JP2007013630A - 携帯端末装置及び使用制限制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 セキュリティが確保され使用制限が不要な場所においては使用制限機能を解除可能にし、正規の使用者が自由に使用できるようにする。
【解決手段】 使用者が家40のドア鍵(外鍵)42を開けるべく携帯端末装置10を使って無線通信部によりドア鍵42と通信し、開錠する。その後、家40の中に配置してあるマスターキー30と通信を行い、マスターキー30との通信が確立し、無線認証部による無線認証が成功した段階で、携帯端末装置10の制御部が無線認証機能をオフにし、使用制限機能を停止させる。これにより、使用制限が不要な領域にあることを認識し、携帯端末装置10がコピーキー20などの無線通信ユニットとの距離に関係なく自由に使用可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、使用制限機能を持つ携帯端末装置、及びその携帯端末装置を含む使用制限制御システムに関する。
従来、携帯電話機などの各種携帯端末装置が置き忘れや盗難などにより第三者に無断使用されるのを防止することを目的として、携帯端末装置が所有者から一定距離以上離れるとその携帯端末装置の機能を制限するように構成した使用制限装置が提案されている。
この使用制限装置は、携帯端末装置の所有者が携帯する無線通信ユニット(識別信号送信ユニット)と、携帯端末装置に内蔵された使用制限解除ユニットとを有し、無線通信ユニットと携帯端末装置との間で識別コードの送受信が行われ、両者が一定距離以上離れたときに、携帯端末装置内の使用制限解除ユニットが自装置の使用制限の解除信号を停止させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このような使用制限装置を用いた場合、無線通信ユニットと携帯端末装置間の通信が確立されているときは、携帯端末装置を通常に使用することができる。一方、無線通信ユニットと携帯端末装置間の距離がある一定以上離れた場合は、両者間の通信が不可能になり、携帯端末装置に使用制限がかかることになる。これにより、例えば携帯端末装置が盗難された場合などに、無線通信ユニットから離れた携帯端末装置を使用不能にでき、不正使用から携帯端末装置を保護することができる。またこのとき、携帯端末装置や無線通信ユニットから警報を鳴らすなどの報知を行うことができる。
ところで、上記のような使用制限機能では、自宅などのセキュリティが確保され使用制限が不要な場所にいる場合においても、無線通信ユニットと携帯端末装置が所定距離以上離れてしまうと、使用制限がかかってしまい、自由に使用できなくなるという不都合が生じる可能性がある。例えば、使用者が自宅の1階に無線通信ユニットを置いたまま、2階で携帯端末装置を使用しようとしても、使用制限がかかって使用できないような場合も起こり得る。
特許第2931276号明細書
上述したように、従来の構成では、自宅などのセキュリティが確保され使用制限が不要な場所にいる場合においても、無線通信ユニットと携帯端末装置が離れてしまうと使用制限がかかってしまい、使用者にとって不便な状況が生じるおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、セキュリティが確保され使用制限が不要な場所においては使用制限機能を解除でき、正規の使用者が自由に使用することが可能な携帯端末装置及び使用制限制御システムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、所定距離内にある無線通信ユニットとの間で通信を行い、認証結果によって自装置の所定の機能に関する使用制限を制御する機能制御手段と、所定の判断条件に基づいて使用制限が不要な領域にあることを判断し、前記機能制御手段による使用制限機能を解除する使用制限解除手段とを備えるものである。
これにより、セキュリティが確保され使用制限が不要な場所においては使用制限機能を解除でき、正規の使用者が自由に使用することが可能となる。
また、本発明は、上記の携帯端末装置であって、前記機能制御手段は、マスターとなる第1の無線通信ユニット、または前記第1の無線通信ユニットの機能を複製したコピーである第2の無線通信ユニットとの間で通信を行って前記使用制限機能を実行するもので、前記使用制限解除手段は、前記所定の判断条件として、前記第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に前記機能制御手段による使用制限機能を解除するものとする。
これにより、マスターとなる第1の無線通信ユニットとの通信が確立した場合に、使用制限が不要な領域にあると判断して使用制限機能を解除することができる。一般に、使用者はマスターとなる第1の無線通信ユニットを無くしたりしないように自宅内等の本拠とする場所に保管し、コピーである第2の無線通信ユニットを携帯して使用することが想定されるため、このような使用状況を前提として、第1の無線通信ユニットとの通信が確立したことによって使用制限が不要な領域にあることを判断できる。
また、本発明は、上記の携帯端末装置であって、当該装置の使用者が本拠とする場所のドア鍵を開閉するための通信を行うドア鍵開閉手段をさらに備え、前記使用制限解除手段は、前記所定の判断条件として、前記本拠とする場所への使用者の入場時に前記ドア鍵開閉手段によりドア鍵が開錠された後、前記第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に前記機能制御手段による使用制限機能を解除するものとする。
