波スイッチ356のスイッチング動作を制御する。送信モードで、第2の制御部355は、高周波スイッチ356をオフとして反射部354からの信号を低雑音増幅器340に伝送しない。受信モードで、第2の制御部355は、高周波スイッチ356をオンとして反射部354からの信号を低雑音増幅器340に伝送する。ここで、高周波スイッチ356として、SPDT(Single Pole Double Throw)スイッチ或いはSPST(Single Pole Single Throw)スイッチが使用可能である。実際の実現時に、SPDTスイッチ及びSPSTスイッチは、ピンダイオード(PIN)、トランジスタ(例えば、GaAs FET(Field Effect Transistor))などで実現可能である。
低雑音増幅器340は、高周波スイッチ356からの信号を低雑音増幅して受信部330に出力する。
以下に、図3の構成に基づいて具体的な動作を説明する。
送信モードで、高電力の送信信号が低雑音増幅器340に流入しないようにすることが一番重要である。電力増幅器320から出力される送信信号は、アイソレータ351→サーキュレータ352→前端部360→アンテナ370の経路を通じて放射される。
このとき、反射部354は、第1の制御部353の制御下に反射動作を遂行してサーキュレータ352から入力される漏れ電力(RF信号)を全反射し、この反射部354から低雑音増幅器340に至る経路に送信信号が伝送されないように遮断する。一方、反射部354で反射された信号は、サーキュレータ352の第3のポートから第1のポートを通じてアイソレータ351で終端される。すなわち、アイソレータ351は、反射された送信信号を吸収して電力増幅器320を保護する。また、送信モードで高周波スイッチ356は、第2の制御部355の制御下にオフされて反射部353からの信号を低雑音増幅器340に伝送しない。このように、送信モード時に、反射部354と高周波スイッチ356を用いて低雑音増幅器340に流入される電力を遮断する。特に、本発明は、反射部354で信号を非常に小さく減衰させるため、送信経路で高電力を使用する場合にも低電力用高周波スイッチ356を用いて低雑音増幅器340を保護することができる。
受信モードで、システムNF(Noise Figure)に直接的に影響を及ぼすアンテナ370と低雑音増幅器340との間で発生する信号の損失を低下することが重要である。アンテナ370を通じて受信される信号は、前端部360→サーキュレータ352→反射部354→高周波スイッチ356の経路を通じて低雑音増幅器340に入力される。
このとき、反射部354は、第1の制御部353の制御下に反射動作をオフしてサーキュレータ352からの信号を小さい損失で高周波スイッチ356に伝送する。
また、受信モードで高周波スイッチ356は、第2の制御部355の制御下にオン状態となって反射部354からの信号を低雑音増幅器340に伝送する。このように、受信モード時にサーキュレータ352からの信号を損失なしに低雑音増幅器340に伝送する。
上記したように、本発明による送受信アンテナスイッチング装置350は、送信モード時に送信経路の正常状態及び非正常状態と関係なく送信信号から受信経路を隔離させ、受信モード時に受信信号から送信経路を隔離させつつ、経路損失を最小化することを特徴とする。
図4は、本発明の実施形態による反射部354の詳細構成を示す。図4に示すように、反射部354は、伝送線路TL1,TL2,TL3と並列に接続される2個のインピーダンス変換素子VI1,VI2を含んで構成される。ここで、2個のイピーダンス変換素子VI1,VI2は、伝送線路の所定位置で並列(shunt)構造で接続される。このとき、サーキュレータ352と接続される伝送線路の開始点から第1のインピーダンス変換素子VI1が接続される地点までを第1の伝送線路TL1とし、第1のインピーダンス変換素子VI1と第2のインピーダンス変換素子VI2との間を第2の伝送線路TL2とし、第2のインピーダンス変換素子VI2が接続される地点から高周波スイッチ356が接続される伝送線路の終端点までを第3の伝送線路TL3とする。
上記のような構造を有する反射部354は、高周波スイッチ356と接続され、すなわち後端にインピーダンスが存在すると、送信モード時にサーキュレータ352からの信号を全反射(反射係数0dB)可能で、受信モード時にインピーダンス変換素子VI1,VI2の寄生成分を相互に相殺させることによって寄生成分による経路損失を最小化することができる。インピーダンス変換素子は、バイアス(bias)によりインピーダンスが変わる素子で、例えば、ピンダイオードが使用可能である。以下、送信モードと受信モードを、別々に、より詳細に説明する。
送信モードで、第2の制御部355は、TDD制御器300からのTDD制御信号により反射部354の出力端に接続された高周波スイッチ356をオフ状態とする。このとき、高周波スイッチ356のインピーダンスは、オープン(open)状態(反射係数0dB)にならなければならない。一般に、高周波スイッチ356は、オフ時にオープン状態でなく、反射損失を有するインピーダンス状態となる。したがって、オフ時にも入力信号の一部電力を消耗することによって、高電力の送信信号によって高周波スイッチが損傷を受ける場合が発生する。
しかしながら、本発明によると、送信モード時に反射部354で全反射特性を生成することによって、後端の高周波スイッチ356と低雑音増幅器340を高電力から保護することができる。ここで、第1の伝送線路TL1の特性インピーダンスZ、第2の伝送線路TL2の特性インピーダンスと電気的長さEL(Electric Length)及び第3の伝送線路TL3の特性インピーダンスZが反射部354の性能に影響を及ぼすため、このようなパラメーターは実験(simulation)を通じて最適の値を探して設定する。
受信モード時に、第2の制御部355は、TDD制御器300からのTDD制御信号により反射部354の出力端に接続された高周波スイッチ356をオン状態とする。このとき、高周波スイッチ365は、入力インピーダンスは50Ω(になってRF受信信号を低雑音増幅器340に伝送する。また、受信モード時に、第1の制御部353は、TDD制御器300からのTDD制御信号により反射部354の反射動作をオフさせる。すなわち、反射部354内の2個のインピーダンス変化素子VI1,VI2のバイアスを制御して反射動作をオフさせる。このとき、反射部354の入力インピーダンスは、50Ωになってサーキュレータ352からのRF受信信号を損失なしに高周波スイッチ356に伝送する。
インピーダンス変換素子VI1,VI2は、第1の制御部353の制御下に送信モードでオン、受信モードでオフとなる。このとき、インピーダンス変換素子VI1,VI2は、各モードによって異なる値の抵抗、インダクタンス、キャパシタンスを有する。図4に示すように、同一の特性の2個のインピーダンス変換素子(ピンダイオード)を並列に構成すると、インピーダンス変換素子の寄生成分(インダクタンス、キャパシタンス)が2個のインピーダンス変換素子間の伝送線路によって相殺され、送信モードでは全反射に近接した状態を生成して受信モードでは挿入損失を最小化することができる。
図5A、図5B、図5Cは、本発明のより容易な理解のためにピンダイオードの等価回路を示す。
図5Aに示すように、ピンダイオードは、印加される電圧(bias voltage)により抵抗値が変化する可変抵抗Rp、直列抵抗Rs、寄生成分Ls,Ctで構成される。ピンダイオードに順方向バイアス(forward bias)を印加すると、ピンダイオードに流れる電流が増加してRpの値が‘0’に近接する。(図5Bに示すように、順方向バイアスの印加時にピンダイオードの等価回路である。その反面、ピンダイオードに逆方向バイアス(reverse bias)を印加すると、ピンダイオードに流れる電流が‘0’となり、Rpの値が最大となる。(図5Cに示すように、逆方向バイアスの印加時にピンダイオードの等価回路である。このように、順方向バイアス及び逆方向バイアスでの寄生成分Ls,Ctは、前述したように、2個のピンダイオードを並列に構成し、それらの間に所定長さの伝送線路を構成することによって除去可能になる。
図6は、本発明の実施形態による反射部354の一例を示す。図6に示すように、並列に構成される2個のピンダイオードD1,D2と、伝送線路とを含む。ここで、サーキュレータ352に接続される伝送線路の開始点から第1のダイオードD1が接続される地点までを第1の伝送線路TL1とし、第1のダイオードD1と第2のダイオードD2との間を第2の伝送線路TL2とし、第2のダイオードD2が分岐される地点から高周波スイッチ356が接続される伝送線路の終端点までを第3の伝送線路TL3とする。
送信モード時に、第1の制御部353は、ピンダイオードD1,D2に順方向バイアスを印加し、ピンダイオードD1,D2は図5Bのように動作する。この場合に、反射部354の反射特性を悪化させるダイオードD1,D2の寄生成分Lsは第2の伝送線路TL2によって相殺される。ここで、第2の伝送線路TL2の電気的長さELは理論的にλ/4になることが望ましい。