これにより、使用者が本拠とする場所への入場時にドア鍵開閉手段によりドア鍵が開錠された後、第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に、使用制限が不要な領域にあると判断して使用制限機能を解除することができる。
また、本発明は、上記の携帯端末装置であって、前記第1の無線通信ユニットは、当該装置の電源の充電を行う充電器を兼ねるものであり、前記使用制限解除手段は、前記所定の判断条件として、当該装置が前記充電器に装着されて前記第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に前記機能制御手段による使用制限機能を解除するものとする。
これにより、充電器を兼ねる第1の無線通信ユニットとの通信が確立した場合に、使用制限が不要な領域にあると判断して使用制限機能を解除することができる。一般に、充電器を兼ねるマスターの第1の無線通信ユニットは、自宅内等の本拠とする場所に配置されるため、このような使用状況を前提として、第1の無線通信ユニットとの通信が確立したことによって使用制限が不要な領域にあることを判断できる。
また、本発明は、上記の携帯端末装置であって、所定の判断条件に基づいて使用制限が必要な領域にあることを判断し、前記機能制御手段による使用制限機能を再設定する使用制限再設定手段をさらに備えるものとする。
これにより、使用制限が必要な場所においては使用制限機能を再設定してオンすることができ、外出時等において無線認証によるセキュリティを確保することができる。
また、本発明は、上記の携帯端末装置であって、当該装置の使用者が本拠とする場所のドア鍵を開閉するための通信を行うドア鍵開閉手段をさらに備え、前記使用制限再設定手段は、前記所定の判断条件として、前記本拠とする場所からの使用者の出場時に前記ドア鍵開閉手段によりドア鍵が開錠または施錠された場合に、前記機能制御手段による使用制限機能を再設定するものとする。
これにより、使用者が本拠とする場所からの出場時にドア鍵開閉手段によりドア鍵が開錠または施錠された場合に、使用制限が必要な領域にあると判断して使用制限機能を再設定することができる。
また、本発明は、上記の携帯端末装置であって、前記使用制限再設定手段は、前記所定の判断条件として、前記第1の無線通信ユニットとの間での通信が切断された時点、または前記使用制限解除手段により使用制限機能が解除された時点から所定時間経過した場合に、前記機能制御手段による使用制限機能を再設定するものとする。
これにより、マスターの第1の無線通信ユニットとの間での通信が切断された時点、または使用制限解除手段により使用制限機能が解除された時点から所定時間経過した場合に、使用制限が必要な領域にあると判断して使用制限機能を再設定することができる。
本発明の使用制限制御システムは、携帯端末装置と無線通信ユニットとの間で無線認証の通信を行い、認証結果によって前記携帯端末装置の所定の機能に関する使用制限を制御する使用制限制御システムであって、前記無線通信ユニットが、所定距離内にある前記携帯端末装置との間で無線認証を行う無線認証手段を備え、前記携帯端末装置が、所定距離内にある前記無線通信ユニットとの間で無線認証を行い、認証結果によって自装置の所定の機能に関する使用制限を制御する機能制御手段と、所定の判断条件に基づいて使用制限が不要な領域にあることを判断し、前記機能制御手段による使用制限機能を解除する使用制限解除手段とを備えるものである。
これにより、セキュリティが確保され使用制限が不要な場所においては使用制限機能を解除でき、正規の使用者が自由に使用することが可能となる。
本発明によれば、セキュリティが確保され使用制限が不要な場所においては使用制限機能を解除でき、正規の使用者が自由に使用することが可能な携帯端末装置及び使用制限制御システムを提供できる。
本実施形態では、携帯端末装置の一例として、携帯電話装置を用いた構成例を説明する。なお、携帯端末装置としては、携帯情報端末(PDA)、携帯型ゲーム装置、携帯型音楽プレーヤなど、種々の携帯型装置に適用可能である。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る携帯端末装置及び無線通信ユニットを含む使用制限制御システムの主要構成を示すブロック図である。
本実施形態の使用制限制御システムは、携帯端末装置10と、この携帯端末装置10の使用者が携帯する無線通信ユニット20とを用いて構成される。無線通信ユニット20は、携帯端末装置10より所定距離内の近傍に位置するように、携帯端末装置10とともに使用時に携帯されるもので、無線認証によって携帯端末装置10を使用可能にするキーとしての機能を持つ。
携帯端末装置10は、無線通信ユニットと無線認証を行う無線認証部11と、電子錠機能の通信を行う無線通信部12と、送受信部13と、各種表示を行う表示部14と、各種操作入力を行う操作部15と、各部の制御を行う制御部16とを備えている。送受信部13は、携帯電話基地局との送受信を行う機能を有し、携帯電話網を介して通信相手と音声通信やデータ通信を行う。無線認証部11は、無線通信ユニット20との通信により携帯端末装置10の各種機能の使用制限を決める機能を有し、自装置の使用制限機能の設定及び解除のための無線認証を行う。無線通信部12は、使用者の自宅の家のドア鍵との通信を行う機能を有し、家のドア鍵を開閉するための電子錠機能に関する無線通信を行う。