受信モード時に、第1の制御部353は、ピンダイオードD1,D2に逆方向バイアスを印加し、ピンダイオードD1,D2は図5Cのように動作する。この場合に、反射部354の挿入損失を悪化させるダイオードD1,D2の寄生成分Ls,Ctは、第2の伝送線路TL2によって相殺される。
上記のように、ピンダイオードを用いる反射部354は、高周波スイッチ356と結合されて送信モード時にサーキュレータ352の第3のポートで理想的な全反射特性(反射係数0dB)を生成する。また、反射部354は、受信モード時に並列に構成されたピンダイオードD1,D2のインダクタンス及びキャパシタンス成分を相殺させ、ピンダイオードD1,D2の寄生成分によって発生する経路損失(又は挿入損失)を最小化する。
一方、反射部354の特性は、使用されたピンダイオードの特性とTL1,TL2,TL3の特性インピーダンスZ1,Z2,Z3と電気的長さEL1,EL2,EL3によって影響を受ける可能性があり、主に、TL2の特性Z2,EL2に影響を受ける。したがって、TL1とTL3よりTL2を最適化することが重要である。理論的に、伝送線路の特性インピーダンスZ1,Z2,Z3は挿入損失を最小化するために50Ωとし、第2の伝送線路TL2の電気的長さELはλ/4に設定することが望ましい。
一方、上述したように、高周波スイッチ356は、例えば、ダイオードスイッチ、トランジスタ(例えばFET)スイッチなどを使用することができる。ダイオードスイッチを使用する方式としては、並列ピンダイオードを使用する方式、直列ピンダイオードを使用する方式、直列/並列ピンダイオードを混合して使用する方式などがある。
図7は、本発明の実施形態による高周波スイッチ356の一例を示す。図7に示すように、高周波スイッチ356は、伝送線路と並列に構成される少なくとも2個のピンダイオードD3〜DNを含んで構成される。このような構造は、ピンダイオードの順方向及び逆方向バイアス特性とピンダイオードとの間の電気的長さを用いてピンダイオードの寄生成分を除去する。それによって、この構造は、送信モード時に入力と出力との間の隔離度を確保し、受信モード時に入力と出力との間の挿入損失を最小化する。
送信モードで、第2の制御部355は、ピンダイオードD3〜DNで順方向バイアスを印加し、ピンダイオードD3〜DNは図5Bのように動作する。このとき、高周波スイッチ356の隔離度特性を悪化させるピンダイオードの寄生成分はピンダイオード間に構成される伝送線路によって相殺される。
受信モードで、第2の制御部355は、ピンダイオードD3〜DNで逆方向バイアスを印加し、ピンダイオードD3〜DNは図5Cのように動作する。このとき、高周波スイッチ356の挿入損失の特性を悪化させるピンダイオードの寄生成分はピンダイオードの間に構成される伝送線路によって相殺される。
ここで、ピンダイオードの間に構成される伝送線路それぞれの特性インピーダンスは、受信モードの挿入損失を最小化するために50Ωとすることが望ましく、各電気的長さELはλ/4にすることが望ましい。しかしながら、ピンダイオードの使用個数、伝送線路のインピーダンス、低雑音増幅器340の入力インピーダンスなどにより伝送線路の長さは変更されうる。すなわち、パラメータは、実験を通じて最適の値に設定される。
一方、反射部354と高周波スイッチ356が同一のピンダイオード素子を使用すると、反射部354と高周波スイッチ356を一つの制御器を用いて制御することができる。
図8は、本発明の他の実施形態による時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで、送受信アンテナスイッチング装置の構成を示す。本発明の他の実施形態は、ボードの実装/脱装、障害などによって受信ボード(具体的には、低雑音増幅器の保護回路)に電源供給が遮断される場合にも低雑音増幅器(LNA)を保護するための方法に関するものである。図面において、本発明の一実施形態で説明した同一の構成に対しては、同一の参照符号を使用し、同一の構成に対してはその詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本発明の他の実施形態による送受信アンテナスイッチング装置350は、アイソレータ351と、サーキュレータ352と、第1の制御部353と、反射部354と、第2の制御部355と、高周波スイッチ(RF switch)356と、リレースイッチ357とを含む。