ここで、無線認証部11が機能制御手段の機能を実現する。また、無線認証部11及び制御部16が使用制限解除手段と使用制限再設定手段の機能を実現する。また、無線通信部12がドア鍵開閉手段の機能を実現する。
無線通信ユニット20は、携帯端末装置10の無線認証部11との間で使用制限機能の無線認証を行う無線認証部21と、無線認証に失敗した場合に使用者に報知を行う報知部22とを備えている。無線認証部21には、無線認証のためのキーコード(以下、IDという)が格納されている。報知部22としては、アラームなどの音声による報知を行うスピーカやブザー、画面表示や点灯などの表示による報知を行う液晶表示素子やLEDなどが用いられる。
携帯端末装置10は、マスターである無線通信ユニット30と一緒にペアで販売等されて使用者に供給されるようになっている。そして、使用者は、通常の使用時には、マスターの無線通信ユニット30をコピーして作成された無線通信ユニット20を用いるようにする。マスターの無線通信ユニット30は、コピーの無線通信ユニット20と同様に、無線認証部31と報知部32とを備えており、無線認証部31にはオリジナルのIDが格納されている。
コピーの無線通信ユニット20は、無線認証部21において、マスターの無線通信ユニット30の無線認証部31のIDが複製されて格納されており、マスターの無線通信ユニット30と同等の認証機能(キー機能)を持つように構成されている。以降、マスターの無線通信ユニット30をマスターキー30、コピーの無線通信ユニット20をコピーキー20とも称することとする。
本実施形態の使用制限制御システムでは、使用者の自宅の家の中に保管されたマスターキー30と携帯端末装置10との間で無線認証が行われた場合など、セキュリティが確保され使用制限が不要な領域、すなわち使用制限をかけなくても安全とみなされる場所にあることを所定の判断条件によって判別する。一般に、使用者はマスターキー30を無くしたりしないように自宅内等の本拠とする安全な場所に保管し、コピーキー20を携帯して使用することが想定されるため、このような使用状況を前提として所定の判断条件を設定する。そして、この判断条件を満たす場合には、携帯端末装置10の無線認証機能をオフし、使用制限機能が働かないようにする。なお、使用制限機能をオフする場合は、無線認証機能の段階でオフしてもよいし、無線認証機能はオンのままにして使用制限機能だけをオフするようにしてもよい。
これにより、セキュリティが確保された場所において使用制限機能を解除でき、不要な使用制限がかかることを防止できる。したがって、自宅内などでは正規の使用者が自由に使用することが可能となり、利便性を向上できる。
次に、第1の実施形態の動作として、本実施形態の使用制限制御システムにおける動作の第1例を詳細に説明する。図2は第1の実施形態における使用制限制御システムの動作の概要を示す図である。図3は第1の実施形態における使用制限解除動作の概略手順を示すフローチャートである。
携帯端末装置10を使用する際には、使用者がコピーキー(コピーの無線通信ユニット)20を一緒に携帯することで、携帯端末装置10とコピーキー20とを所定距離内に位置させる。これにより、両装置の無線認証部11、21により無線認証が実行され、この認証成功結果に基づいて使用可能な状態になる。一方、携帯端末装置10がコピーキー20と所定距離以上離れると、無線認証部11、21による無線通信範囲から外れて無線認証が不可となり、この認証失敗結果に基づき、携帯端末装置10において制御部16により使用制限機能が動作し、使用できない状態となる。
ここで、第1の実施形態における使用制限解除機能の概要を説明する。この第1の実施形態は、使用者の自宅の家のドア鍵の開閉とマスターキーとの無線認証とを組み合わせた判断条件を用いるものである。第1の実施形態では、家40のドア41に設けた電子錠によるドア鍵42を用い、使用者が携帯端末装置10によりドア鍵42を開閉する場合を想定する。
携帯端末装置10とこの携帯端末装置10に関連付けられたコピーキー20とを所有した使用者が、外出先から帰宅する。このとき、携帯端末装置10の無線認証機能はオンになっており、携帯端末装置10とコピーキー20が所定距離以上離れると、携帯端末装置10の機能に使用制限がかかる。
図2(A)に示すように、使用者は、家40のドア鍵(ここでは外鍵)42を開けるべく携帯端末装置10を使って無線通信部12によりドア鍵42と通信する。ドア鍵42が携帯端末装置10の無線通信部12からの開錠信号を正しく受信した場合、鍵が開き、その開錠結果を携帯端末装置10に送出する。
携帯端末装置10によってドア鍵42を開錠した後、図2(B)に示すように、使用者が家40の中に入る。携帯端末装置10は、開錠結果信号を受信したことをきっかけに家40の中に置いてあるマスターキー30と通信を行う。そして、マスターキー30との通信が確立し、無線認証部11、31による無線認証が成功した段階で、携帯端末装置10の制御部16が無線認証機能をオフにし、使用制限機能を停止させる。
すなわち、図3に示すように、携帯端末装置10は、無線通信部12によりドア鍵42を開けるためにドア鍵42と通信し(ステップS11)、通信が確立したか否かを判断する(ステップS12)。ここで通信が確立すると、ドア鍵42が開錠する。そして、携帯端末装置10を所持した使用者が家の中に入り、携帯端末装置10は、無線認証部11により無線認証のために家の中にあるマスターキー30と通信し(ステップS13)、通信が確立したか否かを判断する(ステップS14)。ここでマスターキー30との通信が確立すると、携帯端末装置10の制御部16は、無線認証部11による無線認証に基づく使用制限機能をオフする(ステップS15)。