リレースイッチ357は、低雑音増幅器340の前端に設置され、正常に受信ボード(又は受信端)に電源が供給される場合にオンとなり、受信ボードに電源が供給されない場合にオフとなる。すなわち、受信ボードに電源が供給されないため、受信端保護回路(反射部354と高周波スイッチ356)が動作しなくても、リレースイッチ357をオフさせて低雑音増幅器340に流入される電力を遮断する。
ここで、受信端の電源供給が遮断された場合に、低雑音増幅器340に誘起される送信電力を算出すると、次のようである。
2.1dBm=+47.8dBm(PA出力、60W)−0.3dB(アイソレータの損失)−20dB(サーキュレータ隔離度)−0.4dB(SPDT損失)−25dB(リレースイッチの隔離度)
他の例として、受信端の電源供給が遮断され、アンテナがオープンされて送信電力が全反射されるときに、低雑音増幅器340に誘起される反射電力を算出すると、次のようである。
19.1dBm=+47.8dBm(PA出力、60W)−0.3dB(アイソレータの損失)−0.3dB(サーキュレータの損失)−0.9dB(フィルターの挿入損失)−0.6dB(方向性カプラの損失)−0.9dB(フィルターの挿入損失)−0.3dB(サーキュレータの損失)−0.4dB(SPDTの損失)−25dB(リレースイッチの隔離度)
Agilent社のATF54143 LNAの場合、電源が供給されるときに最大入力パワーレーティング(Maximum Input Power Rating)が13dBmであり、低雑音増幅器に電源が供給されない状況では19.1dBm程度の電力に対しても低雑音増幅器が損傷を受けない。このように、本発明の他の実施形態は、ボードの電源と連動されるリレースイッチを用いて低雑音増幅器を二重に保護することを特徴とする。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、形式や細部についての様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
従来技術によるRFスイッチを使用するTRAS装置を示す図である。 従来技術によるサーキュレータを使用するTRAS装置を示す図である。 本発明の一実施形態による時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで送受信アンテナスイッチング装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態による反射部の詳細構成を示す図である。 本発明のより容易な理解のためにピンダイオードの等価回路を示す図である。 本発明のより容易な理解のためにピンダイオードの等価回路を示す図である。 本発明のより容易な理解のためにピンダイオードの等価回路を示す図である。 本発明の実施形態による反射部の一例を示す図である。 本発明の実施形態による高周波スイッチの一例を示す図である。 本発明の他の実施形態による時分割複信(TDD)方式の無線通信システムで送受信アンテナスイッチング装置の構成を示す図である。
符号の説明
101,310…送信部
103,330…受信部
201…送信部
203…受信部
300…TDD制御器
353…第1の制御部
354…反射部
355…第2の制御部
356…高周波スイッチ
360…前端部

Claims (21)

  1. 時分割複信(Time Division Duplex:TDD)無線通信システムの送受信アンテナスイッチング装置であって、
    電力増幅器からの信号をアンテナフィードラインに伝送し、前記アンテナフィードラインからの信号を反射部に伝送するためのサーキュレータと、
    送信モードの場合に、反射動作がオン状態となって前記サーキュレータからの信号を反射し、受信モードの場合に反射動作がオフ状態となって前記サーキュレータからの信号を高周波スイッチに伝送する前記反射部と、
    モードにより、前記反射部からの信号を低雑音増幅器に伝送し或いは伝送しない前記高周波スイッチと
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 前記反射部は、
    前記サーキュレータと前記高周波スイッチとの間に接続される伝送線路と、