これにより、使用者は自宅の家の中などのセキュリティが確保された安全な領域にいる場合、携帯端末装置の機能について使用制限機能の影響を受けることなく、自由に携帯端末装置を使用することが可能となる。
そして、使用制限機能がオフになっている携帯端末装置10とコピーキー20を所持した使用者が外出する際、使用者は家40のドア鍵(ここでは内鍵)を開けるべく携帯端末装置10を使って無線通信部12によりドア鍵と通信を行う。ドア鍵が携帯端末装置10の無線通信部12からの開錠信号を正しく受信した場合、鍵が開き、その開錠結果を携帯端末装置10に送出する。携帯端末装置10は、ドア鍵の開錠信号を受信すると、無線認証に基づく使用制限機能をオンにし、かつ、コピーキー20との通信を開始する。
これにより、自宅の家の中などのセキュリティが確保された安全な領域から外に出る場合に、携帯端末装置の使用制限機能をオンすることができる。このとき、コピーキーとの無線認証が不可となった場合に使用制限がかかるので、使用者は外出先で安心して携帯端末装置を使用できる。
上記使用制限機能の解除動作を説明する。図4は第1の実施形態における使用制限解除時の機能構成を示すブロック図である。図5は第1の実施形態における使用制限解除時の動作を示すシーケンス図である。
携帯端末装置10の無線認証部11は、ID格納部51と、送受信部52と、レベル判定部53と、比較部54と、機能制御命令部55と、アラーム部56とを備えている。また、無線通信部12は、送受信部57と、判定部58と、制御信号生成部59とを備えている。
無線認証部11のID格納部51は、無線通信ユニット(コピーキー20またはマスターキー30)との認証を行う際に使用するIDを格納しており、無線通信部12内の制御信号生成部59からの制御信号により送受信部52へ該IDを送出する機能を持つ。送受信部52は、ID格納部51から送られてきたIDを含む無線認証信号を無線通信ユニット20,30に送出し、また、無線通信ユニット20,30から送られてきたIDを含む認証応答信号を受信して受信信号をレベル判定部53に送出する機能を持つ。
レベル判定部53は、送受信部52から送られてきた受信信号のレベルと内部に持っている参照値とを比較し、レベル判定した結果を比較部54に送出する機能を持つ。比較部54は、レベル判定部53から送られてきたレベル判定結果とID格納部51に格納されたIDとを用いて比較処理を行って認証結果を判定し、この比較結果を機能制御命令部55及びアラーム部56に送出する機能を持つ。
機能制御命令部55は、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、携帯端末装置10が持っている使用制限機能のオン/オフを制御する制御信号を生成し、この制御信号を携帯端末装置10内の制御部16等の各機能部に送出する機能を持つ。アラーム部56は、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、アラーム機能の起動/停止を制御する機能を持つ。
無線通信部12の送受信部57は、使用者の自宅の家のドア鍵(外鍵)42を開けるために、内部に持っている固有コードの信号をドア鍵42に送出する機能を持つ。また、ドア鍵42から送られてきた鍵の開閉に関する鍵信号を受信し、受信信号を判定部58に送出する機能を持つ。
判定部58は、送受信部57から送られてきた鍵信号と内部に持っている参照値とを比較して開錠判定を行い、判定結果を制御信号生成部59に送出する機能を持つ。制御信号生成部59は、判定部58から送られてきた判定結果に基づき、無線認証のために無線認証部11内のID格納部51に格納されているIDを送受信部52に送出するか否かを指示する制御信号を生成し、この制御信号をID格納部51に送出する機能を持つ。
図4及び図5を参照して使用制限機能の解除動作を説明する。まず、使用者が携帯している携帯端末装置10の無線認証部11とコピーキー20との間で無線認証の通信が確立しているものとする(T11)。
そして、この携帯端末装置10とコピーキー20を所持した使用者が帰宅した際、自宅の家のドア鍵(外鍵)42を携帯端末装置10の電子錠機能を用いて開錠する。このとき、携帯端末装置10の無線通信部12の送受信部57より、電子錠を開けるためのコード信号をドア鍵42に送出する(T12)。そして、ドア鍵42が開錠すると(S21)、ドア鍵42より開錠完了の鍵信号を送受信部57に送出する(T13)。この鍵信号は送受信部57から判定部58に送出される(T14)。判定部58では、鍵信号を基に開錠判定を行い(S22)、判定結果を制御信号生成部59に送出する(T15)。制御信号生成部59では、判定結果に基づいて無線認証用としてID格納部51に格納されたIDを送受信部52に送出するための制御信号を生成し(S23)、無線認証部11のID格納部51に送出する(T16)。
ドア鍵42の開錠後に、無線認証部11のID格納部51が制御信号を送受信部52に送出すると(T17)、送受信部52は、マスターキー30へID格納部51のIDを送出する(T18)。これに応じて、マスターキー30は、無線認証部31により自己のIDを送受信部52に送出する(T19)。そして、送受信部52は、マスターキー30から送られてきたIDを含む認証応答信号を受信し、受信信号をレベル判定部53に送出する(T20)。
レベル判定部53では、送受信部52から送られてきた受信信号のレベル判定を行い(S24)、判定結果を比較部54に送出する(T21)。比較部54では、レベル判定部53から送られてきたレベル判定結果とID格納部51に格納されたIDとを用いて比較処理を行って認証結果を判定し(S25)、この比較結果を機能制御命令部55及びアラーム部56に送出する(T22、T23)。そして、機能制御命令部55では、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、携帯端末装置10の使用制限機能をオフするための制御信号を生成し(S26)、この制御信号を携帯端末装置10内の制御部16等の各機能部に送出して、使用制限機能を解除する(T24)。また、アラーム部56では、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、アラーム機能を停止させる(S27)。
これにより、使用者が帰宅時に携帯端末装置10でドア鍵42を開錠し、家の中のマスターキー30との通信が確立することによって、セキュリティが確保された安全な領域にあるとみなして、携帯端末装置と無線通信ユニットとの無線認証による使用制限機能を解除することができる。使用者は、家の中では使用制限機能の影響を受けることなく、自由に携帯端末装置を使用することができる。
次に、使用制限機能の再設定動作を説明する。図6は第1の実施形態における使用制限再設定時の機能構成を示すブロック図である。図7は第1の実施形態における使用制限再設定時の動作を示すシーケンス図である。携帯端末装置10の無線認証部11及び無線通信部12は、図4に示したものと同様の機能ブロックを有している。
本実施形態では、使用制限機能を解除した後、使用者が外出時に携帯端末装置10を用いて自宅のドア鍵(ここでは内鍵)43を開錠した場合に、再び使用制限機能を起動させるようにする。
自宅にいた使用者が、使用制限機能が解除されている携帯端末装置10とコピーキー20とを所持して外出する際、自宅の家のドア鍵(内鍵)43を携帯端末装置10の電子錠機能を用いて開錠する。このとき、携帯端末装置10の無線通信部12とドア鍵43との間で通信が行われる。
ドア鍵43を開けるために、携帯端末装置10の無線通信部12の送受信部57より、電子錠を開けるためのコード信号をドア鍵43に送出する(T31)。そして、ドア鍵43が開錠すると(S31)、ドア鍵43より開錠完了の鍵信号を送受信部57に送出する(T32)。この鍵信号は送受信部57から判定部58に送出される(T33)。判定部58では、鍵信号を基に開錠判定を行い(S32)、判定結果を制御信号生成部59に送出する(T34)。制御信号生成部59では、判定結果に基づいて使用制限機能を再設定するための制御信号を生成し(S33)、この制御信号を無線認証部11の機能制御命令部55及びアラーム部56に送出する(T35、T36)。
そして、機能制御命令部55では、制御信号生成部59から送られてきた制御信号に基づき、携帯端末装置10の使用制限機能をオンするための制御信号を生成し(S34)、この制御信号を携帯端末装置10内の制御部16等の各機能部に送出して、使用制限機能を再設定して起動させる(T37)。また、アラーム部56では、制御信号生成部59から送られてきた制御信号に基づき、アラーム機能を起動させる(S35)。
また、制御信号生成部59では、判定結果に基づいて無線認証用としてID格納部51に格納されたIDを送受信部52に送出するための制御信号を生成し(S33)、無線認証部11のID格納部51に送出する(T38)。そして、無線認証部11のID格納部51が制御信号を送受信部52に送出すると(T39)、送受信部52は、コピーキー20へID格納部51のIDを送出する(T40)。これに応じて、コピーキー20は、無線認証部21により自己のIDを送受信部52に送出する(T41)。これにより、携帯端末装置10とコピーキー20との間で通信が確立する。
なお、使用者が携帯端末装置10を用いてドア鍵43を開錠する際、携帯端末装置10は、コピーキー20との間で通信を行ってコピーキー20の有無を判定し、使用者がコピーキー20を所持しているかどうかを通知することも可能である。通知方法は、音声、振動、発光など、いずれの方法を用いてもよい。また、使用者が携帯端末装置10を用いて外鍵のドア鍵42を施錠した場合に、使用制限機能をオンするようにしてもよい。
これにより、使用者が外出時に携帯端末装置10でドア鍵43を開錠することによって、セキュリティが確保された安全な領域から外に出るとみなして、携帯端末装置と無線通信ユニットとの無線認証による使用制限機能を再設定することができる。使用者は、携帯端末装置とコピーキーとの無線認証が不可となった場合に使用制限がかかるので、外出先でセキュリティを確保でき、安心して携帯端末装置を使用することができる。また、ドア鍵の開錠時に玄関先でコピーキーの所持の確認を通知することにより、使用者がコピーキーを所持し忘れることを防止できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の動作として、本実施形態の使用制限制御システムにおける動作の第2例を詳細に説明する。図8は第2の実施形態における使用制限制御システムの動作の概要を示す図である。図9は第2の実施形態における使用制限解除動作の概略手順を示すフローチャートである。