    前記伝送線路の所定位置で並列(shunt)構造で接続する2個のピンダイオードと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記2個のピンダイオード間の電気的長さ(はλ/4であることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記伝送線路の特性インピーダンスは50Ωであることを特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 前記高周波スイッチはSPDT(Single Pole Double Throw)スイッチ又はSPST(Single Pole Single Throw)スイッチであることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記高周波スイッチはピンダイオード又はトランジスタで構成されることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 前記高周波スイッチは、
    前記反射部と前記低雑音増幅器との間に接続される伝送線路と、
    前記伝送線路の所定の位置で並列構造で接続される少なくとも2個のピンダイオードと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 前記少なくとも2個のピンダイオード間の電気的長さはλ/4であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記反射部で反射されて戻る信号を終端するためのアイソレータをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 前記アイソレータは前記電力増幅器内に含まれることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. TDD制御信号により前記反射部の反射動作をオン/オフするための制御器をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  12. TDD制御信号により前記高周波スイッチのスイッチングを制御するための制御器をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  13. TDD制御信号により前記反射部の反射動作及び前記高周波スイッチのスイッチング動作を制御するための制御器をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  14. 前記低雑音増幅器の前端に設置され、受信端に電源が供給されない場合に、スイッチングオフされて前記低雑音増幅器に流入される電力を遮断するためのリレースイッチをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  15. 時分割複信の無線通信システムの送受信アンテナスイッチング装置であって、
    電力増幅器からの信号をアンテナリードラインに伝送し、前記アンテナフィードラインからの信号を反射部に伝送するためのサーキュレータと、
    前記サーキュレータと低雑音増幅器との間に接続される伝送線路と、
    前記伝送線路の所定位置で並列(shunt)構造で接続される複数のピンダイオードと、
    送信/受信モードにより前記複数のピンダイオードのバイアスを制御するための制御器と
    を含むことを特徴とする装置。
  16. 前記複数のピンダイオード間の電気的長さはλ/4であることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 前記伝送線路の特性インピーダンスは50Ωであることを特徴とする請求項15記載の装置。
  18. 前記伝送線路で反射されて戻る信号を終端するためのアイソレータをさらに含むことを特徴とする請求項15記載の装置。
  19. 前記アイソレータは前記電力増幅器内に含まれることを特徴とする請求項18記載の装置。
  20. 前記伝送線路は、送信モードの場合に前記サーキュレータからの信号を全反射し、受信モードの場合に前記サーキュレータからの信号を損失なしに前記低雑音増幅器に伝送することを特徴とする請求項15記載の装置。
  21. 前記低雑音増幅器の前端に設置され、受信端に電源が供給されない場合にスイッチングオフされ、前記低雑音増幅器に流入される電力を遮断するためのリレースイッチをさらに含むことを特徴とする請求項15記載の装置。
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