この第2の実施形態は、使用者の自宅の家の中に置いてある充電器を兼ねたマスターキーとの無線認証を判断条件を用いるものである。第2の実施形態では、家40の中に配置した充電器に設けたマスターキー70に、使用者が携帯端末装置60及びコピーキー20を装着する場合を想定する。
携帯端末装置60とこの携帯端末装置60に関連付けられたコピーキー20とを所有した使用者が、外出先から帰宅する。このとき、携帯端末装置60の無線認証機能はオンになっており、携帯端末装置60とコピーキー20が所定距離以上離れると、携帯端末装置60の機能に使用制限がかかる。
図8(A)に示すように、携帯端末装置60及びコピーキー20を所持した使用者が、ドア41を通じて家40の中に入った後、図8(B)に示すように、充電器であるマスターキー70にコピーキー20と携帯端末装置60を装着(セット)する。これにより、携帯端末装置60の充電が行われる。またこのとき、携帯端末装置60とマスターキー70との間で通信が行われ、マスターキー70のIDが携帯端末装置60に送られると同時に、携帯端末装置60のIDがマスターキー70に送られて両者間の通信が確立する。そして、携帯端末装置60とマスターキー70間の通信が確立した段階で、携帯端末装置60の制御部が無線認証機能をオフにし、使用制限機能を停止させる。
ここで、マスターキー70と携帯端末装置60との通信は、携帯端末装置60を充電器であるマスターキー70に装着している間だけ、両者間の通信が確立するものとする。携帯端末装置60では、マスターキー70に装着したことを検知してID格納部51がマスターキーとの通信用IDを送受信部52に送出し、送受信部52はマスターキー70に該IDを送出する。マスターキー70から携帯端末装置60が外されたら、該IDはマスターキーに送出されず通信が切断される。
すなわち、図9に示すように、使用者が携帯端末装置60を所持して家の中に入り(ステップS41)、充電器であるマスターキー70にコピーキー20と携帯端末装置60を装着(セット)する(ステップS42)。携帯端末装置60は、充電器にセットされると、マスターキー(充電器)70と通信し、通信が確立したか否かを判断する(ステップS43)。ここでマスターキー70との通信が確立すると、携帯端末装置70の制御部は、無線認証部による無線認証に基づく使用制限機能をオフする(ステップS44)。
これにより、使用者は自宅の家の中などのセキュリティが確保された安全な領域にいる場合、携帯端末装置の機能について使用制限機能の影響を受けることなく、自由に携帯端末装置を使用することが可能となる。
そして、使用制限機能がオフになっている携帯端末装置60とコピーキー20を所持した使用者が外出する際、使用者は充電器であるマスターキー70から携帯端末装置60及びコピーキー20を取り外す。これにより、マスターキー70と携帯端末装置60間の通信が途絶える。携帯端末装置60は、マスターキー70との通信が切断されると、無線認証に基づく使用制限機能をオンにし、かつ、コピーキー20との通信を開始する。
これにより、自宅の家の中などのセキュリティが確保された安全な領域から外に出る場合に、携帯端末装置の使用制限機能をオンすることができる。このとき、コピーキーとの無線認証が不可となった場合に使用制限がかかるので、使用者は外出先で安心して携帯端末装置を使用できる。
なお、正規の使用者が自宅の家の中では自由に携帯端末装置を使用できるように、充電器から外してマスターキーとの通信が切断されても、使用制限機能の解除状態を継続するようにしてもよい。この場合、第1の実施形態の動作を組み合わせてドア鍵の開閉で家の中か外かを判断すればよい。あるいは、数分間などの所定時間のタイマを設定して、マスターキーとの通信切断時点または使用制限機能のオフ時点から所定時間経過したら使用制限機能を再度オンするようにすればよい。これにより、使用制限機能が解除されたままになることを防止でき、外出した場合などのセキュリティが確保されない状況において確実に使用制限機能を動作させることができる。
上記使用制限機能の解除動作を説明する。図10は第2の実施形態における使用制限解除時の機能構成を示すブロック図である。図11は第2の実施形態における使用制限解除時の動作を示すシーケンス図である。携帯端末装置60の無線認証部61は、図4に示したものと同様に、ID格納部51と、送受信部52と、レベル判定部53と、比較部54と、機能制御命令部55と、アラーム部56とを備えている。この第2の実施形態では、前述した第1の実施形態とは一部の動作が異なっている。
まず、使用者が携帯している携帯端末装置60の無線認証部61とコピーキー20との間で無線認証の通信が確立しているものとする(T51)。携帯端末装置60及びコピーキー20を所持した使用者が家の中に入り、充電器であるマスターキー70にコピーキー20と携帯端末装置60をセットすると、携帯端末装置60とマスターキー70との間で通信が行われる。この際、マスターキー70のIDが携帯端末装置60内の無線認証部61の送受信部52に送られると同時に、携帯端末装置60の送受信部52からIDがマスターキー70に送られ、両者間の通信が確立する(T52)。
送受信部52は、マスターキー70から送られてきたIDを含む認証応答信号を受信し、受信信号をレベル判定部53に送出する(T53)。レベル判定部53では、送受信部52から送られてきた受信信号のレベル判定を行い(S51)、判定結果を比較部54に送出する(T54)。比較部54では、レベル判定部53から送られてきたレベル判定結果を用いて比較処理を行って認証結果を判定し(S52)、この比較結果を機能制御命令部55及びアラーム部56に送出する(T55、T56)。
そして、機能制御命令部55では、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、携帯端末装置60の使用制限機能をオフするための制御信号を生成し(S53)、この制御信号を携帯端末装置60内の制御部等の各機能部に送出して、使用制限機能を解除する(T57)。また、アラーム部56では、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、アラーム機能を停止させる(S54)。
これにより、使用者が帰宅時に携帯端末装置60をコピーキー20とともに充電器であるマスターキー70にセットし、家の中のマスターキー70との通信が確立することによって、セキュリティが確保された安全な領域にあるとみなして、携帯端末装置と無線通信ユニットとの無線認証による使用制限機能を解除することができる。使用者は、家の中では使用制限機能の影響を受けることなく、自由に携帯端末装置を使用することができる。
次に、使用制限機能の再設定動作を説明する。図12は第2の実施形態における使用制限再設定時の機能構成を示すブロック図である。図13は第2の実施形態における使用制限再設定時の動作を示すシーケンス図である。携帯端末装置60の無線認証部61は、図10に示したものと同様の機能ブロックを有している。
本実施形態では、使用制限機能を解除した後、使用者が外出時に携帯端末装置60を充電器であるマスターキー70から取り外したり、このマスターキーからの脱着時または使用制限機能の解除時から所定時間経過した場合に、再び使用制限機能を起動させるようにする。
自宅にいた使用者が、使用制限機能が解除されている携帯端末装置60とコピーキー20とを所持して外出する際、充電器であるマスターキー70から携帯端末装置及びコピーキーを取り外す。このとき、携帯端末装置60の無線認証部61とコピーキー20との間で無線認証の通信が確立している(T61)。一方、マスターキー70と携帯端末装置60の送受信部52との間の通信が切断される(T62)。
送受信部52においてマスターキー70のIDが受信できなくなると、IDを含む受信信号をレベル判定部53に送出できなくなる(T63)。レベル判定部53では、送受信部52から送られてきた受信信号のレベル判定を行い(S61)、判定結果を比較部54に送出する(T64)。比較部54では、レベル判定部53から送られてきたレベル判定結果を用いて比較処理を行って認証結果を判定し(S62)、この比較結果を機能制御命令部55及びアラーム部56に送出する(T65、T66)。
そして、機能制御命令部55では、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、携帯端末装置60の使用制限機能をオンするための制御信号を生成し(S63)、この制御信号を携帯端末装置60内の制御部等の各機能部に送出して、使用制限機能を再設定して起動させる(T67)。また、アラーム部56では、比較部54から送られてきた比較結果に基づき、アラーム機能を起動させる(S64)。
無線認証機能がオンになると同時に、携帯端末装置60の送受信部52からコピーキー20へ携帯端末装置60のIDが送出されるとともに、コピーキー20から携帯端末装置60の送受信部52へコピーキー20のIDが送出され、携帯端末装置60とコピーキー20との間で通信が確立される。
これにより、使用者が外出時に携帯端末装置60を充電器であるマスターキー70から取り外した場合や、マスターキー70からの取り外し時点あるいは使用制限機能のオフ時点から所定時間経過した場合などに、セキュリティが確保された安全な領域から外に出るとみなして、携帯端末装置と無線通信ユニットとの無線認証による使用制限機能を再設定することができる。使用者は、携帯端末装置とコピーキーとの無線認証が不可となった場合に使用制限がかかるので、外出先でセキュリティを確保でき、安心して携帯端末装置を使用することができる。
上述したように、本実施形態によれば、自宅内等のセキュリティが確保され、使用制限が不要である安全な場所においては、携帯端末装置と無線通信ユニットとの無線認証に基づく使用制限機能を解除することが可能となり、正規の使用者にとっては使用制限がかかることなく携帯端末装置を自由に使用することができるようになる。
なお、携帯端末装置及び無線通信ユニットの構成は、上述した本実施形態の機能構成を有していれば、形態等は特に限定されない。携帯端末装置は、携帯電話装置の他に、携帯情報端末(PDA)、携帯型ゲーム装置、携帯型音楽プレーヤなど、種々の携帯型装置に応用することができる。無線通信ユニットは、充電器に内蔵されたもの、ホルダー型のもの、カード型、クリップ型、キーホルダー型、あるいは携帯ストラップ型のものなど、種々の形態に適用できる。
本発明は、セキュリティが確保され使用制限が不要な場所においては使用制限機能を解除でき、正規の使用者が自由に使用することが可能となる効果を有し、使用制限機能を持つ携帯端末装置、及びその携帯端末装置を含む使用制限制御システム等に有用である。
本発明の実施形態に係る携帯端末装置及び無線通信ユニットを含む使用制限制御システムの主要構成を示すブロック図 第1の実施形態における使用制限制御システムの動作の概要を示す図 第1の実施形態における使用制限解除動作の概略手順を示すフローチャート 第1の実施形態における使用制限解除時の機能構成を示すブロック図 第1の実施形態における使用制限解除時の動作を示すシーケンス図 第1の実施形態における使用制限再設定時の機能構成を示すブロック図 第1の実施形態における使用制限再設定時の動作を示すシーケンス図 第2の実施形態における使用制限制御システムの動作の概要を示す図 第2の実施形態における使用制限解除動作の概略手順を示すフローチャート 第2の実施形態における使用制限解除時の機能構成を示すブロック図 第2の実施形態における使用制限解除時の動作を示すシーケンス図 第2の実施形態における使用制限再設定時の機能構成を示すブロック図 第2の実施形態における使用制限再設定時の動作を示すシーケンス図
符号の説明
10、60 携帯端末装置
11、61 無線認証部
12 無線通信部
13 送受信部
14 表示部
15 操作部
16 制御部
20 無線通信ユニット(コピーキー)
21 無線認証部
22 報知部
30、70 無線通信ユニット(マスターキー)
31 無線認証部
32 報知部
40 家
41 ドア
42 ドア鍵(外鍵)
43 ドア鍵(内鍵)
51 ID格納部
52 送受信部
53 レベル判定部
54 比較部
55 機能制御命令部
56 アラーム部
57 送受信部
58 判定部
59 制御信号生成部

Claims (8)

  1. 所定距離内にある無線通信ユニットとの間で通信を行い、認証結果によって自装置の所定の機能に関する使用制限を制御する機能制御手段と、
    所定の判断条件に基づいて使用制限が不要な領域にあることを判断し、前記機能制御手段による使用制限機能を解除する使用制限解除手段と
    を備える携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    前記機能制御手段は、マスターとなる第1の無線通信ユニット、または前記第1の無線通信ユニットの機能を複製したコピーである第2の無線通信ユニットとの間で通信を行って前記使用制限機能を実行するもので、
    前記使用制限解除手段は、前記所定の判断条件として、前記第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に前記機能制御手段による使用制限機能を解除する携帯端末装置。
  3. 請求項2に記載の携帯端末装置であって、
    当該装置の使用者が本拠とする場所のドア鍵を開閉するための通信を行うドア鍵開閉手段をさらに備え、
    前記使用制限解除手段は、前記所定の判断条件として、前記本拠とする場所への使用者の入場時に前記ドア鍵開閉手段によりドア鍵が開錠された後、前記第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に前記機能制御手段による使用制限機能を解除する携帯端末装置。
  4. 請求項2に記載の携帯端末装置であって、
    前記第1の無線通信ユニットは、当該装置の電源の充電を行う充電器を兼ねるものであり、
    前記使用制限解除手段は、前記所定の判断条件として、当該装置が前記充電器に装着されて前記第1の無線通信ユニットとの間で通信が確立した場合に前記機能制御手段による使用制限機能を解除する携帯端末装置。
  5. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    所定の判断条件に基づいて使用制限が必要な領域にあることを判断し、前記機能制御手段による使用制限機能を再設定する使用制限再設定手段をさらに備える携帯端末装置。
  6. 請求項5に記載の携帯端末装置であって、
    当該装置の使用者が本拠とする場所のドア鍵を開閉するための通信を行うドア鍵開閉手段をさらに備え、
    前記使用制限再設定手段は、前記所定の判断条件として、前記本拠とする場所からの使用者の出場時に前記ドア鍵開閉手段によりドア鍵が開錠または施錠された場合に、前記機能制御手段による使用制限機能を再設定する携帯端末装置。
  7. 請求項5に記載の携帯端末装置であって、
    前記使用制限再設定手段は、前記所定の判断条件として、前記第1の無線通信ユニットとの間での通信が切断された時点、または前記使用制限解除手段により使用制限機能が解除された時点から所定時間経過した場合に、前記機能制御手段による使用制限機能を再設定する携帯端末装置。
  8. 携帯端末装置と無線通信ユニットとの間で無線認証の通信を行い、認証結果によって前記携帯端末装置の所定の機能に関する使用制限を制御する使用制限制御システムであって、
    前記無線通信ユニットが、所定距離内にある前記携帯端末装置との間で無線認証を行う無線認証手段を備え、
    前記携帯端末装置が、所定距離内にある前記無線通信ユニットとの間で無線認証を行い、認証結果によって自装置の所定の機能に関する使用制限を制御する機能制御手段と、所定の判断条件に基づいて使用制限が不要な領域にあることを判断し、前記機能制御手段による使用制限機能を解除する使用制限解除手段とを備える使用制限制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016117155A1 (ja) * 2015-01-22 2016-07-28 オリンパス株式会社 携帯端末機器、情報管理機器、及び情報管理システム
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